JP5296888B2 - 回転電機のモールドステータの製造方法 - Google Patents
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Description
分割積層コアのティース部には、積層固定鉄心の径方向に直交する巻線部を備えており、その巻線部が中心方向に向くように円環状に複数個組み合わせて配置する。そして、これらを取り囲むように環状構造体を被せ、内径方向に押圧して一体構造として構成されたステータを用いた回転電機が開示されている。
また、分割積層コアを円環状に複数個組み合わせて配置した後、隣り合うヨーク部同士を溶接、あるいは接着することで一体構造として構成されたステータを用いた回転電機が開示されている(例えば、特許文献1)。
また、鉄心片を積層して2種類の分割積層コアを構成し、ヨーク部の周方向両端部に連結部を設けて隣接する分割積層コア同士をピンで回転可能に連結した回転電機のステータが開示されている(例えば、特許文献2)。
しかし、この凹凸部のかしめ工程によって、コア片には応力が発生する。この応力は、スムーズな磁束の流れを阻害する要因となる。
この発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、回転電機のステータを構成する分割積層コアにおいて、各コア片の上下面に、結合用の凹凸部等を設けることなく精度良くコア片を積層し、巻線し、ステータの外周部を樹脂モールド加工できる回転電機のステータの製造方法を提供することを目的とする。
各前記分割積層コアの同一積層に使用するコア片を、これらのコア片のバックヨーク部の外周部中心に接続したブリッジ部を介して連結部に連結したコアシートを複数枚用意し、これらのコアシートを積み重ねて分割積層コア群構造体を構成する積層工程と、
前記分割積層コア群構造体の各分割積層コアのティース部にコイルを巻線する巻線工程と、
巻線した各前記分割積層コアの前記ブリッジ部を切断することによって各前記分割積層コアを前記分割積層コア群構造体から分離する切断工程と、
切断した各前記分割積層コアを環状に配置してステータを構成し、前記ステータの外周部を仮固定する仮固定工程と、
前記ステータの内径と同一の直径をもつ軸棒を前記ステータの回転軸と同軸に前記ステータの内周側に挿入し、前記軸棒を挿入した前記ステータをモールド金型にセットし、前記ステータの外周面を樹脂でモールドするモールド工程とを備えたことを特徴とするものである。
各前記分割積層コアの同一積層に使用するコア片を、これらのコア片のバックヨーク部の外周部中心に接続したブリッジ部を介して連結部に連結したコアシートを複数枚用意し、これらのコアシートを積み重ねて分割積層コア群構造体を構成する積層工程と、
前記分割積層コア群構造体の各分割積層コアのティース部にコイルを巻線する巻線工程と、
巻線した各前記分割積層コアの前記ブリッジ部を切断することによって各前記分割積層コアを前記分割積層コア群構造体から分離する切断工程と、
切断した各前記分割積層コアを環状に配置してステータを構成し、前記ステータの外周部を仮固定する仮固定工程と、
前記ステータの内径と同一の直径をもつ軸棒を前記ステータの回転軸と同軸に前記ステータの内周側に挿入し、前記軸棒を挿入した前記ステータをモールド金型にセットし、前記ステータの外周面を樹脂でモールドするモールド工程とを備えたことを特徴とするものなので、
回転電機のステータを構成する分割積層コアにおいて、各コア片の上下面には、結合用の凹凸部等を設ける必要が無く、コア片にかかる応力を著しく低減できる。
その結果、磁気特性にすぐれたステータを精度良く製造することができる。
本発明に係る回転電機のモールドステータの製造方法の実施の形態1を、図を用いて説明する。
図1は、本発明に係る回転電機のモールドステータ1の断面図である。この図1は、コイル3を巻線した複数の分割積層コア71を環状に組み合わせて薄膜テープ4で固定し、これを金型に入れて周囲を樹脂5で固めて製造したモールドステータ1の断面を示している。
以下、このモールドステータ1の製造方法について順に説明する。
図2は積層工程、巻線工程及び切断工程を示す図である。
図2(a)は、1枚のコアシート6の形状を示す図である。
