JP2006268792A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 印刷済みの原稿に対して追記された情報を、原稿に対する変更内容として簡素な構成で正確かつ効率よく管理できるようにすること。
【解決手段】 記憶部107には、追記がなされる前の原稿についてページ毎のオリジナル画像が記憶されている。画像処理装置1は、追記がなされた原稿についてページ毎の画像を画像読取部102を用いて読み取り、読み取った各入力画像と、記憶部107に記憶されている各オリジナル画像とを比較し、追記によって変更された変更ページを特定する。そして、画像処理装置1は、記憶部107に記憶されているオリジナル画像のうち変更ページのオリジナル画像を、変更ページの入力画像を用いて更新する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、印刷済みの原稿に対して追記された情報を原稿に対する変更内容として管理する技術に関する。
例えば、特許文献1には、覚え書きやマーク等といった付加情報が筆記用具で書き込まれた紙文書の画像をスキャナで読み取り、この画像から付加情報が書き込まれた領域を以下の項目(1)〜(5)に記載する方法で抽出し、抽出した領域内の画像を付箋データとして文書データと関連付けて保存する文書ファイリングシステムが記載されている。
(1)スキャナで読み取った画像をオペレータが確認し、付加情報が書き込まれた領域を指定する。
(2)紙文書において付加情報を書き込む領域が予め定められており、スキャナで読み取られた画像から予め定められた領域を抽出する。
(3)文書中の文字とは異なる色で書き込みがなされている領域を抽出する。
(4)文書中の文字とは異なる色の線で囲まれた領域を抽出する。
(5)付加情報が書き込まれる前のオリジナルの文書データを保持しており、オリジナルの文書データの画像と、スキャナで読み取られた画像とを比較することによって、付加情報が書き込まれた領域を抽出する。
特開2002−269122号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載された技術では、例えば、(1)の方法を用いた場合は、スキャナで読み取られた画像をオペレータがいちいち確認しなければならない。また、(2)〜(4)の方法を用いた場合は、紙文書に対して付加情報を書き込むルールが定められているため、紙原稿に対して注釈や添削等の情報を自由に追記することができない。
一方、(5)の方法を用いた場合は、オリジナルの文書データの画像と、スキャナで読み取られた画像を比較する構成であるので、注釈や添削等の情報を紙文書に対して自由に追記することができる。しかしながら、特許文献1に記載された技術では、付加情報が書き込まれた領域を抽出する構成であるため、例えば、文書中において文字や線画、画像等が存在する領域上に追記がなされた場合、スキャナで読み取られた画像から追記情報が書き込まれた領域を抽出する処理や、抽出した領域内の画像を切り出す処理が煩雑なものとなってしまう。また、追記情報が書き込まれた領域を正確に抽出することが難しい。
本発明は、以上説明した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、印刷済みの原稿に対して追記された情報を、原稿に対する変更内容として簡素な構成で正確かつ効率よく管理できるようにすることである。
上記課題を解決するため、本発明は、追記がなされた原稿のページ毎の画像を入力する入力手段と、追記がなされる前の前記原稿のページ毎の画像を記憶する記憶手段と、前記入力手段により入力された各画像と、前記記憶手段に記憶されている各画像とを比較し、追記によって変更されたページを特定する特定手段と、前記記憶手段に記憶されている各画像のうち前記特定手段により特定されたページの画像を、前記入力手段により入力された各画像のうち前記ページの画像を用いて更新する更新手段と、前記記憶手段に記憶されている各画像を出力する出力手段とを具備する画像処理装置を提供する。
本発明によれば、記憶手段には、追記がなされる前の原稿の各ページの画像が記憶されており、画像処理装置は、追記がなされた原稿のページ毎の画像を入力手段により入力し、当該入力された各画像と記憶手段に記憶されている各画像とを比較し、追記によって変更されたページを特定する。そして、画像処理装置は、記憶手段に記憶されている各画像のうち上記特定されたページの画像を、入力された各画像のうち上記特定されたページの画像を用いて更新する。
