JPH0713430A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0713430A
JPH0713430A JP5157542A JP15754293A JPH0713430A JP H0713430 A JPH0713430 A JP H0713430A JP 5157542 A JP5157542 A JP 5157542A JP 15754293 A JP15754293 A JP 15754293A JP H0713430 A JPH0713430 A JP H0713430A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー濃度センサ出力またはトナー濃度制御
基準値を適切に補正し、正確なトナー濃度を検知してプ
ロセスコントロールの高精度化を図ることができる画像
形成装置を提供する。 【構成】 各現像器14、15、16、17別にタイマ
(図示せず)を用意して、各現像器の駆動開始からトナ
ー濃度センサ(14C〜17C)の出力検知を開始する
までの時間を計測し、各現像器毎に予め求めておいた補
正テーブル(図示せず)から、その時間に対応する補正
量を求める。そして、求めた補正量によりトナー濃度セ
ンサの検知出力の補正を行い、トナー濃度を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置に関し、さらに詳しくいえば現像器中の現
像剤のトナー濃度を検知してプロセスコントロールを行
う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いて、現像器中の現像剤のトナー濃度をセンサによって
検知し、その検知結果に基づいてトナー補給等のプロセ
スコントロールを行う画像形成装置は周知である。
【0003】例えば、従来のトナーとキャリアによる2
成分現像剤を用いる現像器において、現像能力を維持す
るためには、トナー濃度が所定の濃度になるようにトナ
ー補給量を適切にコントロールする必要がある。
【0004】一般に、2成分現像器のトナー濃度は、現
像剤の透磁率がトナー濃度によって異なることを利用し
て検知したり、現像剤に対する光学的な反射濃度がトナ
ー濃度によって異なることを利用して検知しており、従
来の画像形成装置においては、これら透磁率あるいは光
学的反射濃度等の検知結果から直接トナー濃度を判断
し、トナー補給等のプロセスコントロールを行ってい
た。
【0005】ここで現像剤の透磁率変化を利用したトナ
ー濃度センサについて説明する。
【0006】図13に一例を示すように、透磁率変化を
利用したトナー濃度センサの出力特性は、トナー濃度が
低ければセンサ近傍のキャリアの量が増加して透磁率が
高くなり、センサ出力は上昇する。逆に、トナー濃度が
高ければセンサ近傍のキャリアの量が減少して透磁率が
低くなり、センサ出力は下降する。
【0007】しかしながら、上記のようなトナー濃度セ
ンサは、基本的に、現像剤が移動している状態で得た動
的出力によってトナー濃度を検出しているため、現像剤
の流動状態によって検知出力が大きく変化することがあ
る。すなわち、センサ出力が、センサ近傍の動的キャリ
ア量(透磁率)によって決定されるため、現像剤が安定
して流動していなかったり、キャリアの劣化によって現
像剤の流動性が変わったり、トナーの帯電電荷量による
現像剤の嵩密度の変化等により、図13に示したような
出力特性が崩れ、同じトナー濃度でもセンサ出力値が異
なることがあった。
【0008】また、現像剤の光学的反射濃度の変化を利
用したトナー濃度センサにおいても、動的な現像剤の光
学的反射濃度によっているため、現像剤のセンサ近傍で
の流量変化、トナーの帯電電荷量による浮遊トナー量等
により、同じトナー濃度でもセンサ出力値が異なること
があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像形成装置に
おいては、上述したような、現像剤の流動状態によって
は同じトナー濃度でもトナー濃度センサの出力値が異な
ることがあるという点に考慮せず、センサ出力から直接
トナー濃度を判定しているため、検知したトナー濃度と
実際のトナー濃度にズレが生じる場合があり、トナー補
給のプロセスコントロールの制御精度が低下するという
問題があった。
【0010】検知したトナー濃度と実際のトナー濃度に
ズレが生じトナー濃度が所定の濃度よりも高くなった場
合、画像濃度の上昇やトナー飛散、あるいは、キャリア
が現像器の外にこぼれ落ちたり、記録紙が地汚れしたり
することがある。また、逆にトナー濃度が低くなった場
合、画像濃度が低下したり、キャリアが感光体に付着し
たりすることがある。
【0011】本発明は、従来の画像形成装置における、
上述の検知したトナー濃度と実際のトナー濃度にズレが
生じ、トナー補給のプロセスコントロールの制御精度が
低下するという問題を解決し、現像器のトナー濃度を正
確に検知することのできる画像形成装置を提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、現像器中のトナー濃度を、トナー濃度センサによ
って前記現像器の動作中に検知し、該検知結果に基づい
てトナー補給等のプロセスコントロールを行う画像形成
装置において、前記トナー濃度センサの出力変動を予測
する予測手段と、該予測手段の判断結果に基づいて前記
トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度制御基準
値を補正する補正手段とを有することにより解決され
る。
【0013】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、前記予測手段が、前記現像器内の現像剤の撹拌動
作開始から前記トナー濃度センサによる検知開始までの
時間を演算する手段であることを提案する。
【0014】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記演算手段が、用紙サイズ、連続画像形成枚
数または画像形成モード等から前記時間を間接的に演算
する手段であることを提案する。
【0015】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記現像器は、現像スリーブ上への現像剤の穂
立て及び穂切り動作を行う手段を有し、前記予測手段
が、前記現像器内の現像剤の穂立て動作開始から前記ト
ナー濃度センサによる検知開始までの時間を演算する手
段であることを提案する。
【0016】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記現像剤の穂立て動作開始から前記トナー濃
度センサによる検知開始までの時間を演算する手段が、
用紙サイズ、連続画像形成枚数または画像形成モード等
から前記時間を間接的に演算する手段であることを提案
する。
【0017】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記予測手段が、総画像形成枚数または前記現
像器内の現像剤の総撹拌時間等から前記現像剤の疲労度
を検出する手段であることを提案する。
【0018】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記補正手段による補正結果に所定の演算を加
える手段を有することを提案する。
【0019】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記予測手段が、前記現像剤周辺の雰囲気温度
及び雰囲気湿度等の環境条件あるいは前記現像剤の履歴
等による前記現像剤の流動性の変化を検知する手段であ
ることを提案する。
【0020】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記現像器が複数台設けられ、前記予測手段及
び前記補正手段による前記トナー濃度センサの検知出力
またはトナー濃度制御基準値の補正を、前記複数台の現
像器別に行うことを提案する。
【0021】
【作用】予測手段の条件の下に、予め補正量を設定す
る。そして、ある条件のときの補正量を算出し、この補
正量に基づいて、トナー濃度センサの検知出力またはト
ナー濃度制御基準値の補正を行い、トナー補給等のプロ
セスコントロールを行う。
【0022】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0024】図1は、本発明の一実施例のカラー複写機
の概略構成を示す図である。このカラー複写機100
は、カラー画像読み取り部(以下、カラースキャナとい
う)1とカラー画像記録部(以下、カラープリンタとい
う)2とで構成されている。
【0025】カラースキャナ1は、照明ランプ4により
照らされた原稿3の画像を、ミラー群5及びレンズ6を
介してカラーセンサ7に結像し、原稿3のカラー画像情
報を、例えばブルー、グリーン、レッド(以下、B、
G、Rと記す)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像
信号に変換する。カラーセンサ7は、本実施例ではB、
G、Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子とで
構成されており、3色同時読み取りを行う。
【0026】そして、カラースキャナ1で得たB、G、
Rの色分解画像信号強度レベルを元にして、画像処理部
(図示せず)で色変換処理を行い、ブラック(以下、B
kと記す)、シアン(以下、Cと記す)、マゼンタ(以
下、Mと記す)、イエロー(以下、Yと記す)のカラー
画像データを得る。このカラー画像データをカラープリ
ンタ2によって、Bk、C、M、Yの顕像化を行い、最
終的なカラーコピーとする。
【0027】なお、Bk、C、M、Yの画像データを得
るためのカラースキャナ1の動作方式は、カラープリン
タ2の動作とタイミングを取ったスキャナスタート信号
を受けて、照明ランプ4及びミラー群5が図中右から左
方向に原稿3を走査し、1回の走査で1色の画像データ
を得る。この動作を合計4回繰り返すことによって順次
4色の画像データを得る。そして、その都度カラープリ
ンタ2で顕像化を行い、これを重ね合わせて4色フルカ
ラー画像を形成するものである。
【0028】次に、カラープリンタ2の概要を説明す
る。
【0029】書き込み光学ユニット8は、カラースキャ
ナ1からのカラー画像データを光信号に変換し、原稿画
像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム9に静電
潜像を形成する。この書き込み光学ユニット8は、レー
ザ8aとその発光駆動制御部(図示せず)、ポリゴンミ
