JP2001351477A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2001351477A
JP2001351477A JP2000170863A JP2000170863A JP2001351477A JP 2001351477 A JP2001351477 A JP 2001351477A JP 2000170863 A JP2000170863 A JP 2000170863A JP 2000170863 A JP2000170863 A JP 2000170863A JP 2001351477 A JP2001351477 A JP 2001351477A
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switch
operation knob
knob
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switch element
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JP2000170863A
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Toshihiro Kawase
俊博 川瀬
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路にデッドショートを発生させることな
く、小型化を図ることができるスイッチ装置を提供す
る。 【解決手段】 操作ノブ43の裏面中央に突部56を設
け、スイッチボディ11側の突部56に対応する部位に
常閉スイッチ要素たる遮断スイッチ41を設ける。操作
ノブ43における操作部46〜49の4方向が全て同時
に押込み操作された際には、突部56が遮断スイッチ4
1を押圧し、配線基板21上の回路間を遮断してデッド
ショートを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに異なる4方
向に揺動可能な操作ノブの押し込み操作によって複数個
のスイッチ要素をスイッチングするスイッチ装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、例えば自動車等において、左
右のドアに設けられたアウタミラーの向きをモータで調
節するようにした電動ミラーに対して、そのモータを制
御するためのスイッチ装置として次のような構成のもの
が知られている。
【0003】即ち、図6に示すように、スイッチボディ
81には操作ノブ82が、その中心から異なる4方向側
の側部のうちいずれか一側部を下方に押圧すると揺動可
能に設けられているとともに、スイッチボディ81内部
の配線基板83には、その操作ノブ82の押込み操作に
基づき押圧されてスイッチングされる複数個のスイッチ
要素85が設けられている。そして、前記操作ノブ82
における何れかの方向に位置する側部を揺動操作して選
択されたスイッチ要素85をスイッチング操作すること
によりミラーの向きを上下左右に調整するようになって
いる。
【0004】このような構成のスイッチ装置において、
操作ノブ82が4方向のうち何れかの方向に押込み操作
される際は、配線基板83上ではミラーの向きを調整す
るように通電回路が形成されるが、操作ノブ82の4方
向が全て同時に押込み操作された際には、本来、同時に
スイッチングされるように配線がされていないスイッチ
要素同士がスイッチングされ、配線基板83上の回路が
デッドショートしてしまう。
【0005】そこで、従来、このような操作ノブ82の
全面押しに対するデッドショート防止対策として、図6
に示すように、スイッチボディ81の中央部に操作ノブ
82側に膨出した突出部位84を設けたものが提案され
ている。これによれば、操作ノブ82が全面押しされた
場合は、スイッチ要素85が操作ノブ82に押圧されて
スイッチングする前に、前記突出部位84に操作ノブ8
2の裏面を接触させ、操作ノブ82の押込み操作を規制
してデッドショートを防ぐようにしていた。
【0006】また、図7に示すように、スイッチボディ
81と操作ノブ82の間に周縁がテーパ状の可動規制部
材86を水平方向に移動自在に支持したものも提案され
ている。操作ノブ82の互いに異なる4方向の側部から
それぞれ下方に当接部82aが延出されており、可動規
制部材86の上部周縁に設けられた斜面86aは、各当