また、本発明は、追記がなされた原稿のページ毎の画像を入力する入力過程と、前記入力過程にて入力された各画像と、メモリに記憶されている、追記がなされる前の前記原稿の各ページの画像とを比較し、追記によって変更されたページを特定する特定過程と、前記メモリに記憶されている各画像のうち前記特定過程にて特定されたページの画像を、前記入力過程にて入力された各画像のうち前記ページの画像を用いて更新する更新過程と、前記メモリに記憶されている各画像を出力する出力過程とを有する画像処理方法を提供する。
本発明によれば、印刷済みの原稿に対して追記された情報を、原稿に対する変更内容として簡素な構成で正確かつ効率よく管理することができる。
[A.実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本実施形態においては、画像処理装置1として、複写機の機能とネットワークプリンタの機能を兼ね備えた複合機を用いた場合について説明する。また、本実施形態においては、原稿データとして文書データを用いた場合について説明する。
同図において、制御部101は、CPU、ROM、RAM等を備え、ROMや記憶部107に記憶されているプログラムを実行することで画像処理装置1の各部を制御する。画像読取部102は、記録紙やOHPシート等に印刷された原稿(文書)の画像を光学的に読み取るイメージスキャナである。通信インタフェース103は、パーソナルコンピュータ(以下、PCと記載する)等の他の機器との間でネットワークを介して行われる通信を制御する。表示部104は、液晶表示パネルとその駆動回路によって構成されている。操作部105は、液晶表示パネルの画面上に貼り付けられたタッチパネルや、操作パネル上に設けられた、テンキー、スタートボタン等の操作子によって構成されており、タッチパネルや操作子の操作に応じた信号を制御部101に出力する。印刷部106は、文書データに基づく画像を記録紙やOHPシート等に印刷する。
記憶部107には、後述する追記情報管理処理A(図2参照)を制御するためのプログラムが記憶されている。また、この記憶部107には文書データが記憶されている。本実施形態においては、記録紙等に印刷された原稿(文書)に対し、例えば、注釈が書き込まれたり、添削が施される等といった追記がなされる訳であるが、このような追記がなされる前のオリジナルの文書データは、例えば、通信インタフェース103を介してPC等の他の機器から取得され、記憶部107に記憶される。勿論、記録紙等に印刷されたオリジナルの原稿の画像を画像読取部102を用いて読み取り、この画像データをオリジナルの文書データとして記憶部107に記憶することもできる。また、文書データは、1ページ目の画像データ、2ページ目の画像データ、3ページ目の画像データ…等、ページ毎の画像データとして、ページ番号と対応付けられて記憶部107に記憶されている。
次に、画像処理装置1の動作を説明する。
まず、画像処理装置1においては、ユーザからの印刷指示に応じて記憶部107に記憶されているオリジナルの文書データが読み出され、印刷部106によって記録紙に印刷される。そして、記録紙に印刷された原稿(文書)に対し、例えば、注釈が書き加えられたり添削が施される等、ユーザによって追記がなされる。この後、注釈や添削等が追記された原稿を用いて、記憶部107に記憶されている文書データの内容を変更したり、あるいは追記された注釈や添削等の内容を変更履歴として保存する場合に、以下に説明する追記情報管理処理Aが行なわれる。
図2は、画像処理装置1において実行される追記情報管理処理Aのフローチャートである。この追記情報管理処理Aは、例えば、タッチパネル等が操作されて追記情報管理モードが選択された場合や、PC等の他の機器からネットワークを介して追記情報管理モードが指定された場合に、制御部101により実行される。
同図に示すように、まず、制御部101は、注釈や添削等が追記された原稿の画像データを入力する処理を行なう(ステップS101)。このステップS101の処理について具体的に説明すると、例えば、画像処理装置1(複合機)において、注釈や添削等が追記された原稿がシートフィーダ上にセットされ、スタートボタンが押下されると、制御部101は、シートフィーダ上にセットされた原稿の画像を1ページ分ずつ画像読取部102を用いて読み取る。なお、注釈や添削等が追記された原稿の画像データは、例えば、通信インタフェース103を介してPC等の他の機器から取得することも可能である。
この後、制御部101は、入力された画像データに対して自動正立処理を行なう(ステップS102)。すなわち、制御部101は、1ページ分ずつ入力されてくる文書の画像データに対し、レイアウト解析や文字認識処理を行ない、誤った方向で読み取られた文書の画像データを正しい方向に回転させる。
