JP5189497B2 - 帳票作成システム及びこれを用いたネットワークシステム、並びに帳票作成方法。 - Google Patents

帳票作成システム及びこれを用いたネットワークシステム、並びに帳票作成方法。 Download PDF

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Description

本発明は各種の帳票を簡易に作成する為の帳票作成システム及びこれを用いたネットワークシステム、並びに帳票作成方法に関し、特に基幹システムで運用されるプログラムや、その他のアプリケーションで作成されたデータから、帳票を作成するための様式ファイルを簡易に作成すると共に、見栄えの良い帳票を少ない手順で作成する為の帳票作成システム及びこれを用いたネットワークシステム、並びに帳票作成方法に関する。
従来から、基幹業務システム等で作成及び管理されているデータを使用し、コンピュータシステムを用いて帳票を作成することは行われている。かかる帳票を作成する際には、従来では、先ず出力される帳票の様式等を規定する為のレポートフォームを詳細に設計し、各種のアプリケーションにおいて、必要なデータをその様式ファイルに関連付けて設定するといった二段階の作業が必要になっていた。
そして、帳票に利用される罫線等の情報は、一般的にプログラムで開発していかなければならないため、帳票の種類が増えれば増えるほどこの工数が膨大にかかってくることになり、よって、従前の帳票作成システムにおいては、このような帳票イメージを規定する様式ファイルの作成作業に膨大な時間と手間を要するものとなっていた。
このような帳票の印刷フォーマットの作成方法の改良は、例えば特許文献1(特開平7−129689号公報)や特許文献2(特開平10−254984号公報)で提案されている。これら文献に記載された技術では、帳票に印刷すべき各項目の印刷位置情報や文字のフォントの種類等の属性情報を含んで作成された印刷フォーマットと、各項目のデータ群から成るデータファイルとに基づいて印刷データを生成し、これを印刷することにより帳票が作成される。
特に特許文献1(特開平7−129689号公報)では、印刷される印字項目とその印字位置が予め定められた帳票と、印刷時の印字位置の座標値が記載された座標登録用紙とを比較し、座標登録用紙の座標値に基づいて、帳票の各印字項目の座標値、印字長さ等の印字指示データを設定し、設定された前記印字指示データに基づいて、帳票を印刷するための印刷フォーマットを作成することで、印刷される印字項目とその印字位置が予め定められた帳票に適合した印刷フォーマットを簡単に作成できる帳票印刷フォーマット作成方法が提案されている。
また、特許文献2(特開平10−254984号公報)では、予め罫線等の必要項目が印刷された任意フォーマットの指定帳票をイメージ画像として表示し、そのイメージ画像上でデータの印字項目および印字位置を指定していくだけで自動的に帳票の印字プログラムが作成される様に構成し、これによりプログラム作成のための特別な知識を必要とすることなく、容易に指定帳票用の印字画面の設計が行なえる帳票の作成方法が開示されている。
一方、印刷文書などのような出力媒体(アウトプット)に関しては、その見栄えを良くする技術が提案されてる。
例えば、特許文献3(特開平5−35727号公報)では、印刷文書が見にくくならないように、印刷時の行間隔があらかじめ定めた基準より小さくなる場合には、印刷頁数を増やして複数頁に配列し直して印刷する自動行間隔調整方式が提案されている。そしてこの文献における「従来の技術」の欄には、文書作成装置で作成した文書ファイルを印刷する際に、1頁をわずかに超えた文書を1頁内に印刷させたり、1頁に満たない文書を頁一杯に印刷させたりするため、文書ファイル中の指定した行範囲の文書を、印刷時に用紙1頁の印字領域の全域に配列し直して印刷する自動行間隔調整方式(頁内均等割付けとも呼ばれる)を採用したものについて言及されている。
また、特許文献4(特開平5−73562号公報)には、文書をこれが保持されている書式とは異なる用紙サイズに書式変更した場合、文字の大きさを変えることによって、用紙に合った余白、文字間隔、行間隔、文字サイズを自動的に変更して、文書全体のレイアウトを変えることなく編集、印刷を可能にした文書編集装置が提案されている。
また、特許文献5(特開平6−83830号公報)には、用紙サイズ、マージン、1行の文字数、行数を設定する書式設定部を設け、書式設定部により設定された用紙サイズ、マージン、1行の文字数、行数より一枚の用紙に於ける印字領域全域に亘って文字が印字されるように1文字の大きさを演算決定する文字サイズ演算を具備した印刷様式設定装置が提案されている。
また、特許文献6(特開平10−222509号公報)には、最大桁数及び最大行数に基づいて、予め用紙サイズ指定手段により指定された用紙サイズに文字が納まる行間,桁間を求めて書式として設定する書式設定手段を具備する文字処理装置が提案されている。
また、特許文献7(特開平5−266013号公報)には、最終頁の文字行を前頁に圧縮するために必要な行間ピッチを算出し、当該算出した行間ピッチで、予め定めた範囲における行間ピッチを変更することにより、作成中の文書ファイルをより少ない頁数で印字できるようにした文書の頁圧縮処理方法が提案されている。
また、特許文献8(特開平9−69098号公報)には、変更により崩れる該文書データのレイアウトを、上記文書データ内の個々の文字列の位置情報(「右寄せ」または「センタリング」)等に基づき、再レイアウトすることで、文書データ内の個々の文字列の位置情報等に基づき、自動的に編集し直し、用紙サイズ変更後の文書編集の手間を削減できる文書作成装置が提案されている。
そして、特許文献9(特開平5−270097号公報)には、ホストコンピュータから入力された印刷情報に指定された出力用紙サイズと印刷装置に実装されている用紙サイズとの比較結果(比率)に基づいて印字データを自動変倍(拡大・縮小)し、これにより最適な印刷結果を得ることを可能とした印刷装置が提案されている。
特開平7−129689号公報 特開平10−254984号公報 特開平5−35727号公報 特開平5−73562号公報 特開平6−83830号公報 特開平10−222509号公報 特開平5−266013号公報 特開平9−69098号公報 特開平5−270097号公報
上述したように、コンピュータシステムを使用して帳票を作成する為には、レイアウトなどの情報を記述した様式ファイルが必要であり、その作成乃至は設計は多大な労力と時間を要していた。この点、従前においては、前記特許文献1及び2のように、様式ファイルの作成や、帳票に印刷されるデータとの関連付け作業を簡易化したものは存在するが、やはりこれらの作業を省略するものとはなっていない。
そこで本発明では、様式ファイルを作成する手間や、帳票に印刷されるデータとの関連付け作業を省略しながらも帳票を作成することのできる帳票作成システム、帳票作成方法並びにプログラムを提供することを課題とする。
また、出力される印刷文書を見栄えよくすること(即ち見やすい印刷文書を作成すること)については、前述の先行文献3乃至9が提案されているが、与えられたデータを見栄えよく出力する為に、余白、文字間隔、行間隔、文字サイズ、および文書全体のレイアウトの全てについて自動的に調整を行う技術は存在しない。さらに罫線が印刷される等の空白の書式の各項目(フィールド)に、必要なデータ(文字や数値)を書き込んだ形式で作成される「帳票」について言えば、その見栄えを良くするために全体フォームや、フィールド又はレコードの書式を調整するものは存在しない。
そこで本発明では、特に帳票独自の出力様式に着目した上で、この帳票を見栄え良く(即ち見やすく)出力する為の帳票作成システム、帳票作成方法並びにプログラムを提供することを課題とする。また、このような見栄えの良い帳票を簡易に作成することのできる帳票作成システム、帳票作成方法並びにプログラムを提供することを課題とする。
上記課題の少なくとも1つを解決するべく、本発明では以下の帳票作成システム及びこれを用いたネットワークシステム、並びに帳票作成方法を提供する。
即ち、本発明では、第一の解決手段として、電子形式で記述又は作成された情報から帳票を作成する帳票作成システム、またはデータファイルに記述された情報から帳票を作成する帳票作成システムであって、出力される帳票のフィールド及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定する印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述されるデータからなる印刷データとに基づいて、出力される帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する帳票出力管理手段と、算出された帳票出力情報に基づいて帳票の様式ファイルを作成する様式ファイル作成手段とを具備し、当該様式ファイルを使用して、帳票を作成することを特徴とする帳票作成システムを提供する。
かかる帳票作成システムは、具体的にはコンピュータを用いて形成され、各種データ及び/又はプログラムを記録するメモリと、プログラムの指令に従って稼動するCPUと、帳票を出力する為のインターフェースを伴って構成される。また、この帳票作成システムを構成するコンピュータは、必ずしもそれ単体で構成される必要はなく、印刷装置内に組み込まれたものとして構成されていてもよい。さらに、様式ファイル作成手段が作成した様式ファイルと印刷データとから帳票を作成する帳票作成手段を、上記帳票作成システムの構成要素として含むこともできる。
上記帳票作成システムでは、前記帳票出力管理手段が、帳票の出力結果が規定の印刷用紙の印刷領域幅内に収まるように、レイアウト情報、印字位置情報、ならびに印刷用紙サイズおよび向きを算出するものとして構成されていることが望ましい。
