JP2006259045A - 画像形成装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バーコード等のコードシンボルを含んだ原稿を縮小又は拡大複写しても、コードシンボルが読み取れるようにする。
【解決手段】原稿10からコードシンボル12が検出された場合、用紙20の領域の中に、コード領域22を確保し、各原稿10から読み取ったコードシンボル12を等倍でレイアウトする。そして、用紙20の印刷可能領域からそのコード領域22を除いた領域26を2分割し、原稿10−1及び10−2の画像を各分割領域に収まる上限のサイズまで縮小し、その縮小結果の画像28−1及び28−2を各分割領域にレイアウトする。そして、このように等倍のコードシンボル24と縮小した原稿の画像28をレイアウトして作成された印刷画像を用紙に印刷する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿の画像を所定の媒体に画像形成する画像形成装置に関し、特にバーコードその他のコードシンボルを含んだ原稿についての画像形成に関する。
従来より、文書中に文章や画像などと共にバーコード等のコードシンボルを印刷し、このコードシンボルを所定の読取装置で読み取って各種の情報処理に用いることが行われている。例えば製造ラインの検査表は、ライン上の設備ごとに例えば1枚ずつ検査結果が作成され、その検査結果にはその設備の識別番号を示したコードシンボルが印刷される。その検査結果に記入された内容をスキャナ読取などにより自動的に管理システムに登録したり、管理システムに登録された設備の情報を引き出したりする際に、設備を特定するのにコードシンボルが利用される。また、特許文献1や特許文献2には、文書内の文章情報をバーコードで表現し文章と共にそのバーコードを印刷し、その文書を複写したりファクシミリで受信したりした場合に、バーコードを逆変換することで、光学的或いは送受信による劣化のない文章情報を再生する技術が示される。
特開平5−12288号公報 特開2003−244424号公報
JANコード等の1次元バーコードは、規格によりバーのピッチが規定されているため、バーコードが印刷された文書を縮小したり拡大したりすると、その文書中のバーコードは一般に読み取れなくなる。QRコード(登録商標)等の二次元コードの場合、相似形での縮小・拡大ならある程度許容されてはいるが、その許容限度を超えたサイズまで縮小又は拡大すると、読み取れなくなってしまう。
その一方、一覧性を高める等の目的で文書の複数枚を用紙1枚にまとめて複写したり印刷したりすることがよく行われている。このようなまとめ印刷の機能は、「N−up」や「N in 1」等と呼ばれている(Nは用紙1枚にまとめる原稿枚数)。N−up印刷を行うと、一般に画像が縮小されてしまうため、コードシンボルを含んだ原稿に対しN−upを適用すると、肝心のコードシンボルが利用できなくなってしまう可能性がある。
以上、N−upの場合の問題を説明したが、原稿を単に縮小したり、あるいは逆に拡大したりする場合にも、同様にコードシンボルが読み取れなくなる可能性がある。
本発明は、原稿の画像を所定の媒体に画像形成する画像形成装置であって、画像形成モードとして、原稿の画像の縮小又は拡大を伴うモードの指定を受け付けることが可能な画像形成モード受付手段と、原稿に含まれるコードシンボルを読み取るコード読取手段と、画像形成モード受付手段で受け付けた画像形成モードが縮小又は拡大を伴うモードであり、かつコード読取手段により原稿からコードシンボルが読み取られた場合に、前記媒体の領域の中に、前記コードシンボルを該コードシンボルのコード方式における読取可能な最小サイズ以上の所定サイズでレイアウトするのに必要なコード領域を確保し、該コード領域に前記コードシンボルを前記所定サイズでレイアウトし、前記画像形成可能領域から前記コード領域を除いた領域に前記原稿の画像を縮小又は拡大してレイアウトし、このレイアウトの結果に従って前記媒体に画像形成を行う縮拡制御手段と、を備える画像形成装置を提供する。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について説明する。
まず図1を参照して本実施形態の処理の概要を説明する。図では、2ページの原稿10−1,10−2(以下「原稿10」と総称)を1ページの用紙20にまとめて複写する2up複写の場合を例示している。
