JP2006047779A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基準パターン像を中間転写ベルト8に転写し、該中間転写ベルト8上の基準パターン像の付着状態を転写部材としての2次転写ローラ19の下流に設けられた画像濃度検知手段としての反射型フォトセンサ40で検知し、その検知結果により作像条件を変化させる画像形成装置において、中間転写ベルト8上の基準パターン像が2次転写ローラ19を通過するとき、2次転写ローラ19が中間転写ベルト8に接触した状態で2次転写ローラ19にトナーと同極性の電圧を印加する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、トナー濃度検知装置、磁性体検知装置、導体検知装置等に応用することができる。
従来から、電子写真方式の画像形成装置では、画像品質の安定化を目的として、画像濃度センサを用いて所定のタイミングで像形成性能などの作像性能をテストする技術が知られている。
詳しくは、まず、像担持体としての感光体上の転写紙に転写されない位置に所定の作像条件で基準パターン像を形成し、各色の基準パターン像を中間転写ベルト上にパターンブロックとして転写する。転写された中間転写ベルト上の基準パターン像のトナー付着量を画像濃度センサで測定し、測定した画像濃度によって像形成性能を判別し、その結果をフィードバックすることで作像条件を変更し画像濃度が一定となるように制御するプロセスコントロール技術が知られている。
温湿度変化や経時変化によって作像能力は変化するため、前述したプロセスコントロールを所定のプリント枚数毎や、所定の時間毎に自動的に実行することによって、一定の画像品質を維持している。
従って、2次転写ローラを中間転写ベルトから離間させる場合、最後の色(例えばブラック)が書き終わってから、2次転写ローラの離間を開始するようになっている。そして、離間が終わった段階で、4色の基準パターンを同時に書き込みし、4色の基準パターン像を同時に作像する。
また、すべての基準パターン像が離間された2次転写ローラの下を乱されることなく通過した後に、2次転写ローラを中間転写ベルトに接触する動きが開始される。2次転写ローラが中間転写ベルトに接触した後、次の画像の書き込みが、例えばイエローより順次開始される。
従って、連続プリント中に基準パターン像を検知する場合は、かなりの時間プリント動作を中断する必要があり、その分生産性が落ちるという問題があった。
ここでは、特に、基準パターン像の作像・検知時間の短縮を目的としている。
ここでは、特に、基準パターン像の作像・検知時間の短縮を目的としている。
基準パターン像を通過させるとき、トナーと同極性のバイアスを印加するために、転写部材に付着したトナーがエンドレスベルトに付着し、基準パターン像を乱す。特に、基準パターン像の前後のトナーを付着させない部分(地肌部)に転写部材からトナーが移行すると、検知結果に大きく影響する。ここでは特にこれを防止することを目的としている。
ここでは、特に、転写部材の汚れ防止、基準パターン像の検知精度アップ(基準パターン像を検知する光センサ(画像濃度検知手段)が転写部材の下流側にある場合、転写部材に転写した分だけ検知誤差になる。)を目的としている。
Vsg_reg<10×Vsp_reg
ここでは、特に、転写部材の汚れ防止、基準パターン像の検知精度アップ(基準パターン像を検知する光センサ(画像濃度検知手段)が転写部材の下流側にある場合、転写部材に転写した分だけ検知誤差になる。)を目的としている。
Vsg_reg<2×Vsp_reg
ここでは、特に、転写部材の汚れ防止、基準パターン像の検知精度アップ(基準パターン像を検知する光センサ(画像濃度検知手段)が転写部材の下流側にある場合、転写部材に転写した分だけ検知誤差になる。)を目的としている。
Vsg_reg<2×Vsp_reg
を満たし、第2のパターンが
2×Vsp_reg<Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たすことを特徴とする。
少なくとも2つの基準パターン像を作像し、第1のパターンが
Vsg_reg<2×Vsp_reg
を満たし、第2のパターンが
2×Vsp_reg<Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たし、全てのパターンが
Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たし、全てのパターンが作像される長さが、上記転写ローラの周長より短いことを特徴とする。
ここでは、特に、転写部材の汚れ防止、基準パターン像の検知精度アップ(基準パターン像を検知する光センサ(画像濃度検知手段)が転写部材の下流側にある場合、転写部材に転写した分だけ検知誤差になる。)を目的としている。
Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たす場合、一般にトナー付着量は1層の約50%〜80%程度である。従って、転写部材への転写を無視できるレベルに抑えることができ、転写部材の汚れを防止することができる。
また、上記式を持たす領域では、検知電圧Vspは概略下記式を満たす。
Vsp(x)=Vsg_reg−(Vsg_reg−Vmin)exp(−x/ms)
Vmin:検知電圧の最小値
ms:シャドーファクター
従って、Vsg_reg<10×Vsp_regの条件下では感度も維持できる。
従って、Vsg_reg<2×Vsp_regの条件下では十分高い感度が維持できる。
また、転写部材の汚れを防止することができる。また、第1のパターンと第2のパターンの濃度から推定される現像量の差を、それぞれの作像ポテンシャルの差で割ることで、現像能力(現像γ)を推定することができる。この現像γから、周知の手法により種々の作像パラメータを決定することができる。
まず、図1に基づいて、本実施形態における画像形成装置としての電子写真方式のレーザープリンタ(以下、単に「プリンタ」という)の全体構成の概要を説明する。
プリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つの作像ステーション6Y、6M、6C、6Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。
Yトナー像を生成するための作像ステーション6Yを代表してその構成を説明すると、図2に示すように、像担持体としてのドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Y等を備えている。
このYの静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像される。そして、エンドレスベルトとしての中間転写ベルト8上に中間転写される。
ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他の作像ステーション6M、6C、6Kにおいても、同様の構成を有しており、同様にして感光体1M、1C、1K上にM、C、Kトナー像が形成され、中間転写ベルト8上に転写される。
トナーが現像されることにより現像剤中のトナー濃度が下がるので、これを補充する必要があり、トナーカートリッジ32Y(図1参照)から図示しない経路を通じて現像器内にトナーが補給される。現像剤中のトナーの量(トナー濃度)はトナー濃度センサ56Yに依って検知され、その電気信号が制御部57Yに送られ所定の基準に従って補給量トナーの量が決定され、トナー補給ローラの駆動モータ41Yが駆動される。図2において、符号55Yは現像剤を攪拌・搬送する部材を示す。
給紙カセット26は、記録媒体としての転写紙Sが複数枚重ねて収納されており、それぞれの一番上の転写紙Sには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回り方向に回転せしめられると、一番上の転写紙Sがレジストローラ対28のローラ間(ニップ)に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Sを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Sを適切なタイミングで後述する2次転写ニップに向けて送り出す。かかる構成の給紙手段においては、給紙ローラ27と、タイミングローラ対としてのレジストローラ対28との組合せによって記録媒体搬送手段が構成されている。この記録媒体搬送手段は、転写紙Sを給紙カセット26から後述の2次転写ニップまで搬送するものである。
中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、4つの1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9K、クリーニング装置10などを備えている。また、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら3つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。
1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y、1M、1C、1Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。
2次転写バックアップローラ12は、転写部材としての2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Sに転写される。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Sに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。