接部82aに対してそれぞれ当接可能にされている。こ
れによれば、例えば、一方向側に位置する操作ノブ82
の側部を矢印V方向に押込み操作した際は、前記可動規
制部材86の一方向側に位置する上部周縁の斜面86a
が、操作ノブ82に押圧されて矢印W方向に摺動され、
その押圧操作を許容する。そして、操作ノブ82が全面
押しされた場合は、可動規制部材86の異なる4方向に
位置する当接部82aが可動規制部材86の相対する4
方向の上部周縁斜面86aにそれぞれ当接されるため、
可動規制部材86がいずれの方向へも摺動されず可動規
制部材86の全周縁にて操作ノブ82の押込み操作が規
制される。このようにして、スイッチ要素85にスイッ
チングをさせないようにし、デッドショートを防ぐよう
にしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、全面押
し込み時にデッドショート防止をするためには、全面押
しされた場合の操作ノブ82が突出部位84,可動規制
部材86に当接するまでの距離(全面押し時のストロー
ク)をL2とし、一方向側に位置する操作ノブ82の側
部を押圧したとき、スイッチ要素85をスイッチングさ
せるまでの操作ノブ82の移動距離(通常操作時のスト
ローク)をL1としたとき、L1>L2とする必要があ
る。
【0008】ところが、通常、操作ノブ82は合成樹脂
にて形成されているため、全面押し込み時に過荷重を加
えた際には、前記操作ノブ82はその弾性力により撓ん
でしまう。この撓みによっても、デッドショートの発生
がないようにする必要があることから、前記ストローク
L1にはデッドショートが生じないように十分な余裕の
長さを取る必要があった。すなわち、L1とL2とのス
トローク差を大きく取る必要があった。
【0009】この結果、操作ノブ82の大型化、又は、
操作角の拡大の必要があり、スイッチ装置の小型化を阻
害する原因となっている。本発明は上記問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は、回路にデッ
ドショートを発生させることなく、小型化を図ることが
できるスイッチ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、スイッチボディと、所
定位置を中心とした互いに異なる4方向にそれぞれ操作
部を有し、各操作部の押込み操作に基づき各部において
傾動するように前記スイッチボディに対し揺動可能に設
けられ、操作の解除に伴い中立位置に戻される操作ノブ
と、前記スイッチボディ内において前記操作ノブの各操
作部に対応してそれぞれ設けられた複数のスイッチ要素
とを具備し、これら複数のスイッチ要素は、前記各操作
部が押込み操作されることに基づき、所定のスイッチ要
素がオン操作されることによりスイッチングし、4方向
のうち互いに反対側方向の操作部が同時に操作された際
には、ショートする関係の回路を備えたスイッチ装置に
おいて、互いに反対側方向の操作部が同時に操作された
際には、前記ショートする関係の回路間を操作ノブの作
動により遮断する常閉スイッチ要素を設けたことを要旨
とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記操作ノブ若しくはスイッチボディ側の何れか一
方には、他方に設けられた常閉スイッチ要素に対して接
触可能な突部を設けたことを要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2において、前記常閉スイッチ要素は、相対向する
操作部間における略中央に位置するように配設されてい
ることを要旨とする。
【0013】(作用)請求項1の発明によれば、互いに
反対方向の操作部が押込み操作された際には、常閉スイ
ッチ要素にてその回路間が遮断されることにより回路間
のショートは防止されると共に、従来と異なり、常閉ス
イッチ要素を用いた場合は、操作ノブの撓みを考慮する
必要がなくなる。
【0014】請求項2の発明によれば、常閉スイッチ要
素の回路遮断動作は、突部が常閉スイッチに接触するこ
とにより行われる。請求項3の発明によれば、常閉スイ
ッチ要素は相対向する操作部間の略中央に位置している
ため、互いに反対側方向の操作部が同時に押込み操作さ
れたときのみに常閉スイッチ要素が作動する構成に確実
にされる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車のドアミラ
