JP2013185071A - ナノコンポジット粒子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】有機系の固体酸として有用な、耐熱性に優れたナノコンポジット粒子及び該ナノコンポジット粒子を工業的に有利な方法で製造することができる方法を提供すること。
【解決手段】(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であることを特徴とするナノコンポジット粒子。
【選択図】なし
【解決手段】(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であることを特徴とするナノコンポジット粒子。
【選択図】なし
Description
本発明は、有機系の固体酸として有用なナノコンポジット粒子、その製造方法に関するものである。
物質の粒子を小さくすると、当初の固体が有している性質とは全く異なる特異な挙動を示す超微粒子が得られることから、粒子が分散媒体中に分散した組成物の中で、粒子径がナノオーダー(数nm〜数百nm)であるようなナノ粒子が注目されている。
分散媒体中に分散した組成物はナノコンポジットと呼ばれている。ナノコンポジットは、光学材料、遮光材料、高強度材料、高耐熱性材料、難燃性材料、カラーフィルターなどに使用されている。
ナノ粒子は、粒子サイズが非常に小さく、比表面積が大きい。このため、凝集しやすく、分散性に優れたナノコンポジット粒子の開発が要望されている。
また、高分子のナノ粒子についても開発が行われており、塗料、接着剤、コ−ティング材等の用途において用いられており、更に各種の機能を持ったナノコンポジット粒子が研究されている。
ナノ粒子は、粒子サイズが非常に小さく、比表面積が大きい。このため、凝集しやすく、分散性に優れたナノコンポジット粒子の開発が要望されている。
また、高分子のナノ粒子についても開発が行われており、塗料、接着剤、コ−ティング材等の用途において用いられており、更に各種の機能を持ったナノコンポジット粒子が研究されている。
固体酸触媒は、分離、回収に中和や塩の除去といったプロセスが不要であり、不要な副生成がないことから、積極的に化学プロセスで用いられる。
工業的に用いられている固体酸としては、SiO2−Al2O3、ゼオライト、含水ニオブ酸等の無機酸化物の固体酸やイオン交換樹脂等の有機系高分子の固体酸に大別される。
有機系の固体酸触媒は、無機系の固体酸触媒と比べて、耐熱性に問題があり、高温環境下で使用できないという問題がある。
工業的に用いられている固体酸としては、SiO2−Al2O3、ゼオライト、含水ニオブ酸等の無機酸化物の固体酸やイオン交換樹脂等の有機系高分子の固体酸に大別される。
有機系の固体酸触媒は、無機系の固体酸触媒と比べて、耐熱性に問題があり、高温環境下で使用できないという問題がある。
本発明者らは、先に芳香族化合物、アルコキシシリル基を有するフルオロアルキル基含有オリゴマー及び反応溶媒を含む反応原料溶液に、アルカリを加えて該アルコキシシリル基の加水分解反応を行う反応工程を行い得られるナノコンポジット粒子は、優れた耐熱性を有したものになることを見出した(例えば、特許文献1参照)。
本発明者らは、有機系の材料でありながら優れた耐熱性を有するナノコンポジット粒子についての研究を進める中で、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とするナノコンポジット粒子は、優れた耐熱性を有したものになることを見出し本発明を完成するに至った。
したがって、本発明の目的は、有機系の固体酸として有用な、耐熱性に優れたナノコンポジット粒子及び該ナノコンポジット粒子を工業的に有利な方法で製造することができる方法を提供することにある。
すなわち、本発明が提供しようとする第1の発明は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であることを特徴とするナノコンポジット粒子である。
また、本発明が提供しようとする第2の発明は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を有することを特徴とする、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であるナノコンポジット粒子の製造方法である。
本発明によれば、有機系の固体酸として有用な、耐熱性に優れたナノコンポジット粒子を提供することができる。また、本発明によれば、該ナノコンポジット粒子を工業的に有利な方法で提供することができる。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明する。
本発明に係るナノコンポジット粒子は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であることを特徴とするものである。
本発明に係るナノコンポジット粒子は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であることを特徴とするものである。
反応工程に係る(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸は、下記一般式(1)で表されるものが好ましく用いられる。
(式中のmは1〜12の整数を示す。)
パーフルオロアルカンジスルホン酸の好ましい化合物としは、ジフルオロメタンジスルホン酸、パーフルオロエタンジスルホン酸、パーフルオロプロパンジスルホン酸、パーフルオロブタンジスルホン酸、パーフルオロオクタンジスルホン酸等が挙げられる。
