JP2018054057A - 緩衝器 - Google Patents

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泰弘 稲垣
Yasuhiro Inagaki
泰弘 稲垣
隆文 大竹
Takafumi Otake
隆文 大竹
聖治 岩原
Seiji Iwahara
聖治 岩原
義史 小林
Yoshifumi Kobayashi
義史 小林
浩平 冨田
Kohei Tomita
浩平 冨田
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Abstract

【課題】全長の長尺化を要せずに減衰波形の乱れを解消できる緩衝器を提供する。
【解決手段】本発明における緩衝器は、インナーチューブ5と、インナーチューブ5の外方を覆ってインナーチューブ5との間に液体と気体が収容される環状のリザーバRを形成するアウターチューブ6と、インナーチューブ5内とリザーバRとを連通する減衰通路11cに設けられてインナーチューブ5内からリザーバRへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁Vと、減衰通路11cの出口の上方に配置されてリザーバR内を上下方向へ移動可能であり複数の環状のバッフルプレート16,17,18,19を有する消波筒14とを備えて構成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、緩衝器に関する。
振動を抑制する減衰力を発揮する緩衝器にあっては、減衰力を調整可能なものがある。このような緩衝器では、たとえば、ソレノイドを利用した電磁弁を減衰弁として減衰力調整を可能とするものがよく知られている。ここで、伸長作動時と収縮作動時の両方で減衰力調整を行えるようにする場合、伸長作動時で減衰力を発揮する減衰弁と収縮作動時で減衰力を発揮する減衰弁の双方を設けるとコスト高となってしまう。
そこで、緩衝器が伸長しても収縮しても作動油が通過する通路を設け、この通路に減衰弁を設置して、伸長作動時と収縮作動時の両方で減衰力調整を行える構造を採用する緩衝器が開発されている。
具体的には、この緩衝器は、シリンダと、シリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンと、シリンダ内に移動自在に挿入されてピストンに連結されるロッドと、シリンダ内に挿入したピストンで区画したロッド側室とピストン側室と、シリンダの外周を覆ってシリンダとの間に排出通路を形成する中間筒と、さらに、中間筒の外周を覆って中間筒との間にリザーバを形成する外筒と、リザーバからピストン側室へ向かう作動油の流れのみを許容する吸込通路と、ピストンに設けられてピストン側室からロッド側室へ向かう作動油の流れのみを許容するピストン通路と、排出通路とリザーバとの間に設けた減衰弁とを備えて構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
このように構成された緩衝器は、減衰弁を通過した作動油は噴流となって勢いよくリザーバ内へ流入するが、この噴流によって気体に面するリザーバ内の作動油が撹拌されて、リザーバ内の作動油に気体が巻き込まれて混入されてしまうと、緩衝器の変位に対して発生される減衰力の波形(減衰波形)に乱れが生じてしまい狙い通りの減衰力を発揮しづらくなる問題がある。
そこで、従来の緩衝器では、減衰弁を通過した作動油がリザーバの下方へ向かうように仕向けてリザーバの油面へ向かわないようにする隔壁を設けて、作動油の気体の巻き込みを防止している。
特開2014−231912号公報
ところが、従来の緩衝器であっても、作動油の気体の巻き込みを充分に抑制できず、前記気体の巻き込みを確実に防止するには、減衰弁を可能な限り下方に配置し、かつ、リザーバ内の作動油量を多くして減衰弁を油面から遠ざける必要がある。
このように油面を高く設定しようとすると緩衝器のシリンダ長が長くなってしまう。そのため、車両の車体と車輪との間に介装されるサスペンション等の取付長さに制約があるような場合には採用できず、結局は気体巻き込みを防止できない。
