JP2006098474A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一次転写部の異常放電による画像不良のない画像形成装置を提供すること。
【解決手段】複数の現像手段と、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体表面を帯電する帯電器と、前記像担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、前記像担持体に対向して設置され、前記像担持体上のトナー像を転写材上又は中間転写体上に転写ニップを介して転写する転写手段と、前記転写手段にバイアス電圧を印加する転写電源と、を有する画像形成装置において、前記像担持体上に前記露光装置によって形成される画像情報の静電潜像部よりも上流に、前記露光装置により所定の静電潜像部を形成し、前記所定の静電潜像部に対して、前記転写電源により前記転写手段へバイアス電圧を印加し、前記転写ニップのインピーダンスを検知することで、前記像担持体上の画像情報の前記トナー像を前記転写材又は前記中間転写体へ転写する場合に用いるバイアス電圧を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関するものである。
従来、カラーの画像形成装置としては、電子写真方式、熱転写方式、インクジェット方式等、種々の方式が知られているが、これらのうち電子写真方式のものは、他の方式のものに比べ、画像形成速度、画質、静粛性等の点で優れている。
電子写真方式を採用する画像形成装置の中でも、更に種々の方式がある。例えば、感光体表面にカラー像(複数色のトナー像)を重ねた後、転写材に一括転写して像形成を行う多重現像方式や、現像−転写のサイクルを繰り返し行う多重転写方式、一旦、中間転写体上に各色のトナー像を順次一次転写した後、転写材上に一括転写する中間転写方式等がある。これらのうち、特に中間転写方式のものは、質や厚さの異なる様々な転写材の使用が可能であること等の利点を有する。(例えば、特許文献1参照)
図13に、中間転写方式の画像形成装置の一例として4色のフルカラーレーザビームプリンタの概略を示す。図13に示すように、像担持体である感光ドラム1の周面には、回転方向(矢印R1方向)に沿って順に、帯電器2、レーザ光を感光ドラム1に照射する露光装置3、現像器5,6,7,8、中間転写ベルト9及び感光ドラムクリーナー16が配置されている。
先ず、感光ドラム1は、その表面が帯電器2によって負極性に帯電される。次に、帯電された感光ドラム1は、露光手段3の露光Lにより表面に静電潜像が形成(露光された部分は表面電位が上がる)される。現像器支持体4に搭載された1色目のイエロートナーが入った現像器5によって、感光ドラム1上の静電潜像部にトナーを付着させ、トナー像を形成する。
中間転写ベルト9は、2つの支持軸(二次転写対向ローラ12、テンションローラ14)に支持され、図中矢印R4方向に回転する二次転写対向ローラ12によって矢印R3方向に回転する。そして、中間転写ベルト9に従動回転する一次転写ローラ10に、一次転写電源17から正極性の一次転写バイアスが定電圧で印加されると、感光ドラム1上のトナー像は、一次転写ニップ部N1を介して一次転写される。
ここで、一次転写ローラ10に印加される一次転写バイアスは、一次転写前に行われる一次転写バイアス制御によって決定される。一次転写前の非画像領域で、一次転写ローラ10に所定の定電圧を印加し、そのときに流れる電流から、一次転写ローラ10、中間転写ベルト9及び感光ドラム1の合成インピーダンスを検知する。ここで検知した合成インピーダンスから、一次転写に必要な電流を流すための電圧を算出し、一次転写バイアスとしている。この一次転写バイアス制御をATVC(Automatic Transfer Volt age Control )(例えば、特許文献2参照)を行うことで、環境変化に伴う転写部材の抵抗変動や転写部材の製造上の抵抗バラツキがあっても、一次転写電流を制御することが可能である。
一次転写後の感光ドラム1は、弾性体ブレードを有する感光ドラムクリーナー16によって表面の一次転写残トナーが除去される。
以上の帯電、露光、現像、一次転写、クリーニング、除電の一連の画像形成プロセスを、各現像器6,7,8に収納された2色目マゼンタ、3色目シアン、4色目ブラックのトナーについても繰り返し行い、中間転写ベルト9上に4色のトナー像を重ねる。
