JP5252907B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5252907B2
JP5252907B2 JP2007330070A JP2007330070A JP5252907B2 JP 5252907 B2 JP5252907 B2 JP 5252907B2 JP 2007330070 A JP2007330070 A JP 2007330070A JP 2007330070 A JP2007330070 A JP 2007330070A JP 5252907 B2 JP5252907 B2 JP 5252907B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
motor
turned
mirror
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007330070A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009153322A (ja
Inventor
陽一 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Mobility Corp
Original Assignee
Omron Automotive Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Automotive Electronics Co Ltd filed Critical Omron Automotive Electronics Co Ltd
Priority to JP2007330070A priority Critical patent/JP5252907B2/ja
Priority to EP08169281A priority patent/EP2073233B1/en
Priority to US12/334,206 priority patent/US8143820B2/en
Priority to CN200810185670XA priority patent/CN101465614B/zh
Publication of JP2009153322A publication Critical patent/JP2009153322A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5252907B2 publication Critical patent/JP5252907B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H2025/048Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a separate central push, slide or tumbler button which is not integral with the operating part that surrounds it
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/012Application rear view mirror

Description

本発明は、スイッチの操作によりモータの回転方向を制御するモータ制御装置に関する。
例えば、自動車の左右のドアに設けられたアウターミラーのミラー面を上下左右方向に調節するためのスイッチとして、4方向に傾動可能な操作ノブを備えた電動リモコン式のスイッチが用いられている。後掲の特許文献1、2には、この種のスイッチが記載されている。
特許文献1においては、操作ノブの裏面中央に突部を設けるとともに、スイッチボディ側の突部に対応する部位に常閉型の遮断スイッチを設け、操作ノブに対して4方向が全て同時に押込み操作(全押し)された場合に、操作ノブ裏面の突部が遮断スイッチを押圧することにより、配線基板上の回路間を遮断してデッドショートを防止するようにしている(図3)。また、全押しの場合のデッドショートを防止するための先行技術として、スイッチボディの中央部に設けた突出部位や、スイッチボディと操作ノブとの間に水平方向に移動自在に支持した可動規制部材により、操作ノブの押込み操作を制限する構造が開示されている(図6、図7)。
特許文献2においては、操作ノブが斜め押しされた場合、操作方向によりミラーが動いたり動かなかったりする不具合を解消するために、操作ノブの4箇所のコーナー部に対応してそれぞれ2個ずつ合計8個のスイッチ要素を設け、操作ノブを押込み操作したときに、操作された操作部の両側にある4個のスイッチ要素が同時にオン操作された場合のみ、正常なスイッチング動作が行われるようにしている。
特許文献1では、スイッチの機構面から全押し操作による回路のデッドショートの防止を図っているので、スイッチの構造が複雑になるとともに、スイッチ全体が大型化するという問題がある。また、特許文献2では、スイッチ要素の配置と電気回路の変更により、操作ノブの斜め押しに対する不具合を解消することはできるが、全押しに対しては、電気回路上なんら対策が施されていない。全押し対策として、マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)を設け、スイッチからの全押し信号がマイコンに入力された場合は、電動モータが駆動されないように制御を行う方法もあるが、これによるとマイコンを必要とし、部品コストが高額になるという問題がある。
特開2001−351477号公報 実用新案登録第2590446号公報
本発明は、上述した問題点を解決するものであって、その課題とするところは、操作ノブの全押しおよび斜め押しに対応できるモータ制御装置を簡単な構成で安価に実現することにある。
本発明では、操作スイッチの操作ノブが所定方向へ操作されたことに基づき、当該操作方向に対応する方向へモータを回転させるモータ制御装置において、操作ノブの各操作方向に対応して設けられた複数の方向切換スイッチと、各方向切換スイッチと電源との間に設けられ、制御電流が流れることによりONする複数のリレーとを備える。リレーがONしていないときは、当該リレーの接点は接地側に切り換わっていて、モータと電源との間を遮断しており、リレーがONしたときは、当該リレーの接点は電源側に切り換わり、モータを電源に接続する。そして、操作ノブの操作により、当該操作方向と対応する方向切換スイッチがONすることに基づいて、当該スイッチに接続されたリレーのうち、所定のリレーに電源から制御電流が供給されて、当該リレーがONし、各リレーのON/OFFの態様に応じて、電源からリレー接点を介してモータへ流れる駆動電流を制御する。
このようにすると、操作ノブが操作された方向に応じて、所定の方向切換スイッチおよび所定のリレーがONし、各リレーのON/OFFの態様に応じて、モータの駆動電流が制御されるので、操作ノブの通常操作時、斜め押し時、全押し時のいずれの場合にも、それぞれの操作方向に応じたモータ制御を行うことが可能となる。また、スイッチの構造によらずに電気回路によって斜め押しや全押しに対応することができるため、スイッチが大型化することがなく、かつ、マイコンなどの高価な部品を必要としないので、安価に実現することができる。
本発明においては、操作ノブがいずれか1つの方向に操作された場合は、当該操作方向と対応する1つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、操作方向に対応した駆動電流をモータに供給する。
これによると、操作ノブの通常操作時には、操作した方向に応じた駆動電流がモータに流れるので、モータを指示通りの方向へ回転させることができる。
また、本発明においては、操作ノブが全方向を除く複数の方向にまたがって操作された場合は、当該操作方向と対応する複数の方向切換スイッチがONすることに基づいて、所定方向の駆動電流をモータに供給するか、または供給を停止する。
これによると、操作ノブが斜め押しされた場合でも、所定方向の駆動電流がモータに供給され、または電流供給が停止されるので、複数の方向切換スイッチがONすることに起因するデッドショートの発生がなく、発煙や発火を回避することができる。
また、本発明においては、操作ノブが、全方向にまたがって操作された場合は、全ての方向切換スイッチがONすることに基づいて、モータに供給する駆動電流を停止する。
これによると、操作ノブが全押しされた場合でも、モータへの駆動電流供給が停止されるので、全ての方向切換スイッチがONすることに起因するデッドショートの発生がなく、発煙や発火を回避することができる。
