JP5334138B2 - 動的に調整可能な読み出しマージンを有する集積回路メモリ及びその方法 - Google Patents

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Description

本開示は、一般的に、集積回路に関し、特に、動的に調整可能な読み出しマージンを有する集積回路メモリ及びその方法に関する。
消費電力の低減は、集積回路において継続的に望まれている。消費電力を低減する一つの方法は、電源電圧を小さくすることである。しかしながら、所定の回路を確実に動作させるために、電源電圧をどれだけ小さくできるかには、限界がある。静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)は、一般的に、データ処理システムのメモリ等、高速性が必要な用途に用いられるタイプのメモリである。SRAMセルは、二つの可能な電圧レベルの内の一つでのみ安定であり、一対のビットライン上の比較的小さい差動電圧を検知することによって読み出される。センスアンプは、差動電圧を検知及び増幅するために用いられる。センスアンプは、広い電圧範囲に渡って高い信頼度で動作可能であること、更に、SRAMの性能的利点を維持するように充分高速であることが期待される。しかしながら、センスアンプのセンスマージンは、電源電圧が小さくなるにつれて減少する。
従って、広範囲の電源電圧レベルに渡って性能が良好な信頼度の高いメモリに対するニーズがある。
一実施形態に基づく集積回路メモリをブロック図形式で示す図。 他の実施形態に基づく集積回路メモリをブロック図形式で示す図。 他の実施形態に基づき読み出しマージンを決定するための方法のフローチャート。 他の実施形態に基づき読み出しマージンを決定するための方法のフローチャート。 更に他の実施形態に基づき読み出しマージンを決定するための方法のフローチャート。 他の実施形態に基づき読み出しマージンを決定するための方法のフローチャート。
本発明は、一例として示すものであり、添付図によって限定されない。図では、同様な参照符号は、同様な要素を示す。図の要素は、簡潔明瞭に示されており、必ずしも縮尺通りに描かれていない。
一般的には、冗長性を有する集積回路メモリ及び動作方法を一つの形態で提供する。この場合、誤り検出器及び点検修復論理回路を有するフィードバック経路を用いて、まず、センスアンプのセンスマージンを大きくすることによって、ビットセルにおける読み出し誤りを修正する。読み出し誤りは、タイミング誤りに起因することがあるが、その場合、検知時間が短すぎるか、センスアンプマージンが小さすぎる。センスマージンは、センスアンプ・イネーブル・アサート時間を長くすることによって大きくなる。センスマージンが大きくなってもタイミング誤りが是正されない場合、冗長列を用いて不良列を置き換える。これにより、集積回路メモリ上の冗長列の数が減少し、製造歩留が改善される。他の実施形態では、フィードバック経路は、一対のメモリセルのシャドー列を含む。シャドー列は、メモリの「最悪事態の」動作環境を表し、基本的に同じ故障モードを持つ脆弱なシャドーセンスアンプを有する。フィードバック誤り信号は、脆弱なセンスアンプを用いて予測したセンスマージンに基づき、実際のセンスアンプのセンスマージンを調整する。他の実施形態では、センスアンプマージン調整の結果は、性能に基づき集積回路メモリを選別するために用いる。
一態様では、集積回路において、動作中に、複数のアドレス指定可能ユニットを含むメモリのセンスアンプ差動マージンを動的に制御するための方法を提供する。本方法は、複数のアドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値に設定する段階と、複数のアドレス指定可能ユニットの組からデータを読み出す際に読み出しデータ誤りが発生した場合、複数のアドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値より大きい第2の値に設定する段階を含む。
他の態様では、集積回路において、複数のアドレス指定可能ユニットを含むメモリのセンスアンプ差動マージンを動的に制御するための方法を提供する。これら複数のアドレス指定可能ユニットは、少なくとも一つの故障予知アドレス指定可能ユニットを含む。本故障予知アドレス指定可能ユニットは、残りの複数のアドレス指定可能ユニットよりも前に故障するように構成される。本方法は、複数のアドレス指定可能ユニット及び少なくとも一つの故障予知アドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値に設定する段階を含む。また、本方法は、故障予知アドレス指定可能ユニットからデータを読み出す際に読み出しデータ誤りが発生した場合、複数のアドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値より大きい第2の値に設定する段階が含む。