次いで、制御部101は、入力されたページ毎の画像(以下、入力画像と記載する)と、記憶部107に記憶されているページ毎の画像(以下、オリジナル画像と記載する)とをページ単位で比較する(ステップS103)。このステップS103の処理について具体的に説明すると、まず、制御部101は、各入力画像に対してヘッダやフッダの領域に文字認識処理を施し、各入力画像のページ番号を特定する。一方で、前述したように記憶部107には、各オリジナル画像がページ番号と対応付けられて記憶されている。そこで、制御部101は、各入力画像のページ番号を特定し終えると、1ページ目から順に、入力画像とオリジナル画像を比較していく。
また、このようにしてページ単位で画像を比較していく際には、例えば、入力画像とオリジナル画像について、当該画像に含まれている文書の行方向(X軸方向)または列方向(Y軸方向)の投影分布を求め、入力画像の投影分布と、オリジナル画像の投影分布とを比較する。このようにして制御部101は、ページ単位で入力画像とオリジナル画像とを比較し、入力画像がオリジナル画像から変更されているか否かを判定し、追記によって変更されたページを特定する(ステップS104)。
例えば、記録紙に印刷された合計10ページの原稿(文書)において、2ページ目と5ページ目に注釈や添削等が追記されており、残りのページには何ら追記がされていない場合、ページ毎に算出される入力画像の投影分布とオリジナル画像の投影分布は、2ページ目と5ページ目で相違する一方、残りのページでは一致する。したがって、制御部101は、追記によって変更されたページが2ページ目と5ページ目であると特定する。
なお、上記ステップS103では、各入力画像のページ番号を特定する場合について説明したが、このように各入力画像のページ番号を特定してやる必要は必ずしもない。例えば、各入力画像の投影分布と、各オリジナル画像の投影分布とを比較することによって、各々のページのオリジナル画像に対応する入力画像を特定することができる。仮に、追記によって1部が変更された入力画像であっても、変更された部分を除く残りの部分については投影分布の比較結果が一致するので、対応するオリジナル画像とそのページ番号が特定できるのである。
このようにしてページ単位で入力画像とオリジナル画像とを比較した結果、全てのページにおいて入力画像とオリジナル画像が一致し、何ら変更(追記)が行なわれていなかった場合(ステップS105:NO)、制御部101は、ステップS106およびS107の処理を行なわずに、追記情報管理処理Aを終える。
一方、ページ単位で入力画像とオリジナル画像とを比較した結果、1ページでも入力画像とオリジナル画像が一致せず、追記によって変更されたページがあった場合(ステップS105:YES)、制御部101は、まず、上記ステップS104において特定された変更ページの入力画像を特定する(ステップS106)。次いで、制御部101は、記憶部107に記憶されているオリジナル画像のうち、上記ステップS104において特定された変更ページのオリジナル画像を、上記ステップS106において特定された入力画像に置換し(ステップS107)、当該追記情報管理処理Aを終える。すなわち、制御部101は、追記によって変更されたページについてオリジナル画像を入力画像に置き換える。
なお、上記ステップS107においては、オリジナル画像を入力画像に置換する場合について説明したが、変更ページのオリジナル画像を消去せずに、変更ページの入力画像と対応付けて記憶部107に記憶する構成であってもよい。勿論、オリジナル画像を更新した日時を示す情報や、追記を行なったユーザを示す情報等を履歴情報としてページ単位で記憶部107に記憶することができる。また、変更ページの入力画像は、ページ毎のオリジナル画像を収めた文書ファイル内に収められてもよいし、この文書ファイルとは別に、変更ページの入力画像を収める専用のファイルを新たに生成し、このファイル内に、対応する文書ファイルやページ番号、履歴情報等と関連付けて収められてもよい。
図3は、記憶部107に記憶されているオリジナル画像の更新例について示す図である。同図において左側に示すように、まず、記憶部107には、1ページ目(P1)と2ページ目(P2)の計2ページ分のオリジナル画像が記憶されいている。そして、この2ページ分のオリジナル画像が各々1枚の原稿として印刷される。この後、同図中央に示すように、印刷後の原稿に対して2ページ目に追記がなされ、この原稿の各ページの画像が画像処理装置1に入力されると、画像処理装置1では、2ページ目が追記によって変更されたページであると特定する。そして、同図において右側の上段に示すように、記憶部107に記憶されている2ページ目のオリジナル画像を、画像読取部102によって読み取られた2ページ目の入力画像に置換する。あるいは、同図において右側の下段に示すように、画像読取部102によって読み取られた2ページ目の入力画像(P2−1)と、2ページ目のオリジナル画像(P2−2)とを対応付けて記憶部107に記憶する。
