JP5424166B2 - 横置きシリンダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、横向きで使用される横置きシリンダ装置に関するものである。
一般的に、自動車のサスペンション装置に装着されるリザーバを備えた筒型の液圧緩衝器では、製造、搬送工程等においてシリンダ内の作動液中に混入した気泡をピストンロッドのストローク時にそのシール部からリザーバに排出する構造が採られている。
ところが、例えば鉄道車両の横揺れを制振する油圧ダンパのように、ほぼ水平方向に設置して横向きで使用する液圧緩衝器では、ピストンロッドのシール部から気泡を排出することができないため、気泡を排出するために特別な対策が必要となっている。
そこで、例えば特許文献1に記載されたものでは、横向きで使用される液圧緩衝器の場合、気泡は、設置状態において上側となるシリンダ側壁の軸方向端部に滞留するため、シリンダ側壁の軸方向端部近傍の上部にガス抜き孔を設けている。そして、シリンダ内に滞留した気泡をガス抜き孔から、シリンダ端部が嵌合された端板の円筒部に形成された内周溝を介して、リザーバ下部の作動液中に排出するようにしている。
特開平11−344068号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたものでは、ガス抜き孔からリザーバ下部の作動液中に排出された気泡が、リザーバ上部のガス中に到達する過程で、ピストンロッドの伸長時に、リザーバとシリンダ室との間に設けられた逆止弁を通して、シリンダ内に吸込まれてしまう可能性がある。
本発明は、シリンダの内部からリザーバへ排出された気泡をシリンダ内部に戻り難くするようにした横置きシリンダ装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、外筒と、
前記外筒内に設けられて内部に作動液が満たされたシリンダと、
前記シリンダと前記外筒との間に形成されて内部に作動液及びガスが封入された環状のリザーバと、
前記外筒及び前記シリンダの両端部を閉鎖する閉鎖部材と、
前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌されて、該シリンダ内を2つのシリンダ室に画成するピストンと、
一側が前記ピストンに連結されて他側が前記シリンダの外部に突出したピストンロッドと、
一側が前記シリンダ室内の上部に連通し、他側が前記リザーバ内の作動液中に開口して前記シリンダ室内の前記作動液を前記リザーバ内の作動液中に排出するガス抜き通路と、
前記シリンダ室と前記リザーバとを連通し、前記リザーバ内の作動液中に開口して前記リザーバから当該シリンダ室へ作動液を流通させる吸込み通路とを備え、
前記ピストンロッドが水平または傾斜して延びるように配置される横置きシリンダ装置であって、
前記ガス抜き通路及び前記吸込み通路は、いずれも2つの前記シリンダ室の一方または他方に連通し、前記リザーバ内の作動液中における前記ガス抜き通路の他側の開口である排出口前記吸込み通路の前記リザーバ内の作動液中の開口である吸込み口に対して上下方向で重ならないように上方に配置されていることを特徴とする。
なお、本説明において「横向き」とは、当該横置きシリンダ装置が水平状態にある場合をさすだけでなく、リザーバの軸方向両端の下部に作動液が存在する程度に傾いた状態をも含むものとする。
このように構成したことにより、シリンダの内部からリザーバへ排出された気泡がシリンダ内に戻り難くなる。
本発明の第1実施形態に係る液圧緩衝器の要部であるシリンダ底部を拡大して示す縦断面図及びそのA−A線による縦断面図である。 図1に示す液圧緩衝器の全体の縦断面図である 本発明の第2実施形態に係る液圧緩衝器の要部であるシリンダ底部を拡大して示す縦断面図及びそのB−B線による縦断面図である。 本発明の第3実施形態に係る液圧緩衝器の要部であるシリンダ底部を拡大して示す縦断面図及びそのC−C線による縦断面図である。 本発明の第4実施形態に係る液圧緩衝器の要部であるシリンダ底部を拡大して示す縦断面図及びその一部の他の断面を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る液圧緩衝器の要部であるシリンダ底部を拡大して示す縦断面図及びそのD−D線による縦断面図である。 本発明の第6実施形態に係る液圧緩衝器の要部であるシリンダ底部を拡大して示す縦断面図及びそのE−E線による縦断面図である。 