JP5283642B2 - 遠隔始動装置 - Google Patents

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Description

本発明は遠隔始動装置に関し、より詳細には、遠隔操作により車両のエンジンを始動させるための遠隔始動装置に関する。
近年、車両のエンジンを遠隔操作により始動させる遠隔始動装置が実用化されている(例えば、下記の特許文献1、2参照)。図11は従来の遠隔始動装置を含んで構成されるエンジン始動システムの要部を概略的に示したブロック図である。
使用者によりイグニッションキー1がキーシリンダ2へ挿入され、スタータ位置まで回動されると、キーシリンダ2からACC信号、IG信号、そしてスタータ信号がエンジン制御部3へ供給されるようになっている。エンジン制御部3はこれら信号を受信すると、エンジンを始動させるべくセルモータ4を起動させるようになっている。
遠隔始動装置5にはイグニッションキー1がキーシリンダ2へ差し込まれていることを検出するキー検出手段6と、ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段7と、パーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレーキ作動検出手段8と、セレクターレバーがどの位置にあるのかを検出するセレクターレバー位置検出手段9とが接続されており、遠隔始動装置5ではイグニッションキー1がキーシリンダ2に差し込まれていることや、ドアの開閉状態、パーキングブレーキが作動していること、セレクターレバーがパーキング位置にあることを認識することができるようになっている。
遠隔始動装置5は使用者が携帯する送信機10からエンジン始動を指示する信号を受信すると、まずその信号が正規の信号であるか否か(すなわち、送信機10以外の別の送信機からの信号でないか否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件(例えば、イグニッションキー1がキーシリンダ2へ挿し込まれていないことや、ドアが閉じていること、パーキングブレーキが作動していること、セレクターレバーがパーキング位置にあること)が満たされているか否かを判断し、前記遠隔始動条件が満たされていると判断すると、ACCリレー5a、IGリレー5b、及びSTリレー5cをオン状態にして、ACC信号、IG信号、及びスタータ信号をエンジン制御部3へ供給するようになっている。なお、ACCリレー5a及びIGリレー5bについてはエンジン停止までオン状態を維持し、STリレー5cについては数秒間程度(例えば、2〜3秒)オン状態とするようになっている。
エンジン制御部3はこれら信号を受信すると、イグニッションキー1がキーシリンダ2へ挿入され、スタータ位置まで回動された場合と同様に、エンジンを始動させるべくセルモータ4を起動させるようになっている。図12に、送信機10から送信されてくるエンジン始動を指示する信号を受信してから、エンジンが始動するまでのタイミングチャートを示す。
また、遠隔始動装置5はエンジンの始動後、前記遠隔始動条件が満たされたまま、所定の時間(例えば、10〜15分間)が経過すると、ACCリレー5a及びIGリレー5bをオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給を止めるようになっている。エンジン制御部3はこれら信号を受信しなくなると、エンジンを停止させるべくセルモータ4の駆動を停止させるようになっている。図13に、送信機10から送信されてくるエンジン始動を指示する信号を受信してから、エンジンが始動し、その後エンジンが停止するまでのタイミングチャートを示す。このように、遠隔操作によってエンジンが始動された場合には前記所定の時間暖機運転が行われることになる。
遠隔操作により始動されたエンジンは、車両が停止した状態で稼働し続けることになるので、長時間暖機運転が続くと、エンジンから出される排気ガスの温度が高くなりすぎてマフラーなどに熱がこもってしまい、マフラーの近くに燃えやすいものがあると火災を生じる虞がある。
また、車両から出される排気ガスには有害ガス(例えば、一酸化炭素、窒素酸化物、炭化水素)が含まれる場合があり、上記と同様に長時間暖機運転が続くと、車両の周囲における有害ガスの量が多くなりすぎるといった問題を生じる場合がある。特に、車庫に納められている車両に対して、遠隔操作によりエンジンを始動させた場合には、車庫内に有害ガスが充満して危険な状態になる虞がある。従って、遠隔操作によるエンジン始動が行われ、暖機運転が何度も繰り返し行われることになると、上記したような火災を生じたり、危険な状態になる虞がある。
このような問題を解決するには、例えば、特許文献1、2に開示されているように、排気温度センサや有毒ガス濃度を検出するガスセンサを車両に装備し、前記排気温度センサやガスセンサからの出力レベルが所定値以上になったときにエンジンを停止させるようにするといった方法が考えられる。しかしながら、排気温度センサやガスセンサは決して安価なものではないといった問題がある。
実開平6−1748号公報 特開平10−252519号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、遠隔操作によるエンジン始動によって、排気ガスの温度が高くなりすぎたり、車両の周囲における有害ガスの量が多くなりすぎるのを防止することのできる遠隔始動装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る遠隔始動装置(1)は、送信機からのエンジン始動指令に応答して、車両のエンジンを遠隔始動させる始動手段を備えた遠隔始動装置において、所定の期間内における断続的な前記遠隔始動によるエンジンの作動時間を累積して計測する計測手段と、該計測手段により計測された前記作動時間が所定の時間以上になった場合、前記送信機からの指令を受けてのエンジン始動からその後のエンジン停止までの一連の動作からなるエンジン始動が頻繁に行われていると判定し、前記遠隔始動を禁止する禁止手段とを備えていることを特徴としている。