ーを調整するスイッチ装置に具体化した一実施形態を図
1〜図5に従って説明する。
【0016】尚、以下の説明において、「上」、
「下」、「左」、「右」は、特に断らない限り図1にお
けるスイッチ装置を平面視した場合の「上」、「下」、
「左」、「右」を示すものとし、「前」、「後」は図1
における紙面に直交する手前側を「前」、奥側を「後」
とする。
【0017】図3に示すように、本実施形態におけるス
イッチ装置は、スイッチボディ11、操作ノブ43、左
右切換ノブ57、及び配線基板21等からその概要は構
成されている。
【0018】図1、図3及び図4に示すように、略矩形
筒状をなすスイッチボディ11は、その内部に同スイッ
チボディ11を前後に仕切る仕切部12が形成されてお
り、仕切部12の前方及び後方は開口形成されている。
スイッチボディ11における上側及び下側における側壁
11aの前部には、4つの第1係合孔13がそれぞれス
イッチボディ11のコーナ側に寄った位置に形成されて
おり、左側及び右側における側壁11bの前部中央に
は、第2係合孔14が1箇所ずつ形成されている。
【0019】図4に示すように、前記仕切部12には挿
通孔15aを有する案内部15が所定配置で6箇所にそ
れぞれ形成されていると共に、各案内部15の前部は、
前方に突出して形成されている。また、仕切部12の略
中央部は、互いに連通する第1及び第2収容室16,1
7を備える収容部18とされている。収容部18の前面
には、共に第2収容室17に連通し、左右方向に長い案
内孔19と、スイッチ孔20とが形成されている。前記
スイッチ孔20は収容部18の略中央に位置している。
【0020】前記スイッチボディ11内の後部には配線
基板21が配設されており、前記配線基板21上には、
6つのコンタクトホルダ部22が設けられている。前記
コンタクトホルダ部22は環状の薄肉部22aと、同薄
肉部22aに支持される略円柱状の可動部22bとから
形成されており、同可動部22bと薄肉部22aは、例
えばシリコンゴム等の弾性材にて一体形成されている。
そして、各可動部22bは仕切部12における案内部1
5の挿通孔15aにそれぞれ挿通されており、その先端
部は案内部15よりも突出して配設されている。
【0021】前記薄肉部22aにて囲まれた内部空間に
おける可動部22bの後端部には可動コンタクト23a
〜28aが設けられている。そして、前記配線基板21
には可動コンタクト23a〜28aに対してそれぞれ相
対的に接触する一対を一組とした6組の固定コンタクト
23b〜28bが設けられている。前記各可動部22b
の可動コンタクト23a〜28aは通常は薄肉部22a
自身の弾性で配線基板21上の固定コンタクト23b〜
28bから所定の間隔D1を有するように離間して対向
されている。この6個の可動コンタクト23a〜28a
と、これらの可動コンタクト23a〜28aと相対する
6組の固定コンタクト23b〜28bとにて、6個のス
イッチ要素23〜28がそれぞれ構成されている。これ
ら6個のスイッチ要素23〜28は、図5に示すよう
に、自動車に取付けられたドアミラー(図示しない。以
下、単に「ミラー」という。)のモータ61〜64を操
作するための操作スイッチ29を構成している。
【0022】一方、前記スイッチボディ11における仕
切部12と配線基板21との間の第1収容室16には、
可動接点保持部材31が収容されている。同可動接点保
持部材31は第1収容室16内で摺動可能になっている
とともに、可動接点保持部材31の内部に備えられた可
動接点32,33と、配線基板21に備えられた固定接
点34〜37により左右切換スイッチ38が構成されて
いる(図5参照)。
【0023】図3に示すように、前記第1収容室16及
び第2収容室17内には、両収容室16,17の側面に
沿って配線基板21の回路に電気的に接続された金属材
からなる第1導体片39及び第2導体片40が配設され
ている。両導体片39,40の先端部はそれぞれ第1接
点39a及び第2接点40aとされており、両接点39
a,40aは仕切部12のスイッチ孔20に対応する位
置に配置されている。そして、前記第1接点39a及び
第2接点40aは、通常は重なり合った状態で接触した
常閉接点として構成されており、前記第1導体片39の
先端部を前方から、その弾性力に抗して押圧することに
より、第1接点39aは第2接点40aから離間可能に
なっている。この結果、前記第1導体片39及び第2導
体片40の両接点39a,40aにて遮断スイッチ41
