JP3375021B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP3375021B2 JP3375021B2 JP04124495A JP4124495A JP3375021B2 JP 3375021 B2 JP3375021 B2 JP 3375021B2 JP 04124495 A JP04124495 A JP 04124495A JP 4124495 A JP4124495 A JP 4124495A JP 3375021 B2 JP3375021 B2 JP 3375021B2
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Description
クシミリ装置等の電子写真方式の画像形成装置に関し、
特にトナー、転写紙等の被担持物を担持して次工程に搬
送する担持体を備えた画像形成装置に関する。更に詳し
くは、中間転写ベルト等の劣化による寿命到来を判定す
る機能を備えた画像形成装置に関する。
原稿反射光等の光学的な画像情報を予め一様に帯電され
た感光体上に照射することによって得た静電潜像に現像
装置から供給されるトナーによって可視像化し、この可
視像を転写紙上に転写、定着することによって画像形成
を行っている。このようなトナー画像転写型の電子写真
画像形成装置にあっては、感光体上に形成されたトナー
像を転写紙の裏面から転写チャージャにてトナーの帯電
極性とは逆極性の電荷を付与することにより転写紙に転
写するか、トナー画像を感光体から一旦中間転写ベルト
又はドラムに転写した後で、転写紙に転写していた(フ
ルカラー複写機の場合)。
体上のトナー像を色毎に一旦中間転写体(中間転写ベル
ト)上に重ねて転写した後で、一括して転写紙上に転写
する転写方式が採用されている。この中間転写ベルトを
用いた転写方式では、感光体から中間転写ベルト上にト
ナー像を転写する転写位置の下流側に、中間転写ベルト
上の画像を転写紙上に転写する再転写位置があり、この
再転写位置には転写ローラ(紙転写バイアスローラ)が
ベルト表面に対向配置されている。また、該転写ローラ
はベルトを介してベルト駆動ローラと接しており、転写
ローラとベルトとの間に転写紙を通紙する際に転写が行
われる。中間転写ベルトは、電荷供給から電荷の供給を
受けることにより担持した像を静電転写する役割を有す
る為、一定の電気抵抗を有した材料にて構成されてい
る。トナー像を転写紙上に転写するに際しては、転写効
率が100%であることが望ましいが、実際には環境条
件や転写紙の紙質、厚み、電気抵抗等により転写効率が
低下することが多い。更に、中間転写ベルトにあって
は、比較的環境依存性が大きく、かつ長期間の使用によ
り電気的な疲労で転写ベルトが劣化し、画質劣化の原因
となっている。
開示された技術のように転写ベルトの補強部材(補強テ
ープ)や蛇行防止ベルトを設けることにより、ベルトの
亀裂(ベルト端部のひび割れ)、波打ち、伸び等を抑制
していた。つまり、上記従来例では、上記現象が発生し
た場合に、ベルトの寿命と判断していた。しかし、機械
的な寿命を延長することができたとしても、長期間の使
用により中間転写ベルトは、転写時の放電等により電気
的に徐々に劣化、疲労して行く。このため、転写される
画像の画質も劣化する。このように実際には機械的な特
性以外の、電気的転写特性、即ち静電的特性の良否によ
りベルト寿命を判定することが画質低下の防止上で重要
であることに発明者は想至し、本発明をなすに至ったも
のである。
り、中間転写ベルトを備えた電子写真式の画像形成装置
であって、例えば長期間の使用に起因した静電疲労によ
る中間転写ベルトの劣化の度合いを検出し、該検出結果
にもとづいて寿命到来を判定して、ベルトの交換時期を
指示し、もって常に良好な画像を得るようにした画像形
成装置を提供することを目的としている。本発明は、静
電的にトナー、転写紙等々の被担持物を担持し、次工程
まで搬送する全ての担持体に共通するものであり、当該
担持体の具体例としては、現像工程において顕像化され
たトナー像を担持して転写工程等の次工程にまで回転駆
動されることによりトナー像を搬送する像担持体(感光
体ドラム、感光体ベルト等)、像担持体上から転移した
トナー像を担持し転写紙等の被転写体に転写する工程ま
で回転駆動されることによりトナー像を搬送する中間転
写体(中間転写ベルト等)、または転写紙またはトナー
像を保持した転写紙等の被担持物を担持し転写工程又は
定着工程等の次工程まで回転駆動されることにより被担
持物を搬送する搬送ベルト等を挙げることができる。
の発明は、帯電、露光及び現像が順次行われることによ
って表面にトナー像が形成される潜像担持体と、該潜像
担持体に接しつつ回転する中間転写体と、該潜像担持体
と該中間転写体とが接する転写部において潜像担持体上
のトナー像を中間転写体上に転写させる第1の転写手段
と、中間転写体上のトナー像を記録媒体上に転写させる
第2の転写手段と、を有する画像形成装置において、上
記潜像担持体上に残留する電位を検出する潜像担持体上
残留電位検出手段と、該残留電位検出手段の測定値に基
づいて上記中間転写体の寿命を判定する判定手段と、寿
命到来を報知する報知手段とを備えたことを特徴とす
る。
現像が順次行われることによって表面にトナー像が形成
