JP3542148B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、さらに詳しくいえば現像器中の現像剤のトナー濃度を検知してプロセスコントロールを行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ等の画像形成装置において、現像器中の現像剤のトナー濃度をセンサによって検知し、その検知結果に基づいてトナー補給等のプロセスコントロールを行う画像形成装置は周知である。
【0003】
例えば、従来のトナーとキャリアによる2成分現像剤を用いる現像器において、現像能力を維持するためには、トナー濃度が所定の濃度になるようにトナー補給量を適切にコントロールする必要がある。
【0004】
一般に、2成分現像器のトナー濃度は、現像剤の透磁率がトナー濃度によって異なることを利用して検知したり、現像剤に対する光学的な反射濃度がトナー濃度によって異なることを利用して検知しており、従来の画像形成装置においては、これら透磁率あるいは光学的反射濃度等の検知結果から直接トナー濃度を判断し、トナー補給等のプロセスコントロールを行っていた。
【0005】
ここで現像剤の透磁率変化を利用したトナー濃度センサについて説明する。
【0006】
図13に一例を示すように、透磁率変化を利用したトナー濃度センサの出力特性は、トナー濃度が低ければセンサ近傍のキャリアの量が増加して透磁率が高くなり、センサ出力は上昇する。逆に、トナー濃度が高ければセンサ近傍のキャリアの量が減少して透磁率が低くなり、センサ出力は下降する。
【0007】
しかしながら、上記のようなトナー濃度センサは、基本的に、現像剤が移動している状態で得た動的出力によってトナー濃度を検出しているため、現像剤の流動状態によって検知出力が大きく変化することがある。すなわち、センサ出力が、センサ近傍の動的キャリア量(透磁率)によって決定されるため、現像剤が安定して流動していなかったり、キャリアの劣化によって現像剤の流動性が変わったり、トナーの帯電電荷量による現像剤の嵩密度の変化等により、図13に示したような出力特性が崩れ、同じトナー濃度でもセンサ出力値が異なることがあった。
【0008】
また、現像剤の光学的反射濃度の変化を利用したトナー濃度センサにおいても、動的な現像剤の光学的反射濃度によっているため、現像剤のセンサ近傍での流量変化、トナーの帯電電荷量による浮遊トナー量等により、同じトナー濃度でもセンサ出力値が異なることがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の画像形成装置においては、上述したような、現像剤の流動状態によっては同じトナー濃度でもトナー濃度センサの出力値が異なることがあるという点に考慮せず、センサ出力から直接トナー濃度を判定しているため、検知したトナー濃度と実際のトナー濃度にズレが生じる場合があり、トナー補給のプロセスコントロールの制御精度が低下するという問題があった。
【0010】
検知したトナー濃度と実際のトナー濃度にズレが生じトナー濃度が所定の濃度よりも高くなった場合、画像濃度の上昇やトナー飛散、あるいは、キャリアが現像器の外にこぼれ落ちたり、記録紙が地汚れしたりすることがある。また、逆にトナー濃度が低くなった場合、画像濃度が低下したり、キャリアが感光体に付着したりすることがある。
【0011】
本発明は、従来の画像形成装置における、上述の検知したトナー濃度と実際のトナー濃度にズレが生じ、トナー補給のプロセスコントロールの制御精度が低下するという問題を解決し、現像器のトナー濃度を正確に検知することのできる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は、本発明により、トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いる現像器中のトナー濃度を、現像剤の透磁率に基づくトナー濃度センサによって検知する画像形成装置において、現像剤の流動性変化に起因するトナー濃度センサの出力変動を補正する補正手段であって、画像形成動作時における前記現像器内の現像剤の撹拌開始の度に、撹拌開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間に応じて前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値の補正量を算出する補正手段を有することにより解決される。
【0013】
また、本発明は、前記の課題を解決するために、前記現像器内の現像剤の撹拌動作開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間を計測するタイマ手段を備えることを提案する。
【0014】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、用紙サイズ、連続画像形成枚数または画像形成モード等から前記時間を間接的に演算することを提案する。
