JP2009276520A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モノクロ印刷とカラー印刷の比率がユーザーによりあるいは時期により異なっても、必要な種類、精度の画像調整のみを行う。
【解決手段】ブラック画像補正、または、カラー画像補正を行う補正制御部と、ブラック動作期間、カラー動作期間を記憶する記憶部とを備え、補正制御部は、前記ブラック動作期間がモノクロ画像の簡易補正につき予め定められた第1期間に達し、かつ、モノクロ画像に係るジョブのみの実行が予定されていると判断したときに(1)ブラックの簡易補正用パターンを形成させ、(2)各成分の高精度補正用パターンを形成させず、(3)カラー画像形成部にパターンを形成させずに、ブラックの画像形成条件を簡易的に補正することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図3

Description

この発明は、画像形成装置および画像形成方法に関する。より詳細には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、および、いわゆるデジタル複合機等の電子写真方式や静電記録方式等の画像形成装置および画像形成方法に関し、特に、カラー画像形成装置の画像調整動作の実施判断に関する。
外部から受信したり原稿を読み取ったりして得られた画像データに基づき、各種画像処理が施された結果を印刷出力するカラー画像形成装置が知られている。その中でも、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、コピー機能等の基本機能をはじめネットワーク通信を利用した各種機能も備える、いわゆる複合機( MFP : Multi Function Peripheral )が広く普及している。
カラー画像形成装置は、温度・湿度などの使用環境や印刷原稿などの違いにより画像品質が変化するため、定期的に画像調整動作(プロセスコントロール、画像補正とも呼ばれる)を実施している。
カラー画像形成装置において、画像形成動作の間で、画像形成条件が大きく変動するような制御動作を回避し、カラー画像の色相が変動するのを防止することができるように、露光量変化値を所定の範囲内に制限するように制御する第1の制御と複数色に対応した画像露光手段の露光量補正値をそれぞれ算出しそれに基づいて露光手段の露光量を制御する第2の制御とを実行するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、定期的に画像調整動作を実行することは、印刷画像を安定に維持する点では優れた技術であるものの、その調整動作には数十秒から数分の時間を要するため、緊急性を要するユーザーにとっては非常に煩わしいものである。また、画像調整には、現像剤(トナー)を用いて感光体上に画像調整用のパターンを形成することもあり、いくらかの現像剤(トナー)も消費され、実際の印刷ジョブに使用できる現像剤(トナー)量が目減りする欠点を有している。
そこで、高濃度補正と中間調濃度の補正とを行うカラー画像形成装置において、高濃度補正の前回の結果と今回の結果とを比較して、その差分が予め設定した差分基準値以上なったときにのみ中間調濃度の補正を行うものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−259442号公報 特開2001−13748号公報
ところで、カラー画像形成装置といえどもモノクロの画像を形成する機能を有している。一般に、カラー画像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブラック(K)の各色成分の画像を形成する画像形成部を有し、各画像形成部で形成されたY、M、CおよびKの画像を重畳して形成される。この点、モノクロ画像はK色成分以外の画像を形成する必要がないので、Y、M、Cの画像形成部を作動させない。したがって、モノクロ印刷のためには、Y、M、Cについて画像調整を行う必要がない。また、Y、M、Cの画像形成部を作動させないため、モノクロ画像の印刷コストはカラー画像の印刷コストよりも安価ですむ。そこで、印刷に伴うユーザーへの課金は、カラー印刷とモノクロ印刷とに分けてされる。
したがって、大半がモノクロ印刷のユーザーにとって、カラー印刷を行わないときにY、M、Cの画像調整がなされ、そのために余分な時間やコストが発生することは許容できないものとなる。ところが、モノクロ印刷とカラー印刷の比は、ユーザーによってまちまちである。さらに、同じユーザーでも、時期によって変動することがある。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、モノクロ印刷とカラー印刷の比率がユーザーによりあるいは時期により異なっても、必要な種類、精度の画像調整のみを行うことができる画像形成装置および画像形成方法を提供するものである。
この発明は、1以上のページから構成される画像のデータを印刷ジョブとして取得するジョブ取得部と、取得された印刷ジョブがモノクロ画像に係るジョブかカラー画像に係るジョブかを判断する判断部と、モノクロ画像およびカラー画像のうちブラック色成分の画像を形成し、かつ、ブラック色の簡易補正用および高精度補正用のパターンを形成し得るブラック画像形成部と、ブラック色を除く色成分のカラー画像を形成し、かつ、前記色成分の簡易補正用および高精度補正用のパターンを形成し得るカラー画像形成部と、形成された各パターンを測定する測定部と、ブラック画像形成部、または、ブラック画像形成部およびカラー画像形成部にパターンを形成させ、形成されたパターンを測定部に測定させ、測定結果に基づいてブラック画像の形成条件の補正(ブラック画像補正)、または、カラー画像に係る各色成分の画像の形成条件の補正(カラー画像補正)を行うように制御する補正制御部と、先にブラック画像形成部によるパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間(ブラック動作期間)、および、先にカラー画像形成部によるパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間(カラー動作期間)を記憶する動作記憶部とを備え、前記補正制御部は、前記ブラック動作期間がモノクロ画像の簡易補正につき予め定められた第1期間に達し、かつ、モノクロ画像に係るジョブのみの実行が予定されていると判断部が判断したときに(1)ブラックの簡易補正用パターンを形成させ、(2)各成分の高精度補正用パターンを形成させず、(3)カラー画像形成部にパターンを形成させずに、ブラックの画像形成条件を簡易的に補正することを特徴とする画像形成装置を提供する。