各原稿10−1,10−2には、それぞれコードシンボル12−1,12−2(図示例では1次元バーコード。以下「コードシンボル12」と総称)が表示されている。各原稿10には、内容となる文章や絵柄などが表示されているが、これについては図示を省略している。このようなコードシンボル12付きの原稿10を2upで複写する場合、複写先の用紙20のサイズが原稿10のサイズと同じであれば、原稿10の画像は面積比で1/2に相似縮小される。このような縮小を受けると一般にコードシンボルは読み取れなくなってしまう。
そこで本実施形態では、原稿10からコードシンボル12が検出された場合、用紙20の領域の(印刷可能な領域が用紙20の全領域よりも狭い場合はその印刷可能な領域の)中に、コード領域22を確保し、このコード領域22内に各原稿10から読み取ったコードシンボル12を等倍でレイアウトする。すなわち、コード領域22内には、原稿10上のコードシンボル12と同形状、同サイズのコードシンボル24−1,24−2(以下「コードシンボル24」と総称」)がレイアウトされる。そして、用紙20の印刷可能領域からそのコード領域22を除いた領域26を2分割し、原稿10−1及び10−2の画像を各分割領域に収まる上限のサイズまで縮小し、その縮小結果の画像28−1及び28−2(以下「画像28」と総称」)を各分割領域にレイアウトする。そして、このように等倍のコードシンボル24と縮小した原稿の画像28をレイアウトして作成された印刷画像を用紙に印刷する。
このように、本実施形態では、2upの複写結果にも原稿10上のコードシンボル12と同サイズのコードシンボル24が示される。原稿10のコードシンボル12は、コードシンボルとして読取可能であったので、2upの複写結果のコードシンボル24もコードシンボルとして読取可能となる。これにより、2upに伴って縮小された原稿10の画像28中のコードシンボルが読み取れなくなっても、コード領域22中のコードシンボル24が読み取れるので、2upした結果コードシンボルが読み取れなくなると不具合を回避することができる。
以上、紙原稿を複写する場合を例にとって説明したが、2ページの原稿10−1,10−2を表現する印刷データを2up印刷することももちろん可能であり、そのような場合にも、上記本実施形態の処理は適用可能である。
また、N−up以外でも原稿の画像を縮小又は拡大する場合一般に、上記本実施形態の処理は適用可能である。
また、以上の説明では原稿10中のコードシンボル12を等倍でコード領域22にレイアウトしたが、等倍であることは必須ではない。
例えば、コードシンボルがJANコード等の1次元バーコードである場合、バーの幅や間隔によりコード内容を表現しているので、バーの並び方向についての縮尺を変えなければ、バーの高さを変えてもコード内容を読み取ることができる。そこで、1次元バーコードの場合、図2(a)に示すように、原稿10から読み取ったバーコード12aを高さ方向についてのみ縮小したバーコード24aをコード領域22に印刷するようにしてもよい。この場合、縮小後のバーコード24aの高さは、読取可能な最小の高さ以上の範囲で適宜決定し、この高さを複写機に設定しておけばよい。なお用紙20の印刷可能領域中から確保するコード領域22のサイズは、原稿10から読み取ったバーコード12aのサイズではなく、設定されたバー高さに応じたサイズを基準に定めればよい。すなわち、例えば、設定バー高さでのバーコード24aを、用紙20の1ページに配列すべき数だけ、あらかじめ複写機に設定される配列規則に従ってレイアウトするのに必要な領域を計算し、これをコード領域22として確保すればよい。
また、コードシンボルがQRコード(登録商標)のような2次元コードの場合、相似形での拡大・縮小ならある程度まで許容されるコードもある。このようなコードシンボルの相似変形を許容するコード種別については、例えば図2(b)に示すように、原稿10から読み取ったコードシンボル12bを相似形で縮小してコードシンボル24bを作成し、これをコード領域22に印刷するようにしてもよい。この場合、縮小後のコードシンボル24bのサイズは、読取可能な最小のサイズ以上の範囲で適宜決定し、このサイズを複写機に設定しておけばよく、コード領域22はこの設定サイズを基準に計算すればよい。