ラー8bとその回転用モータ8c、f/θレンズ8d、
反射ミラー8e等で構成されている。
【0030】図2は、カラープリンタ2の感光体及び中
間転写ベルと付近を詳細に示す拡大図である。この図に
示すように、感光体9の回りには、クリーニングユニッ
ト(クリーニング前除電器を含む)10、除電ランプ1
1、帯電器12、電位センサ13、Bk現像器14、C
現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パ
ターン検知器18、中間転写ベルト19などが配置され
ている。
【0031】各色現像器14、15、16、17の構成
及び動作は皆同じであるので、Bk色現像器を代表に説
明する。Bk色現像器14は、現像スリーブ14a、現
像パドル14b及びトナー濃度センサ14c等で構成さ
れている。現像パドル14bは、現像剤を汲み上げると
共に撹拌する。現像スリーブ14aは、回転しながら、
現像パドル14bが汲み上げた現像剤の穂を感光体9の
外周面に接触させて感光体9上に形成された静電潜像を
現像する。ただし、待機状態のときは、現像スリーブ1
4aは回転せず、現像剤が感光体9の表面から離れた穂
切り(現像不作動)状態になっている。
【0032】次に、各色現像器14、15、16、17
による現像動作を、現像順序(すなわちカラー画像形成
順序)がBk,C,M,Yの順番として説明する。ただ
し、カラー画像形成順序(すなわち現像順序)は、本実
施例に限定されるものではない。
【0033】まず、複写機100によるコピー動作が開
始されると、カラースキャナ1で所定のタイミングで原
稿3のBk画像データの読み取りがスタートする。そし
て、この画像データに基づいて、図中反時計回り(矢印
Lの方向)に回転する感光体9上に書き込み光学ユニッ
ト8のレーザ光による光書き込み・静電潜像形成が行わ
れる(以下、Bk画像データによる静電潜像をBk潜像
と記す。また、C,M,Yについても同じ)。
【0034】感光体9上に形成されたBk潜像を、その
先端部から現像するために、Bk現像器14の現像位置
に潜像先端部が到達する前に現像スリーブ14aを回転
開始させ、現像剤の穂立てを行いBk潜像をBk色トナ
ーで現像する。そして、Bk潜像領域の現像動作を継続
するが、潜像後端部がBk現像器14の現像位置を通過
した時点で速やかに現像スリーブ14a上の現像剤の穂
切りを行い、現像不作動状態にする。この穂切りは、少
なくとも次のC画像データによるC潜像先端部がBk現
像器14に到達する前に完了させる。なお、現像剤の穂
切りは、現像スリーブ14aの回転方向を現像動作中と
は逆方向に切り替えることで行い、その後、現像スリー
ブ14aの回転を停止させる。
【0035】さて、Bk潜像を現像して形成されたBk
トナー像は、感光体9の表面に接触して等速運動してい
る中間転写ベルト19上に転写される(以下、感光体9
から中間転写ベルト19へのトナー像の転写をベルト転
写という)。ベルト転写は、感光体9と中間転写ベルト
19が接触状態において、転写バイアスローラ20に所
定のバイアス電圧を印加することにより行う。
【0036】次いで、所定のタイミングでカラースキャ
ナ1による原稿3のC画像データの読み取りが開始され
る。そして、Bk色のときと同様にして、C画像データ
によるレーザ光書き込みが行われ、C潜像が形成され
る。
【0037】C色現像器15は、その現像位置を先のB
k潜像後端部が通過し、かつC潜像の先端が現像位置に
到達する前に、現像スリーブ15aの回転を開始し、現
像剤の穂立てを行う。そして、C潜像をC色トナーで現
像する。
【0038】以下、M色及びY色について、それぞれ画
像データの読み取り、潜像の形成、対応色のトナーによ
る現像が行われるが、その動作は上述のBk色及びC色
における動作と同様であるので、説明を省略する。
【0039】ところで、Bkトナー像を転写された中間
転写ベルト19には、感光体9に順次形成されたC,
M,Yの各色トナー像が順に前のトナー像に位置合わせ
して転写され、4色重ねのベルト転写画像が形成され
る。そして、この4色重ねのベルト転写画像が一括して
転写紙に転写される。
【0040】ここで中間転写ベルト19を含むユニット
について説明する。
【0041】中間転写ベルト19は、ベルト転写バイア
スローラ20、駆動ローラ21及び従動ローラ25a、
bに張架され、図示しない駆動モータにより駆動され
る。
【0042】中間転写ベルト19をクリーニングするた
めのベルトクリーニングユニット22は、ブラシローラ
22a、ゴムブレード22b、中間転写ベルト19から
の接離機構22c等で構成されている。このベルトクリ
ーニングユニット22は、1色目のBkトナー像がベル
ト転写された後の2、3、4色目のトナー像をベルト転
写している間は、接離機構22cによってベルト面から
離間されている。
【0043】ベルト19上に形成された4色重ねのベル
ト転写画像を転写紙に転写させるための、紙転写ユニッ
ト23は、転写バイアスローラ23a、ローラクリーニ
ングブレード23b、転写ベルト19からの接離機構2
3c等で構成されている。転写バイアスローラ23a
は、通常はベルト面から離間しているが、中間転写ベル
ト19上のベルト転写画像を転写紙に一括転写するとき
にタイミングを取って接離機構23cで押圧され、中間
転写ベルト19に圧接される。そして、所定のバイアス
電圧が印加され、転写バイアスローラ23aと中間転写