そこで、本発明は、前記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、全長の長尺化を要せずに減衰波形の乱れを解消できる緩衝器の提供である。
前記した目的を解決するために、本発明における緩衝器は、インナーチューブと、インナーチューブの外方を覆ってインナーチューブとの間に液体と気体が収容される環状のリザーバを形成するアウターチューブと、インナーチューブ内とリザーバとを連通する減衰通路に設けられてインナーチューブ内からリザーバへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁と、減衰通路の出口の上方に配置されてリザーバ内を上下方向へ移動可能であり複数の環状のバッフルプレートを有する消波筒とを備えて構成される。
このように緩衝器が構成されると、気体の巻き込みを抑制できるだけでなく、仮に液体が気体を巻き込んでも気体を巻き込んだ液体が緩衝器内のシリンダ内に供給されるのを阻止できる。
さらに、消波筒が液体中に三つ以上のバッフルプレートを有する場合には、より高い気体巻き込み抑制効果が期待できる。
また、消波筒の比重が液体の比重以上であって、リザーバ内の液面上昇時に消波筒がリザーバ内を上昇し、リザーバ内の液面下降時に消波筒がリザーバ内を下降するように設定してもよい。このように緩衝器が構成されると、消波筒が液面の下降中に下方側からの圧力と流体力とで液中を上昇しても、自重で液体に対して下降するため、バッフルプレートが確実に液中に配置され、効果的に、気体の巻き込みを抑制と気体を巻き込んだ液体のシリンダ内への供給を阻止できる。
そして、消波筒が筒部の外周にバッフルプレートを有しており、バッフルプレートの外周とアウターチューブの内周との間の径方向の隙間より筒部の内周とインナーチューブの外周との間の径方向の隙間を狭くしてもよい。このように構成された緩衝器にあっては、バッフルプレートとアウターチューブとの間の隙間がオリフィスとして機能して液体の流速を低くできるので気体の巻き込みを効果的に抑制でき、液面に対して位置関係に然程の変化を生じさせずにリザーバ内で変位できて気体を巻き込んだ液体のリザーバの下方への移動を効果的に阻止できる。
また、消波筒が筒部の内周にバッフルプレートを有しており、バッフルプレートの内周とインナーチューブの外周との間の径方向の隙間より筒部の外周とアウターチューブの内周との間の径方向の隙間を狭くしてもよい。このように構成された緩衝器にあっては、バッフルプレートとインナーチューブとの間の隙間がオリフィスとして機能して液体の流速を低くできるので気体の巻き込みを効果的に抑制でき、液面に対して位置関係に然程の変化を生じさせずにリザーバ内で変位できて気体を巻き込んだ液体のリザーバの下方への移動を効果的に阻止できる。
そして、筒部を軸方向視で環状とし、バッフルプレートを筒部の外周全周に亘って形成して軸方向視で環状として緩衝器を構成する場合、リザーバ内で周方向に位置決めする必要がなく、位置決め用の部品が不要で加工コストも低減される。
さらに、消波筒が合成樹脂製、ゴム製或いはアルミニウム製とされてもよい。このように緩衝器を構成すると、緩衝器の液体を作動油とする場合、消波筒が作動油より比重は重いが比較的軽量であるので、リザーバ内で円滑に動作できる。
また、緩衝器がインナーチューブがリザーバ内に突出して内方が減衰通路の入口に通じる環状のスリーブを有し、消波筒がスリーブよりも上方に配置され、消波筒とスリーブとの間にクッションを備えていてもよい。このように緩衝器が構成されると、消波筒とスリーブとの直接衝突を阻止でき打音の発生を抑制できる。
そして、緩衝器がユニフロー型に設定される場合には、単一の減衰弁で伸圧両側の減衰力を発生でき、伸圧両側の減衰力調整も可能となる。
本発明の緩衝器によれば、全長の長尺化を要せずに減衰波形の乱れを解消できる。
本発明の一実施の形態における緩衝器の断面図である。 消波筒の斜視図である。 本発明の一実施の形態の一変形例の緩衝器の断面図である。 本発明の一実施の形態の他の変形例の緩衝器の断面図である。 本発明の一実施の形態の他の変形例の緩衝器の断面図である。