次いで、二次転写ローラ当接離間カム21が矢印R5方向に180°回転することにより、二次転写ローラ1 1 が中間転写ベルト9に当接すると、不図示の搬送機構により転写材Pが二次転写ニップ部N2に搬送される。二次転写ローラ11に二次転写電源18から正極性の二次転写バイアスが印加され、4色のトナー像が転写材P表面に一括して二次転写される。表面に4色の未定着トナー像を担持した転写材Pは、定着器(不図示)に搬送され、表面のトナー像が定着されて画像形成が完了する。
一方、中間転写体ベルト9上には、二次転写後に転写材Pに転写されないで残ってしまう二次転写残トナーがある。この二次転写残トナーは、一次転写ニップ部N1に到達する前に、二次転写残トナー帯電ローラ電源13より、交番電圧に正極性の直流電圧を重畳したバイアスが印加された二次転写残トナー帯電ローラ19により正極性に帯電される。正極性に帯電された二次転写残トナーは、一次転写ニップ部N1にて、一次転写電源17から二次転写残トナーと同極性のクリーニングバイアスが印加されると、感光体ドラム1へと静電的に転写され、中間転写体ベルト9上から除去される。尚、二次転写残トナー除去を、以下ICLと省略する(例えば、特許文献3参照)。このICL方式は、ブレード等を用いて中間転写体上の残留トナーを掻き取るクリーニング方式とは異なり、中間転写体ベルトを傷めにくく、廃トナー容器を別途設ける必要がない等、優れた利点を有している。
又、本例では安定した画像濃度を出力するために、定期的に濃度調整を行っている。濃度調整は、中間転写ベルト9上に面積階調による特定のハーフトーンパターンやベタ画像を形成し、発光素子と受光素子から成る濃度検知センサー23で中間転写ベルト9上の画像の反射光量を測定することにより、現像バイアス電位等の画像形成条件を決定することで行われる。この濃度調整は、画像形成装置の電源投入時、現像器の交換後及び所定枚数印刷後に行われ、常に安定した画像品質が保たれるようになっている。濃度検知は、感光ドラム上で行う場合もあるが、本例では中間転写ベルト上で行っている。
特開2003−76099号公報(第5項、図1) 特開平2−264278号公報 特開2003−241479号公報(第10項、図1)
しかしながら、上記従来例では、一次転写部で異常放電が発生する場合があり、その異常放電によりトナー像が乱れ画像不良になることがあった。以下に一次転写部で異常放電が発生する原因を説明する。
一次転写部での異常放電は、一次転写時に流れる転写電流が小さい場合に、一次転写ニップ部下流で発生する。そのため、異常放電の発生しないようない転写電流領域を制御すれば良い。従来の一次転写バイアスを決定する一次転写前のATVCでは、実際の一次転写時に流れる転写電流を正確に制御することができなかった。従来のATVCは、静電潜像がなくトナー像が現像されていない感光ドラムに対して行われるため、実際の一次転写時に存在するトナー層の抵抗分や感光ドラムの静電潜像電位を考慮に入れていなかった。そのため、実際の一次転写時には、所望の電流が正確に得られない場合があった。特に、ベタ画像を印字する場合には、一次転写電位と感光ドラムの表面電位との電位差が小さくなり、又、トナー量も多いため、一次転写における転写電流が少なくなり、異常放電が発生し易かった。
更に、高温高湿度環境になると、一次転写ローラや中間転写ベルトの抵抗が下がるため、露光による感光ドラムの電位変動の影響が大きく、実際の一次転写時に流したい電流を、一次転写前のATVCで制御するのは困難であった。そのため、異常放電の発生しない一次転写電流を制御できず、一次転写部で異常放電が発生することがあった。
本発明の目的は、一次転写部の異常放電による画像不良のない画像形成装置を提供することである。
上記目的を解決するため、請求項1記載の発明は、トナー像を形成する複数の現像手段と、前記トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体表面を帯電する帯電器と、前記像担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、前記像担持体に対向して設置され、前記像担持体上のトナー像を転写材上又は中間転写体上に転写ニップを介して転写する転写手段と、前記転写手段にバイアス電圧を印加する転写電源と、を有する画像形成装置において、前記像担持体上に前記露光装置によって形成される画像情報の静電潜像部よりも上流に、前記露光装置により所定の静電潜像部を形成し、前記所定の静電潜像部に対して、前記転写電源により前記転写手段へバイアス電圧を印加し、前記転写ニップのインピーダンスを検知することで、前記像担持体上の画像情報の前記トナー像を前記転写材又は前記中間転写体へ転写する場合に用いるバイアス電圧を決定することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記所定の静電潜像部には、前記現像手段により前記トナー