また異なる観点から、この発明は、ジョブ取得部により、1以上のページから構成される画像のデータを印刷ジョブとして取得する工程と、判断部により、取得された印刷ジョブがモノクロ画像に係るジョブかカラー画像に係るジョブかを判断する工程と、モノクロ画像に係るジョブについて、ブラック画像形成部によりモノクロ画像を形成する工程と、カラー画像に係るジョブについて、ブラック色成分の画像をブラック画像形成部により形成し、ブラック色を除く色成分の画像をカラー画像形成部により形成する工程と、ブラック画像形成部により、または、ブラック画像形成部およびカラー画像形成部により、簡易補正用または高精度補正用のパターンを形成するパターン形成工程と、測定部により、形成されたパターンを測定する工程と、補正制御部により、ブラック画像の形成条件の補正(ブラック画像補正)、または、カラー画像に係る各色成分の画像の形成条件の補正(カラー画像補正)を行うように制御する補正工程と、先にブラック画像形成部によるパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間(ブラック動作期間)、および、先にカラー画像形成部によるパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間(カラー動作期間)を動作記憶部に記憶する工程とを備え、前記パターン形成工程は、前記ブラック動作期間がモノクロ画像の簡易補正につき予め定められた第1期間に達し、かつ、モノクロ画像に係るジョブのみの実行が予定されていると判断部が判断したときに(1)ブラックの簡易補正用パターンを形成させ、(2)各成分の高精度補正用パターンを形成させず、(3)カラー画像形成部にパターンを形成させずに、ブラックの画像形成条件を簡易的に補正することを特徴とする画像形成方法を提供する。
この発明の画像形成装置において、前記補正制御部は、モノクロ画像に係るジョブのみの実行が予定されていると判断部が判断し、かつ、前記ブラック動作期間がモノクロ画像の簡易補正につき予め定められた第1期間に達したときに(1)ブラックの簡易補正用パターンを形成させ、(2)高精度補正用パターンを形成させず、(3)カラー画像形成部にパターンを形成させずに、ブラックの画像形成条件を簡易的に補正するので、モノクロ印刷の比率がカラー印刷に比べて非常に高いユーザーであっても、あるいは、ユーザーによりあるいは時期により前記比率が変化しても、必要な種類、精度の画像調整のみを行うことができる。したがって、画像調整に余分な時間とトナーを費やすことがない。この発明の画像形成方法も、同様の効果を奏する。
この発明において、ジョブ取得部は、外部から受信したり原稿を読み取ったりして印刷ジョブを取得するものである。その具体的な態様は、例えば、通信線を介して外部からの印刷データを受信する受信回路とコンピュータが処理する受信制御である。異なる一例は、原稿を読み取る原稿読み取り装置と、原稿読取装置で読み取られた画像データを転送する転送回路である。後述する実施形態において、ジョブ取得部は、通信処理部に相当する。
また、判断部は、取得された印刷ジョブがモノクロ印刷のみからなるジョブか、カラー印刷を含むジョブかを判断するものである。その具体的な態様は、例えば、コンピュータ(あるいは、マイクロコンピュータ、以下同じ)が印刷ジョブの各ページの属性を読み取って判断する処理である。後述する実施形態において、判断部は、CPUに相当する。
さらに、ブラック画像形成部は、電子写真プロセスによりモノクロ画像およびカラー画像のうちKの色成分の画像を形成するものであり、カラー画像形成部は、電子写真プロセスによりカラー画像のうちY、M、Cの各色成分の画像を形成する。後述する実施形態において、ブラック画像形成部およびカラー画像形成部は、対応する色の感光体ドラム、現像装置、帯電ローラ、クリーニングユニット、一次転写ローラに相当する。
測定部は、各画像形成部で形成された画像調整用パターンを読み取るセンサおよびそれに係る回路である。センサの具体的な態様は、例えば、反射型のフォトセンサである。後述する実施形態において、測定部は、反射濃度センサに相当する。
補正制御部は、測定部で読み取られた画像調整用パターンの情報に基づいて画像形成部が画像形成を行う条件、例えば、帯電電位や現像バイアス電位、各画素の諧調を表現するための面積階調パターン等を決定するものである。その具体的な態様は、例えば、画像形成部の動作を制御する回路、画像処理回路およびコンピュータが制御プログラムを実行することにより実現される処理である。後述する実施形態において、補正制御部は、画質調整部、画質調整開始部に相当する。
動作記憶部は、画像形成部が動作した期間、すなわち、動作の経歴を記憶するものである。その具体的な態様は、例えば、電子写真プロセス用の各感光体の回転時間を計時するタイマーと、各感光体についてその回転時間の累積値を記憶する記憶素子である。後述する実施形態において、動作記憶部は、累積動作カウンタ(記憶部2)に相当する。なお、各感光体の回転時間は動作の履歴の一例であって、それ以外に、例えば、印刷ページ数、トナー消費量、所定濃度以上の画素のドットカウント値、電子写真プロセスの現像部の動作時間などであってもよい。
以下、この発明の好ましい態様について説明する。
前記補正制御部は、ブラック補正として、ブラックの簡易補正用のパターンを形成し測定して高濃度域の濃度を補正するブラック簡易補正、および、高精度補正用のパターンを形成し測定して高濃度域および中間調域の濃度とを補正するブラック高精度調整の2種類の補正を行うように制御し、前記カラー補正として、ブラックおよびカラーの簡易補正用のパターンを形成し測定して各色成分の高濃度域の濃度を補正するカラー簡易補正、および、ブラックおよびカラーの高精度補正用のパターンを形成し測定して各色成分の高濃度域および中間調域の濃度とを補正するカラー高精度補正の2種類の補正を行うように制御し得るものであってもよい。このようにすれば、実行が予定されているジョブがモノクロ印刷の場合はカラー調整用のパターンの形成および測定は不要であり、簡易補正を行う場合は高精度調整用パターンの形成および測定は不要である。逆に、カラーの高精度補正が行われると、それに含まれるカラーの簡易補正、ブラックの画像補正が行われたことになる。また、カラーの簡易補正が行われると、それに含まれるブラックの簡易補正が行われたことになる。このように、カラー画像補正とモノクロ画像補正、高精度補正と簡易補正が階層的に構成されているので、パターンの形成および測定に余分な時間やトナーを費やす必要がない。
また、前記動作記憶部は、ブラック動作期間として、ブラック簡易補正用のパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間を第1期間、ブラック高精度補正用のパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間を第2期間として記憶し、前記補正制御部は、ブラック画像形成部の動作期間が第2期間に達する毎に(1)ブラックの高精度補正用のパターンを形成させ(2)カラー画像形成部にパターンを形成させずにブラック高精度補正を行い、かつ、第2期間中それより短い第1期間に達する毎にブラック簡易補正を行うように制御してもよい。このようにすれば、モノクロ画像の簡易補正のみが必要な場合、それに不要な中間調域の濃度補正用パターンおよびY、M、Cのパターンを形成しないので、それらのパターンの形成と測定に無駄な時間やトナーを費やすことがない。