本発明の緩衝器Dは、図1に示すように、シリンダ1と、シリンダ1内に移動自在に挿入されるピストン2と、シリンダ1内に移動自在に挿入されてピストン2に連結されるピストンロッド3と、シリンダ1内に挿入したピストン2で区画したロッド側室R1およびピストン側室R2と、シリンダ1の外周を覆ってシリンダ1との間の環状隙間でロッド側室R1に連通される排出通路4を形成するインナーチューブ5と、インナーチューブ5の外周を覆ってインナーチューブ5との間の環状隙間でリザーバRを形成するアウターチューブ6と、リザーバRからピストン側室R2へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路7と、ピストン側室R2からロッド側室R1へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路8と、排出通路4とリザーバRとを連通する減衰弁Vと、消波筒14とを備えている。
そして、ロッド側室R1、ピストン側室R2およびリザーバR内には液体として作動油が充填されるとともにリザーバRには作動油の他に気体が充填されている。なお、液体は、作動油以外にも、減衰力を発揮可能な液体であれば使用可能である。
緩衝器Dが収縮作動する際には、ピストン2が図1中下方へ移動してピストン側室R2が圧縮され、ピストン側室R2内の作動油が整流通路8を介してロッド側室R1へ移動する。この収縮作動時には、ピストンロッド3がシリンダ1内に侵入するためシリンダ1内でロッド侵入体積分の作動油が過剰となり、過剰分の作動油がシリンダ1から押し出されて排出通路4を介してリザーバRへ排出される。排出通路4を通過してリザーバRへ移動する作動油の流れに対して減衰弁Vが抵抗を与えるため、シリンダ1内の圧力が上昇し、緩衝器Dは、ピストン2の下方への移動を抑制する圧側減衰力を発揮する。
反対に、緩衝器Dが伸長作動する際には、ピストン2が図1中上方へ移動してロッド側室R1が圧縮され、ロッド側室R1内の作動油が排出通路4を介してリザーバRへ移動する。そして、排出通路4を通過してリザーバRへ移動する作動油の流れに減衰弁Vが抵抗を与えるため、ロッド側室R1内の圧力が上昇する。また、伸長作動時には、ピストン2が上方へ移動してピストン側室R2の容積が拡大して、この拡大分に見合った作動油が吸込通路7を介してリザーバRから供給される。よって、ロッド側室R1とピストン側室R2の圧力に差が生じ、この差圧がピストン2に作用するので、緩衝器Dは、ピストン2の上方への移動を抑制する伸側減衰力を発揮する。
前述したところから、緩衝器Dは、伸縮作動を呈すると、シリンダ1内から排出通路4を介して作動油をリザーバRへ排出し、作動油をピストン側室R2、ロッド側室R1、リザーバRを順に一方通行で循環させるユニフロー型の緩衝器Dとされている。そして、この緩衝器Dでは、伸圧両側の減衰力を単一の減衰弁Vによって発生するようになっている。なお、ピストンロッド3の断面積をピストン2の断面積の二分の一に設定しておくことで、同振幅であればシリンダ1内から排出される作動油量を伸圧両側で等しく設定でき、減衰弁Vが流れに与える抵抗を同じにすると伸側と圧側の減衰力を同じに設定できる。
以下、詳細に説明すると、シリンダ1の上端は、環状であって内側に挿入されるピストンロッド3の外周を摺動可能に支持するロッドガイド9によって閉塞され、シリンダ1の下端は、ボトム部材10によって閉塞されている。ボトム部材10には、リザーバRとピストン側室R2とを連通する吸込通路7が設けられている。また、整流通路8は、ピストン2に設けられており、ピストン側室R2をロッド側室R1へ連通している。なお、整流通路8は、ピストン2以外に設けてもよく、たとえば、ピストンロッド3やシリンダ1外に設けてもよい。
また、シリンダ1の図1中上端近傍には、通孔1aが設けられおり、この通孔1aを介してロッド側室R1と排出通路4とが連通されている。インナーチューブ5は、図1中下端近傍に設けた開口と、前記開口を取り囲んで外周側に向けてリザーバR内に突出する環状のスリーブ5aを備えており、このスリーブ5a内はインナーチューブ5内の排出通路4に連通されている。このように、本実施の形態の緩衝器Dにあっては、スリーブ5aがインナーチューブ5の内方へ通じる開口を形成している。