像が現像されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記インピーダンスの検知は、前記現像手段のトナーのリフレッシュクリーニングを兼ねることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記所定の静電潜像部は、ベタ黒電位であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、環境検知手段を有し、前記環境検知手段により検知された結果に基づき、前記インピーダンスの検知の実行有無を決定することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、感光ドラムの露光された静電潜像部に対して一次転写部のインピーダンス検知を行い、一次転写バイアスを制御することで、一次転写時に所望の転写電流を流すことができる。
請求項2記載の発明によれば、上記静電潜像部にトナーを現像し、トナー層を含めた一時転写部のインピーダンス検知を行うことで、更にトナー層の抵抗分を考慮に入れた一次転写バイアスを制御をすることができる。
請求項3記載の発明によれば、現像ローラ上に堆積する劣化トナーを利用し、トナー層を含めた一次転写部のインピーダンス検知を行うことで、トナー消費量を低減することができる。
請求項4記載の発明によれば、上記静電像部をベタ黒電位にし、一次転写部のインピーダンス検知を行うことで、感光ドラムの表面電位が最も変化した場合で、且つ、トナー層の抵抗が最大の時のインピーダンスを検知することができる。
請求項5記載の発明によれば、異常放電の発生し易い高温高湿度環境のみで、トナー層を含めた一次転写部のインピーダンス検知を行うことで、高温高湿度環境以外では一次転写部のインピーダンス検知にトナー消費がない。
以上より、一次転写時に所望の転写電流が流すことが可能であり、 一次転写時の異常放電をなくし、画像不良の発生を防止することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
本実施の形態に係る画像形成装置の一次転写バイアス制御以外の構成は従来例と同じであり、図13の概略図を用いて説明し、従来例と同一の部材については説明を略す。
本実施の形態は、感光ドラムにベタ黒静電潜像電位を形成し、トナー像を現像させた部分に対して一次転写のATVCを行うことを特徴としている。以下に詳しく説明する。
図1は本実施の形態における感光ドラム1周辺の概略図である。
従来例と同様に、先ず、感光ドラム1は、その表面が帯電器2によって負極性に帯電される。帯電器2は、ローラ形状で感光ドラム1に従動しており、帯電器電源15により交番電圧に直流電圧を重畳した帯電バイアスが帯電器2の芯金より印加されることで感光ドラム1の帯電を行えるようになっている。又、感光ドラム1の直径はφ50mmであり、矢印R1方向に表面速度120mm/secで回転駆動されている。本実施の形態では、帯電器2の帯電による感光ドラム1の表面電位を暗部電位として約−600Vに設定した。
次に、感光ドラム1は、露光装置3により露光されるが、画像情報の静電潜像部が露光される前にATVCを行うためのベタ黒静電潜像部が露光される。この露光は、画像の先端書き出しより865msec手前で始まり、一次転写部ニップ部N1で行われるATVCに要する時間である365msecの間、露光が行われる。ベタ黒静電潜像部形成のためレーザー光Lは全点灯され、暗部電位に露光された感光ドラム1は、表面電位が約−150Vに上がり明部電位となる。感光ドラム1は、表面速度120mm/secで365msecの間、長手幅全域に露光されるため周方向の長さ43.8mm、長手幅209mmの明部電位が感光ドラム1上に形成される。
このとき、1色目のイエロー現像器5は、現像位置にあり、φ16mmの現像ローラ22が表面移動速度180mm/secで図中矢印R6方向に回転駆動され、感光ドラム1に当接される。現像ローラ22には、現像バイアス電源20より直流電圧が印加される。本実施の形態において、現像バイアスは−430V〜−450Vの範囲で用いた。感光ドラム1のベタ黒静電潜像部がこの現像ローラ22を通過すると、イエロートナーは、感光ドラム1上へベタ画像として現像される。感光ドラム1上に現像されたベタ画像は、一次転写ニップ部N1でATVCが行われる。一次転写ローラ10は、φ14.0mmのNBR系イオン導電ゴムで、導電材等で実抵抗1.0×108 [Ω]になるように調整したものを用いた。従来例と同様に、一次転写ローラ10は、中間転写ベルト9に従動回転している。中間転写ベルト9には、厚さ100μm、体積抵抗1.0×1011[Ω・cm]のPVDF(ポリフッ化ビニリデン)の樹脂ベルトを用いた。中間転写ベルト9の表面移動速度は、感光ドラム1の表面速度と同様であり、矢印R3方向に120mm/secの速さで駆動されている。
