JP5275562B2 - 粉末状のシリカコンポジット粒子及びその製造方法、シリカコンポジット粒子分散液、並びに樹脂組成物 - Google Patents
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Description
で表されるホスホニウム塩を混合して得られる反応原料溶液に、酸又はアルカリを加えて、該アルコキシシランを加水分解することにより、該コアシリカ粒子の表面処理を行う表面処理工程を行い得られることを特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーを含有することを特徴とする前記本発明(1)又は(2)いずれか記載の粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
該コアシリカ粒子の表面に形成されており且つイオン液体を含有するシリカ被膜と、
からなり、
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
該コアシリカ粒子の表面に形成されており且つ前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩を含有するシリカ被膜と、
からなり、
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子を提供するものである。
平均粒径が5〜900nmのコアシリカ粒子を含有するシリカゾルと、
イオン液体又は前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩と、
アルコキシシランと、
前記一般式(2)で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーと、
を混合して得られる反応混合溶液に、酸又はアルカリを加えて、アルコキシシランを加水分解することにより、コアシリカ粒子の表面処理を行う表面処理工程を行い得られる粉末状のシリカコンポジット粒子である。
で表わされる過酸化フルオロアルカノイル化合物と、下記一般式(4):
で表されるビニル基を有する化合物とを原料とし、下記反応式(5)に従って、前記一般式(3)で表される過酸化フルオロアルカノイル化合物と前記一般式(4)で表されるビニル基を有する化合物とを反応させ、前記一般式(2)で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーを得る。
コアシリカ粒子と、
イオン液体又は前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩、及び前記一般式(2)で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーを含有するアルコキシシランの加水分解物と、からなる複合粒子である。
イオン液体がコアシリカ粒子に担持されており、
平均粒径が、5〜900nmである。
前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩がコアシリカ粒子に担持されており、
平均粒径が、5〜900nmである。
イオン液体及び前記一般式(2)で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーがコアシリカ粒子に担持されており、
平均粒径が、5〜900nmである。
前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩及び前記一般式(2)で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーがコアシリカ粒子に担持されており、
平均粒径が、5〜900nmである。
コアシリカ粒子と、
該コアシリカ粒子の表面に形成されており且つイオン液体を含有するシリカ被膜と、
からなり、
平均粒径が、5〜900nmである。
コアシリカ粒子と、
該コアシリカ粒子の表面に形成されており且つ前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩を含有するシリカ被膜と、
からなり、
平均粒径が、5〜900nmである。
コアシリカ粒子と、
該コアシリカ粒子の表面に形成されており、且つイオン液体又は前記一般式(1)で表されるホスホニウム塩と、前記一般式(2)で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーとを含有するシリカ被膜と、
からなり、
平均粒径が、5〜900nmである。
1Lの3つ口フラスコに、アクリル酸29.4g(0.41mol)及びAK−225を500mlを仕込み、更に、室温で、ペルフルオロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイルペルオキシド([C3F7−O−CF(CF3)−CO−O−]2)の10%AK−225溶液を334g(ペルフルオロ−2−メチル−3−オキサヘキサノイルペルオキシド0.05mol)仕込んだ。その後、撹拌しながら45℃まで昇温し、5時間熟成後、撹拌を止めて、一晩静置した。静置後、濃縮し、AK−225を用いて洗浄し、ろ過を行い、50℃で真空乾燥して、オリゴマー(略称:RF−ACA)を得た。その結果を表1に示す。
・AK−225:旭硝子社製、不燃性フッ素系溶剤、構造式CF3CF2CHCl2/CClF2CF2CHClF
アクリル酸29.4gに代えて、ジアセトンアクリルアミド69.3g(0.41mol)とする以外は、合成例1と同様の方法で行い、オリゴマー(略称:RF−DOBAA)を得た。その結果を表1に示す。
アクリル酸29.4gに代えて、ジメチルアクリルアミド42.6g(0.41mol)とする以外は、合成例1と同様の方法で行い、オリゴマー(略称:RF−DMAA)を得た。その結果を表1に示す。
以下に、実施例で用いたイオン液体の化学式を示す。
50mlのサンプル瓶に、メタノール20mlを入れ、次いで、イオン液体E0.5ml、シリカゾル3.3g(SiO2の含有量が1.0g)、及びテトラエトキシシラン2.3mlを入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水0.5mlを加えた。一晩撹拌した後、濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。粉末状のシリカコンポジット粒子のリン原子の含有量を、ICP発光分析計を用いて測定した。また、粉末状のシリカコンポジット粒子を、メタノールに加えて、24時間撹拌して、メタノール中に分散させ、測定試料(A)を得、光散乱光度計を用いて、平均粒径を測定した。その結果、収率は25mass%、平均粒径は109.7±22.8nmであった。
・シリカゾル:(30%メタノール溶液、日産化学工業社製、粒径10〜20nm)
・テトラエトキシシラン:東京化成社製、T0100
イオン液体E0.5mlに代えて、イオン液体H0.5mlとする以外は、実施例1と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は44mass%、リン原子含有量は0.06mass%、平均粒径は45.2±10.17nmであった。また、得られた粉末状のシリカコンポジット粒子の粒度分布の測定を行った結果を、図1に示す。