上記遠隔始動装置(1)によれば、前記所定の期間内における断続的な前記遠隔始動によるエンジンの累積作動時間が所定の時間以上になった場合、前記送信機からの指令を受けてのエンジン始動からその後のエンジン停止までの一連の動作からなるエンジン始動が頻繁に行われていると判定され、前記遠隔始動が禁止される。
従って、断続的であったとしても、前記所定の期間内におけるトータルの暖機運転時間(累積作動時間)が長くなることによって、エンジンから出される排気ガスの温度が高くなりすぎてマフラーなどに熱がこもってしまうといった事態や、車両の周囲における有毒ガスの量が多くなりすぎてしまうといった事態が生じるのを回避することができる。
また、本発明に係る遠隔始動装置()は、上記遠隔始動装置(1)において、前記車両における正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することが検出された場合、前記遠隔始動の禁止を行うべきか否かの判定に用いる情報をリセットするリセット手段を備えていることを特徴としている。
上記遠隔始動装置()によれば、前記車両における正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することが検出された場合、前記遠隔始動の禁止を行うべきか否かの判定に用いる情報がリセットされる。これにより、必要以上にエンジン始動が禁止されるのを防止することができるので、遠隔操作によるエンジン始動の安全性を保持しつつ、利便性の向上を図ることができる。
なお、前記正規の使用者が前記車両の周囲に存在することや、前記正規の使用者が前記車両内に存在することなどを検出する方法としては、例えば、前記車両のドアの開放、イグニッションキーのキーシリンダへの差し込み、ACCスイッチのオン、IGスイッチのオン、パーキングブレーキの不作動、セレクターレバーのパーキング位置以外への移動などを検出するといった方法が挙げられる。
また、本発明に係る遠隔始動装置()は、送信機からのエンジン始動指令に応答して、車両のエンジンを遠隔始動させる始動手段を備えた遠隔始動装置において、所定期間内における断続的な前記遠隔始動によるエンジンの作動時間を累積して計測する計測手段と、前記車両における正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することを検出する検出手段と、該検出手段により正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することが検出されると前記計測手段の計測結果をリセットするリセット手段と、前記計測手段で計測された前記作動時間が、リセットされることなく所定の時間以上になった場合、前記送信機からの指令を受けてのエンジン始動からその後のエンジン停止までの一連の動作からなるエンジン始動が頻繁に行われていると判定し、前記遠隔始動を禁止する禁止手段とを備えていることを特徴としている。
上記遠隔始動装置()によれば、前記計測手段で計測された前記作動時間が、リセットされることなく所定の時間以上になった場合、前記送信機からの指令を受けてのエンジン始動からその後のエンジン停止までの一連の動作からなるエンジン始動が頻繁に行われていると判定され、前記遠隔始動が禁止される。従って、断続的であったとしても、前記所定の期間内におけるトータルの暖機運転時間(累積作動時間)が長くなることによって、エンジンから出される排気ガスの温度が高くなりすぎてマフラーなどに熱がこもってしまうといった事態や、車両の周囲における有毒ガスの量が多くなりすぎてしまうといった事態が生じるのを回避することができる。また、必要以上にエンジン始動が禁止されるのを防止することができるので、遠隔操作によるエンジン始動の安全性を保持しつつ、利便性の向上を図ることができる。
本発明の実施の形態(1)に係る遠隔始動装置を含んで構成されるエンジン始動システムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(1)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(1)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(2)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(4)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(5)に係る遠隔始動装置におけるマイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 従来の遠隔始動装置を含んで構成されるエンジン始動システムの要部を概略的に示したブロック図である。 送信機から送信されてくるエンジン始動を指示する信号を受信してから、エンジンが始動するまでの流れを示したタイミングチャートである。 送信機から送信されてくるエンジン始動を指示する信号を受信してから、エンジンが始動し、その後エンジンが停止するまでの流れを示したタイミングチャートである。
以下、本発明に係る遠隔始動装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係る遠隔始動装置を含んで構成されるエンジン始動システムの要部を概略的に示したブロック図である。但し、図11に示したエンジン始動システムと同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
図中11は遠隔始動装置を示しており、遠隔始動装置11はマイコン12と、携帯用送信機21から送信されてくる信号を受信するためのアンテナ13及び受信手段14と、IDコードが記憶されたEEPROM15と、ACCリレー16と、IGリレー17と、STリレー18とを含んで構成されている。
遠隔始動装置11はイグニッションキー1が差し込まれたことを検出するキー検出手段6と、ドアの開閉を検出するドア開閉検出手段7と、パーキングブレーキの作動を検出するパーキングブレーキ作動検出手段8と、セレクターレバーがどの位置にあるのかを検出するセレクターレバー位置検出手段9とが接続されており、遠隔始動装置11ではイグニッションキー1がキーシリンダ2に差し込まれていることや、ドアの開閉状態、パーキングブレーキが作動していること、セレクターレバーがパーキング位置にあることを認識することができるようになっている。また、遠隔始動装置11はランプ点灯装置19を制御することによって、ハザードランプを点灯させることができるようになっている。