(即ち、常閉スイッチ要素)を構成している。
【0024】一方、スイッチボディ11の前部には、略
矩形状をなし、合成樹脂にて形成された操作ノブ43が
配設されている。同操作ノブ43の中央部には、後方に
凹設された収納凹部44が形成されており、同収納凹部
44の底面には左右方向に長い貫通孔45がスイッチボ
ディ11の案内孔19に対応して形成されている。ま
た、図1に示すように、前記操作ノブ43における4箇
所のコーナのうち隣り合った各コーナ間は操作部46〜
49とされている。前記操作部46〜49は、操作ノブ
43の中央部を中心とした異なる4方向に配置されてい
る。そして、操作ノブ43の前面には、その操作方向を
示す4つの記号が表示されているとともに、後述する左
右切換ノブ57の操作方向を示す「L・R」という文字
が表示されている。
【0025】図1、図3及び図4に示すように、前記操
作ノブ43の周縁部のうち、上縁部及び下縁部には4つ
の可変ヒンジ部50〜53が操作ノブ43のコーナ側に
寄った位置にそれぞれ突設されており、左縁部及び右縁
部には、係合突起54がそれぞれ突設されている。そし
て、前記可変ヒンジ部50〜53は第1係合孔13にそ
れぞれ前後方向に移動可能に挿入されているとともに、
係合突起54は第2係合孔14にそれぞれ前後方向に移
動可能に挿入されている。
【0026】操作ノブ43の裏面側には、各コンタクト
ホルダ部22に対応するように押込操作部55が後方に
向かって突設されている。そして、押込操作部55の後
端部は前記コンタクトホルダ部22の前面に対して当接
している。この結果、操作ノブ43は各押込操作部55
を介して各コンタクトホルダ部22の薄肉部22aの弾
性力により、中立位置に付勢されていている。そして、
4箇所の操作部46〜49の各部46〜49における後
方への押込み操作に応じて、前記操作ノブ43は押し込
み操作された操作部46〜49とは反対側に設けられた
可変ヒンジ部50〜53と第1係合孔13との接触点を
中心にして揺動されるようになっている。そして、操作
ノブ43は、その揺動方向に応じて押込操作部55を介
しコンタクトホルダ部22を押圧操作するようになって
いる。尚、前述した中立位置とは、各可動コンタクト2
3a〜28aが固定コンタクト23b〜28bに対して
所定距離D1離間している位置のことをいう。
【0027】前記収納凹部44の裏面には、相対向する
操作部46〜49間の略中央に位置するように突部56
が後方に向かって突設されている。前記突部56はスイ
ッチボディ11に形成されたスイッチ孔20、即ち、遮
断スイッチ41に対応して設けられており、同遮断スイ
ッチ41に接触可能とされている。この結果、前記遮断
スイッチ41も相対向する操作部46〜49間の略中央
に位置している。又、前記突部56の後端部とスイッチ
ボディ11の遮断スイッチ41との間にはクリアランス
D2が設けられている。前記クリアランスD2は可動コ
ンタクト23a〜28aと固定コンタクト23b〜28
bとの離間距離D1よりも短く設定されており、何れか
1つの操作部46〜49が押込み操作されて、所定の可
動コンタクト23a〜28aと固定コンタクト23b〜
28bが接続される際は突部56と遮断スイッチ41が
接触しないように設定されている。
【0028】前記操作ノブ43の収納凹部44には左右
切換ノブ57が収納配置されている。前記左右切換ノブ
57は下方に延びるレバー58を有しており、同レバー
58は操作ノブ43及びスイッチボディ11の貫通孔4
5及び案内孔19に挿通されている。前記レバー58の
後端部は可動接点保持部材31に装着されている。この
結果、前記レバー58が貫通孔45及び案内孔19にて
許容される範囲内で、左右切換ノブ57を左右方向にス
ライド移動させることにより、レバー58を介して可動
接点保持部材31が第1収容室16内を摺動し、左右の
ミラーのうち一方が駆動対象として選択されるようにな
っている。
【0029】次に、操作ノブ43の各操作部46〜49
と、各スイッチ要素23〜28の配置関係について図1
及び図2を参照にして説明する。図2はスイッチ装置を
平面視した場合の各スイッチ要素23〜28の配置関係
を示している。
【0030】スイッチ要素24は上用の操作部46に対
向配置されて同操作部46が押込み操作された際に、オ
ンされるようになっており、スイッチ要素26は下用の
操作部47に対向配置されて同操作部47が押込み操作
された際にオンされるようになっている。又、スイッチ