【0015】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、前記現像器は、現像スリーブ上への現像剤の穂立て及び穂切り動作を行う手段を有し、前記時間が、前記現像器内の現像剤の穂立て動作開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間であることを提案する。
【0016】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、前記現像剤の穂立て動作開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間を、用紙サイズ、連続画像形成枚数または画像形成モード等から間接的に演算することを提案する。
【0017】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、総画像形成枚数または前記現像器内の現像剤の総撹拌時間等から前記現像剤の疲労度を検出し、前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値を補正することを提案する。
【0018】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、前記補正手段による補正結果に所定の演算を加える手段を有することを提案する。
【0019】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、前記現像剤周辺の雰囲気温度及び雰囲気湿度等の環境条件あるいは前記現像剤の履歴等による前記現像剤の流動性の変化を検知し、前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値を補正することを提案する。
【0020】
さらに、本発明は、前記の課題を解決するために、前記現像器が複数台設けられ、前記補正手段による前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値の補正を、前記複数台の現像器別に行うことを提案する。
【0021】
【作用】
現像器内の現像剤の撹拌開始からトナー濃度センサによる検知開始までの時間に応じて、トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値を、時間の経過にしたがって補正幅が小さくなるように補正を行い、トナー補給等のプロセスコントロールを行う。
【0022】
その他の作用については、以下の実施例の説明で明らかとなるであろう。
【0023】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は、本発明の一実施例のカラー複写機の概略構成を示す図である。このカラー複写機100は、カラー画像読み取り部(以下、カラースキャナという)1とカラー画像記録部(以下、カラープリンタという)2とで構成されている。
【0025】
カラースキャナ1は、照明ランプ4により照らされた原稿3の画像を、ミラー群5及びレンズ6を介してカラーセンサ7に結像し、原稿3のカラー画像情報を、例えばブルー、グリーン、レッド(以下、B、G、Rと記す)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。カラーセンサ7は、本実施例ではB、G、Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子とで構成されており、3色同時読み取りを行う。
【0026】
そして、カラースキャナ1で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルを元にして、画像処理部(図示せず)で色変換処理を行い、ブラック(以下、Bkと記す)、シアン(以下、Cと記す)、マゼンタ(以下、Mと記す)、イエロー(以下、Yと記す)のカラー画像データを得る。このカラー画像データをカラープリンタ2によって、Bk、C、M、Yの顕像化を行い、最終的なカラーコピーとする。
【0027】
なお、Bk、C、M、Yの画像データを得るためのカラースキャナ1の動作方式は、カラープリンタ2の動作とタイミングを取ったスキャナスタート信号を受けて、照明ランプ4及びミラー群5が図中右から左方向に原稿3を走査し、1回の走査で1色の画像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによって順次4色の画像データを得る。そして、その都度カラープリンタ2で顕像化を行い、これを重ね合わせて4色フルカラー画像を形成するものである。
【0028】
次に、カラープリンタ2の概要を説明する。
【0029】
書き込み光学ユニット8は、カラースキャナ1からのカラー画像データを光信号に変換し、原稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム9に静電潜像を形成する。この書き込み光学ユニット8は、レーザ8aとその発光駆動制御部(図示せず)、ポリゴンミラー8bとその回転用モータ8c、f/θレンズ8d、反射ミラー8e等で構成されている。
【0030】
