JP2002077567A - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002077567A
JP2002077567A JP2000253319A JP2000253319A JP2002077567A JP 2002077567 A JP2002077567 A JP 2002077567A JP 2000253319 A JP2000253319 A JP 2000253319A JP 2000253319 A JP2000253319 A JP 2000253319A JP 2002077567 A JP2002077567 A JP 2002077567A
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Hideyuki Kamibayashi
秀幸 上林
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で原稿の見やすさを考慮したプリ
ントを行ない、かつ用紙の節約をすることができる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 コピースタートキーが押下されると(6
01でYES)、複数頁からなる原稿の読取が行なわれ
(602)、文字領域と文字のサイズが検出される(6
03,604)。文字のサイズに基づき、1枚の用紙に
どのように原稿画像の配置を行なうかのレイアウト候補
が複数決定され、表示される(605,606)。ユー
ザが1つのレイアウトを選択すると、そのレイアウトで
プリントが行なわれる(607,608)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置、画
像形成方法および画像形成方法をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録した記録媒体に関し、特に
文字やフォントのサイズに基づいて画像や文書データの
配置方法を自動的に決定する画像形成装置、画像形成方
法および画像形成方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば特開平7−115493号公報
は、文字の大きさ、あるいは文字の認識率から、指定さ
れた縮小率では読取不可能となる場合に警告を行なった
り、コピーを禁止したり、文字部を読取可能な大きさで
印字する複写機(画像形成装置の一種)について開示し
ている。
【0003】また、従来より2in1や4in1などの
出力画像のレイアウトの指定を操作パネルから入力さ
せ、プリントを行なう複写機が知られている。ここに2
in1とは、2頁の原稿画像を1枚の用紙にプリントす
るプリントモードであり、4in1とは4頁の原稿画像
を1枚の用紙にプリントするプリントモードである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、簡単な操
作で原稿の見やすさを考慮したプリントを行ないつつ、
かつ用紙の節約をすることができる画像形成装置、画像
形成方法および画像形成方法をコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明のある局面に従うと、画像形成装置は、複数
頁からなる原稿画像を入力する入力手段と、入力された
原稿画像に含まれる文字を検出する検出手段と、検出さ
れた文字のサイズを認識する認識手段と、認識された文
字のサイズに基づいて、複数頁からなる原稿画像の配置
方法を決定する決定手段と、決定手段で決定された原稿
画像の配置方法に基づいて、入力された原稿画像を出力
する出力手段とを備える。
【0006】好ましくは決定手段は、複数の配置方法を
決定する。さらに好ましくは画像形成装置は、決定され
た複数の配置方法のうちの1つをユーザに選択させる選
択手段をさらに備える。
【0007】さらに好ましくは画像形成装置は、決定手
段により決定された原稿画像の配置方法に基づいて入力
された原稿画像を出力するか、決定手段により決定され
た原稿画像の配置方法に基づかずに入力された原稿画像
を出力するかをユーザに選択させることが可能であるこ
とを特徴とする。
【0008】この発明の他の局面に従うと画像形成装置
は、複数頁からなる文書データを入力する入力手段と、
入力された文書データに含まれるフォントデータを検出
する検出手段と、検出されたフォントのサイズを認識す
る認識手段と、認識されたフォントのサイズに基づい
て、複数頁からなる文書データの配置方法を決定する決
定手段と、決定手段で決定された文書データの配置方法
に基づいて、入力された文書データを出力する出力手段
