JPH061748U - エンジン始動制御装置 - Google Patents

エンジン始動制御装置

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JPH061748U
JPH061748U JP046805U JP4680592U JPH061748U JP H061748 U JPH061748 U JP H061748U JP 046805 U JP046805 U JP 046805U JP 4680592 U JP4680592 U JP 4680592U JP H061748 U JPH061748 U JP H061748U
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JP
Japan
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engine
engine start
control device
power supply
vehicle
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Application number
JP046805U
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English (en)
Inventor
辰巳 飯田
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンを自動停止させるための条件にエン
ジンの排気温度および有毒ガス濃度を加え、エンジンの
排気温度が異常な高温になり火災が発生したりする危険
を回避し、またエンジンが故障したりするのを防止し、
さらに、ガレージ内で車両周囲の二酸化炭素量が異常に
増加したりして酸欠状態になり人体に害を与える危険性
を無くす。 【構成】 無線によりエンジン始動信号を受信し、該エ
ンジン始動信号に基づいてエンジンを始動するための信
号を出力する制御回路を有するエンジン始動制御装置に
おいて、排気温度センサまたは車両の周囲の有害ガス濃
度を検出するガスセンサを設け、前記排気温度センサま
たはガスセンサからの出力レベルが所定値以上になった
ときに前記制御回路が前記エンジンの駆動を停止するよ
うに構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、エンジン始動制御装置に関し、さらに詳しくは、エンジンの始動 や停止を制御することの出来るエンジン始動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエンジン始動制御装置としては、例えば図3に示すようなものがある。
【0003】 この図においてECはエンジン始動制御装置であり、51は受信用アンテナ、 52は受信機、53はマイクロコンピュータを備えたコントロール回路、54は アクセサリ電源制御リレー、55はイグニッション電源制御リレー、56はエン ジンスタータ電源制御リレー、57はパーキングブレーキスイッチ、58はギヤ がパーキング位置にあるときに閉成されるギヤ位置スイッチ、59はキースイッ チでありキーが差し込まれていないときにオフとなるスイッチである。60はイ グニッションキースイッチ、61は車載バッテリである。
【0004】 次に動作について説明する。
【0005】 図示していない送信機から送られてくる信号を受信アンテナ51で受信し、次 いで受信した電波は受信機52により検波される。そして、受信した電波からI Dコードやファンクションコードを復調し、コントロール回路53に入力する。 コントロール回路53では、供給された前記ファンクションコードに応じてエ ンジンの始動信号あるいはエンジンの停止信号を出力する。コントロール回路5 3は、パーキングブレーキスイッチ57がオフ(サイドブレーキをひいている状 態)、ギヤ検出位置スイッチ58がオン、キースイッチ59がオフであることを 条件にエンジンの始動信号を出力する。
【0006】 またコントロール回路53は、パーキングブレーキスイッチ57、ギヤ検出位 置スイッチ58、キースイッチ59において前記条件が一つでも満足されていな いときにエンジンの停止信号を出力し、エンジンは始動されない。またエンジン が駆動中であるときには自動停止させる。
【0007】 これは、保安基準第11条の2によりリモートコントロールによりエンジンを 始動し、車両を移動することを禁止しているためである。