図2は、カラープリンタ2の感光体及び中間転写ベルと付近を詳細に示す拡大図である。この図に示すように、感光体9の回りには、クリーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)10、除電ランプ11、帯電器12、電位センサ13、Bk現像器14、C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検知器18、中間転写ベルト19などが配置されている。
【0031】
各色現像器14、15、16、17の構成及び動作は皆同じであるので、Bk色現像器を代表に説明する。Bk色現像器14は、現像スリーブ14a、現像パドル14b及びトナー濃度センサ14c等で構成されている。現像パドル14bは、現像剤を汲み上げると共に撹拌する。現像スリーブ14aは、回転しながら、現像パドル14bが汲み上げた現像剤の穂を感光体9の外周面に接触させて感光体9上に形成された静電潜像を現像する。ただし、待機状態のときは、現像スリーブ14aは回転せず、現像剤が感光体9の表面から離れた穂切り(現像不作動)状態になっている。
【0032】
次に、各色現像器14、15、16、17による現像動作を、現像順序(すなわちカラー画像形成順序)がBk,C,M,Yの順番として説明する。ただし、カラー画像形成順序(すなわち現像順序)は、本実施例に限定されるものではない。
【0033】
まず、複写機100によるコピー動作が開始されると、カラースキャナ1で所定のタイミングで原稿3のBk画像データの読み取りがスタートする。そして、この画像データに基づいて、図中反時計回り(矢印Lの方向)に回転する感光体9上に書き込み光学ユニット8のレーザ光による光書き込み・静電潜像形成が行われる(以下、Bk画像データによる静電潜像をBk潜像と記す。また、C,M,Yについても同じ)。
【0034】
感光体9上に形成されたBk潜像を、その先端部から現像するために、Bk現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像スリーブ14aを回転開始させ、現像剤の穂立てを行いBk潜像をBk色トナーで現像する。そして、Bk潜像領域の現像動作を継続するが、潜像後端部がBk現像器14の現像位置を通過した時点で速やかに現像スリーブ14a上の現像剤の穂切りを行い、現像不作動状態にする。この穂切りは、少なくとも次のC画像データによるC潜像先端部がBk現像器14に到達する前に完了させる。なお、現像剤の穂切りは、現像スリーブ14aの回転方向を現像動作中とは逆方向に切り替えることで行い、その後、現像スリーブ14aの回転を停止させる。
【0035】
さて、Bk潜像を現像して形成されたBkトナー像は、感光体9の表面に接触して等速運動している中間転写ベルト19上に転写される(以下、感光体9から中間転写ベルト19へのトナー像の転写をベルト転写という)。ベルト転写は、感光体9と中間転写ベルト19が接触状態において、転写バイアスローラ20に所定のバイアス電圧を印加することにより行う。
【0036】
次いで、所定のタイミングでカラースキャナ1による原稿3のC画像データの読み取りが開始される。そして、Bk色のときと同様にして、C画像データによるレーザ光書き込みが行われ、C潜像が形成される。
【0037】
C色現像器15は、その現像位置を先のBk潜像後端部が通過し、かつC潜像の先端が現像位置に到達する前に、現像スリーブ15aの回転を開始し、現像剤の穂立てを行う。そして、C潜像をC色トナーで現像する。
【0038】
以下、M色及びY色について、それぞれ画像データの読み取り、潜像の形成、対応色のトナーによる現像が行われるが、その動作は上述のBk色及びC色における動作と同様であるので、説明を省略する。
【0039】
ところで、Bkトナー像を転写された中間転写ベルト19には、感光体9に順次形成されたC,M,Yの各色トナー像が順に前のトナー像に位置合わせして転写され、4色重ねのベルト転写画像が形成される。そして、この4色重ねのベルト転写画像が一括して転写紙に転写される。
【0040】
ここで中間転写ベルト19を含むユニットについて説明する。
【0041】
中間転写ベルト19は、ベルト転写バイアスローラ20、駆動ローラ21及び従動ローラ25a、bに張架され、図示しない駆動モータにより駆動される。
【0042】
中間転写ベルト19をクリーニングするためのベルトクリーニングユニット22は、ブラシローラ22a、ゴムブレード22b、中間転写ベルト19からの接離機構22c等で構成されている。このベルトクリーニングユニット22は、1色目のBkトナー像がベルト転写された後の2、3、4色目のトナー像をベルト転写している間は、接離機構22cによってベルト面から離間されている。
【0043】