また、上記帳票出力管理手段は、印刷制御データおよび印刷データから取得又は算出された以下の(1)〜(5)の情報の何れか又は全てに基づいて、帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出するものとして形成されることが望ましい。出力される帳票の見易さを向上させるためである。
(1)出力される帳票における各列毎の印字対象データの桁数情報
(2)出力される帳票における各行がヘッダーかボディーかを区別するの行の属性情報
(3)特定の列の桁数を算出する際に、全ての行を考慮するか、ヘッダ行を除いて考慮するか、あるいはボディーだけで算出するかを区別する列桁数算出基準情報
(4)帳票出力に際して使用するフォントサイズ及びフォントピッチを含むフォント情報
(5)各レコードに出力されるデータが列幅を超えた場合の処理を特定する印字幅オーバー時の処理情報
また、上記帳票作成システムをネットワーク上に接続することにより、ネットワークを経由して帳票を作成可能な帳票作成用のネットワークシステムを構成することもできる。
即ち本発明では、出力される帳票のフィールドに記述される印刷データを備えた帳票データ処理システム(クライアント)と、上記した何れかの帳票作成システム(サーバ)とをネットワークを介して接続してなる、帳票作成用のネットワークシステムであり、帳票データ処理システムは、作成した印刷データを、ネットワークを介して帳票作成システムに送り、帳票作成システムは、帳票データ処理システムから受け取った印刷データを使用して帳票出力情報を算出した上で、前記帳票の様式ファイルを作成し、更に当該帳票作成システムは、作成した帳票の様式ファイルと印刷データに基づいて電子形式の帳票を作成し、これを前記帳票データ処理システムに送信することを特徴とするネットワークシステムを提供する。
この電子形式の帳票とは、紙媒体に印刷された帳票を除くことを意図しており、PDF形式の電子ファイルや、ビットマップ形式、TIFF形式、GIF形式、JPEG形式などのイメージデータとして形成された電子ファイルを含む意味である。
更に、上記課題の少なくともいずれかを解決する為に、コンピュータを用いて簡易に帳票を作成することのできる帳票作成方法を提供する。
即ち、出力される帳票のフィールド及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定する印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述されるデータからなる印刷データとに基づいて、出力される帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する帳票出力情報算出ステップと、算出された帳票出力情報に基づいて帳票の様式ファイルを作成する様式ファイル作成ステップと、前記様式ファイルを使用して、帳票を作成する帳票作成ステップと、とからなる帳票作成方法である。
かかる帳票作成方法では、様式ファイルが、決定された帳票出力情報に含まれる、各フィールドおよびレコードの少なくとも何れかについての出力表現形情報に基づいて帳票の様式ファイルを作成する方法である事が望ましい。
更に本発明にかかる帳票作成方法では、帳票出力管理手段で帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する際、その出力様式を演算して評価する帳票出力情報構成ステップを含む事が望ましい。そしてかかる帳票出力情報構成ステップでは、印刷制御データと印刷データとから作成された帳票出力情報が、所定の基準に合致するか否かが帳票出力管理手段で判断され、当該基準に合致する場合には、当該帳票出力情報を使用して帳票が作成され、一方、基準を充たさない場合には、印刷制御データに含まれる何れかの設定項目(出力する用紙サイズを含む)の値を変更して、前記帳票出力情報算出ステップを繰り返すように形成することが望ましい。
そして本発明は、上記した帳票作成方法をコンピュータで実行する為のプログラムを提供する。
即ち、コンピュータに、出力される帳票のフィールド及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定する印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述されるデータからなる印刷データとに基づいて、出力される帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する帳票出力情報算出ステップと、算出された帳票出力情報に基づいて帳票の様式ファイルを作成する様式ファイル作成ステップと、前記様式ファイルを使用して、帳票を作成する帳票作成ステップと、を実行させるためのプログラムである。
上記本発明によれば、印刷データと印刷制御データとを帳票出力管理手段に渡すだけで、当該帳票出力管理手段は、様式ファイルを作成する上で必要になる帳票出力情報を算出し、これを様式ファイル作成手段に渡すことにより様式ファイルが作成されることから、従前における様式ファイルを作成する手間や、帳票に印刷されるデータとの関連付け作業を省略しながらも帳票を作成することのできる帳票作成システム、帳票作成方法並びにプログラムが提供される。
その上、帳票出力管理手段では、出力される帳票を見栄えよくすること(即ち見やすい帳票を作成すること)を前提に、余白、文字間隔、行間隔、文字サイズ、および文書全体のレイアウトなど、作成される帳票の表現形式に関する全てのパラメータ(帳票出力情報におけるパラメータ)が作成され、これに基づいて様式ファイルを作成することから、見栄えの良い(即ち見やすい)帳票を簡易に作成することのできる帳票作成システム、帳票作成方法並びにプログラムが提供される。
<実施の形態1>
最初に、本実施の形態に係る帳票作成システムの一実施態様を図1に基づいて説明する。本実施の形態にかかる帳票作成システム110は、コンピュータを用いて形成され、業務用アプリケーションやその他のアプリケーションプログラムなどで作成された印刷データを帳票形式に整えて出力するシステムとして構成されている。
そして、この実施の形態における帳票作成システム110は、帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する帳票出力管理手段20と、帳票を作成する際に使用する様式ファイルを帳票出力情報に基づいて作成する様式ファイル作成手段30と、様式ファイルと印刷データとから帳票を作成して出力する帳票作成手段40とで構成されている。
「帳票出力管理手段20」は、インターネットやWANあるいはLANのようなネットワークを介して接続された外部システムから、CSV形式や各種のテキスト形式など、少なくとも出力される帳票のフィールドに記述される文字列毎に区切られた形式の「印刷データ」と、この印刷データにおける各フィールド、レコード又はファイル単位で特定された印刷時の文字サイズ、文字間隔、印字位置、印字桁数などを規定している「印刷制御データ」とを受け取って、後述する処理手順に従って、レイアウト、印字位置など、帳票を作成する為の出力結果に関連する全ての情報を算出する。このとき算出される情報は、出力される帳票の見易さを重視したものであることが望ましい。具体的には、用紙サイズをオーバーする時における、その改行位置情報、改ページ位置情報および全幅情報などを演算により算出したり、あるいはフォントの拡大・縮小表示情報や、折り返し表示するか否かを規定する情報、あるいは予め指定した桁数で表示するか否かを規定する情報など、各項目に関する出力情報を算出することが望ましい。
「様式ファイル作成手段30」は、上記の帳票出力管理手段20で算出された情報を受け取り、この情報に基づいて出力される帳票の様式ファイル(フォームファイル)を作成する。この様式ファイルは、作成される帳票の表現形式(レイアウト)情報や、各フィールド等の表現形式(フォントサイズや間隔、あるいは桁数など)情報、および各フィールドと印刷データとの関連付けに関する情報などを具備するものであり、大凡、従前において、ユーザーなどがそれぞれのシステム、あるいはアプリケーション毎に開発、作成していた様式ファイル(フォームファイル)と同じものである。即ち、本発明にかかる帳票作成システム110では、上記した帳票出力管理手段20と様式ファイル作成手段30との協働により、人的な操作を要せずして様式ファイルを作成することができる。しかも前記帳票出力管理手段20で算出される情報は、出力される帳票の見易さを重視して算出されたものであることから、当該帳票出力管理手段20と様式ファイル作成手段30との協働により作成された様式ファイルは、ユーザーにおいて見やすくまとめられたものとなる。
「帳票作成手段40」は、以上の様に作成された様式ファイルと、外部システムから受領した印刷データや、項目の太字印字などの印刷制御データとを組み合わせて、帳票を出力する。このとき作成される帳票は紙媒体に記録される形式でも、電子形式でもよく、紙媒体に印刷される形式の場合には、別途設けられた印刷装置を使用して印刷することができる。また電子形式の帳票が作成される場合には、先の帳票出力管理手段20を経由するか、あるいは直接、前記外部システムなどに送信する様に構成することができる。よって、電子形式の帳票を作成する帳票作成システム110の場合には、データ送信手段を伴って構成されることが望ましい。
なお、図1では帳票出力管理手段20、様式ファイル作成手段30、及び帳票作成手段40の各手段の役割を明らかにする為に、夫々が別個独立したハードウェアを構成している例を示しているが、各手段を独立させて構成することなく、何れかの手段、又は全ての手段を1つのハードウエアで実現する様に構成してもよい。
次に、帳票出力管理手段20が取得する印刷制御データについて明らかにすると、これは以下に示す項目についての設定を許容するものであり、各項目には必要に応じてデフォルト値が設定されている。なお、ユーザーが以下の設定項目について何等設定を行わない場合には、デフォルト値が設定され、またデフォルト値を設定するとの設定項目を設けることもできる。さらにデフォルト値で帳票を作成する場合、当該デフォルト値を帳票作成システム側で所持していれば、帳票の作成に際して外部システムが帳票作成システムに提供するデータは、印刷データだけでよい様に構成することも考えられる。