【0008】 図4は、無線によりエンジンの始動あるいは停止を行う際のコントロール回路 53の動作を示すフローチャートであり、受信用アンテナ51でIDコードを受 信すると(ST4−1)、受信したIDコードが自分のIDコードと一致するか を判断し(ST4−2)、YESであればファンクションコードがエンジンの始 動を指示するコードかを判断し(ST4−3)、YESであればエンジンが始動 しているかを判断し(ST4−4)、NOであればパーキングブレーキスイッチ 57がオフか(ST4−5)、ギヤがパーキングの状態にあるか(ST4−6) 、キースイッチがオフか(ST4−7)を順次判断し、全てYESの場合はエン ジンスタータ電源制御リレーオン(ST4−8)とする。また、上記ST4−3 ,ST4−5〜ST4−7の判断がNO、ST4−4の判断がYESの場合はエ ンジンスタータ電源制御リレーオフ(ST4−9)とする。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のエンジン始動制御装置にあっては、無線によ りエンジンが始動すると、エンジン始動後はパーキングブレーキスイッチ57, ギヤ検出位置スイッチ58,キースイッチ59の状態が変化しない限りはエンジ ンは回転している状態にあり、またタイマーにより20分前後でエンジンの回転 が自動停止するように構成された自動停止装置を備えたものであっても、前記タ イマがタイムアップするまでの20分の時間内はエンジンは回転しているので、 エンジンの排気温度が異常な高温になりマフラの近くに燃えやすいものがあると 火災になる恐れが生じ、またエンジンの故障を来す問題点があった。
【0010】 また、ガレージ内では車両周囲の二酸化炭素量が異常に増加したりして人体に 害を与える問題点があった。
【0011】 この考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、エンジンを 自動停止させるための条件にエンジンの排気温度および有害ガス濃度を加えるこ とにより上記問題点を解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この考案のエンジン始動制御装置は、無線によりエンジン始動信号を受信し、 該エンジン始動信号に基づいてエンジンを始動するための信号を出力するコント ロール回路を有するエンジン始動制御装置において、排気温度センサまたは車両 の周囲の有害ガス濃度を検出するガスセンサを設け、前記コントロール回路は、 前記排気気温センサまたはガスセンサからの出力レベルが所定値以上になったと きに前記エンジンの駆動を停止するように構成したものである。
【0013】
【作用】
この考案におけるエンジン始動制御装置は、排気温度センサまたはガスセンサ からの出力レベルが所定値以上になったときにエンジンの駆動を停止するので、 エンジンの排気温度が異常な高温になり火災が発生したりする危険を回避し、ま たエンジンが故障したりするのを防ぐことが出来る。さらに、ガレージ内で車両 周囲の二酸化炭素量が異常に増加したりして人体に害を与える危険性も無くなる 。
【0014】
【実施例】
以下、この考案を図面に基づいて説明する。
【0015】 図1は、この考案のエンジン始動制御装置の一実施例を示す回路図である。ま ず構成を説明すると、ECはエンジン始動制御装置であり、1は受信用アンテナ 、2は受信機、3はマイクロコンピュータを備えたコントロール回路、4はアク セサリ電源制御リレー、5はイグニッション電源制御リレー、6はエンジンスタ ータ電源制御リレー、7はパーキングブレーキスイッチであり車のサイドブレー キが引かれているときにオフとするスイッチである。8はギヤーがパーキング位 置にあるときに閉成されるギヤ位置スイッチ、9はキースイッチでありキーが差 し込まれていないときにオフとなるスイッチである。10は手動により操作され るイグニッションキースイッチ、11は車載バッテリである。
【0016】 13は排気温度センサであり、車のマフラ14内に取り付けられている。15 は排気温度検出装置であり、排気の温度が異常温度になったときに警報ランプを 点灯すると共に異常検出信号を出力する装置である。
【0017】 16は二酸化炭素検出センサであり、二酸化炭素濃度に応じて抵抗値が変化す る。17は前記二酸化炭素検出センサ16を用いたブリッジ回路である。18は 二酸化炭素検出装置であり、前記二酸化炭素検出センサ16が検出した二酸化炭 素濃度に応じたディジタル信号を出力する回路である。
【0018】 19は前記排気温度検出装置15のインターフェース回路、20は前記二酸化 炭素検出装置18のインターフェース回路である。
【0019】 次に図示していない送信機により無線でエンジンを始動させるときの動作につ いて図2に示すフローチャートを基に説明する。
【0020】 まず、アクセサリ電源制御リレー4,イグニッション電源制御リレー5,エン ジンスタータ電源制御リレー6がオンになっているか否かを判断し(ステップS T2−1)、次いでIDコードの受信が行われ(ステップST2−2)、受信し たIDコードが自分に割り当てられたIDコードと一致するか否かを判断する( ステップST2−3)。受信したIDコードが自分に割り当てられたIDコード と一致すると、さらに受信したファンクションコードがエンジンの始動を指示す るコードであるか否かを判断する(ステップST2−4)。ファンクションコー ドがエンジンの始動を指示するものでないときには、ステップST2−13に進 み、そのファンクションコードに応じた処理が行われる。