ベルト19上に形成された4色重ねのベルト転写画像を転写紙に転写させるための、紙転写ユニット23は、転写バイアスローラ23a、ローラクリーニングブレード23b、転写ベルト19からの接離機構23c等で構成されている。転写バイアスローラ23aは、通常はベルト面から離間しているが、中間転写ベルト19上のベルト転写画像を転写紙に一括転写するときにタイミングを取って接離機構23cで押圧され、中間転写ベルト19に圧接される。そして、所定のバイアス電圧が印加され、転写バイアスローラ23aと中間転写ベルト19の間に導かれた転写紙24にベルト転写画像を一括転写する。なお、転写紙24は、中間転写ベルト19上のベルト転写画像の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに合わせて、給紙ローラ27及びレジストローラ26(それぞれ図1に示す)によって給紙される。
【0044】
ところで、中間転写ベルト19の動き方は、1色目のBkトナー像のベルト転写が後端部まで終了した後の動作方式として、次の3方式が考えられるが、この中の1方式か、又はコピーサイズに応じて(コピー速度面などで)効率的な方式の組み合わせによって動作させる。
【0045】
(1)定速定方向回動方式
イ.Bkトナー像のベルト転写後も、そのままの方向に一定速度で回動を続ける。
【0046】
ロ.そして、ベルト19面上のBkトナー像の先端位置が再び感光体9との接触部すなわちベルト転写位置に到達したとき、感光体9上には次のCトナー像の先端部が丁度その位置(Bkトナー像の先端位置)にくるように、タイミングを取って画像形成されている。その結果、Cトナー像はBkトナー像に正確に位置合わせされて中間転写ベルト19上に重ねてベルト転写される。
【0047】
ハ.その後も同様の動作によって、M,Y画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0048】
ニ.4色目のYトナー像のベルト転写工程に引き続き、そのまま回動しながら、ベルト19面上の4色重ねのベルト転写画像を転写紙24に一括転写する。
【0049】
(2)スキップ定方向回動方式
イ.Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体9から中間転写ベルト19を離間させる。そして、そのままの方向に高速スキップさせて、所定量を移動したら当初の回動速度に戻す。その後、再び感光体9にベルト19を接触させる。
【0050】
ロ.そして、ベルト19面上のBk画像先端位置が再びベルト転写位置に到達したとき、感光体9上には次のCトナー像の先端部が丁度その位置にくるように、タイミングを取って画像形成されている。その結果、Cトナー像はBkトナー像に正確に位置合わせされて中間転写ベルト19上に重ねてベルト転写される。
【0051】
ハ.その後も同様の動作によって、M,Y画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0052】
ニ.4色目のYトナー像のベルト転写工程に引き続き、そのままの速度でベルト19面上の4色重ねのベルト転写画像を転写紙24に一括転写する。
【0053】
(3)往復回動方式
イ.Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体9から中間転写ベルト19を離間させる。そして、回動を停止させると同時に、逆方向に高速リターンさせる。リターンさせたベルト19は、ベルト面上のBk画像の先端位置がベルト転写位置を逆方向に通過し、さらに、あらかじめ設定された距離だけ移動した後に停止させる。そして、待機状態にする。
【0054】
ロ.次に、感光体9上のCトナー像の先端が、ベルト転写位置より手前の所定位置に到達した時点で、転写ベルト19を再び初めの方向に回動させる。そして、転写ベルト19を感光体9に再び接触させる。このとき、Cトナー像が、ベルト19面上でBk画像に正確に重なるような条件に制御されてベルト転写される。
【0055】
ハ.その後も同様の動作によって、M,Y画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0056】
ニ.4色目のYトナー像のベルト転写工程に引き続き、リターンせずにそのままの速度で回動し、ベルト19面 上の4色重ねのベルト転写画像を転写紙24に一括転写する。
【0057】
さて、中間転写ベルト19から4色重ねのトナー像を一括転写された転写紙24は、転写紙搬送ベルト27により定着器28に搬送される。そして、所定の温度に制御された定着ローラ28aと加圧ローラ28bとに挟持されて搬送され、転写紙24上の未定着トナー像の溶融定着が行われ、フルカラーコピーが完成する。その後転写紙24は排紙トレイ29に搬出される。
【0058】
なお、ベルト転写後の感光体9は、感光体クリーニングユニット10で表面をクリーニングされる。また、除電ランプ11により均一に除電される。一方、転写紙24にトナー像を転写した後の中間転写ベルト19は、接離機構22aで押圧されベルト19に圧接されたベルトクリーニングユニット22により、その表面がクリーニングされる。
【0059】
リピートコピーのときは、1枚目のY(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで原稿画像の読み取り及び感光体9への潜像形成が行われ、2枚目のBk(1色目)画像工程が行われる。また、中間転写ベルト19では、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程に引き続き、ベルト表面をベルトクリーニングユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転写される。その後の各色画像工程は、1枚目のときと同様である。