次に、この実施形態の方式を実装した複写機について、図3を参照して説明する。図3に示すように、複写機は制御部30、UI(ユーザインタフェース)部40、スキャンエンジン50及びプリントエンジン60を備える。UI部40は、複写機のユーザインタフェースのための機能モジュールである。例えばUI部40は、タッチパネルを備え、このタッチパネルに操作メニュー等の各種画面を表示したり、そのパネル上に表示されたメニュー等に対するユーザの入力を取得したりする。また、UI部40は、複写動作等の開始を指示するスタートボタンやテンキーなど、ハードウエアのボタンやキーを備えており、それらボタン等に対するユーザの押下動作等を検出する。スキャンエンジン50は、原稿を光学的に読み取るユニットであり、読み取った画像を示すデジタルの画像データを制御部30に供給する。プリントエンジン60は複写対象の画像データを用紙に印刷するユニットである。
制御部30は、複写機の動作を制御するユニットであり、例えば制御や画像処理のための1以上のプロセッサと、プロセッサで実行されるプログラムを記憶した記憶媒体、及び作業領域としてのメモリなどのハードウエアを備えている。以下では、この制御部30の備える機能のうち本実施形態の方式に関連する部分を中心に説明し、複写機が一般的に備える機能で本実施形態の方式と関連のないものについては説明を省略する。
制御部30において、モード管理部32は、複写機の複写動作のモードを管理する機能モジュールである。複写動作のモードには、従来より、縮小印刷、拡大印刷、N−up、両面印刷、片面印刷などがある。本実施形態では、この他に、原稿中のコードシンボルを読取可能な状態で複写するためのコード複写モードが追加される。これらのモードは、複数組み合わせることも可能である。ユーザは、UI部40のメニュー画面から自分の希望するモードを入力すると、それがモード管理部32に記憶される。制御部30は、モード管理部32に記憶されたモードに従って複写動作の制御を行う。
コード検出部34は、スキャンエンジン50が読み取った原稿画像データの中からコードシンボルを検出する機能モジュールである。原稿画像中からのコードシンボルの検出は、特許文献1,2などに示される従来技術を利用すればよい。
複写動作制御部36は、スキャンエンジン50が読み取った画像データを処理して用紙に印刷(複写)すべき印刷画像データを生成し、この印刷画像データをプリントエンジン60に印刷させる。本実施形態の複写動作制御部36の処理手順を、図4を参照して説明する。
この手順は、複写機のスタートボタンが押下されたときに開始される。まずこの手順では、複写動作制御部36は、モード管理部32が管理する、ユーザが指定した複写モードの情報を取得する(S10)。そして、ユーザが指定した複写モードにコード複写モードが含まれているか否かを判定し(S12)、含まれていなければ、指定された複写モードに従って従来と同様の通常の複写処理を実行する(S30)。コード複写モードが指定されている場合には、更にN−upや縮小、拡大など、原稿画像の縮小又は拡大を伴うモードが指定されているかどうかを判定し(S14)、そのようなモードが指定されていなければ、指定された複写モードに従って通常の複写処理を実行する(S30)。原稿画像の縮小又は拡大を伴うモードが指定されている場合には、ステップS16に進む。なお、ステップS12とS14とはどちらを先に実行してもよい。
ステップS16では複写動作制御部36は、スキャンエンジン50に原稿の読取を実行させ、読み取られた原稿画像のデータを取得して記憶する。次に複写動作制御部36は、コード検出部34にその原稿画像データの中からコードシンボルを検出させ(S18)、そのコードシンボルが示すコード内容のデータを求めさせる(S20)。そして複写動作制御部36は、コード検出部34が求めたコード内容データから、そのコードシンボルの種別に応じたコード方式に従って、コードシンボルを再生成する(S22)。ここで再生成するコードシンボルは、コードシンボルを等倍で複写する場合は、原稿画像データから読み取ったコードシンボルと同じサイズで生成すればよい。また、コードシンボルを等倍でなく、読取可能な範囲で定めた所定サイズまで縮小して複写するよう複写機を設定してもよい。その場合、複写動作制御部36は、その所定のサイズとなるようにコードシンボルを再生成する。このようにコードシンボルを再生成することで、原稿から読み取ったコードシンボルの画像をそのまま複写する場合よりも、鮮明なコードシンボルを印刷することができ、例えば原稿の複写物を更に複写する多重複写の場合のコードシンボルの読み取りやすさの劣化を抑えることができる。なお、多重複写時のコードシンボルの劣化を考慮しなくてよいのであれば、このようにコードシンボルを再生成して用紙に印刷する代わりに、原稿から読み取ったコードシンボルの画像をそのままレイアウトして用紙に印刷するようにしてもよい。