このようにして追記情報管理処理Aを終えた後、記憶部107に記憶されている文書データの印刷が指示されると、制御部101は、上述した追記情報管理処理Aによって更新された後のページ毎の画像データを、印刷部106を用いて記録紙に印刷する。例えば、図3に例示したように、計2枚の原稿のうち2ページ目に追記がなされ、記憶部107に記憶されている画像データが同図右側の上段に示す通りとなった場合、制御部101は、1ページ目はオリジナル画像、2ページ目は、画像読取部102によって読み取られた、追記のなされた原稿の画像を記録紙に印刷する。
また、図3右側の下段に示すように、2ページ目について、オリジナル画像(P2−2)と追記後の画像(P2−1)が対応付けられて記憶されている場合、制御部101は、1ページ目はオリジナル画像、2ページ目は追記後の画像(P2−1)を記録紙に印刷する。この際、制御部101は、2ページ目の画像(P2−1)が追記によって変更されていることを示すメッセージやマークを記録紙の余白部分等に印刷することができる。また、変更した日時を示す情報や、追記を行なったユーザを示す情報等を履歴情報として、このページの余白部分等に印刷することもできる。また、制御部101は、ユーザからの指示に応じて、2ページ目の画像について、追記後の画像(P2−1)とオリジナル画像(P2−2)を差し替えて印刷を行なったり、あるいは2ページ目について今までの変更履歴を示す情報を生成して記録紙に印刷したり、表示部104に表示することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、記憶部107には、追記がなされる前の原稿についてページ毎のオリジナル画像が記憶されており、画像処理装置1は、追記がなされた原稿についてページ毎の画像を画像読取部102を用いて読み取り、読み取った各入力画像と、記憶部107に記憶されている各オリジナル画像とを比較し、追記によって変更された変更ページを特定する。そして、画像処理装置1は、記憶部107に記憶されているオリジナル画像のうち変更ページのオリジナル画像を、変更ページの入力画像を用いて更新する。
このように画像処理装置1では、画像読取部102を用いて読み取った入力画像と、記憶部107に記憶されているオリジナル画像とをページ単位で比較し、追記によって変更されたページを特定すると、この変更ページの入力画像を用いて該当するオリジナル画像を更新する。したがって、入力画像から注釈や添削等の追記がなされた領域を抽出したり、抽出した領域内の画像を切り出したりする必要がないので、印刷後の原稿に対して追記された情報を、原稿に対する変更内容として簡素な構成で正確かつ効率よく管理することができる。
なお、画像処理装置1(コンピュータ)は、記憶部107にインストールされているプログラムに従って追記情報管理処理A(図2参照)を実行するが、このプログラムを通信によって画像処理装置1へと送信し、記憶部107にインストールしてもよい。また、このプログラムをCD−ROMやDVD、メモリカード等のコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
[B.変形例]
(1)注釈や添削等が追記される原稿は、例えば、1枚の記録紙に対してN(Nは2以上の整数)ページ分の画像を縮小して印刷するN−up印刷によって出力されている場合がある。以下に、N−up印刷された原稿に対して追記がなされた場合の処理を図4および図5を用いて説明する。
図4は、画像処理装置1において実行される追記情報管理処理Bのフローチャートである。なお、以下の動作説明において追記情報管理処理A(図2参照)と同様の処理を行なう部分については説明を簡略化している。
同図に示すように、まず、制御部101は、注釈や添削等が追記され、シートフィーダ上にセットされた原稿の画像を1枚分ずつ画像読取部102を用いて読み取る(ステップS201)。この後、制御部101は、入力された画像データに対して自動正立処理を行なう(ステップS202)。次いで、制御部101は、画像読取部102によって読み取られた原稿1枚分の画像に対してレイアウト解析や文字認識処理を行ない(ステップS203)、この画像に2ページ分以上の画像が含まれているか否かを判定する(ステップS204)。つまり、制御部101は、画像読取部102によって読み取られた原稿がN−up印刷された原稿であるか否かを判定する。