【0060】
なお、図1に示した転写紙カセット30、31、32、33には、各種サイズの転写紙が収納されている。そして、図示しない操作パネルから指定されたサイズの収納カセットから、タイミングを取ってレジストローラ26に向けて給送される。また、手差し給紙トレイ34からは、OHP用紙や厚紙などの用紙が給紙される。
【0061】
以上の説明は、4色フルカラーを得るコピーモードの場合であるが、3色コピーモード及び2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分について、上記同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の現像器のみを現像作動(現像剤の穂立て)状態にし、中間転写ベルト19は、感光体9に接触したまま定速回動し、さらに、ベルトクリーニングユニット22も転写ベルト19に接触したままの状態で、コピー動作を行う。
【0062】
ところで、本実施例における、現像パドルと現像スリーブの駆動は同期しており、図3及び図4に示すようなタイミングになっている。
【0063】
図3は、フルカラーリピートコピー時のタイミングを示しており、図4は、モノカラーリピートコピー時のタイミングを示している。なお、図では、ハイレベルが現像パドル、現像スリーブ及び各色現像器のトナー濃度センサ(14〜17C)のオン状態を示し、ローレベルがそれぞれのオフ状態を示している。すなわち、現像パドルの回転開始及び回転終了タイミングと、現像スリーブの回転開始(穂立て)及び逆転動作による穂切り終了タイミングと、トナー濃度センサのA/D変換によるデータ取り込み開始及び取り込み終了タイミングとを示している(トナー濃度センサ自体は複写機本体の電源投入時は常に動作している)。なお、先頭のBk,C,M,Yはそれぞれ相当する色の現像器を示すものである。
【0064】
図3からも解るように、各色現像器の現像パドル及び現像スリーブは、前の色の現像器の現像パドル及び現像スリーブがオフになってから駆動開始(オンに)されている。また、各色現像器のトナー濃度センサは、各色現像器の現像パドル及び現像スリーブが駆動開始(オンに)されてから所定のAだけ経ってからオンにされている。
【0065】
また、図4には、Bk現像器のトナー濃度センサが、現像パドル及び現像スリーブが駆動開始(オンに)されてからA1,B1,C1〜のタイミングで1回目、2回目、3回目〜とオンにされる様子が示されている。
【0066】
図5は、Bk現像器のモノカラーリピートコピー時のトナー濃度センサのアナログ出力を示したものである。
【0067】
前述したように、トナー濃度センサの出力(VT)は、現像剤の流動状態によって変動する。図から解るように、コピースタート後、初めのうちはセンサ出力が高めに出力されるが、A4用紙横向き(A4Y)3枚目以降は安定したレベル(図中点線で示したレベル)になる。これは、駆動初期においては、現像剤が充分に移動せず、センサ近傍にキャリアが重力により詰まった状態となり出力が高めとなるが、次第に現像剤が流れ出すと共に、穂立て動作により現像剤の嵩が減るため次第に出力が低くなって安定するものと考えられるが、このセンサ出力と時間との関係は、現像器の構成によっても異なってくる。
【0068】
そこで本実施例においては、各現像器別にタイマを用意して、駆動開始からトナー濃度センサの出力検知を開始するまでの時間を計測し、予め求めておいた補正テーブル(TABLE−1)から、その時間に対応する補正量(補正量1)を求める。そして、求めた補正量によりトナー濃度センサの検知出力の補正を行い、トナー濃度を判定する。
【0069】
図6は、各現像器別の補正テーブルであり、A、B、C、Dはそれぞれブラック現像器、シアン現像器、マゼンタ現像器、イエロー現像器用の補正テーブルである。
【0070】
図6に示す補正テーブル(TABLE−1)におけるVT検知開始Tは、現像器別の、駆動開始からトナー濃度センサによる出力検知開始までの時間である。また、対応する紙サイズとは、VT検知開始Tの各欄に示す時間に該当する用紙サイズを示すものである(すなわち、そのサイズの用紙を使用したときに、VT検知開始Tが左欄の時間になる)。なお、用紙サイズを示すA4、B5等の後ろのY,Tは、それぞれ用紙の横向き、縦向きを示すものである。
【0071】
ところで、本実施例の補正テーブルは、各現像器毎に5段階のテーブルとなっているが、補正時間・回数の区切り方は本実施例に限定されるものではない。例えば、VT検知開始時間と補正量の関係を関数として持てば無段階に補正が可能となる。
【0072】