更に他の態様では、集積回路において、複数のアドレス指定可能ユニット及び少なくとも一つの冗長アドレス指定可能ユニットを含むメモリのセンスアンプ差動マージンを動的に制御するための方法を提供する。本方法は、複数のアドレス指定可能ユニット及び少なくとも一つの冗長アドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値に設定する段階を含む。また、本方法は、複数のアドレス指定可能ユニットの内のいずれか一つからデータを読み出す際に読み出しデータ誤りが発生した場合、複数のアドレス指定可能ユニット及び少なくとも一つの冗長アドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値より大きい第2の値に設定する段階を含む。更に、本方法は、複数のアドレス指定可能ユニットの内のいずれか一つについて読み出しデータ誤りが継続して起こる場合、センスアンプ差動マージンを最大値まで漸増させる段階と、不良アドレス指定可能ユニットを冗長アドレス指定可能ユニットで置換する段階と、を含む。ここで、不良アドレス指定可能ユニットは、センスアンプ差動マージンが最大値に設定された場合でも読み出しデータ誤りを発生させる複数のアドレス指定可能ユニットの内の一つである。
更に他の態様では、メモリを含む集積回路を提供する。メモリは、複数のアドレス指定可能ユニットを含む。メモリは、更に、複数のセンスアンプに接続されたメモリアレイと、フィードバック経路とを含む。本フィードバック経路は、複数のセンスアンプのセンスアンプ差動マージンを第1の値に設定する段階と、複数のアドレス指定可能ユニットの内の少なくとも一つからデータを読み出す際の読み出しデータ誤りを検出する段階と、複数のアドレス指定可能ユニットのセンスアンプ差動マージンを第1の値より大きい第2の値に設定する段階のために構成される。
図1は、一実施形態に基づく集積回路メモリ10をブロック図形式で示す。集積回路メモリ10は、メモリアレイ12、冗長列14、ワードラインドライバ16、列論理回路18、センスアンプ20、冗長列制御回路22、誤り検出器24、故障履歴レジスタ26、点検修復論理回路28、及びセンスアンプ制御器30を含む。センスアンプ20は、センスアンプ34及び36並びに冗長センスアンプ38を含む。例示した実施形態では、メモリアレイ12は、行及び列で構成された複数のSRAMセルを含む。メモリセルの行はワードラインを含み、全セルがワードラインに接続されている。メモリセルの列はビットライン対を含み、全セルがビットライン対に接続されている。例えば、「WL0」と表記されたワードラインは、代表的なメモリセル32を含む複数のメモリセルに接続されている。同様に、列は、例えば、メモリセル32を含む複数のメモリセルに接続され、「BL0」及び「BLB0」と表記されたビットライン対を含む。例示した実施形態では、ビットライン対の各々は、比較的小さな差動信号を検知するためのセンスアンプに接続される。例えば、ビットライン対BL0及びBLB0はセンスアンプ34に接続され、ビットライン対BLN及びBLBNはセンスアンプ36に接続される。ワードラインドライバ16は、「行アドレス」と表記された行アドレスを受信するための複数の入力端子を有しており、また、これに応じて、Mを整数とすると、ワードラインWL0乃至WLMの内の一つにワードライン電圧を供給する。列論理回路18は、「列アドレス」と表記された列アドレスを受信するための複数の入力端子を有しており、また、これに応じて、ビットライン対BL0/BLB0乃至BLN/BLBNの内の選択された一つを介して、データビットを供給する一つ又は複数のメモリセルをセンスアンプ20に接続する。列論理回路18は、「データ」と表記されたデータを供給するための出力部を有する。メモリアレイ12は、冗長列14によって代表される一つ又は複数の冗長列を含む。冗長列14は、通常の列と概ね同じであり、冗長ビットライン対RBL及びRBLBに接続されたメモリセル40等のメモリセルを含む。ビットライン対RBL及びRBLBは、冗長センスアンプ38に接続される。冗長センスアンプ38は、通常のセンスアンプより大きいものであってもよいし、通常のセンスアンプより信頼度が高いものであってもよい。冗長列制御回路22は、列論理回路18に接続され、冗長列14の動作を制御する。冗長列制御回路22は、アドレス及び出力経路等の冗長性情報を記憶するための従来のヒューズ又は不揮発性メモリ等の記憶機構を含む。冗長性情報は、不良列を冗長列で置き換えるために用いられる。図1は、分かりやすくするために、単一の冗長列だけを示す。しかしながら、通常、不良列が検出された場合、その不良列及びその不良列の両側にある隣接列が、置き換えられる。更に、例示した実施形態では、別個のセンスアンプが、各ビットライン対に接続されることに留意されたい。他の実施形態では、センスアンプは、幾つかのビットライン対又は冗長ビットライン対によって共有し得る。更に、他の実施形態では、行の冗長性を含んでもよいことに留意されたい。