とを備える。
【0009】好ましくは決定手段は、複数の配置方法を
決定する。さらに好ましくは画像形成装置は、決定され
た複数の配置方法のうちの1つをユーザに選択させる選
択手段を備える。
【0010】さらに好ましくは画像形成装置は、決定手
段により決定された文書データの配置方法に基づいて入
力された文書データを出力するか、決定手段により決定
された文書データの配置方法に基づかずに入力された文
書データを出力するかをユーザに選択させることが可能
であることを特徴とする。
【0011】この発明のさらに他の局面に従うと、画像
形成方法は、複数頁からなる原稿画像を入力する入力ス
テップと、入力された原稿画像に含まれる文字を検出す
る検出ステップと、検出された文字のサイズを認識する
認識ステップと、認識された文字のサイズに基づいて、
複数頁からなる原稿画像の配置方法を決定する決定ステ
ップと、決定ステップで決定された原稿画像の配置方法
に基づいて、入力された原稿画像を出力する出力ステッ
プとを備える。
【0012】この発明のさらに他の局面に従うと、画像
形成方法は、複数頁からなる文書データを入力する入力
ステップと、入力された文書データに含まれるフォント
データを検出する検出ステップと、検出されたフォント
のサイズを認識する認識ステップと、認識されたフォン
トのサイズに基づいて、複数頁からなる文書データの配
置方法を決定する決定ステップと、決定ステップで決定
された文書データの配置方法に基づいて、入力された文
書データを出力する出力ステップとを備える。
【0013】この発明のさらに他の局面に従うと、画像
形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
を記録した記録媒体は、上述のいずれかに記載の画像形
成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記録していることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態にお
ける画像形成装置(スキャナとプリンタとを含む画像処
理システム、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置また
はそれらの複合機など)について図面を参照しながら詳
しく説明する。本実施の形態においては、画像形成装置
によって読取られた原稿画像の中の文字サイズや、入力
された文書データに含まれる文字フォントのサイズが検
出され、検出されたそれらのサイズに基づいて画像の配
置方法(レイアウト)が自動的に決定され、画像の出力
が行なわれる。これにより、簡単な操作で文書の視認性
を確保しつつプリント用紙の節約が可能である画像形成
装置を提供することができる。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態における画像処理システムの構成を示す
ブロック図である。図を参照して、画像処理システム
は、画像入力部(スキャナ)101と、画像出力部(プ
リンタ)108と、画像処理部109とから構成されて
いる。
【0016】画像処理部109は、入力インターフェイ
ス102と、出力インターフェイス106と、プログラ
ムなどを記録するROM103と、画像データなどを記
憶するRAM104と、画像処理部の制御を行なうMP
U105とから構成される。
【0017】原稿の画像を読取る画像入力部101は、
画像処理部109の入力インターフェイス102に接続
されており、読取られた画像データは記憶部を構成する
RAM104に記憶される。MPU105は、ROM1
03に格納されているプログラムに基づき画像処理シス
テムの動作に必要な各種制御を実行する。
【0018】出力装置であるプリンタ108は、出力イ
ンターフェイス106を介して画像処理部109に接続
されている。画像処理部109の各部は、システムバス
107により相互に接続されている。
【0019】本実施の形態における画像処理システム
は、スキャナ101により複数頁からなる原稿を画像と
して読取る。読取られた画像は、RAM104に記憶さ
れる。MPU105は、記憶された画像の中の文字を検
出し、そのサイズを認識する。
【0020】MPU105は、認識された文字のサイズ
に基づいて複数頁からなる原稿画像の配置方法(レイア
ウト)を決定し、その配置方法に基づいて画像を出力す
る。
【0021】次に、文字の大きさを検出するアルゴリズ
ムについて説明する。まず、図2に示されるように原稿
201が文字部(文字領域)202および画像部(画像
領域)203,204より構成される場合を想定する。
このとき、MPU105内の文字領域検出部により文字