スタック部30の下部には、トナーカートリッジ2Y、32M、32C、32Kが配置されている。
この反射型フォトセンサ40には、拡散光検出型か正反射光検出型のうち、中間転写ベルト8の表面の反射光量と、後述の基準パターン像の反射光量との差を十分な値にし得る方が用いられる。なお、反射型フォトセンサ40の役割については後述する。
制御部150は、図示しない主電源の投入時や、所定時間経過した後の待機時、所定枚数以上のプリントを出力したあとの待機時など、所定のタイミングで、各トナー像形成部6Y、6M、6C、6Kの像形成性能などの作像性能を試験し、試験結果を作像条件にフィードバックして画像品質を安定化するように構成されている。
この現像により、各色のバイアス現像パターン像(基準パターン像)が感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上に形成される。なお、現像の際、制御部150は、それぞれの現像ユニット20の現像ローラ22に印加される現像バイアスの値も徐々に高くしていくように制御する。
これら各色のバイアス現像パターン像は、中間転写ベルト8上に重なり合わずに並ぶように転写される。この転写により、中間転写ベルト8上には各色の基準パターン像によって構成されるパターンブロックが形成される。
基準パターン像Pxは、プリントプロセス時に形成される各色のトナー像とは異なり、中間転写ベルト8上に重なり合わずに並ぶように転写される。このような転写により、中間転写ベルト8上には各色の基準パターン像Py、Pm、Pc、Pkによって構成される1つのパターンブロックPBが形成される。
図6は中間転写ベルト8上に形成されたパターンブロックPBが反射型フォトセンサ40を通過する様子を模式的に示す図である。中間転写ベルト8上に形成されたパターンブロックPBは、中間転写ベルト8の無端移動に伴って反射型フォトセンサ40との対向位置に移動するが、パターンブロックPBが2次転写ローラ19の下(中間転写ベルト8との対向部位)を通過する際、従来は、2次転写ローラ19は中間転写ベルト8から離間し、基準パターン像Pxが2次転写ローラ19に因って乱されるのを防ぐようにしている。
これはまた、2次転写ローラ19が汚れるのを防止する役目も果たす。もし、二次転写ローラ19が汚れると、実際にプリントする時に印刷画像の裏側を汚す結果になる。
反射型フォトセンサ40との対向位置を通過したパターンブロックPBは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。
1つの画像を作像する場合、Y、M、C、Kの順で感光体間隔L1を中間転写ベルト8が進む時間ずらして、レーザー光で画像情報が感光体1に書き込まれる。感光体1はこれに先立ち、帯電ローラ4で一様に帯電させられているが、レーザー光が照射された所は、感光層の中で正負の電荷が発生し、先に一様に帯電された電荷を消失するように作用する。つまり、光書き込みに応じた潜像ができる。
この潜像が夫々の色のトナーで現像され、中間転写ベルト8へ向けて運ばれる。中間転写ベルト8と感光体1が接触する位置の中間転写ベルト8の裏側には、1次転写ローラ9が配置され、これにトナーと逆極性の電圧を印加することで、トナーを感光体1から中間転写ベルト8側に引き寄せる、つまり転写する。
ところで、反射型フォトセンサ40で基準パターン像を検知する場合には、図6bに示すように、2次転写ローラ19を中間転写ベルト8から離間(退避)させて、基準パターン像のトナー像を2次転写ローラ19が乱さないようにして、反射型フォトセンサ40で基準パターン像を検知する。
しかしながら、上述したように、画像をレーザー光で感光体1に書き込んでいる時に、2次転写ローラ19を中間転写ベルト8から離間させたり接触させたりすると、中間転写ベルトの走行が乱れ、画像にバンディングと呼ばれる筋状のムラを発生する。従って、2次転写ローラ19を中間転写ベルト8から離間させる場合、最後の色(この場合K)が書き終わってから、2次転写ローラ19の離間を開始する。そして、離間が終わった段階で、4色のパターンを同時に書き込みし、基準パターン像Pxを同時に作像する。
従って、連続プリント中に基準パターン像を検知する場合は、かなりの時間プリント動作を中断する必要があり、その分生産性が落ちると言う問題があった。
2次転写ローラ19を中間転写ベルト8から退避させずに基準パターン像を検知すると、像を乱すのみならず、2次転写ローラ19を汚し(基準パターン像のトナーがローラに付着する)、これが次の転写紙Sの裏面を汚すという問題が発生する。本発明は、この様な問題を解決するためになされたものである。
しかしながら、本発明者らは鋭意努力した結果、光センサで検知出来る中間特性値の幾つかの組合せを所定の値に管理することで色空間を維持することができ、しかもその内の殆どのものが2次転写ローラ19を退避させなくともトナー像を乱すことなく、また、2次転写ローラ19の汚れも実質無害なレベルに維持できることを見出した。