図2(b)は、複数のコアシート6を積層した分割積層コア群構造体7を示す図である。
図2(c)は、分割積層コア群構造体7にコイル3を巻線した状態を示す図である。
図2(d)は、コイル3を巻線した分割積層コア群構造体7から分割積層コア71を切断する工程を示す図である。
まず、図2(a)に示すように、電磁鋼板から、ステータ2を構成する分割積層コア71に使用するコア片61を複数枚打ち抜く。この時、コア片61をバラバラに打ち抜くのではない。所定の数のコア片61を、各コア片61のヨーク部の外周側中心部の一部分だけが、共通の連結部63にブリッジ部62を介して繋がっている状態で打ち抜く。
このようにして打ち抜いたコアシート6を複数枚順に積層し、図2(b)に示すように、分割積層コア群構造体7を構成する。以上の工程が積層工程である。
巻線工程では、分割積層コア群構造体7の各分割積層コア71のティース部にコイル3を巻線する。
コイル3を巻くにあたり、各コアシート6が巻線途中でずれないように、各コアシート6の連結部63を積層した部分である積層連結部73を上下から押圧するなどして固定する。このようにすると精度良くコイル3を巻線できる。
この巻線工程では、所定の張力を負荷してコイル3を巻くため、コイル3を形成した分割積層コア71の各コア片61は、上下のコア片61を互いに嵌合する嵌合部を持たなくても互いにずれることは無い。
図3は切断した分割積層コア71を示す斜視図である。
図2(c)に示すように、全ての分割積層コア71にコイル3を形成した後、積層連結部73を固定したままの状態で、各分割積層コア71を分割積層コア群構造体7から、積層ブリッジ部72を切断することによって切り離す。
なお、巻線時に分割積層コア71間に渡り線を施すか否かは製造する回転電機によって決めれば良い。
図4は、仮固定工程を示す図である。図4(a)に示すように分割積層コア71を環状に組み合わせてステータ2を構成し、図4(b)に示す、絶縁性及び耐熱性を備えた薄膜テープ4で周囲を仮固定する。
後のモールド工程の処理において、ステータ2の最終的な形状調整を行うので、仮固定工程ではさほど分割積層コア間の固定精度にこだわる必要はない。
図5はモールド工程を示す図である。
この工程では、まず、前の仮固定工程で環状に仮固定したステータ2の内周部にモールド心棒10を挿入してステータ2の形状を整える。
このモールド心棒10の直径はステータ2の内径と等しい。
したがって、ステータ2の内周面である各分割積層コア71のティース部の内周側先端面がモールド心棒10の外周面に倣い、ステータ2の形状をその内周面を基準として精度良く保持できる。
次に、内周側にモールド心棒10を挿入したステータ2を金型9の中の所定の位置にセットして湯口から樹脂を注入する。
樹脂5が固まった後、金型9を分解し、モールド心棒10を抜くと、ステータ2の外周部と上下端面の外周部を樹脂でモールドされた、図6に示すモールドステータ1が完成する。
また、モールド時に、モールド心棒10をステータ2の内側に挿入することによって、ステータ2の内周面を基準として分割積層コア71を整形することができる。これによって、コギングトルクやトルクリップルの低減を図ることができる。
また、積層されたコア片61間に、かしめや接着による空隙が発生しないので、コア占積率を良好に保持できる。
また、溶接や接着、高精度なピン孔の加工等を必要としないので、製造コストの大幅削減が可能となる。
更に、廃棄時においては、鉄心片を溶接、接着していないので、樹脂を溶かしてコイルを切断するだけで簡単に分解でき、分別、再資源化が非常に容易であるという効果がある。
本発明に係る回転電機のモールドステータの製造方法の実施の形態2を、図を用いて説明する。
なお、実施の形態1と異なる部分のみ説明し、共通部分は省略する。
図7は本実施の形態2における分割積層コア群構造体107を、長手方向垂直かつ積層方向に、ブリッジ部62を含む位置で切断した断面図である。
実施の形態1では上下に接する各コアシート6を嵌合する部材は設けず、そのままコアシート6を積層して、コイル3をティース部に巻線することによって固定する方法を採用していた。
この実施の形態では、各コアシートの連結部163の上面に凹部65、下面に凸部64を設けて、コアシート106を積層した後、凹部65と凸部64をかしめて結合している。