〔印刷制御データにおける設定項目〕
(1)用紙設定項目
この項目は、帳票を出力する用紙のサイズ(規定のサイズや、連続帳票など)を規定する用紙サイズ設定情報、連続帳票である場合にその長さ(及び/又は幅)を設定する連続帳票の長さ(及び/又は幅)設定情報、用紙が横長か縦長かの区別を設定する用紙向きの設定情報、および用紙の余白(上下左右)を設定する余白の設定情報を含むことができる。
(2)印刷レイアウト項目
この項目は、出力される帳票に表示されるタイトルを規定する題名情報、コメントを規定するコメント情報、グラフの有無を規定するグラフ有無情報、改ページ方向が水平優先であるか垂直優先であるかを規定する改ページ方向情報、出力する帳票が前記用紙設定項目で設定したサイズの用紙の1ページからあふれた場合に、改ページするか、改行するかを規定するページあふれ時の動作情報、出力される帳票のフィールドにどの程度の余白を設けるかを規定するフィールド余白情報、出力される帳票のフィールドまたはレコードにデータを表示する際、左詰め、右詰め、センタリング、均等割付の何れで表示するかを規定する印字位置情報、出力時のカラーパターン(グレースケールを含む)や、その明度、塗り込み色や塗り込み行などを規定するストライプ設定情報、改行スペースの行数を指定する改行スペース情報を含むことができる。
(3)行・列の属性と詳細設定項目
この項目は、出力される帳票における各行及び/又は列がデータを表示するボディー部分か、合計を表示するものであるか、あるいはヘッダを表示するものであるのかを識別する属性設定情報、各行及び/又は列を表示するか否かを規定する表示・非表示設定情報、各行及び/又は列のタイトルを規定する表示・非表示設定情報、各行及び/又は列のタイトルを示す行列タイトル情報、重複したデータや罫線を省略するためのグループサプレスを行うか否かを規定するグループサプレス情報、グループサプレス時の垂直印字位置が上付きか、下付きか、あるいは中央かを特定するグループサプレス時の垂直印字位置情報、グループサプレス時の水平印字位置が左詰めか、右詰めか、センタリングか、あるいは均等割付かを特定するグループサプレス時の水平印字位置情報を含むことができる。
(4)列幅の決定方法・算出基準項目
この項目は、印字対象データの桁数を各列ごとに算出したデータの桁数情報、それぞれの行が、ヘッダ、通常データ、合計の何れであるかを特定する行の属性情報、特定の列の桁数を算出するにあたり全ての行を考慮するか、ヘッダ行を除いて考慮するか、通常データのみで算出するかのいずれかを選択する列桁数算出基準情報、データを帳票に出力する際に利用するフォントの情報(フォントサイズやフォントピッチなどのフォント属性を含む)と印字データを基に各行及び/又は列の幅を算出する為のデータの出力フォント情報、出力するデータが列幅をオーバーした場合に、可能な限り印字してオーバーした部分はカットするか、オーバーした部分を折り返して複数行表示するか、全データが表示可能となるようフォントサイズを調整するか、列幅を印字幅(表示幅)まで拡張するかを指定する印字幅オーバー時の対応項目情報、ユーザーが任意に指定可能な印字桁数情報を含むことができる。なお、この列幅算出方法は後述する。
(5)表示設定項目
この項目は、フォントサイズや、フォントの種類、フォントスタイル(太字、斜体、アンダーラインなど)、フォントカラー等を指定するフォント情報、背景を印刷するか否か、どの様なパターン(白黒、カラー、グレースケールなど)の背景か、グレースケール時にはどの様な明度にするか、カラー時にはどのような色にするかを規定する背景情報、表の外枠、各列毎の縦線、各行毎の横線などの罫線の設定対象(罫線を設けるか否かを含む)、罫線を設ける場合の太さ、罫線の線種(実線、破線など)、罫線の色などを規定する罫線情報を含むことができる。
(6)データブレイク時の制御項目
この項目は、帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングするか否かを規定するものであり、任意の行及び/又は列でデータをブレイクさせて改ページや改行などを行うか否かを規定したデータブレイク処理情報を含むことができる。この処理方法の詳細については後述する。
(7)データあふれ時の制御項目
この項目では、各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れの操作を行うかを規定するデータあふれ時の制御情報を含むことができる。この処理手順などの詳細は後述する。
(8)ヘッダ、フッタ項目
この項目は、ヘッダやフッタに出力する各種の情報を規定するものであり、出力日時、各行、各列のソート情報、データ絞込み情報、サーバ名、データベース名、テーブル/ビュー名、定義ファイルの最終更新者名、定義ファイルの最終更新日時等の情報を含むことができる。
(9)グラフ、イメージ出力項目
この項目は、グラフを出力する場合、その帳票におけるグラフ出力ページを先頭ページ、最終ページ、専用ページ(先頭に出力)、専用ページ(最終に出力)の何れに出力するかを規定する固定グラフパターン、もしくはグラフ出力ページを表と同じページに出力するか否かや、専用ページの先頭又は最終頁に出力するか否かを規定する変動グラフパターンを規定するグラフ出力情報、各種イメージをどの様な配置で割付けるかを規定するイメージ出力情報を含むことができる。なお、この項目の設定において、固定グラフパターンで、先頭ページ/最終ページに出力すると設定された場合には、グラフ出力しないページでは表の印刷範囲をグラフの定義範囲まで自動で広げることも可能になる。
そして、この帳票出力管理手段20では、上記(1)〜(9)に示した項目の何れか又は全てについて設定されたユーザー設定項目に従って、出力される帳票が見やすくなる様に、レイアウトや印字位置など出力結果に関する全ての情報を算出する。その一例として、出力される帳票における列幅を算出する手順を図2のフローチャートおよび図3の列幅算出例に基づいて説明する。
〔帳票出力管理手段の処理手順例(列幅の決定方法・算出基準項目)〕
帳票出力管理手段20では、出力される帳票における列幅を参照する際には、上記した印刷制御データや印刷情報に基づいて、以下の手順で列幅を算出する。
(1)データの基準桁数算出ステップ50
このステップ50では、前記した印刷制御データにおけるデータの桁数、行の属性、桁数算出基準から、対象となる列の印字桁数(A)を決定する。
例えば、図3に示す表において「A列」の列幅を算出する場合には、印刷データから最大のデータである{6、A}セルの20桁が算出される。
(2)印字基準桁数決定ステップ52
上記(1)データの基準桁数算出ステップ50で算出された桁数(A)と、前記印刷制御データで設定された印字幅オーバー時の対応、およびユーザー指定桁数とから、列の印字桁数を決定する。即ち、ユーザー指定桁数が無指定の場合には、前記(1)データの基準桁数算出ステップで算出された桁数(A)を印字基準桁数とし、前記印刷制御データで設定されたユーザー指定桁数(B)が指定されている場合において、更にオーバー時にはカットすることが選択されている場合、オーバー時には折り返すことが選択されている場合、およびフォントリサイズ(フォントのサイズ変更) が選択されている場合には、ユーザー指定桁数(B)を印字基準桁数とし、一方、印字幅を拡張することが選択されている場合には、前記(1)データの基準桁数算出ステップで算出された桁数(A)を印字基準桁数とする。このステップで算出した印字基準桁数を(C)とする。
この処理を図3に示す表に沿って説明すれば、印刷属性として「オーバー時折り返し」が設定されている為、ユーザー指定の桁数14桁が「A列」の印字基準桁数として算出乃至は設定される。
(3)列の基準幅算出ステップ54
上記(2)印字基準桁数決定ステップ52で算出乃至は設定した印字基準桁数(C)と、前記した印刷制御データにおけるフォント情報から印字幅(D)を算出する。図3に示す表では、先のステップで特定した印字基準幅(14桁)とA列のフォント情報から150dotが算出される。
(4)フォント情報が変更されたセルのセル幅算出ステップ56
上記(3)列の基準幅算出ステップ54によって設定された印字幅(D)に伴ってフォント情報が変更されたセルがある場合には、そのセル印字幅を算出し、茲で算出された印字幅が、前記(3)列の基準幅算出ステップで算出された印字幅(D)を超えている場合には、このステップで算出した印字幅(E)を列の基準幅として設定する。図3に示す表では、{7、A}セルの印字幅はセルに印字する文字14桁とフォント12ptから180dotが設定され、これは前記(3)列の基準幅算出ステップ54で算出された基準幅150dotよりも大きい為、このステップで算出した180dotを列の基準幅として設定乃至算出する。
以上のような処理により、特定の列の印字幅が算出される。そしてこの様な処理によって算出された情報は様式ファイル作成手段30に渡され、当該様式ファイル作成手段30において、図4〜17に示されたような処理が施された帳票が作成される。以下、本実施の形態にかかる帳票作成システム110の処理を具体的に示す。
〔帳票作成システムにおける処理〕
本実施の形態にかかる帳票作成システム110では、帳票出力管理手段20、様式ファイル作成手段30、及び帳票作成手段40の各手段が協働して稼動することにより、以下のような処理を行うことができる。なお、本発明にかかる帳票作成システム110は、各手段の作用効果を果たす為に構築されたプログラムと、これらプログラムの処理および命令を実行するためのハードウェア(帳票作成システム110を構成するメモリやCPUを含んで構成されたハードウェア)とが協働することにより、以下の処理を実現し得る。
(1)データブレイク改行処理