また、エンドレスベルト(搬送ベルト又は中間転写ベルト)からの正反射光の検知電圧Vsg_regに対し、基準パターン像の検知電圧Vsp_regが以下の式を満たすことが更に望ましい。
Vsg_reg<10×Vsp_reg
これは、どのような光学系の光センサを用いるかによって異差はあるが、トナーが搬送ベルト(各感光体の像を順次転写可能に記録媒体を搬送するエンドレスベルト)又は中間転写ベルト8の表面を60%〜80%覆う状態に相当している。この様な状態では、2次転写ローラ19が中間転写ベルト8に接触していても、トナーと同極性の電圧が印加されていれば、トナー像は殆ど乱されず、また2次転写ローラ19の汚れ(トナーの転移)も少ない。また、信号としてもベルト上のトナー量に対する感度もよい。
印刷要求があった場合(S1)、制御部150は出力データがイメージデータか又はテキストデータかを判断する(S2)。イメージデータか否かの判断は、ドットカウンタから算出される画像部の面積と出力する用紙の面積から算出される画像の面積率で判断する。
例えば、ドットカウンタから算出される画像部の面積が124.6cm2、出力する用紙サイズがA4(623cm2)、画像部の面積率の閾値が10%の場合、画像の面積率は124.6/623=20%となり、閾値の10%以上のためイメージデータであると判断する。イメージメージデータの場合、通常白部がテキストデータより少ないため、画像面積が大きくなる傾向にある。そのため、イメージデータと判断するパラメータを上述のように画像の面積率とし、閾値以上の画像面積の場合にはイメージデータと判断する方法は有効である。
また、フルカラー画像形成装置の場合、4色の画像面積率のデータが得られるが、1色でも面積率が閾値10%を超えた場合イメージデータと判断する。
このようにして、イメージデータ出力の際に画像調整が必要な場合、作像開始前にプロセスコントロールを実行するため、画像品質を高く保つことができる。
また、イメージデータ枚数閾値は画像品質が変化しないように短く設定することで、画像品質が高いままイメージデータを出力し続けることを可能にする。プロセスコントロールを実行した場合、枚数カウンタをクリアする(S5)。
作像終了後印刷要求が無い場合、枚数カウンタがテキストデータ枚数閾値を超えていないかどうかを判断する(S10)。ここで、テキストデータ枚数閾値はイメージデータ枚数閾値よりも大きい値を設定し、多少画像品質が落ちても機械(プリンタ)に不具合が生じない限りプロセスコントロールを実行しないようにしないようにする。この条件において枚数カウンタがテキストデータ枚数閾値を超えている場合にはプロセスコントロールを実行し(S11)、枚数カウンタをクリアして(S12)終了する。
本実施形態では、少なくとも1回、中間転写ベルト8上の基準パターン像が2次転写ローラ19を通過する前の紙間(転写紙間)で、2次転写ローラ19にトナーと同極性の電圧を印加することを特徴とする。
これにより、基準パターン像の通過前に転写部材(2次転写ローラ19)のトナー汚れを無くすことができる。すなわち、転写部材のトナー汚れは転写紙Sが1枚通過する分であり、通常極めて少ないので反射型フォトセンサ40の検知結果に影響することはない。
以下の式を満たすようにしてもよい(第3の実施形態)。
Vsg_reg<2×Vsp_reg
この場合、トナーが搬送ベルト又は中間転写ベルト8の表面を疎ら40%以下に覆う状態で、2次転写ローラ19が中間転写ベルト8に接触していても、トナーと同極性の電圧が印加されていれば、トナー像は乱されず、また2次転写ローラ19の汚れ(トナーの転移)も極めて僅かである。
Vsg_reg<2×Vsp_reg
を満たし、第2のパターンが
2×Vsp_reg<Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たすようにしてもよい(第4の実施形態)
Vsg_reg<2×Vsp_reg
を満たし、第2のパターンが
2×Vsp_reg<Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たし、全てのパターンが
Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たし、全てのパターンが作像される長さを、転写ローラの周長より短くするようにしてもよい(第5の実施形態)。
19 転写部材としての2次転写ローラ
40 画像濃度検知手段としての反射型フォトセンサ
101 基準パターン像
S 記録媒体としての転写紙
Claims (8)