また、本発明においては、操作スイッチが、車両におけるミラーの向きを調節するためのミラースイッチであってもよい。この場合、操作ノブは、ミラーを上下左右に傾動させるために4方向に操作可能である。そして、操作ノブが、4方向のうちいずれか1つの方向に操作された場合(通常操作時)は、当該操作方向と対応する1つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、操作方向に対応した駆動電流をモータに供給する。また、操作ノブが、2方向にまたがって操作された場合(斜め押し時)は、当該操作方向と対応する2つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、所定方向の駆動電流をモータに供給するかまたは供給を停止する。また、操作ノブが、4方向にまたがって操作された場合(全押し時)は、4つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、モータに供給する駆動電流を停止する。
これによると、操作ノブの通常操作時には、操作した方向に応じた駆動電流がモータに流れるので、ミラーを指示通りの方向へ傾動させることができる。また、操作ノブが斜め押しや全押しされた場合でも、所定方向の駆動電流がモータに供給され、または電流供給が停止されるので、複数の方向切換スイッチがONすることに起因するデッドショートの発生がなく、発煙や発火を回避することができる。
また、ミラースイッチは、車両の運転席側に設けられたミラーと、車両の助手席側に設けられたミラーとのいずれを制御するかを選択する切換ノブを備えていてもよい。この場合、切換ノブにより運転席側ミラーが選択された場合にONするスイッチ接点を、運転席側ミラーを制御するための各リレーと電源との間に挿入し、切換ノブにより助手席側ミラーが選択された場合にONするスイッチ接点を、助手席側ミラーを制御するための各リレーと電源との間に挿入する。
これによると、切換ノブを切り換えることにより、複数のミラーの傾動方向を独立して制御することができるとともに、操作ノブの通常操作時には各ミラーを指示通りの方向へ傾動させ、斜め押し時や全押し時には各ミラーを所定方向へ傾動させまたは停止させることができる。
本発明では、リレーを用いた簡単な回路によって制御回路を構成することができるとともに、安価なリレーを用いることで装置全体のコストを抑制することができる。
本発明によれば、スイッチの構造によらずに電気回路によって斜め押しや全押しに対応することができるため、スイッチが大型化することがなく、かつ、マイコンなどの高価な部品を必要としないので、安価に実現することができる。
以下、本発明の実施形態につき、図を参照しながら説明する。ここでは、自動車などの車両におけるミラーの向きを調節するミラー調節装置に本発明を適用した場合について述べる。
図1および図2は、本発明で用いられるスイッチ装置の一例を示した斜視図である。図1はケースを取り付けた状態、図2はケースを除いた状態を示している。図において、100は車両の運転席などに設けられるスイッチ装置、1はスイッチ装置100に装備されたミラー制御用のミラースイッチ、2はスイッチ装置100に装備された窓開閉用のウインドウスイッチである。これらのスイッチ1、2は、図1に示すようにケース3の上方へ露出しているとともに、図2に示すようにベース4に搭載されている。ベース4の側面には突起4aが形成されており、この突起4aにケース3の開口3aが嵌合することにより、ケース3がベース4に取り付けられる。5は後述する接点部13が設けられた基台、6は図示しないコネクタが接続されるコネクタ部である。なお、スイッチ装置100には、ミラースイッチ1とウインドウスイッチ2以外のスイッチも装備されているが、本発明とは直接関係しないため、説明は省略する。また、スイッチ装置100には、各スイッチの操作部が露出する孔を備えたカバーが取り付けられるが、図1、図2では図示を省略している。
ミラースイッチ1は、上下左右の4方向(図1のU,D,L,Rの各方向)に傾動可能な操作ノブ11と、左右(L,R)方向にスライド可能な切換ノブ12とを備えている。操作ノブ11の中央部には透孔11aが形成されており、この透孔11aに切換ノブ12が挿通されている。操作ノブ11は、図2のように、4方向のそれぞれに対応して操作片14を備えており、各操作片14と対応する基台5の位置には、接点部13が配設されている。また、切換ノブ12は、図示しない接点部と連結されている。このミラースイッチ1は、本発明における操作スイッチの一例である。
図3は、ミラースイッチ1の接点部13における断面図を示している。図のように、接点部13には、可動接点15と固定接点16とが設けられている。可動接点15は、ここではゴム接点からなり、操作ノブ11の押込み操作と連動して下降する操作片14により押されて下方へ変位し、固定接点16と接触する。固定接点16は、基台5の裏面に取り付けられたプリント配線基板7に形成された銅箔から構成される。
可動接点15は、図4に示すように、操作ノブ11の操作方向(4方向)のそれぞれに対して2個ずつ配設された合計8個の可動接点15a〜15hからなる。また、固定接点16は、各方向に対応する2個の可動接点15に対して1個ずつ配設された合計4個の固定接点16a〜16dからなる。
可動接点15a,15bと固定接点16aで上方向スイッチSUが構成され、可動接点15c,15dと固定接点16bで右方向スイッチSRが構成され、可動接点15e,15fと固定接点16cで下方向スイッチSDが構成され、可動接点15g,15hと固定接点16dで左方向スイッチSLが構成される。これらのスイッチSU,SR,SD,SLは、本発明における方向切換スイッチの一例である。
図5は操作ノブ11の平面図である。操作ノブ11には、上(U)、下(D)、右(R)、左(L)の各操作方向を示すマーク11bが表示されている。切換ノブ12を図の中立位置からR側へ切り換えると、運転席側のミラーが制御対象となり、切換ノブ12をL側へ切り換えると、助手席側のミラーが制御対象となる。Uのマーク部分が押されると、図4の可動接点15a,15bと固定接点16aとが接触して、上方向スイッチSUがON状態となり、ミラーが上方向に傾動する。Rのマーク部分が押されると、図4の可動接点15c,15dと固定接点16bとが接触して、右方向スイッチSRがON状態となり、ミラーが右方向に傾動する。Dのマーク部分が押されると、図4の可動接点15e,15fと固定接点16cとが接触して、下方向スイッチSDがON状態となり、ミラーが下方向に傾動する。Lのマーク部分が押されると、図4の可動接点15g,15hと固定接点16dとが接触して、左方向スイッチSLがON状態となり、ミラーが左方向に傾動する。
図6は、本発明の実施形態に係るミラー調節装置のブロック図である。1は上記の構成を備えたミラースイッチ、31は運転席側のミラーを制御するための運転席側ミラー制御回路、32は助手席側のミラーを制御するための助手席側ミラー制御回路である。41は運転席側ミラー制御回路31により駆動される上下調節用の第1モータ、42は運転席側ミラー制御回路31により駆動される左右調節用の第2モータである。43は助手席側ミラー制御回路32により駆動される上下調節用の第3モータ、44は助手席側ミラー制御回路32により駆動される左右調節用の第4モータである。51は第1モータ41および第2モータ42により傾動方向が上下左右に調節される運転席側ミラー、52は第3モータ43および第4モータ44により傾動方向が上下左右に調節される助手席側ミラーである。
図7は、上述したミラー調節装置の具体的な回路例を示している。上方向スイッチSUにおけるSW1は、図4における可動接点15aと固定接点16aとで構成されるスイッチ接点であり、SW2は、可動接点15bと固定接点16aとで構成されるスイッチ接点である。下方向スイッチSDにおけるSW3は、図4における可動接点15eと固定接点16cとで構成されるスイッチ接点であり、SW4は、可動接点15fと固定接点16cとで構成されるスイッチ接点である。右方向スイッチSRにおけるSW5は、図4における可動接点15cと固定接点16bとで構成されるスイッチ接点であり、SW6は、可動接点15dと固定接点16bとで構成されるスイッチ接点である。左方向スイッチSLにおけるSW7は、図4における可動接点15gと固定接点16dとで構成されるスイッチ接点であり、SW8は、可動接点15hと固定接点16dとで構成されるスイッチ接点である。
S1は、切換ノブ12が図5でR側に切り換えられたときにON状態となるスイッチ接点であり、切換ノブ12と連動して開閉される図示しない一方の可動接点および固定接点から構成される。S2は、切換ノブ12が図5でL側に切り換えられたときにON状態となるスイッチ接点であり、切換ノブ12と連動して開閉される図示しない他方の可動接点および固定接点から構成される。以下では、これらのスイッチ接点S1,S2を「セレクタ」と呼ぶ。
RY1〜RY3は運転席側のミラーを制御するためのリレー、X1〜X3は各リレーRY1〜RY3の接点である。M1はミラーの上下の向きを調節するためのモータで、図6における第1モータ41に相当する。M2はミラーの左右の向きを調節するためのモータで、図6における第2モータ42に相当する。T1〜T3はモータM1,M2が接続される端子である。