図7では、最上部に使用するコアシートの上面の凹部を省き、最下層のコアシートの上面の凹部はそのまま貫通孔としているが、全て同じコアシート106を積層しても良い。
このように、積層連結部173の上下に隣接するコアシート106間を結合することで、巻線時にも確実にコアシート106間のずれを防止し、積層状態を精度良く保持できる。
また、凹部65と凸部64のかしめ加工時に応力がかかっても、分割積層コア群構造体107の各ティースにコイル3を巻線した後、積層ブリッジ部を切断して分割積層コア71を切り離すので、分割積層コア71自身がその応力の影響を受けることはない。
さらに、各コアシート106が結合されているので実施の形態1に比べて、コイル3を巻線する前の分割積層コア群構造体107の取扱が容易となる。
本発明に係る回転電機のモールドステータの製造方法の実施の形態3を、図を用いて説明する。なお、実施の形態1及び実施の形態2と異なる部分のみ記載し、共通部分は省略する。
図8(a)、(b)は、コアシートの連結部の上下の面に設けた凹部、凸部の変形例を示す図である。
図9は、コアシート206,2061を交互に積層した分割積層コア群構造体の積層連結部273を長手方向かつ積層方向に2等分した断面図である。
図8(a)の下側に描かれたコアシート206の連結部263には、図に示すように、右側から交互に凸部264、開口部265を交互に設けている。
また図8(a)の上側に描かれたコアシート2061の連結部2631には、図に示すように、右側から開口部265と凸部264を交互に設けている。
図では開口部265及び凸部264を交互に設けているが、分割積層コアの最上段に使用するコアシートの凸部264と、最下段を構成するコアシートの開口部265については設けなくても良い。
手順としては、連結部263、2631上の所定の位置に、凸部264の支持部として曲げ加工される一辺を除いて3辺をプレス切断する。
切断した部分を裏面から押圧することによって凸部264を曲げ加工する。
開口部265の内壁面の一つには、凸部264との接圧を保持し、コアシート206,2061積層時の水平、垂直両方向の積層精度を向上させるため、板ばね2651を設けている。
図では、開口部265の内壁面であって、ブリッジ部から一番遠い内壁面の下側端部に設けている。これにより板ばね2651は上下に撓る構造となる。
コアシート206、2061を交互に積層し、上下から挟んで押圧すると、板ばね2651は図の上側に撓って、凸部264を板ばね2651に対向する開口部内壁面に押圧する。
これによってすべての凸部264のコア片61側の側面が、開口部265のコア片61側の内壁面に等しく押圧される。
このような構成によれば、実施の形態2の効果に加え、コアシートの積層精度を更に向上させることができる。
本発明に係る回転電機のモールドステータの製造方法の実施の形態4を、図9を用いて説明する。なお、実施の形態3と異なる部分のみ記載し、共通部分は省略する。
実施の形態3では、凸部のプレス加工について説明したが、小型回転電機用のステータの場合で、コアシートが小さく薄い場合は、凸部、開口部及び板ばねをエッチングにより微細加工しても良い。
コア片を含めてコアシート全体をエッチング加工する場合は、開口部を先に開けた後に、ばね部分を薄く加工する。この場合、板ばね2651は3方向を壁面に固定されている。
しかしながら、図9に示すように、コアシートを積層加圧する時に、凸部264が最初に板ばね2651に接触する部分は、開口部265の壁面から離れた部分である。
したがって、エッチィングで板ばね2651を形成した場合でも板ばね2651は上側に撓り、凸部264を開口部壁面に押圧できる。
連結部にも打ち抜き歪みや溶接歪みが発生しないため、磁気特性の劣化の少ないモールドステータを提供できる。
本発明に係る回転電機のモールドステータの製造方法の実施の形態5を、図を用いて説明する。なお、実施の形態2と異なる部分のみ記載し、共通部分は省略する。
実施の形態2では、上下に重なる各コアシートの連結部の上下面に凹部と凸部を設けてこれをかしめてコアシート106を結合部163で結合していた。
本実施の形態では各コアシートは連結部463の上下間を別の方法で結合している。