携帯用送信機21はマイコン(図示せず)と、遠隔始動装置11に対して所定の信号を送信するためのアンテナ22及び送信手段(図示せず)と、IDコードが記憶されたEEPROM(図示せず)と、遠隔操作によりエンジンの始動を指示するための釦スイッチ23と、エンジンの停止を指示するための釦スイッチ24とを含んで構成されている。
携帯用送信機21のマイコンは、釦スイッチ23が押下されると、IDコードとエンジン始動の指示コードとを含んで構成される信号をアンテナ22から外部へ送信し、他方、釦スイッチ24が押下されると、IDコードとエンジン停止の指示コードとを含んで構成される信号をアンテナ22から外部へ送信するようになっている。
遠隔始動装置11は使用者が携帯する携帯用送信機21からエンジン始動を指示する信号を受信すると、まずその信号が正規の信号であるか否か(すなわち、携帯用送信機21以外の別の送信機からの信号でないか否か)を判断し、正規の信号であると判断すると、次に遠隔始動条件(例えば、イグニッションキー1がキーシリンダ2へ差し込まれていないことや、ドアが閉じていること、パーキングブレーキが作動していること、セレクターレバーがパーキング位置にあること)が満たされているか否かを判断し、前記遠隔始動条件が満たされていると判断すると、ACCリレー16、IGリレー17、STリレー18をオン状態にして、ACC信号、IG信号、及びスタータ信号をエンジン制御部3へ供給するようになっている。なお、ACCリレー16及びIGリレー17についてはエンジン停止までオン状態を維持し、STリレー18については数秒間程度(例えば、2〜3秒)オン状態とするようになっている。
また、遠隔始動装置11はエンジンの始動後、前記遠隔始動条件が満たされたまま、所定の時間t0(例えば、10〜15分間)が経過すると、ACCリレー16及びIGリレー17をオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給を止めるようになっている。なお、携帯用送信機21から送信されてくるエンジン始動を指示する信号を受信してから、エンジンが始動し、その後エンジンが停止するまでのタイミングチャートは図13に示したタイミングチャートと同様である。
実施の形態(1)に係る遠隔始動装置11におけるマイコン12の行う処理動作を図2〜図4に示したフローチャートに基づいて説明する。まず、初期設定として遠隔操作によってエンジンが始動しているか否かを示すためのフラグfと、エンジンが始動した回数をカウントするためのカウンタcとを0にする(ステップS1)。
次に、使用者の車両への乗降を検出するため、ドア開閉検出手段7から得られる情報に基づいて、ドアが開放されたか否かを判断し(ステップS2)、ドアが開放された(すなわち、使用者が車両から降車した、又は使用者が車両へ乗り込んだ、換言すれば、使用者が車両付近に存在する)と判断すれば、カウンタcを0にリセットして、エンジン始動を新たに所定の回数c1(例えば、c1=3)行える状態に復帰させ(ステップS2)、その後ステップS4へ進む。一方、ドアは開放されていないと判断すれば、カウンタcをリセットすることはできないので、ステップS3を飛ばしてそのままステップS4へ進む。
なお、ここではカウンタcを0にリセットする条件(すなわち、エンジン始動状況判定のリセット条件)として、ドアの開放を採用しているが(ステップS2、S3参照)、前記リセット条件はドアの開放に限定されるものではなく、別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、例えば、ドアの開閉(すなわち、ドアの開放だけでなく、閉鎖されることも含む)や、イグニッションキー1のキーシリンダ2への差し込み、ACCスイッチオン、IGスイッチオン、パーキングブレーキの不作動、セレクターレバーのパーキング位置以外への移動など、使用者が実際に車両へ乗り込んだことを示すものを採用したり、又はこれらの組み合わせであっても良い。
ステップS4では、アンテナ13及び受信手段14を介して、信号の受信があったか否かを判断し、信号の受信があったと判断すれば、次に受信した信号に含まれるIDコードがEEPROM15に記憶されているIDコードと一致するか否かを判断する(ステップS5)。一方、信号の受信はなかったと判断した場合は、ステップS17へ進んで処理動作a(図3参照)を行い、その後ステップS2へ戻る。
ステップS5において、受信した信号に含まれるIDコードがEEPROM15に記憶されているIDコードと一致する(すなわち、正規の使用者が携帯する携帯用送信機21から送信されてくる信号を受信した)と判断すれば、次に携帯用送信機21から送信されてきた信号にエンジン始動の指示コードが含まれているか否かを判断する(ステップS6)。一方、受信した信号に含まれるIDコードがEEPROM15に記憶されているIDコードと一致しないと判断した場合は、ステップS6〜S16、S18の処理動作を行う必要がないので、そのままステップS2へ戻る。
ステップS6において、携帯用送信機21から送信されてきた信号にエンジン始動の指示コードが含まれていると判断すれば、次にフラグfが0であるか否かを判断する(ステップS7)。一方、エンジン始動の指示コードが含まれていないと判断した場合は、ステップS18へ進んで処理動作b(図4参照)を行い、その後ステップS2へ戻る。
ステップS7において、フラグfが0である(すなわち、エンジンは始動していない)と判断すれば、次にキー検出手段6、ドア開閉検出手段7、パーキングブレーキ作動検出手段8、及びセレクターレバー位置検出手段9それぞれから得られる情報に基づいて、前記遠隔始動条件が成立しているか否かを判断する(ステップS8)。一方、フラグfが0でない(すなわち、既にエンジンは始動している)と判断した場合は、ステップS8〜S16の処理動作を行う必要がないので、そのままステップS2へ戻る。
ステップS8において、前記遠隔始動条件は成立していない(すなわち、遠隔操作によるエンジン始動を実現できる状態にない)と判断すれば、その旨を使用者へ知らせるために、ランプ点灯装置19を制御することによってハザードランプを5回点滅させ(ステップS9)、その後ステップS2へ戻る。