アウターチューブ6は、図1中下端近傍であってインナーチューブ5の開口を形成するスリーブ5aに対向する孔6bを備えたチューブ本体6aと、チューブ本体6aの側方へ突出するように設けられて孔6bを取り囲む筒状のガイド部6cとを備えている。
本例では、開口を形成するスリーブ5aの内外径は、孔6bの内径およびガイド部6cの内径よりも小径に設定されている。そして、このスリーブ5aの内周には、減衰弁Vを備えたバルブ組立体11が嵌合されている。バルブ組立体11は、内方に減衰弁Vを備えており、先端に設けられる小径部11aと、小径部11aに連なり小径部11aの外径より外径が大径な大径部11bとを備えている。
そして、バルブ組立体11は、小径部11aをスリーブ5a内に嵌合させ、大径部11bをガイド部6c内に挿入した状態で、ガイド部6cの外周に螺着される有底筒状のキャップ12によって、インナーチューブ5およびアウターチューブ6に固定される。
また、減衰弁Vは、この場合、バルブ組立体11の先端から開口して大径部11bの図1中左端のリザーバ側出口へ通じる減衰通路11cの途中に設けられている。減衰通路11cの入口は、インナーチューブ5のスリーブ5a内に配置されており、リザーバ側出口がリザーバRに望んでいる。よって、減衰通路11cは、入口がインナーチューブ5内の排出通路4に通じ、さらに、出口がリザーバRに通じて、排出通路4とリザーバRとを連通している。
本例では、減衰弁Vは、ソレノイドを備えた電磁弁とされており、排出通路4からリザーバRへ向かって減衰通路11cを流れる作動油に抵抗を与えられるとともに、この抵抗をソレノイドへ与える電流によって調節できるようになっている。このように構成される減衰弁Vは、ソレノイドへの通電量に応じて緩衝器Dが発生する減衰力を調節できる。なお、減衰弁Vの具体的な構成については説明しないが、減衰弁Vには、任意構成の減衰力調整可能な減衰弁を利用できる。
また、緩衝器Dは、図1に示すように、インナーチューブ5とアウターチューブ6との間、すなわちリザーバR内に消波筒14を備えている。
消波筒14は、図1および図2に示すように、本例では、筒部15と、筒部15の外周の上端と下端に加えてその中間に二つの合計四つのバッフルプレート16,17,18,19を備えている。バッフルプレート16,17,18,19は、環状とされていて消波筒14の筒部15の外周に周方向に沿って設けられている。そして、消波筒14は、本例では、筒部15の内周をインナーチューブ5に摺接させてインナーチューブ5とアウターチューブ6との間に挿入されていて、リザーバR内で上下方向となる軸方向への移動が許容されている。なお、消波筒14の筒部15の内周とインナーチューブ5の外周との間の径方向の隙間は、消波筒14のリザーバR内での円滑な移動を妨げない程度の隙間に設定すればよいが、バッフルプレート16,17,18,19の外周とアウターチューブ6の内周との間の径方向の隙間寸法よりも狭くしてある。バッフルプレート16,17,18,19の外周とアウターチューブ6の内周との間の隙間寸法は、各バッフルプレート16,17,18,19とアウターチューブ6の隙間がオリフィスとして機能する程度の寸法とされている。本例では、消波筒14の筒部15をインナーチューブ5に摺接させているが、両者の隙間寸法が前述の通りに設定されればよいので、両者を摺接させるのではなく、遊嵌されるようにしてもよい。
また、消波筒14は、本例では、緩衝器Dの作動液体である作動油よりも比重が重い合成樹脂で形成されている。よって、消波筒14は、緩衝器Dが伸縮をせずにある程度の時間停止状態でいると、図1に示すように、自重によってリザーバR内で下端がスリーブ5aに当接する位置に位置決めされる。この図1に示す位置に消波筒14が位置する状況では、緩衝器Dが最伸長状態となっても、少なくとも下から三つ目までのバッフルプレート17,18,19は、リザーバR内の作動油の油中に配置されるよう、消波筒14の軸方向長さとリザーバR内の作動油量が調節されている。つまり、緩衝器Dが最伸長状態であっても、リザーバR内の作動油の油面Sは、図1に示す位置にある消波筒14の二番目のバッフルプレート17よりも上方となるように作動油がリザーバR内に満たされている。