以上のS16〜S22までの処理は、用紙1ページに印刷する原稿のページ数分だけ繰り返される。すなわち、N−upモードの場合は、原稿Nページを順に読み取り、読み取った各ページからコードシンボルを読み取って再生する。用紙1ページに必要な分の処理が終了すると、ステップS24に進む。
ステップS24では、複写動作制御部36は、用紙の印刷可能領域に対し、再生成したコードシンボルと原稿画像とをレイアウトして印刷画像データを作成する(S24)。このレイアウト処理では、再生成したコードシンボル24をレイアウトするコード領域22を用紙の印刷可能領域に確保し、そのコード領域22にコードシンボル24をレイアウトし、残った領域のサイズに合ったサイズとなるよう原稿画像を縮小又は拡大してレイアウトする。そして、このようにして生成された印刷画像データをプリントエンジン60に供給して、用紙に印刷させる(S26)。
以上のような構成及び機能を持つ複写機によれば、図1を用いて説明した処理を実現できる。
なお、図1の例は、原稿1ページ中にコードシンボルが1つしかなかった。このようなケースであれば、用紙20の向き(複写される原稿画像に対する相対的な向き)を通常の2up印刷の場合と同じにして、原稿ページを縮小した画像28とその原稿ページから読み出したコードシンボル24とを上下に並べてレイアウトすれば、原稿の画像28も大きく表示でき、コードシンボル24との対応関係も分かりやすい。しかしながら、図1の例のように通常の2up時と同様に用紙を横長に使ってその下側にコード領域22を確保するレイアウトでは、原稿1ページ中に複数のコードシンボルが含まれている場合、コード領域22のサイズが大きくなって原稿の画像28をレイアウトする領域26の高さが低くなるため、原稿の画像28が小さくなってしまう。また、原稿1ページ中のコードシンボルの数がページごとに異なっていると、図1のように各ページの原稿画像28の下にそのページ中のコードシンボル24を配置するようにしたのでは、最大数のコードシンボルを持つページのコードシンボル数に応じた高さのコード領域22を確保する必要が出てくるため、原稿の画像28が小さくなってしまう。用紙1ページにレイアウトすべき全てのコードシンボル24を原稿画像28との配置関係を考慮せずに詰めて配置するようにすれば、コード領域22を小さくすることができるが、原稿画像28とコードシンボル24との対応付けが分かりにくくなってしまう。
このような不具合のうち、原稿画像28が小さくなってしまう点については、図5のように、用紙20を縦長で使用することで、横長で用いた場合より原稿画像28のサイズを大きくとることができる。すなわち、この方式では、用紙20を縦長、横長のいずれに用いるか、言い換えれば用紙に対して原稿画像28を縦、横いずれに向きにレイアウトするかを選択可能とし、原稿画像28がより大きくレイアウトできる向きを採用するのである。このようなレイアウト処理の手順の例を図6に示す。図6の手順は、図4の手順のステップS24の詳細な処理手順の一例である。
図6の手順では、まず指定された複写モードにおける標準的な用紙の向きを選択する(S40)。2upの場合は、図1のように用紙20を横長の向きに使い、縦長の原稿画像28を2つ横に並べるのが標準的な向きであり、4upの場合、図7に示すように用紙を縦長の向きに使い、用紙20を縦横それぞれ2等分してできる4つの領域にそれぞれ原稿画像28を縦長にレイアウトするのが標準的である。次に、選択した向きの用紙20の領域からコード領域22を確保する(S42)。コード領域22は、例えばその向きでの用紙20の底辺から上に向かって確保するなど、所定の規則に従って確保する。また、コード領域22のサイズは、用紙20中にレイアウトすべきコードシンボル24の数から決まる。コード領域22を確保すると、次に用紙20からそのコード領域22の除いた残りの領域26にレイアウトできる原稿画像28の最大サイズを計算し、記憶する(S44)。N−upの場合は、そのNページの原稿画像28をN−upの場合の所定の配列順序で並べたものをその残り領域26にレイアウトするときの最大サイズを計算する。次に、標準的な向きとそれを90度回転させた向きの両方についての調査が終わったかどうかを判定し(S46)、終わっていなければ用紙20の向きを90度回転させた上で(S48)、ステップS42、S44の処理を繰り返す。そして、両方の用紙の向きについて調査が終わると(S46)、原稿画像28のレイアウト可能な最大サイズが大きい方の用紙の向きを選択し(S50)、その用紙の向きでコードシンボル24及び原稿画像28をレイアウトする(S52)。