ベルト19の間に導かれた転写紙24にベルト転写画像
を一括転写する。なお、転写紙24は、中間転写ベルト
19上のベルト転写画像の先端部が紙転写位置に到達す
るタイミングに合わせて、給紙ローラ27及びレジスト
ローラ26(それぞれ図1に示す)によって給紙され
る。
【0044】ところで、中間転写ベルト19の動き方
は、1色目のBkトナー像のベルト転写が後端部まで終
了した後の動作方式として、次の3方式が考えられる
が、この中の1方式か、又はコピーサイズに応じて(コ
ピー速度面などで)効率的な方式の組み合わせによって
動作させる。
【0045】(1)定速定方向回動方式 イ.Bkトナー像のベルト転写後も、そのままの方向に
一定速度で回動を続ける。
【0046】ロ.そして、ベルト19面上のBkトナー
像の先端位置が再び感光体9との接触部すなわちベルト
転写位置に到達したとき、感光体9上には次のCトナー
像の先端部が丁度その位置(Bkトナー像の先端位置)
にくるように、タイミングを取って画像形成されてい
る。その結果、Cトナー像はBkトナー像に正確に位置
合わせされて中間転写ベルト19上に重ねてベルト転写
される。
【0047】ハ.その後も同様の動作によって、M,Y
画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0048】ニ.4色目のYトナー像のベルト転写工程
に引き続き、そのまま回動しながら、ベルト19面上の
4色重ねのベルト転写画像を転写紙24に一括転写す
る。
【0049】(2)スキップ定方向回動方式 イ.Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体9
から中間転写ベルト19を離間させる。そして、そのま
まの方向に高速スキップさせて、所定量を移動したら当
初の回動速度に戻す。その後、再び感光体9にベルト1
9を接触させる。
【0050】ロ.そして、ベルト19面上のBk画像先
端位置が再びベルト転写位置に到達したとき、感光体9
上には次のCトナー像の先端部が丁度その位置にくるよ
うに、タイミングを取って画像形成されている。その結
果、Cトナー像はBkトナー像に正確に位置合わせされ
て中間転写ベルト19上に重ねてベルト転写される。
【0051】ハ.その後も同様の動作によって、M,Y
画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0052】ニ.4色目のYトナー像のベルト転写工程
に引き続き、そのままの速度でベルト19面上の4色重
ねのベルト転写画像を転写紙24に一括転写する。
【0053】(3)往復回動方式 イ.Bkトナー像のベルト転写が終了したら、感光体9
から中間転写ベルト19を離間させる。そして、回動を
停止させると同時に、逆方向に高速リターンさせる。リ
ターンさせたベルト19は、ベルト面上のBk画像の先
端位置がベルト転写位置を逆方向に通過し、さらに、あ
らかじめ設定された距離だけ移動した後に停止させる。
そして、待機状態にする。
【0054】ロ.次に、感光体9上のCトナー像の先端
が、ベルト転写位置より手前の所定位置に到達した時点
で、転写ベルト19を再び初めの方向に回動させる。そ
して、転写ベルト19を感光体9に再び接触させる。こ
のとき、Cトナー像が、ベルト19面上でBk画像に正
確に重なるような条件に制御されてベルト転写される。
【0055】ハ.その後も同様の動作によって、M,Y
画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得る。
【0056】ニ.4色目のYトナー像のベルト転写工程
に引き続き、リターンせずにそのままの速度で回動し、
ベルト19面 上の4色重ねのベルト転写画像を転写紙
24に一括転写する。
【0057】さて、中間転写ベルト19から4色重ねの
トナー像を一括転写された転写紙24は、転写紙搬送ベ
ルト27により定着器28に搬送される。そして、所定
の温度に制御された定着ローラ28aと加圧ローラ28
bとに挟持されて搬送され、転写紙24上の未定着トナ
ー像の溶融定着が行われ、フルカラーコピーが完成す
る。その後転写紙24は排紙トレイ29に搬出される。
【0058】なお、ベルト転写後の感光体9は、感光体
クリーニングユニット10で表面をクリーニングされ
る。また、除電ランプ11により均一に除電される。一
方、転写紙24にトナー像を転写した後の中間転写ベル
ト19は、接離機構22aで押圧されベルト19に圧接
されたベルトクリーニングユニット22により、その表
面がクリーニングされる。
【0059】リピートコピーのときは、1枚目のY(4
色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで原稿画
像の読み取り及び感光体9への潜像形成が行われ、2枚
目のBk(1色目)画像工程が行われる。また、中間転
写ベルト19では、1枚目の4色重ね画像の転写紙への
一括転写工程に引き続き、ベルト表面をベルトクリーニ
ングユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目
のBKトナー像がベルト転写される。その後の各色画像
工程は、1枚目のときと同様である。
【0060】なお、図1に示した転写紙カセット30、
31、32、33には、各種サイズの転写紙が収納され
ている。そして、図示しない操作パネルから指定された