このように構成された緩衝器Dにあっては、緩衝器Dの収縮によってシリンダ1内から排出通路4へ作動油が押し出されると、作動油は、減衰弁Vを通過してリザーバRへ流入する。このように減衰弁Vを通過して噴流となった作動油は、油面S側へも向かうが、消波筒14の筒部15とインナーチューブ5との間の隙間は狭く通り難いので、下方側のバッフルプレート19から順にバッフルプレート18,17,16とアウターチューブ6との間を通過して油面S側へ移動しようとする。ところが、油中のバッフルプレート17,18,19とアウターチューブ6との間の隙間は、オリフィスとして機能するので、作動油がこれらオリフィスを通過する際に圧力損失が生じて消波筒14の上下に圧力差が生まれる。また、作動油の噴流が油面S側へ向かう際の流体力が消波筒14に作用する。よって、消波筒14には、各バッフルプレート17,18,19とアウターチューブ6との隙間のオリフィスによって生じる圧力差と流体力によって、リザーバR内で押し上げる力が作用する。他方、緩衝器Dの収縮時には、ピストンロッド3がシリンダ1内に侵入する体積分の作動油がシリンダ1内から排出通路4へ排出されるのみであるので、リザーバRの油面Sは、ピストンロッド3がシリンダ1内に侵入する体積分の作動油の流入により上昇する。このように、緩衝器Dの収縮時には、油面Sが上昇するが、消波筒14には前述のような押し上げる力が作用するので、油面Sの上昇に対して消波筒14もリザーバR内で上昇する。よって、消波筒14は、油面Sとともに上昇するので、作動油の噴流が消波筒14とアウターチューブ6との間を通過して油面Sへ達するのを抑制できる。また、作動油の噴流が油面Sへ達しても、各バッフルプレート17,18,19とアウターチューブ6との隙間のオリフィスにて作動油の流速を低くできるので気体の巻き込みを抑制できる。
反対に、緩衝器Dが伸長する場合、ロッド側室R1が圧縮されてロッド側室R1内から排出通路4へ作動油が押し出されると、作動油は、減衰弁Vを通過してリザーバRへ流入する。緩衝器Dの伸長作動時には、ピストン2が上方へ移動してピストン側室R2の容積が拡大して、この拡大分に見合った作動油が吸込通路7を介してリザーバRから供給される。リザーバR内では、ロッド側室R1から作動油が供給される一方、ピストン側室R2へ作動油が排出されるが、差し引きすると排出量がピストンロッド3がシリンダ1内から退出する体積分だけ多く、リザーバRの油面Sはその分だけ下降する。このように、緩衝器Dの伸長時には、油面Sが下降するが、消波筒14には前述のような押し上げる力が作用するので、油面Sと消波筒14は、互いに位置関係に然程の変化を生じさせずにリザーバR内を下降する。よって、消波筒14は、油面Sとともに下降するので、各バッフルプレート17,18,19が作動油中に配置され、作動油の噴流が消波筒14とアウターチューブ6との間を通過して油面Sへ達するのを抑制できる。また、作動油の噴流が油面Sへ達しても、各バッフルプレート17,18,19とアウターチューブ6との隙間のオリフィスにて作動油の流速を低くできるので気体の巻き込みを抑制できる。
また、作動油の噴流が消波筒14とアウターチューブ6との間を通過して油面Sへ達して、油面Sとその近傍の作動油が気体を巻き込むような状況となっても、消波筒14が油面Sとともに上下し、かつ、バッフルプレート17,18,19が気体を巻き込んだ作動油のリザーバRの下方への移動を抑制するので、気体を巻き込んだ作動油は油面Sの近傍から下方へ移動できない。
したがって、リザーバR内の作動油のうちシリンダ1内に吸い込まれる可能性のある作動油は、気体を巻き込んでいない作動油のみとなり、緩衝器Dが発生する減衰力に気体巻き込みによる影響がなくなる。