図10(a)は接着剤11で固定している状態を示している。
また、図10(b)は連結部の端部を溶接した状態を示している。
それぞれの方法で固定した場合でも実施の形態2の場合と同様の効果を奏する。
本発明に係る回転電機のモールドステータの製造方法の実施の形態6を、図を用いて説明する。なお、実施の形態1と異なる部分のみ記載し、共通部分は省略する。
図11は本発明に係る回転電機のモールドステータの実施の形態6における要部断面図である。
この実施の形態では、モールド工程においてステータの隣接するティースの間であるスロットオープン12に、ステータの回転軸と平行に板状部材13を挟む工程を追加している。
モールド心棒10をステータの内周側に挿入する前工程、またはモールド心棒10に替えて板状部材13を保持する機能を備えたモールド心棒を利用することによって、モールド心棒の挿入と同時に板状部材13をスロットオープン12に挿入する。
このようにすれば、モールド時にスロットオープン12間の間隔を均等に維持することができ、モールドステータの形状精度を良好に保持し、磁気特性の劣化の少ない、高効率な回転電機のステータを提供することができる。
Claims (8)
- 複数のコア片を積層して構成する分割積層コアにコイルを巻線し、複数の前記分割積層コアを環状に連結して外周面をモールドして固定する回転電機のステータの製造方法において、
各前記分割積層コアの同一積層に使用するコア片を、これらのコア片のバックヨーク部の外周部中心に接続したブリッジ部を介して連結部に連結したコアシートを複数枚用意し、これらのコアシートを積み重ねて分割積層コア群構造体を構成する積層工程と、
前記分割積層コア群構造体の各分割積層コアのティース部にコイルを巻線する巻線工程と、
巻線した各前記分割積層コアの前記ブリッジ部を切断することによって各前記分割積層コアを前記分割積層コア群構造体から分離する切断工程と、
切断した各前記分割積層コアを環状に配置してステータを構成し、前記ステータの外周部を仮固定する仮固定工程と、
前記ステータの内径と同一の直径をもつ軸棒を前記ステータの内周側に挿入し、前記軸棒を挿入した前記ステータをモールド金型にセットし、前記ステータの外周面を樹脂でモールドするモールド工程とからなる回転電機のモールドステータの製造方法。 - 前記コアシートの前記連結部の上下の一方の面には凹部を、他方の面には凸部を備え、前記積層工程において、前記凹部と前記凸部を嵌合して上下に接するコアシート同士を固定することを特徴とする請求項1に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
- 前記凸部は前記コアシートを切り曲げて形成することを特徴とする請求項2に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
- 前記凹部の開口部には上下に接するコアシートを嵌合する時に凸部をコアシート積層方向に対して垂直方向に押圧する力成分を発生させる板バネを備えていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
- 前記積層工程において、上下に接する前記コアシート同士を前記連結部を接着することにより固定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
- 前記積層工程において、上下に接する前記コアシート同士を前記連結部を溶接することにより固定することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
- 前記仮固定工程において、前記ステータの外周部を薄膜断熱シートで仮固定することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
- 前記モールド工程において、相互に隣接する各前記分割積層コアのティース間のスロットオープン部に、前記ステータの軸方向と平行に板状部材を挿入し挟持させる工程を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の回転電機のモールドステータの製造方法。
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