サイズの収納カセットから、タイミングを取ってレジス
トローラ26に向けて給送される。また、手差し給紙ト
レイ34からは、OHP用紙や厚紙などの用紙が給紙さ
れる。
【0061】以上の説明は、4色フルカラーを得るコピ
ーモードの場合であるが、3色コピーモード及び2色コ
ピーモードの場合は、指定された色と回数の分につい
て、上記同様の動作を行うことになる。また、単色コピ
ーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その
色の現像器のみを現像作動(現像剤の穂立て)状態に
し、中間転写ベルト19は、感光体9に接触したまま定
速回動し、さらに、ベルトクリーニングユニット22も
転写ベルト19に接触したままの状態で、コピー動作を
行う。
【0062】ところで、本実施例における、現像パドル
と現像スリーブの駆動は同期しており、図3及び図4に
示すようなタイミングになっている。
【0063】図3は、フルカラーリピートコピー時のタ
イミングを示しており、図4は、モノカラーリピートコ
ピー時のタイミングを示している。なお、図では、ハイ
レベルが現像パドル、現像スリーブ及び各色現像器のト
ナー濃度センサ(14〜17C)のオン状態を示し、ロ
ーレベルがそれぞれのオフ状態を示している。すなわ
ち、現像パドルの回転開始及び回転終了タイミングと、
現像スリーブの回転開始(穂立て)及び逆転動作による
穂切り終了タイミングと、トナー濃度センサのA/D変
換によるデータ取り込み開始及び取り込み終了タイミン
グとを示している(トナー濃度センサ自体は複写機本体
の電源投入時は常に動作している)。なお、先頭のB
k,C,M,Yはそれぞれ相当する色の現像器を示すも
のである。
【0064】図3からも解るように、各色現像器の現像
パドル及び現像スリーブは、前の色の現像器の現像パド
ル及び現像スリーブがオフになってから駆動開始(オン
に)されている。また、各色現像器のトナー濃度センサ
は、各色現像器の現像パドル及び現像スリーブが駆動開
始(オンに)されてから所定のAだけ経ってからオンに
されている。
【0065】また、図4には、Bk現像器のトナー濃度
センサが、現像パドル及び現像スリーブが駆動開始(オ
ンに)されてからA1,B1,C1〜のタイミングで1
回目、2回目、3回目〜とオンにされる様子が示されて
いる。
【0066】図5は、Bk現像器のモノカラーリピート
コピー時のトナー濃度センサのアナログ出力を示したも
のである。
【0067】前述したように、トナー濃度センサの出力
(VT)は、現像剤の流動状態によって変動する。図か
ら解るように、コピースタート後、初めのうちはセンサ
出力が高めに出力されるが、A4用紙横向き(A4Y)
3枚目以降は安定したレベル(図中点線で示したレベ
ル)になる。これは、駆動初期においては、現像剤が充
分に移動せず、センサ近傍にキャリアが重力により詰ま
った状態となり出力が高めとなるが、次第に現像剤が流
れ出すと共に、穂立て動作により現像剤の嵩が減るため
次第に出力が低くなって安定するものと考えられるが、
このセンサ出力と時間との関係は、現像器の構成によっ
ても異なってくる。
【0068】そこで本実施例においては、各現像器別に
タイマを用意して、駆動開始からトナー濃度センサの出
力検知を開始するまでの時間を計測し、予め求めておい
た補正テーブル(TABLE−1)から、その時間に対
応する補正量(補正量1)を求める。そして、求めた補
正量によりトナー濃度センサの検知出力の補正を行い、
トナー濃度を判定する。
【0069】図6は、各現像器別の補正テーブルであ
り、A、B、C、Dはそれぞれブラック現像器、シアン
現像器、マゼンタ現像器、イエロー現像器用の補正テー
ブルである。
【0070】図6に示す補正テーブル(TABLE−
1)におけるVT検知開始Tは、現像器別の、駆動開始
からトナー濃度センサによる出力検知開始までの時間で
ある。また、対応する紙サイズとは、VT検知開始Tの
各欄に示す時間に該当する用紙サイズを示すものである
(すなわち、そのサイズの用紙を使用したときに、VT
検知開始Tが左欄の時間になる)。なお、用紙サイズを
示すA4、B5等の後ろのY,Tは、それぞれ用紙の横
向き、縦向きを示すものである。
【0071】ところで、本実施例の補正テーブルは、各
現像器毎に5段階のテーブルとなっているが、補正時間
・回数の区切り方は本実施例に限定されるものではな
い。例えば、VT検知開始時間と補正量の関係を関数と
して持てば無段階に補正が可能となる。
【0072】なお、本実施例においては、現像器別にタ
イマを用意し、駆動開始からトナー濃度センサの出力検
知を開始するまでの時間(図4に示すBk現像器の場
合、A1,B1,C1〜であり、これが、C現像器であ
ればA2,B2,C2〜となり、以下M現像器及びY現
像器の場合も同様)を計測したが、その時間が用紙サイ
ズ、リピートコピー枚数、コピーモード(モノカラー、
フルカラー、特殊モード等)によって代表できる場合に
は、タイマを設けずに、これらのデータによる補正量を
決定した補正テーブルを用意しておき、その補正テーブ
ルを使用して補正を行えばよい。
【0073】これを本実施例に適用した場合、モノカラ
ーコピーモードでは、TABLE−1の補正テーブルを
用いて紙サイズから補正量を決定し、フルカラーモード
では、TABLE−1の補正テーブルを用いてコピー枚
数にかかわらずその紙サイズの一枚目の補正量によって