誤りフィードバック経路は、誤り検出器24、故障履歴レジスタ26、点検修復論理回路28、及びセンスアンプ制御器30を含む。誤り検出器24は、データ信号「データ」を受信するために列論理回路18の出力部に接続された入力部と、故障履歴レジスタ26の入力部に接続した出力部とを有する。点検修復論理回路28は、故障履歴レジスタ26の出力部に接続した入力部と、電源(VDD)・周波数制御回路29に接続した入出力部と、「書込みデータ」と表記された書込データ信号を供給するための第1出力と、第2出力とを有する。電源・周波数制御回路29は、メモリ10が受電した電源電圧と、メモリ10の動作タイミングを制御するために供給されるクロック信号のクロック周波数とを制御する。他の実施形態では、誤り検出器24は、点検修復論理回路28に接続された他の出力部を有するため、故障履歴レジスタ26を迂回し得る。センスアンプ制御器30は、点検修復論理回路28の出力部に接続した入力部と、センスアンプ34、36、及び38の各々に接続した出力部とを有する。尚、図1のブロック間で接続した矢印の各々には、ブロック間で制御信号及び電圧を伝導するための一つ又は複数の導体を含み得る。
点検修復論理回路28は、異なるセンスアンプマージンを記憶するためのレジスタを含む。誤り検出器24によるタイミング誤りの検出に応じて、点検修復論理回路28は、センスアンプタイミングマージンを漸増変更する。例えば、マージンは、最初に50ミリボルト(mV)に調整される。ビットが、50mVマージンでの再テストで依然機能しない場合、マージンを70mVに調整して再テストする。センスアンプテストの反復回数は、任意の回数であってもよい。一実施形態では、センスアンプは、50mV、70mV、90mV、及び110mVでテストを行う。他の実施形態では、マージン及びテスト反復回数は、異なってもよい。更に、センスアンプマージンは、選択されたビットライン対からの比較的小さな差動電圧をセンスアンプが検出して増幅すべき時間の間隔を長くすることによって調整し得る。所定のセンスアンプの場合、時間の間隔が長くなると、センスアンプは、ビットライン対上で検知した差動電圧を大きいマージンによって分離し得る。電源・周波数制御回路29によって供給される電源電圧及びクロック周波数もセンスアンプマージンに影響を及ぼし得る。詳細に後述するように、更に、点検修復論理回路28により、電源電圧及びクロック周波数は、テスト中に変更可能なようにしてもよい。
集積回路メモリ10の動作については、図3及び図4の議論で後述する。
図2は、他の実施形態に基づく集積回路メモリ50をブロック図形式で示す。集積回路メモリ50は、メモリアレイ12、シャドー列52、ワードラインドライバ16、列論理回路18、センスアンプ54、比較器66及び68、誤り検出器70、故障履歴レジスタ72、点検修復論理回路74、並びにセンスアンプ制御器76を含む。センスアンプ54は、センスアンプ56及び58、並びにシャドーセンスアンプ62及び64を含む。図1の議論において上述したように、メモリアレイ12は、行及び列で構成された複数のSRAMセルを含む。メモリセルの行はワードラインを含み、全セルがワードラインに接続されている。メモリセルの列はビットライン対を含み、全セルがビットライン対に接続されている。例えば、「WL0」と表記されたワードラインは、代表的なメモリセル32を含む複数のメモリセルに接続される。同様に、列は、例えば、メモリセル32を含む複数のメモリセルに接続した「BL0」及び「BLB0」と表記されたビットライン対を含む。例示した実施形態では、ビットライン対の各々は、センスアンプに接続される。例えば、ビットライン対BL0及びBLB0は、センスアンプ56に接続され、ビットライン対BLN及びBLBNは、センスアンプ58に接続される。ワードラインドライバ16は、「行アドレス」と表記された行アドレスを受信するための複数の入力端子を有し、これに応じて、Mを整数とすると、ワードラインWL0乃至WLMの内の一つにワードライン電圧を供給する。列論理回路18は、「列アドレス」と表記された列アドレスを受信するための複数の入力端子を有し、これに応じて、ビットライン対BL0/BLB0乃至BLN/BLBNの内の選択された一つを介して、データビットを供給する一つ又は複数のメモリセルをセンスアンプ54に接続する。列論理回路18は、「データ」と表記されたデータを供給するための出力部を有する。メモリアレイ12は、シャドー列52を含む。シャドー列52は、シャドー列53及び55を含む。シャドー列53は、通常の列と概ね同じであり、「SBL0」及び「SBLB0」と表記されたビットライン対に接続したメモリセル60等の複数のメモリセルを含む。