される潜像担持体と、該潜像担持体に接しつつ回転する
中間転写体と、該潜像担持体と該中間転写体とが接する
転写部において潜像担持体上のトナー像を中間転写体上
に転写させる第1の転写手段と、中間転写体上のトナー
像を記録媒体上に転写させる第2の転写手段とを有する
画像形成装置において、上記潜像担持体上に残留する電
位を検出する第1の検出手段と、上記潜像担持体上に形
成される潜像電位を検出する第2の検出手段とを有し、
前記第1の検出手段及び第2の検出手段の各検出結果に
基づいて上記中間転写体の寿命を判定する判定手段と、
寿命到来を報知する報知手段とを備えたことを特徴とす
る。
現像が順次行われることによって表面にトナー像が形成
される潜像担持体と、該潜像担持体に接しつつ回転する
中間転写体と、該潜像担持体と該中間転写体とが接する
転写部において潜像担持体上のトナー像を中間転写体上
に転写させる第1の転写手段と、中間転写体上のトナー
像を記録媒体上に転写させる第2の転写手段と、を有す
る画像形成装置において、上記中間転写体へのトナー像
転写後の上記潜像担持体上に残留するトナー付着量を検
出する転写残トナー付着量検出手段と、該転写残トナー
付着量検出手段の検出結果に基づいて上記中間転写体の
寿命を判定する判定手段と、寿命到来を報知する報知手
段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
現像が順次行われることによって表面にトナー像が形成
される潜像担持体と、該潜像担持体に接しつつ回転する
中間転写体と、該潜像担持体と該中間転写体とが接する
転写部において潜像担持体上のトナー像を中間転写体上
に転写させる第1の転写手段と、中間転写体上のトナー
像を記録媒体上に転写させる第2の転写手段と、を有す
る画像形成装置において、上記中間転写体へのトナー像
転写以前の上記潜像担持体上のトナー付着量を検出する
第1の測定手段と、該中間転写体への該トナー像転写後
の潜像担持体上に残留するトナー付着量を測定する第2
の測定手段と、上記第1及び第2の測定手段による測定
値を比較演算して転写率を算出し該転写率の算出結果に
基づいて上記中間転写体の寿命を判定する判定手段と、
寿命到来を報知する報知手段とを備えたことを特徴とす
る。
手段と、上記第2の転写手段における転写部近傍に付設
する部材に流れる電流を検知して上記中間転写体の寿命
を判定する判定手段と、寿命到来を報知する報知手段と
を備えたことを特徴とする。
を付設の残留電位検出手段(電位計等)で測定し、正常
な特性を有した中間転写体を用いた場合の感光体残留電
位と測定値とを比較することにより中間転写ベルトの劣
化(例えば抵抗低下)等を簡単に、感度よく、精度良く
検出し、中間転写ベルトの寿命を判定、報知することが
できる。
上に残留する電位を検出する第1の検出手段と、上記潜
像担持体上に形成される潜像電位を検出する第2の検出
手段とを有し、前記第1の検出手段及び第2の検出手段
の各検出結果に基づいて上記中間転写体の寿命を判定す
る判定手段と、寿命到来を報知する報知手段とを備えた
ので、感光体上に形成される潜像電位と、感光体上に残
留する残留電位を各々検出手段(電位計等)で測定する
ことにより、中間転写ベルトの劣化(例えば、抵抗低
下)等を精度よく検出し、中間転写ベルトの寿命を判定
することができる。
トナー像転写後の上記潜像担持体上に残留するトナー付
着量を検出する転写残トナー付着量検出手段と、該転写
残トナー付着量検出手段の検出結果に基づいて上記中間
転写体の寿命を判定する判定手段と、寿命到来を報知す
る報知手段とを備えたので、中間転写ベルトへのトナー
像転写後の感光体に残留する転写残トナー付着量を転写
残トナー付着量検出手段(例えば反射型の光センサ)に
て測定し、中間転写ベルトの劣化(例えば、抵抗低下)
等を精度よく検出し、中間転写ベルトの寿命を判定する
ことができる。また、この場合、現像後のトナー濃度を
測定するために装備されているトナー濃度センサを兼用
できるので、新規に回路を設計することなく、同じフロ
ーを用いることができ、またセンサの制御性も容易であ
る。
へのトナー像転写以前の上記潜像担持体上のトナー付着
量を検出する第1の測定手段と、該中間転写体への該ト
ナー像転写後の潜像担持体上に残留するトナー付着量を
測定する第2の測定手段と、上記第1及び第2の測定手
段による測定値を比較演算して転写率を算出し該転写率
の算出結果に基づいて上記中間転写体の寿命を判定する
判定手段と、寿命到来を報知する報知手段とを備えたの
で、中間転写ベルトへのトナー像転写前後の各感光体上
トナー付着量を測定して転写率に換算し、該転写率の算
出結果から、中間転写ベルトの特性変動(例えば、抵抗
低下)等を精度よく検出し、トナーの帯電量や付着量に
左右されずに、中間転写ベルトの寿命を判定することが
できる。
手段と、上記第2の転写手段における転写部近傍に付設
する部材に流れる電流を検知して上記中間転写体の寿命
を判定する判定手段と、寿命到来を報知する報知手段と
を備えたので、各々の転写部近傍に設けた部材に流れる
電流を測定することにより、該測定値に基づいて中間転
写ベルトの劣化(例えば、抵抗低下)等を精度よく検出
し、中間転写ベルトの寿命を判定することができる。換
言すれば、中間転写ベルトへの転写、紙への転写に関わ