さらに、第1および/または第2の期間の長さを変更するブラック補正間隔変更手段をさらに備えていてもよい。この態様によれば、モノクロの簡易的な画像調整および/または高精度の画像調整が実行される間隔を実績に応じて、または、ユーザーの要求に応じてそれぞれ変更することができる。
さらにまた、前記動作記憶部は、カラー動作期間として、カラー簡易補正用のパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間を第3期間、カラー高精度補正用のパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間を第4期間として記憶し、前記補正制御部は、カラー画像形成部の動作期間が第3期間に達する毎にカラー高精度補正を行うように制御してもよい。一般に、モノクロ印刷とカラー印刷との比率は、ユーザーにより、また、時期によりまちまちであり、事前に予測することが難しい。この態様によれば、モノクロの画像調整と別にカラーの画像調整の時期が決定されるので、カラー画像とモノクロ画像のそれぞれに対して最適な間隔で画像調整が実行される。したがって、モノクロ印刷とカラー印刷との比率が変わっても、カラー画像とモノクロ画像のそれぞれを良好な状態に維持することができる。
さらに、前記補正制御部は、第4期間中それより短い第3期間に達する毎にカラー簡易画像補正を行うように制御してもよい。このようにすれば、画質の変化が目立ち易いカラー画像の高濃度域の濃度については、簡易補正で補正され、それよりも長い間隔で中間諧調領域の濃度が高精度補正により補正されるので、高精度補正を毎回行う場合に比べてパターンの形成と測定に費やす時間やトナーを省略することができる。
また、第3および/または第4の期間の長さを変更するカラー補正間隔変更手段をさらに備えていてもよい。前述のように、モノクロ印刷とカラー印刷との比率は、ユーザーにより、また、時期によりまちまちである。さらに、カラーの画像品質、換言すれば、画質の変動に対する許容範囲は、ユーザーによって、また、装置が設置された環境によってまちまちであり、使用前に予測することが難しい。この態様によれば、カラーの画像調整と独立してモノクロの画像調整が行われる間隔を設定することができるので、カラー画像とモノクロ画像のそれぞれに対して最適な期間を設定することができる。したがって、モノクロ印刷とカラー印刷との比率が変わっても、カラー画像とモノクロ画像のそれぞれを良好な状態に維持することができる。また、簡易的な画像調整が実行される間隔および/または高精度な補正が実行される間隔を実績に応じて、または、ユーザーの要求に応じてそれぞれ変更することができるので、状況に応じた最適な期間を設定することができる。
前記動作記憶部は、モノクロ画像形成部およびカラー画像形成部が動作した期間として、対応する感光体の動作時間、または、モノクロおよびカラーの累積印刷ページ数をそれぞれ記憶してもよい。
ここで示した種々の好ましい態様は、それら複数を組み合わせることもできる。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
≪画像形成装置の機構的構成≫
まず、本発明に係る画像形成装置の構成例について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明に係るカラー画像形成装置の機構的な全体構成を示す説明図である。
カラー画像形成装置100は、通信ネットワーク等を介して外部から送信された画像データ等の入力コマンドに含まれる画像データに基づいて、所定のシート(記録シート)に多色あるいは単色の画像を印刷するものである。
図1に示すように、本実施の形態のカラー画像形成装置100は、露光ユニットE、感光体ドラム101(101a〜101d)、現像装置102(102a〜102d)、帯電ローラ103(103a〜103d)、クリーニングユニット104(104a〜104d)、中間転写ベルト11、一次転写ローラ13(13a〜13d)、二次転写ローラ14、定着装置15、シート搬送路P1、P2、P3、給紙カセット16、手差し給紙トレイ17、および排紙トレイ18等を備えている。露光ユニットEは、帯電ローラ103により均一に帯電された感光体ドラム101の周面を画像データに応じたパターンで露光し、前記周面に静電潜像を形成する。現像装置102は、前記静電潜像をトナーで現像する。
本実施の形態のカラー画像形成装置100において扱われるカラー画像の画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、およびイエロー(Y)の4色の各色相に対応した画像データを用いて、画像形成部55(55a〜55d)で可視画像の形成を行う。各色を用いたカラー画像に応じたものである。したがって、現像装置102(102a〜102d)、感光体ドラム101(101a〜101d)、帯電ローラ103(103a〜103d)、クリーニングユニット104(104a〜104d)は、各色に応じた4種類の潜像を形成するように、それぞれ4個ずつ設けられている。
各画像形成部55a〜55dは、同様の構成であり、例えば、ブラックの画像形成部55aは、感光体ドラム101a、現像装置102a、帯電ローラ103a、転写ローラ13a、およびクリーニングユニット104a等から構成される。この画像形成部55a〜55dは、中間転写ベルト11の移動方向(副走査方向)に一列に配列されている。なお、上記a〜dの符号は、aがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに対応し、これら符号によって区別された上記の各手段により、4つの画像ステーションが構成されている。本実施の形態では、これらの画像形成部55a〜55dの下部には、図1に示すように、カラー画像形成装置100内の雰囲気温度や湿度を検知する温湿度検知センサ155が備わっている。なお、当該温湿度検知センサ155の設置箇所は、装置内の雰囲気温度や湿度を検知可能であれば、装置内の他の部位に設けてもよい。
本実施の形態の露光装置である露光ユニットEは、図示しない半導体レーザー、ポリゴンミラー4、第1反射ミラー7、および第2反射ミラー8等を備えており、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色相の画像データによって変調されたレーザービーム等の光ビームのそれぞれを感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに照射する。感光体ドラム101a〜101dのそれぞれには、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色相の画像データによる静電潜像が形成される。本実施の形態では、露光ユニットEは、レーザー照射部および反射ミラーを備えたレーザースキャニングユニット(LSU)を用いる手法のものであるが、発光素子をアレイ状に並べた、例えば、ELやLED書込みヘッドを用いる手法のものを使用してもよい。