一方、前記遠隔始動条件が成立していると判断すれば、次にカウンタcに1を加算し(ステップS10)、1を加算したカウンタcが所定の回数c1(例えば、c1=3)以下であるか否かを判断し(ステップS11)、カウンタcが3以下である、すなわち前回ドアが開放された時点(ステップS2、S3で説明したように、ドアが開放されるとカウンタcが0にリセットされる)からのエンジン始動の回数はまだ3回に達していないと判断すれば、エンジン始動を禁止する必要がないので、セルモータ4を駆動させるために、ACCリレー16、IGリレー17、及びSTリレー18をオン状態にして、ACC信号、IG信号、及びスタータ信号をエンジン制御部3へ供給する(ステップS12)。
次にエンジンが始動してからの経過時間を計測するためのタイマtaを0にリセットしてスタートさせ(ステップS13)、フラグfを1にし(ステップS14)、そして遠隔操作によってエンジンが始動したことを使用者へ知らせるために、ランプ点灯装置19を制御することによってハザードランプを3回点滅させ(ステップS15)、その後ステップS2へ戻る。すなわち、遠隔操作によるエンジン始動を実現できる状態にない場合と異なる形態で告知するようになっている。
他方、ステップS11において、カウンタcが3以下でない(すなわち、前回ドアが開放された時点からのエンジン始動の回数が既に3回に達している)と判断すれば、使用者が車両へ乗り込まない状態が続いているにも拘らず、エンジン始動が頻繁に行われていると判定し、該判定により遠隔操作によるエンジン始動を受け付けないことを使用者へ知らせるために、ランプ点灯装置19を制御することによってハザードランプの5回点滅を2回繰り返し(ステップS16)、その後ステップS2へ戻る。このように、前回ドアが開放された時点からのエンジン始動の回数が最大で3回となるようにエンジン始動が制限される。また、ここでの遠隔操作によるエンジン始動を実現できる状態にないことの告知は、前記遠隔始動条件が満たされない場合の告知とその形態が異なるので、使用者へどのような理由でエンジン始動が実現されないのかを伝えることができる。
図3に示した処理動作aでは、まずフラグfが1であるか否かを判断し(ステップS21)、フラグfが1である(すなわち、エンジンが始動している)と判断すれば、次にキー検出手段6、ドア開閉検出手段7、パーキングブレーキ作動検出手段8、及びセレクターレバー位置検出手段9それぞれから得られる情報に基づいて、前記遠隔始動条件が成立しているか否かを判断する(ステップS22)。一方、フラグfが1でないと判断した場合は、ステップS22〜S25の処理動作を行う必要がないので、そのまま処理動作aを終了する。
ステップS22において、前記遠隔始動条件が成立していない(すなわち、遠隔操作によるエンジン始動を実現できる状態にない)と判断すれば、エンジンを停止させるためにACCリレー16及びIGリレー17をオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給を止め(ステップS23)、その後フラグfを0に戻す(ステップS24)。
一方、前記遠隔始動条件が成立していると判断すれば、次にタイマtaが所定の時間t0(例えば、10〜15分間)以上であるか否かを判断し(ステップS25)、タイマtaが所定の時間t0以上である(すなわち、遠隔操作によるエンジン始動を開始してから10〜15分間経過している)と判断すれば、エンジンを停止させるためにACCリレー16及びIGリレー17をオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給を止め(ステップS23)、その後フラグfを0に戻す(ステップS24)。
図4に示した処理動作bでは、まず携帯用送信機21から送信されてきた信号にエンジン停止の指示コードが含まれているか否かを判断し(ステップS31)、携帯用送信機21から送信されてきた信号にエンジン停止の指示コードが含まれていると判断すれば、次にフラグfが1であるか否かを判断する(ステップS32)。一方、エンジン停止の指示コードが含まれていないと判断した場合は、ステップS32〜S34の処理動作を行う必要がないので、そのまま処理動作bを終了する。
ステップS32において、フラグfが1である(すなわち、エンジンは始動している)と判断すれば、エンジンを停止させるためにACCリレー16及びIGリレー17をオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給を止め(ステップS33)、その後フラグfを0に戻す(ステップS34)。一方、フラグfは1でないと判断した場合は、ステップS33、S34の処理動作を行う必要がないので、そのまま処理動作bを終了する。
上記実施の形態(1)に係る遠隔始動装置によれば、エンジン始動の回数cが所定の回数c1(例えば、3回)以下でなく、エンジン始動が頻繁に行われていると判定された場合(すなわち、長時間暖機運転が続く虞がある場合、又は断続的であったとしても、トータルの暖機運転時間が長くなる虞がある場合)、携帯用送信機21からのエンジン始動指令を受けてのエンジン始動が禁止される。すなわち、所定の期間内における遠隔操作によるエンジン始動の回数が所定の回数を越える場合、遠隔操作によるエンジン始動が禁止される。
これにより、例えば、携帯用送信機21からのエンジン始動指令(すなわち、遠隔操作)によって4回目のエンジン始動が行われるのを防止することができる。従って、使用者が車両へ乗り込まない状態が続いているにも拘らず、エンジン始動が頻繁に行われるのを防止することができるので、長時間暖機運転が続くのを確実に回避することができる。
なお、ここでは、長時間暖機運転が続いているか否かの判定や、トータルの暖機運転時間が長くなっているか否かの判定を、エンジン始動の回数に基づいて行うようにしているが、別の実施の形態では、エンジンが始動してからの経過時間を計測するためのタイマtaを用いて、実際にエンジンの累積作動時間(トータルの暖機運転時間)を計測し、実際のエンジンの累積作動時間に基づいてこれら判定を行うようにしても良い。