なお、本実施例においては、現像器別にタイマを用意し、駆動開始からトナー濃度センサの出力検知を開始するまでの時間(図4に示すBk現像器の場合、A1,B1,C1〜であり、これが、C現像器であればA2,B2,C2〜となり、以下M現像器及びY現像器の場合も同様)を計測したが、その時間が用紙サイズ、リピートコピー枚数、コピーモード(モノカラー、フルカラー、特殊モード等)によって代表できる場合には、タイマを設けずに、これらのデータによる補正量を決定した補正テーブルを用意しておき、その補正テーブルを使用して補正を行えばよい。
【0073】
これを本実施例に適用した場合、モノカラーコピーモードでは、TABLE−1の補正テーブルを用いて紙サイズから補正量を決定し、フルカラーモードでは、TABLE−1の補正テーブルを用いてコピー枚数にかかわらずその紙サイズの一枚目の補正量によって補正を行う。
【0074】
図7は、本実施例におけるBk現像器のモノカラーリピートコピー時の、A4横5枚目のトナー濃度センサのアナログ出力を、同じトナー濃度で経時(使用時間)により比較したものである。図に示すように、トナー濃度センサの出力は、使用時間(総駆動時間)が増えるにつれ上昇していく。これはキャリアが劣化して帯電能力が低下すると共に、キャリアからコート剤が剥がれて現像剤の嵩密度が高くなり、センサ近傍のキャリア量が増えるためと考えられる。
【0075】
そこで本実施例においては、現像器別に現像剤投入時からの現像器回転時間を計測し、予め求めておいた補正テーブル(TABLE−2)から、その時間に対応する補正量(補正量2)を求め、求めた補正量によりトナー濃度センサの検知出力の補正を行い、トナー濃度を判定する。
【0076】
図8にBk現像器のVT補正テーブル(TABLE−2)を示す。C,M,Yの各色現像器用のVT補正テーブル(TABLE−2)は、同形式であるため省略する。
【0077】
トナー濃度センサの出力は、以上2種類の補正により大部分補正されるが、本実施例においては、さらに環境条件とトナー濃度による補正を加えている。
【0078】
図9は、図5に示したトナー濃度センサのアナログ出力を異なる環境条件で示したものである。標準となる20度C50%RHに比べ、温度及び湿度の変化によりトナー濃度センサの出力変動分が異なっていることが解る。これは、トナー濃度による流動性の変化のためと考えられる。
【0079】
そこで、本実施例においては、温湿度センサを設けて温湿度を検知し、予め求めておいた温湿度と補正量の関数により、先のTABLE−1の補正量に所定の演算を行い、新たな補正量(補正量3)を求める(補正テーブルは省略する)。例えば、図9に示すように、環境条件が30度C90%RHであった場合、標準の20度C50%RHに比べセンサ出力が約2割異なっているため、TABLE−1の補正量に対して2割多く補正量を設定する。
【0080】
図10は、トナー濃度センサのアナログ出力を異なるトナー濃度により示したものである。標準トナー濃度に比べ、出力変動分が異なっていることが解る。これは、トナー濃度による流動性の変化のためと考えられる。
【0081】
そこで本実施例においては、これまでの補正を行った後に、現像器のトナー濃度を算出し、予め求めておいたトナー濃度と補正量の関数により、先の補正テーブルの補正量に所定の演算を行い、新たな補正量(補正量4)を求める(補正テーブルは省略する)。この方法に関しては、環境条件による補正の場合と同様である。
【0082】
以下に、本実施例における補正手順をまとめて記述する。
【0083】
1)コピースタート後、現像器駆動開始から各現像器毎にタイマカウントを開始する。
【0084】
2)トナー濃度検知時のタイマカウント値を記憶し、タイマが5秒になるまでカウント続行する(5秒以上は5秒に固定する)。
【0085】
3)補正する現像器のタイマカウント値とその補正テーブルから補正量1を求める。
【0086】
4)現像器の総駆動時間を参照する。
【0087】
5)その現像器の総駆動時間とその補正テーブルから補正量2を求める。
【0088】
6)補正量1、2の和を、トナー濃度センサ出力検知結果に加え、トナー濃度センサ出力補正結果(以下、補正結果という)1を得る。
【0089】
7)温湿度を参照する。
【0090】
8)その温湿度とその補正テーブルから補正量3を求める。
【0091】
9)補正結果1から求めたトナー濃度と、その補正テーブルから補正量4を求める。
【0092】
10)補正量1、2の和に対して補正量3、4で割り増しあるいは割減らしを行い補正量5を求める。
【0093】
11)最終的に求めた補正量5をトナー濃度センサ出力検知結果に加え、トナー濃度センサ出力補正結果2とし、この補正結果2からトナー濃度を判断する。
【0094】
なお、本実施例においては、トナー濃度センサ出力を補正したが、トナー濃度制御等でトナー濃度制御基準値とトナー濃度センサ出力値との差分を用いる場合には、トナー濃度センサ制御基準値を補正してもよい。
【0095】
次に、本発明の他の実施例について説明する。
【0096】
本実施例においては、現像器の現像パドルと現像スリーブの駆動時期は異なり、図11及び図12に示すようなタイミングになっている。
【0097】