感光体ドラム101は、露光ユニットEの上方に配設され、略円筒形状の像担持体であり、不図示の駆動手段と制御手段により所定方向に回転するように制御されている。感光体ドラム101は、基材上に光導電層が形成されて構成されている。例えば、アルミニウム等で製作された金属ドラムを基材として、その外周面に、アモルファスシリコン(a−Si)、セレン(Se)や有機光半導体(OPC)等の光導電層が薄膜状に形成されている。なお、感光体ドラム101の構成は、上述の構成に特に限定されない。
帯電ローラ103は、感光体ドラム101の表面を所定の電位に均一に帯電させる接触方式の帯電器である。本実施の形態では、図1に示すように、帯電器として接触型のローラ型の帯電ローラ103を使用しているが、帯電ローラ103に代えて、チャージャー型やブラシ型の帯電器を代用してもよい。
現像装置102は、静電潜像が形成された感光体ドラム101の表面にトナーを供給し、静電潜像をトナー像に現像する。現像装置102a〜102dのそれぞれは、ブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色相のトナーを収納しており、感光体ドラム101a〜101dのそれぞれに形成された各色相の静電潜像をブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローの各色相のトナーで現像する。
クリーニングユニット104は、現像・画像転写後における感光体ドラム101上の表面に残留したトナーを除去・回収する。
感光体ドラム101の上方に配置されている中間転写ベルト11は、駆動ローラ11aと従動ローラ11bとの間に張架されてループ状の移動経路を形成している。中間転写ベルト11の外周面は、感光体ドラム101d、感光体ドラム101c、感光体ドラム101bおよび感光体ドラム101aにこの順に対向する。この中間転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム101a〜101dに対向する位置に、一次転写ローラ13a〜13dが配置されている。中間転写ベルト11が感光体ドラム101a〜101dに対向する位置のそれぞれが一次転写位置である。この中間転写ベルト11は、厚さ100〜150μm程度のフィルムで無端状に形成されている。
一次転写ローラ13a〜13dには、感光体ドラム101a〜101dの表面に担持されたトナー像を中間転写ベルト11上に転写するために、トナーの帯電極性と逆極性の一次転写バイアスが定電圧制御によって印加される。これによって、感光体ドラム101(101a〜101d)に形成された各色相のトナー像は、中間転写ベルト11の外周面に順次重ねて転写され、中間転写ベルト11の外周面にフルカラーのトナー像が形成される。
ただし、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの色相の一部のみの画像データが入力された場合には、4つの感光体ドラム101a〜101dのうち、入力された画像データの色相に対応する一部の感光体101のみにおいて、静電潜像およびトナー像の形成が行われる。例えば、モノクロ画像形成時には、ブラックの色相に対応した感光体ドラム101aのみにおいて静電潜像の形成およびトナー像の形成が行われ、中間転写ベルト11の外周面には、ブラックのトナー像のみが転写される。
各一次転写ローラ13a〜13dは、直径8〜10mmの金属(例えば、ステンレス)を素材とする軸の表面を導電性の弾性材(例えば、EPDM、発泡ウレタン等)により被覆して構成されており、導電性の弾性材によって中間転写ベルト11に均一に高電圧を印加する。本実施の形態では、転写電極として一次転写ローラ13a〜13dを使用しているが、それ以外にブラシなども使用可能である。
各一次転写位置において、中間転写ベルト11の外周面に転写されたトナー像は、中間転写ベルト11の回転によって、二次転写ローラ14との対向位置である二次転写位置に搬送される。二次転写ローラ14は、画像形成時において、内周面が駆動ローラ11aの周面に接触する中間転写ベルト11の外周面に所定のニップ圧で圧接されている。当該ニップ圧を定常的に得るために、二次転写ローラ14もしくは中間転写ベルト駆動ローラ11aのいずれか一方は、金属等の硬質材料からなり、他方は、弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラまたは発泡性樹脂ローラ等)からなる。
給紙カセット16または手差し給紙トレイ17から給紙されたシートが二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間を通過する際に、二次転写ローラ14にトナーの帯電極性(−)とは、逆極性(+)の高電圧が印加される。このように、各感光体ドラム101(101a〜101d)上の静電潜像は、各色相に応じたトナーにより顕像化されて、それぞれトナー像となり、これらトナー像は、中間転写ベルト11上において積層される。その後、積層されたトナー像は、中間転写ベルト11の回転によって、搬送されて来たシートと中間転写ベルト11との接触位置に移動し、この位置に配置されている二次転写ローラ14によって、中間転写ベルト11の外周面からシート上にトナー像が転写される。
中間転写ベルト11と感光体ドラム101との接触により中間転写ベルト11に付着したトナー、および中間転写ベルト11からシートへのトナー像の転写の際に転写されずに、中間転写ベルト11上に残存したトナーは、次ステップでトナーの混色を発生させる原因となるため、中間転写ベルトクリーニングユニット12によって除去されて回収される。中間転写ベルトクリーニングユニット12には、中間転写ベルト11に接触する例えばクリーニング部材としてクリーニングブレードが備えられている。このクリーニングブレードが接触する部分の中間転写ベルト11は、裏側から中間転写ベルト従動ローラ11bにて支持されている。
可視画像としてトナー像が転写されたシートは、加熱ローラ15aと加圧ローラ15bを備える定着装置15に導かれ、加熱ローラ15aと加圧ローラ15bとの間を通過して、加熱および加圧処理を受ける。これによって、可視画像となるトナー像がシートの表面に堅牢に定着する。トナー像が定着したシートは、排紙ローラ18aによって排紙トレイ18上に排出される。
カラー画像形成装置100には、シートカセット16に収納されているシートを二次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間および定着装置15を経由して排紙トレイ18に送るための略垂直方向のシート搬送路P1が設けられている。シート搬送路P1には、シートカセット16内のシートを一枚ずつシート搬送路P1内に繰り出すピックアップローラ16a、繰り出されたシートを上方に向けて搬送する搬送ローラr10、搬送されてきたシートを所定のタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導くレジストローラ19、および、シートを排紙トレイ18に排出する排紙ローラ18aが配置されている。