また、ドアが開放され、使用者が車両付近に存在する、又は使用者が車両へ乗り込んでいると判断された場合、カウンタcは0にリセットされ、エンジン始動が新たに3回行える状態に復帰することになるので、必要以上にエンジン始動が禁止されるのを防止することができる。これにより、遠隔操作によるエンジン始動の安全性を確保しつつ、利便性の向上を図ることができる。
また、ここではドアが開放されてから、次にドアが開放されるまでの期間における、遠隔操作によるエンジン始動の頻度(又はエンジンの累積作動時間)に応じて、エンジン始動を制限するようにしているが、別の実施の形態では、ドアが閉鎖されてから、次にドアが開放されるまでの期間における、遠隔操作によるエンジン始動の頻度(又はエンジンの累積作動時間)に応じて、エンジン始動を制限するようにしても良い。
なお、上記実施の形態(1)に係る遠隔始動装置では、遠隔始動条件として、ドアが閉じていることが含まれているので、ドアが開放されてから、次にドアが開放されるまでの期間における、遠隔操作によるエンジン始動の頻度(又はエンジンの累積作動時間)は、ドアが閉鎖されてから、次にドアが開放されるまでの期間における、遠隔操作によるエンジン始動の頻度(又はエンジンの累積作動時間)と実質同じになる。
また、上記実施の形態(1)に係る遠隔始動装置では、ドアが開放されてから、次に開放されるまでの期間内における遠隔始動の回数に基づいて、前記遠隔始動を制限するようにし、例えば、前記期間内における前記遠隔始動の回数が、所定の回数を越える場合、前記遠隔始動を制限するようにしているが、別の実施の形態では、前記遠隔始動の回数だけでなく、前記期間内における前記遠隔始動によるエンジンの累積作動時間が所定の時間を越えた場合にも、前記遠隔始動を制限するようにしても良い。
次に実施の形態(2)に係る遠隔始動装置について説明する。但し、実施の形態(2)に係る遠隔始動装置11Aは、図1に示した遠隔始動装置11とはマイコン12を除き同様の構成であるので、マイコンには異なる符号を付し、その他の構成部分についての説明をここでは省略する。
図中11Aは遠隔始動装置を示しており、遠隔始動装置11Aはマイコン12Aと、携帯用送信機21から送信されてくる信号を受信するためのアンテナ13及び受信手段14と、IDコードが記憶されたEEPROM15と、ACCリレー16と、IGリレー17と、STリレー18とを含んで構成されている。
実施の形態(2)に係る遠隔始動装置11Aにおけるマイコン12Aの行う処理動作を図5〜図7に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、マイコン12Aの行う処理動作は、図2〜図4に示したマイコン12の行う処理動作と共通する部分が多いため、ここではその説明の一部を省略する。
まず、ステップS44において、信号の受信はなかったと判断し、ステップS59へ進んで行う処理動作c(図6参照)について説明する。処理動作cと図3に示した処理動作aとの違いは、エンジンを停止させるためにACCリレー16及びIGリレー17をオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給の停止後(ステップS63)、エンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtbを0にリセットしてスタートさせる処理を行うことである(ステップS64)。
次にステップS46(図5)において、携帯用送信機21から送信されてきた信号にエンジン始動の指示コードが含まれていないと判断し、ステップS60へ進んで行う処理動作d(図7参照)について説明する。処理動作dと図4に示した処理動作bとの違いは、処理動作cと処理動作aとの違いと同様に、エンジンを停止させるためにACCリレー16及びIGリレー17をオフ状態にしてACC信号、IG信号のエンジン制御部3への供給の停止後(ステップS73)、エンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtbを0にリセットしてスタートさせる処理を行うことである(ステップS74)。
ステップS51(図5)において、カウンタcが3以下でない(すなわち、前回ドアが開放された時点からのエンジン始動の回数が既に3回に達している)と判断すれば、次にタイマtbが所定の時間t1(例えば、30分)以上であるか否かを判断し(ステップS54)、タイマtbが30分以上である(すなわち、前回のエンジン停止からある程度の時間が経過している)と判断すれば、次にエンジンが始動したとしても、エンジン始動が頻繁に行われることにはならないと判定し、カウンタcを1にして(ステップS57)、その後ステップS52へ進んで、セルモータ4を駆動させるための処理動作を行う。
一方、ステップS56において、タイマtbが30分以上でない(すなわち、前回ドアが開放された時点からのエンジン始動の回数が3回に達し、なおかつ前回のエンジン停止からあまり時間が経過していない)と判断すれば、今回のエンジン始動によって、エンジン始動が頻繁に行われることになると判定し、該判定により遠隔操作によるエンジン始動を受け付けないことを使用者へ知らせるための告知処理を行い(ステップS58)、その後ステップS42へ戻る。
上記実施の形態(2)に係る遠隔始動装置によれば、前回ドアが開放された時点からのエンジン始動の回数が3回に達し、なおかつ前回のエンジン停止からあまり時間が経過していない場合、今回のエンジン始動によって、エンジン始動が頻繁に行われることになる(すなわち、断続的ではあったとしても、トータルの暖機運転時間が長くなる虞がある)と判定され、携帯用送信機21からのエンジン始動指令を受けてのエンジン始動が禁止される。
換言すれば、エンジン始動の回数が3回に達していたとしても、前回のエンジン停止からある程度の時間が経過している場合、携帯用送信機21からのエンジン始動指令を受けてのエンジン始動は禁止されない。これにより、遠隔操作によるエンジン始動の安全性の確保はもちろん、利便性の向上をより一層図ることができる。
なお、ここでは前回のエンジン停止から所定の時間t1(例えば、30分)が経過しているか否かの判断を、エンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtb(エンジン停止時に0にリセットされるタイマ)を用いて行っているが、前回のエンジン停止から所定の時間t1が経過しているか否かの判断は、タイマtbを用いて行う場合に限定されるものではない。