図11は、フルカラーリピートコピー時のタイミングチャートであり、図に示すように、各色現像器において、現像パドルの駆動開始後、所定のA(A1〜A4)時間経過してから現像スリーブが駆動開始される。また、現像スリーブの駆動開始後、所定のE(E1〜E4)時間経過してからトナー濃度センサの出力検知が開始される。
【0098】
図12は、ブラックリピートコピー時のタイミングチャートであり、図に示すように、現像スリーブの駆動開始後、E1,F1,G1〜のタイミングでトナー濃度センサがオンになっている。
【0099】
本実施例において、図11、12に示すA1,A2,A3,A4の時間は、コピーモード等によって一定でないため、現像器の駆動開始からトナー濃度センサ出力の検知開始までの時間を計測しても意味が無い。実験の結果から、本実施例の画像形成装置では、リピートコピー時初期のトナー濃度センサ出力の変動は、現像スリーブの駆動開始からトナー濃度センサ出力の検知開始までの時間にほとんど依存していることが解った。
【0100】
そこで本実施例においては、現像スリーブの駆動開始からトナー濃度センサ出力の検知開始までの時間(図11、12におけるE,F,G)を検知し、これに基づいて前記実施例と同様の補正を行うことによって、トナー濃度を補正することが可能となる(補正テーブルは省略する)。
【0101】
なお、本実施例においては、現像スリーブの駆動開始からトナー濃度センサ出力の検知開始までの時間(図11、12におけるE,F,G)を検知したが、実施例1と同様、用紙サイズ、リピートコピー枚数、コピーモード(モノカラー、フルカラー、特殊モード等)によって代表できる場合には、タイマを設けずに、これらのデータによる補正量を決定した補正テーブルを用意しておき、その補正テーブルを使用して補正を行えばよい。
【0102】
また、前記実施例と同様、現像器の総駆動時間、環境条件及びトナー濃度による補正を加えることができるが、その補正方法は前記実施例と同様であるので省略する。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、ある条件の下でトナー濃度センサの検知出力と実際のトナー濃度にズレが生じた場合でも、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正して、トナー補給等のプロセスコントロールを行うことができる。
【0104】
請求項2の構成により、現像器内の現像剤の撹拌開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間をタイマ手段で計測して、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0105】
請求項3の構成により、タイマを設けずに、現像器内の現像剤の流動が安定するまでのトナー濃度センサ出力の変動を予測して、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0106】
請求項4の構成により、現像剤の撹絆動作が1動作でない場合、例えば、初めに現像パドルのみ駆動して現像剤を撹絆し、現像時に現像スリーブ上への現像剤の穂立てを行うような場合に、現像パドルの撹絆開始と現像スリーブ上への現像剤の穂立て開始の時間差が一定でなくとも、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0107】
請求項5の構成により、タイマを設けなくとも、請求項4による効果と同様の効果を得ることができる。
【0108】
請求項6の構成により、経時における現像剤の劣化による嵩密度あるいは現像剤の流動性の変化によるトナー濃度センサ出力の変動を予測し、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0109】
請求項7の構成により、トナー濃度によって異なる現像剤の嵩密度あるいは流動性を考慮し、トナー濃度センサ出力の変動を予測して、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0110】
請求項8の構成により、環境条件によるトナー濃度センサ出力の変動を予測して、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0111】
請求項9の構成により、複数の現像器を有する場合に、現像器毎にトナー濃度センサ出力の変動量が異なっても、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の複写機を示す概略構成図である。
【図2】図2は、図1に示した複写機の感光体と現像器付近の詳細図である。
【図3】図3は、図1に示した複写機におけるフルカラ−リピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】図4は、図1に示した複写機におけるブラックリピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】図5は、図1に示した複写機におけるブラックリピ−トコピ−時のトナー濃度センサのアナログ出力を示すグラフである。