更に、シャドー列55は、「SBL1」及び「SBLB1」と表記されたビットライン対に接続された複数のメモリセルを含む。シャドービットライン対SBL0及びSBLB0は、シャドーセンスアンプ62に接続され、シャドービットライン対SBL1及びSBLB1は、シャドーセンスアンプ64に接続される。比較器66は、シャドーセンスアンプ62の出力部に接続された入力部と、論理「0」を受信するための入力部と、出力部とを有する。比較器68は、シャドーセンスアンプ64の出力部に接続した入力部と、論理「1」を受信するための入力部と、出力部とを有する。比較器66及び68の出力部は、誤り検出器70の入力部に接続される。シャドーセンスアンプ62及び64は、通常のセンスアンプ54の内の一つよりも脆弱に実装される。尚、例示した実施形態では、別個のセンスアンプが、各ビットライン対に接続されている。他の実施形態では、センスアンプは、幾つかのビットライン対又は冗長ビットライン対によって共有し得る。更に、他の実施形態では、行及び列の冗長性を含んでもよいことに留意されたい。
誤りフィードバック経路は、誤り検出器70、故障履歴レジスタ72、点検修復論理回路74、及びセンスアンプ制御器76を含む。誤り検出器70は、故障履歴レジスタ72の入力部に接続された出力部を有する。点検修復論理回路74は、故障履歴レジスタ72の出力部に接続された入力部と、電源(VDD)・周波数制御回路75に接続された入出力部と、センスアンプ制御器30の入力部に接続された出力部とを有する。電源・周波数制御回路75は、メモリ50が受電した電源電圧と、メモリ50の動作タイミングを制御するために供給されたクロック信号のクロック周波数とを制御する。他の実施形態では、誤り検出器70は、点検修復論理回路74に接続された他の出力部を有し、これにより故障履歴レジスタ72を迂回し得る。センスアンプ制御器76は、点検修復論理回路74の出力部に接続され「イネーブル」と表記された入力信号と、「センスアンプマージン調整」と表記された信号を供給するためにセンスアンプ56及び58の各々に接続された第1出力と、「シャドーセンスアンプマージン調整」と表記された信号を供給するためにシャドーセンスアンプ62及び64の各々に接続された第2出力とを有する。
一般的に、シャドー列53は、センスアンプ制御器76からのイネーブル信号「イネーブル」に応じてイネーブル状態になる。図1の実施形態に関して上述したように、通常のセンスアンプからのデータを用いる代わりに、メモリ50は、シャドーセンスアンプ62及び64を用いて、通常のセンスアンプ56及び58のマージンを調整する。シャドーセンスアンプは、通常のセンスアンプよりも脆弱に具体化される。
メモリが動作する動作条件は、変化し得る。例えば、自動車のボンネットの下など高温状態で集積回路が動作している場合、センスマージンは、変化してタイミング誤りを引き起こすことがある。シャドー列52からのデータ読み出しの際に誤りが検出されると、通常のセンスアンプ54のマージンは、漸増される。一つの列、例えば、シャドー列53には、そのメモリセルの全てに、例えば、論理「0」が書き込まれ、他のシャドー列55には、そのメモリセルの全てに、例えば、論理「1」が書き込まれる。従って、シャドー列53は、論理「0」だけを読み出し、シャドー列55は、「1」だけを読み出す。アレイ12を読み出す度に、シャドー列が読み出される。シャドーセンスアンプ62及び64は、シャドー列の差動電圧を検知し増幅する。シャドーセンスアンプの出力は、所定の論理状態と比較され、比較結果は、誤り検出器70に提供される。誤りを検出した場合、誤り検出器70は、故障履歴レジスタ72を更新し得る。更に、誤り検出器70は、点検修復論理回路74に誤り情報を提供する。点検修復論理回路74は、センスアンプ制御器76を用いて通常のセンスアンプのマージンを大きくさせる。更に、通常のセンスアンプ56及び58のマージンが調整されると、シャドーセンスアンプ62及び64のマージンは、同じ様に調整される。通常のセンスアンプが調整された時、シャドーセンスアンプのマージンを調整することは、たとえ通常のセンスアンプが調整されていても、誤予測故障の発生を防止するために必要である。
図3は、他の実施形態に基づき読み出しマージンを決定するための方法80のフローチャートを示す。本方法は、図1のメモリ10に関連して議論する。本方法は、ステップ82で始まる。ステップ82では、メモリ10等のメモリが、電源投入又はリセットされる。ステップ84では、必要に応じて、アレイ回路チューニング用ヒューズ設定値を用いて、不良列を冗長列で置き換える。更に、第1読み出しマージンが、センスアンプ34及び36並びに冗長センスアンプ38について選択される。例えば、第1読み出しマージンは、50mVであってもよい。利用可能な読み出しマージンの表は、上述した点検修復論理回路28に記憶し得る。既定の読み出しマージンは、メモリの読み出し動作中、センスアンプがイネーブル状態にされる所定の時間期間を用いることによって設定される。