りなく、転写部近傍に付設する導電体に流れる電流を測
定しているため、格別なセンサや治具等を必要とせず
に、常に安定した判定結果を得ることができる。特に、
センサ等の故障や誤検知の影響がないので信頼性が高
い。
を詳細に説明する。図1は本発明を適用したカラー複写
装置の一例の概略構成説明図、図2は感光体、中間転写
ベルト回りの拡大図である。カラー画像読取り装置(以
下、カラースキャナと称する)1は、原稿3の画像を照
明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介してカラー
センサ7に結像して、原稿のカラー画像情報を、例えば
Blue,Green,Redの色分解光毎に読取り、電気的な画像信
号に変換する。カラーセンサ7は、この例ではB、G、
Rの色分解手段とCCDのような光電変換素子で構成さ
れており、3色同時読取りを行う。このカラースキャナ
1で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもと
にして、画像処理部(図示なし)で色変換処理を行い,
Black(以下、Bkという)、 Cyan (以下、Cとい
う)、 Magenta(以下、Mという)、Yellow(以下、Y
という)のカラー画像データを得る。こうして得たB
k,C,M,Yのカラー画像データを、次に述べるカラ
ー画像記録装置(以下、カラープリンタという)2によ
って顕像化し、最終的なカラーコピーとする。なお、B
k,C,M,Yの画像データを得る為のカラースキャナ
1の動作方式は、カラープリンタ2の動作とタイミング
をとったスキャナースタート信号を受けて、図1におい
て照明・ミラー光学系が左方向へ原稿走査し、一回の走
査毎に一色の画像データを得る。この動作を合計4回繰
り返すことによって、順次の4色画像データを得る。そ
して、その都度、カラープリンタ2で順次顕像化しつ
つ、これを重ね合わして4色フルカラー画像を形成す
る。
る。書き込み光学ユニット8は、カラースキャナ1から
のカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対
応した光書き込みを行い、感光体ドラム9に静電潜像を
形成する。該ユニット8は、レーザ8−1とその発光駆
動制御部(図示なし)、ポリゴンミラー8−2と、その
回転用モータ8−3、f/θレンズ8−4や、反射ミラ
ー8−5等で構成されている。感光体ドラム9は、矢印
のごとく反時計回り方向に回転するが、その周囲には感
光体クリーニングユニット10、除電ランプ11、帯電
器12、電位センサ13、Bk現像器14、C現像器1
5、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検
知器18、中間転写ベルト19等が配置されている。各
現像器は、静電潜像を現像する為に現像剤の穂を感光体
9の表面に接触させて回転する現像スリーブ(14−
1、15−1、16−1、17−1)と、現像剤を汲み
上げ、攪拌するために回転する現像パドル(14−2、
15−2、16−2、17−2)、及び現像剤のトナー
濃度検知センサ(14−3、15−3、16−3、17
−3)等で構成されている。
現像スリーブ上の剤は穂切り(現像不作動)状態になっ
ているが、現像動作の順序(カラー画像形成順序)がB
k,C,M,Yの順の場合で説明する。ただし、本発明
の画像形成順序はこれに限定されるものではない。コピ
ー動作が開始されると、カラースキャナ1により所定の
タイミングにてBk画像データの読取りがスタートさ
れ、この画像データに基づきレーザ光による光書込み、
潜像形成が始まる。このBk潜像の先端部から現像可能
とする為に、Bk現像器14の現像位置に潜像先端部が
到達する前に、現像スリーブ14−1を回転開始して剤
の穂立てを行い、Bk潜像をBkトナーで現像する。そ
して以後、Bk潜像領域の現像動作を継続するが、潜像
後端部がBk現像位置を通過した時点で速やかにBk現
像スリーブ14−1上の剤穂切りを行い、現像不作動状
態にする。これは少なくとも、次のC画像データによる
C潜像先端部が到達する前に完了させる。なお、穂切り
は現像スリーブ14−1の回転方向を、現像動作中とは
逆方向に切り替えることで行う。
光体と等速駆動されている中間転写ベルト19の表面に
転写される。ベルト転写は感光体9と中間転写ベルト1
9が接触状態に於て、転写バイアスローラ20に所定の
バイアス電圧を印加することで行う。なお、中間転写ベ
ルト19に対しては、感光体9に順次形成するBk,
C,M,Yのトナー像を、同一面に順次位置合わせして
4色重ねのベルト転写画像を形成し、その後、転写紙に
一括転写を行う。この中間転写ベルトユニットの構成、
動作については後述する。ところで、感光体9側ではB
k工程に続いてC工程に進むが、ここでも所定のタイミ
ングでカラースキャナ1によるC画像データの読取りが
始まり、該画像データによるレーザ光書込みによりC画
像形成を行う。C現像器15では、その現像位置に対し
て、先のBk潜像後端部が通過した後で、且つC潜像の
先端が到達する前に現像スリーブ15−1を回転開始し
て剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで現像する。以