50mlのサンプル瓶に、メタノール20mlを入れ、次いで、イオン液体F0.5ml、合成例2で得られたRF−DOBAAオリゴマー0.5g、実施例1で用いたシリカゾル3.33g(SiO2の含有量が1.0g)、及び実施例1で用いたテトラエトキシシラン2.3mlとを入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水0.5mlを加えた。一晩撹拌した後、濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。粉末状のシリカコンポジット粒子のリン原子の含有量を、ICP発光分析計を用いて測定した。また、粉末状のシリカコンポジット粒子のフッ素原子の含有量を、元素分析計により測定した。また、粉末状のシリカコンポジット粒子を、メタノールに加えて、24時間撹拌して、メタノール中に分散させ、測定試料(A)を得、光散乱光度計を用いて、平均粒径を測定した。その結果、収率は38.10mass%、リン原子含有量は0.34mass%、フッ素原子含有量は1.29mass%、平均粒径は82.9±8.2nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体H0.5mlとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は23.51mass%、リン原子含有量は0.077mass%、フッ素原子含有量は2.18mass%、平均粒径は27.1±16.4nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体C0.5mlとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は34.39mass%、リン原子含有量は0.14mass%、平均粒径は27.1±1.7nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体E0.5mlとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は43.69mass%、リン原子含有量は0.059mass%、フッ素原子含有量は0.35mass%、平均粒径は45.0±10.7nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体A0.5mlとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は20.56mass%、リン原子含有量は0.083mass%、フッ素原子含有量は1.87mass%、平均粒径は52.1±6.5nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体D0.5mlとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は17.43mass%、リン原子含有量は0.13mass%、平均粒径は51.2±0.0nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体D0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例1で得られたRF−ACAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は8.01mass%、平均粒径は57.6±9.0nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体H0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例1で得られたRF−ACAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は58.27mass%、リン原子含有量は0.60mass%、フッ素原子含有量は0.86mass%、平均粒径は44.6±9.0nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体C0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例1で得られたRF−ACAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は41.58mass%、リン原子含有量は0.54mass%、平均粒径は46.2±6.1nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体E0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例1で得られたRF−ACAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は53.15mass%、リン原子含有量は0.14mass%、フッ素原子含有量は0.94mass%、平均粒径は37.4±4.3nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体H0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例3で得られたRF−DMAAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は55.08mass%、リン原子含有量は0.25mass%、フッ素原子含有量は0.59mass%、平均粒径は44.7±0.0nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体C0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例3で得られたRF−DMAAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は57.75mass%、リン原子含有量は0.17mass%、平均粒径は50.1±6.0nmであった。
イオン液体F0.5mlに代えて、イオン液体E0.5mlとし、RF−DOBAAオリゴマー0.5gに代えて、合成例3で得られたRF−DMAAオリゴマー0.5gとする以外は、実施例3と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は51.86mass%、リン原子含有量は0.044mass%、フッ素原子含有量は0.52mass%、平均粒径は124.4±23.5nmであった。
実施例1、2、3、4、5、6、7、8、9、10及び13で得られた粉末状のシリカコンポジット粒子の分散性試験を以下の手順で行った。その結果を表2に示す。
(分散試験1)
上記実施例での粉末状のシリカコンポジット粒子の製造において、測定試料(A)の平均粒径を測定した後、真空乾燥により、測定試料(A)中のメタノールを除去し、次いで、メタノールを加えて、24時間撹拌して、再びメタノール中に分散させ、測定試料(B)を得、平均粒径を測定した。
(分散試験2)
上記分散試験1で、測定試料(B)の平均粒径の測定後、真空乾燥により、測定試料(B)中のメタノールを除去し、次いで、水を加えて、24時間撹拌して、水中に分散させ、測定試料(C)を得、平均粒径を測定した。
(分散試験3)
上記分散試験2で測定試料(C)の平均粒径の測定後、真空乾燥により、測定試料(C)中の水を除去し、次いで、テトラヒドロフラン(THF)を加えて、24時間撹拌して、THF中に分散させ、測定試料(D)を得、平均粒径を測定した。