別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、例えば、前回のエンジン始動からの経過時間を計測するためのタイマT(エンジン始動時に0にリセットされるタイマ)を用いて、前回のエンジン始動から所定の時間T1(=t0+t1)が経過しているか否かを判断することによって、前回のエンジン停止から所定の時間t1が経過しているか否かを判断するようにしても良い。所定の時間t0(すなわち暖機時間)が15分である場合、所定の時間T1は45分となる。
次に実施の形態(3)に係る遠隔始動装置について説明する。但し、実施の形態(3)に係る遠隔始動装置11Bは、図1に示した遠隔始動装置11とはマイコン12を除き同様の構成であるので、マイコンには異なる符号を付し、その他の構成部分についての説明をここでは省略する。
図中11Bは遠隔始動装置を示しており、遠隔始動装置11Bはマイコン12Bと、携帯用送信機21から送信されてくる信号を受信するためのアンテナ13及び受信手段14と、IDコードが記憶されたEEPROM15と、ACCリレー16と、IGリレー17と、STリレー18とを含んで構成されている。
実施の形態(3)に係る遠隔始動装置11Bにおけるマイコン12Bの行う処理動作を図8に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、マイコン12Bの行う処理動作は、図5に示したマイコン12Aの行う処理動作と共通する部分が多いため、ここではその説明の一部を省略する。
ステップS88において、遠隔始動条件が成立していると判断すれば、次にエンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtbが所定の時間t2(例えば、30分)以上であるか否かを判断し(ステップS90)、タイマtbが30分以上でない(すなわち、前回のエンジン停止からあまり時間が経過していない)と判断すれば、次にカウンタcに1を加算し(ステップS91)、1を加算したカウンタcが所定の回数c2(例えば、c2=3)以下であるか否かを判断し(ステップS92)、カウンタcが3以下である(すなわち、前回ドアが開放された時点からのエンジン始動の回数はまだ3回に達していない)と判断すれば、次にセルモータ4を駆動させるために、ACCリレー16、IGリレー17、及びSTリレー18をオン状態にして、ACC信号、IG信号、及びスタータ信号をエンジン制御部3へ供給する(ステップS93)。
一方、ステップS90において、タイマtbが30分以上である(すなわち、前回のエンジン停止からある程度の時間が経過している)と判断すれば、エンジン始動は頻繁に行われることにはならないと判定し、カウンタcを1にして(ステップS98)、その後ステップS93へ進んで、セルモータ4を駆動させるための処理動作を行う。
上記実施の形態(3)に係る遠隔始動装置によれば、前回のエンジン停止から所定の時間t2(例えば、30分)内におけるエンジン始動の回数が所定の回数c2(例えば、3回)であると判断され(すなわち、短い時間間隔でエンジン始動が繰り返し行われ)、今回のエンジン始動(例えば、4回目のエンジン始動)によって、エンジン始動が繰り返し行われることになると判定された場合(すなわち、断続的であったとしても、トータルの暖機運転時間が長くなる虞がある場合)、携帯用送信機21からのエンジン始動指令を受けてのエンジン始動が禁止される。
これにより、例えば、30分以内の短い間隔でエンジン始動が3回繰り返された場合、携帯用送信機21からのエンジン始動指令(すなわち、遠隔操作)によって4回目のエンジン始動が行われるのを防止することができる。従って、短い間隔でエンジン始動が4回行われることはないので、長時間暖機運転が続くのを確実に回避することができる。
なお、ここでは前回のエンジン停止から所定の時間t2(例えば、30分)が経過しているか否かの判断を、エンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtb(エンジン停止時に0にリセットされるタイマ)を用いて行っているが、前回のエンジン停止から所定の時間t2が経過しているか否かの判断は、タイマtbを用いて行う場合に限定されるものではない。
別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、例えば、前回のエンジン始動からの経過時間を計測するためのタイマT(エンジン始動時に0にリセットされるタイマ)を用いて、前回のエンジン始動から所定の時間T2(=t0+t2)が経過しているか否かを判断することによって、前回のエンジン停止から所定の時間t2が経過しているか否かを判断するようにしても良い。所定の時間t0(すなわち暖機時間)が15分である場合、所定の時間T2は45分となる。
また、ここでは短い間隔でエンジン始動が繰り返される場合、遠隔操作によるエンジン始動を制限するようにしているが、別の実施の形態では、短い間隔でエンジン始動が繰り返されることそれ自体を禁止するようにしても良く、例えば、エンジン停止から次のエンジン始動までの経過時間が所定の時間より短い場合、遠隔始動を禁止するようにしても良い。
次に実施の形態(4)に係る遠隔始動装置について説明する。但し、実施の形態(4)に係る遠隔始動装置11Cは、図1に示した遠隔始動装置11とはマイコン12を除き同様の構成であるので、マイコンには異なる符号を付し、その他の構成部分についての説明をここでは省略する。
図中11Cは遠隔始動装置を示しており、遠隔始動装置11Cはマイコン12Cと、携帯用送信機21から送信されてくる信号を受信するためのアンテナ13及び受信手段14と、IDコードが記憶されたEEPROM15と、ACCリレー16と、IGリレー17と、STリレー18とを含んで構成されている。
実施の形態(4)に係る遠隔始動装置11Cにおけるマイコン12Cの行う処理動作を図9に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、マイコン12Cの行う処理動作は、図5に示したマイコン12Aの行う処理動作と共通する部分が多いため、ここではその説明の一部を省略する。