後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像後端部が通過し
た時点で、先のBk現像器の場合と同様にC現像スリー
ブ15−1上の剤穂切りを行う。これもやはり次のM潜
像先端部が到達する前に完了させる。なお、M及びYの
工程については、夫々の画像データの読取り、潜像形
成、現像の動作がBk,Cの工程と同様であるので説明
は省略する。
る。中間転写ベルト19は駆動ローラ21、ベルト転写
バイアスローラ20及び従動ローラ群に張架されており
図示していない駆動モータにより後述のごとく駆動制御
される。ベルトクリーニングユニット22は、ブラシロ
ーラ22−1、ゴムブレード22−2、及びベルトから
の接離機構22−3等で構成されており、1色目のBk
画像をベルト転写した後の2、3、4色目をベルト転写
している間は接離機構22−3によってベルト面から離
間させておく。紙転写ユニット23は、紙転写バイアス
ローラ23−1、ローラクリーニングブレード23−
2、及びベルトからの接離機構23−3等で構成されて
いる。
ト19面から離間しているが、中間転写ベルト19面に
形成された4色の重ね画像を、転写紙に一括転写する時
にタイミングを図って接離機構23−3で押圧され、該
ローラ23−1に所定のバイアス電圧を印加して紙への
転写を行う。なお、転写紙24は、給紙ローラ25、レ
ジストローラ26によって、中間転写ベルト面の4色重
ね画像の先端部が、紙転写位置に到達するタイミングに
合わせて給紙される。
Bkトナー像のベルト転写が後端部まで終了した後の動
作方式としては、一定速往動方式、スキップ往動方式、
往復動(クイックリターン)方式が考えられるが、この
中の1方式か、又はコピーサイズに応じて(コピー速度
面などで)効率的な方式の組み合わせによって動作させ
る。中間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写
された転写紙24は、紙搬送ユニット27で定着器28
に搬送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ
28−1と加圧ローラ28−2で、トナー像を溶融定着
してコピートレイ29に搬出されフルカラーコピーを得
る。リピートコピーの時は、カラースキャナ1の動作、
及び感光体9への画像形成は、一枚目のY(4色目)画
像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目のBk
(1色目)画像工程に進む。また、中間転写ベルト19
の方は、一枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工
程に引き続き、表面をクリーニングユニット22でクリ
ーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト
転写されるようにする。その後は、一枚目と同様の動作
になる。
33には、各種サイズの転写紙が収納されており、図示
しない操作パネルにて指定されたサイズ紙の収納カセッ
トからタイミングをとってレジストローラ26方向に給
紙、搬送される。符号34は、OHP用紙や厚紙等の手
差し給紙トレイである。上記においては、4色フルカラ
ーを得るコピーモードについて説明したが、3色コピー
モード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回
数の分について、上記同様の動作を行うことになる。ま
た、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するま
での間、その色の現像器のみを現像作動(剤穂立て)状
態にして、中間転写ベルト19は、感光体9表面に接触
したまま往動方向に一定速駆動し、更にベルトクリーナ
22もベルト19に接触したままの状態でコピー動作を
行う。定着器28から排出された転写紙は、プリンタの
外に取付けられた排紙トレイ29に排出される。
す略図であり、図1、図2と同一部分には同一符号を付
してある。この実施例は、帯電、露光及び現像が順次行
われることによって表面にトナー像が形成される感光体
(潜像担持体)9と、該感光体9に接しつつ回転する中
間転写体19と、感光体9と該中間転写体19とが接す
る転写部において感光体体上のトナー像を中間転写体上
に転写させる第1の転写手段(ベルト転写バイアスロー
ラ)20と、中間転写体19上のトナー像を記録媒体上
に転写させる第2の転写手段23−1とを有する上記画
像形成装置において、上記感光体上に残留する電位を検
出する潜像担持体上残留電位検出手段(表面電位プロー
ブ)50aと、該残留電位検出手段50aの測定値に基
づいて上記中間転写体19の寿命を判定する判別回路
(判定手段)51と、該判別回路51による判定結果に
基づいて作動して寿命到来を報知する表示部(報知手
段)52とを備えた構成が特徴的である。
aは、転写後に感光体上に残留する電位を検出するため
に転写ローラ20の位置の下流側に配置された表面電位
プローブであり、判別回路51は、図示しない記憶部に
潜像担持体上の残留電位の値に基づいて中間転写ベルト
19の寿命到来の有無を判定するためのデータを保持し
ており、潜像担持体上残留電位検出手段50aの測定結
果に基づいて中間転写ベルトの寿命を判定する。換言す