このように、本発明の緩衝器Dによれば、気体の巻き込みを抑制できるだけでなく、仮に作動油が気体を巻き込んでも気体を巻き込んだ作動油がシリンダ1内に供給されるのを阻止できるので減衰波形の乱れを解消でき、また、消波筒14がリザーバR内で油面Sとともに上下動して気体を巻き込んだ作動油のリザーバRの下方への移動を阻止するから、リザーバR内の作動油量を多くする必要がなく、その分、緩衝器Dの全長を短くできる。したがって、本発明の緩衝器Dによれば、全長の長尺化を要せずに減衰波形の乱れを解消できるのである。
本例では、常時、消波筒14における作動油中に配置されるバッフルプレート17,18,19の三つ設けてある。このように、複数のバッフルプレートが作動油中にあれば気体の巻き込みの阻止と消波筒14より下方への気体を巻き込んだ作動油の移動を阻止できることが発明者らの知見によって分かっている。また、発明者らは、消波筒14が作動油中のバッフルプレート17,18,19を三つ以上設けると、気体巻き込み阻止効果が高いことも知見している。よって、複数のバッフルプレートが作動油中に常時配置されるようにすればよいが、作動油中に三つ以上のバッフルプレートを配置すると、より高い気体巻き込み抑制効果が期待できる。また、消波筒14の上端に設けたバッフルプレート16は、省略も可能であるが、緩衝器Dの伸縮によって動的にバッフルプレート16を油面Sが乗り越えて消波筒14より上方に配置された場合には、作動油がバッフルプレート16とアウターチューブ6との隙間で形成されるオリフィスを通過するようになるので、より、気体の巻き込みと油面Sの近傍の作動油のリザーバRの下方への移動を妨げ得る。
バッフルプレート16,17,18,19は、本例では、環状とされて筒部15の外周に設けられているが、減衰通路11cの出口から排出される作動油の噴流が油面Sへ到達するのを妨げられればよいので、筒部15の全周に亘って設けるのではなく、たとえば、バッフルプレート16,17,18,19を軸方向視でC型としてリザーバRの半周程度の範囲で設けるようにしてもよい。この場合、筒部15も軸方向視でC型としてもよい。ただし、その場合、消波筒14をリザーバR内で周方向に位置決めする必要があるので、筒部15もバッフルプレート16,17,18,19も軸方向視で環状であると、リザーバR内で周方向に位置決めする必要がなく、位置決め用の部品が不要で加工コストも低減される。
また、本例では、消波筒14の比重は、液体である作動油の比重以上であって、リザーバR内の液面上昇時に消波筒14がリザーバR内を上昇し、リザーバR内の液面下降時に消波筒14がリザーバR内を下降するように設定されている。このように設定されれば、消波筒14は、油面Sの下降中に下方側からの圧力と流体力とで作動油中を上昇しても、自重で作動油に対して下降するため、バッフルプレート17,18,19が確実に作動油中に配置され、効果的に、気体の巻き込みを抑制と気体を巻き込んだ作動油のシリンダ1内への供給を阻止できる。
なお、消波筒14の緩衝器Dにおける液体に対する比重、本例では、作動油に対する比重は、消波筒14がリザーバR内の油面Sの上昇時に上昇し、下降時に下降できるように設定されればよい。たとえば、バッフルプレート16,17,18,19とアウターチューブ6との間に形成されるオリフィスが液体の流れに与える抵抗の設定によって、消波筒14に作用する前記圧力と流体力が変化するので、オリフィスの設定によって消波筒14の液体に対する比重を適するように選択してもよい。
さらに、本例の緩衝器Dでは、消波筒14が筒部15の外周にバッフルプレート16,17,18,19を有しており、バッフルプレート16,17,18,19の外周とアウターチューブ6の内周との間の径方向の隙間より筒部15の内周とインナーチューブ5の外周との間の径方向の隙間が狭い。このように構成された緩衝器Dにあっては、バッフルプレート16,17,18,19とアウターチューブ6との間の隙間がオリフィスとして機能して作動油の流速を低くできるので気体の巻き込みを効果的に抑制でき、油面Sに対して位置関係に然程の変化を生じさせずにリザーバR内で変位できて気体を巻き込んだ作動油のリザーバRの下方への移動を効果的に阻止できる。
また、本例の緩衝器Dでは、筒部15を軸方向視で環状とし、バッフルプレート16,17,18,19を筒部15の外周全周に亘って形成して軸方向視で環状としている。このように緩衝器Dを構成する場合、消波筒14をリザーバR内で周方向に位置決めする必要がなく、位置決め用の部品が不要で加工コストも低減される。