パーフルオロアルカンジスルホン酸の好ましい化合物としは、ジフルオロメタンジスルホン酸、パーフルオロエタンジスルホン酸、パーフルオロプロパンジスルホン酸、パーフルオロブタンジスルホン酸、パーフルオロオクタンジスルホン酸等が挙げられる。
反応工程に係る(b)アルコキシシランとしては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン等のテトラアルコキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン等のアルキルトリアルコキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン等のジアルキルジアルコキシシラン、ヘキシルオキシトリメチルシラン等のアルコキシトリアルキルシランが挙げられる。これらのアルコキシシランにおけるアルキル基の炭素鎖長は1〜6であることが好ましい。アルコキシ基の炭素鎖長も1〜6であることが好ましい。これらのうち、テトラエトキシシラン、テトラメトキシシランが、製造上、取り扱い易い点で好ましい。また、アルコキシシランは、1種単独でも、2種以上の組み合せでもよい。
反応工程に係る(c)酸性官能基を有する芳香族化合物は、酸としてはたらく官能基を1又は2以上、分子中に含有した芳香族化合物であり、該酸性官能基としては、例えば、リン酸基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基、スルホン酸基、フェノール性OH基が挙げられる。
また、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物は、分子量が2000以下、好ましくは50〜1000の低分子量の芳香族化合物が、芳香族セグメントを収率よく該ナノコンポジット粒子に導入できるため好ましく用いられる。
また、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物は、分子量が2000以下、好ましくは50〜1000の低分子量の芳香族化合物が、芳香族セグメントを収率よく該ナノコンポジット粒子に導入できるため好ましく用いられる。
酸性官能基を有する芳香族化合物は、単環式、縮合多環式のものであってもよい。また、ベンゼン環の炭素原子が窒素原子で一部置換されていてもよく、更に4級化されてもよい。また、酸性官能基を有する芳香族化合物は酸性官能基以外の置換基を有していてもよい。置換基の種類としては、特に制限されるものではないが、例えばフェニル基、アルキル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシル基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基又はヨード基が挙げられる。
前記一般式(2)中のX1は、リン酸基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基、スルホン酸基、フェノール性OH基を示し、式中のn1は0〜3の整数を示す。
式中、R6、R7、R8及びR9は、水素原子、アルキル基、アルコキシ基の群から選ばれる基を示し、同一の基であっても異なる基であってもよい。また、R6とR7、及びR8とR9で互いに結合して飽和又は不飽和の環を形成していてもよく、該飽和又は不飽和の環は、置換基を有してもよい。前記一般式(2)の式中のR6、R7、R8及びR9のアルキル基は、炭素数が1〜6のアルキル基が好ましい。R6、R7、R8及びR9に係るアルキル基としては、例えば、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、イソブチル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソヘプチル基、n−ヘプチル基、イソヘキシル基、n−ヘキシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
また、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して飽和又は不飽和の環を形成している場合、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して形成された環としては、飽和又は不飽和の五員環又は六員環が挙げられ、例えば、フェニル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基等が挙げられる。
また、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して形成された環は、一価の置換基を有してもよく、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して形成された環が有する一価の置換基としては、例えば、直鎖状又は分岐鎖状であり且つ炭素数が1〜5のアルキル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシル基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、ヨード基が挙げられる。
前記一般式(2)中のAは2価の連結基を示す。2価の連結基としては、例えば炭素数1〜20のアルキレン基、フェニレン基、或いは窒素を含む基が好ましく、また、前記アルキレン基又はフェニレン基は水素原子がハロゲン原子で置換されていてもよい。式中のn2は0又は1の整数を示す。