本発明の第7実施形態に係る液圧緩衝器のロッドガイド部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第8実施形態に係る液圧緩衝器のロッドガイド部を拡大して示す縦断面図である。 本発明の第9実施形態に係る液圧緩衝器のロッドガイド部を拡大して示す縦断面図及びその他の断面を示す図並びにこれらの断面位置を示す端面図である。 本発明の第10実施形態に係る液圧緩衝器のロッドガイド部を拡大して示す縦断面図及びその他の断面を示す図並びにこれらの断面位置を示す端面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明の第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係る液圧緩衝器1の縦断面図であり、図1(A)は、液圧緩衝器1のシリンダ底部の拡大図であり、また、図1(B)は、図1(A)のA−A線による縦断面図である。
図2に示すように、液圧緩衝器1は、鉄道車両の横揺れ制振用の横置きシリンダ装置であって、ほぼ水平方向に設置されて横向きで使用される。シリンダ2の外周に円筒状の外筒3が同心に配置され、これらの間に環状のリザーバ4が形成されている。シリンダ2の一端部には、閉鎖部材であるベースバルブ5が取付けられ、外筒3の一端部には、これを閉鎖する閉鎖部材である端板6が取付られており、ベースバルブ5が端板6に嵌合して、シリンダ2の一端部が外筒3に固定されている。シリンダ2の他端部には、これを閉鎖する閉鎖部材として、ロッドガイド7が取付られ、このロッドガイド7及び保持部材8が外筒3の他端部に嵌合して、シリンダ2の他端部が外筒3に固定されている。
シリンダ2内には、ピストン9が摺動可能に挿入され、ピストン9によってシリンダ2内がシリンダ室2A、2Bの2室に区画されている。ピストン9には、ピストンロッド10の一端部が連結され、ピストンロッド10の他端側は、ロッドガイド7を摺動可能かつ液密的に貫通して外部へ突出している。そして、シリンダ2内には、作動液が満たされ、リザーバ4内には、作動液及びガスが封入されている。
ベースバルブ5には、リザーバ4からシリンダ室2Bへの作動液の流通のみを許容する逆止弁11、シリンダ2Bからリザーバ4への作動液の流れを制御して減衰力を発生させるリリーフ弁12及びシリンダ室2B内の気泡をリザーバ4へ排出するためのガス抜き通路13が設けられている。ピストン9には、シリンダ室2Aからシリンダ室2Bへの作動液の流れを制御して減衰力を発生させる伸び側リリーフ弁14及びシリンダ室2Bからシリンダ室2Aへの作動液の流れを制御して減衰力を発生させる縮み側リリーフ弁15が設けられている。また、ロッドガイド7には、シリンダ室2A内の気泡をリザーバ4へ排出するための流路面積が充分小さいガス抜き通路16が設けられている。
ベースバルブ5側の端板6及びピストンロッド10の先端部に結合された端板17には、液圧緩衝器1を鉄道車両に装着するための取付部18、19が取付けられている。また、端板17には、ピストンロッド10及び外筒3を覆う円筒状のカバー20が取付けられている。
次に、本実施形態の要部であるシリンダ底部の構造について、図1を参照して説明する。
ベースバルブ5は、段付の円板状で、大径の円筒部5Aに、シリンダ2の一端部が液密的に嵌合されている。円筒部5Aの内周面とシリンダ2の外周面との間は、シール部材21によってシールされている。なお、これらの間に必要なシール性が確保できれば、シール部材21は省略してもよい。シール部材21を省略する策としてベースバルブ5をシリンダ2に圧入するようにしてもよい。また、ベースバルブ5は、小径の嵌合部5Bが端板6の凹部6Aに嵌合して固定されている。
ベースバルブ5の小径部5の端面には、中央部に円形の凹部22が形成され、また、液圧緩衝器1の図示の水平方向に設置した横向きの使用状態(以下、特に示す場合を除き、液圧緩衝器1がこの使用状態にあるものとして説明する)における凹部22の下方に延びる溝23が形成されており、凹部22が溝23を介してリザーバ4の下部に連通している。ベースバルブ5には、シリンダ室2Bと凹部22とを連通する通路24、25が設けられており、通路24、25に逆止弁11及びリリーフ弁12がそれぞれ設けられている。そして、通路24、凹部22、溝23及び逆止弁11によって、シリンダ室2Bとリザーバ4とを連通し、リザーバ4からシリンダ室2Bへ作動液を流通させる吸込み通路を構成している。また、通路25、リリーフ弁12、凹部22及び溝23によってシリンダ室2Bからリザーバ4へ作動液を流通させる吐出通路を構成している。