れば、測定結果に基づいて中間転写ベルトの転写率を換
算、算出し、判定結果が寿命到来である場合には、判別
回路51は、表示部52に表示信号を出力して寿命到来
を表す表示(ランプ点灯、音声表示等)を行わせる。
画像部の電位が−650Vである時に、画像部の電位が
−450Vである。そして、感光体9の画像部上のマイ
ナスに帯電したトナー像を中間転写ベルト(例えば、フ
ッ素系のシームレスベルトであって、表面抵抗が108
〜1010Ω程度)上に転写する為に、ベルト転写バイア
スローラ20に+1200Vの電圧を印加する。この転
写直後の感光体残留電位を表面電位プローブ50aで測
定したところ、感光体残留電位は+50Vであり、得ら
れた画像は良好であった。
ルト19が静電疲労等に起因して劣化し、その抵抗が低
下した場合に、上記と同様に感光体残留電位を測定した
ところ、該電位は+300Vであった。このような条件
下で行われた画像形成動作により得られた画像の状態
は、良好な画像域の下限を示すものであった。即ち、図
4は感光体上の残留電位(V)と、得られた画像の画質
の良否との対応関係を示す図であり、この例では+30
0Vを境界として画質の良否が分かれている。なお、こ
こで良好な画像を得る為に必要とされる感光体残留電位
の上限を示す値として示した+300Vは、一例に過ぎ
ない。
容値である+300Vを越える値に達したことが表面電
位プローブ50aにより検知された場合に、判別回路5
1が寿命が到来して交換時期になっていることを判定
し、中間転写ベルトの交換時期に達したことを表示部5
2に表示させる為の制御信号を出力する。なお、この実
施例では、ベルト転写バイアスローラ20に+1200
Vを印加した場合について述べたが、本発明はこれに限
られるものではなく、印加電圧が異なる場合には、上記
の感光体残留電位の上限を示す値も異なる。なお、判別
回路51としては、例えば、CPU,ROM,RAM、
I/Oポート、データバスなどを備えた制御部を用い
る。
り、上記表面電位ブローブ(第1の検出手段)50aの
他に、転写バイアスローラ20の上流側に潜像電位を検
知する為の表面電位プローブ(第2の検出手段)50b
を配置し、その測定値が感光体残留電位の上限値を越え
たか否かを判別回路51で判定する様にしてもよい。こ
の表面電位プローブ50bは、表面電位プローブ50a
と併用し、両者からの測定値を併用して判定してもよい
し、表面電位プローブ50bを単独で使用してもよい。
なお、上記各判定結果に基づいた寿命到来の報知に基づ
いてベルトを新品と交換した結果得られた画像は、良好
な画像であった。
明図であり、この実施例は、帯電、露光及び現像が順次
行われることによって表面にトナー像が形成される感光
体(潜像担持体)9と、該感光体9に接しつつ回転する
中間転写ベルト19と、感光体9と該中間転写ベルト1
9とが接する転写部において感光体上のトナー像を中間
転写ベルト上に転写させる第1の転写手段(ベルト転写
バイアスローラ)20と、中間転写ベルト19上のトナ
ー像を記録媒体上に転写させる第2の転写手段23−1
とを有する画像形成装置において、中間転写ベルト19
へのトナー像転写後の感光体上に残留するトナー付着量
を検出する転写残トナー付着量検出手段60aと、該転
写残トナー付着量検出手段60aの検出結果に基づいて
中間転写ベルトの寿命を判定する判別回路(判定手段)
51と、寿命到来を報知する表示部(報知手段)52と
を備えた構成が特徴的である。
は、例えば反射型の光センサで構成し、発光素子からの
出射光を受光する受光素子の受光量の値によって転写残
トナーの付着量を検出する。適正な付着量の値は基準値
として判別回路51に保持されており、受光量の値がこ
の基準値を越えた場合には、中間転写ベルト19の抵抗
値が適正な範囲にない(適正な抵抗値を下回っている)
と判定を行なって、表示部52に表示動作を指示する。
つまり、感光体上トナー付着量を測定して転写率に換算
し、該転写率の算出結果から、中間転写ベルトの劣化
(例えば、抵抗低下)等を精度よく検出し、中間転写ベ
ルトの寿命を判定することができる。このため、交換時
期の到来表示を見た、あるいは聞いたオペレータは、適
切な時期にベルトを交換することができ、画質の悪いコ
ピーを行なうことが防止される。
明図であり、図5の変形例である。即ち、この実施例
は、中間転写ベルト19へのトナー像転写以前の感光体
9上のトナー付着量(現像像のトナー量)を検出する第
1の測定手段60aと、中間転写ベルトへのトナー像転
写後の感光体上に残留するトナー付着量を測定する第2
の測定手段60bと、上記第1及び第2の測定手段によ
る測定値を比較演算して転写率を算出し該転写率の算出
結果に基づいて上記中間転写ベルトの寿命を判定する判
別回路(判定手段)51と、寿命(交換時期)到来を報
知する表示部52とを備えた構成が特徴的である。
る転写電界が一定であったとしても、感光体9上に現像
された転写前のトナー付着量や、トナーの帯電量によ
り、転写率は異なってくる。図7は、横軸に感光体上に
現像された転写前のトナー付着量(mg/cm2 )を、
縦軸に中間転写ベルト19にトナー像を転写した後の感
光体残留トナー量(転写残トナー像)をとって、感光体
上トナー付着量と転写残トナー量との関係を示した図で
ある。
アスローラ20に1200Vの転写電圧を印加して、帯