このステップS203およびS204の処理について具体的に説明すると、例えば、画像読取部102によって読み取られた原稿1枚分の画像に対してレイアウト解析や文字認識処理を行なった結果、一定の幅を有する空白領域によって画像の中央から左右に2等分される2段組の文書であって、かつ、各々の段の下方中央部または上方中央部等に“−1−”,“−2−”等の連番のページ番号が振られていた場合、制御部101は、この画像を2−up印刷された原稿の画像であると判定する。また、一定の幅を有する空白領域によって画像が上下左右に4等分され、かつ、4等分された各々の領域の下方中央部等に“1”,“2”,“3”,“4”等の連番のページ番号が振られていた場合、制御部101は、この画像を4−upされた原稿の画像であると判定する。
制御部101は、このようにしてN−up印刷された原稿であるか否かを判定し、N−upされた原稿であった場合は(ステップS204:YES)、N−upされた原稿の画像を1ページ分ずつの画像に分割する(ステップS205)。すなわち、2−upされた画像なら、この画像を左右に2等分する。また、4−upされた画像なら、この画像を上下左右に4等分する。一方、N−upされた原稿でなかった場合は(ステップS204:NO)、ステップS205の処理を行なわずにステップS206に移行する。そして、ステップS206〜S210において制御部101は、1ページ分ずつの入力画像を用いて、追記情報管理処理A(図2参照)のステップS103〜S107と同様の処理を行なう。
図5は、2−up印刷された原稿に対して追記がなされ、この原稿を用いて記憶部107に記憶されているオリジナル画像を更新する場合について示す図である。同図において左側に示すように、記憶部107には、1ページ目(P1)と2ページ目(P2)の計2ページ分のオリジナル画像が記憶されている。そして、この2ページ分のオリジナル画像が2−up印刷され、同図中央に示すように1枚の原稿(P1:2−up)として印刷される。そして、この2−up印刷された原稿において、元来2ページ目の原稿部分に追記がなされ、画像読取部102によって原稿(P1:2−up)の画像が読み取られると、まず、画像処理装置1は、読み取られた原稿が2−up印刷されたものであると判定し、この画像を左右に2等分する。そして、1ページ分ずつに分割した1ページ目と2ページ目の入力画像を、記憶部107に記憶されている1ページ目と2ページ目のオリジナル画像と比較し、2ページ目が追記によって変更されたページであると特定する。そして、同図において右側の上段に示すように、記憶部107に記憶されている2ページ目のオリジナル画像を、分割後の2ページ目の入力画像に置換する。あるいは、同図において右側の下段に示すように、分割後の2ページ目の入力画像(P2−1)と、2ページ目のオリジナル画像(P2−2)とを対応付けて記憶部107に記憶する。
このような制御構成とすれば、N−up印刷された原稿に対して追記がなされた場合であっても、追記されたページを正しく特定して記憶部107に記憶されているオリジナル画像を更新できる。
(2)上述した実施形態では本発明を複合機に適用した場合について説明したが、例えば、図6に示すPC2(パーソナルコンピュータ)に本発明を適用することもできる。同図において、追記がなされた原稿の各ページの画像は、イメージスキャナ5によって読み取られ、ネットワーク7を介してPC2に入力される。また、PC2の記憶部205には、ページ毎のオリジナル画像が記憶されている。制御部201は、入力されたページ毎の画像と、記憶部205に記憶されているページ毎のオリジナル画像とを比較し、追記によって変更された変更ページを特定する。そして、制御部201は、記憶部205に記憶されているオリジナル画像のうち変更ページのオリジナル画像を、変更ページの入力画像を用いて更新する。また、制御部201は、このようにして更新された後の記憶部205の記憶内容に従って、追記によって変更された原稿の画像や変更履歴等に関する情報を、例えば、通信インタフェース204からネットワーク7を介してプリンタ6に送信し、記録紙に印刷したり、表示制御部203を介して表示装置4に送出し、表示装置4の画面に表示したり、あるいは通信インタフェース204からネットワーク7を介して他の機器へ送信することができる。