ステップS108において、遠隔始動条件が成立していると判断すれば、次にカウンタcに1を加算し(ステップS110)、1を加算したカウンタcが2以上であるか否か(すなわち、前回ドアの開放後における最初のエンジン始動から数えて2回目以降のエンジン始動となるか否か)を判断し(ステップS111)、カウンタcが2以上であると判断すれば、次にエンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtbが所定の時間t3(例えば、30分)以上であるか否かを判断し(ステップS112)、タイマtbが30分以上である(すなわち、前回のエンジン停止からある程度の時間が経過している)と判断すれば、次にセルモータ4を駆動させるために、ACCリレー16、IGリレー17、及びSTリレー18をオン状態にして、ACC信号、IG信号、及びスタータ信号をエンジン制御部3へ供給する(ステップS113)。
一方、タイマtbが30分以上でない(すなわち、前回のエンジン停止からあまり時間が経過していない)と判断すれば、今回のエンジン始動によって、エンジン始動が頻繁に行われることになると判定し、該判定により遠隔操作によるエンジン始動を受け付けないことを使用者へ知らせるための告知処理を行い(ステップS117)、その後ステップS102へ戻る。また、ステップS111において、カウンタcが2以上でないと判断した場合は、ステップS112を飛ばして、そのままステップS113へ進んで、セルモータ4を駆動させるための処理動作を行う。
上記実施の形態(4)に係る遠隔始動装置によれば、前回のエンジン停止から今回のエンジン始動までの経過時間が所定の時間t3(例えば、30分)以下であると判断された場合(すなわち、短い間隔でエンジン始動が繰り返し行われることになる場合)、今回のエンジン始動によって、エンジン始動が頻繁に行われることになると判定される。これにより、例えば、30分以内の短い間隔でエンジン始動が繰り返されるのを防止することができるので、断続的であったとしても、トータルの暖機運転時間が長くなるのを確実に回避することができる。
なお、ここでは前回のエンジン停止から所定の時間t3(例えば、30分)が経過しているか否かの判断を、エンジン停止からの経過時間を計測するためのタイマtb(エンジン停止時に0にリセットされるタイマ)を用いて行っているが、前回のエンジン停止から所定の時間t3が経過しているか否かの判断は、タイマtbを用いて行う場合に限定されるものではない。
別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、例えば、前回のエンジン始動からの経過時間を計測するためのタイマT(エンジン始動時に0にリセットされるタイマ)を用いて、前回のエンジン始動から所定の時間T3(=t0+t3)が経過しているか否かを判断することによって、前回のエンジン停止から所定の時間t3が経過しているか否かを判断するようにしても良い。所定の時間t0(すなわち暖機時間)が15分である場合、所定の時間T3は45分となる。
次に実施の形態(5)に係る遠隔始動装置について説明する。但し、実施の形態(5)に係る遠隔始動装置11Dは、図1に示した遠隔始動装置11とはマイコン12を除き同様の構成であるので、マイコンには異なる符号を付し、その他の構成部分についての説明をここでは省略する。
図中11Dは遠隔始動装置を示しており、遠隔始動装置11Dはマイコン12Dと、携帯用送信機21から送信されてくる信号を受信するためのアンテナ13及び受信手段14と、IDコードが記憶されたEEPROM15と、ACCリレー16と、IGリレー17と、STリレー18とを含んで構成されている。
実施の形態(5)に係る遠隔始動装置11Dにおけるマイコン12Dの行う処理動作を図10に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、マイコン12Dの行う処理動作は、図2に示したマイコン12の行う処理動作と共通する部分が多いため、ここではその説明の一部を省略する。
ステップS128において、遠隔始動条件が成立していると判断すれば、次にあるエンジン始動の時点からの経過時間を計測するためのタイマtc(ステップS135参照)が所定の時間t4(例えば、60分)以下であるか否かを判断し(ステップS130)、タイマtcが60分以下であると判断すれば、次にカウンタcに1を加算し(ステップS131)、1を加算したカウンタcが所定の回数c3(例えば、c3=3)以下であるか否かを判断し(ステップS132)、カウンタcが3以下でない(すなわち、60分経過するまでにエンジン始動の回数が3回に達している)と判断すれば、4回目のエンジン始動によって、エンジン始動が頻繁に行われることになると判定し、該判定により遠隔操作によるエンジン始動を受け付けないことを使用者へ知らせるための告知処理を行い(ステップS140)、その後ステップS122へ戻る。このように、60分間におけるエンジン始動の回数が最大で3回に制限されるようになっている。
一方、ステップS132において、カウンタcが3以下であると判断すれば、次にセルモータ4を駆動させるために、ACCリレー16、IGリレー17、及びSTリレー18をオン状態にして、ACC信号、IG信号、及びスタータ信号をエンジン制御部3へ供給し(ステップS133)、次にカウンタcが1であるか否かを判断する(ステップS134)。なお、カウンタcはステップS123で0にリセットされたり、ステップS139で1にされ、エンジン始動の回数がカウントし直されるようになっている。
カウンタcが1である(すなわち、カウントし直されることによって、今回のエンジン始動が1回目のエンジン始動となっている)と判断すれば、今回のエンジン始動の時点からの経過時間を計測するために、タイマtcを0にリセットしてスタートさせ(ステップS135)、その後ステップS136へ進む。一方、カウンタcが1でないと判断すれば、ステップS135を飛ばしてステップS136へ進む。
また、ステップS130において、タイマtcが60分以下でない(すなわち、あるエンジン始動の時点から60分が経過した)と判断すれば、エンジン始動の回数を新たに3回行うことのできる状態に復帰させるために、カウンタcを1にし(ステップS139)、その後ステップS133へ進む。