ガス抜き通路13は、ベースバルブ5の円筒部5Aに、シリンダ2の側壁の端部近傍に対向する部位に形成された排出通路となる環状の内周溝26と、シリンダ2の一端部の最上部に臨む部位に形成されて、シリンダ2の内外、すなわち、シリンダ室2Bと内周溝26とを連通するガス抜き凹部27と、円筒部5Aの側壁の下部付近を貫通して内周溝26とリザーバ4の下部とを連通する排出口28(第1実施形態では、オリフィス)とから構成されている。
ここで、図1(B)に示すように、逆止弁11の通路24に連通する溝23の吸込み口となるリザーバ4内への開口が鉛直下方に向けて配置されているのに対して、ガス抜き通路13の排出口28のリザーバ4内への開口は、鉛直下方から円周方向にオフセットして最下部から離れた位置にあり、溝23の開口よりも高さhだけ高い位置に配置されている。
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
ピストンロッド10の伸び行程時には、シリンダ2内のピストン9の摺動によってシリンダ室2A側の作動液が加圧されて、伸び側リリーフ弁14を通ってシリンダ室2B側へ流れ、伸び側リリーフ弁14の流通抵抗によってピストンロッド10のストロークに対して減衰力が発生する。このとき、ピストンロッド10がシリンダ2内から退出した分の体積の作動液がリザーバ4から、ベースバルブ5の溝23、凹部22及び通路24を通り、逆止弁11を開いてシリンダ室2Bに流入し、その分、リザーバ4内のガスが膨張する。
ピストンロッド10の縮み行程時には、シリンダ2内のピストン9の摺動によってシリンダ室2B側の作動液が加圧されて、縮み側リリーフ弁15を通ってシリンダ室2Aへ流れ、また、ピストンロッド10がシリンダ2内に侵入した分の体積の作動液がベースバルブ5のリリーフ弁12を通ってリザーバ4へ流れて、リザーバ4内のガスを圧縮する。これにより、縮み側リリーフ弁15及びリリーフ弁12の流通抵抗によってピストンロッド10のストロークに対して減衰力が発生する。
また、ピストンロッド10の伸び行程時には、少量の作動液がシリンダ室2Aの最上部から、ロッドガイド7のガス抜き通路16を通ってリザーバ4へ流れ、これにより、シリンダ室2A内に滞留した気泡をリザーバ4へ排出する。ピストンロッド10の縮み行程時には、少量の作動液がシリンダ室2Bの最上部から、ベースバルブ5のガス抜き通路13、すなわち、ガス抜き凹部27、内周溝26及び排出口28を通ってリザーバ4へ流れ、これにより、シリンダ室2B内に滞留した気泡をリザーバ4へ排出する。なお、ガス抜き通路13及びガス抜き通路16は、流路面積を充分小さくして、液圧緩衝器1の減衰力特性に影響しないようにしてもよいが、流路面積を適当に設定して、その流通抵抗によって積極的に減衰力を発生させるようにしてもよい。
このとき、ベースバルブ5に設けられたガス抜き通路13の排出口28のリザーバ4内への開口位置が、逆止弁11を有する通路24に連通する溝23のリザーバ4内への開口に対して、上方に、かつ円周方向に位置をずらして配置されているので、排出口28からリザーバ4内に排出された気泡は、作動液中を上昇して溝23の開口から離れることにより、ピストンロッド10の伸び行程時に溝23によってリザーバ4内の作動液が吸引されても、溝23に吸込まれず、リザーバ4内上部のガス中に到達する。その結果、ガス抜き通路13によってリザーバ4へ排出された気泡がシリンダ室2Bに戻り難くなり、シリンダ室2B内に滞留した気泡を効率よくリザーバ4へ排出することができる。
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1及び図2に示す第1実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図3に示すように、本実施形態では、第1実施形態とはガス抜き通路13の構成のみが異なっている。本実施形態では、ベースバルブ5の円筒部5Aを軸方向に延長し、ガス抜き凹部27を省略し、代りに、シリンダ2の側壁の一端部近傍の最上部にガス抜き孔29(ここでは、オリフィス)を貫通させて内周溝26に連通させている。また、シリンダ2とベースバルブ5の円筒部5Aとの間をシールするシール部材21は、内周溝26を挟んで両側に配置されている。これにより、ガス抜き孔29、内周溝26及び排出口28によってガス抜き通路13を構成している。