式中、R6、R7、R8及びR9は、水素原子、アルキル基、アルコキシ基の群から選ばれる基を示し、同一の基であっても異なる基であってもよい。また、R6とR7、及びR8とR9で互いに結合して飽和又は不飽和の環を形成していてもよく、該飽和又は不飽和の環は、置換基を有してもよい。前記一般式(2)の式中のR6、R7、R8及びR9のアルキル基は、炭素数が1〜6のアルキル基が好ましい。R6、R7、R8及びR9に係るアルキル基としては、例えば、エチル基、イソプロピル基、n−プロピル基、イソブチル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソヘプチル基、n−ヘプチル基、イソヘキシル基、n−ヘキシル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
また、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して飽和又は不飽和の環を形成している場合、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して形成された環としては、飽和又は不飽和の五員環又は六員環が挙げられ、例えば、フェニル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基等が挙げられる。
また、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して形成された環は、一価の置換基を有してもよく、R6とR7或いはR8とR9が互いに結合して形成された環が有する一価の置換基としては、例えば、直鎖状又は分岐鎖状であり且つ炭素数が1〜5のアルキル基、ニトロ基、アミノ基、ヒドロキシル基、フルオロ基、クロロ基、ブロモ基、ヨード基が挙げられる。
前記一般式(2)中のAは2価の連結基を示す。2価の連結基としては、例えば炭素数1〜20のアルキレン基、フェニレン基、或いは窒素を含む基が好ましく、また、前記アルキレン基又はフェニレン基は水素原子がハロゲン原子で置換されていてもよい。式中のn2は0又は1の整数を示す。
前記一般式(3)中のR10は、炭素数1〜20のアルキル基又はアルコキシ基が好ましい。前記一般式(3)中のX2は、リン酸基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基、スルホン酸基、フェノール性OH基が好ましく用いられる。前記R10及びX2のアルコキシ基及びアルキル基は、水素原子がハロゲン原子で置換されていてもよい。式中のn3は0〜4の整数を示す。また、式中のYはアニオン基を示し、該アニオン基はハロゲン原子が特に好ましい。
前記一般式(4)中のR11は、炭素数1〜20のアルキル基又はアルコキシ基が好ましい。R11は、炭素数1〜20のアルキル基又はアルコキシ基が好ましい。前記アルキル基及びアルコキシ基は、水素原子がハロゲン原子で置換されていてもよい。X3は、リン酸基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基、スルホン酸基、フェノール性OH基を示す。式中のn4は0〜2の整数を示す。
前記一般式(5)中のR12は、ヒドロキシル基、ハロゲン原子、炭素数1〜5のアルキル基、炭素数1〜5のアルコキシ基が好ましく用いられる。前記アルコキシ基及びアルキル基は、水素原子がハロゲン原子で置換されていてもよい。式中のn5は0〜4の整数を示す。
本発明において、酸性官能基を有する芳香族化合物は、ホスホン酸基、ホスフィン酸基及びスルホン酸基から選ばれる官能基を有する芳香族化合物が好ましく、特に1,1’-ビナフタレン−2,2’−ジオール2,2’−リン酸(分子量;364)が好ましい。
本発明の反応工程に係る(d)反応溶媒は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物を溶解するものが用いられる。反応工程に係る反応溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール等の低級アルコールが挙げられ、この中で、メタノールが反応効率が高い観点から特に好ましい。
反応工程において、反応原料液を調製する際に、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物を反応溶媒に混合する順序は特に制限されるものではない。
反応原料液中の(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸の含有量は、特に制限されないが、好ましくは5〜95重量%、特に好ましくは10〜75重量%である。反応原料液中のパーフルオロアルカンジスルホン酸の含有量が、上記範囲にあることにより、反応を効率よく行うことが出来る。また、ナノコンポジット粒子中のパーフルオロアルカンジスルホン酸の含有量が高くなり、酸価を高めることが出来ることから好ましい。