要素27は左用の操作部48に対向配置されて同操作部
48が押込み操作された際にオンされるようになってお
り、スイッチ要素28は右用の操作部49に対向配置さ
れて同操作部49が押込み操作された際にオンされるよ
うになっている。又、スイッチ要素24及びスイッチ要
素28と、スイッチ要素27及びスイッチ要素26は操
作ノブ43における一方の対角線sの両端近傍に対向配
置されている。
【0031】そして、スイッチ要素23及びスイッチ要
素25はそれぞれ操作ノブ43における他方の対角線t
の両端近傍に対向配置され、スイッチ要素23は上用の
操作部46が押込み操作された際、及び左用の操作部4
8が押込み操作された際の何れの場合でもオンされるよ
うになっている。又、スイッチ要素25は下用の操作部
47が押込み操作された際、及び右用の操作部49が押
込み操作された際の何れの場合でもオンされるようにな
っている。即ち、本実施形態では、スイッチ要素23及
びスイッチ要素24で上用スイッチが構成され、スイッ
チ要素25及びスイッチ要素26で下用スイッチが構成
され、スイッチ要素23及びスイッチ要素27で左用ス
イッチが構成され、スイッチ要素25及びスイッチ要素
28で右用スイッチが構成されている。なお、図2に示
すスイッチ要素23〜28の配置に合わせて、前記押込
操作部55、案内部15及びコンタクトホルダ部22は
配置されている。
【0032】次に、上記のように構成されたスイッチ装
置の電気的構成について説明する。図5に示すように、
操作スイッチ29における一方の固定コンタクト24
b、固定コンタクト25b、及び固定コンタクト27b
は電源バッテリBに接続されており、一方の固定コンタ
クト23b、固定コンタクト26b及び固定コンタクト
28bは遮断スイッチ41たる第1及び第2接点39
a,40aを介して接地端子Eに接続されている。
【0033】そして、固定コンタクト24bの反バッテ
リB側及び固定コンタクト26bの反接地端子E側は左
右切換スイッチ38の可動接点32に接続されていると
ともに、固定コンタクト27bの反バッテリB側及び固
定コンタクト28bの反接地端子E側は左右切換スイッ
チ38の可動接点33に接続されている。また、固定コ
ンタクト25bの反バッテリB側及び固定コンタクト2
3bの反接地端子E側は後述する各モータ61〜64に
接続されている。
【0034】前記左右切換スイッチ38は2つの可動接
点32,33と4つの固定接点34〜37とから構成さ
れており、前記両可動接点32,33は共に同方向に切
換操作されるようになっている。そして、各可動接点3
2,33に対してそれぞれ、右切換用の固定接点35,
37及び左切換用の固定接点34,36が接続可能とさ
れている。なお、通常は前記可動接点32,33は各固
定接点34〜37に接続されない中間位置にされてお
り、このとき、可動接点32,33を備える可動接点保
持部材31に連結される左右切換ノブ57は操作ノブ4
3の収納凹部44におけるほぼ中央位置に配置される。
【0035】また、前記左切換用の固定接点34には左
側のミラーの上下調整用モータ61が接続されていると
ともに、左切換用の固定接点36には左側のミラーの左
右調整用モータ62が接続されている。さらに、右切換
用の固定接点35には右側のミラーの上下調整用モータ
63が接続されているとともに、右切換用の固定接点3
7には右側のミラーの左右調整用モータ64が接続され
ている。
【0036】そして、遮断スイッチ41がオン状態とさ
れたままで、前記可動コンタクト23a〜28a及び固
定コンタクト23b〜28bから構成されるスイッチ要
素23〜28のうち、図2において相対向するスイッチ
要素23〜28、即ち、スイッチ要素23とスイッチ要
素25、スイッチ要素24とスイッチ要素26、及びス
イッチ要素27とスイッチ要素28がそれぞれ同時にオ
ン状態とされた際はデッドショートが発生する回路構成
にされている。
【0037】次に上記のように構成されたスイッチ装置
の作用を説明する。まず操作ノブ43及び左右切換ノブ
57が共に中立位置及び中間位置に保持された状態にお
いて、左右切換ノブ57を左方向へスライド操作する
と、レバー58を介して可動接点保持部材31が左方向
へ摺動する。これに伴って、可動接点保持部材31(左
右切換スイッチ38)の可動接点32,33が左切換用
の固定接点34,36に接続され、左側のミラーのモー
タ61,62が選択される。