このように構成したことにより、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。なお、この場合、上記第1実施形態に対して、ガス抜き孔29がシリンダ2の一端部からやや離れることになるので、気泡の排出の効率が若干劣る嫌いが有る。
次に、本実施形態の第3実施形態について、図4を参照して説明する。なお、上記第2実施形態に対して、同様の部分には、同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図4に示すように、本実施形態では、ベースバルブ5は、嵌合部5Bが円筒部5Aよりも大径となっており、また、溝23が省略され、凹部22は、略四角形で、下部が嵌合部5Bの外周縁部付近まで延びている。嵌合部5Bの円筒部5A側の端面の下部に、凹部22に連通する3つの吸込みパイプ30が結合されている。吸込みパイプ30は、一端部がベースバルブ5の嵌合部5Bの端部を貫通して凹部22に連通し、他端側がシリンダ2の軸方向に沿って延ばされている。なお、吸込みパイプ30の数及び軸方向長さは適宜決定することができる。そして、排出口28は、吸込みパイプ30のリザーバ4内への開口に対して高さhだけ高い位置に開口している。なお、この場合、排出口28は、図4に示すように、鉛直下方に開口してもよいが、図3に示すもののように、円周方向にオフセットしてもよい。
このように構成したことにより、リザーバ4内において、排出口28の開口が吸込みパイプ30の開口に対して上方に配置され、かつ、これらの開口間の距離が充分離れているので、排出口28からリザーバ4内に排出された気泡がピストンロッド10の伸び行程時に吸込みパイプ30から吸込まれ難くなっている。これにより、上記第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、本実施形態において、ベースバルブ5の円筒部5Aの構造を図1、図2に示す第1実施形態のものと同様の構造としてもよい。
次に、本発明の第4実施形態について、図5を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1及び図2に示す第1実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図5に示すように、本実施形態では、ベースバルブ5には、円筒部5Aに嵌合されたシリンダ2の端部が嵌合する環状の嵌合溝31が形成され、内周溝26の代りに、嵌合溝31の底部に、シリンダ2の端面内周部に対向する環状溝32が形成されている。そして、シリンダ2の端部内周面の最上部に環状溝32に連通するガス抜き溝33が形成されている。また、図5(B)に示すように、円筒部5Aの下部に排出口34(オリフィス)が径方向に貫通され、シリンダ2の端部外周に環状溝32と排出口34とを連通する切欠き34Aが設けられている。排出口34は、鉛直下方から円周方向にオフセットした位置に配置されて、溝23の開口よりも高い位置に配置されている。なお、図5(B)は、鉛直下方から円周方向にオフセットした位置における断面を示している。
これにより、ガス抜き溝33、環状溝32、切欠き34A及び排出口34によってガス抜き通路13を構成して、上記第1実施形態のものと同様の作用効果を奏する。
次に、本発明の第5実施形態について、図6を参照して説明する。なお、以下の説明において、図3に示す第2実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図6に示すように、本実施形態では、第2実施形態の内周溝26の代りに、ベースバルブ5の円筒部5Aに嵌合されたシリンダ2の外周面に外周溝35が形成され、外周溝35にガス抜き孔29及び排出口28が連通している。これにより、ガス抜き孔29、外周溝35及び排出口28によってガス抜き通路13を構成して、上記第2実施形態のものと同様の作用効果を奏する。
本発明の第6実施形態について、図7を参照して説明する。なお、以下の説明において、図6に示す第5実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図7に示すように、本実施形態では、ベースバルブ5は、円筒部5Aが省略され、代りに、シリンダ2の端部が外周に嵌合する小径部5Cが形成されている。また、溝23が省略されて、代りに、端板6にベースバルブ5の凹部22に連通して吸込み口となる凹部36が形成され、凹部36は、端板6の中央部から下方へ延びてベースバルブ5の下方においてリザーバ4内に開口している。シリンダ2の外周溝35に、一部に切欠き部37Aを有する環状のC型リング37が嵌合されて環状の通路が形成され、この環状の通路は切欠き部37Aによってリザーバ4と連通している。C型リング37の切欠き部37Aは、凹部36のリザーバ4内への開口が鉛直下方に配置されているのに対して、図7(B)に示すように、鉛直下方から円周方向にオフセットしており、凹部36の開口よりも高さhだけ高い位置に配置されている。これにより、ガス抜き孔29、内周溝35及び切欠き部37Aによってガス抜き通路13を形成している。
