JP5374100B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
このような変化があると、電源投入時もしくは放置復帰後の画質濃度の変化や色調の変化を引き起こすことから、所望の印刷画質を確保する目的で、画質調整(プロコン)動作を実行している。
これによって、感光体ドラム101(101a〜101d)に形成された各色相のトナー像は中間転写ベルト11の外周面に順次重ねて転写され、中間転写ベルト11の外周面にフルカラーのトナー像が形成される。
画質調整(プロコン)には、次の2種類がある。
(1)高濃度補正(高濃度プロコン):
感光体上などにべた画像のトナー像パッチを作成し、そのパッチ画像のトナー像濃度が所定濃度を確保しているかによって画質調整(プロコン)の実施を判断する。
この高濃度プロコンには、例えば、ベタ画像の濃度を確保するために、実効現像電位(感光体の表面電位−現像バイアス)を変更するものであり、感光体の表面電位を調整する方法と現像バイアスを変更する方法とがある。
このため、前回のプロコンを実施したときの現像バイアスの設定値が前々回のプロコンを実施したときの現像バイアスの設定値より50V以上変化している場合には、画像形成装置の画像形成状況が大きく変化していると考え、電源投入時もしくは放置からの復帰時に高濃度プロコンを実施する。
高濃度プロコンでベタ画像の濃度は確保されている場合、感光体上などに複数の中間調(ハーフトーン)トナー像パッチを作成して、そのトナー像濃度が所定レベルからずれているかによって、中間調プロコンの実施を判断する。この中間調プロコンには、露光量を調整する方法と中間調画像のディザ値を変更する方法とがある。
また、先述のように、極端にトナー補給がなく低印字率の原稿を連続して印刷した場合には、現像剤に大きな劣化を及ぼしていることになり、放置前には画質調整(プロコン)に入ったとすると、電源投入時もしくは放置からの復帰時には、異なる画質調整(プロコン)条件に変化していることも度々あった。
このため、本実施形態では、現像剤の寿命に応じて、画質調整(プロコン)を行うか否かの閾値を変更することによって、精度よく画質調整(プロコン)を行うことで、ライフを通じて常に高画質を維持するようにする。
図3は、本実施形態に係る画質調整機能の部分の詳細な機能構成を示すブロック図であり、画質調整機能は、通常の画質調整機能に加えて、閾値設定部21、高濃度プロコン実施部22、中間調プロコン実施部23、閾値情報記憶部24、現像バイアス記憶部25、ディザ値記憶部26、ディザ値基準記憶部27を含んで構成される。
また、画質調整(プロコン)の実施後の累積印刷枚数も印字部で更新されるものとする。
この累積印刷枚数は、プロコン実施以降において、モノクロおよびカラー印刷毎に印刷した枚数が印字部によって算出されて、累積情報として記憶装置に記憶される。
図4に例示したように、累積印刷枚数の範囲(千枚単位)に現像バイアスの閾値が対応したものとして記憶装置の閾値情報記憶部24に記憶されている。
例えば、プロコン実施以降に、モノクロ印刷で25000枚印刷した場合には、現像バイアスの閾値は45Vに、また、モノクロ印刷で60000枚印刷した場合には、現像バイアスの閾値は35Vに設定される。
上記の比較では、モノクロおよびカラー印刷の色毎に行われ、いずれか1つで高濃度プロコンを実施すると判定された場合に、高濃度プロコンを実施するものと判定する。
まず、感光体ドラム101に対して帯電、露光、現像を行い、その際、現像バイアスの設定値を変化させて各感光体ドラム101上に各色の所定の高濃度補正用トナーパターンを形成し、形成した各色の複数個の高濃度補正用トナーパターンを中間転写ベルト11に転写する。
まず、感光体ドラム101に対して帯電、露光及び現像を行うことによって感光体ドラム101上に各色の所定の濃度の中間調補正用トナーパターン1〜17を形成し、このトナーパターンを中間転写ベルト11に転写する。
次に、これら各中間調補正用トナーパターンを濃度検知センサーにて順に測定し、各測定結果から濃度値を検出し、この濃度値に対するディザ値を求め、各中間調補正用トナーパターンに対して各色ごとに求めたディザ値をディザ値記憶部26に記憶する。
画像形成装置に電源が投入されるか、もしくは、放置から復帰したときに、閾値情報記憶部24を参照して、累積印刷枚数に対応した現像バイアスの閾値を取り出して、高濃度プロコンを実施するか否かを判定する閾値を設定する(ステップS11)。
Claims (2)
- 所定のタイミングで画質調整を行う電子写真方式の画像形成装置であって、
画質調整後からの累積印刷枚数を算出する手段と、
前回と前々回の画質調整を実施したときの現像バイアスの設定値の変化量を記憶する手段と、
予め定めた累積印刷枚数に対応して所定印刷枚数毎に低減する閾値を記憶する手段と、
予め定めた少なくとも17以上の所定数に区分した中間調パッチ毎の濃度値に対応して基準ディザ値を記憶する手段と、
電源投入時もしくは放置からの復帰時に、その時の前記算出した累積印刷枚数に対応する前記閾値と、前記現像バイアスの設定値の変化量を比較し、前記変化量が前記閾値以上の場合に高濃度画質調整を実施する高濃度画質調整部と、
電源投入時もしくは放置からの復帰時に、前記所定数に区分された中間調パッチを形成し各パッチ毎に測定された濃度に対応するディザ値が前記記憶されたパッチ毎の濃度値に対応した基準ディザ値の近隣値以上に相違する場合に中間調画質調整を実施する中間調画質調整部と、を備え、
前記閾値は、前記高濃度画質調整部による高濃度画質調整の実施を判断するための現像バイアスに関する閾値であることを特徴とする画像形成装置。 - 所定のタイミングで画質調整を行う電子写真方式の画像形成装置における画像形成方法であって、
前回と前々回の画質調整を実施したときの現像バイアスの設定値の変化量を記憶し、
画質調整後からの累積印刷枚数に対応して所定量ごとに低減する予め定めた閾値を記憶するステップと、
少なくとも17以上の所定数に区分した中間調パッチ毎の濃度値に対応して予め定めた基準ディザ値を記憶するステップと、
前回の画質調整後からの累積印刷枚数を算出するステップと、
電源投入時もしくは放置からの復帰時に、その時の前記算出した累積印刷枚数に対応する前記閾値と、前記現像バイアスの設定値の変化量を比較し、前記変化量が前記閾値以上の場合に高濃度画質調整を実施するステップと、
電源投入時もしくは放置からの復帰時に、前記所定数に区分した中間調パッチを形成し、各パッチ毎に濃度に対応する ディザ値を測定し、測定したディザ値と前記記憶されたパッチ毎の濃度値に対応した基準ディザ値とを比較し、測定されたディザ値が基準ディザ値の近隣値以上に相違する場合に中間調画質調整を実施するステップと、を有し、
前記閾値は、前記高濃度画質調整の実施を判断するための現像バイアスに関する閾値であることを特徴とする画像形成方法。
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JP2008236425A JP5374100B2 (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 画像形成装置及び画像形成方法 |
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