補正を行う。
【0074】図7は、本実施例におけるBk現像器のモ
ノカラーリピートコピー時の、A4横5枚目のトナー濃
度センサのアナログ出力を、同じトナー濃度で経時(使
用時間)により比較したものである。図に示すように、
トナー濃度センサの出力は、使用時間(総駆動時間)が
増えるにつれ上昇していく。これはキャリアが劣化して
帯電能力が低下すると共に、キャリアからコート剤が剥
がれて現像剤の嵩密度が高くなり、センサ近傍のキャリ
ア量が増えるためと考えられる。
【0075】そこで本実施例においては、現像器別に現
像剤投入時からの現像器回転時間を計測し、予め求めて
おいた補正テーブル(TABLE−2)から、その時間
に対応する補正量(補正量2)を求め、求めた補正量に
よりトナー濃度センサの検知出力の補正を行い、トナー
濃度を判定する。
【0076】図8にBk現像器のVT補正テーブル(T
ABLE−2)を示す。C,M,Yの各色現像器用のV
T補正テーブル(TABLE−2)は、同形式であるた
め省略する。
【0077】トナー濃度センサの出力は、以上2種類の
補正により大部分補正されるが、本実施例においては、
さらに環境条件とトナー濃度による補正を加えている。
【0078】図9は、図5に示したトナー濃度センサの
アナログ出力を異なる環境条件で示したものである。標
準となる20度C50%RHに比べ、温度及び湿度の変
化によりトナー濃度センサの出力変動分が異なっている
ことが解る。これは、トナー濃度による流動性の変化の
ためと考えられる。
【0079】そこで、本実施例においては、温湿度セン
サを設けて温湿度を検知し、予め求めておいた温湿度と
補正量の関数により、先のTABLE−1の補正量に所
定の演算を行い、新たな補正量(補正量3)を求める
(補正テーブルは省略する)。例えば、図9に示すよう
に、環境条件が30度C90%RHであった場合、標準
の20度C50%RHに比べセンサ出力が約2割異なっ
ているため、TABLE−1の補正量に対して2割多く
補正量を設定する。
【0080】図10は、トナー濃度センサのアナログ出
力を異なるトナー濃度により示したものである。標準ト
ナー濃度に比べ、出力変動分が異なっていることが解
る。これは、トナー濃度による流動性の変化のためと考
えられる。
【0081】そこで本実施例においては、これまでの補
正を行った後に、現像器のトナー濃度を算出し、予め求
めておいたトナー濃度と補正量の関数により、先の補正
テーブルの補正量に所定の演算を行い、新たな補正量
(補正量4)を求める(補正テーブルは省略する)。こ
の方法に関しては、環境条件による補正の場合と同様で
ある。
【0082】以下に、本実施例における補正手順をまと
めて記述する。
【0083】1)コピースタート後、現像器駆動開始か
ら各現像器毎にタイマカウントを開始する。
【0084】2)トナー濃度検知時のタイマカウント値
を記憶し、タイマが5秒になるまでカウント続行する
(5秒以上は5秒に固定する)。
【0085】3)補正する現像器のタイマカウント値と
その補正テーブルから補正量1を求める。
【0086】4)現像器の総駆動時間を参照する。
【0087】5)その現像器の総駆動時間とその補正テ
ーブルから補正量2を求める。
【0088】6)補正量1、2の和を、トナー濃度セン
サ出力検知結果に加え、トナー濃度センサ出力補正結果
(以下、補正結果という)1を得る。
【0089】7)温湿度を参照する。
【0090】8)その温湿度とその補正テーブルから補
正量3を求める。
【0091】9)補正結果1から求めたトナー濃度と、
その補正テーブルから補正量4を求める。
【0092】10)補正量1、2の和に対して補正量3、
4で割り増しあるいは割減らしを行い補正量5を求め
る。
【0093】11)最終的に求めた補正量5をトナー濃度
センサ出力検知結果に加え、トナー濃度センサ出力補正
結果2とし、この補正結果2からトナー濃度を判断す
る。
【0094】なお、本実施例においては、トナー濃度セ
ンサ出力を補正したが、トナー濃度制御等でトナー濃度
制御基準値とトナー濃度センサ出力値との差分を用いる
場合には、トナー濃度センサ制御基準値を補正してもよ
い。
【0095】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。
【0096】本実施例においては、現像器の現像パドル
と現像スリーブの駆動時期は異なり、図11及び図12
に示すようなタイミングになっている。
【0097】図11は、フルカラーリピートコピー時の
タイミングチャートであり、図に示すように、各色現像
器において、現像パドルの駆動開始後、所定のA(A1
〜A4)時間経過してから現像スリーブが駆動開始され
る。また、現像スリーブの駆動開始後、所定のE(E1
〜E4)時間経過してからトナー濃度センサの出力検知
が開始される。
【0098】図12は、ブラックリピートコピー時のタ
イミングチャートであり、図に示すように、現像スリー
ブの駆動開始後、E1,F1,G1〜のタイミングでト
ナー濃度センサがオンになっている。
【0099】本実施例において、図11、12に示すA
1,A2,A3,A4の時間は、コピーモード等によっ
て一定でないため、現像器の駆動開始からトナー濃度セ
ンサ出力の検知開始までの時間を計測しても意味が無
い。実験の結果から、本実施例の画像形成装置では、リ
ピートコピー時初期のトナー濃度センサ出力の変動は、