電量が通常値(15μc/g)のトナーを、感光体上に
転写した場合の特性を示している。特性Bは、ベルト転
写バイアスローラ20に1200Vの転写電圧を印加し
て、帯電量が比較的高い値(20μc/g)のトナー
を、感光体上に転写した場合の特性を示している。特性
Cは、ベルト転写バイアスローラ20に1200Vの転
写電圧を印加して、帯電量が比較的低い値(10μc/
g)のトナーを、感光体上に転写した場合の特性を示し
ている。そして、図中斜線部は適正転写領域を示してい
る。このように、感光体上に現像されたトナー像を構成
するトナーの付着量の多寡により、ある部分では良好な
転写率が得られない事態が発生する。
は、例えば横軸に示す付着量の値が0.1〜1.2mg
/cm2 となる範囲内で、感光体上にトナーの付着量が
異なる複数の基準パターン(グレースケール=一方向に
向かうほど濃度が順次濃くなるトナーパターン)を作
り、この基準パターンの各部の濃度を記憶された基準値
と比較する。即ち、画像形成装置の立上り時、或は予め
決められた所定のコピー枚数(例えば150枚)の実行
毎に、測定の為の画像形成動作を行い、この動作が行な
われたときのベルト転写前後の感光体上のトナー付着量
をそれぞれ光センサ60a、60bで測定し、判別回路
51内で該測定値に基づいて転写率を算出し、その結果
が基準値を越えた場合には、中間転写ベルト19の抵抗
値が適正な範囲にない(適正な抵抗値を下回っている)
と判定を行なって、表示部52に表示動作を指示する。
このため、交換時期の到来表示を見た、あるいは聞いた
オペレータは、適切な時期にベルトを交換することがで
き、画質の悪いコピーを行なうことが防止される。な
お、上記基準パターンは画像形成装置の主制御部のメモ
リ等に記憶されており、これを書込みユニット8から感
光体上に出力することにより感光体上に潜像として形成
される。基準パターンを形成する位置は、感光体上の画
像形成領域でも良いし、非画像形成領域でも良いし、或
は両者にまたがる領域であってもよい。なお、図5、図
6において示した反射型光センサによるトナー量の測定
方法は公知であるので、詳細は説明しない。
または/および転写後の潜像担持体上残留電位、転写残
トナー付着量、転写前トナー付着量等を測定し、測定結
果を基準値と比較したり、中間転写ベルトの転写率に換
算等することにより、中間転写ベルトの抵抗低下などの
劣化、寿命到来状態を判定して交換時期を報知するよう
に構成したが、中間転写ベルトに流れる電流の値を測定
することにより抵抗の低下を測定するようにしても良
い。すなわち、図8はこのような測定方法を実現するた
めの実施例の略図であり、この実施例では、上記ベルト
転写バイアスローラ20(第1の転写手段)と、紙転写
バイアスローラ(第2の転写手段)における転写部近傍
に付設する部材、例えば従動ローラ65(アースローラ
等)に流れる電流値を検知して上記中間転写ベルトの寿
命を判定する判定手段51と、寿命到来を報知する表示
部52とを備えた構成を有する。
値のデータは、判別回路51のROM等の記憶部に格納
されており、測定により得られた電流値を上記基準デー
タ(適正電流範囲)と比較して電流値が適正な範囲を超
えている場合には、中間転写ベルト19の電気抵抗値が
低下したものと判定して、交換時期の到来を表示部52
に報知させる。このことは、紙転写バイアスローラ23
−1の近傍においても同様に構成し、得られた測定結果
を同様に利用することができる。なお、上記付設する部
材としては、上記ローラ以外であっても良く、例えば中
間転写ベルト19の適所に摺接させるために格別に設け
た摺動端子であってもよい。
転写、紙への転写に関わりなく、転写部近傍に付設する
導電体に流れる電流を測定しているため、格別なセンサ
や治具等を必要とせずに、常に安定した判定結果を得る
ことができる。特に、センサ等の故障や誤検知の影響が
ないので信頼性が高い。
等々の被担持物を担持し、次工程まで搬送する全ての担
持体に共通するものであり、当該担持体の具体例として
は、現像工程において顕像化されたトナー像を担持して
転写工程等の次工程にまで回転駆動されることによりト
ナー像を搬送する像担持体(感光体ドラム、感光体ベル
ト等)、像担持体上から転移したトナー像を担持し転写
紙等の被転写体に転写する工程まで回転駆動されること
によりトナー像を搬送する中間転写体(中間転写ベルト
等)、または転写紙またはトナー像を保持した転写紙等
の被担持物を担持し転写工程又は定着工程等の次工程ま
で回転駆動されることにより被担持物を搬送する搬送ベ
ルト等を挙げることができる。また、上記実施例では、
転写手段としてバイアスローラを示したが、これは一例
に過ぎず、本発明は転写チャージャから成る転写手段を
用いた画像形成部にも適用可能である。
(感光体)9上に残留する電位を検出する潜像担持体上
残留電位検出手段(第1の検出手段)50aと、該残留
電位検出手段50aの測定値に基づいて中間転写体(中
間転写ベルト)19の寿命を判定する判定手段(判別回
路)51と、寿命到来を報知する報知手段(表示部)5
2とを備えた。そして、感光体上の残留電位を付設の残
留電位検出手段(電位計等)50aで測定し、正常な特
性を有した中間転写体を用いた場合の感光体残留電位と
測定値とを比較することにより中間転写ベルトの劣化