反応原料液中の(b)アルコキシシランの含有量は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸及び(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の合計の重量((a)+(c))1gに対して、0.05〜10mmol、好ましくは0.08〜5mmolである。反応原料液中のアルコキシシランの含有量が、上記範囲にあることにより、ナノコンポジット粒子中の(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸及び(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の含有量が高くなる。反応原料液中のアルコキシシランの含有量が、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸及び(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の合計の重量((a)+(c))1gに対して、0.05mmol未満だと、ナノコンポジット粒子中の(a)パーフルオロアルカンスルホン酸及び(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の含有量が低くなり易く、また、10mmolを超えると、ナノコンポジット粒子の分散安定性が低くなり易い。
反応原料液中の(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の含有量は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸1gに対して、好ましくは0.1〜50g、特に好ましくは0.5〜10gである。反応原料液中の(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の含有量が、上記範囲にあることにより、ナノコンポジット粒子中の(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の含有量が高くなり、酸価をより高めることが出来る。
本発明の反応工程において、反応原料液に加えるアルカリとしては、アンモニア水を使用する。このアンモニア水を使用することにより、本発明のナノコンポジット粒子は、有機物を含有するにもかかわらず優れた耐熱性を有したものになる。
本発明に係るナノコンポジット粒子が耐熱性に優れている理由は、ゾル−ゲルプロセスにおいてアンモニア水が触媒となり、パーフルオロアルカンジスルホン酸から脱HF反応がスムーズに進行し、生成するアンモニウムヘキサフルオロシリケートが、効率よくパーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物に相互作用し、これら化合物に耐熱性を付与しているものと本発明者らは推測している。
本発明に係るナノコンポジット粒子が耐熱性に優れている理由は、ゾル−ゲルプロセスにおいてアンモニア水が触媒となり、パーフルオロアルカンジスルホン酸から脱HF反応がスムーズに進行し、生成するアンモニウムヘキサフルオロシリケートが、効率よくパーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物に相互作用し、これら化合物に耐熱性を付与しているものと本発明者らは推測している。
使用するアンモニア水の濃度及び反応原料溶液に加えるアンモニア水の混合量は、特に制限されず、適宜選択される。また、反応原料溶液に、アンモニア水を混合して、(b)アルコキシシランの加水分解を行う際の反応温度は、−5〜50℃、好ましくは0〜30℃である。反応温度が、−5℃未満だと、アルコキシシランの加水分解速度が遅くなり過ぎるので、反応効率が悪く、また、50℃を超えると、ナノコンポジット粒子の分散安定性が低くなり易い。また、反応原料溶液に、アンモニア水を混合して、アルコキシシランの加水分解を行う際の反応時間は、特に制限されず、適宜選択されるが、好ましくは1〜72時間、特に好ましくは1〜24時間である。
そして、反応工程を行うことにより、シロキサン結合を主骨格とするナノコンポジット粉末状粒子が生成し、本発明に係るナノコンポジット粒子を含有する反応液が得られる。
本発明のナノコンポジット粒子を含有する反応液は、懸濁液であり、目視にて反応液中に固形物が観察される。また、該反応液を同様に3000rpmで30分間遠心分離処理したときには、ナノコンポジット粒子が固形物として沈殿する。
従って、本発明では、反応工程を行い得られる反応液から、ナノコンポジット粒子を回収する方法としては、例えば、反応液を遠心加速度800Gで30分間程度の遠心分離処理して目的物を沈殿物として回収し、必要により洗浄し、次いで乾燥して本発明のナノコンポジット粒子を得ることができる。
本発明に係るナノコンポジット粒子において、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸の含有率は、好ましくは1〜90重量%、特に好ましくは5〜70重量%である。
本発明に係るナノコンポジット粒子において、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物の含有率は、好ましくは1〜95重量%、特に好ましくは5〜80重量%である。
本発明に係るナノコンポジット粒子において、反応工程においてアルコキシシランの加水分解により形成されたシロキサン結合も含む。本発明のナノコンポジット粒子において、アルコキシシランの加水分解により形成されたシロキサン結合に由来するSi原子の含有量は、SiO2換算で、好ましくは1重量%以上、特に好ましくは5〜50重量%である。
また、本発明に係るナノコンポジット粒子の他の好ましい物性としては、平均粒径が好ましくは10〜950nm、特に好ましくは50〜900nmである。平均粒径が前記範囲内にあると、種々の分散溶媒又は樹脂材料等への分散性が良好である点で好ましい。
本発明に係るナノコンポジット粒子は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物を含有していることから、有機系の固体酸として使用することができ、また、有機系の材料であるにもかかわらず、800℃で焼成しても重量減少率が少なく、また、焼成処理後の組成変化も少ないという特徴を有する。