RY4〜RY6は助手席側のミラーを制御するためのリレー、X4〜X6は各リレーRY4〜RY6の接点である。M3はミラーの上下の向きを調節するためのモータで、図6における第3モータ43に相当する。M4はミラーの左右の向きを調節するためのモータで、図6における第4モータ44に相当する。T4〜T6はモータM3,M4が接続される端子である。
上方向スイッチSUの一方側は、ダイオードD2を介してリレーRY1に接続されているとともに、ダイオードD3を介してリレーRY4に接続されており、上方向スイッチSUの他方側は、接地されている。下方向スイッチSDの一方側は、ダイオードD4,D5を介してリレーRY2,RY3にそれぞれ接続されているとともに、ダイオードD11,D12を介してリレーRY5,RY6にそれぞれ接続されており、下方向スイッチSDの他方側は、接地されている。右方向スイッチSRの一方側は、ダイオードD8,D10を介してリレーRY1,RY2にそれぞれ接続されているとともに、ダイオードD7,D9を介してリレーRY4,RY5にそれぞれ接続されており、右方向スイッチSRの他方側は、接地されている。左方向スイッチSLの一方側は、リレーRY3,RY6に接続されており、他方側は接地されている。
リレーRY1〜RY3は、セレクタS1およびダイオードD1を介して電源+Bに接続されており、リレーRY1〜RY3の接点X1〜X3は、電源+Bと端子T1〜T3の間にそれぞれ接続されている。これらの接点X1〜X3は、常時は接地側に切り換わっており、リレーRY1〜RY3が動作すると、電源+B側に切り換わって、端子T1〜T3を介してモータM1,M2に電圧を供給する。
リレーRY4〜RY6は、セレクタS2およびダイオードD6を介して電源+Bに接続されており、リレーRY4〜RY6の接点X4〜X6は、電源+Bと端子T4〜T6の間にそれぞれ接続されている。これらの接点X4〜X6は、常時は接地側に切り換わっており、リレーRY4〜RY6が動作すると、電源+B側に切り換わって、端子T4〜T6を介してモータM3,M4に電圧を供給する。
次に、図7の回路の動作を、操作ノブ11が通常操作された場合、斜め押しされた場合、全押しされた場合に分けて説明する。
(1)操作ノブが通常操作された場合
最初に、切換ノブ12が運転席側(R側)に切り換えられている場合の通常操作時の動作につき、図8〜図11を参照しながら説明する。
図8は、操作ノブ11が上方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1,SW2が投入されて、スイッチSUがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY1→ダイオードD2→上方向スイッチSU→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY1に制御電流が流れる。これによりリレーRY1が動作し、接点X1が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY2,RY3には制御電流が流れないので、接点X2,X3は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X1→端子T1→モータM1→端子T2→接点X2→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM1に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM1が正転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が上を向くように傾動させる。
図9は、操作ノブ11が下方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3,SW4が投入されて、スイッチSDがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY2,RY3→ダイオードD4,D5→下方向スイッチSD→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY2,RY3に制御電流が流れる。これによりリレーRY2,RY3が動作し、接点X2,X3が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY1には制御電流が流れないので、接点X1は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X2→端子T2→モータM1→端子T1→接点X1→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM1に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM1が逆転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が下を向くように傾動させる。なお、接点X2,X3が切り換わることで、モータM2の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM2には電流が流れない。したがって、モータM2は回転しない。
図10は、操作ノブ11が右方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5,SW6が投入されて、スイッチSRがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY1,RY2→ダイオードD8,D10→右方向スイッチSR→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY1,RY2に制御電流が流れる。これによりリレーRY1,RY2が動作し、接点X1,X2が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY3には制御電流が流れないので、接点X3は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X2→端子T2→モータM2→端子T3→接点X3→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM2に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM2が正転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が右を向くように傾動させる。なお、接点X1,X2が切り換わることで、モータM1の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM1には電流が流れない。したがって、モータM1は回転しない。
図11は、操作ノブ11が左方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7,SW8が投入されて、スイッチSLがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY3→左方向スイッチSL→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY3に制御電流が流れる。これによりリレーRY3が動作し、接点X3が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY1,RY2には制御電流が流れないので、接点X1,X2は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X3→端子T3→モータM2→端子T2→接点X2→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM2に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM2が逆転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が左を向くように傾動させる。
上述した通常操作時の運転席側ミラーの制御動作をまとめると、図26の表のようになる。これからわかるように、操作ノブ11が通常操作により4方向のうちいずれか一方向へ操作される場合は、リレーRY1〜RY3のON/OFFの態様に応じて、操作された方向に対応してモータM1,M2が回転し、当該方向へ運転席側ミラー51が傾動する。
次に、切換ノブ12が助手席側(L側)に切り換えられた場合の通常操作時の動作につき、図12〜図15を参照しながら説明する。