本実施の形態にかかる帳票作成システム110では、出力される帳票の見易さを向上させるために、前記〔印刷制御データにおける設定項目〕における「データブレイク時の制御項目」の設定に基づいて、帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングする処理を行うことができる。例えば、図4では、データブレイク時の処理を「改行する」に設定し、その「データブレイクポイント」を2行目の「部署」の項目60に設定した例を示している。仮にデータブレーク処理を設定しないとすれば、図4(A)に示す様に横方向に繋がって出力されることになるが、前記した様にデータブレイク時の制御項目を設定することにより、2行目の「部署」の項目毎に分けられた表が出力される(図4(B))。
また図5は、データブレイク時の制御項目を「行方向」に設定した場合であって、ブレイクポイントを1列目の「地域」の項目62に指定することで、データブレーク処理を行わなければ図5(A)に示す様に縦方向に繋がって出力される表が、1列目の「地域」の項目毎に分けられて出力される(図5(B))。
更に、このブレイクポイントは、出力される帳票の行及び列の双方に設定することができ、例えば、図6に示す様にブレイクポイントを2行目「部署」の項目60および1列目「地域」の項目62に設定した場合には、図6(A)に示す様に1つの帳票として出力される筈の帳票は、図6(B)に示す様に、それぞれのブレイクポイントで区切られて纏められた表として出力される。その際、帳票のタイトルや見出しで改ページを迎えた場合には、次ページに当該タイトルや見出しを印字することで、出力される帳票の見易さを向上させる事ができる。
以上のようなデータブレイク時の処理は、処理コードとして、改行コードを挿入する(改行処理する)他、データブレイクごとに改ページされるように、改ページコードを挿入する(改ページ処理する)こともできる。
(2)データあふれ時の制御
また、本実施の形態にかかる帳票作成システム110では、出力される帳票の見易さを向上させるために、前記〔印刷制御データにおける設定項目〕における「データあふれ時の制御項目」の設定に基づいて、各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れの処理を行うことができる。例えば図7では、何等あふれ時の制御を行わないで帳票を作成してしまうと、印刷用紙の印刷領域内に納まらない部分は、中途半端な位置で改行されてしまうことになる(図7(A)参照)。そこで、本発明にかかる帳票作成システム110で、前記各種設定項目に従った帳票出力管理手段20の演算結果を使用することで、図7(B)に示すように、印刷用紙の印刷領域内に納まらない部分を、それよりも前の区切りの良い位置64に改行コードを挿入し、出力される帳票の見易さを向上させている。この実施の形態では、2行目の「部署」の項目で改行している例を示している。また、このようなデータあふれ時の制御は、図面に示す様に列データがあふれた場合のみならず、行データがあふれた場合にも行うことができる。
図8は、行及び列データがあふれた時の処理を示しており、図8(A)に示される様に、印刷用紙の印刷領域内に納まらない部分を、区切りの良い箇所64で改行させることにより列のはみ出しを解消する(図8(B))。この図では2列目の「部署」の欄で改行している。そして改行によって下方に新たに表示された表に行のはみ出しが生じた場合(図8(C))には、区切りの良い箇所64で改ページを行うことにより、行のはみ出しを解消することができる(図8(D))。即ち、この実施の形態では、出力様式(用紙サイズなど)に併せて、改行、改ページの何れの処理を行うかを特定することで、見易さを向上させた帳票を作成することができる。
〔最大構成処理〕
本実施の形態にかかる帳票作成システム110では、更に前記帳票出力管理手段20、様式ファイル作成手段30、及び帳票作成手段40が協働して、帳票を1枚の用紙に印字できるように各項目属性を自動編集することができる。即ち、前記〔印刷制御データにおける設定項目〕の何れか又は2つ以上の項目について、帳票出力管理手段20が演算を行い、その結果を反映させて印刷制御データを上書きすることにより、帳票を1枚の用紙に印字できるような様式ファイルを作成するものである。例えば、全体のデフォルトフォントサイズ、印刷用紙の種類(規定された用紙のサイズ)、列の桁数算出基準、列の桁数、列の文字オーバー時の処理等について帳票出力管理手段20の演算結果を反映させ、その結果に基づいて様式ファイル、さらには帳票を作成する。
この最大構成処理を行うに際しては、以下の(a)〜(c)何れか乃至は組み合わせによって印刷データを1枚の用紙内に出力できるように構成することが望ましい。
(a)列の表示桁数を減少させてあふれた部分を縮小印字する。
すなわち、出力される帳票における「列の桁数算出基準」、「列の桁数」、「列の文字オーバー時の処理」の設定を変更乃至は使用することにより、各列の印字幅を縮小するように演算を行う。この処理を実施することによって、デフォルトのフォントサイズと最小フォントサイズの差、および列データの最大桁数に依存して、印字幅を削減することが可能になる。
(b)デフォルトのフォントサイズを最小フォントサイズまで縮小する。
全体のデフォルトフォントサイズとして、予め設定された使用可能なフォントサイズの範囲内の最小フォントサイズを設定することで印字幅を縮小するように演算を行う。この処理では、デフォルトのフォントサイズと最小フォントサイズに依存して印字幅を削減することが可能になる。特にこの処理を実施することで、上記「(a)列の表示桁数を減少させて、あふれた部分を縮小印字する」処理よりも、多くの領域を確保することが可能であるが、一方で縮小されすぎてしまい無駄な領域が発生する恐れがある。
(c)用紙サイズを1つ大きなものに設定する。
印刷用紙の種類(規定された用紙のサイズ)を大きなものに設定する。例えば、元の印刷用紙がA4サイズである場合、これを1サイズ大きなA3サイズに変更したり、元の印刷用紙がB5サイズである場合、これをB4サイズに変更したりする。また、元の印刷用紙がB5サイズである場合、これよりも大きいA4サイズに変更するなど、用紙の規格を跨って変更しても良い。
以上のような処理方法は、例えば以下に示すようなステップ(図9のフローチャート、及び図10参照)で実施して、帳票の構成を計算することができる。
(1)設定された属性(即ち、前記印刷制御データにおける設定項目で設定した属性)そのままで印字幅を計算する(ステップ70)。
(2)印刷用紙の幅と印字幅、デフォルトフォントと最小フォントから、以下の式に従って縮小の期待値を算出し(ステップ71)、閾値を下回っていた場合は本最大構成処理における上記(a)〜(c)の処理の適用を迂回するべく、判定を行う(ステップ72)。
期待値 = (用紙の幅 ÷ 印字幅) × (デフォルトフォントサイズ ÷ 最小フォントサイズ)
(3)全ての列の最小印字可能幅を算出する(ステップ73)。この最小印字可能幅は、各列において最大桁数と最小フォントサイズから計算することができる。
(4)全ての列の最小印字幅の合計が用紙サイズに収まっているか否かを判定する(ステップ70)。用紙サイズに収まっていた場合は、上記「(a)列の表示桁数を減少させてあふれた部分を縮小印字する」処理を行う。この際、縮小幅が少ない列から順に属性を設定し、用紙に収まった段階でそれ以上の設定を停止することもできる。
(5)デフォルトフォントサイズを最小フォントサイズに置換えて、1枚の印刷用紙に収まるか否かを計算する(ステップ75)。1枚の印刷用紙に収まるか否かを判定し(ステップ76)、収まった場合は上記「(b)デフォルトのフォントサイズを最小フォントサイズまで縮小する」処理を行う。
(6)1段階大きな用紙サイズの有無を判断し(ステップ78)、ある場合には用紙サイズを1段階大きなものに設定した上で、本最大構成処理における上記(2)のステップ71に戻る。そしてこのステップ78において上位の用紙(更に大きいサイズの用紙)が存在しなくなった時点で、一連のステップは終了する。特に、本発明にかかる帳票作成システム110では、用紙サイズを大きくして、そのまま印刷を行うのではなく、用紙サイズを大きくした後、再度大きくした用紙サイズに収まるように、上記(2)以降の処理を繰り返すことで、簡易に、最適な様式(即ち見やすい様式)で出力された帳票を作成することが可能になる。
以上の処理をより具体的にするため、50行21列のデータを、フォントサイズ10pt、最小フォント7ptで、左右のマージン(余白)を10mmに設定したA4サイズ(横向き)の印刷用紙に出力する場合の例に沿って説明する(図10A参照)。
この想定した具体例の出力形式を設定する為、先ず上記の設定に従って、帳票が何ページに出力されるかを演算する。その結果、出力される帳票が3ページにわたって出力されるとの演算結果が得られた場合(図10(A))には、次に文字サイズを変更して、その結果何頁に出力されるかを判定する。本実施の形態では、図10(B)に示される様に、フォントサイズを7ptに縮小した上で、その結果作成される帳票の出力枚数を判定している。この例では、フォントを小さくしても未だ2頁に出力されるとの判定結果が得られていることから、次に出力する用紙サイズを大きく設定している。即ち、この実施の形態に示す帳票作成システム110は、帳票出力管理手段20における演算結果から、帳票出力管理手段20が、出力する帳票のサイズを選択するように構成されている。この例では、図10(C)に示す様に、用紙サイズをA3サイズの横向きに設定しなおし、再度、50行21列のデータを、フォントサイズ10pt、最小フォント7ptで、左右のマージン(余白)を10mmに設定した「A3サイズ(横向き)」の印刷用紙に出力するとの設定で帳票を出力した場合の出力枚数を演算、判定する。しかしながら、未だ2ページにわたって出力されるとの演算結果が得られ、1ページに出力するとの判定結果に合致していないことから、再びフォントサイズを最小フォントである7ptに変更して、帳票として出力した場合の様式を演算する(図10(D))。