【0038】この状態で、操作ノブ43の上用の操作部
46を押込み操作すると、下用の操作部47側の可変ヒ
ンジ部50,51と第1係合孔13との接触点を支点に
して前記操作ノブ43が傾動し、押込操作部55を介し
てコンタクトホルダ部22が押圧される(図1参照)。
すると、コンタクトホルダ部22の薄肉部22aがその
弾性力に抗して撓み、可動コンタクト23a,24aと
固定コンタクト23b,24bが接続される。換言すれ
ば、スイッチ要素23,24がスイッチングされオン状
態にされる。すると、図5において、電源バッテリBか
ら左側ミラーの上下調整用モータ61に矢印A方向への
電流が流れ、これに伴い左側のミラーが上向きに回動さ
れる。
【0039】ここで、上用の操作部46が押込み操作さ
れ、操作ノブ43が傾動することにより同操作ノブ43
の突部56も後方へ移動されるが、前記突部56とスイ
ッチボディ11の遮断スイッチ41との間にはクリアラ
ンスD2が設けられているため、回路が遮断されること
はない。
【0040】そして、操作部46に対する押込み操作を
解除すると操作ノブ43は各コンタクトホルダ部22の
薄肉部22aの付勢力により中立位置に復帰するととも
に、スイッチ要素23,24はオフ状態となる。尚、他
の操作部47〜49についても押込み操作を解除した場
合は、上用の操作部46と同様の動作を行い、以下にお
いて、その重複説明は省略する。
【0041】操作ノブ43の下用の操作部47を押込み
操作すると、操作ノブ43は上用の操作部46側の可変
ヒンジ部52,53と第1係合孔13との接触点を支点
にして傾動し、スイッチ要素25,26がオン状態にさ
れる。すると、電源バッテリBから左側ミラーの上下調
整用モータ61に、上用の操作部46を押込み操作する
場合とは反対方向(反矢印A方向)への電流が流れ、こ
れに伴い左側のミラーが下向きに回動される。
【0042】また、操作ノブ43の左用の操作部48を
押込み操作すると、操作ノブ43は右用の操作部49側
の可変ヒンジ部51,53と第1係合孔13との接触点
を支点にして傾動し、スイッチ要素23,27がオン状
態にされる。すると、電源バッテリBから左側ミラーの
左右調整用モータ62へ矢印A方向への電流が流れ、こ
れに伴い左側のミラーが左向きに回動される。
【0043】操作ノブ43の右用の操作部49を押込み
操作すると、操作ノブ43は左用の操作部48側の可変
ヒンジ部50,52と第1係合孔13との接触点を支点
にして傾動し、スイッチ要素25,28がオン状態にさ
れる。すると、電源バッテリBから左側ミラーの左右調
整用モータ62に、左用の操作部48を押込み操作する
場合とは反対方向(反矢印A方向)へ電流が流れ、これ
に伴い左側のミラーが右向きに回動される。
【0044】ここで、操作ノブ43の突部56及びスイ
ッチボディ11側の遮断スイッチ41は相対向する操作
部46〜49間の略中央に位置しているため、何れかの
方向に偏って突部56が位置される場合と比較して、各
操作部46〜49を押込み操作した際に、誤って回路が
遮断されることはない。
【0045】一方、操作ノブ43及び左右切換ノブ57
が中立位置及び中間位置に保持された状態で、左右切換
スイッチ38を、上述とは逆の右側にスライド操作した
場合は、レバー58を介して可動接点保持部材31が右
側に摺動する。これに伴い、可動接点保持部材31(左
右切換スイッチ38)の可動接点32,33が右切換用
の固定接点35,37に接続され、右側のミラーのモー
タ63,64が選択される。
【0046】この状態で、操作ノブ43の各操作部46
〜49が押込み操作された場合には、前述した左側のミ
ラーの上下調整用モータ61の代わりに右側のミラーの
上下調整用モータ63が選択され、また、左側のミラー
の左右調整用モータ62の代わりに右側のミラーの左右
調整用モータ64が選択される以外は作用が同様である
ため、その説明は省略する。
【0047】次に、左右切換ノブ57が左側又は右側へ
スライド操作された状態で、操作ノブ43の互いに反対
側方向の操作部46〜49が同時に押込み操作された場
合について説明する。
【0048】互いに反対側方向の操作部46〜49が同
時に押込み操作された場合、即ち、操作ノブ43が全面
押しされた場合は、可変ヒンジ部50〜53を支点とせ
ず、操作ノブ43は、各コネクタホルダ部の薄肉部22
aの弾性力に抗して後方へ直線的に移動される。する
と、コンタクトホルダ部22における可動コンタクト2
3a〜28aと配線基板21の固定コンタクト23b〜