また、カラー画像形成装置100の内部には、手差し給紙トレイ17からレジストローラ19に至る間に、ピックアップローラ17aおよび搬送ローラr10を配置したシート搬送路P2が形成されている。さらに、排紙ローラ18aからシート搬送路P1におけるレジストローラ19の上流側に至る間には、シート搬送路P3が形成されている。
排紙ローラ18aは、正逆両方向に回転自在にされており、シートの片面に画像を形成する片面画像形成時、およびシートの両面に画像を形成する両面画像形成における第2面画像形成時に正転方向に駆動されてシートを排紙トレイ18に排出する。一方、両面画像形成における第1面画像形成時には、排出ローラ18aは、シートの後端が定着装置15を通過するまで正転方向に駆動された後、シートの後端部を挟持した状態で逆転方向に駆動されてシートをシート搬送路P3内に導く。これによって、両面画像形成時に片面のみに画像が形成されたシートは、表裏面および前後端を反転した状態でシート搬送路P1に導かれる。
レジストローラ19は、シートカセット16もしくは手差し給紙トレイ17から給紙され、またはシート搬送路P3を経由して搬送されたシートを中間転写ベルト11の回転に同期したタイミングで2次転写ローラ14と中間転写ベルト11との間に導く。このため、レジストローラ19は、感光体ドラム101や中間転写ベルト11の動作開始時には、回転を停止しており、中間転写ベルト11の回転に先立って給紙または搬送されたシートは、前端をレジストローラ19に当接させた状態でシート搬送路P1内における移動を停止する。この後、レジストローラ19は、2次転写ローラ14と中間転写ベルト11とが圧接する位置でシートの前端部と中間転写ベルト11上に形成されたトナー像の前端部とが対向するタイミングで回転を開始する。
なお、画像形成部55a〜55dのすべてにおいて、画像形成が行われるフルカラー画像形成時には、一次転写ローラ13a〜13dが中間転写ベルト11を感光体ドラム101a〜101dのすべてに圧接させる。一方、画像形成部55aのみにおいて、画像形成が行われるモノクロ画像形成時には、一次転写ローラ13aのみを中間転写ベルト11を感光体ドラム101aに圧接させる。
≪カラー画像形成装置の電気的構成≫
次に、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の電気的な構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、本実施の形態に係るカラー画像形成装置の電気的な概略構成を示すブロック図である。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置100は、中央処理ユニット( CPU )50、ROM51、RAM52、累積動作カウンタ59および補正間隔記憶部58を実現する不揮発性メモリ、通信処理部53、画像処理部54ならびに駆動制御部60、入出力部61を構成する素子および回路からなる制御ユニット(制御部)70を中心に動作の制御および処理の実行がなされる。ROM( Read Only Memory )51は、CPU50が実行すべき処理手順を示す制御プログラムを記憶する。RAM( Random access Memory )52は、CPU50が処理を実行する際の一時的な記憶手段として用いられる。CPU50は、制御プログラムで定められる処理手順に従って処理を実行する。入出力部61は、制御部70と外部のブロックとの入出力インターフェース回路である。
制御部70は、カラー画像形成装置100としての画像の読み取り処理、画像処理、画像形成処理、および記録媒体(印刷シート)の搬送処理等の処理を実行する。なお、ROM51やRAM52の一部または全部に代えて、HDD( Hard Disk Drive )等の記憶手段を用いることも可能である。
カラー画像形成装置100において、図示しない通信ネットワークを介して繋がれた外部の端末装置から印刷ジョブのデータが送信され、そのデータは、通信処理部53を介してRAM52へ入力される。
画像処理部54は、RAM52の記憶部に記憶された原稿画像情報を印刷(シートへの画像形成)に適した印刷用画像に上記のプログラムによって処理するものである。また、本実施の形態では、画像処理部54は、印刷画質濃度の変化や色調の変化といった出力画像の画質変化等を補正する画質調整手段となる画質調整部54aを含んでいる。
また、補正間隔記憶部58(記憶部1)は、モノクロ画像およびカラー画像の画質調整を実行する間隔(この発明の第1〜第4期間)として、各感光体の回転時間(感光体周面の移動距離に対応する)もしくは印刷ページ数を記憶する。なお、補正間隔記憶部58は不揮発性の記憶素子上に設けられ、所定の操作により記憶された値を変更することができる。例えば、ユーザーの要求に応じて、サービスエンジニアあるいはキーオペレータが所定の操作を実行し、補正間隔記憶部58に記憶された値を変更することができる。
画像処理部54によって画像処理された印刷用画像情報は、画像形成部55へ入力される。画像形成部55は、シート搬送路P1〜P3等においてシートの各種検出・制御を行うシート搬送部56、定着装置15、排紙ローラ18aにおいてシートの各種の検出・制御を行う排紙処理部57は、各々の駆動部を制御する駆動制御部60と連動している。
シート搬送部56によって搬送されるシートは、画像形成部55においての画像情報の印刷処理を実行する印刷ステップと、その後に、その印刷処理されたシートに対して定着装置15で実行される定着ステップを経て、シート排出部となる排紙トレイ18に排出されるようになっている。本実施の形態では、定着装置15には、加熱ローラ15aの表面等の温度調整をするための加熱ヒータ151と、加熱ローラ15aを含む定着装置15の温度を検知する温度検知センサ152が備わっている。
さらに、カラー画像形成装置100は、設定された運転条件に従って、シート搬送部56、画像形成部55、定着装置15、および排紙処理部57等の駆動用アクチュエータであるシート搬送駆動部62、印刷処理駆動部63、定着駆動部64、排紙駆動部65、およびクリーナユニット駆動部66の動作を行う。すなわち、ROM51に記憶されたプログラムに基づくCPU54の指令に従って同期した動作を駆動制御部60の制御によって行うようになっている。
シート搬送駆動部62は、シート搬送部56、具体的には、上述のシート搬送路P1、P2上のピックアップローラ16a、17a、レジストローラ19の駆動用モータである。印刷処理駆動部63は、感光体ドラム101の駆動用モータである。定着駆動部64は、定着装置15の加熱ローラ15aおよび加圧ローラ15bの駆動用モータである。排紙駆動部65は、排紙ローラ18a等の駆動用モータである。クリーナユニット駆動部66は、クリーナユニット104に備わるブラシローラ等の駆動用モータである。これらの各駆動部の駆動用モータは、それぞれ同じまたは異なるモータを駆動源として適宜に動力伝達機構を介して構成できる。