図12は、操作ノブ11が上方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1,SW2が投入されて、スイッチSUがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY4→ダイオードD3→上方向スイッチSU→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY4に制御電流が流れる。これによりリレーRY4が動作し、接点X4が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY5,R6には制御電流が流れないので、接点X5,X6は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X4→端子T4→モータM3→端子T5→接点X5→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM3に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM3が正転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が上を向くように傾動させる。
図13は、操作ノブ11が下方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3,SW4が投入されて、スイッチSDがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY5,RY6→ダイオードD11,D12→下方向スイッチSD→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY5,RY6に制御電流が流れる。これによりリレーRY5,RY6が動作し、接点X5,X6が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY4には制御電流が流れないので、接点X4は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X5→端子T5→モータM3→端子T4→接点X4→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM3に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM3が逆転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が下を向くように傾動させる。なお、接点X5,X6が切り換わることで、モータM4の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM4には電流が流れない。したがって、モータM4は回転しない。
図14は、操作ノブ11が右方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5,SW6が投入されて、スイッチSRがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY4,RY5→ダイオードD7,D9→右方向スイッチSR→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY4,RY5に制御電流が流れる。これによりリレーRY4,RY5が動作し、接点X4,X5が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY6には制御電流が流れないので、接点X6は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X5→端子T5→モータM4→端子T6→接点X6→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM4に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM4が正転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が右を向くように傾動させる。なお、接点X4,X5が切り換わることで、モータM3の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM3には電流が流れない。したがって、モータM3は回転しない。
図15は、操作ノブ11が左方向に操作された場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の押込み操作により、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7,SW8が投入されて、スイッチSLがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY6→左方向スイッチSL→グランドの制御電流経路が形成され、リレーRY6に制御電流が流れる。これによりリレーRY6が動作し、接点X6が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY4,RY5には制御電流が流れないので、接点X4,X5は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X6→端子T6→モータM4→端子T5→接点X5→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM4に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM4が逆転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が左を向くように傾動させる。
上述した通常操作時の助手席側ミラーの制御動作をまとめると、図27の表のようになる。これからわかるように、操作ノブ11が通常操作により4方向のうちいずれか一方向へ操作される場合は、リレーRY4〜RY6のON/OFFの態様に応じて、操作された方向に対応してモータM3,M4が回転し、当該方向へ助手席側ミラー52が傾動する。
(2)操作ノブが斜め押しされた場合
最初に、切換ノブ12が運転席側(R側)に切り換えられている場合の斜め押し操作時の動作につき、図16〜図19を参照しながら説明する。
図16は、操作ノブ11が上左方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1,SW2が投入されて、スイッチSUがON状態となるとともに、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7,SW8が投入されて、スイッチSLがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY1→ダイオードD2→上方向スイッチSU→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY3→左方向スイッチSL→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY1,RY3に制御電流が流れる。これによりリレーRY1,RY3が動作し、接点X1,X3が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY2には制御電流が流れないので、接点X2は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X1→端子T1→モータM1→端子T2→接点X2→グランドの駆動電流経路と、電源+B→接点X3→端子T3→モータM2→端子T2→接点X2→グランドの駆動電流経路とが形成され、モータM1,M2にそれぞれ破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM1が正転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が上を向くように傾動させるとともに、モータM2が逆転し、運転席側ミラー51をミラー面が左を向くように傾動させる。この結果、運転席側ミラー51のミラー面は上左方向を向く。
図17は、操作ノブ11が下左方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3,SW4が投入されて、スイッチSDがON状態となるとともに、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7,SW8が投入されて、スイッチSLがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY2,RY3→ダイオードD4,D5→下方向スイッチSD→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY3→左方向スイッチSL→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY2,RY3に制御電流が流れる。これによりリレーRY2,RY3が動作し、接点X2,X3が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY1には制御電流が流れないので、接点X1は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X2→端子T2→モータM1→端子T1→接点X1→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM1に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM1が逆転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が下を向くように傾動させる。なお、接点X2,X3が切り換わることで、モータM2の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM2には電流が流れない。したがって、モータM2は回転しない。