センスアンプのイネーブル状態が長ければ長いほど、ビットライン上で検知されプルされる差動電圧マージンは、広くなる。ステップ86では、第1電源電圧及び第1動作周波数を選択する。電源電圧及び動作周波数を設定するために用いる論理回路は、点検修復論理回路28又は異なる制御回路に含み得る。ステップ88では、メモリセルの最悪事態の列を選択し、その列に所定のデータを書き込む。この書込データは、更に、点検修復論理回路28に記憶する。最悪事態の列とは、最悪の読み出しマージンを提供すると判断された列である。通例、最悪事態の列は、メモリアレイ12の外周部の列であると判断される。そして、ステップ90では、その列を読み出し、点検修復論理回路28の書込データと比較する。判断ステップ92では、読み出したデータが、列に書き込んだデータと同じであるか否か判断する。読み出しデータが書込データと一致しない場合は、読み出し誤りが起こっている。読み出し誤りは、メモリセルもしくはビットラインに欠陥があるか、又はセンスアンプが不良であることから起こり得る。ステップ92においてメモリが故障だった場合、「不合格」経路を取って判断ステップ94に進む。判断ステップ94では、点検修復論理回路28に記憶された読み出しマージン表の最後の読み出しマージンが使用されたか否か判断する。判断が「いいえ」の場合、「いいえ」経路を取ってステップ96に進み、また、読み出しマージンが、長くなるように、即ち、安全サイドに調整される。本方法では、次に、ステップ88に戻り、最悪事態の列を再テストする。ステップ94に戻ると、最大幅のマージンが用いられていた場合、「はい」経路を取ってステップ98に進み、その故障が、現在の電源電圧及び周波数でセンスアンプマージンを調整することによって修復できないことを示す。メモリが故障しており、報告が生成され、故障履歴レジスタ26に記憶される。ステップ100では、異なる電源電圧及び動作周波数が選択され、方法80が、初めに再始動される(ステップ84)。
判断ステップ92に戻ると、読み出しデータが書込データに一致した場合、メモリは、現在の設定値でテストに合格し、「合格」経路を取ってステップ102に進む。判断ステップ102では、最後の列がテストされたか否か判断する。最後の列がテストされていた場合、「はい」経路を取ってステップ108に進む。他の列をテストする場合、「いいえ」経路を取ってステップ104に進み、前にテストした列が合格したものと同じ読み出しマージンを点検修復論理回路28のルックアップ表から選択する。ステップ106では、テストする次の列を選択し、次の列を伴ってステップ86に戻る。再びステップ108に戻ると、最後の列がテストされ、また、最後の電源電圧及び周波数が使われたと判断された場合、「はい」経路を取ってステップ110に進む。ステップ110では、読み出しマージンの特徴付けテストが完了しており、方法80によって決定された読み出しマージン、電源電圧、及び動作周波数で通常の動作を進めることができる。ステップ108において、他の電源電圧及び周波数をテストする場合、「いいえ」経路を取ってステップ86に戻り、新しい電源電圧及び動作周波数を選択する。異なるセンスアンプマージンでメモリをテストすることによって、メモリ10等のメモリは、別の方法で使用可能にできない場合、最適読み出しマージンで使用可能にすることができる。
図4は、他の実施形態に基づきメモリ10の読み出しマージンを決定するための方法140のフローチャートを示す。本方法は、ステップ142で始まり、ここで、メモリ10は、点検修復論理回路28のルックアップ表からの既定読み出しマージンでリセットされる。ステップ144では、アレイ12の列が、選択され、所定のテストデータが書き込まれる。所定のテストデータは、点検修復論理回路28にも記憶される。ステップ146では、その列が読み出され、読み出したデータが、点検修復論理回路28によって提供された書込みデータと比較される。判断ステップ148では、選択した列からの読み出しデータが、点検修復論理回路28に記憶した書込データに一致するか否か判断される。読み出しデータが書込データに一致しない場合、「不合格」経路を取って判断ステップ150に進む。判断ステップ150では、現在の読み出しマージンが、点検修復論理回路28のルックアップ表の中で最も安全サイドの読み出しマージン、即ち、最も大きな読み出しマージンであるか否か判断される。より安全サイドの読み出しマージンが利用可能である場合、「いいえ」経路を取ってステップ152に進み、読み出しマージンが更に安全サイドに調整される。読み出しマージンは、センスアンプが読み出しデータを増幅する時間の量を増やすことによって調整される。読み出し時間を増やすことにより、センスアンプは、差動電圧をより広くプルできる。本方法は、ステップ144に戻る。しかしながら、最も安全サイドの読み出しマージンが使用されていた場合、判断ステップ150から「はい」経路を取って判断ステップ160に進む。