部202が抽出される。文字領域検出部の処理として、
一般的にはラプラシアンフィルタ処理によりエッジ成分
の多く含まれる領域を矩形で切出すような処理を行なえ
ばよい。
【0022】図3に示されるように、抽出された文字領
域205に対して文字の大きさを検出するには、X方向
208およびY方向206に濃度ヒストグラムをとる処
理を行なう。Y方向のヒストグラムは符号207で示さ
れ、X方向のヒストグラムは符号209で示されてい
る。このような濃度ヒストグラムにより、文字のXY方
向の大きさ(サイズ)を検出することができる。
【0023】図4〜8を参照して、検出された文字の大
きさに基づきレイアウトを決定する方法について説明す
る。
【0024】文字領域301の文字302の大きさ30
3が24ポイントであるものとする。
【0025】図5に示されるように、36ポイントに相
当する大きさ304、18ポイントに相当する大きさ3
05、および9ポイントに相当する大きさ306が比較
のための文字サイズとして、予め標準的にROM103
に記憶されている。36ポイント以上のサイズの文字が
原稿画像から検出された場合には、原稿を0.25倍に
縮小し、8up、すなわち1枚の用紙に8頁の原稿を縮
小してプリントするレイアウトを採用し、プリントを行
なう。
【0026】検出された文字サイズが36ポイント未満
18ポイント以上の場合は、原稿を0.5倍に縮小し、
4up、すなわち1枚の用紙に4頁の原稿を縮小してプ
リントするレイアウトを採用し、プリントを行なう。検
出された文字サイズが18ポイント未満9ポイント以上
の場合は、原稿を0.71倍に縮小し、2up、すなわ
ち1枚の用紙に2頁の原稿を縮小してプリントするレイ
アウトを採用し、プリントを行なう。
【0027】検出された文字サイズが9ポイント未満の
場合は等倍でプリントを行なう。以上のような処理によ
り、たとえば図4に示されるように、原稿の文字領域に
24ポイントの文字があれば、原稿が0.5倍に縮小さ
れ、4upのプリントが行なわれることになる。
【0028】なお、以上の処理は文字の視認性の確保と
用紙の節約を考慮して標準的に定めたものであり、ユー
ザの好みにより適宜変更してもよい。また、比較のため
の文字サイズをユーザに設定させる入力装置を設けるよ
うにしてもよい。
【0029】次に、図6に示される複数頁の原稿を読込
んだ場合におけるレイアウト決定の具体的な方法を示
す。
【0030】原稿401は、P1〜P8のトータル8枚
の原稿からなり、1頁目から4頁目が12ポイント相当
の文字サイズで、5頁目から8頁目までが24ポイント
相当の文字サイズで構成されているものとする。このよ
うな原稿401に図5に示す方式を適用すると、図7の
符号402に示すように1頁目から4頁目までが2up
で、5頁目から8頁目までが4upで自動的にレイアウ
トされる。そして、決定されたレイアウトでプリントが
実行される。
【0031】すなわち、文字の小さい原稿は文字の視認
性を確保するためにあまり縮小を行わないようにする反
面、文字の比較的大きい原稿は、用紙の節約のためにで
きる限り縮小を行うものである。
【0032】このように、本実施の形態においては文字
のサイズに基づき原稿のレイアウトを変更することがで
きるため、文字の見やすさを考慮しつつ、用紙の節約を
自動的に行なうことができる画像処理システムを提供す
ることが可能となる。
【0033】[第2の実施の形態]図7の例では、出力
される頁の途中(P4→P5)で、レイアウトが2up
から4upに変わっていた。このように、頁の途中でレ
イアウトが変わってしまうことを好まないユーザがいる
場合も想定されるため、図8の符号403で示されるよ
うに、本実施の形態においては全頁2upでレイアウト
する選択肢もユーザに提示し、どちらのレイアウトでプ
リントを行なうかをユーザに選択させている。
【0034】すなわち、本実施の形態では、画像処理シ
ステムのたとえばスキャナ101に、図9に示される操
作パネル501を設ける。操作パネル501は、各種操
作キー502とタッチパネル付LCD表示部503とを
備えている。表示部503に、図7および8の2種類の
レイアウトと、どのレイアウトも採用しない「キャンセ
ル」の選択肢とが表示されており、ユーザは選択キー5
04〜506によりどのプリントを行なうかを決定する
ことができる。
【0035】すなわち、選択キー504または選択キー
505が押下されたときには、そのレイアウトによりプ
リントが行われ、選択キー506が押下されたときに
は、1枚の用紙に1枚の画像がプリントされる通常のプ
リントが行なわれる。
【0036】図10は、本実施の形態における画像処理
システムの行なう処理を示すフローチャートである。