現像スリーブの駆動開始からトナー濃度センサ出力の検
知開始までの時間にほとんど依存していることが解っ
た。
【0100】そこで本実施例においては、現像スリーブ
の駆動開始からトナー濃度センサ出力の検知開始までの
時間(図11、12におけるE,F,G)を検知し、こ
れに基づいて前記実施例と同様の補正を行うことによっ
て、トナー濃度を補正することが可能となる(補正テー
ブルは省略する)。
【0101】なお、本実施例においては、現像スリーブ
の駆動開始からトナー濃度センサ出力の検知開始までの
時間(図11、12におけるE,F,G)を検知した
が、実施例1と同様、用紙サイズ、リピートコピー枚
数、コピーモード(モノカラー、フルカラー、特殊モー
ド等)によって代表できる場合には、タイマを設けず
に、これらのデータによる補正量を決定した補正テーブ
ルを用意しておき、その補正テーブルを使用して補正を
行えばよい。
【0102】また、前記実施例と同様、現像器の総駆動
時間、環境条件及びトナー濃度による補正を加えること
ができるが、その補正方法は前記実施例と同様であるの
で省略する。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、ある条件の下でトナー濃度センサの検知
出力と実際のトナー濃度にズレが生じた場合でも、トナ
ー濃度センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切
に補正して、トナー補給等のプロセスコントロールを行
うことができる。
【0104】請求項2の構成により、現像器内の現像剤
の流動が安定するまでのトナー濃度センサ出力の変動を
予測して、トナー濃度センサの出力またはトナー濃度制
御基準値を適切に補正することができる。
【0105】請求項3の構成により、タイマを設けず
に、現像器内の現像剤の流動が安定するまでのトナー濃
度センサ出力の変動を予測して、トナー濃度センサの出
力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正することが
できる。
【0106】請求項4の構成により、現像剤の撹絆動作
が1動作でない場合、例えば、初めに現像パドルのみ駆
動して現像剤を撹絆し、現像時に現像スリーブ上への現
像剤の穂立てを行うような場合に、現像パドルの撹絆開
始と現像スリーブ上への現像剤の穂立て開始の時間差が
一定でなくとも、トナー濃度センサの出力またはトナー
濃度制御基準値を適切に補正することができる。
【0107】請求項5の構成により、タイマを設けなく
とも、請求項4による効果と同様の効果を得ることがで
きる。
【0108】請求項6の構成により、経時における現像
剤の劣化による嵩密度あるいは現像剤の流動性の変化に
よるトナー濃度センサ出力の変動を予測し、トナー濃度
センサの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正
することができる。
【0109】請求項7の構成により、トナー濃度によっ
て異なる現像剤の嵩密度あるいは流動性を考慮し、トナ
ー濃度センサ出力の変動を予測して、トナー濃度センサ
の出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正するこ
とができる。
【0110】請求項8の構成により、環境条件によるト
ナー濃度センサ出力の変動を予測して、トナー濃度セン
サの出力またはトナー濃度制御基準値を適切に補正する
ことができる。
【0111】請求項9の構成により、複数の現像器を有
する場合に、現像器毎にトナー濃度センサ出力の変動量
が異なっても、トナー濃度センサの出力またはトナー濃
度制御基準値を適切に補正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の複写機を示す概略
構成図である。
【図2】図2は、図1に示した複写機の感光体と現像器
付近の詳細図である。
【図3】図3は、図1に示した複写機におけるフルカラ
−リピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの駆
動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】図4は、図1に示した複写機におけるブラック
リピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの駆動
タイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】図5は、図1に示した複写機におけるブラック
リピ−トコピ−時のトナー濃度センサのアナログ出力を
示すグラフである。
【図6】図6は、図1に示した複写機における、現像器
の駆動開始からセンサ出力検知開始までの時間による補
正量を求めるための補正テーブルを示す表であり、A、
B、C、Dはそれぞれブラック、シアン、マゼンタ、イ
エロー現像器用補正テーブルである。
【図7】図7は、図1に示した複写機におけるブラック
リピ−トコピ−時のトナー濃度センサの出力を同じコピ
ー枚数、同じトナー濃度で、経時により比較したグラフ
である。
【図8】図8は、図1に示した複写機における現像器総
駆動時間による補正量を求めるための、ブラック現像器
用補正テーブルを示す表である。
【図9】図9は、図5に示したトナー濃度センサのアナ