(例えば抵抗低下)等を簡単に、感度よく、精度良く検
出し、中間転写ベルトの寿命を判定、報知することがで
きる。
9上に残留する電位を検出する第1の検出手段50a
と、上記潜像担持体上に形成される潜像電位を検出する
第2の検出手段50bとを有し、前記第1の検出手段及
び/または第2の検出手段の各検出結果に基づいて上記
中間転写体の寿命を判定するように構成し、感光体上に
形成される潜像電位と、感光体上に残留する残留電位を
各々検出手段(電位計等)で測定し、正常な特性を有し
た中間転写体を用いた場合の感光体残留電位と該測定値
とを比較したので、中間転写ベルトの劣化(例えば、抵
抗低下)等を精度、感度よく検出し、中間転写ベルトの
寿命を判定することができる。
へのトナー像転写後の感光体に残留する転写残トナー付
着量を転写残トナー付着量検出手段(例えば反射型の光
センサ)にて測定し、測定結果を基準値と比較するの
で、中間転写ベルトの劣化(例えば、抵抗低下)等を精
度よく検出し、中間転写ベルトの寿命を判定することが
できる。また、この場合、現像後のトナー濃度を測定す
るために装備されているトナー濃度センサを兼用するこ
とができ、トナー濃度検知時に得られたデータをそのま
ま流用できるので、新規に回路を設計することなく、同
じフローを用いることができ、またセンサの制御性も容
易である。
へのトナー像転写以前の上記潜像担持体上のトナー付着
量を検出する第1の測定手段と、該中間転写体への該ト
ナー像転写後の潜像担持体上に残留するトナー付着量を
測定する第2の測定手段と、上記第1及び第2の測定手
段による測定値を比較演算して転写率を算出し該転写率
の算出結果に基づいて上記中間転写体の寿命を判定する
判定手段等を備え、中間転写ベルトへのトナー像転写前
後の各感光体上トナー付着量を測定して転写率に換算
し、該転写率の算出結果から、中間転写ベルトの特性変
動(例えば、抵抗低下)等を精度よく検出し、トナーの
帯電量や付着量に左右されずに、中間転写ベルトの寿命
を判定することができる。
手段(ベルト転写バイアスローラ)と、上記第2の転写
手段(紙転写バイアスローラ)における転写部近傍に付
設する部材(既存のローラ等)に流れる電流を検知して
上記中間転写体の寿命を判定する判定手段と、寿命到来
を報知する報知手段とを備えたので、各々の転写部近傍
に設けた部材に流れる電流を測定し、測定値を正常値と
比較することにより、比較判定結果に基づいて中間転写
ベルトの劣化(例えば、抵抗低下)等を精度よく検出
し、中間転写ベルトの寿命を判定することができる。換
言すれば、中間転写ベルトへの転写、紙への転写に関わ
りなく、転写部近傍に付設する導電体に流れる電流を測
定しているため、格別なセンサや治具等を必要とせず
に、常に安定した判定結果を得ることができる。特に、
センサ等の故障や誤検知の影響がないので信頼性が高
い。
図。
図、(b)はその変形例の説明図。
係を示す図。
稿、4 照明ランプ、5ミラー群、6 レンズ、7 カ
ラーセンサ、8 書き込み光学ユニット、9 感光体ド
ラム(像担持体)、10 感光体クリーニングユニッ
ト、11 除電ランプ、12 帯電器、13 電位セン
サ、14 k現像器、15 C現像器、16M現像
器、、17 Y現像器、18 現像濃度パターン検知
器、19 中間転写ベルト(中間転写ベルト=像担持
体)、20 ベルト転写バイアスローラ、23−1 紙
転写バイアスローラ、50a,50b 潜像担持体上残
留電位検出手段,52 報知手段(表示部),65 6
0a,60b トナー付着量測定手段、65 付設部
材。
Claims (5)
- 【請求項1】 帯電、露光及び現像が順次行われること
によって表面にトナー像が形成される潜像担持体と、該
潜像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、該潜像担
持体と該中間転写体とが接する転写部において潜像担持
体上のトナー像を中間転写体上に転写させる第1の転写
手段と、中間転写体上のトナー像を記録媒体上に転写さ
せる第2の転写手段と、を有する画像形成装置におい
て、 上記潜像担持体上に残留する電位を検出する潜像担持体
上残留電位検出手段と、該残留電位検出手段の測定値に
基づいて上記中間転写体の寿命を判定する判定手段と、
該判定手段による判定結果に基づいて寿命到来を報知す
る報知手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 帯電、露光及び現像が順次行われること
によって表面にトナー像が形成される潜像担持体と、該
潜像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、該潜像担
持体と該中間転写体とが接する転写部において潜像担持
体上のトナー像を中間転写体上に転写させる第1の転写
手段と、中間転写体上のトナー像を記録媒体上に転写さ
せる第2の転写手段とを有する画像形成装置において、 上記潜像担持体上に残留する電位を検出する第1の検出
手段と、上記潜像担持体上に形成される潜像電位を検出
する第2の検出手段とを有し、前記第1の検出手段及び
第2の検出手段の各検出結果に基づいて上記中間転写体
の寿命を判定する判定手段と、該判定手段による判定結
果に基づいて寿命到来を報知する報知手段とを備えたこ