図18は、操作ノブ11が下右方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3,SW4が投入されて、スイッチSDがON状態となるとともに、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5,SW6が投入されて、スイッチSRがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY1,RY2→ダイオードD8,D10→右方向スイッチSR→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY2,RY3→ダイオードD4,D5→下方向スイッチSD→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY1〜RY3に制御電流が流れる。これによりリレーRY1〜RY3が動作し、接点X1〜X3が電源+B側に切り換わる。この結果、接点X1,X2を介してモータM1の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM1には電流が流れない。また、接点X2,X3を介してモータM2の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧も同電圧のため、モータM2には電流が流れない。したがって、モータM1,M2はともに回転しないので、運転席側ミラー51(図6)は傾動しない。
図19は、操作ノブ11が上右方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1,SW2が投入されて、スイッチSUがON状態となるとともに、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5,SW6が投入されて、スイッチSRがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY1→ダイオードD2→上方向スイッチSU→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD1→セレクタS1→リレーRY2→ダイオードD10→右方向スイッチSR→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY1,RY2に制御電流が流れる。これによりリレーRY1,RY2が動作し、接点X1,X2が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY3には制御電流が流れないので、接点X3は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X2→端子T2→モータM2→端子T3→接点X3→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM2に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM2が正転し、運転席側ミラー51(図6)をミラー面が右を向くように傾動させる。なお、接点X1,X2が切り換わることで、モータM1の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM1には電流が流れない。したがって、モータM1は回転しない。
上述した斜め押し時の運転席側ミラーの制御動作をまとめると、図28の表のようになる。これからわかるように、操作ノブ11が斜め押しにより2方向へまたがって操作される場合は、リレーRY1〜RY3のON/OFFの態様に応じて、以下のような制御が行われる。すなわち、斜め押し方向が上左であれば、モータM1,M2がともに回転して運転席側ミラー51が上左へ傾動するが、斜め押し方向が下左または上右であれば、モータM1,M2の一方しか回転しないため、運転席側ミラー51は下または右にのみ傾動する。また、斜め押し方向が下右の場合は、モータM1,M2がともに回転しないため、運転席側ミラー51は傾動しない。このように、斜め押し方向が上左以外の場合は、斜め押し方向に対応するように運転席側ミラー51が傾動しないが、例えば斜め押し方向が下左の場合にミラーが上向きに傾動したり、斜め押し方向が上右の場合にミラーが左向きに傾動したりするような不自然な動作は行われない。
次に、切換ノブ12が助手席側(L側)に切り換えられた場合の斜め押し操作時の動作につき、図20〜図23を参照しながら説明する。
図20は、操作ノブ11が上左方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1,SW2が投入されて、スイッチSUがON状態となるとともに、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7,SW8が投入されて、スイッチSLがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY4→ダイオードD3→上方向スイッチSU→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY6→左方向スイッチSL→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY4,RY6に制御電流が流れる。これによりリレーRY4,RY6が動作し、接点X4,X6が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY5には制御電流が流れないので、接点X5は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X4→端子T4→モータM3→端子T5→接点X5→グランドの駆動電流経路と、電源+B→接点X6→端子T6→モータM4→端子T5→接点X5→グランドの駆動電流経路とが形成され、モータM3,M4にそれぞれ破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM3が正転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が上を向くように傾動させるとともに、モータM4が逆転し、助手席側ミラー52をミラー面が左を向くように傾動させる。この結果、助手席側ミラー52のミラー面は上左方向を向く。
図21は、操作ノブ11が下左方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3,SW4が投入されて、スイッチSDがON状態となるとともに、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7,SW8が投入されて、スイッチSLがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY5,RY6→ダイオードD11,D12→下方向スイッチSD→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY6→左方向スイッチSL→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY5,RY6に制御電流が流れる。これによりリレーRY5,RY6が動作し、接点X5,X6が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY4には制御電流が流れないので、接点X4は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X5→端子T5→モータM3→端子T4→接点X4→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM3に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM3が逆転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が下を向くように傾動させる。なお、接点X5,X6が切り換わることで、モータM4の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM4には電流が流れない。したがって、モータM4は回転しない。