【0021】 一方、ファンクションコードがエンジンの始動を指示するコードであるときに は、次にパーキングブレーキスイッチ7がオフになっているか否かを判断する( ステップST2−5)。パーキングブレーキスイッチ7がオフになっていると( 車のサイドブレーキが引かれている状態)、さらにギヤがパーキングの状態にあ るか否かをギヤ位置スイッチ8の状態を基に判断し(ステップST2−6)、ギ ヤがパーキングの状態にあると、今度はキースイッチ10がオフになっているか 否かを判断する(ステップST2−7)。キースイッチ10がオフになっている (キーが差し込まれていない状態)と、アクセサリ電源制御リレー4,イグニッ ション電源制御リレー5,エンジンスタータ電源制御リレー6をオンする(ステ ップST2−8)。
【0022】 すなわち、アクセサリ電源制御リレー4,イグニッション電源制御リレー5, エンジンスタータ電源制御リレー6は、パーキングブレーキスイッチ7がオフで あり、且つギヤがパーキングの状態にあり、さらにキースイッチ10がオフのと きにオンとなり、アクセサリ電源制御リレー4,イグニッション電源制御リレー 5,エンジンスタータ電源制御リレー6の夫々の接点が閉成され、車載バッテリ 11の直流電力が図示していないアクセサリ電源回路やイグニッション電源回路 やスタータ電源回路に供給され、エンジンが始動する。
【0023】 次にステップST2−9に進み、排気ガスの温度が危険な温度になったか否か が判断される。この判断は、排気温度検出装置15の出力する異常検出信号を基 に行われる。さらに、二酸化炭素量が異常値となったか否かが判断される(ステ ップST2−10)。これは二酸化炭素検出装置18の出力するディジタル信号 を基に二酸化炭素量が所定の基準値を越えたか否かを判断することにより行われ る。
【0024】 ステップST2−9において排気ガスの温度が危険な温度になったと判断され たときや、ステップST10において二酸化炭素量が異常値となったときには、 アクセサリ電源制御リレー4,イグニッション電源制御リレー5,エンジンスタ ータ電源制御リレー6がオフされて接点が開き、図示していないアクセサリ電源 回路やイグニッション電源回路やスタータ電源回路への直流電力が遮断され、エ ンジンが停止する(ステップST2−12)。
【0025】 このようにエンジンが無線により始動された後のアイドリング状態では、アク セサリ電源制御リレー4,イグニッション電源制御リレー5,エンジンスタータ 電源制御リレー6はオンの状態になっているので、ステップST2−1の次はス テップST2−9,ステップST2−10の処理が実行されることになり、ガレ ージ内での長時間のアイドリングによる酸欠状態の発生や排気ガスによる温度上 昇が生じると、アクセサリ電源回路やイグニッション電源回路やスタータ電源回 路への直流電力の供給が遮断され、エンジンが停止する(ステップST2−12 )。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、排気温度センサまたは車両の周囲の 有毒濃度を検出するガスセンサを設け、前記排気温度センサまたはガスセンサか らの出力レベルが所定値以上になったときに前記エンジンが停止するように構成 したので、無線によりエンジンを始動した後のアイドリング状態において、エン ジンの排気温度が異常な高温になり火災が発生したりする危険を回避でき、また エンジンが故障したりするのを防ぐことが出来る。さらに、ガレージ内で車両周 囲の二酸化炭素量が異常に増加したりして酸欠状態になり人体に害を与える危険 性も無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のエンジン始動制御装置の一実施例を
示す回路図である。
【図2】無線でエンジンを始動するときの動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】従来のエンジン始動制御装置の構成を示す回路
図である。
【図4】従来のエンジン始動制御装置における無線でエ
ンジンを始動するときの動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
EC エンジン始動制御装置 3 コントロール回路 13 排気温度センサ 16 二酸化炭素検出センサ(ガスセンサ)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線によりエンジン始動信号を受信し、
    該エンジン始動信号に基づいてエンジンを始動するため
    の信号を出力するコントロール回路(3)を有するエン
    ジン始動制御装置において、排気温度センサ(13)ま
    たは車両の周囲の有毒ガス濃度を検出するガスセンサ
    (16)を設け、前記コントロール回路(3)は、前記
    排気気温センサ(13)またはガスセンサ(16)から
    の出力レベルが所定値以上になったときに前記エンジン
    の駆動を停止することを特徴とするエンジン始動制御装
    置。
JP046805U 1992-06-12 1992-06-12 エンジン始動制御装置 Pending JPH061748U (ja)

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