更に、本発明のナノコンポジット粒子は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸及び(c)酸性官能基を有する芳香族化合物に起因した高いプロトン伝導性を有することも期待できる。
従って、このような特性を有するナノコンポジット粒子は、例えば高温環境下で使用する有機系固体酸触媒や、イオン交換体、プロトン伝導体としての用途が期待できる。
更に、本発明のナノコンポジット粒子は、(a)パーフルオロアルカンジスルホン酸及び(c)酸性官能基を有する芳香族化合物に起因した高いプロトン伝導性を有することも期待できる。
従って、このような特性を有するナノコンポジット粒子は、例えば高温環境下で使用する有機系固体酸触媒や、イオン交換体、プロトン伝導体としての用途が期待できる。
以下、本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。特に断らない限り「%」は「重量%」を意味する。
本実施例において、ジフルオロカーボンスルホン酸として、下記化学式で表されるペルフルオロ−1,3−プロパンジスルホン酸(以下、「PFPS」と記す)を使用した。また、酸性官能基を有する芳香族化合物として、下記化学式で表される(±)−1,1’―ビー2−ナフトール(分子量;286、以下、「BINOL」と記す)及び(±)−1,1’-ビナフタレン−2,2’−ジオール2,2’−リン酸(分子量;364、以下「BINOL−POH」と記す)を使用した。
{実施例1〜3}
サンプル瓶に、メタノール10mlを入れ、次いで、表1に示す量でPFPS、テトラエトキシシラン及びBINOLをそれぞれ入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水を加え、25℃で5時間攪拌した後、60℃で減圧下に濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、ナノコンポジット粒子を得た。
サンプル瓶に、メタノール10mlを入れ、次いで、表1に示す量でPFPS、テトラエトキシシラン及びBINOLをそれぞれ入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水を加え、25℃で5時間攪拌した後、60℃で減圧下に濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、ナノコンポジット粒子を得た。
<物性評価1>
コンポジット粒子試料について、平均粒子径、800℃での重量減少率及びDTAを測定した。
(平均粒子径の評価)
ナノコンポジット粒子試料に、メタノールに加えて、24時間撹拌して、メタノール中に分散させ、光散乱光度計を用いて、室温から10℃/minの割合で800℃まで焼成させた試料と焼成前の試料の平均粒子径を測定した。
(800℃での重量減少率及びDTAの評価)
室温から10℃/minの割合で800℃まで昇温して、ナノコンポジット粒子を熱重量分析することにより求めた。なお、TGA曲線を図1(実施例1〜3)に示す。また、BINOL単独、PFPS単独、TEOS単独のTGA曲線も併せて併記した。
また、DTA曲線を図2に示した。
コンポジット粒子試料について、平均粒子径、800℃での重量減少率及びDTAを測定した。
(平均粒子径の評価)
ナノコンポジット粒子試料に、メタノールに加えて、24時間撹拌して、メタノール中に分散させ、光散乱光度計を用いて、室温から10℃/minの割合で800℃まで焼成させた試料と焼成前の試料の平均粒子径を測定した。
(800℃での重量減少率及びDTAの評価)
室温から10℃/minの割合で800℃まで昇温して、ナノコンポジット粒子を熱重量分析することにより求めた。なお、TGA曲線を図1(実施例1〜3)に示す。また、BINOL単独、PFPS単独、TEOS単独のTGA曲線も併せて併記した。
また、DTA曲線を図2に示した。
{実施例4〜6}
サンプル瓶に、メタノール10mlを入れ、次いで、表3に示す量でPFPS、テトラエトキシシラン及びBINOL−POHをそれぞれ入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水を加え、25℃で5時間攪拌した後、60℃で減圧下に濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、ナノコンポジット粒子状粉末を得た。
サンプル瓶に、メタノール10mlを入れ、次いで、表3に示す量でPFPS、テトラエトキシシラン及びBINOL−POHをそれぞれ入れ、撹拌混合した。次いで、十分に撹拌しながら、25%アンモニア水を加え、25℃で5時間攪拌した後、60℃で減圧下に濃縮した。濃縮後、固形分にメタノールを入れ、一晩撹拌して、固形分を分散させた後、遠心分離を行った。得られた固形分を、メタノールに加え、一晩分散させた後、遠心分離を行うという操作を2回繰り返し、精製を行った。精製後の固形分を、減圧デシケーター内で真空乾燥させ、ナノコンポジット粒子状粉末を得た。
<物性評価2>
ナノコンポジット粒子試料について、物性評価1と同様にして平均粒子径、800℃での重量減少率及びDTAを測定した。
なお、TGA曲線を図3(実施例4〜6)に示す。また、BINOL−POH単独、PFPS単独、TEOS単独のTGA曲線も併せて併記した。
また、DTA曲線を図4に示す。
ナノコンポジット粒子試料について、物性評価1と同様にして平均粒子径、800℃での重量減少率及びDTAを測定した。