28bとの離間距離D1よりも、操作ノブ43の突部5
6とスイッチボディ11側の遮断スイッチ41とのクリ
アランスD2の方が短いため、前記可動コンタクト23
a〜28aが固定コンタクト23b〜28bに接続され
る前に、突部56が第1導体片39の先端部を押圧す
る。そして、第1導体片39はその弾性力に抗して撓
み、遮断スイッチ41を構成する第1導体片39の第1
接点39aは第2接点40aに対して離間する。
【0049】この結果、操作ノブ43の全面が押される
ことにより、互いに対向するスイッチ要素23〜28同
士が同時にスイッチングされることになるが、図5に示
すように、固定コンタクト24b,25b,27bと接
地端子E間での遮断スイッチ41の第1及び第2接点3
9a,40aが離間されることにより、通電回路は形成
されず、左右いずれのミラーも動かない。
【0050】従って、上記実施形態によれば、以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)上記実施形態では、スイッチボディ11側に遮断
スイッチ41を設け、操作ノブ43の操作部46〜49
が全面押しされた場合は、操作ノブ43の突部56にて
遮断スイッチ41の第1接点39aと第2接点40aを
離間させて、通電回路を形成させないことにより、全面
押し時のショートを防止した。この結果、スイッチ装置
を合成樹脂にて形成される操作ノブ43の撓みを考慮し
て設計する必要がなくなり、スイッチボディ11の仕切
部12と操作ノブ43との間隔を狭めることができ、ス
イッチ装置の小型化を図ることができる。また、仕切部
12と操作ノブ43との間隔を狭めることにより、操作
ノブ43の後方への押込量を少なくすることもできる。
【0051】(2)さらに、操作ノブ43の撓みを考慮
して設計する必要がないため、設計公差を大きくとるこ
とができ、余裕をもってスイッチ装置の設計ができる。 (3)上記実施形態では、遮断スイッチ41の回路の遮
断動作は、操作ノブ43の裏面に設けられた突部56を
前記遮断スイッチ41を押圧させることにより容易に行
うことができる。
【0052】(4)上記実施形態では、遮断スイッチ4
1及び突部56は相対向する操作部46〜49間の略中
央に位置していたため、何れかの方向に偏って突部56
及び遮断スイッチ41が配置される場合と比較して、操
作部46〜49を正常に押込み操作した際に誤って回路
が遮断されることはない。
【0053】(5)上記実施形態では、遮断スイッチ4
1と突部56の間にはクリアランスD2が設けられてい
たため、遮断スイッチ41と突部56が当接して配置さ
れている場合と比較して、正常に操作部46〜49を押
込み操作した際に回路が誤って遮断されることはない。
【0054】(6)上記実施形態では、遮断スイッチ4
1と突部56の間にはクリアランスD2はスイッチ要素
23〜28の可動コンタクト23a〜28aと固定コン
タクト23b〜28bの間の離間距離D1よりも短く設
定されていたため、スイッチ要素23〜28のオン操作
よりも確実に遮断スイッチ41による回路の遮断を行う
ことができる。
【0055】(7)上記実施形態では、突部56を操作
ノブ43側に設け、遮断スイッチ41を操作ノブ43側
に設けたため、遮断スイッチ41を配線基板21に対し
て容易に電気的に接続できる。
【0056】なお、上記実施形態は以下のように変更し
てもよい。 ・上記実施形態では、遮断スイッチ41を構成する第1
及び第2接点39a,40aに接続される第1及び第2
導体片39,40を第1及び第2収容室16,17の側
面に沿って形成したが、仕切部12内に埋め込み形成し
てもよい。
【0057】・上記実施形態では、6個のスイッチ要素
23〜28が所定位置に備えられるスイッチ装置に具体
化させたが、8個のスイッチ要素が備えられるスイッチ
装置に具体化させてもよい。
【0058】・上記実施形態では、遮断スイッチ41を
スイッチボディ11側に設け、突部56を操作ノブ43
側に設けたが、前記突部56をスイッチボディ11の前
端部に設け、遮断スイッチ41を操作ノブ43の裏面側
に設けてもよい。このようにした場合は、揺動可能な操
作ノブ43に取付けられる遮断スイッチ41を、導電線
等を用いてスイッチボディ11の配線基板21に接続す
る。
【0059】・上記実施形態では、遮断スイッチ41を
各モータ61〜64と接地端子Eとの間の回路上に設け
たが、電源バッテリBと各モータ61〜64との間の回