このように構成したことにより、ピストンロッド10の縮み行程時に、少量の作動液がシリンダ室2Bの最上部から、ガス抜き孔29、外周溝35を通り、C型リングの切欠き部37Aからリザーバ4内へ流れ、これにより、シリンダ室2B内に滞留した気泡をリザーバ4内の作動液中に排出する。このとき、C型リング37の切欠き部37Aの開口位置が、端板6の凹部36の開口に対して、上方に配置されているので、上記第5実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明の第7実施形態について、図8を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1及び図2に示す第1実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
図8に示すように、本実施形態では、ロッドガイド7にシリンダ室2Aとリザーバ4とを連通する通路38、39が設けられており、通路38、39には、逆止弁40及びリリーフ弁41がそれぞれ設けられている。逆止弁40は、リザーバ4からシリンダ室2Aへの作動液の流通のみを許容する。リリーフ弁41は、シリンダ室2Aからリザーバ4への作動液の流れを制御して減衰力を発生させる。通路38及び通路39のリザーバ4への開口部は、ロッドガイド7のシリンダ2の端部が嵌合された円筒部7Aの端面の下部に配置されている。逆止弁40を有する通路38の開口部には、シリンダ2の軸方向に沿って延びる吸込みパイプ42が取付けられて、リザーバ4内において吸込みパイプ42の入口と、リリーフ弁41を有する通路39の開口との間の距離が充分離されている。また、通路39の開口は、吸込みパイプ42の入口に対して高さhだけ高い位置に配置されている。
次に、ガス抜き通路16の構造について説明する。
シリンダ2の側壁の一端部近傍の最上部にガス抜き孔43が貫通され、ロッドガイド7の円筒部7Aの内周面にオリフィスであるガス抜き孔43に連通する内周溝44が形成されている。そして、円筒部7Aの下部において、内周溝44と、通路39のリリーフ弁41のリザーバ4側とが排出孔45によって連通されており、排出孔45は、通路39を介してリザーバ4内へ開口している。シリンダ2とロッドガイド7の円筒部7Aとの間は、2つのシール部材46によってシールされており、シール部材46は、内周溝44を挟んでその両側に配置されている。
このように構成したことにより、ピストンロッド10の伸び行程時に、シリンダ室2Aの作動液の圧力がリリーフ弁41の開弁圧力に達すると、リリーフ弁41が開いて、作動液がシリンダ室2Aから通路39を通ってリザーバ4へ流れる。ピストンロッド10の縮み行程時に、シリンダ室2Aの作動液の圧力が減圧された場合、逆止弁40が開いて、作動液がリザーバ4から通路38を通ってシリンダ室2Aへ流れる。また、ピストンロッド10の伸び行程時に、少量の作動液がシリンダ室2Aの最上部からガス抜き通路16、すなわち、ガス抜き孔43、内周溝44及び排出孔45を通り、通路39の開口からリザーバへ流れる。これにより、シリンダ室2A内に滞留した気泡をリザーバ4へ排出する。
このとき、ガス抜き通路16のリザーバ4内への開口位置が吸込みパイプ42のリザーバ4内への開口位置に対して、高さhだけ上方に配置されており、また、吸込みパイプ42の軸方向長さの分だけ、これらの開口間の距離が離れているので、ガス抜き通路16を介してリザーバ4内に排出された気泡が吸込みパイプ42から吸込まれにくくなっている。これにより、シリンダ室2A内の気泡を効率よくリザーバ4へ排出することができる。更に、吸込みパイプ42を設けたことにより、液圧緩衝器1が傾斜した場合、つまりロッドガイド7側が高く、ベースバルブ5側が低く取付けられる場合、リザーバ4内の作動液面がロッドガイド7側で低くなっても常に作動液中に吸込みパイプ42が開口するので、気泡の吸込みを抑制することができる。
次に、本発明の第8実施形態について、図9を参照して説明する。なお、以下の説明において、図8に示す第7実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。