その結果、出力される帳票は1ページ内に収まることになるが、今度はA3サイズの用紙中に無駄な領域(空白領域)が生じてしまう。そこで、今度は、作成される帳票が1枚に収まる様に、予め定められた所定の列に対してだけフォントサイズを拡大して演算を行い、その結果を判定する。この例では、出力する帳票がきれいに1枚に収まった形で出力されるとの判定結果が得られていることから、このデータに基づいて様式ファイルを作成し、この様式ファイルを使用して帳票を作成する(図10(E))。
また、上記する帳票出力管理手段20では、更に以下のような処理を実施するように構成することができる。
〔ブロック配置変更処理〕
この実施の形態にかかるブロック配置変更処理は、出力される帳票における表示項目中、任意のヘッダ、望ましくは最下位のヘッダ80に対して、ブロック配置変更処理を行う様に構成されている。具体的には、図11に示す様に、各列のタイトルを示すヘッダ部分の配置を変更するものであり、この図11に示す例では、図11(A)に示す様に、行方向に長く1行4列に配置されているヘッダ情報を、図11(B)では列方向に長く4行1列に配置し、図11(C)及び(D)では何れも2行2列に配置している。特に各項目は、図11(C)及び(D)に示す様に、その配置の順序を変更することができる。かかるヘッダ部分の配置を如何にするかは、出力する帳票の種類や利用目的、あるいは配置が変更されるヘッダ部分に出力される情報(タイトル)の種類に応じて、適宜調整することができる。
特に、この様に特定のヘッダの配置を変更することにより、出力される帳票の行桁数は変更されることから、ユーザーは使用目的に応じて最も見やすい帳票の形式を選択することが可能になる。
そしてこのブロック配置変更処理は、本実施の形態にかかる帳票作成システム110の構成要素中、特に帳票出力管理手段20において実質的な処理を行うことができ、また各ブロックの配置の設定は、印刷制御データー中の項目に含めることができる。
〔グラフ出力処理〕
この実施の形態にかかるグラフ出力処理は、作成される帳票に記述される集計表の数値データを図形化して表したグラフ81を、帳票中、どの位置に、どのように表示するかを設定する為の処理であり、本処理は、本実施の形態にかかる帳票作成システム110の構成要素中の、特に帳票出力管理手段20において実質的な処理を行うことができ、また各ブロック(グラフなど)の配置の設定は、印刷制御データー中の項目に含めることができる。
この処理の結果出力されるパターンとしては、大きく分けて固定グラフ出力パターンと、変動グラフ出力パターンの2つがある。そして固定グラフ出力パターンは、前述のブレイクポイントなどの設定に依存することなく、作成される帳票の各ページ毎に出力されるグラフが変わらないパターンとして定義付けることができ、一方変動グラフ出力パターンは、前述のブレイクポイントや改ページ毎に、作成される帳票の各ページ毎に出力されるグラフを変更するパターンとして定義付けることができる。
図12〜14は、固定グラフ出力パターンの出力例を示しており、図12では先頭ページに、作成される帳票における集計表82の数値データを図形化したグラフ81を表示しており、図13は帳票の最終ページにグラフを表示しており、図14では、グラフだけを出力する専用ページにグラフ81を出力している例を示している。
特に図12に示す様に、先頭ページにグラフを表示する場合、次ページ以降の、グラフが出力されないページでは、集計表82の印字範囲をグラフの定義範囲まで自動的に広げるように、帳票出力管理手段20が帳票出力情報を算出し、様式ファイル作成手段30では、それに従った様式ファイルを作成するように構成する。また図14では、帳票における先頭ページにグラフを出力する為の専用ページを設定している例を示しているが、その他にも最終ページにグラフを出力する為の専用ページを配置するように、グラフの出力処理を行うこともできる。
また、図15及び16は、変動グラフ出力パターンの出力例を示しており、図15では帳票における集計表82を一定のブレークポイントで分割して「改ページ」し、分割した集計表82と同じページに、当該ページの集計表82に対応するグラフ81を出力している例を示しており、図16では帳票における集計表を一定のブレークポイントで分割して「改行」し、分割した集計表と同じページに、当該ページの集計表82に対応するグラフを出力している例を示している。
特に図15では、ブレークポイントを集計表における1列目の「都道府県」の項目に設定した例を示しており、この図に示す様に、ブレークポイントである「都道府県」が変わるまでは同じグラフを出力することができ、また前ページと同じグラフを表示する場合には、そのページにおけるグラフを出力しない様に形成することもできる。この例では、出力される帳票の第1頁及び第2頁に「神奈川県」における「神奈川県 売上金額推移表」が表示され、ブレイクポイントである「都道府県」が変わった「千葉県」や「東京都」の集計表が表示される第3頁、第4頁には、それぞれの地域の「売上金額推移表」が出力されている。
以上説明したようなグラフの出力パターンは、印刷制御データ中の設定項目に含ませることができる。例えばグラフの出力ページを、集計表と同一ページ、先頭ページ、最終ページ、専用ページ(1ページ目に出力)、または専用ページ(最終ページ目に出力)の何れにするかを情報として持っておき、この情報に基づいて帳票出力管理手段20で帳票出力情報を算出して、この帳票出力情報に基づいて帳票の様式ファイルを作成することができる。
そして、このような処理でグラフの出力位置を自由に設定することで、出力される帳票の見易さを向上させることができる。
〔イメージ出力処理〕
この実施の形態にかかるイメージ出力処理は、出力する帳票に、その修飾のためあるいは帳票の明確さ(分かりやすさ)を向上させるために、企業ロゴや商品を写した写真などのイメージ画像(図10における符号83)を出力する処理であり、これは本実施の形態にかかる帳票作成システム110の構成要素中、特に帳票出力管理手段20において実質的な処理を行うことができる。
本実施の形態にかかるイメージ処理において、出力する帳票にイメージを組み込まれるイメージは、大別して「パーマネントイメージ」と「コンテキストイメージ」の2つがある。
「パーマネントイメージ」は、この帳票作成システム110に保存されており、何度でも使用することができるイメージで、企業ロゴや「社外秘」マークなどのシンボリックイメージに適したイメージと定義付けることができる。このパーマネントイメージは、管理用インターフェースにより追加/削除を行い、登録時に一意に設定されたIDを使用して出力を行うことができる。
「コンテキストイメージ」は、帳票作成システム110のセッション終了と共に削除されるイメージであり、商品画像やグラフなど出力するデータに依存したイメージの印刷に適したイメージと定義付けることができる。このコンテキストイメージは、帳票作成システム110の実行時(即ち帳票出力時)に、コールバックインターフェースによって登録することができる。ここで、コールバックインターフェースとは、、帳票作成システムにおける帳票の作成に際してイメージデータが必要な場合に、イベントの呼び出しのような形で外部システムを呼び出してイメージデータを取得するという、処理の流れを意味する。
また、このイメージ出力処理で出力可能なイメージとしては、JPEG、PNG、BMP、およびGIF等のファイル形式で作成されたイメージを挙げることができるが、その他にも各種の画像データを出力できるように形成することができる。また、出力される帳票における見栄え(見易さ)を考慮して、各イメージに対しては、アスペクト比固定でリサイズするか、あるいは単純にリサイズか、元サイズを維持するか等のリサイズ可否を設定することも望ましい。
そして帳票に出力されるイメージの出力サイズを決定する際には、印刷制御データ中の設定項目の1つにしておくことができ、この設定で指定された指定サイズと、出力可能領域と、元イメージのサイズを元に決定することができる。具体的には、パターンでの指定サイズを取得し、画像のサイズを取得し、リサイズ可否から出力サイズを取得すると言った一連のプロセスで、イメージの出力サイズを決定することができる。
〔パターン登録・適用処理〕
この実施の形態にかかるパターン登録・適用処理は、出力する帳票のレイアウトを規定するテンプレートを帳票作成システム110に登録しておき、これを再利用することで、より迅速且つ容易なレイアウト設計を可能とするための処理であり、これは本実施の形態にかかる帳票作成システム110の構成要素中、特に帳票出力管理手段20において実質的な処理を行うことができる。この処理の説明の便宜上、以下では、テンプレートを「パターン」と記載し、テンプレートの管理機構を「パターン登録」と記載する。
この処理に使用されるデータである、パターンは印刷データに依存しない帳票の出力フォーマットをテンプレート化することで作成することができ、このパターンは、大別して、「配置情報」と「フォーマット情報」の2つの情報を持つデータ構成で作成することができる。このうち、「配置情報」は、データを帳票上のどの位置に印字するかを規定する情報であり、「フォーマット情報」は文字サイズやフォント、ページオーバー時の処理基準などのルールを規定する情報として使用される。そして、「配置情報」はパターンでのみ設定が可能で、他の要因によってこの内容を変更することはできないものとして構成し、「フォーマット情報」は実行時のパラメータによりその全ての設定が変更可能な情報として構成する。
「配置情報」では、図17に示す様に、帳票を4領域に分割管理することができる。具体的には、帳票上部に配置されて印字幅の全幅を占有し、帳票のタイトルや印刷条件等の様々なコメントやロゴなどのイメージ等、帳票に関する情報が出力される領域としての「ヘッダ領域」、ヘッダとフッタに挟まれたエリアをグラフ領域と共に占有し、データが出力される領域としての「データ印字領域」、ヘッダとフッタに挟まれたエリアをデータ領域と共に占有し、グラフが出力される領域としての「グラフ領域」、帳票下部に配置されて印字幅の全幅を占有し、ページ番号が出力される領域としての「フッタ領域」の4つの領域に、帳票の印刷領域を分割管理することができる。