次に、本実施例のATVCについて説明する。
本実施の形態のATVCは、一次転写バイアスを変化させ、一次転写ニップ部N1のインピーダンスを検知することで、一次転写時に一定バイアスを印加する定電圧制御である。ATVCのタイミングを図2に示す。本実施の形態のATVCは、前半の165mmsecで行われる粗調整と後半の200msecで行われる微調整から成る。前半の165msecの粗調整は、先ず、300V程度の一次転写バイアスを与え、そのときの一次転写ニップ部N1に流れる電流を検知し、目標電流に近づくように、一次転写バイアスを大きく変化させる。このとき、一次転写バイアスの最小変化量は50Vであり、バイアスの切り替えとバイアスの立ち上がり時間を含み55msec与えられる。一次転写バイアスが安定したところで電流の検知を5msec行い、再び目標電流に近づくように一次転写バイアスを変化させる。粗調整では、このバイアス印加と電流検知が3回行われ、目標電流を流すための一次転写バイアスが大まかに調整される。
次いで、後半の200msecで更に目標電流に近づくように、一次転写バイアスを調整する微調整が行われる。粗調整における3回目のバイアス印加後の電流検知結果を基に、目標電流に近づくような一次転写バイアスを印加する。このとき、一次転写バイアスの最小変化量は15Vであり、バイアスの切り替えとバイアスの立ち上がり時間を含み50msecが与えられる。一次転写バイアスが安定したところで電流の検知を5msec行い、再び目標電流に近づくように一次転写バイアスを細かく変化させる。微調整では、このバイアス印加と電流検知が4回行われ、最終的に印加する一次転写バイアスを決定する。
従来、上述したように、感光ドラム1に静電潜像を与えず、トナー像を現像していない部分でATVC(以下、ベタ白ATVCと略する)を行っていたため、実際の転写時の電流を正確に制御することが困難であった。以下に詳しく説明する。
図3に、低温低湿度環境下(温度:15℃/湿度:10%)、常温常湿度環境下(温度:23℃/湿度:60%)、高温高湿環境下(温度:30℃/湿度:80%)におけるベタ画像有り(ベタ黒)及び画像無し(ベタ白)時の電流−電圧特性を示す。低温低湿度環境下では、一次転写ローラ10や中間転写ベルト9の抵抗が高くトナーの抵抗の影響が小さくなり、又、一次転写バイアスも高くなるため、露光による感光ドラム1の電位変動の影響も小さくなる。そのため、ベタ白−ベタ黒の電流差も約1μA程度と小さい。
一方、高温高湿環境下では、一次転写ローラ10や中間転写ベルト9の抵抗が低くなるため、トナーの抵抗の影響及び露光による感光ドラム1 の電位変動の影響も大きくなり、ベタ白−ベタ黒の電流差が3μA以上になることがある。画像不良の原因となる異常放電は、各環境共にベタ黒電流で決まり、約7μA以下の場合に発生する。そのため、異常放電の発生しない7μA以上のベタ黒電流を流すために、従来のベタ白ATVCでこのベタ黒電流を制御すると、ベタ白目標電流値を各環境とも10μA以上に設定するか、各環境で目標電流値を変えなければならなくなる。ベタ白目標電流値を10μA以上に設定すると低温低湿度環境において、ベタ黒電流が9μA以上流れてしまうことになる。ベタ黒電流で9μA以上流れてしまうとトナーの極性が反転する場合があり、感光ドラム1へトナーが再転写し、画像不良が発生することがあった。又、各環境によって一次転写目標電流値を変更するには、環境を検知するための温湿度センサー等が必要であり、本体構成をより複雑にしなければならなかった。
本実施の形態の上記ATVCは、感光ドラム1の表面電位が明部電位で、且つ、トナーの現像された状態でATVC(以下、ベタ黒ATVCと略する)が行われるため、露光された感光ドラム1と一次転写ローラ10との電位差及びトナーの抵抗分を加味して、一次転写ニップ部N1のインピーダンスを検知できるようになっている。ベタ黒ATVCを行うことで、本体構成を複雑にすることなく各環境とも所望のベタ黒電流を確実に流すことが可能である。本実施の形態では、ベタ黒ATVCの目標電流値を7.5μAとした。
図4に、一次転写ニップ部N1におけるベタ黒ATVCを行う時の感光ドラム1の表面電位と一次転写バイアスの関係を示す。