以上、上述した不具合のうち第1の点についての対処を説明した。次に第2の点、すなわち原稿画像28とコードシンボル24との対応付けが不明確になると言う点についての対処について説明する。この不具合については、図5に示したように、用紙20にレイアウトするコードシンボル24と原稿画像28の近傍に、対応付けの符号25及び符号列29をそれぞれ印刷することで解決できる。図5の例では、各コードシンボル24に対してそれぞれ異なる符号25が割り当てられ、原稿画像28にはその原稿画像28中に含まれるコードシンボルの符号25を並べた符号列29が付される。このような対応付けの符号を付すことで、コードシンボル24を詰めてレイアウトした場合でも、原稿画像28との対応付けが把握できる。
また、以上の例では、コードシンボルを含んだ原稿を縮小又は拡大を伴うモードで印刷する場合、必ずコードシンボルを切り出してコード領域22に別途レイアウトするようにしたが、これは必須ではない。例えば、コードシンボルの相似変形をある程度許容する2次元コードのようなコード方式の場合、ある程度までなら縮小や拡大して複写しても、複写結果の中のコードシンボルが読み取れる。このような点を考慮した処理手順の例を図8に示す。この手順において、図4の手順におけるステップと同様の処理を行うステップには、同一符号を付してその説明を省略する。
この手順では、ステップS18で原稿の画像からコードシンボルを検出すると、そのコードシンボルの種別が相似的な縮小、拡大を許容するものであるかどうかを判定する(S60)。検出したコードシンボルが一次元バーコードの場合、相似変形は許容されないのでこの判定の結果は否定(N)となる。このようにS60の判定結果が否定となった場合、ステップS20に進み、コードシンボルを原稿画像28とは別にコード領域22にレイアウトする。一方、コードシンボルの種別が、QRコード(登録商標)のように相似変形を許容するものである場合、指定されている複写モードでの縮小又は拡大を行った場合のコードシンボルのサイズを求め、そのサイズがコードシンボルとして読取可能な範囲のサイズであるかどうかを判定する(S62)。読取可能な範囲のサイズでなければ、ステップS20に進み、コードシンボルを原稿画像28とは別にコード領域22にレイアウトする。一方、読取可能な範囲のサイズであれば、ステップS30に進み、指定された複写モードでの通常の複写処理を行う。
また、図3〜図8の例では、コードシンボルを含んだ紙原稿を複写する場合を例に取ったが、コードシンボルを含んだ原稿を表す電子データを印刷する場合にも、上述と同様の処理は適用可能である。
実施形態の処理の概要を説明するための図である。 コードシンボルの種別ごとの縮小の許容性を説明するための図である。 実施形態の方式が適用される複写機の概略構成を示す図である。 実施形態における複写動作制御の手順を示すフローチャートである。 原稿1ページ中に複数のコードシンボルが含まれる場合の処理を説明するための図である。 レイアウト処理の詳細な手順の一例を示すフローチャートである。 4upの標準的なレイアウトを説明するための図である。 実施形態における複写動作制御の変形例の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10−1,10−2 原稿、12−1,12−2 コードシンボル、20 用紙、22 コード領域、24−1,24−2 コードシンボル、28−1,28−2 原稿の画像。

Claims (11)

  1. 原稿の画像を所定の媒体に画像形成する画像形成装置であって、
    画像形成モードとして、原稿の画像の縮小又は拡大を伴うモードの指定を受け付けることが可能な画像形成モード受付手段と、
    原稿に含まれるコードシンボルを読み取るコード読取手段と、