例えば図17に示すような配置で構成される帳票を作成する際に、A4横の用紙にマージン10mm、ヘッダ10%、フッタ5%、データ左寄せ85%で帳票を出力する場合には、A4横の用紙は縦210mm 横297mmなので、マージンを除いた印字可能領域は、以下のようになる。
縦 210 mm − ( 10 mm × 2 ) = 190mm
横 297 mm − ( 10 mm × 2 ) = 277mm
ここから印字領域を算出すると、以下のようになる。
・ヘッダ
縦 190 mm × 10% = 19mm
横 277mm
・フッタ
縦 190 mm × 5% = 9.5mm
横 277mm
・データ
縦 190 mm × ( 100% − ( 10%+ 5%) ) = 161.5 mm
横 277 mm × 85% = 235.45mm
・グラフ
縦 190 mm × ( 100% − ( 10%+ 5% ) ) = 161.5 mm
横 277 mm × ( 100% − 85% ) = 41.55mm
以上のように各領域毎に、規定の用紙に対する占有率を設定することで、帳票作成システム110は、帳票を作成する際に使用される各領域のサイズを算出する。領域のサイズを絶対値でなく、用紙に対する割合で指定することにより、出力用紙により印字可能サイズが変動した場合でも対応することができる。
また、各領域については上記の占有率(用紙における各領域の占有割合)のみならず、各領域については、上下左右いずれに配置するかを設定する「配置位置(alignment)」情報を具備することができる。
その他にも、本帳票作成システム110では、特定の領域について更に詳細な設定を行うことで、出力される帳票の見た目(見易さ)を向上させることができる。
例えば、ヘッダ領域については、水平方向、垂直方向にそれぞれ左寄せ、中央配置、右寄せ、上寄せ、下寄せを設定する「タイトル印字位置(水平・垂直)情報」、フォントサイズ、フォント種類、フォントスタイル、文字色を設定する「タイトルフォント情報」、水平方向、垂直方向にそれぞれ左寄せ、中央配置、右寄せ、上寄せ、下寄せを設定する「コメント印字位置(水平・垂直)情報」、フォントサイズ、フォント種類、フォントスタイル、文字色を設定する「コメントフォント情報」、前述した企業のロゴや商品写真などのイメージの印字位置、イメージファイル名等を設定する「イメージ情報」を持つことができ、一方フッタ領域は、水平方向、垂直方向にそれぞれ左寄せ、中央配置、右寄せ、上寄せ、下寄せを設定する「ページ番号印字位置(水平・垂直)情報」、フォントサイズ、フォント種類、フォントスタイル、文字色を設定する「ページ番号フォント情報」を持つことができる。そして帳票作成システム110では、これらの情報を読み込んで帳票を作成することにより、より見易さの向上した帳票を作成することができる。
また、前記「フォーマット情報」では、帳票を出力する見た目(見易さ)を向上させるために、以下の基礎情報を設定し、これを保持、使用することができる。
即ち、帳票に出力する際のフォント、文字サイズ、太字や斜体などの文字スタイルや文字色等の「フォント関連情報」、用紙サイズ、用紙方向、印刷マージン等の用紙に関する「用紙情報」、データが用紙に収まりきらなかった場合に、改ページ、改行、改段のいずれかの処理を特定する「データあふれ時の制御情報」、データが項目内に収まりきらなかった場合に、縮小して印刷するか、折り返して印刷するか、印字できる桁数まで印刷のいずれかの処理を特定する「項目列幅算出基準情報」、その他、罫線の有無や背景色や網がけ設定等の各種設定情報などを保持することができる。
さらに、このような帳票出力時のパターンは、帳票作成システム110内に組み込まれて提供され、ユーザーにおいて修正削除が不可能な「パーマネント(常設)パターン」と、ユーザーの手によって作成され、修正削除が可能な「ユーザーパターン」に分別される。予めシステムに組み込まれている定義済みのパーマネントパターンは、パターンが指定されずに実行された時適用される1又は2以上のデフォルトパターンとして提供することができる。また、このパーマネントパターンは、個々に設定する制御データにおいて、その一部を上書きするように設定することもできるように形成されることが望ましい。
<実施の形態2>:ネットワークシステム
次に上記の帳票作成システム110を、ネットワークシステムにおけるサーバとして使用した場合の実施の形態を図18に基づいて具体的に示す。
本実施の形態にかかる帳票作成ネットワークシステム10では、センター100に少なくとも1つのクライアント140がインターネットやWANのようなネットワーク130を介して接続される。センター100にはサーバ110が配置され、それぞれのクライアント140には、サーバ150、およびクライアント端末190が配置され、サーバ110とサーバ150が上述したネットワーク130で接続される。
サーバ110は、記録手段内にデータベース120を含み、そこには帳票を作成する際に使用される帳票出力情報を含む帳票出力情報マスタ121が記録される。このような帳票出力情報としては、例えば、前記帳票作成システム110における「パーマネントパターン」情報などのユーザ資源管理情報や、アクセスログ、印刷ログ、ユーザID、ユーザー管理パスワードなどの管理情報が提供され、記憶される。
またサーバ150は、LAN170によってクライアント端末190に接続される。LAN170は、たとえば、構内LANやイントラネットであり、またWANを含む社内LANなどの広域LANも含まれる。
サーバ150は、記録手段内にデータベース160を含み、そこには作成する帳票の印刷データを処理、加工する為のアプリケーションが作成、使用するデータ(帳票の元になるデータ)が記憶されているクライアントマスタ161が設けられている。またクライアント端末190は、記録手段内にデータベース200を含み、そこには帳票を作成するための印刷データと、印刷制御データが作成され、記録されている。なお、この印刷データと印刷制御データとは、サーバ150の記録手段内に記録しておくこともできる。また、クライアント端末190には、プリンタ210が接続されており、またLANにはネットワークプリンタ270が接続されている。
以上のように構成された帳票作成ネットワークシステムでは、クライアント端末190からの指示か、又はサーバ150における指示に従い、サーバ内のアプリケーションを動作させて、帳票を出力する為の印刷データを作成する。また、クライアント端末190で作成するか、あるいはサーバ150の記録手段内に記録されている印刷制御データを読み出して、この印刷制御データを前記の印刷データと共にサーバ110に送信する。
サーバ110では、前述した処理を行うことにより、見やすい形式の帳票を自動的に作成し、その結果作成された帳票を、電子ファイル形式でサーバ150又はクライアント端末190にかえすか、あるいはプリンタ210やネットワークプリンタ270から出力することができる。
また、かかる帳票作成ネットワークシステムでは、ネットワークに接続されている別のサーバを使用して、帳票を作成することができる。
図19は、帳票を作成する印刷データを作成するためのサーバ180を、ネットワーク上に別に設けた構成を示しており、この態様においては、サーバ150のクライアントマスタ161に記録されている帳票作成元のデータを、外部のサーバ180で、帳票を作成するための印刷データに加工、修正する。そして、この加工、修正した印刷データは、外部のサーバ180から直接、サーバ110に送信するか、あるいは一旦クライアント端末190(又はサーバ150)にダウンロードし、それからサーバ110に送信することができる。特にこのような態様においては、印刷制御データは、サーバ110の記録手段内に記録するか、あるいはサーバ110におけるアプリケーションを動作させて設定する様に構成することができる。
次に、図20を参照して、本発明に係る帳票作成ネットワークシステム10のサーバ110(即ち帳票作成システム110)、サーバ150、およびクライアント端末190として用いられるコンピュータのハードウエア構成の例について説明する。ただし、図20のコンピュータ800は、帳票作成ネットワークシステム10で用いられるコンピュータの代表的な構成を例示したにすぎない。
コンピュータ800は、CPU801、メモリ802、音声出力装置803、ネットワークインタフェース804、ディスプレイコントローラ805、表示装置806、入力機器インタフェース807、キーボード808、マウス809、外部記憶装置810、記録媒体駆動装置811、記録媒体インタフェース812、およびこれらの構成要素を互いに接続するバス813を含んでいる。なお、サーバ110、150については、少なくとも、音声出力装置803、ディスプレイコントローラ805、表示装置806、入力機器インタフェース807、キーボード808、およびマウス809は、必須の構成要素ではない。また、クライアント端末190、260については、少なくとも、音声出力装置803は、必須の構成要素ではない。
CPU801は、コンピュータ800の各構成要素の動作を制御し、OSの制御下で、各プログラムの実行をコントロールし、本発明に係る帳票作成ネットワークシステム10の各構成要素(サーバ、クライアント端末)の動作を制御する。メモリ802は通常、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)、および揮発性メモリであるRAM(Random Access Memory)から構成される。ROMには、コンピュータ800の起動時に実行されるプログラム等が格納される。RAMには、CPU801で実行され、本実施の形態にかかるサーバ、クライアント端末の各機能を実現するためのプログラムや、それらのプログラムが実行中に使用するデータが格納される。
音声出力装置803は、たとえば、スピーカ等の、音声を出力する機器であり、ネットワークインタフェース804は、ネットワーク820に接続するためのインタフェースである。ネットワーク820は、図1に示したネットワーク130に対応する。