判断ステップ160では、全ての冗長列が不良列を置き換えるために用いられたか否か判断する。列の修復に利用可能な冗長列がない場合は、「いいえ」経路を取ってステップ162に進み、そこで、テストの不合格が記録される。しかし、冗長列が利用可能である場合は、「はい」経路を取ってステップ164に進み、冗長列14等の冗長列が、不良列を置き換えるために用いられる。尚、通常の列の冗長性では、冗長列は、三つの連続した冗長列のグループで置き換えられる。しかしながら、図3のメモリ10には、一つの冗長列のみを示している。本方法は、次に、ステップ144に戻り、ステップ144に続くステップが、冗長列を含んだ状態で繰り返される。判断ステップ148において読み出しデータが書込データに一致した場合は、「合格」経路を取ってステップ154に進む。判断ステップ154では、最後の列がテストされたか否か判断される。テストすべき追加の列がある場合は、「いいえ」経路を取ってステップ156に進む。ステップ156では、前のテストからの読み出しマージンを用いる。ステップ158では、次の列を選択する。ステップ144では、本方法は、上述したように続く。判断ステップ154において、最後の列がテストされたと判断した場合、「はい」経路を取ってステップ166に進む。ステップ166では、冗長修復を備えた従来のMBIST(メモリ内蔵自己診断)アルゴリズムを実行し得る。
図5は、図2のメモリにおいて読み出しマージンの調整を決定するための方法120のフローチャートを示す。ステップ122では、メモリが、リセット又は初期化される。ステップ124では、アレイ回路チューニング用ヒューズ設定値が適用され、また、既定読み出しマージンが点検修復論理回路74のマージン表から選択される。ヒューズ設定値は、電源電圧、周波数、及び冗長性を含み得る。ステップ126では、点検修復論理回路74は、センスアンプ制御器76へのイネーブル信号「イネーブル」をアサートして、シャドーセンスアンプ62及び64を故障予見モードで動作させる。ステップ128では、通常のアレイ12を読み出す度に、シャドー列52のメモリセルを読み出し、それらの出力を評価して、シャドーセンスアンプ62及び64の一方又は両方に読み出し障害がないか判断する。シャドーセンスアンプを用いて通常のセンスアンプ54のマージンを調整する方法の詳細は、図2の議論において既に述べた。シャドーセンスアンプの内の一つが故障した場合、通常のセンスアンプの内の一つが故障しかけていると仮定する。判断ステップ130では、読み出し毎に、シャドー列52からのデータが期待されたものであるか否か判断する。データが制御データに一致する場合、テストは合格であり、「合格」経路を取ってステップ134に進み、そこで、現在のセンスアンプマージンが維持される。ステップ134から、本方法は、ステップ128に戻り、故障予見モードがイネーブル状態である限り繰り返される。判断ステップ130においてシャドー列からのデータが一致しない場合、「不合格」経路を取ってステップ132に進む。ステップ132では、読み出しマージンは、通常のセンスアンプのマージン及びシャドーセンスアンプのマージンを大きくすることによって、更に一段階安全サイドになるように調整される。次に、通常の動作が、よ安全サイドの新しい読み出しマージンでステップ134から再開される。そして、メモリがリセットされた場合、ステップ122に示すように、前の既定読み出しマージンが再度読み込まれる。これにより、動作状態が良好な場合、性能の利点を維持しつつ、変化している動作状態の場合、更に信頼度の高い動作が可能になる。
図6は、図1のメモリ10において最適読み出しマージンを決定するための方法170のフローチャートを示す。方法170は、メモリの読出マージンを調整して、性能利得を得るために用いられる。方法170の開始に先立って、まず、メモリが高い信頼性で動作するかテストを行い、必要ならば、冗長性が用いられる。ステップ172では、メモリ10の動作が、リセット動作で始まる。ステップ174では、アレイ12の回路チューニング用ヒューズ設定値、例えば、冗長性、周波数、及び既定読み出しマージン等が適用される。ステップ176では、電源電圧及び温度を設定する。ステップ178では、読み出しマージンを更に一段階厳しくなるように調整する。これは、点検修復論理回路28の読み出しマージン表からの次に小さい読み出しマージンを選択することによって行われる。ステップ180では、最悪事態の列が選択され書き込まれる。最悪事態の列は、実験データによって決定し得る。ステップ182では、最悪事態の列を読み出して、点検修復論理回路28に記憶された書込みデータと比較する。判断ステップ184では、データが一致しない場合、新しい読み出しマージンでのテストは、不合格である。「不合格」経路を取ってステップ186に進み、読み出しマージンを調整して前に設定された読み出しマージンに戻す。