【0037】図を参照して、ステップ601ではスキャ
ナ101のコピースタートキーが押下されたか否かを判
定し、YESの場合にステップ602に進む。ステップ
602においては、すべての原稿の読取処理および入力
処理を行ない、画像データをRAM104へ格納する。
【0038】ステップ603,604では、図2および
3で示した文字領域の抽出、文字サイズの検出処理を行
なう。ここで文字サイズとしては、各頁ごとに最小の文
字サイズを求め、図5で示したアルゴリズムを実行する
ものとする。
【0039】ステップ605では図4〜8で示したレイ
アウト候補の決定を行なう。ステップ606,607で
は図9で示した操作パネルによるレイアウトの表示およ
びユーザによる選択を行なう。ステップ608では、選
択されたレイアウトで実際のプリント処理を実行する。
【0040】図11は、図4〜5で示された文字サイズ
からレイアウト候補を決定するための処理を示すフロー
チャートであり、頁単位での最適な倍率を判定するフロ
ーチャートである。
【0041】ステップ902では、検出された文字の最
小サイズが36ポイント以上か否かを判断し、YESな
らステップ903に進み、X=0.25として0.25
倍の縮小が適切であると判断する。
【0042】ステップ904では、検出された文字の最
小サイズが18ポイント以上か否かを判断し、YESな
らステップ905に進み、X=0.50として0.50
倍の縮小が適切であると判断する。
【0043】ステップ906では、検出された文字の最
小サイズが9ポイント以上か否かを判断し、YESなら
ステップ907に進み、X=0.71として0.71倍
の縮小が適切であると判断する。
【0044】文字サイズが9ポイント未満であれば、ス
テップ908でX=1.00すなわち等倍が適当である
と判断する。
【0045】図12に、レイアウト候補決定のより詳細
な処理フローを示す。図6に示した8枚の原稿を例とす
ると、ステップ1002から1004では前述した頁単
位の文字サイズの判定および最適な縮小倍率Xを求める
処理を、各頁(1〜8頁)に対して実行し、その処理結
果をX(n)(ここではn=1〜8)に代入する。
【0046】ステップ1005では、X(n)がすべて
0.25であるかを判断し、YESならステップ100
6に進み、レイアウト候補を8upとする。
【0047】ステップ1007では、X(n)がすべて
0.50かどうかを判断し、YESならステップ100
8に進み、レイアウト候補を4upとする。
【0048】ステップ1009では、X(n)がすべて
0.71かどうかを判断し、YESならステップ101
0に進み、レイアウト候補を2upとする。
【0049】ステップ1011では、X(1)からX
(4)がすべて0.50で、かつX(5)からX(8)
がすべて0.71かどうか判断し、YESならステップ
1012に進む。
【0050】ステップ1012ではステップ1006,
1008,1010とは異なり、2つの候補を設定す
る。すなわち、候補1では1頁目から4頁目までを4u
pで、5頁目から8頁目までを2upでレイアウトし、
候補2では1頁目から8頁目までをすべて2upでレイ
アウトするものである。
【0051】すなわち用紙の節約を優先したものが候補
1である。また、頁の途中でレイアウトの変更があると
見にくいため、同じレイアウトでプリントを行なうもの
が候補2である。以下同様に具体的に図示しないが、ス
テップ1013,1014以降で、用紙の節約と視認性
とを考慮したレイアウト候補を頁単位の判定結果に基づ
き決定する。
【0052】[変形例]なお、上述の実施の形態におい
ては画像形成システムに本願発明を適用させる場合につ
いて説明したが、印字する文字のサイズ情報(フォント
情報など)を有する文書データをプリントするプリンタ
(またはそのドライバ)について本願発明を適用するこ
ともできる。すなわち、文書データに含まれるフォント
データを検出し、検出されたフォントのサイズを認識
し、フォントのサイズに基づいて複数頁からなる文書デ
ータの配置方法(レイアウト)を決定するのである。
【0053】図13は、本発明を適用したプリンタドラ
イバを用いたときにコンピュータのディスプレイに表示
される画面を示す図である。
【0054】図13に示されるように、プリンタドライ
バのレイアウト設定画面701内のレイアウト表示部7
02には、図9で示したものと同様のレイアウト例が表
示される。ユーザは、選択キー703〜705のいずれ
かを選択した後、適用キー706を選択することで、そ
のレイアウトを選択することができる。また、レイアウ
ト表示部702に表示されたレイアウト以外のレイアウ
トを選択したい場合には、ユーザは詳細設定キー708