上記実施の形態(5)に係る遠隔始動装置によれば、次のエンジン始動によって所定の時間t4(例えば、使用者が車両を離れてから、最初にエンジンが始動された時点から60分間)内におけるエンジン始動の回数が4回になると判断された場合、エンジン始動は頻繁に行われることになると判定される。例えば、60分という決して長いとは言えない時間内にエンジン始動が4回行われるのを禁止することができる。これにより、排気ガスの温度が高くなりすぎたり、車両の周囲における有害ガスの量が多くなりすぎるのを防止することができる。
なお、上記実施の形態(5)に係る遠隔始動装置では、前回のエンジン停止と今回のエンジン始動との時間間隔に制限を設けるようになっていないが、別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、例えば、前回のエンジン停止から今回のエンジン始動までに所定の時間(例えば、5分)の経過を要するといった条件を加味しても良い。また、新たにカウントし直されて1回目となるエンジン始動と、その前のエンジン停止との時間間隔だけに制限を設けるようにしても良い。
また、ここでは使用者が車両を離れるなどしてから、最初にエンジン始動された時点から所定の時間t4(例えば、60分)が経過しているか否かの判断を、前記最初のエンジン始動の時点からの経過時間を計測するためのタイマtc(前記最初のエンジン始動時に0にリセットされるタイマ)を用いて行っているが、前記最初のエンジン始動から所定の時間t4が経過しているか否かの判断は、タイマtcを用いて行う場合に限定されるものではない。
別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、例えば、前記最初のエンジン始動が停止した時点からの経過時間を計測するためのタイマT’(前記最初のエンジン始動が停止した時点に0にリセットされるタイマ)を用いて、前記最初のエンジン始動が停止した時点から所定の時間T’1(=t4−t0)が経過しているか否かを判断することによって、前記最初のエンジン始動から所定の時間t4が経過しているか否かを判断するようにしても良い。所定の時間t0(すなわち暖機時間)が15分である場合、所定の時間T’1は45分となる。
上記実施の形態(1)〜(5)に係る遠隔始動装置では、所定の回数c1〜c3、所定の時間t1〜t4のパラメータを固定した場合について説明しているが、これらパラメータは固定させなくても良く、別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、車両の環境(例えば、車両から出される排気ガスの温度、車両の周囲における有害ガスの量、車両周囲の温度、車両の存在している位置)に関する情報に基づいて、車両から出される排気ガスが低い場合や、車両の周囲における有害ガスの量が少ない場合、車両周囲の温度が低い場合、車両が車庫内ではなく閉ざされていない広い場所に停車している場合には、エンジン始動を制限する閾値が高くなるようにこれらパラメータを設定するようにしても良い。
なお、車両から出される排気ガスの温度や、車両の周囲における有害ガスの量、車両周囲の温度に関する情報については、各種センサを車両に装備することによって得られ、また、車両が車庫内に存在しているか否かに関する情報については、ナビゲーション装置などから取得することができる。
また、上記実施の形態(1)〜(5)に係る遠隔始動装置では、エンジンを始動させるために、ACCリレー16、IGリレー17、及びSTリレー18をオン状態にした後、フラグfを1にし、また、ACCリレー16、及びIGリレー17をオフ状態にした後、フラグfを0にしているが、別の実施の形態に係る遠隔始動装置では、エンジンが駆動している時にHigh信号を出力するオルタネータL端子などからの信号を取り込み、実際のエンジンの駆動状況に基づいて、フラグfの数値切り換えを行うようにしても良い。
11、11A〜11D 遠隔始動装置
12、12A〜12D マイコン
16 ACCリレー
17 IGリレー
18 STリレー

Claims (3)

  1. 送信機からのエンジン始動指令に応答して、車両のエンジンを遠隔始動させる始動手段を備えた遠隔始動装置において、
    所定の期間内における断続的な前記遠隔始動によるエンジンの作動時間を累積して計測する計測手段と、
    該計測手段により計測された前記作動時間が所定の時間以上になった場合、前記送信機からの指令を受けてのエンジン始動からその後のエンジン停止までの一連の動作からなるエンジン始動が頻繁に行われていると判定し、前記遠隔始動を禁止する禁止手段とを備えていることを特徴とする遠隔始動装置。
  2. 前記車両における正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することが検出された場合、前記遠隔始動の禁止を行うべきか否かの判定に用いる情報をリセットするリセット手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の遠隔始動装置。
  3. 送信機からのエンジン始動指令に応答して、車両のエンジンを遠隔始動させる始動手段を備えた遠隔始動装置において、
    所定期間内における断続的な前記遠隔始動によるエンジンの作動時間を累積して計測する計測手段と、
    前記車両における正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することを検出する検出手段と、
    該検出手段により正規の使用者が前記車両の周囲に存在すること、又は前記正規の使用者が前記車両内に存在することが検出されると前記計測手段の計測結果をリセットするリセット手段と、
    前記計測手段で計測された前記作動時間が、リセットされることなく所定の時間以上になった場合、前記送信機からの指令を受けてのエンジン始動からその後のエンジン停止までの一連の動作からなるエンジン始動が頻繁に行われていると判定し、前記遠隔始動を禁止する禁止手段とを備えていることを特徴とする遠隔始動装置。
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