図22は、操作ノブ11が下右方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3,SW4が投入されて、スイッチSDがON状態となるとともに、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5,SW6が投入されて、スイッチSRがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY4,RY5→ダイオードD7,D9→右方向スイッチSR→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY5,RY6→ダイオードD11,D12→下方向スイッチSD→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY4〜RY6に制御電流が流れる。これによりリレーRY4〜RY6が動作し、接点X4〜X6が電源+B側に切り換わる。この結果、接点X4,X5を介してモータM3の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM3には電流が流れない。また、接点X5,X6を介してモータM4の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧も同電圧のため、モータM4には電流が流れない。したがって、モータM3,M4はともに回転しないので、助手席側ミラー52(図6)は傾動しない。
図23は、操作ノブ11が上右方向へ斜め押しされた場合を示している。このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の斜め押しにより、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1,SW2が投入されて、スイッチSUがON状態となるとともに、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5,SW6が投入されて、スイッチSRがON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY4→ダイオードD3→上方向スイッチSU→グランドの制御電流経路と、電源+B→ダイオードD6→セレクタS2→リレーRY4,RY5→ダイオードD7,D9→右方向スイッチSR→グランドの制御電流経路とが形成され、リレーRY4,RY5に制御電流が流れる。これによりリレーRY4,RY5が動作し、接点X4,X5が電源+B側に切り換わる。一方、リレーRY6には制御電流が流れないので、接点X6は接地側に切り換わったままである。この結果、灰色の太実線で示すように、電源+B→接点X5→端子T5→モータM4→端子T6→接点X6→グランドの駆動電流経路が形成され、モータM4に破線矢印方向の駆動電流が流れる。これによりモータM4が正転し、助手席側ミラー52(図6)をミラー面が右を向くように傾動させる。なお、接点X4,X5が切り換わることで、モータM3の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM3には電流が流れない。したがって、モータM3は回転しない。
上述した斜め押し時の助手席側ミラーの制御動作をまとめると、図29の表のようになる。これからわかるように、操作ノブ11が斜め押しにより2方向へまたがって操作される場合は、リレーRY4〜RY6のON/OFFの態様に応じて、以下のような制御が行われる。すなわち、斜め押し方向が上左であれば、モータM3,M4がともに回転して助手席側ミラー52が上左へ傾動するが、斜め押し方向が下左または上右であれば、モータM3,M4の一方しか回転しないため、助手席側ミラー52は下または右にのみ傾動する。また、斜め押し方向が下右の場合は、モータM3,M4がともに回転しないため、助手席側ミラー52は傾動しない。このように、斜め押し方向が上左以外の場合は、斜め押し方向に対応するように助手席側ミラー52が傾動しないが、例えば斜め押し方向が下左の場合にミラーが上向きに傾動したり、斜め押し方向が上右の場合にミラーが左向きに傾動したりするような不自然な動作は行われない。
(3)操作ノブが全押しされた場合
最初に、切換ノブ12が運転席側(R側)に切り換えられている場合の全押し操作時の動作につき、図24を参照しながら説明する。
このとき、切換ノブ12の運転席側への切り換えにより、セレクタS1がON状態となり、セレクタS2がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の全押しにより、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1およびSW2、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3およびSW4、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5およびSW6、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7およびSW8が全て投入され、スイッチSU,SD,SR,SLは全てON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+Bから、ダイオードD1、セレクタS1、リレーRY1〜RY3を介して、各スイッチSU,SD,SR,SLへ至る制御電流経路が形成され、リレーRY1〜RY3に制御電流が流れる。これによりリレーRY1〜RY3が動作し、接点X1〜X3が電源+B側に切り換わる。この結果、接点X1,X2を介してモータM1の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM1には電流が流れない。また、接点X2,X3を介してモータM2の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧も同電圧のため、モータM2には電流が流れない。したがって、モータM1,M2はともに回転しないので、運転席側ミラー51(図6)は傾動しない。
上述した全押し時の運転席側ミラーの制御動作をまとめると、図30の表のようになる。これからわかるように、操作ノブ11が全押しにより4方向へまたがって操作される場合は、リレーRY1〜RY3が全てONとなることにより、モータM1,M2がともに回転せずに停止状態となるため、運転席側ミラー51はいずれの方向へも傾動しない。
次に、切換ノブ12が助手席側(L側)に切り換えられている場合の全押し操作時の動作につき、図25を参照しながら説明する。
このとき、切換ノブ12の助手席側への切り換えにより、セレクタS2がON状態となり、セレクタS1がOFF状態となっている。また、操作ノブ11の全押しにより、上方向スイッチSUのスイッチ接点SW1およびSW2、下方向スイッチSDのスイッチ接点SW3およびSW4、右方向スイッチSRのスイッチ接点SW5およびSW6、左方向スイッチSLのスイッチ接点SW7およびSW8が全て投入され、スイッチSU,SD,SR,SLは全てON状態となる。このため、黒色の太実線で示すように、電源+Bから、ダイオードD6、セレクタS2、リレーRY4〜RY6を介して、各スイッチSU,SD,SR,SLへ至る制御電流経路が形成され、リレーRY4〜RY6に制御電流が流れる。これによりリレーRY4〜RY6が動作し、接点X4〜X6が電源+B側に切り換わる。この結果、接点X4,X5を介してモータM3の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧は同電圧のため、モータM3には電流が流れない。また、接点X5,X6を介してモータM4の両端に電源+Bから電圧が印加されるが、これらの電圧も同電圧のため、モータM4には電流が流れない。したがって、モータM3,M4はともに回転しないので、助手席側ミラー52(図6)は傾動しない。
上述した全押し時の助手席側ミラーの制御動作をまとめると、図31の表のようになる。これからわかるように、操作ノブ11が全押しにより4方向へまたがって操作される場合は、リレーRY4〜RY6が全てONとなることにより、モータM3,M4がともに回転せずに停止状態となるため、助手席側ミラー52はいずれの方向へも傾動しない。
以上述べたように、本実施形態によれば、操作ノブ11が操作された方向に応じて、方向切換スイッチSU,SD,SR,SLのうちの所定のスイッチと、リレーRY1〜RY6のうちの所定のリレーとがONし、各リレーのON/OFFの態様に応じて、モータM1〜M4の駆動電流が制御されるので、操作ノブ11の通常操作時、斜め押し時、全押し時のいずれの場合にも、それぞれの操作方向に応じたモータ制御を行うことが可能となる。また、スイッチの構造によらずに電気回路によって斜め押しや全押しに対応することができるため、スイッチが大型化することがなく、かつ、マイコンなどの高価な部品を必要としないので、安価に実現することができる。