を選択した後、任意のレイアウトを指定することができ
る。
【0055】図14は、本発明をプリンタドライバに適
用した場合の処理フローを示す図である。
【0056】図を参照して、ステップ801においてプ
リンタドライバが選択されたか否かが判断され、YES
の場合にステップ802に進む。ステップ802におい
ては、印字するすべての文書データを記憶部(コンピュ
ータのメモリなど)へスプールする。
【0057】ステップ803,804では、スプールさ
れたデータに対して使用されている文字のフォントサイ
ズ情報を検出し、各頁ごとにその最小サイズを求め、図
4および5で説明したレイアウト候補の決定を行なう。
【0058】ステップ805,806では、図13で示
されたプリンタドライバ画面によるレイアウトの表示お
よびユーザによる選択を行なう。ステップ807におい
ては、選択されたレイアウトで実際の印字処理を実行す
る。
【0059】なお、上述の第2の実施の形態において
は、複数の原稿(または文書データ)の画像の取込が行
なわれた後に、複数のレイアウト例を表示し、ユーザに
どのレイアウトを採用するか、またはいずれのレイアウ
トも採用しないのかを選択させることとしたが、通常時
には原稿1頁に対し1枚の用紙を用いる通常のプリント
を行ない、ユーザがたとえば「Nin1」ボタンを押下
したときに、自動的にレイアウトを決定する処理を行な
うこととしてもよい。
【0060】また、ユーザがたとえば4in1モードを
選択したときに、図4および5に示されるアルゴリズム
により文字のサイズを検出し、文字が読める程度に十分
に大きければ4in1モードによるプリントを行ない、
文字が読めないほど小さいのであれば出力の確認画面を
表示し、ユーザに確認の入力を促すことにしてもよい。
【0061】また、第1の実施の形態に示されるよう
に、自動的にレイアウトを決定したのであれば、ユーザ
に何も確認させずに、決定されたレイアウトで自動的に
プリントを行なうようにしてもよい。
【0062】なお、上述の実施の形態における処理はソ
フトウェアにより行なってもよいし、ハードウェア回路
により行なってもよい。
【0063】また、上述の実施の形態におけるフローチ
ャートなどの処理を実行するプログラムを提供すること
もできるし、そのプログラムをCD−ROM、フロッピ
ィディスク、ハードディスク、ROM、RAM、メモリ
カードなどの記録媒体に記録してユーザに提供すること
にしてもよい。
【0064】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における画像処理
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】 文字領域を検出するアルゴリズムを説明する
ための図である。
【図3】 図2の文字領域202の文字の大きさの識別
方法を説明するための図である。
【図4】 文字のサイズの認識結果の具体例を示す図で
ある。
【図5】 文字サイズとレイアウトの決定方法を説明す
るための図である。
【図6】 複数頁の原稿を読込んだ場合におけるレイア
ウト決定の方法を説明するための図である。
【図7】 レイアウトの具体例を示す第1の図である。
【図8】 レイアウトの具体例を示す第2の図である。
【図9】 第2の実施の形態における画像処理システム
に設けられる操作パネルの平面図である。
【図10】 第2の実施の形態における処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 頁単位の縮小率の判定処理を示すフローチ
ャートである。
【図12】 レイアウト候補の決定処理を示すフローチ
ャートである。
【図13】 本発明を適用したプリンタドライバにおけ
るレイアウト設定画面の具体例を示す図である。
【図14】 本発明を適用したプリンタドライバの処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 スキャナ、108 プリンタ、109 画像処
理部、201 原稿、202 文字領域、207,20
9 ヒストグラム、304〜306 文字の大きさ、4
02,403 レイアウト例、503 タッチパネル付
LCD表示部、504〜506 選択キー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA03 AB01 BA05 BA09 BB01 BB10 BD01 CA03 CB03 CB13 CB20 5B021 AA19 5C076 AA17 AA19 AA22 BA02 BA06 CA02 CB02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数頁からなる原稿画像を入力する入力