なお、TGA曲線を図3(実施例4〜6)に示す。また、BINOL−POH単独、PFPS単独、TEOS単独のTGA曲線も併せて併記した。
また、DTA曲線を図4に示す。
<物性評価3>
(焼成前後でのUV−visスペクトル測定)
実施例2及び実施例4で得られたナノコンポジット粒子について、室温から10℃/minの割合で800℃まで焼成させた試料と焼成前の試料をそれぞれメタノールに分散し、UV−visスペクトルを測定した。その結果を図5及び図6にそれぞれ示した。
また、BINOL単独、BINOL−POH単独のUV−visスペクトルも併せて併記した。
(焼成前後での元素分析)
実施例4で得られたナノコンポジット粒子について、室温から10℃/minの割合で800℃まで焼成させた試料と焼成前の試料でEDXにより元素分析を行いその結果を表5に示す。
(焼成前後でのUV−visスペクトル測定)
実施例2及び実施例4で得られたナノコンポジット粒子について、室温から10℃/minの割合で800℃まで焼成させた試料と焼成前の試料をそれぞれメタノールに分散し、UV−visスペクトルを測定した。その結果を図5及び図6にそれぞれ示した。
また、BINOL単独、BINOL−POH単独のUV−visスペクトルも併せて併記した。
(焼成前後での元素分析)
実施例4で得られたナノコンポジット粒子について、室温から10℃/minの割合で800℃まで焼成させた試料と焼成前の試料でEDXにより元素分析を行いその結果を表5に示す。
図6のUV−visスペクトル分析の結果より、焼成前には、BINOL−POHに起因するスペクトルピークが観察され、また、元素分析より、PFPSに由来するFとSの元素が観察されることから、焼成前のナノコンポジット粒子中には、PFPSとBINOL−POHが含有されていることが分かる。
また、800℃での焼成処理後、図6の結果から明確なBINOL−POHのUV−visスペクトルは観察されないが、焼成後のものを元素分析すると、元素組成が若干変化しているが、焼成前とほぼ同様な元素組成であることから、焼成後のナノコンポジット粒子はBINOL−POH及びPFPSを含有しているものと考えられる。また、800℃での焼成処理後にUV−visスペクトルが観察されないのは、BINOL−POH等のゲスト化合物がコンポジット中のシリカマトリックスに強固にカプセル化されているため、ゲスト化合物がリリースされにくくなったためであると本発明者は推測している。
また、800℃での焼成処理後、図6の結果から明確なBINOL−POHのUV−visスペクトルは観察されないが、焼成後のものを元素分析すると、元素組成が若干変化しているが、焼成前とほぼ同様な元素組成であることから、焼成後のナノコンポジット粒子はBINOL−POH及びPFPSを含有しているものと考えられる。また、800℃での焼成処理後にUV−visスペクトルが観察されないのは、BINOL−POH等のゲスト化合物がコンポジット中のシリカマトリックスに強固にカプセル化されているため、ゲスト化合物がリリースされにくくなったためであると本発明者は推測している。
本発明によれば、有機系の固体酸として有用な、耐熱性に優れたナノコンポジット粒子を提供することができる。また、本発明によれば、該ナノコンポジット粒子を工業的に有利な方法で提供することができる。
Claims (7)
- (a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を行い得られる、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であることを特徴とするナノコンポジット粒子。
- 酸性官能基を有する芳香族化合物が、分子量が2000以下の低分子量の芳香族化合物であることを特徴とする請求項1記載のナノコンポジット粒子。
- 酸性官能基を有する芳香族化合物が、ホスフィン酸基、ホスホン酸基及びスルホン酸基から選ばれる官能基を含有した芳香族化合物であることを特徴とする請求項1又は2記載のナノコンポジット粒子。
- 酸性官能基を有する芳香族化合物が、1,1’-ビナフタレン−2,2’−ジオール2,2’−リン酸であることを特徴とする請求項1乃至3記載のナノコンポジット粒子。
- パーフルオロアルカンジスルホン酸が、ペルフルオロ−1,3−プロパンジスルホン酸であることを特徴とする請求項1乃至4記載のナノコンポジット粒子。
- 平均粒子径が10〜950nmであることを特徴とする請求項1乃至5記載のナノコンポジット粒子。
- (a)パーフルオロアルカンジスルホン酸、(b)アルコキシシラン、(c)酸性官能基を有する芳香族化合物及び(d)反応溶媒を含む反応原料液に、アルカリとしてアンモニア水を加えて該アルコキシシランの加水分解反応を行う反応工程を有することを特徴とする、パーフルオロアルカンジスルホン酸と酸性官能基を有する芳香族化合物とを含有し、かつシロキサン結合を主骨格とする粉末状の粒子であるナノコンポジット粒子の製造方法。
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JP2012051383A JP2013185071A (ja) | 2012-03-08 | 2012-03-08 | ナノコンポジット粒子及びその製造方法 |
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JP2018127623A (ja) * | 2017-02-09 | 2018-08-16 | ダイキン工業株式会社 | 液状組成物、塗膜及び液状組成物の製造方法 |
-
2012
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