判断ステップ194では、他の電圧/温度をテストするか否かに関する判断を行う。判断が「いいえ」である場合、「いいえ」経路を取って、実験室解析及び製品選別のためにステップ196及び198に進む。判断ステップ184においてデータが一致した場合、テストは合格であり、「合格」経路を取ってステップ188に進む。ステップ188では、「いいえ」経路を取ってステップ190に進み、現在設定されている読み出しマージンを他の列のテストに用いる。ステップ191では、次の列を設定し、ステップ180に戻る。ステップ180から188へのループは、列が不合格になるまで、又は全ての列が現読み出しマージンを合格させるまで繰り返される。次に、判断ステップ192に進む。判断ステップ192では、読み出しマージン表からの最小読み出しマージンが使用されたか否かを判断する。否であれば、「いいえ」経路を取ってステップ178に戻り、そこで、読み出しマージンが、表から再調整され、本方法は、ステップ178から繰り返される。最小読み出しマージンが使用されていた場合、「はい」経路を取ってステップ194に進む。ステップ194では、異なる電圧及び温度でテストを繰り返すべきか否か判断する。否であれば、「いいえ」経路を取って、ステップ196及び198に進み、実験室解析及び製品選別、即ち仕分けを行う。異なる電圧及び温度でテストを繰り返すべきである場合、「はい」経路を取ってステップ176に戻り、そこで、新しい電圧及び温度を選択し、本方法をステップ176から繰り返す。
用語「アサートする」又は「設定する」及び「ネゲートする」(又は「ディアサートする」又は「クリアする」)は、信号、ステータスビット、又は同様の装置をそれぞれその論理的に真又は論理的に偽の状態にすることを参照する際に用いる。論理的に真の状態が論理レベル1である場合、論理的に偽の状態は、論理レベル0である。また、論理的に真の状態が論理レベル0である場合、論理的に偽の状態は、論理レベル1である。
本明細書に述べた各信号は、正又は負論理として構成し得る。この場合、負論理は、信号名称上のバー又は名称に続く星印(*)によって示し得る。負論理信号の場合、信号は、アクティブローであり、この場合、論理的に真の状態は、論理レベル0に対応する。正論理信号の場合、信号は、アクティブハイであり、この場合、論理的に真の状態は、論理レベル1に対応する。本明細書で述べる信号は、いずれも負又は正のいずれかの論理信号として構成し得ることに留意されたい。従って、他の実施形態では、正論理信号として述べた信号は、負論理信号として実現してもよく、また、負論理信号として述べた信号は、正論理信号として実現してもよい。
以上、動的に調整可能な読み出しマージンを有するメモリ及びその方法が提供されたことを理解されたであろう。一実施形態では、本メモリ及び方法によって、読み出しマージンを調整して、メモリの信頼性を改善し得る。他の実施形態では、性能利得を得るために本メモリ及び方法を用いる。
本発明を実装する装置は、当業者には既知の電子部品や回路からほとんど構成されるため、回路の詳細については、本発明の根底にある概念の理解や認識のために、また、本発明の教示内容が不明瞭になったり注意が逸れたりしないように、上述した如く必要と思われる以上の説明はしない。
上述した実施形態の一部は、適用可能であれば、様々な異なる情報処理システムを用いて実現し得る。例えば、図1及びそれについての議論では、代表的なメモリについて述べたが、このメモリは、本発明の様々な態様の議論において有用な基準を提供するためだけに示している。勿論、メモリの説明は、議論のために簡素化しており、また、本発明に基づいて用い得る多くの異なる種類の適切なメモリの内の一つに過ぎない。当業者は、論理ブロック間の境界は、単なる説明用であり、他の実施形態では、論理ブロック又は回路素子を併合したり、他の選択肢として様々な論理ブロック又は回路素子に機能を分解したりしてもよいことを認識されたい。
従って、本明細書に示した構成は代表例に過ぎず、実際には、同じ機能を実現する多くの他の構成を実装し得ることを理解されたい。抽象的ではあるが限定的には、同じ機能を達成する要素のあらゆる構成は、所望の機能を達成するように有効に「連動している」。従って、本明細書において特定の機能を達成するために組み合わせた任意の二つの構成要素は、基本的構成又は中間構成要素にかかわらず、所望の機能を達成するように互いに「連動している」と理解し得る。同様に、そのように連動している任意の二つの構成要素は、所望の機能を達成するために互いに「動作可能に接続された」又は「動作可能に接続された」とも見なし得る。