本例では、消波筒14の材質を合成樹脂としている。このように構成すると、消波筒14は、作動油より比重は重いが比較的軽量であるので、リザーバR内で円滑に動作できるので好ましい。また、消波筒14の材質は、合成樹脂以外でもよく、ゴムやアルミニウムも作動油より比重は重いが比較的軽量で合成樹脂製の消波筒14と同様に、リザーバR内で円滑に動作できるので好ましい。また、消波筒14は、単一の材料で形成されずとも良く、比重の設定によって、複数の材質の異なる部品或いは部位を一体化して消波筒14を構成するようにしてもよい。
さらに、本例では、消波筒14の比重を緩衝器Dにおける液体以上、この場合、作動油以上としているが、消波筒14の比重が作動油よりも小さい場合には、図3に示すように、消波筒14の上方への移動を規制するストッパ20を設けてもよい。詳細には、本例では、ストッパ20は、緩衝器Dが最伸長してリザーバR内の油面Sが最下方に位置決めされる際に、少なくとも三つのバッフルプレート17,18,19が作動油中に配置されるように、消波筒14の上方への移動を規制するようになっている。このようにすれば、緩衝器Dのストローク状況がどのような状況であっても、消波筒14の三つのバッフルプレート17,18,19は必ず作動油中に配置されるので、気体の巻き込みを抑制と気体を巻き込んだ作動油のシリンダ1内への供給を阻止できる。
また、消波筒14は、リザーバR内における作動油の油面Sの上昇と下降に合わせてリザーバR内を上昇および下降するが、下降する際にインナーチューブ5のスリーブ5aに接触する場合がある。このように消波筒14とスリーブ5aとが接触する場合に打音が生じる可能性があるので、図4に示すように、消波筒14とスリーブ5aとの間に弾性体でなるクッション21を設けてもよい。クッション21は、弾性体であり、消波筒14とスリーブ5aとの直接衝突を阻止するので打音の発生を抑制できる。クッション21は、消波筒14の下端、或いは、スリーブ5aの上端、或いは、インナーチューブ5の外周に取り付ければよく、形状は任意である。
また、本例では、消波筒14は、筒部15の外周にバッフルプレート16,17,18,19を備えているが、図5に示すように、筒部22の内周に環状のバッフルプレート23,24,25,26を設ける構成も採用できる。この場合は、消波筒14の筒部22をアウターチューブ6に摺接させるか遊嵌すればよい。この場合、消波筒14の筒部22の外周とアウターチューブ6の内周との間の径方向の隙間は、消波筒14のリザーバR内での円滑な移動を妨げない程度の隙間に設定すればよいが、バッフルプレート23,24,25,26の内周とインナーチューブ5の外周との間の径方向の隙間寸法よりも狭くしてある。バッフルプレート23,24,25,26の内周とインナーチューブ5の外周との間の隙間寸法は、各バッフルプレート23,24,25,26とインナーチューブ5の隙間がオリフィスとして機能する程度の寸法とすればよい。このようにしても、緩衝器Dは、気体の巻き込みを抑制できるだけでなく、仮に作動油が気体を巻き込んでも気体を巻き込んだ作動油がシリンダ1内に供給されるのを阻止できるので減衰波形の乱れを解消でき、全長を短くできる。また、バッフルプレート23,24,25,26とインナーチューブ5との間の隙間がオリフィスとして機能して作動油の流速を低くできるので気体の巻き込みを効果的に抑制でき、油面Sに対して位置関係に然程の変化を生じさせずにリザーバR内で変位できて気体を巻き込んだ作動油のリザーバRの下方への移動を効果的に阻止できる。
このように 以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形、および変更が可能である。
1・・・シリンダ、2・・・ピストン、3・・・ピストンロッド、4・・・排出通路、5・・・インナーチューブ、5a・・・スリーブ、6・・・アウターチューブ、7・・・吸込通路、8・・・整流通路、11c・・・減衰通路、14・・・消波筒、15,22・・・筒部、16,17,18,19,23,24,25,26・・・バッフルプレート、21・・・クッション、D・・・緩衝器、R・・・リザーバ、R1・・・ロッド側室、R2・・・ピストン側室、S・・・油面(液面)、V・・・減衰弁