    手段と、 前記入力された原稿画像に含まれる文字を検出する検出
    手段と、 前記検出された文字のサイズを認識する認識手段と、 前記認識された文字のサイズに基づいて、前記複数頁か
    らなる原稿画像の配置方法を決定する決定手段と、 前記決定手段で決定された原稿画像の配置方法に基づい
    て、前記入力された原稿画像を出力する出力手段とを備
    えた、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、複数の配置方法を決定
    する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記決定された複数の配置方法のうちの
    1つをユーザに選択させる選択手段をさらに備えた、請
    求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段により決定された原稿画像
    の配置方法に基づいて前記入力された原稿画像を出力す
    るか、前記決定手段により決定された原稿画像の配置方
    法に基づかずに前記入力された原稿画像を出力するかを
    ユーザに選択させることが可能であることを特徴とす
    る、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 複数頁からなる文書データを入力する入
    力手段と、 前記入力された文書データに含まれるフォントデータを
    検出する検出手段と、 前記検出されたフォントのサイズを認識する認識手段
    と、 前記認識されたフォントのサイズに基づいて、前記複数
    頁からなる文書データの配置方法を決定する決定手段
    と、 前記決定手段で決定された文書データの配置方法に基づ
    いて、前記入力された文書データを出力する出力手段と
    を備えた、画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段は、複数の配置方法を決定
    する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記決定された複数の配置方法のうちの
    1つをユーザに選択させる選択手段をさらに備えた、請
    求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記決定手段により決定された文書デー
    タの配置方法に基づいて前記入力された文書データを出
    力するか、前記決定手段により決定された文書データの
    配置方法に基づかずに前記入力された文書データを出力
    するかをユーザに選択させることが可能であることを特
    徴とする、請求項5〜7のいずれかに記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 複数頁からなる原稿画像を入力する入力
    ステップと、 前記入力された原稿画像に含まれる文字を検出する検出
    ステップと、 前記検出された文字のサイズを認識する認識ステップ
    と、 前記認識された文字のサイズに基づいて、前記複数頁か
    らなる原稿画像の配置方法を決定する決定ステップと、 前記決定ステップで決定された原稿画像の配置方法に基
    づいて、前記入力された画像を出力する出力ステップと
    を備えた、画像形成方法。
  10. 【請求項10】 複数頁からなる文書データを入力する
    入力ステップと、 前記入力された文書データに含まれるフォントデータを
    検出する検出ステップと、 前記検出されたフォントのサイズを認識する認識ステッ
    プと、 前記認識されたフォントのサイズに基づいて、前記複数
    頁からなる文書データの配置方法を決定する決定ステッ
    プと、 前記決定ステップで決定された文書データの配置方法に
    基づいて、前記入力された文書データを出力する出力ス
    テップとを備えた、画像形成方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の画像形成方法をコン
    ピュータに実行させるためのプログラムを記録した記録
    媒体。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の画像形成方法をコ
    ンピュータに実行させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
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