ディスプレイコントローラ805は、CPU801が発行する描画命令を実際に処理するための専用コントローラである。ディスプレイコントローラ805で処理された描画データは、一旦グラフィックメモリに書き込まれ、その後、表示装置806に出力される。表示装置806は、たとえば、LCDやCRTで構成されるディスプレイ装置であり、帳票が電子形式で提供される場合に、これを表示するのに使用される。
入力機器インタフェース807は、キーボード808やマウス809から入力された信号を受信して、その信号パターンに応じて所定の指令をCPU801に送信する。キーボード808やマウス809は、クライアント端末において業務アプリケーションの操作等をする場合に必要となる。
外部記憶装置810は、たとえば、ハードディスクドライブ(HDD)のような記憶装置であり、この装置内には上述したプログラムやデータが記録され、実行時に、必要に応じてそこからメモリ802のRAMにロードされる。サーバ110で印刷情報を記録するデータベース120や、サーバ150のデータベース160、クライアント端末のデータベース190等が格納される記憶手段が、この外部記憶装置810に相当する。
記録媒体駆動装置811は、CD(Compact Disc)、MO(Magneto-Optical Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)などの可搬型ディスクタイプの記録媒体830の記録面にアクセスして、そこに記録されているデータを読み取る装置である。記録媒体830には、本発明に係る帳票作成ネットワークシステム10を実現するためのプログラムも記録することが可能である。記録媒体830に記録されているデータは、記録媒体駆動装置811を介して外部記憶装置810に格納され、プログラムであれば、実行時にメモリ802のRAMにロードされる。
また、本発明に係る帳票作成ネットワークシステム10を実現するためのプログラムの他の流通形態としては、ネットワーク上の所定のサーバから、ネットワーク820およびネットワークインタフェース804を介して外部記憶装置810に格納され、あるいは直接実行されるということも考えられる。このようなルートで格納されたプログラムは、上記と同様に、実行時にメモリ802のRAMにロードされ、実行される。
記録媒体インタフェース812は、USBメモリ、SDメモリ、メモリスティックといった、半導体メモリ(たとえば、フラッシュメモリ)を備える可搬型メモリタイプの記録媒体840と接続端子等で接続し、そこに記録されているデータを読み取る装置である。記録媒体840には、ディスクタイプの記録媒体830と同様に、本発明に係る帳票作成ネットワークシステム10を実現するためのプログラムを記録することが可能である。
本実施の形態に係る帳票作成システムの全体構成を示す略図 出力される帳票の列幅を算出する手順を示すフローチャート 出力される帳票の列幅を算出する手順を示す流れ図 データブレイク改行処理を説明する図面 データブレイク改行処理を説明する図面 データブレイク改行処理を説明する図面 データあふれ時の制御処理を説明する図面 データあふれ時の制御処理を説明する図面 最大構成処理を実施する手順を示すフローチャート 最大構成処理を実施する手順を示す流れ図 ブロック配置変更処理の例を示す略図 固定グラフ出力パターンの出力例を示す図面 固定グラフ出力パターンの出力例を示す図面 固定グラフ出力パターンの出力例を示す図面 変動グラフ出力パターンの出力例を示す図面 変動グラフ出力パターンの出力例を示す図面 配置情報における分割管理を示す図面 本実施の形態に係る帳票作成ネットワークシステムの全体構成を示す略図 本実施の形態に係る他の帳票作成ネットワークシステムの全体構成を示す略図 帳票作成システムおよび帳票作成ネットワークシステムで使用されるコンピュータの構成例を示す略線図
符号の説明
10 帳票作成ネットワークシステム
20 帳票出力管理手段
30 様式ファイル作成手段
40 帳票作成手段
100 センター
110 帳票作成システム
110 サーバ
130 ネットワーク
140 クライアント
210 プリンタ
270 ネットワークプリンタ
800 コンピュータ

Claims (7)

  1. 基幹業務システム等で作成及び管理されている電子形式で記述又は作成された情報から帳票を作成する為の様式ファイルを簡易に作成する帳票作成システムであって、
    帳票のレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する帳票出力管理手段と、
    帳票を作成する際に使用する様式ファイルを帳票出力情報に基づいて作成する様式ファイル作成手段と、
    様式ファイルと印刷データとから帳票を作成して出力する帳票作成手段とを具備し、
    前記帳票出力管理手段は、ネットワークを介して接続された外部システムから、出力される帳票のフィールドに記述されるデータ及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定し、以下の項目情報(A)〜(E)を含む印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述される、文字列毎に区切られた形式のデータからなる印刷データとを受け取ると共に、
    当該帳票出力管理手段は、受け取った印刷制御データと印刷データとに基づいて、以下の処理(1)〜(4を実行することにより特定の列の印字幅を算出して、出力される帳票が見やすくなる様に、レイアウトや印字位置などの表現形式に関する全てのパラメータからなる帳票出力情報を算出し、
    前記様式ファイル作成手段は、前記帳票出力管理手段で算出された帳票出力情報を取得すると共に、データブレイク時の制御項目の設定に基づいて帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングする処理を実行し、データあふれ時の制御項目の設定に基づいて、各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れかの処理を実行し、当該帳票出力情報に基づいて、作成される帳票の表現形式(レイアウト)情報、各フィールド等の表現形式(フォントサイズや間隔、あるいは桁数を含む)情報、および各フィールドと印刷データとの関連付けに関する情報を具備する、出力される帳票のレイアウトなどの情報を記述した様式ファイルを作成し、
    前記帳票作成手段は、当該様式ファイルと、外部システムから受領した印刷データ及び印刷制御データとを組み合わせて帳票を作成することを特徴とする帳票作成システム。
    〔項目情報(A)〜()〕
    (A)印字対象データの桁数を各列ごとに算出したデータの桁数情報と、特定の列の桁数を算出するにあたり全ての行を考慮するか、ヘッダ行を除いて考慮するか、通常データのみで算出するかのいずれかを選択する列桁数算出基準情報と、出力するデータが列幅をオーバーした場合に、可能な限り印字してオーバーした部分はカットするか、オーバーした部分を折り返して複数行表示するか、全データが表示可能となるようフォントサイズを調整するか、列幅を印字幅(表示幅)まで拡張するかを指定する印字幅オーバー時の対応項目情報と、ユーザーが任意に指定可能な印字桁数情報とを含む列幅の決定方法・算出基準項目
    (B)出力される帳票における各行及び/又は列がデータを表示するボディー部分か、合計を表示するものであるか、あるいはヘッダを表示するものであるのかを識別する属性設定情報を含む行・列の属性と詳細設定項目
    (C)フォントサイズや、フォントの種類、フォントスタイル、フォントカラー等を指定するフォント情報を含む表示設定項目
    (D)帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングするか否かを規定するデータブレイク時の制御項目
    (E)各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れの操作を行うかを規定するデータあふれ時の制御項目
    〔処理(1)〜(4)〕
    (1)前記印刷制御データにおける、データの桁数、行の属性、桁数算出基準から、対象となる列の印字桁数を決定し、
    (2)上記(1)で算出した桁数と、前記印刷制御データで設定された印字幅オーバー時の対応、およびユーザー指定桁数とから、列の印字基準桁数を決定し、
    (3)上記(2)で算出乃至は設定した印字基準桁数と、前記した印刷制御データにおけるフォント情報から印字幅を算出し、
    (4)上記(3)で設定された印字幅に伴ってフォント情報が変更されたセルがある場合には、そのセル印字幅を算出し、茲で算出した印字幅が、前記(3)で算出した印字幅を超えている場合には、算出した印字幅を列の基準幅として設定する。
  2. 前記帳票出力管理手段は、印刷制御データおよび印刷データから取得又は算出された、各レコードに出力されるデータが列幅を超えた場合の処理を特定する印字幅オーバー時の処理情報に基づいて、帳票の表現形式に関するレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する請求項に記載の帳票作成システム。
  3. 出力される帳票のフィールドに記述される印刷データを備えた帳票データ処理システム(クライアント)と、前記請求項1乃至の何れか一項に記載された帳票作成システム(サーバ)とをネットワークを介して接続してなる、帳票作成用のネットワークシステムであり、
    帳票データ処理システムは、作成した印刷データを、ネットワークを介して帳票作成システムに送り、
    帳票作成システムは、帳票データ処理システムから受け取った印刷データを使用して帳票出力情報を算出した上で、前記帳票の様式ファイルを作成し、
    更に当該帳票作成システムは、作成した帳票の様式ファイルと印刷データに基づいて電子形式の帳票を作成し、これを前記帳票データ処理システムに送信することを特徴とする、ネットワークシステム。
  4. 基幹業務システム等で作成及び管理されている電子形式で記述又は作成された情報から帳票を作成する為の様式ファイルを簡易に作成する帳票作成方法であって、