Claims (9)

  1. インナーチューブと、
    前記インナーチューブの外方を覆って前記インナーチューブとの間に液体と気体が収容される環状のリザーバを形成するアウターチューブと、
    前記インナーチューブ内と前記リザーバとを連通する減衰通路に設けられて前記インナーチューブ内から前記リザーバへ向かう液体の流れに抵抗を与える減衰弁と、
    前記インナーチューブと前記アウターチューブとの間であって前記減衰通路のリザーバ側出口の上方に配置されて前記リザーバ内を上下方向へ移動可能な消波筒とを備え、
    前記消波筒は、筒部と、前記筒部の内周或いは外周に周方向に沿って設けられて液体中に配置される複数のバッフルプレートを有する
    ことを特徴とする緩衝器。
  2. 前記消波筒は、前記液体中に配置される三つ以上のバッフルプレートを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
  3. 前記消波筒の比重は、前記液体の比重以上であって、前記リザーバ内の液面上昇時に前記消波筒が前記リザーバ内を上昇し、前記リザーバ内の液面下降時に前記消波筒が前記リザーバ内を下降するように設定される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の緩衝器。
  4. 前記消波筒は、前記筒部の外周に前記バッフルプレートを有し、
    前記バッフルプレートの外周と前記アウターチューブの内周との間の径方向の隙間より前記筒部の内周と前記インナーチューブの外周との間の径方向の隙間が狭い
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の緩衝器。
  5. 前記消波筒は、前記筒部の内周に前記バッフルプレートを有し、
    前記バッフルプレートの内周と前記インナーチューブの外周との間の径方向の隙間より前記筒部の外周と前記アウターチューブの内周との間の径方向の隙間が狭い
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の緩衝器。
  6. 前記筒部は、軸方向視で環状であって、
    前記バッフルプレートは、前記筒部の外周全周に亘って形成されており、軸方向視で環状とされている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の緩衝器。
  7. 前記消波筒は、合成樹脂製、ゴム製或いはアルミニウム製である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の緩衝器。
  8. 前記インナーチューブは、前記リザーバ内に突出して内方が前記減衰通路の入口に通じる環状のスリーブを有し、
    前記消波筒は、前記スリーブよりも上方に配置されており、
    前記消波筒と前記スリーブとの間にクッションを備える
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の緩衝器。
  9. 前記インナーチューブの内方に設けられるシリンダと、
    前記シリンダ内に移動自在に挿入されるピストンロッドと、
    前記シリンダ内に移動自在に挿入されて前記ピストンロッドに連結されるとともに前記シリンダ内にロッド側室とピストン側室とを区画するピストンと、
    前記シリンダと前記インナーチューブとの間の環状隙間で形成されて前記ロッド側室に連通される排出通路と、
    前記リザーバから前記ピストン側室へ向かう液体の流れのみを許容する吸込通路と、
    前記ピストン側室から前記ロッド側室へ向かう液体の流れのみを許容する整流通路とを備えた
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の緩衝器。
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