(3)上述した実施形態では、原稿データとして文書データを用いた場合について説明したが、原稿データは、文書データ以外に、例えば、画像データや帳票データ等であってもよい。また、上述した実施形態において画像処理装置1は、記録媒体ドライブを備え、追記がなされた原稿の各ページの画像データを、画像処理装置1に対して装着されたメモリカードやDVD等の記録媒体から記録媒体ドライブを介して取得してもよい。
画像処理装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像処理装置1において実行される追記情報管理処理Aについて示すフローチャートである。 記憶部107に記憶されているオリジナル画像の更新例について示す図(その1)である。 変形例(1)に係る追記情報管理処理Bについて示すフローチャートである。 記憶部107に記憶されているオリジナル画像の更新例について示す図(その2)である。 変形例(2)に係るPC2のハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…画像処理装置、101…制御部、102…画像読取部、103…通信インタフェース、104…表示部、105…操作部、106…印刷部、107…記憶部、2…PC(パーソナルコンピュータ)、3…操作デバイス、4…表示装置、5…イメージスキャナ、6…プリンタ、7…ネットワーク、201…制御部、202…入出力インタフェース、203…表示制御部、204…通信インタフェース、205…表示制御部。

Claims (6)

  1. 追記がなされた原稿のページ毎の画像を入力する入力手段と、
    追記がなされる前の前記原稿のページ毎の画像を記憶する記憶手段と、
    前記入力手段により入力された各画像と、前記記憶手段に記憶されている各画像とを比較し、追記によって変更されたページを特定する特定手段と、
    前記記憶手段に記憶されている各画像のうち前記特定手段により特定されたページの画像を、前記入力手段により入力された各画像のうち前記ページの画像を用いて更新する更新手段と、
    前記記憶手段に記憶されている各画像を出力する出力手段と
    を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記更新手段は、前記記憶手段に記憶されている各画像のうち前記特定手段により特定されたページの画像を、前記入力手段により入力された各画像のうち前記ページの画像と置換する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記更新手段は、前記入力手段により入力された各画像のうち前記特定手段により特定されたページの画像を、前記記憶手段に記憶されている各画像のうち前記ページの画像と対応付けて前記記憶手段に記憶する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記入力手段は、追記がなされた原稿について原稿1枚毎の画像を入力し、
    前記入力手段により入力された原稿1枚分の画像を解析し、当該画像に2ページ分以上の画像が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により2ページ分以上の画像が含まれていると判定された場合、前記入力手段により入力された各画像を1ページ分ずつの画像に分割する分割手段とをさらに具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記原稿データは文書データであって、
    前記特定手段は、前記入力手段により入力された各画像と、前記記憶手段に記憶されている各画像について、当該画像に含まれている文書の行方向または列方向の投影分布を求め、前記入力された各画像についての投影分布と、前記記憶されている各画像についての投影分布とを比較して、追記によって変更されたページを特定する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 追記がなされた原稿のページ毎の画像を入力する入力過程と、
    前記入力過程にて入力された各画像と、メモリに記憶されている、追記がなされる前の前記原稿の各ページの画像とを比較し、追記によって変更されたページを特定する特定過程と、
    前記メモリに記憶されている各画像のうち前記特定過程にて特定されたページの画像を、前記入力過程にて入力された各画像のうち前記ページの画像を用いて更新する更新過程と、
    前記メモリに記憶されている各画像を出力する出力過程と
    を有することを特徴とする画像処理方法。
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