また、CPU50には、カラー画像形成装置100のモノクロ画像およびカラー画像に対応する累積の感光体走行距離もしくは印刷頁数を記録する累積動作カウンタ59(記憶部2)が接続されている。本実施の形態では、この累積動作カウンタ59で計測された各モノクロの累積感光体走行距離、カラーの累積感光体走行距離もしくは累積印刷頁数と、補正間隔記憶部58の設定感光体走行距離もしくは設定印刷頁数(記憶部1)との比較に基づいて、上記画質調整部54a、画質調整部54aによる可視画像の画質調整の開始を行う画質調整開始制御部68が作動するように制御される。
≪画像調整動作の実行タイミング制御≫
次に、本実施形態のカラー画像形成装置の画像調整動作について、図面を使用しながら概略説明する。図3は、本実施形態のカラー画像形成装置の画像調整動作を説明するフローチャートである。
この実施形態において、累積動作カウンタ59は、モノクロ印刷カウンタCX3とカラー印刷カウンタCY1、CY2を有し、モノクロ印刷カウンタCX3は、モノクロ印刷の累積頁数を記憶し、カラー印刷カウンタCY1、CY2は、カラー印刷の累積頁数を記憶する。また、補正間隔記憶部58は、モノクロ設定印刷頁数X3、カラー設定印刷頁数Y1およびY2を記憶する。この実施形態ではX3として1000枚、Y1として300枚、Y2として500枚が設定されている。
まず、印刷ジョブが取得されると、判断部としてのCPU50は、この印刷ジョブがモノクロ印刷であるかカラー印刷であるかの判断を行う(ステップS101)。具体的には、印刷原稿の有彩画素の有無により判断する。印刷ジョブの各ページがモノクロ印刷のみからなっている場合は、モノクロ印刷ジョブと判断する(ステップS101のYes)。そうでなければ、カラー印刷ジョブと判断する。モノクロ印刷ジョブの場合、CPU50は、モノクロ印刷カウンタCX3に記憶されているモノクロ印刷の累積頁数がモノクロ画像の画像調整動作期間X3より大きいかどうか判断する(ステップS103)。その結果、モノクロ印刷カウンタCX3の値がモノクロ設定印刷頁数X3より大きければ(ステップS103のYes)、CPU50は、補正制御部として簡易のモノクロ画像調整(ステップS105)を実施する。この実施形態で、簡易のモノクロ画像調整は高濃度補正である。高濃度補正は、ブラックの高濃度部の濃度が所定の濃度になるようにブラック画像形成部55aに係る画像形成条件を補正するものである。高濃度補正については後述する。CPU50は、簡易のモノクロ画像調整の終了後、モノクロ印刷カウンタCX3をリセットする(ステップS107)。そして、ルーチンはステップS109へ進む。
一方、前記ステップS103で、モノクロ印刷カウンタCX3の値がモノクロ画像の画像調整動作期間X3以下の場合(ステップS103のNo)、簡易のモノクロ画像調整は行わず、ルーチンはステップS109へ進む。
ステップS109で、CPU50は、取得されたモノクロ印刷ジョブの画像をブラックの画像形成部55aに形成させるように制御する(ステップS109)。また、形成されたモノクロ画像の印刷頁数分だけモノクロ印刷カウンタCX3の値をカウントアップする(ステップS111)。
また、前記ステップS101で、取得された印刷ジョブがカラー印刷ジョブの場合(ステップS101のNo)、CPU50は、カラー印刷カウンタCY2に記憶されているカラー印刷の累積頁数がカラー画像の画像調整動作期間Y2より大きいかどうか判断する(ステップS113)。その結果、カラー印刷カウンタCY2の値がカラー設定印刷頁数Y2より大きければ(ステップS113のNo)、ルーチンはステップS125へ進む。そして、CPU50は、補正制御部として高精度のカラー画像調整(ステップS125)を実施する。この実施形態で、高精度のカラー画像調整は、前段の高濃度補正と後段の中間調濃度の補正(中間調補正)とからなる。高濃度補正は、Y、M、C、Kの高濃度部がいずれも所定の濃度になるように各色成分の画像形成部55に係る画像形成条件を補正する。後段の中間調補正は、Y、M、C、Kの中間調域の階調特性を補正する。簡易のカラー画像調整は、Y、M、C、Kの高濃度部がいずれも所定の濃度になるように各色成分の画像形成部55に係る画像形成条件を補正するものであり、Kについては、前記ステップS105の簡易のモノクロ画像調整と同様の内容である。高精度のカラー画像調整の終了後、CPU50は、カラー印刷カウンタCY1、CY2およびモノクロ印刷カウンタCX3をリセットする(ステップS127)。そして、ルーチンはステップS121へ進む。
一方、上記ステップS113で、カラー印刷カウンタCY2の値がカラー設定印刷頁数Y2以下であれば(ステップS113のYes)、次に、CPU50は、カラー印刷カウンタCY1に記憶されているカラー印刷の累積頁数がカラー画像の画像調整動作期間Y1より大きいかどうか判断する(ステップS115)。その結果、カラー印刷カウンタCY2の値がカラー設定印刷頁数Y2より大きければ(ステップS115のNo)、CPU50は、補正制御部として簡易のカラー画像調整(ステップS117)を実施する。簡易のカラー画像調整は、Y、M、C、Kの高濃度部がいずれも所定の濃度になるように各色成分の画像形成部55に係る画像形成条件を補正するものであり、前記ステップS125の高精度のカラー画像調整における前段の補正(高濃度補正)と同様の内容である。簡易のカラー画像調整の終了後、CPU50は、カラー印刷カウンタCY1およびモノクロ印刷カウンタCX3をリセットする(ステップS119)。そして、ルーチンはステップS121へ進む。
また一方、前記ステップS115で、カラー印刷カウンタCY1の値がカラー設定印刷頁数Y1以下の場合(ステップS115のYes)、カラー画像調整は行わず、ルーチンはステップS121へ進む。
ステップS121で、CPU50は、取得されたカラー印刷ジョブの画像を画像形成部55に形成させるように制御する。また、形成されたカラー画像の印刷頁数分だけカラー印刷カウンタCY1およびCY2の値をカウントアップする(ステップS123)。
なお、本例では、印刷頁数を判断基準として説明したが、感光体の動作時間、すなわち、感光体の回転時間(感光体周面の走行距離に対応する)でも同様の制御を行うことができる。あるいは、それ以外の指標、例えば、現像部の動作時間などであってもよい。
なお、この実施形態の画像形成装置は、雰囲気温度や湿度を検知する温湿度検知センサ155を有している。そこで、変形例として、温湿度検知センサ155の検知結果に応じて、Y1、Y2およびX3の値を補正し、補正された値をCY1、CY2およびCX3とそれぞれ比較して各画質調整の実施要否を判断してもよい。例えば、ステップS113で、温度および/または湿度が所定(常温常湿)の範囲外の場合、Y1に所定の係数(例えば、0.8)を乗じたものとカウンタCY1とを比較するようにしてもよい。このようにすれば、装置の周囲環境が常温常湿でないときには常温常湿よりも短い間隔で画像調整を実行させることができる。
≪高精度のモノクロ画像調整を含む態様≫
図3の画像調整に加えて、モノクロ印刷についても高精度の画像調整を行う態様を説明する。図4は、本実施形態のカラー画像形成装置における画像調整動作の異なる態様を示すフローチャートである。図4の各ステップのうち図3と同様の処理には同様の符号を付しており、それらのステップの説明はここで省略する。図3と異なるのは、主として、ステップS101で、印字ジョブがモノクロと判断された場合(Yesの場合)の処理である。