とを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 帯電、露光及び現像が順次行われること
によって表面にトナー像が形成される潜像担持体と、該
潜像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、該潜像担
持体と該中間転写体とが接する転写部において潜像担持
体上のトナー像を中間転写体上に転写させる第1の転写
手段と、中間転写体上のトナー像を記録媒体上に転写さ
せる第2の転写手段と、を有する画像形成装置におい
て、 上記中間転写体へのトナー像転写後の上記潜像担持体上
に残留するトナー付着量を検出する転写残トナー付着量
検出手段と、該転写残トナー付着量検出手段の検出結果
に基づいて上記中間転写体の寿命を判定する判定手段
と、該判定手段による判定結果に基づいて寿命到来を報
知する報知手段とを備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項4】 帯電、露光及び現像が順次行われること
によって表面にトナー像が形成される潜像担持体と、該
潜像担持体に接しつつ回転する中間転写体と、該潜像担
持体と該中間転写体とが接する転写部において潜像担持
体上のトナー像を中間転写体上に転写させる第1の転写
手段と、中間転写体上のトナー像を記録媒体上に転写さ
せる第2の転写手段と、を有する画像形成装置におい
て、 上記中間転写体へのトナー像転写以前の上記潜像担持体
上のトナー付着量を検出する第1の測定手段と、該中間
転写体への該トナー像転写後の潜像担持体上に残留する
トナー付着量を測定する第2の測定手段と、上記第1及
び第2の測定手段による測定値を比較演算して転写率を
算出し該転写率の算出結果に基づいて上記中間転写体の
寿命を判定する判定手段と、該判定手段による判定結果
に基づいて寿命到来を報知する報知手段とを備えたこと
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 上記第1の転写手段と、上記第2の転写
手段の各転写部近傍に付設する部材に流れる電流を検知
して上記中間転写体の寿命を判定する判定手段と、該判
定手段による判定結果に基づいて寿命到来を報知する報
知手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像
形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04124495A JP3375021B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04124495A JP3375021B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08211694A JPH08211694A (ja) | 1996-08-20 |
JP3375021B2 true JP3375021B2 (ja) | 2003-02-10 |
Family
ID=12603032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04124495A Expired - Fee Related JP3375021B2 (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3375021B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8019239B2 (en) | 2008-11-25 | 2011-09-13 | Ricoh Company, Limited | Device and method for detecting life of organic photoreceptor and image forming apparatus |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5250272B2 (ja) * | 2008-01-18 | 2013-07-31 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP04124495A patent/JP3375021B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8019239B2 (en) | 2008-11-25 | 2011-09-13 | Ricoh Company, Limited | Device and method for detecting life of organic photoreceptor and image forming apparatus |
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Publication number | Publication date |
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JPH08211694A (ja) | 1996-08-20 |
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