    画像形成モード受付手段で受け付けた画像形成モードが縮小又は拡大を伴うモードであり、かつコード読取手段により原稿からコードシンボルが読み取られた場合に、前記媒体の領域の中に、前記コードシンボルを該コードシンボルのコード方式における読取可能な最小サイズ以上の所定サイズでレイアウトするのに必要なコード領域を確保し、該コード領域に前記コードシンボルを前記所定サイズでレイアウトし、前記画像形成可能領域から前記コード領域を除いた領域に前記原稿の画像を縮小又は拡大してレイアウトし、このレイアウトの結果に従って前記媒体に画像形成を行う縮拡制御手段と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記縮拡制御手段は、前記コードシンボルを等倍でレイアウトすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記縮拡制御手段は、前記コード読取手段で読み取ったコードシンボルが、前記読取可能な最小サイズ以上の前記所定サイズより大きい場合には、前記前記コードシンボルを前記所定サイズに縮小してレイアウトすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記縮拡制御手段は、前記コードシンボルを縮小してレイアウトする場合、該コードシンボルのコード方式に対応した縮小方式を用いる、ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記縮拡制御手段は、前記コードシンボルのコード方式が一次元バーコードである場合はバーの高さ方向のみについての不等方性縮小を行い、二次元コードである場合は相似縮小を行う、ことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成モード受付手段は、前記縮小又は拡大を伴うモードの1つとして、複数ページの原稿の画像を並べて1ページに画像形成するN−upモードの指定を受け付けることが可能であり、
    前記縮拡制御手段は、N−upモードの指定を受けた場合、1ページに画像形成すべき複数ページの原稿の画像の各々の中から読み取ったコードシンボルを前記画像形成可能領域の中にレイアウトする、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記縮拡制御手段は、N−upモードの指定を受けた場合、前記媒体の画像形成可能領域にレイアウトする各コードシンボルが前記媒体にレイアウトする複数ページの原稿のいずれから読み取ったものかを示す対応関係表示情報を生成して前記画像形成可能領域にレイアウトする、
    ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記コード読取手段が読み取ったコードシンボルのコード内容を解析し、該コード内容を示すコードシンボルを再生するコード再生手段、を更に備え、
    前記縮小制御手段は、前記コード再生手段が再生したコードシンボルをレイアウトする、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記縮拡制御手段は、前記画像形成モード受付手段で原稿の画像の縮小を伴うモードを受け付けた場合、その縮小を施した後の前記コードシンボルが該コードシンボルのコード方式において読取可能かどうかを判定し、読取可能であると判定した場合には、前記媒体の前記画像形成可能領域の中に前記コード領域を確保せず、該画像形成領域全体に原稿の画像をレイアウトする、ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記縮拡制御手段は、前記媒体の画像形成可能領域から前記コード領域を除いた領域に前記原稿の画像を縮小又は拡大してレイアウトするに当たり、前記媒体に対し縦向きにレイアウトする場合と横向きにレイアウトする場合とで、前記原稿の画像をより大きいサイズでレイアウトできる向きを選択し、その向きにレイアウトする、ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 原稿の画像を所定の媒体に画像形成する画像形成方法であって、
    画像形成モードの指定を受け付けるモード指定ステップと、
    原稿に含まれるコードシンボルを読み取るコード読取ステップと、
    モード指定ステップで受け付けた画像形成モードが縮小又は拡大を伴うモードであり、かつコード読取ステップで原稿からコードシンボルが読み取られた場合に、前記媒体の画像形成可能領域の中に、前記コードシンボルを該コードシンボルのコード方式における読取可能な最小サイズ以上の所定サイズでレイアウトするのに必要なコード領域を確保し、該コード領域に前記コードシンボルを前記所定サイズでレイアウトし、前記画像形成可能領域から前記コード領域を除いた領域に前記原稿の画像を縮小又は拡大してレイアウトし、このレイアウトの結果に従って前記媒体に画像形成を行う縮拡制御ステップと、
    を有する画像形成方法。
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