50mlのサンプル瓶に、メタノール20mlを入れ、次いで、イオン液体A0.5ml、シリカゾル3.33g(SiO2の含有量が1.0g)、及びテトラエトキシシラン2.3mmolを入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水0.5mlを加えた。一晩撹拌した後、濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。収率は28mass%であった。粉末状のシリカコンポジット粒子のリン原子の含有量を、ICP発光分析計を用いて測定した。その結果、リン原子含有量は、0.07mass%であった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子を、メタノールに加えて、24時間撹拌して、メタノール中に分散させ、測定試料(A)を得、光散乱光度計を用いて、平均粒径を測定した。その結果、平均粒径は69.8±30.2nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析(TGA)、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Aの熱重量分析を行なった。その結果を図2に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は5.4%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
・シリカゾル:(30%メタノール溶液、日産化学工業社製、粒径10〜20nm)
・テトラエトキシシラン:東京化成社製、T0100
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体B0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は57mass%、リン原子含有量は0.09mass%、平均粒径は193.2±46.9nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Bの熱重量分析を行なった。その結果を図3に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は5.8%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体C0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は63mass%、リン原子含有量は0.23mass%、平均粒径は109.6±25.9nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Cの熱重量分析を行なった。その結果を図4に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は5.2%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体D0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は42mass%、リン原子含有量は0.40mass%、平均粒径は248.0±55.0nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Dの熱重量分析を行なった。その結果を図5に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は6.0%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体E0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は29mass%、リン原子含有量は0.16mass%、平均粒径は142.7±36.1nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Eの熱重量分析を行なった。その結果を図6に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は5.7%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子を、透過型電子顕微鏡(TEM)で観察した。その結果を図7に示す。
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体F0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は39mass%、リン原子含有量は0.27mass%、平均粒径は143.0±25.6nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Fの熱重量分析を行なった。その結果を図8に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は7.7%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体G0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は56mass%、リン原子含有量は0.29mass%、平均粒径は124.4±23.5nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Gの熱重量分析を行なった。その結果を図9に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は6.3%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
イオン液体A0.5mlに代えて、イオン液体H0.5mlとする以外は、実施例16と同様の方法で行い、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。その結果、収率は31mass%、リン原子含有量は0.09mass%、平均粒径は114.2±29.0nmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、並びに比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(1)及びイオン液体Hの熱重量分析を行なった。その結果を図10に示す。この時、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は4.8%であり、比較対象用シリカ粉末(1)の800℃での重量減少率は8.2%であった。
50mlのサンプル瓶に、メタノール20mlを入れ、次いで、イオン液体A0.5ml、及びテトラエトキシシラン2.3mmolを入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、1N塩酸3.8gを加えた。一晩撹拌した後、濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、粉末状のシリカコンポジット粒子を得た。収率は83mass%であった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子を、メタノールに加えて、24時間撹拌して、メタノール中に分散させ、測定試料(A)を得、粒度分布測定計(SALD−100S、島津製作所製)を用いて、平均粒径を測定した。その結果、平均粒径は4.3±0.3μmであった。また、粉末状のシリカコンポジット粒子の熱重量分析、及び比較対象用に、比較対象用シリカ粉末(2)の熱重量分析を行なった結果、粉末状のシリカコンポジット粒子の800℃での重量減少率は20.1%であり、比較対象用シリカ粉末(2)の800℃での重量減少率は16.5%であった。
・テトラエトキシシラン:東京化成社製、T0100
・ICP発光分析:ICP−AES JY170C ULTRACE、堀場製作所社製、測定波長214.914nm(リン原子の発光線)
・平均粒径の測定及び粒度分布の測定:DLS−600HL、大塚電子社製、動的光散乱法