また、操作ノブ11の通常操作時には、操作した方向に応じた駆動電流がモータM1〜M4に流れるので、モータM1〜M4を指示通りの方向へ回転させることができ、ミラー51,52を指示通りの方向へ傾動させることができる。また、操作ノブ11が斜め押しされた場合でも、所定方向の駆動電流がモータM1〜M4に供給され、または電流供給が停止されるので、方向切換スイッチSU,SD,SR,SLのうちの複数のスイッチがONすることに起因するデッドショートの発生がなく、発煙や発火を回避することができる。さらに、操作ノブ11が全押しされた場合でも、モータM1〜M4への駆動電流供給が停止されるので、全ての方向切換スイッチSU,SD,SR,SLがONすることに起因するデッドショートの発生がなく、発煙や発火を回避することができる。
また、切換ノブ12を切り換えることにより、運転席側ミラー51と助手席側ミラー52の傾動方向を独立して制御することができるとともに、操作ノブ11の通常操作時には各ミラー51,52を指示通りの方向へ傾動させ、斜め押し時や全押し時には各ミラー51,52を所定方向へ傾動させまたは停止させることができる。
さらに、開閉素子をリレーRY1〜RY6から構成したことにより、リレーを用いた簡単な回路によってミラー制御回路31,32(図6)を構成することができるとともに、安価なリレーを用いることで装置全体のコストを抑制することができる。
本発明は、上述した以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、上記実施形態では、ミラースイッチ1の接点部13にゴム接点を用いた例を挙げたが、ゴム接点に代えて通常の接点を用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、本発明をミラー調節装置に適用した例を挙げたが、本発明はミラーの調節に限らず、ディスプレイ装置における画面の角度調節などにも適用することができる。
本発明で用いられるスイッチ装置の一例を示した斜視図である。 同スイッチのケースを除いた状態の斜視図である。 同スイッチの断面図である。 同スイッチにおける接点の動作を説明するための模式図である。 操作ノブの平面図である。 本発明の実施形態に係るミラー調節装置のブロック図である。 同ミラー調節装置の具体的な回路例である。 通常操作時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 斜め押し時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 全押し時の運転席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 全押し時の助手席側ミラーの制御動作を説明する回路図である。 通常操作時の運転席側ミラーの制御動作をまとめた表である。 通常操作時の助手席側ミラーの制御動作をまとめた表である。 斜め押し時の運転席側ミラーの制御動作をまとめた表である。 斜め押し時の助手席側ミラーの制御動作をまとめた表である。 全押し時の運転席側ミラーの制御動作をまとめた表である。 全押し時の助手席側ミラーの制御動作をまとめた表である。
符号の説明
1 ミラースイッチ(操作スイッチ)
11 操作ノブ
12 切換ノブ
13 接点部
14 操作片
15,15a〜15h 可動接点
16,16a〜16d 固定接点
31 運転席側ミラー制御回路
32 助手席側ミラー制御回路
41〜44 モータ
51 運転席側ミラー
52 助手席側ミラー
100 スイッチ装置
SU 上方向スイッチ
SD 下方向スイッチ
SR 右方向スイッチ
SL 左方向スイッチ
SW1〜SW8 スイッチ接点
RY1〜RY6 リレー
X1〜X6 接点
S1,S2 セレクタ
D1〜D12 ダイオード
M1〜M4 モータ
+B 電源

Claims (3)

  1. 操作スイッチの操作ノブが所定方向へ操作されたことに基づき、当該操作方向に対応する方向へモータを回転させるモータ制御装置において、
    前記操作ノブの各操作方向に対応して設けられた複数の方向切換スイッチと、
    前記各方向切換スイッチと電源との間に設けられ、制御電流が流れることによりONする複数のリレーとを備え、
    前記リレーがONしていないときは、当該リレーの接点は接地側に切り換わっていて、前記モータと電源との間を遮断しており、
    前記リレーがONしたときは、当該リレーの接点は前記電源側に切り換わり、前記モータを電源に接続し、
    前記操作ノブの操作により、当該操作方向と対応する方向切換スイッチがONすることに基づいて、当該スイッチに接続されたリレーのうち、所定のリレーに前記電源から制御電流が供給されて、当該リレーがONし、
    前記各リレーのON/OFFの態様に応じて、前記電源から前記リレー接点を介して前記モータへ流れる駆動電流を制御し、
    前記操作ノブが、いずれか1つの方向に操作された場合は、当該操作方向と対応する1つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、前記操作方向に対応した駆動電流を前記モータに供給し、
    前記操作ノブが、全方向を除く複数の方向にまたがって操作された場合は、当該操作方向と対応する複数の方向切換スイッチがONすることに基づいて、所定方向の駆動電流を前記モータに供給するかまたは供給を停止し、
    前記操作ノブが、全方向にまたがって操作された場合は、全ての方向切換スイッチがONすることに基づいて、前記モータに供給する駆動電流を停止することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記操作スイッチは、車両におけるミラーの向きを調節するためのミラースイッチであり、
    前記操作ノブは、前記ミラーを上下左右に傾動させるために4方向に操作可能であり、
    前記操作ノブが、4方向のうちいずれか1つの方向に操作された場合に、当該操作方向と対応する1つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、前記操作方向に対応した駆動電流を前記モータに供給し、
    前記操作ノブが、2方向にまたがって操作された場合は、当該操作方向と対応する2つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、所定方向の駆動電流を前記モータに供給するかまたは供給を停止し、
    前記操作ノブが、4方向にまたがって操作された場合は、4つの方向切換スイッチがONすることに基づいて、前記モータに供給する駆動電流を停止することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項に記載のモータ制御装置において、
    前記ミラースイッチは、車両の運転席側に設けられたミラーと、車両の助手席側に設けられたミラーとのいずれを制御するかを選択する切換ノブを備え、
    前記切換ノブにより運転席側ミラーが選択された場合にONするスイッチ接点を、運転席側ミラーを制御するための各リレーと電源との間に挿入し、
    前記切換ノブにより助手席側ミラーが選択された場合にONするスイッチ接点を、助手席側ミラーを制御するための各リレーと電源との間に挿入したことを特徴とするモータ制御装置。
JP2007330070A 2007-12-21 2007-12-21 モータ制御装置 Expired - Fee Related JP5252907B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007330070A JP5252907B2 (ja) 2007-12-21 2007-12-21 モータ制御装置
EP08169281A EP2073233B1 (en) 2007-12-21 2008-11-17 Motor control device
US12/334,206 US8143820B2 (en) 2007-12-21 2008-12-12 Motor control device
CN200810185670XA CN101465614B (zh) 2007-12-21 2008-12-19 电机控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007330070A JP5252907B2 (ja) 2007-12-21 2007-12-21 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009153322A JP2009153322A (ja) 2009-07-09
JP5252907B2 true JP5252907B2 (ja) 2013-07-31