上記ATVCにより一次転写バイアスが決定すると、紙先端余白を含み500msec後に、画像の一次転写が始まるようになっている。以上、説明したベタ黒ATVC及び画像の一次転写は、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順で各色について行われる。2色目以降は、順次色が重ねられながらベタ黒ATVCが行われるため、複数色のトナー層の抵抗分も加味されるようになっている。中間転写ベルト9上に4色のトナー像が一次転写されると、転写材P上へ二次転写するために、二次転写ローラ11の当接が行われる。二次転写ローラ11の当接は、ベタ黒ATVCのための4色重ねられたベタ黒画像が二次転写ローラ11を通り過ぎると同時に行われ、200msec後に二次転写ローラ11の当接が完了するようになっている(図4中、矢印T2)。二次転写ローラ11が当接すると、従来例同様に、転写材Pが二次転写ニップ部N2に搬送され、中間転写ベルト9上の4色のトナー像は、転写材P上へ二次転写が行われる。
一方、ベタ黒ATVCのために重ねられた4色のベタ黒画像は、二次転写残トナー帯電ローラ19により正極性に帯電され、従来例記載のICLが行われ、感光ドラム1に回収される。連続して印字する場合は、このICLによる回収と同時に、1色目のイエローの一次転写バイアスを決定するためのベタ画像が、再び同位置に一次転写されながらベタ黒ATVCが行われ、1色目の一次転写に移るようになっている。
以上説明した本実施の形態の構成と、比較例として従来構成とを用いて、印字試験を行った。印字試験は、低温低湿度環境下(温度:15℃/湿度:10%)、常温常湿度環境下(温度:23℃/湿度:50%)及び異常放電の発生し易い高温高湿環境下(温度:30℃/湿度:80%)の3環境において、ベタ画像を印字し、異常放電による画像不良の確認を行った。印字試験の結果を図5に示す。図中○印は、異常放電による画像不良が全くないことを示し、図中×印は、異常放電による画像不良が発生していることを示している。本実施の形態の構成では、ベタ画像に流す一次転写電流が低下し易い高温高湿度環境下においても、一次転写時のベタ黒電流を正確に制御(7.5μA)することができ、一次転写部での異常放電の発生はなく、画像不良を防止することができた。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
実施の形態1の構成により、一次転写ニップ部N1での異常放電をなくし、画像不良を防止することができたが、1枚の印刷毎にベタ黒ATVCを行うためトナーの消費量が多く、印刷1枚当たりのコストを高めることになった。本実施の形態では、画像の濃度補正を行う濃度検知時及び現像ローラに堆積する劣化トナーを感光ドラム上に吐出す場合のみにベタ黒ATVCを行い、一次転写ニップ部での異常放電をなくし、印刷1枚当たりのコスト増加を抑えることを特徴としている。以下に詳しく説明する。
本実施の形態の概略図を図6に示す。尚、従来例及び実施の形態1と同一部材については同一記号で示して説明を略す。
本実施の形態に係る画像形成装置は、従来例同様、安定した画像品質を保つために、定期的に濃度調整を行っている。中間転写ベルト9上にベタ画像29を形成し、発光素子と受光素子から成る濃度検知センサー28で中間転写ベルト9上のベタ画像29の反射光量を測定することによって、現像バイアス電位等の画像形成条件を決定し、最大濃度を調整している。濃度調整タイミングは、画像形成装置の電源投入時、現像器5〜8の交換時、100枚印字毎及び12時間経過毎に行われるようになっており、画像形成装置の寿命を通して安定した画像濃度が得られるようになっている。
本実施の形態では、この濃度調整用のベタ画像29を中間転写ベルト9上に一次転写するときに、ベタ黒ATVCを行う。濃度調整用のベタ画像29は、長さW1が43.8mm、長手幅が209mmで、実施の形態1のベタ黒ATVCのベタ画像長と同一である。ベタ黒ATVCも実施の形態1同様、前半165msecの粗調整と後半200msecの微調整とから構成され、ベタ黒電流が7.5μAになるように一次転写バイアスが調整される。濃度調整用のベタ画像29は、80mm間隔でイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順で、中間転写ベルト9上に順次、転写及びベタ黒ATVCが行われ、中間転写ベルト9が1周する間に、各色の濃度調整及び一次転写バイアスが決定される。又、濃度検知センサー28による濃度検知は、ベタ黒ATVC時の転写電流がおおよそ7.5μAに安定している微調整を行った部分で検知するように、濃度調整用ベタ画像29後半の10mmで反射光量を測定し、濃度調整精度を高めている。中間転写ベルト9上の各色濃度調整用ベタ画像は、ベタ黒ATVC及び濃度検知が完了するとICLにより一次転写ニップ部N1を介して感光ドラム1に回収され、クリーニングされる。