この実施形態において、累積動作カウンタ59は、モノクロ印刷カウンタCX3、CX4とカラー印刷カウンタCY1、CY2を有し、モノクロ印刷カウンタCX3、CX4は、モノクロ印刷の累積頁数を記憶し、カラー印刷カウンタCY1、CY2は、カラー印刷の累積頁数を記憶する。また、調整間隔記憶部58は、モノクロ設定印刷頁数X3およびX4、カラー設定印刷頁数Y1およびY2を記憶する。この実施形態ではX3として1000枚、X4として2000枚、Y1として300枚、Y2として500枚が設定されている。
ステップS101で、取得された印刷ジョブがモノクロ印刷ジョブの場合(ステップS101のYes)、CPU50は、モノクロ印刷カウンタCX4に記憶されているモノクロ印刷の累積頁数がモノクロ画像の画像調整動作期間X4より大きいかどうか判断する(ステップS151)。その結果、モノクロ印刷カウンタCX4の値がカラー設定印刷頁数X4より大きければ(ステップS151のNo)、ルーチンはステップS157へ進む。そして、CPU50は、補正制御部として高精度のモノクロ画像調整を実施する。高精度のモノクロ画像調整は、前段の高濃度補正と後段の中間調補正とからなる。これらの補正は、Kについての高精度のカラー画像調整と同様のものである。高精度のモノクロ画像調整の終了後、CPU50は、モノクロ印刷カウンタCX3、CX4をリセットする(ステップS159)。そして、ルーチンはステップS109へ進む。
一方、上記ステップS151で、モノクロ印刷カウンタCX4の値がモノクロ設定印刷頁数X4以下であれば(ステップS151のYes)、次に、CPU50は、モノクロ印刷カウンタCX3に記憶されているモノクロ印刷の累積頁数がモノクロ画像の画像調整動作期間X3より大きいかどうか判断する(ステップS153)。その結果、モノクロ印刷カウンタCX3の値がモノクロ設定印刷頁数X3より大きければ(ステップS153のNo)、CPU50は、補正制御部として簡易のモノクロ画像調整(ステップS105)を実施する。簡易のモノクロ画像調整は、Kの高濃度部が所定の濃度になるようにKの画像形成部55aに係る画像形成条件を補正するものであり、前記ステップS157の高精度のモノクロ画像調整における前段の補正(高濃度補正)と同様の内容である。簡易のモノクロ画像調整の終了後、CPU50は、モノクロ印刷カウンタCX3をリセットする(ステップS155)。そして、ルーチンはステップS109へ進む。
また一方、前記ステップS153で、モノクロ印刷カウンタCX3の値がモノクロ設定印刷頁数X3以下の場合(ステップS115のYes)、モノクロ画像調整は行わず、ルーチンはステップS109へ進む。
ステップS109で、CPU50は、取得されたモノクロ印刷ジョブの画像をブラックの画像形成部55aに形成させるように制御する。また、形成されたモノクロ画像の印刷頁数分だけモノクロ印刷カウンタCX3、CX4の値をカウントアップする(ステップS160)。
また、前記ステップS101で、取得された印刷ジョブがカラー印刷ジョブの場合(ステップS101のNo)、CPU50は、図3と同様にカラーの画像調整の要否を判断し、その判断結果に基づいて補正を実行し、あるいは実行せず、それに続いてカラー印刷ジョブを実行する(ステップS121)ように制御する。ただし、高精度のカラー画像調整を実行(ステップS125)したら、モノクロ印刷カウンタCX3、CX4およびカラー印刷カウンタCY1、CY2をリセットする(ステップS163)。また、簡易のカラー画像調整を実行(ステップS117)したら、モノクロ印刷カウンタCX3およびカラー印刷カウンタCY1をリセットする(ステップS161)。
≪第1および第3の補正−簡易画像調整≫
次に、画像調整動作のうち簡易の画像調整について、説明する。この発明の第1の補正はモノクロの簡易の画像調整に対応し、この発明の第3の補正は、カラーの簡易の画像調整に対応する。
帯電ローラに印加する電圧を変化させることにより、感光体上の表面電位を変化させることができる。図5に示すように、印加電圧が大きくなるにつれて表面電位が高くなるため、例えば、初期設定の印加電圧−650Vに対して前後50Vを振ることで、−600V、−650V、−700Vの3点の印加電圧に対応する表面電位を表面電位センサ153(不図示)で読み取る。その読み取ったデータをプロットし、目標の表面電位−630Vを得るために必要な帯電ローラへの印加電圧を求める。本実施例では約−680Vとなる。
従い、ベタ画像濃度を決定するための画像調整が簡易の画像調整であり、本カラー画像形成装置においては、比較的短時間で実施できる(約10秒)もため、モノクロ用およびカラー用のどちらも行う。
≪第2および第4の補正−高精度画像調整≫
次に、画像調整動作のうち高精度画像調整について、説明する。
高精度画像調整は、簡易の画像調整でベタ画像濃度が決定されたのち、中間調レベルの画像について、目標の感度カーブ(ガンマ特性)を得るために行うものである。すなわち、簡易の画像調整で決定された表面電位を基に、複数の画像濃度の異なるパッチ画像を感光体上もしくは中間転写体上に作成しその画像濃度を反射濃度センサ154(不図示)などにより測定し、各パッチ濃度に対する感光体上の画像濃度(トナー付着量)をプロットする。その具体例を図6に示す。目標とする感度カーブ(破線)に対して、測定値(実線)がずれていれば、レーザー出力値などを微調整して目標に近づけることを行う。本高精度画像調整は、画像パッチ数が多いためにプロットや出力値から算出に時間を要する(約60秒)ことになる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
例えば、上記の各実施の形態では、カラー画像形成装置として、電子写真方式のディジタルフルカラー複写機に即して本発明を説明しているが、本発明は、電子写真方式/デジタル方式に限定されず、インクジェット方式等の他の画像形成方式/アナログ方式/単色または非フルカラーの限定カラー/プリンタ/ファクシミリ等にも同様に適用できる。
本発明に係るカラー画像形成装置の全体の構成例を示す説明図である。 本発明に係るカラー画像形成装置の電気的構成の概略を示すブロック図である。 本実施形態のカラー画像形成装置の画像調整動作を説明するフローチャートである。 本実施形態における画像形成装置の画像調整動作の異なる態様を示すフローチャートである。 簡易の画像調整における帯電電位の確保を示すための図である。 高精度の画像調整における測定結果を示す図である。
符号の説明
15:定着装置
15a:加熱ローラ
15b:加圧ローラ
24a:現像剤担持体(現像ローラ)
50:制御部(CPU)
54a:画質調整手段(画質調整部)
55:画像形成部
55a:バイアス電圧印加手段(電圧印加部)
58:補正間隔記憶部
59:累積頁数カウンタ
68:画質調整手段(画質調整開始制御部)
70:比較手段
100:カラー画像形成装置
101:像担持体(感光体ドラム)
102:現像装置
151:加熱ヒータ
152:表面温度検知手段(温度検知センサ)
153:表面電位センサ
154:反射濃度センサ
155:温湿度検知センサ