- 像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像手段と、トナー像に接触するように記録媒体を搬送するエンドレスベルトと、トナー像に接触した上記記録媒体の裏面からトナーの電荷と逆極性の電圧を印加する転写部材を有し、上記像担持体上の上記記録媒体に転写されない位置に所定の作像条件で基準パターン像を作像し、該基準パターン像を上記エンドレスベルトに転写し、該エンドレスベルト上の基準パターン像の付着状態を上記転写部材の下流に設けられた画像濃度検知手段で検知し、その検知結果により作像条件を変化させる画像形成装置において、
上記エンドレスベルト上の基準パターン像が上記転写部材を通過するとき、上記転写部材が上記エンドレスベルトに接触した状態で上記転写部材にトナーと同極性の電圧を印加することを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像手段と、上記像担持体上のトナー像を転写されて一時的に保持するエンドレスベルトと、該エンドレスベルト上のトナー像に接触するように記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、トナー像に接触した上記記録媒体の裏面からトナーの電荷と逆極性の電圧を印加する転写部材を有し、上記像担持体上の上記記録媒体に転写されない位置に所定の作像条件で基準パターン像を作像し、該基準パターン像を上記エンドレスベルトに転写し、該エンドレスベルト上の基準パターン像の付着状態を画像濃度検知手段で検知し、その検知結果により作像条件を変化させる画像形成装置において、
上記エンドレスベルト上の基準パターン像が上記転写部材を通過するとき、上記転写部材が上記エンドレスベルトに接触した状態で上記転写部材にトナーと同極性の電圧を印加することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
少なくとも1回、上記エンドレスベルト上の基準パターン像が上記転写部材を通過する前の紙間で、上記転写部材にトナーと同極性の電圧を印加することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
基準パターン像の上記エンドレスベルト上の付着量をトナー1層分以下にすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
上記画像濃度検知手段が、上記エンドレスベルトからの正反射光を検知する光学系を有し、上記エンドレスベルトからの正反射光の検知電圧Vsg_regに対し、基準パターン像の検知電圧Vsp_regが以下の式を満たすことを特徴とする画像形成装置。
Vsg_reg<10×Vsp_reg - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
上記画像濃度検知手段が、上記エンドレスベルトからの正反射光を検知する光学系を有し、上記エンドレスベルトからの正反射光の検知電圧Vsg_regに対し、基準パターン像の検知電圧Vsp_regが以下の式を満たすことを特徴とする画像形成装置。
Vsg_reg<2×Vsp_reg - 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
上記画像濃度検知手段が、上記エンドレスベルトからの正反射光を検知する光学系を有し、上記エンドレスベルトからの正反射光の検知電圧Vsg_reg、基準パターン像の検知電圧Vsp_regとし、少なくとも2つの基準パターン像を作像し、第1のパターンが
Vsg_reg<2×Vsp_reg
を満たし、第2のパターンが
2×Vsp_reg<Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たすことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体と、該像担持体上に形成された静電潜像をトナー像として可視像化する現像手段と、トナー像に接触するように記録媒体を搬送するエンドレスベルトと、トナー像に接触した上記記録媒体の裏面からトナーの電荷と逆極性の電圧を印加する転写ローラを有し、上記像担持体上の上記記録媒体に転写されない位置に所定の作像条件で基準パターン像を作像し、該基準パターン像を上記エンドレスベルトに転写し、該エンドレスベルト上の基準パターン像の付着状態を画像濃度検知手段で検知し、その検知結果により作像条件を変化させる画像形成装置において、
少なくとも2つの基準パターン像を作像し、第1のパターンが
Vsg_reg<2×Vsp_reg
を満たし、第2のパターンが
2×Vsp_reg<Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たし、全てのパターンが
Vsg_reg<10×Vsp_reg
を満たし、全てのパターンが作像される長さが、上記転写ローラの周長より短いことを特徴とする画像形成装置。
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