本実施の形態では、ブラックのトナーが感光ドラム1に回収された直後、ベタ白ATVCが行われる。ベタ白ATVCの目標電流値は、濃度調整時のベタ黒ATVCと同一で、7.5μAである。ベタ白ATVCでは、感光ドラム1の表面電位が−600Vの暗部電位で、トナー像が現像されていない部分(ベタ白部)に対して行うため、7.5μA流すための一次転写バイアスは、濃度調整時のベタ黒ATVCの結果よりも低くなる。
図7に、濃度調整時のベタ黒ATVCとベタ白ATVCの差を示す。ベタ白ATVCも濃度調整時のベタ黒ATVC同様、粗調整と微調整から構成され、そのタイミングも調整時間もベタ黒ATVCと同一であり、目標電流である7.5μAに近づくよう一次転写バイアスが調整される。このベタ白ATVCの結果は、濃度調整時のベタ黒ATVC結果との差を取ることにより、感光ドラム1の電位変化とトナーの抵抗による一次転写バイアスの変化量Vv(以下、ベタ黒ベタ白電位差と略する)を検知するために行われる。
又、本実施の形態における一次転写前のATVCもベタ白ATVCで行う。この一次転写前のベタ白ATVCでは、一次転写直前の中間転写ベルト9と一次転写ローラ10のインピーダンス検知を目的としている。図8に、一次転写ニップ部N1におけるベタ白ATVCを行う時の感光ドラム1の表面電位と一次転写バイアスの関係を示す。一次転写前のベタ白ATVCのタイミングは、実施の形態1のベタ黒ATVCと同様で、画像の先端書き出しより865msec手前で始まり、365msec行われる。ベタ白ATVCが終わると500msec後に一次転写に入るが、一次転写バイアスには、一次転写前のベタ白ATVCの結果に、濃度調整時に検知したベタ黒ベタ白電位差Vvを加え、これを一次転写バイアスとして用いる。
2色目以降のマゼンダ、シアン、ブラックについても1色目と同様にベタ白ATVCを行い、各色一次転写前のベタ白ATVCで得られた結果に、濃度調整時のベタ黒ベタ白電位差Vvを加えたバイアスを一次転写バイアスとして一次転写を行う。ベタ黒ベタ白電位差Vvの値は、次のベタ黒ベタ白電位差Vv検知が入るまで保存され、一次転写前の各ベタ白ATVCの結果に加えられ、一次転写バイアスとする。そのため、繰り返される印字により一次転写ローラ10及び中間転写ベルト9の抵抗が変動した場合においても抵抗変動分を考慮できるため、一次転写時の転写電流の精度を高めることができる。
又、本実施の形態では、画像不良を防止するために、現像ローラ22に堆積する劣化トナーを感光ドラム1上に吐出すリフレッシュクリーニングを行っている。印字率の低い画像を多く印刷すると、現像ローラ22上にトナーが現像されずに残ってしまう。この現像ローラ22上のトナーは、現像器内での攪拌による摩擦帯電も無く現像ローラ22表面に滞在し続けるため劣化し、電荷の低下や、電荷分布のバラツキ等が発生する場合がある。現像ローラ22上に、この劣化トナーが堆積し、次に高印字率の画像を印刷した場合、濃淡ムラとして画像に現れたり、画像不良の原因となることがある。そのため、低印字率の画像を印刷する場合、定期的に現像ローラ22上に堆積する劣化トナーの吐出し(リフレッシュクリーニング)を行うことがある。本実施の形態においては、トナーの消費量と印字枚数をカウントすることで、平均トナー消費量をモニターし、これが所定値を下回った場合に現像ローラ22上に堆積する劣化トナーの吐出し(リフレッシュクリーニング)を行っている。
本実施の形態におけるトナーの消費量モニターの模式図を、例としてイエロー現像器5について、図9に示す。図9は、現像器5を正面から見た図であり、トナー23が現像器5中に入っているものとする。トナー残量検知センサー25は、画像形成装置本体側に設けられており、発光素子26と受光素子27から構成されている。現像器5には、無色透明な樹脂から成る透過性樹脂24が、発光素子26側と受光素子27側とに設置されている。現像器5が、現像位置にくると、発光素子26が発光し、透過性樹脂24を通り、90°に反射され、その光がトナー23の残量に応じて吸収され、透過した光のみが、受光素子27側の透過性樹脂24を通り、受光素子27に届くようになっている。
本実施の形態では、供給する光に対する透過から、トナーの消費量を検知している。ベタ画像(100%印字率)を1枚印字すると、発光量に対する受光量の比(透過率)が0.1%上昇するようになっている。印字枚数が50枚で、この透過率が0.1%以上、上昇しない場合、つまり50枚印刷したときの1枚当たりの平均印字率が2%以下の場合、現像ローラ22上に堆積する劣化トナーの吐出しが行われるようになっており、画像不良の発生を防止している。