Claims (9)

  1. 1以上のページから構成される画像のデータを印刷ジョブとして取得するジョブ取得部と、
    取得された印刷ジョブがモノクロ画像に係るジョブかカラー画像に係るジョブかを判断する判断部と、
    モノクロ画像およびカラー画像のうちブラック色成分の画像を形成し、かつ、ブラック色の簡易補正用および高精度補正用のパターンを形成し得るブラック画像形成部と、
    ブラック色を除く色成分のカラー画像を形成し、かつ、前記色成分の簡易補正用および高精度補正用のパターンを形成し得るカラー画像形成部と、
    形成された各パターンを測定する測定部と、
    ブラック画像形成部、または、ブラック画像形成部およびカラー画像形成部にパターンを形成させ、形成されたパターンを測定部に測定させ、測定結果に基づいてブラック画像の形成条件の補正(ブラック画像補正)、または、カラー画像に係る各色成分の画像の形成条件の補正(カラー画像補正)を行うように制御する補正制御部と、
    先にブラック画像形成部によるパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間(ブラック動作期間)、および、先にカラー画像形成部によるパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間(カラー動作期間)を記憶する動作記憶部とを備え、
    前記補正制御部は、前記ブラック動作期間がモノクロ画像の簡易補正につき予め定められた第1期間に達し、かつ、モノクロ画像に係るジョブのみの実行が予定されていると判断部が判断したときに
    (1)ブラックの簡易補正用パターンを形成させ、
    (2)各成分の高精度補正用パターンを形成させず、
    (3)カラー画像形成部にパターンを形成させず
    に、ブラックの画像形成条件を簡易的に補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正制御部は、ブラック補正として、ブラックの簡易補正用のパターンを形成し測定して高濃度域の濃度を補正するブラック簡易補正、および、高精度補正用のパターンを形成し測定して高濃度域および中間調域の濃度とを補正するブラック高精度調整の2種類の補正を行うように制御し、
    前記カラー補正として、ブラックおよびカラーの簡易補正用のパターンを形成し測定して各色成分の高濃度域の濃度を補正するカラー簡易補正、および、ブラックおよびカラーの高精度補正用のパターンを形成し測定して各色成分の高濃度域および中間調域の濃度とを補正するカラー高精度補正の2種類の補正を行うように制御し得る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記動作記憶部は、ブラック動作期間として、ブラック簡易補正用のパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間を第1期間、ブラック高精度補正用のパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間を第2期間として記憶し、
    前記補正制御部は、グラック画像形成部の動作期間が第2期間に達する毎に
    (1)ブラックの高精度補正用のパターンを形成させ
    (2)カラー画像形成部にパターンを形成させず
    にブラック高精度補正を行い、かつ、第2期間中それより短い第1期間に達する毎にブラック簡易補正を行うように制御する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 第1および/または第2の期間の長さを変更するブラック補正間隔変更手段をさらに備える請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記動作記憶部は、カラー動作期間として、カラー簡易補正用のパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間を第3期間、カラー高精度補正用のパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間を第4期間として記憶し、
    前記補正制御部は、カラー画像形成部の動作期間が第3期間に達する毎にカラー高精度補正を行うように制御する請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  6. 前記補正制御部は、第4期間中それより短い第3期間に達する毎にカラー簡易画像補正を行うように制御する請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 第3および/または第4の期間の長さを変更するカラー補正間隔変更手段をさらに備える請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記動作記憶部は、モノクロ画像形成部およびカラー画像形成部が動作した期間として、対応する感光体の動作時間、または、モノクロおよびカラーの累積印刷ページ数をそれぞれ記憶する請求項1〜7のいずれか一つに記載の画像形成装置。
  9. ジョブ取得部により、1以上のページから構成される画像のデータを印刷ジョブとして取得する工程と、
    判断部により、取得された印刷ジョブがモノクロ画像に係るジョブかカラー画像に係るジョブかを判断する工程と、
    モノクロ画像に係るジョブについて、ブラック画像形成部によりモノクロ画像を形成する工程と、
    カラー画像に係るジョブについて、ブラック色成分の画像をブラック画像形成部により形成し、ブラック色を除く色成分の画像をカラー画像形成部により形成する工程と、
    ブラック画像形成部により、または、ブラック画像形成部およびカラー画像形成部により、簡易補正用または高精度補正用のパターンを形成するパターン形成工程と、
    測定部により、形成されたパターンを測定する工程と、
    補正制御部により、ブラック画像の形成条件の補正(ブラック画像補正)、または、カラー画像に係る各色成分の画像の形成条件の補正(カラー画像補正)を行うように制御する補正工程と、
    先にブラック画像形成部によるパターンの形成が行われてからブラック画像形成部が動作した期間(ブラック動作期間)、および、先にカラー画像形成部によるパターンの形成が行われてからカラー画像形成部が動作した期間(カラー動作期間)を動作記憶部に記憶する工程とを備え、
    前記パターン形成工程は、前記ブラック動作期間がモノクロ画像の簡易補正につき予め定められた第1期間に達し、かつ、モノクロ画像に係るジョブのみの実行が予定されていると判断部が判断したときに
    (1)ブラックの簡易補正用パターンを形成させ、
    (2)各成分の高精度補正用パターンを形成させず、
    (3)カラー画像形成部にパターンを形成させず
    に、ブラックの画像形成条件を簡易的に補正することを特徴とする画像形成方法。
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