    コンピュータが、
    ネットワークを介して接続された外部システムから、出力される帳票のフィールドに記述されるデータ及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定し、以下の項目情報(A)〜()を含む印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述される、文字列毎に区切られた形式のデータからなる印刷データを受け取り、受け取った印刷制御データと印刷データとに基づいて、以下の処理(1)〜(4を実行することにより特定の列の印字幅を算出して、出力される帳票が見やすくなる様に、レイアウトや印字位置などの表現形式に関する全てのパラメータからなる帳票出力情報を算出する帳票出力情報算出ステップと、
    前記帳票出力情報算出ステップで算出された帳票出力情報を取得すると共に、データブレイク時の制御項目の設定に基づいて帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングする処理を実行し、データあふれ時の制御項目の設定に基づいて、各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れかの処理を実行し、当該帳票出力情報に基づいて、作成される帳票の表現形式(レイアウト)情報、各フィールド等の表現形式(フォントサイズや間隔、あるいは桁数を含む)情報、および各フィールドと印刷データとの関連付けに関する情報を具備する、出力される帳票のレイアウトなどの情報を記述した様式ファイルを作成する様式ファイル作成ステップと、
    前記様式ファイルと、外部システムから受領した印刷データ及び印刷制御データとを組み合わせて、帳票を作成する帳票作成ステップと、
    を実行する帳票作成方法。
    〔項目情報(A)〜()〕
    (A)印字対象データの桁数を各列ごとに算出したデータの桁数情報と、特定の列の桁数を算出するにあたり全ての行を考慮するか、ヘッダ行を除いて考慮するか、通常データのみで算出するかのいずれかを選択する列桁数算出基準情報と、出力するデータが列幅をオーバーした場合に、可能な限り印字してオーバーした部分はカットするか、オーバーした部分を折り返して複数行表示するか、全データが表示可能となるようフォントサイズを調整するか、列幅を印字幅(表示幅)まで拡張するかを指定する印字幅オーバー時の対応項目情報と、ユーザーが任意に指定可能な印字桁数情報とを含む列幅の決定方法・算出基準項目
    (B)出力される帳票における各行及び/又は列がデータを表示するボディー部分か、合計を表示するものであるか、あるいはヘッダを表示するものであるのかを識別する属性設定情報を含む行・列の属性と詳細設定項目
    (C)フォントサイズや、フォントの種類、フォントスタイル、フォントカラー等を指定するフォント情報を含む表示設定項目
    (D)帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングするか否かを規定するデータブレイク時の制御項目
    (E)各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れの操作を行うかを規定するデータあふれ時の制御項目
    〔処理(1)〜(4)〕
    (1)前記印刷制御データにおける、データの桁数、行の属性、桁数算出基準から、対象となる列の印字桁数を決定し、
    (2)上記(1)で算出した桁数と、前記印刷制御データで設定された印字幅オーバー時の対応、およびユーザー指定桁数とから、列の印字基準桁数を決定し、
    (3)上記(2)で算出乃至は設定した印字基準桁数と、前記した印刷制御データにおけるフォント情報から印字幅を算出し、
    (4)上記(3)で設定された印字幅に伴ってフォント情報が変更されたセルがある場合には、そのセル印字幅を算出し、茲で算出した印字幅が、前記(3)で算出した印字幅を超えている場合には、算出した印字幅を列の基準幅として設定する。
  5. 基幹業務システム等で作成及び管理されている電子形式で記述又は作成された情報から帳票を作成する為の様式ファイルを簡易に作成して帳票を作成するプログラムであって、
    コンピュータに、
    ネットワークを介して接続された外部システムから、出力される帳票のフィールドに記述されるデータ及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定し、以下の項目情報(A)〜(E)を含む印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述される、文字列毎に区切られた形式のデータからなる印刷データを受け取り、受け取った印刷制御データと印刷データとに基づいて、以下の処理(1)〜(4を実行することにより特定の列の印字幅を算出して、出力
    される帳票が見やすくなる様に、レイアウトや印字位置などの表現形式に関する全てのパラメータからなる帳票出力情報を算出する帳票出力情報算出ステップと、
    前記帳票出力情報算出ステップで算出された帳票出力情報を取得すると共に、データブレイク時の制御項目の設定に基づいて帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングする処理を実行し、データあふれ時の制御項目の設定に基づいて、各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れかの処理を実行し、当該帳票出力情報に基づいて、作成される帳票の表現形式(レイアウト)情報、各フィールド等の表現形式(フォントサイズや間隔、あるいは桁数を含む)情報、および各フィールドと印刷データとの関連付けに関する情報を具備する、出力される帳票のレイアウトなどの情報を記述した様式ファイルを作成する様式ファイル作成ステップと、
    前記様式ファイルと、外部システムから受領した印刷データ及び印刷制御データとを組み合わせて、帳票を作成する帳票作成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
    〔項目情報(A)〜()〕
    (A)印字対象データの桁数を各列ごとに算出したデータの桁数情報と、特定の列の桁数を算出するにあたり全ての行を考慮するか、ヘッダ行を除いて考慮するか、通常データのみで算出するかのいずれかを選択する列桁数算出基準情報と、出力するデータが列幅をオーバーした場合に、可能な限り印字してオーバーした部分はカットするか、オーバーした部分を折り返して複数行表示するか、全データが表示可能となるようフォントサイズを調整するか、列幅を印字幅(表示幅)まで拡張するかを指定する印字幅オーバー時の対応項目情報と、ユーザーが任意に指定可能な印字桁数情報とを含む列幅の決定方法・算出基準項目
    (B)出力される帳票における各行及び/又は列がデータを表示するボディー部分か、合計を表示するものであるか、あるいはヘッダを表示するものであるのかを識別する属性設定情報を含む行・列の属性と詳細設定項目
    (C)フォントサイズや、フォントの種類、フォントスタイル、フォントカラー等を指定するフォント情報を含む表示設定項目
    (D)帳票に表示される特定の行や列単位でグルーピングするか否かを規定するデータブレイク時の制御項目
    (E)各フィールドにおいてデータがあふれた場合に、改ページ、改行、改段の何れの操作を行うかを規定するデータあふれ時の制御項目
    〔処理(1)〜(4)〕
    (1)前記印刷制御データにおける、データの桁数、行の属性、桁数算出基準から、対象となる列の印字桁数を決定し、
    (2)上記(1)で算出した桁数と、前記印刷制御データで設定された印字幅オーバー時の対応、およびユーザー指定桁数とから、列の印字基準桁数を決定し、
    (3)上記(2)で算出乃至は設定した印字基準桁数と、前記した印刷制御データにおけるフォント情報から印字幅を算出し、
    (4)上記(3)で設定された印字幅に伴ってフォント情報が変更されたセルがある場合には、そのセル印字幅を算出し、茲で算出した印字幅が、前記(3)で算出した印字幅を超えている場合には、算出した印字幅を列の基準幅として設定する。
  6. 電子形式で記述又は作成された情報から帳票を作成する帳票作成システムであって、
    出力される帳票のフィールド及びレコードに記述されるデータの少なくとも一方についての出力表現形を規定する印刷制御データと、出力される帳票のフィールドに記述されるデータからなる印刷データとに基づいて、出力される帳票における表示項目中、任意のヘッダに対して、各列のタイトルを示すヘッダ部分の配置を変更するブロック配置変更処理を行って、出力される帳票の表現形式に関するレイアウト情報を含む帳票出力情報を算出する帳票出力管理手段と、
    算出された帳票出力情報に基づいて帳票の様式ファイルを作成する様式ファイル作成手段とを具備し、
    当該様式ファイルを使用して、帳票を作成することを特徴とする請求項1〜の何れか一項に記載の帳票作成システム。
  7. 前記帳票出力管理手段は、出力される帳票のフィールドに記述される文字列毎に区切られた形式の印刷データと、この印刷データにおける各フィールド、レコード又はファイル単位で特定された印刷時の文字サイズ、文字間隔、印字位置、印字桁数を規定している印刷制御データとを受け取り、
    当該帳票出力管理手段は受け取った印刷データと印刷制御データとから、帳票出力情報として、用紙サイズをオーバーする時における、その改行位置情報、改ページ位置情報および全幅情報などを演算により算出し、フォントの拡大・縮小表示情報や、折り返し表示するか否かを規定する情報、あるいは予め指定した桁数で表示するか否かを規定する情報を算出する、請求項又はの何れか一項に記載の帳票作成システム。
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