更に、例えば、一実施形態では、メモリ10の例示要素は、単一の集積回路上又は同一装置内に配置された回路である。他の選択肢として、システム10は、相互接続された任意の数の個別集積回路又は個別装置を含み得る。例えば、メモリ10は、同一集積回路上にプロセッサとして埋め込んでもよく、又は、個別集積回路上にスタンドアローンのメモリとして埋め込んでもよい。更に、メモリアレイ12は、SRAMセルを有するものとして述べた。他の実施形態では、メモリアレイは、他のタイプの記憶セルを有してもよく、例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)セル、又は不揮発性メモリタイプの内の一つ、例えば、磁気電気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルもしくは浮遊ゲートメモリセル等を有してもよい。
更に、当業者は、上述した動作の機能間の境界は、単なる例示であることを認識されるであろう。複数動作の機能は、単一動作に集約してもよく、及び/又は単一動作の機能は、追加の動作に分散してもよい。更に、他の実施形態には、特定の動作の複数の例を含んでもよく、動作順序は、様々な他の実施形態では、変更してもよい。
本発明について、本明細書では特定の実施形態を参照して述べたが、様々な修正や変更は、以下の請求項に記載した本発明の範囲から逸脱することなく行い得る。従って、明細書及び図は、限定的であるというよりもむしろ例示であると解釈すべきであり、また、そのような全ての修正は、本発明の範囲内に含まれるものとする。本明細書において具体的な実施形態に関して述べたあらゆる恩恵、利点、又は問題に対する解決策も、全ての請求項の不可欠、必須、又は本質的な特徴もしくは要素であると解釈しようとするものではない。
本明細書に用いた用語「接続された」は、直接的接続又は機械的接続に限定するものではない。
更に、本明細書に用いた用語「一つ(不定冠詞)」は、一以上であると定義する。更に、請求項において「少なくとも一つの」及び「一つ又は複数の」等の導入節を用いることは、不定冠詞「一つ」による他の請求項要素の導入が、同じ請求項に導入節「一つ又は複数の」又は「少なくとも一つの」及び「一つ」等の不定冠詞が含まれる場合でも、そのように導入した請求項要素を含む任意の特定の請求項を、そのような要素を一つだけ含む発明に限定することを意味すると解釈すべきではない。同じことが、定冠詞の使用にも当てはまる。
特に明記しない限り、「第1」及び「第2」等の用語は、そのような用語が述べる要素間を任意に区別するために用いる。従って、これらの用語は、必ずしもそのような要素の時間的な又は他の優先順位付けを示そうとするものではない。

Claims (3)

  1. 積回路において、複数のアドレス指定可能ユニットを含むメモリのセンスアンプ差動マージンを動的に制御するための方法において、前記複数のアドレス指定可能ユニットは、少なくとも一つの故障予知アドレス指定可能ユニットを備え、前記故障予知アドレス指定可能ユニットは、残りの複数のアドレス指定可能ユニットよりも前に故障するように構成された、前記方法であって、
    前記複数のアドレス指定可能ユニット及び前記少なくとも一つの故障予知アドレス指定可能ユニットに対応する前記センスアンプ差動マージンを第1の値に設定する段階と、
    前記故障予知アドレス指定可能ユニットからデータを読み出す際に読み出しデータ誤りが発生した場合、前記複数のアドレス指定可能ユニットに対応する前記センスアンプ差動マージンを第2の値に設定する段階であって、前記第2の値が前記第1の値より大きい、前記段階と、
    を備える方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、更に、前記故障予知アドレス指定可能ユニットでの読み出し動作により読み出しデータ誤りが発生しなくなるまで、前記センスアンプ差動マージンを前の値より大きい値に漸増する段階を備える、方法。
  3. メモリを含む集積回路であって、前記メモリは、複数のアドレス指定可能ユニットを備え、前記複数のアドレス指定可能ユニットは、少なくとも一つの故障予知アドレス指定可能ユニットを備え、前記故障予知アドレス指定可能ユニットは、残りの複数のアドレス指定可能ユニットよりも前に故障するように構成され、更に、前記メモリは、
    複数のセンスアンプに接続されたメモリアレイと、
    フィードバック経路であって、
    前記複数のアドレス指定可能ユニット及び前記少なくとも一つの故障予知アドレス指定可能ユニットに対応するセンスアンプ差動マージンを第1の値に設定する段階と、
    前記故障予知アドレス指定可能ユニットからデータを読み出す際の読み出しデータ誤りを検出する段階と、
    前記読み出しデータ誤りが発生した場合に前記複数のアドレス指定可能ユニットの前記センスアンプ差動マージンを第2の値に設定する段階であって、前記第2の値は、前記第1の値より大きい前記段階と、
    のために構成された前記フィードバック経路と、
    を備える集積回路。
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