本実施形態では、シリンダ2の側壁のガス抜き孔43、2つのシール部材46を省略し、代りに、ロッドガイド7にシリンダ室2Aの最上部と内周溝44とを連通するガス抜き凹部47が形成されている。また、リザーバ4内において、通路38に短い吸込みパイプ42´が取付けられ、通路39に長い排出パイプ48が取付けられている。そして、排出パイプ48の開口位置は、吸込みパイプ42´の開口位置に対して高さhだけ高い位置に配置されている。なお、吸込みパイプ42´は省略してもよい。
このように構成したことにより、ガス抜き通路16に接続する排出パイプ48のリザーバ4内への開口位置が吸込みパイプ42´のリザーバ4内への開口位置に対して、高さhだけ上方に配置されおり、また、排出パイプ48の軸方向長さによって、これらの開口間の距離が離れているので、ガス抜き通路16を介してリザーバ4内に排出された気泡が吸込みパイプ42´から吸込まれにくくなっている。これにより、上記第7実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明の第9実施形態について、図10を参照して説明する。なお、以下の説明において、図8に示す第7実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。図10は、本実施形態に係る液圧緩衝器1のロッドガイド部を示し、図10(A)は、軸方向に垂直な平面上における逆止弁40及びリリーフ弁41の配置を示す図10(C)のF−F線による縦断面図であり、図10(B)は、図10(C)のG−G線による縦断面図である。
図10に示すように、本実施形態では、ガス抜き孔43、内周溝44、排出孔45及び一方のシール部材46が省略されて、リリーフ弁41を有する通路39がガス抜き通路を兼ねている。通路39は、図10(B)に示すように、一端部がシリンダ室2Aの最上部に開口し、ロッドガイド7のピストンロッド10が貫通された開口に形成された内周溝49を介してリリーフ弁41に接続されている。また、リリーフ弁41を有する通路39のリザーバ4への開口がロッドガイド7の最下部に配置されているのに対して、逆止弁40を有する通路38のリザーバ4への開口は、円周方向にオフセットして配置されている(図10(C)参照)。通路38の開口には、吸込みパイプ42が取付けられており、吸込みパイプ42の入口と通路39の開口との間の距離が充分離れている。
このように構成したことにより、ピストンロッド10の伸び行程時に、リリーフ弁41の漏れにより、少量の作動液がシリンダ室2Aの最上部から通路39及び環状溝49を通ってリザーバ4へ流れ、これにより、シリンダ室2A内に滞留した気泡をリザーバ4へ排出する。吸込みパイプ42の軸方向長さによって、その入口と、ガス抜き通路を兼ねる通路39の開口との間の距離が離れているので、通路39によってリザーバ4内に排出された気泡が吸込みパイプ42から吸込まれにくくなっている。これにより、上記第7実施形態のものと同様の作用効果を奏することができる。
次に、本発明の第10実施形態について、図11を参照して説明する。なお、以下の説明において、図9に示す第8実施形態に対して、同様の部分には同じ参照符号を用いて、異なる部分についてのみ詳細に説明する。図11は、本実施形態に係る液圧緩衝器1のロッドガイド部を示し、図11(A)は、軸方向に垂直な平面上の逆止弁40の配置を示す図10(C)のH−H線による縦断面図であり、図11(B)は、図11(C)のI−I線による縦断面図である。
図11に示すように、本実施形態では、通路39及びリリーフ弁41が省略されており、ロッドガイド7の円筒部7Aとシリンダ2との間にシール部材46が設けられている。また、ガス抜き通路16の排出孔45は、ロッドガイド7の円筒部7Aを径方向に貫通して円筒部7Aの外周の最下部においてリザーバ4内に開口している。これに対して、逆止弁40を有する通路38は、円筒部7Aの端面の最下部から円周方向にオフセットした位置に開口している。そして、通路38のリザーバ4内への開口部に長い吸い込みパイプ42が取付けられて、その入口と、排出孔45の開口との間の距離が充分離されている。
このように構成したことにより、シリンダ室2Aの最上部からガス抜き通路16を通ってリザーバ4へ排出される気泡は、排出孔45の開口からリザーバ4内へ直接排出される。吸込みパイプ42の軸方向長さによって、その入口と、ガス抜き通路16の排出孔45の開口との間の距離が充分離れているので、ガス抜き通路16によってリザーバ4内に排出された気泡が吸込みパイプ42から吸込まれにくくなっている。これにより、上記第8実施形態のものと同様の作用効果を奏することができる。