本実施の形態では、上記劣化トナーの吐出し時に、ベタ黒ATVCを行っている。トナーの残量検知と劣化トナーの吐出しは、各色毎に行われるようになっており、吐出しタイミングは、実施の形態1におけるベタ黒ATVCと同じタイミングであり、画像の先端書き出しより865msec手前で365msecの間、感光ドラム1は露光され、現像ローラ22上の劣化トナーの吐出しが行われる。そして、この劣化トナーの吐出しと同時に、実施の形態1同様、ベタ黒ATVCが行われるようになっている。ベタ黒ATVCが行われた次の一次転写のATVCでは、ベタ白ATVCが行われ、上述の濃度調整時のベタ黒ATVCと同様に、ベタ黒ベタ白電位差Vvが得られる。このベタ黒ベタ白電位差Vvは、次の劣化トナーの吐出し時又は濃度調整時のベタ黒ATVCが行われるまでの一次転写前ベタ白ATVCの結果に加えられ、一次転写バイアスとして用いられる。
以上説明した本実施の形態の構成と、比較例として従来例及び実施の形態1の構成とで、印字試験を行った。印字試験は、低温低湿度環境下(温度:15℃/湿度:10%)、常温常湿度環境下(温度:23℃/湿度:60%)及び転写電流が低下し易い高温高湿環境下(温度:30℃/湿度:80%)の3環境で行った。印字試験の印字パターンは、ベタ画像2枚、各色4%印字率50枚、各色2%印字率50枚の順で繰り返し印刷し、現像器の寿命まで行い、ベタ画像による画像不良(異常放電による画像不良及び劣化トナーによる濃度ムラ)の確認と印刷枚数からトナーの消費量を確認した。図10に印字試験の結果を示す。×は、画像不良ありを示し、○は、画像不良無しを示す。
実施例1同様、本実施例の構成においても、高温高湿度環境の異常放電による画像不良を防止することができた。また、低印字率の連続印刷から発生する劣化トナーを定期的に吐出すことで、濃度ムラの発生も抑えることができた。濃度検知を行なう場合及び現像ローラの劣化トナーの吐出しを行なう場合にのみ、ベタ黒ATVCを行なうことで、ベタ黒ATVCのために消費するトナーを無くすことができ、本印字試験においては、実施例1に比べ、現像器寿命を50%以上延ばすことができた。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3を以下に説明する。
一次転写部の異常放電による画像不良は、特に高温高湿度環境で発生する。そのため、本実施の形態では、温湿度の検知を行い、高温高湿度の場合のみ、ベタ黒ATVCを行うことで、高温高湿度以外の環境でトナー消費量を低減させることを特徴としている。
図11に本実施の形態の概略図を示す。尚、従来例及び実施の形態1と同一部材については、同一記号で示し説明を略す。
本実施の形態に係る画像形成装置には、温湿度を検知する温湿度センサー29が設けられている。画像形成装置の電源オン時には、常に温湿度が検知されており、その環境における絶対湿度[g/m3 ]が計算される。
図12に温度と湿度による絶対湿度の関係を示す。
ここで、一次転写部の異常放電は、高温高湿度環境で発生するが、特に、絶対湿度が20g/m3 以上の場合に、顕著に発生することが分かっている。本実施の形態では、絶対湿度が20g/m3 以上の場合にのみベタ黒ATVCを行う。絶対湿度が20g/m3 以上の場合に行うATVCは、実施の形態2と同様であり、定期的な濃度調整時及び劣化トナーの吐出し時にベタ黒ATVCを行うようになっている。絶対湿度が20g/m3 未満の場合には、濃度調整時及び劣化トナーの吐出し時にATVCが行われず、濃度調整及び劣化トナーの吐出しのみが行われる。このとき、濃度調整用のベタ画像は、30mm×30mmのパッチであり、ベタ黒ATVCが行われる場合のトナー像の面積よりも1/10以下の面積で濃度検知が行われるため、濃度調整のためのトナー消費量を低減することができる。
又、絶対湿度が20g/m3 未満の場合の劣化トナーの吐出しも、50枚印刷したときの1枚当たりの平均印字率が2%以下の場合に行われるが、実施の形態2に比べ吐出し時間が短く280msecの間、劣化トナーの吐出しが行われる。これは、180mm/secの表面速度であるφ16mmの現像ローラ22が1周する時間であり、現像ローラ22の表面の劣化トナーは丁度1周分吐出される。そのため、劣化トナーの吐出しも無駄なく行われ、劣化トナーの吐出しによるトナー消費量を約25%低減することができる。
以上説明した構成において、実施の形態2と同様の印字試験を行った。実施の形態2と同様、現像器寿命まで各環境における異常放電及び濃度ムラの画像不良の発生はなかった。又、実施例2と比べ、本実施の形態の構成では、低温低湿度環境下、常温常湿度環境下において、濃度調整時及び劣化トナーの吐出し時のトナー消費量が低いため、現像器の寿命を約4%延ばすことができた。
本実施の形態における絶対湿度の検知は、温湿度センサーによって行ったが、コスト低減及び画像形成装置の簡単化のために、温湿度によって抵抗が変化する転写ローラや中間転写ベルト等にバイアスを印加し、抵抗変動を検知することで、簡易的に絶対湿度を調べ、ベタ黒ATVC実行の有無を決定しても良い。
又、上記実施形態においては中間転写方式の画像形成装置について本発明を適用した例を示したが、紙等の転写材を転写材担持ベルトに静電吸着等により担持し、これを搬送し、感光体ドラムからトナー像を転写材に多重転写してカラー画像を形成する画像形成装置において、転写材担持ベルトが転写材を担持する前に、上述のベタ黒ATVCを適用しても、正確な転写電流を制御することができる。
ベタ黒ATVCを行う場合、感光ドラム上の静電潜像部にトナー像を現像しないで行うことで、トナーを消費せず、感光ドラムの電位変動分を一次転写バイアスに反映することができる。又、静電潜像部の電位は、上記実施の形態のように、ベタ黒電位に限ることはなく、画像形成装置の本体構成に合わせ、異常放電の発生しないように感光ドラムの表面電位とトナー量を調整したハーフトーン電位で行っても、同様の作用効果が得られる。
本発明の実施の形態1における感光ドラム周辺を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるATVCのタイミングを示す図である。 ベタ画像有り及び画像無し時の電流−電圧特性を示す図である。 ベタ黒ATVCを行う時の感光ドラム表面電位と一次転写バイアスの関係を示す図である。 本発明の実施の形態1における印字確認の結果を示す図である。 本発明の実施の形態2における画像形成装置の概略を示す図である。 ベタ黒ATVCとベタ白ATVCの差を示す図である。 ベタ白ATVCを行う時の感光ドラム表面電位と一次転写バイアスの関係を示す図である。 トナー残量検知の概略を示す図である。 本発明の実施の形態2における印字確認の結果を示す図である。 本発明の実施の形態2における画像形成装置の概略を示す図である。 温湿度と絶対湿度の関係を示す図である。 従来の画像形成装置の概略を示す図である。
符号の説明
1 感光ドラム
2 帯電器
3 露光装置
4 現像器支持体
5〜8 現像器
9 中間転写ベルト
10 一次転写ローラ
11 二次転写ローラ
12 二次転写対向ローラ
13 二次転写残トナー帯電ローラ電源
14 テンションローラ
16 感光ドラムクリーナー
17 一次転写電源
18 二次転写電源
19 二次転写残トナー帯電ローラ
20 現像バイアス電源
21 当接離間カム
22 現像ローラ
23 トナー
24 透過性樹脂
25 トナー残量検知センサー
26 発光素子
27 受光素子
28 濃度検知センサー
29 濃度調整用トナー

Claims (5)

  1. トナー像を形成する複数の現像手段と、前記トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体表面を帯電する帯電器と、前記像担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、前記像担持体に対向して設置され、前記像担持体上のトナー像を転写材上又は中間転写体上に転写ニップを介して転写する転写手段と、前記転写手段にバイアス電圧を印加する転写電源と、を有する画像形成装置において、
    前記像担持体上に前記露光装置によって形成される画像情報の静電潜像部よりも上流に、前記露光装置により所定の静電潜像部を形成し、前記所定の静電潜像部に対して、前記転写電源により前記転写手段へバイアス電圧を印加し、前記転写ニップのインピーダンスを検知することで、前記像担持体上の画像情報の前記トナー像を前記転写材又は前記中間転写体へ転写する場合に用いるバイアス電圧を決定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定の静電潜像部には、前記現像手段により前記トナー像が現像されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記インピーダンスの検知は、前記現像手段のトナーのリフレッシュクリーニングを兼ねることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記所定の静電潜像部は、ベタ黒電位であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 環境検知手段を有し、前記環境検知手段により検知された結果に基づき、前記インピーダンスの検知の実行有無を決定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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