ログ出力を異なる環境条件で示したグラフである。
【図10】図10は、トナー濃度センサのアナログ出力
を異なるトナー濃度により示したグラフである。
【図11】図11は、本発明の他の実施例におけるフル
カラ−リピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブ
の駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図12】図12は、本発明の他の実施例におけるブラ
ックリピ−トコピ−時の現像パドル及び現像スリ−ブの
駆動タイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】図13は、従来の画像形成装置による透磁率
変化を利用したトナー濃度センサの出力特性の一例を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 カラープリンタ 8 書き込み光学ユニット 9 感光体 14 ブラック現像器 14a,15a,16a,17a 現像スリーブ 14b,15b,16b,17b 現像パドル 15 シアン現像器 16 マゼンタ現像器 17 イエロー現像器 19 中間転写ベルト 22 ベルトクリーニングユニット 23 紙転写ユニット 28 定着器 VT トナー濃度センサ出力

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器中のトナー濃度を、トナー濃度セ
    ンサによって前記現像器の動作中に検知し、該検知結果
    に基づいてトナー補給等のプロセスコントロールを行う
    画像形成装置において、前記トナー濃度センサの出力変
    動を予測する予測手段と、該予測手段の判断結果に基づ
    いて前記トナー濃度センサの検知出力またはトナー濃度
    制御基準値を補正する補正手段とを有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記予測手段が、前記現像器内の現像剤
    の撹拌動作開始から前記トナー濃度センサによる検知開
    始までの時間を演算する手段であることを特徴とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記演算手段が、用紙サイズ、連続画像
    形成枚数または画像形成モード等から前記時間を間接的
    に演算する手段であることを特徴とする、請求項1に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記現像器は、現像スリーブ上への現像
    剤の穂立て及び穂切り動作を行う手段を有し、前記予測
    手段が、前記現像器内の現像剤の穂立て動作開始から前
    記トナー濃度センサによる検知開始までの時間を演算す
    る手段であることを特徴とする、請求項1に記載の画像
    形成装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤の穂立て動作開始から前記ト
    ナー濃度センサによる検知開始までの時間を演算する手
    段が、用紙サイズ、連続画像形成枚数または画像形成モ
    ード等から前記時間を間接的に演算する手段であること
    を特徴とする、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記予測手段が、総画像形成枚数または
    前記現像器内の現像剤の総撹拌時間等から前記現像剤の
    疲労度を検出する手段であることを特徴とする、請求項
    1に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記補正手段による補正結果に所定の演
    算を加える手段を有することを特徴とする、請求項1に
    記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記予測手段が、前記現像剤周辺の雰囲
    気温度及び雰囲気湿度等の環境条件あるいは前記現像剤
    の履歴等による前記現像剤の流動性の変化を検知する手
    段であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記現像器が複数台設けられ、前記予測
    手段及び前記補正手段による前記トナー濃度センサの検
    知出力またはトナー濃度制御基準値の補正を、前記複数
    台の現像器別に行うことを特徴とする、請求項1に記載
    の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009093133A (ja) * 2007-09-20 2009-04-30 Ricoh Co Ltd トナー濃度検知方法、トナー補給方法、現像装置及び画像形成装置
US8184998B2 (en) 2008-06-06 2012-05-22 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus, and method and program for determining timing to execute image adjusting processing
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