【図6】図6は、図1に示した複写機における、現像器の駆動開始からセンサ出力検知開始までの時間による補正量を求めるための補正テーブルを示す表であり、A、B、C、Dはそれぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエロー現像器用補正テーブルである。
【図7】図7は、図1に示した複写機におけるブラックリピ−トコピ−時のトナー濃度センサの出力を同じコピー枚数、同じトナー濃度で、経時により比較したグラフである。
【図8】図8は、図1に示した複写機における現像器総駆動時間による補正量を求めるための、ブラック現像器用補正テーブルを示す表である。
【図9】図9は、図5に示したトナー濃度センサのアナログ出力を異なる環境条件で示したグラフである。
【図10】図10は、トナー濃度センサのアナログ出力を異なるトナー濃度により示したグラフである。
【図11】図11は、本発明の他の実施例におけるフルカラ−リピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図12】図12は、本発明の他の実施例におけるブラックリピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】図13は、従来の画像形成装置による透磁率変化を利用したトナー濃度センサの出力特性の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 カラースキャナ
2 カラープリンタ
8 書き込み光学ユニット
9 感光体
14 ブラック現像器
14a,15a,16a,17a 現像スリーブ
14b,15b,16b,17b 現像パドル
15 シアン現像器
16 マゼンタ現像器
17 イエロー現像器
19 中間転写ベルト
22 ベルトクリーニングユニット
23 紙転写ユニット
28 定着器
VT トナー濃度センサ出力
Claims (9)
- トナーとキャリアとからなる二成分現像剤を用いる現像器中のトナー濃度を、現像剤の透磁率に基づくトナー濃度センサによって検知する画像形成装置において、
現像剤の流動性変化に起因するトナー濃度センサの出力変動を補正する補正手段であって、画像形成動作時における前記現像器内の現像剤の撹拌開始の度に、撹拌開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間に応じて前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値の補正量を算出する補正手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像器内の現像剤の撹拌開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間を計測するタイマ手段を備えることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 用紙サイズ、連続画像形成枚数または画像形成モード等から前記時間を間接的に演算することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記現像器は、現像スリーブ上への現像剤の穂立て及び穂切り動作を行う手段を有し、前記時間が、前記現像器内の現像剤の穂立て動作開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤の穂立て動作開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの時間を、用紙サイズ、連続画像形成枚数または画像形成モード等から間接的に演算することを特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
- 総画像形成枚数または前記現像器内の現像剤の総撹拌時間等から前記現像剤の疲労度を検出し、前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値を補正することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記補正手段による補正結果に所定の演算を加える手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記現像剤周辺の雰囲気温度及び雰囲気湿度等の環境条件あるいは前記現像剤の履歴等による前記現像剤の流動性の変化を検知し、前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値を補正することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記現像器が複数台設けられ、前記補正手段による前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準値の補正を、前記複数台の現像器別に行うことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
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