路上に遮断スイッチ41を設けてもよい。
【0060】次に、上記実施形態及び各別例から把握で
きる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、
それらの効果と共に以下に記載する。 (1)請求項2又は請求項3に記載のスイッチ装置にお
いて、前記突部と常閉スイッチとの間には、各操作部へ
の正常な押込み操作時に、突部と常閉スイッチの非接触
を許容するクリアランスが設けられているスイッチ装
置。このようにすれば、4方向のうちいずれかの操作部
が押込み操作される際に、誤って回路が遮断されること
を更に確実に防ぐことができる。
【0061】(2)上記技術的思想(1)に記載のスイ
ッチ装置において、前記クリアランスはスイッチ要素を
構成する可動コンタクトと固定コンタクト間の距離より
も短く設定されているスイッチ装置。このようにすれ
ば、突部と常閉スイッチ間にクリアランスが設けられて
いる場合でも、互いに反対方向の操作部が押込み操作さ
れた際は、回路がショートする前に確実に回路を遮断で
きる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1によれ
ば、回路間を遮断することにより、回路のデッドショー
トを発生させることはないと共に、前記常閉スイッチ要
素にてデッドショートを防止できるため、スイッチボデ
ィと操作ノブとの間に余分な間隔を設ける必要がなく小
型化を図ることができる。
【0063】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、突部を常閉スイッチ要素に押圧接触さ
せることにより、常閉スイッチ要素の遮断動作を容易に
実現できる。
【0064】請求項3の発明によれば、請求項1又は請
求項2の発明の効果に加えて、常閉スイッチ要素が相対
向する操作部間の略中央に配置されているため、4方向
のうちいずれかの操作部が正常に押込み操作される際
に、誤って回路が遮断されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるスイッチ装置の平面図。
【図2】同じく操作ノブとスイッチ要素の配置関係を示
す概略図。
【図3】同じくスイッチ装置を示す図1のA−A線断面
図。
【図4】同じく図1のB−B線断面図。
【図5】スイッチ装置の電気的構成を示す回路図。
【図6】従来におけるスイッチ装置を示す断面図。
【図7】従来における他のスイッチ装置を示す断面図。
【符号の説明】
11…スイッチボディ、23〜28…スイッチ要素、4
1…遮断スイッチ(常閉スイッチ要素)、43…操作ノ
ブ、46〜49…操作部、56…突部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチボディと、所定位置を中心とし
    て互いに異なる4方向にそれぞれ操作部を有し、各操作
    部の押込み操作に基づき各部において傾動するように前
    記スイッチボディに対し揺動可能に設けられ、操作の解
    除に伴い中立位置に戻される操作ノブと、前記スイッチ
    ボディ内において前記操作ノブの各操作部に対応してそ
    れぞれ設けられた複数のスイッチ要素とを具備し、これ
    ら複数のスイッチ要素は、前記各操作部が押込み操作さ
    れることに基づき、所定のスイッチ要素がオン操作され
    ることによりスイッチングし、4方向のうち互いに反対
    側方向の操作部が同時に操作された際には、ショートす
    る関係の回路を備えたスイッチ装置において、 互いに反対側方向の操作部が同時に操作された際には、
    前記ショートする関係の回路間を操作ノブの作動により
    遮断する常閉スイッチ要素を設けたことを特徴とするス
    イッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記操作ノブ若しくはスイッチボディ側
    の何れか一方には、他方に設けられた常閉スイッチ要素
    に対して接触可能な突部を設けた請求項1に記載のスイ
    ッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記常閉スイッチ要素は、相対向する操
    作部間における略中央に位置するように配設されている
    請求項1又は請求項2に記載のスイッチ装置。
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