尚、この種の複筒式横置き液圧緩衝器は、わずかに傾斜するよう配置される場合が多い。この場合、例えば取付部18側を上方にして傾斜して配置すると、シリンダ2内に残留する空気は、その大部分がピストンロッド10の伸縮動に伴ってシリンダ室2Bの上部側隅部に滞留するようになる。したがって、このように傾斜配置する場合は、少なくともベースバルブ5側の吸込み口23、排出口28を含む気泡抜き機構があればよく、ロッドガイド7側の気泡抜き機構を省略することができる。
また、傾斜して配置される場合の傾斜の程度としては、伸び工程でピストンロッド10が最大に伸びているときに、下方側となる吸込み口、および排出口が常時リザーバ4の作動液中にあるようにする。
作動液は、液体であればよく、特に限定されるものではない。
また、全ての実施形態では、鉄道車両に用いられるシリンダ装置について説明したが、本発明は、これに限らず、横向きにシリンダ装置が配置されるものであれば、建物用等、あらゆるシリンダ装置に適用可能であることはもちろんである。
1 液圧緩衝器(シリンダ装置)、2 シリンダ、2A、2B シリンダ室、3 外筒、4 リザーバ、5 ベースバルブ(閉鎖部材)、7 ロッドガイド(閉鎖部材)、9 ピストン、10 ピストンロッド、11 逆止弁(吸込み通路)、13 ガス抜き通路、22 凹部(吸込み通路)、23 溝(吸込み通路、吸込み口)、24 通路(吸込み通路)、28 排出口

Claims (6)

  1. 外筒と、
    前記外筒内に設けられて内部に作動液が満たされたシリンダと、
    前記シリンダと前記外筒との間に形成されて内部に作動液及びガスが封入された環状のリザーバと、
    前記外筒及び前記シリンダの両端部を閉鎖する閉鎖部材と、
    前記シリンダ内に摺動可能に挿嵌されて、該シリンダ内を2つのシリンダ室に画成するピストンと、
    一側が前記ピストンに連結されて他側が前記シリンダの外部に突出したピストンロッドと、
    一側が前記シリンダ室内の上部に連通し、他側が前記リザーバ内の作動液中に開口して前記シリンダ室内の前記作動液を前記リザーバ内の作動液中に排出するガス抜き通路と、
    前記シリンダ室と前記リザーバとを連通し、前記リザーバ内の作動液中に開口して前記リザーバから当該シリンダ室へ作動液を流通させる吸込み通路とを備え、
    前記ピストンロッドが水平または傾斜して延びるように配置される横置きシリンダ装置であって、
    前記ガス抜き通路及び前記吸込み通路は、いずれも2つの前記シリンダ室の一方または他方に連通し、前記リザーバ内の作動液中における前記ガス抜き通路の他側の開口である排出口前記吸込み通路の前記リザーバ内の作動液中の開口である吸込み口に対して上下方向で重ならないように上方に配置されていることを特徴とする横置きシリンダ装置。
  2. 前記ガス抜き通路は、前記閉鎖部材の前記シリンダの端面に対向する部位に設けられて前記シリンダの側壁の内外を連通するガス抜き凹部を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の横置きシリンダ装置。
  3. 前記少なくとも一方の閉鎖部材は、前記シリンダの端部が嵌合する円筒部を有し、前記ガス抜き通路は、前記シリンダの側壁と前記円筒部との間に形成された排出通路を含んでいることを特徴とする請求項1又は2に記載の横置きシリンダ装置。
  4. 前記ガス抜き通路は、前記シリンダの外周に沿って環状に形成され、前記排出口は、前記シリンダの外周の最下部から離れた位置に開口していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の横置きシリンダ装置。
  5. 前記吸込み口及び前記排出口は、前記少なくとも一方の閉鎖部材に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の横置きシリンダ装置。
  6. 前記少なくとも一方の閉鎖部材に、前記シリンダ室から前記リザーバへ作動液を流通させる吐出通路が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の横置きシリンダ装置。
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