・熱重量分析:BRUKER axs TG−DTA2000SA、大気圧条件下
・比較対象用シリカ粉末(1):50mlのサンプル瓶に、メタノール20mlを入れ、次いで、実施例16で用いたシリカゾル3.33g、及びテトラエトキシシラン2.3mmolを入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水0.5mlを加えた。一晩撹拌した後、濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、比較対象用シリカ粉末(1)を得た。
・比較対象用シリカ粉末(2):50mlのサンプル瓶に、メタノール20mlを入れ、次いで、テトラエトキシシラン2.3mmolを入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、1N塩酸3.8gを加えた。一晩撹拌した後、濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、比較対象用シリカ粉末(2)を得た。
Claims (10)
- 平均粒径が5〜200nmのコアシリカ粒子を含有するシリカゾル、アルコキシシラン及び下記一般式(1):
(式中、R3、R4、R5及びR6は、炭素数1〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、シクロアルキル基、又はフェニル基を示し、水素原子の一部が置換されていてもよく、R3、R4、R5及びR6は、同一の基であっても異なる基であってもよい。mは、1〜2の整数を示す。Yは、アニオン基を示す。)
で表されるホスホニウム塩を混合して得られる反応原料溶液に、酸又はアルカリを加えて、該アルコキシシランを加水分解することにより、該コアシリカ粒子の表面処理を行う表面処理工程を行い得られることを特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子。 - 前記反応原料溶液が、更に、下記一般式(2):
(式中、R1及びR2は、−(CF2)p−X基、又は−CF(CF3)−[OCF2CF(CF3)]q−OC3F7基を示し、R1及びR2は、同一の基であっても異なる基であってもよく、R1及びR2中のXは水素原子、フッ素原子又は塩素原子を示し、p及びqは0〜10の整数である。Zは、水酸基、モルホリノ基、3級アミノ基又は2級アミノ基を示す。nは5〜1000の整数である。)
で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーを含有することを特徴とする請求項1記載の粉末状のシリカコンポジット粒子。 - コアシリカ粒子に、下記一般式(1):
(式中、R3、R4、R5及びR6は、炭素数1〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、シクロアルキル基、又はフェニル基を示し、水素原子の一部が置換されていてもよく、R3、R4、R5及びR6は、同一の基であっても異なる基であってもよい。mは、1〜2の整数を示す。Yは、アニオン基を示す。)
で表されるホスホニウム塩が担持されており、
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子。 - コアシリカ粒子に、下記一般式(1):
(式中、R3、R4、R5及びR6は、炭素数1〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、シクロアルキル基、又はフェニル基を示し、水素原子の一部が置換されていてもよく、R3、R4、R5及びR6は、同一の基であっても異なる基であってもよい。mは、1〜2の整数を示す。Yは、アニオン基を示す。)
で表されるホスホニウム塩、及び下記一般式(2):
(式中、R1及びR2は、−(CF2)p−X基、又は−CF(CF3)−[OCF2CF(CF3)]q−OC3F7基を示し、R1及びR2は、同一の基であっても異なる基であってもよく、R1及びR2中のXは水素原子、フッ素原子又は塩素原子を示し、p及びqは0〜10の整数である。Zは、水酸基、モルホリノ基、3級アミノ基又は2級アミノ基を示す。nは5〜1000の整数である。)
で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーが担持されており、
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子。 - コアシリカ粒子と、
該コアシリカ粒子の表面に形成されており且つ下記一般式(1):
(式中、R3、R4、R5及びR6は、炭素数1〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、シクロアルキル基、又はフェニル基を示し、水素原子の一部が置換されていてもよく、R3、R4、R5及びR6は、同一の基であっても異なる基であってもよい。mは、1〜2の整数を示す。Yは、アニオン基を示す。)
で表されるホスホニウム塩を含有するシリカ被膜と、
からなり、
平均粒径が、5〜900nmであること、
を特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子。 - 前記シリカ被膜が、更に、下記一般式(2):
(式中、R1及びR2は、−(CF2)p−X基、又は−CF(CF3)−[OCF2CF(CF3)]q−OC3F7基を示し、R1及びR2は、同一の基であっても異なる基であってもよく、R1及びR2中のXは水素原子、フッ素原子又は塩素原子を示し、p及びqは0〜10の整数である。Zは、水酸基、モルホリノ基、3級アミノ基又は2級アミノ基を示す。nは5〜1000の整数である。)
で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーを含有することを特徴とする請求項5記載の粉末状のシリカコンポジット粒子。 - 平均粒径が5〜200nmのコアシリカ粒子を含有するシリカゾル、アルコキシシラン及び下記一般式(1):
(式中、R3、R4、R5及びR6は、炭素数1〜18の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、シクロアルキル基、又はフェニル基を示し、水素原子の一部が置換されていてもよく、R3、R4、R5及びR6は、同一の基であっても異なる基であってもよい。mは、1〜2の整数を示す。Yは、アニオン基を示す。)
で表されるホスホニウム塩を混合して得られる反応原料溶液に、酸又はアルカリを加えて、該アルコキシシランを加水分解することにより、該コアシリカ粒子の表面処理を行う表面処理工程を有することを特徴とする粉末状のシリカコンポジット粒子の製造方法。 - 前記反応原料溶液が、更に、下記一般式(2):
(式中、R1及びR2は、−(CF2)p−X基、又は−CF(CF3)−[OCF2CF(CF3)]q−OC3F7基を示し、R1及びR2は、同一の基であっても異なる基であってもよく、R1及びR2中のXは水素原子、フッ素原子又は塩素原子を示し、p及びqは0〜10の整数である。Zは、水酸基、モルホリノ基、3級アミノ基又は2級アミノ基を示す。nは5〜1000の整数である。)
で表されるフルオロアルキル基含有オリゴマーを含有することを特徴とする請求項7記載の粉末状のシリカコンポジット粒子の製造方法。 - 請求項1〜6いずれか1項記載の粉末状のシリカコンポジット粒子が、溶媒に分散されていることを特徴とするシリカコンポジット粒子分散液。
- 請求項1〜6いずれか1項記載の粉末状のシリカコンポジット粒子を含有することを特徴とする樹脂組成物。
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