Family

ID=40473657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007330070A Expired - Fee Related JP5252907B2 (ja) 2007-12-21 2007-12-21 モータ制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8143820B2 (ja)
EP (1) EP2073233B1 (ja)
JP (1) JP5252907B2 (ja)
CN (1) CN101465614B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5193908B2 (ja) * 2009-03-11 2013-05-08 アルプス電気株式会社 駆動装置
JP5991693B2 (ja) * 2013-03-19 2016-09-14 アルプス電気株式会社 駆動装置
CN104163140B (zh) * 2013-05-15 2017-02-22 比亚迪股份有限公司 车用电动镜片的调节装置及具有其的电动车辆
CN104149697B (zh) * 2013-05-15 2017-02-01 比亚迪股份有限公司 车用电动镜片的调节装置及具有其的电动车辆
US9010946B1 (en) 2014-06-10 2015-04-21 Seymour Setnor Automobile mirror control system
KR102279111B1 (ko) * 2020-02-10 2021-07-20 한국알프스 주식회사 자동차용 사이드 미러 방향 제어 회로 및 이를 포함하는 전동식 버튼

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4026048A (en) * 1975-12-31 1977-05-31 Douglas Dynamics Corporation Multiple circuit control
GB2144582B (en) * 1983-08-05 1987-06-10 Nintendo Co Ltd Multi-directional electrical switch
JPS60110941U (ja) * 1983-12-28 1985-07-27 株式会社東海理化電機製作所 スイツチ装置
JPH0436522Y2 (ja) * 1987-05-20 1992-08-28
US4866221A (en) * 1988-06-06 1989-09-12 Eaton Corporation Remote power mirror switch assembly
US4947461A (en) * 1989-03-03 1990-08-07 Murakami Kaimeido Co. Ltd. Multi-position electrical switch
JPH0724756Y2 (ja) * 1989-03-29 1995-06-05 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置
JP3106663B2 (ja) * 1992-03-11 2000-11-06 松下電器産業株式会社 スピーカシステム
US5689095A (en) * 1993-09-20 1997-11-18 Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho Switching device
JP2590446Y2 (ja) 1993-09-20 1999-02-17 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置
JPH07213092A (ja) * 1994-01-17 1995-08-11 Omron Corp モータ出力装置
JPH08212876A (ja) * 1995-02-08 1996-08-20 Ichikoh Ind Ltd スイッチ装置
DE19836793C2 (de) * 1998-08-13 2003-05-08 Bosch Gmbh Robert Bedienelement zum selektiven Herstellen elektrischer Kontakte
JP2001351477A (ja) 2000-06-07 2001-12-21 Tokai Rika Co Ltd スイッチ装置
EP1182677A1 (en) * 2000-08-23 2002-02-27 Thomson Licensing S.A. Electronic switch designed for manual actuation of several switching elements
CN2516398Y (zh) 2001-11-28 2002-10-16 赖志民 汽车后视镜角度自动控制装置
JP4433789B2 (ja) * 2003-12-24 2010-03-17 市光工業株式会社 車両用アウトサイドミラー装置
JP4652957B2 (ja) 2005-10-31 2011-03-16 東洋電装株式会社 車両用スイッチ制御装置
KR100778560B1 (ko) * 2006-10-16 2007-11-22 현대자동차주식회사 차량 사이드 미러의 구동 시스템 및 구동 방법

Also Published As

Publication number Publication date
EP2073233B1 (en) 2011-11-16
US8143820B2 (en) 2012-03-27
CN101465614A (zh) 2009-06-24
JP2009153322A (ja) 2009-07-09
US20090160374A1 (en) 2009-06-25
EP2073233A1 (en) 2009-06-24
CN101465614B (zh) 2011-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4652957B2 (ja) 車両用スイッチ制御装置
JP5252907B2 (ja) モータ制御装置
JP3177122B2 (ja) シート統合スイッチ
JP5386189B2 (ja) パワーシートの調整装置
US20170268279A1 (en) Window control device
US5089715A (en) Multiposition switch device for controlling a driving means
KR102571093B1 (ko) 차량용 파워시트 스위치 유닛 및 이를 갖는 차량용 파워시트 스위치 모듈
US8174230B2 (en) Drive unit
CN214874660U (zh) 用于车辆后视镜和座椅的调节装置和具有其的车辆
JP2006079407A (ja) 入力装置及びこれを用いた入力ユニット
MXPA05011298A (es) Conjunto de conmutador de espejo.
US20040045801A1 (en) Switch device
JP6962959B2 (ja) スイッチ装置
KR100747223B1 (ko) 자동차용 다기능 복합 스위치
JP2000356962A (ja) 車両用マルチ表示スイッチ
JP3368728B2 (ja) 自動車用後写鏡のスイッチ回路
KR100564243B1 (ko) 자동차용 사이드미러 제어스위치
JPH08205395A (ja) 車両用操作スイッチ装置
US20030137756A1 (en) Drive device for adjusting the mirror assembly of a rearview mirror
JPH1111234A (ja) 自動車用後写鏡におけるスイッチ回路
JPH0719930U (ja) スイッチ装置
JP2006117104A (ja) 車両パワーシートスイッチ
KR20020009897A (ko) 자동차의 백미러 조정 스위치
US20020125848A1 (en) Circuit for power supply of several reversible electrical actuators
JP2007317537A (ja) ステアリング位置調整に関するスイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120919

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130416

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5252907

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees