JP2005335325A - 画像形成装置 - Google Patents

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宏幸 田中
Toshio Hori
敏雄 堀
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Abstract

【課題】 用紙の残枚数と原稿枚数の検出結果に基づいて、機器側が自動的に集約印刷を行う画像形成装置を提供する。
【解決手段】 原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置において、前記原稿の枚数を検出する原稿枚数検出手段と、前記画像データを転写する用紙の残枚数を検出する用紙枚数検出手段と、前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、前記集約手段の判断結果に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に省出力機能を有する画像形成装置に関する。
近年、プリンタ、複写機等の画像形成装置を使用するにあたり、コスト削減や環境問題に配慮して用紙やトナー等の記録材の省資源化が様々な場所でさけばれており、そのような時代の流れから、最近では集約印刷が可能な画像形成装置が登場している。
集約印刷とは、数枚の印刷用紙に印刷されるべき画像を1枚の印刷用紙に印刷するものであり、例えば、原稿画像が印刷を行う用紙4枚分に相当する場合に、その用紙4枚分の原稿画像を1枚の用紙に印刷することで記録材の節約を行うことができるというものである。
上記集約印刷を行うことが有益であるその他のケースとして、例えば原稿が複数枚あり、その原稿の文字のフォントサイズが十分に大きい場合などには1枚1枚を、印刷内容が視認可能なフォントサイズまで縮小してそれらを再構成して印刷する、すなわち集約印刷を行うことで、原稿1枚に対して印刷を1枚行う等の通常印刷に比較して、印刷内容の確認作業を早急に行うことが可能となると共に、単に印刷内容の確認を行うという意味においては用紙の使用量の削減が可能となり経済的である。
従来からこのような集約印刷が可能な画像形成装置として、通常印刷モードに加えて集約印刷モードを備え、それらのモードを手動で切り替えるという技術が開示されている(特許文献1、2参照)。
特開2002−57874号公報 特開2002−219837号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、集約印刷を行うには、それを意図して手動で集約印刷モードの設定を行わねばならない。そのため、例えば、用紙の残枚数に比較して原稿枚数が多い場合は、それを認識してモードを切り替えなければならず大変手間のかかるものであった。
また、印刷処理を開始して途中で用紙が少なくなってきたときには、用紙の残枚数が少量であるということを自分で認識して手動で集約印刷モードに切り替えないのであれば、印刷作業は早期に途中で中断してしまい、用紙の補給を行わなければ作業の続行ができなくなるという問題を有していた。
さらに、例えば、原稿の文字のフォントサイズが十分に大きい場合で印刷を1枚ずつしか行うことができないように設定されている場合においては、印刷内容の確認を急ぐ場合に大変不便であると共に、単に印刷内容の確認を行うという意味においては用紙を無駄に使用してしまうことになり不経済であった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、用紙の残枚数と原稿枚数の検出結果、或いは現像剤の残量の検出結果と全ての原稿を出力するのに必要な現像剤量の算出結果、或いは原稿の文字のフォントサイズに基づいて、機器側が自動的に集約印刷を行う画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置を前提としている。
本発明は、前記原稿の枚数を検出する原稿枚数検出手段と、前記画像データを転写する用紙の残枚数を検出する用紙枚数検出手段と、前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、前記集約手段の判断結果に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた構成としている。
このようにすれば、例えば用紙の残枚数に比較して原稿枚数が多い場合、機器側が自動的に集約印刷を行うので、手動での印刷モードの切り替えを必要とせず利便性の高い印刷処理が可能となる。
また、前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果と前記用紙の残枚数が少ないことを表す設定値とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する前記集約手段を備えた構成としてもよい。
このようにすれば、例えば印刷処理の途中で用紙の枚数が少なくなってきた場合、設定値に基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、用紙の補給作業に伴う印刷処理の中断を遅延させることができると共に、用紙の不足を前もって知らせるので用紙の補給作業をスムーズに行うことができる。
また、前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果とに基づいて集約率を算出する前記集約手段と前記集約手段で算出した集約率に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた構成としてもよい。このようにすれば、より適切な集約印刷が可能となる。
また、原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置において、全ての原稿の画像データの出力に必要な現像剤の量を算出する現像剤量算出手段と、現像剤の残量を検出する現像剤量検出手段と、前記現像剤量算出手段の算出結果と現像剤量検出手段の検出結果に基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、前記集約手段の判断結果に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた構成としてもよい。
このようにすれば、例えば現像剤の残量に比較して全ての原稿を出力するのに必要な現像剤の量が多い場合、機器側が自動的に集約印刷を行うので、手動での印刷モードの切り替えを必要とせず利便性の高い印刷処理が可能となる。
また、前記現像剤量算出手段の算出結果と前記現像剤量検出手段の検出結果と前記現像剤の残量が少ないことを表す設定値とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する前記集約手段を備えた構成としてもよい。
このようにすれば、例えば印刷処理の途中で現像剤の量が少なくなってきた場合、設定値に基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、現像剤の補給作業に伴う印刷作業の中断を遅延させることができると共に、現像剤の不足を前もって知らせるので現像剤の補給作業をスムーズに行うことができる。
また、前記現像剤量算出手段の算出結果と前記現像剤量検出手段の検出結果とに基づいて集約率を算出する前記集約手段と前記集約手段で算出した集約率に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた構成としてもよい。このようにすれば、より適切な集約印刷が可能となる。
また、原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置において、前記画像データのフォントサイズとフォントサイズが大きいことを表す設定値とに基づいて該画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、前記集約手段の判断結果に基づいて画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた構成としてもよい。
このようにすれば、原稿の文字のフォントサイズが十分に大きい場合、単に印刷内容の確認を行うに際しては、早急に確認作業を行うことが可能となると共に、用紙の無駄使いを排除できる。
また、前記画像データのフォントサイズに基づいて集約率を算出する前記集約手段と前記集約手段で算出した集約率に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段とを備えた構成としてもよい。このようにすれば、より適切な集約印刷が可能となる。
用紙の残枚数と原稿枚数の検出結果、或いは現像剤の残量の検出結果と全ての原稿を出力するのに必要な現像剤の量の算出結果に基づいて、機器側が自動的に集約印刷を行うので、手動での印刷モードの切り替えを必要とせず利便性の高い印刷処理が可能となる。
さらに、印刷処理の途中で記録材が少なくなってきた場合、設定値に基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、記録材の補給作業に伴う印刷処理の中断を遅延させることができると共に、記録材の不足を前もって知らせるので記録材の補給作業をスムーズに行うことができる。
加えて、原稿の文字のフォントサイズに基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、原稿の文字のフォントサイズが十分に大きい場合、単に印刷内容の確認を行うに際しては、早急に確認作業を行うことが可能となると共に、用紙の無駄使いを排除できる。
以下、本発明の第1の実施の形態を画像形成装置としてのプリンタに適用した場合を例にとって説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタを示す概略機能ブロック図であり、図2は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフロー図である。
ユーザがパソコン等の情報処理装置20で作成した全ての原稿の画像データと当該原稿の原稿枚数データは、当該情報処理装置20にて出力を指示すると、プリンタ10に送信される(S1)。
上記送信された画像データと原稿枚数データをプリンタ10に内蔵の受信手段1が受信し、当該画像データは一旦画像処理手段2に格納され、当該原稿枚数データは原稿枚数検出手段3に読み込まれ原稿枚数として認識される(S2)。
続いて用紙枚数検出手段4が起動し、用紙の残枚数を検出するが、図3に示すように上記用紙枚数検出手段4は、用紙を載置する用紙載置板4aを支えるリフトレバー4bが、当該用紙載置板4aから受ける重量の大きさに基づいて用紙枚数を検出する手段である。
当該用紙枚数検出手段4は、用紙載置板4aに載置された用紙枚数が多いと用紙載置板4aにかかる重量が大きくなり、載置された用紙枚数が少ないと用紙載置板4aにかかる重量が小さくなるために、リフトレバー4bにかかる重量と用紙枚数との関係を記憶しておくことにより、現在受けている重量の大きさに基づき、用紙枚数を検出することができるというものである。
具体的には、リフトレバー4bにかかる重量は当該リフトレバー4bを駆動するモータ4cへの負荷に作用することから、リフトレバー4bにかかる重量が小さいということは、当該リフトレバー4bを駆動するモータ4cに流れる電流値が小さいということであり、逆にリフトレバー4bにかかる重量が大きいということは、当該リフトレバー4bを駆動するモータ4cに流れる電流値が大きいということである。
このようにして、上記用紙枚数検出手段4は、上記モータ4cに流れる電流値と用紙枚数との関係を記憶した記憶手段4dからデータを読み出し、現在モータ4cに流れている電流値の大きさから用紙枚数をほぼ正確に検出する(S3)。
なお、上記のような用紙の重量によって用紙載置板4aに載置された用紙枚数を検出するものに代えて、リフトレバー4bの位置をセンサー等によって検知するようにして用紙載置板4aに載置された用紙枚数を検出するようにしてもかまわない。
上記用紙枚数の検出が行われると、集約手段5が起動し上記認識された原稿枚数が上記検出された用紙の残枚数より大きいか否かを判定する(S4)。
上記判定処理S4で上記認識された原稿枚数が上記検出された用紙の残枚数より大きい場合は集約処理を行うこととなる。
上記判定処理S4で原稿枚数が用紙の残枚数よりも大きいと判定された場合、上記集約手段5は、上記用紙枚数検出手段4が検出した用紙の残枚数と、上記原稿枚数検出手段3が認識した原稿枚数とに基づいて集約率の算出を行う(S5)。
上記集約率の算出は、例えば原稿枚数が用紙の残枚数の2倍に相当する量であるならば2in1、4倍に相当するならば4in1と算出するという演算によって行われる。
上記算出された集約率が例えば2in1であるならば、上記画像処理手段2は用紙2枚分に相当する原稿の画像データを縮小し再配置して1枚の用紙に集約する集約処理を行い、当該集約処理が施された画像データは順次出力手段6を介して印刷される(S6)。例えば、集約率が4in1ならば、用紙4枚分に相当する原稿を用紙1枚に印刷するということである。
一方、判定処理S4で原稿枚数が用紙の残枚数以下であると判定された場合は、上記集約手段5は、予め設定しておいた用紙の枚数が少ないことを表す設定値と上記用紙の残枚数の検出結果を比較し、当該用紙の残枚数が設定値以下であるか否かを判定する(S7)。
上記判定処理S7で上記用紙の残枚数が設定値以下であると判定された場合、処理S5へ移行し、上記集約手段5は上記用紙枚数検出手段4が検出した用紙の残枚数と、上記原稿枚数検出手段3が認識した原稿枚数とに基づいて集約率を算出し、当該算出結果に基づいて集約印刷が行われることとなる。
一方、判定処理S7で、用紙の残枚数が設定値より大きいと判断された場合は、上記画像処理手段2は、原稿の画像データに通常の画像処理を行い、当該画像処理が施された画像データは出力手段6を介して印刷される(S8)。
このようにすれば、例えば用紙の残枚数に比較して原稿枚数が多い場合、機器側が自動的に集約印刷を行うので、手動での印刷モードの切り替えを必要とせず利便性の高い印刷処理が可能となる。さらに、例えば印刷処理の途中で用紙の枚数が少なくなってきた場合、設定値に基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、用紙の補給作業に伴う印刷処理の中断を遅延させることができると共に、用紙の不足を前もって知らせるので用紙の補給作業をスムーズに行うことができる。加えて、集約率を算出するのでより適切な集約印刷が可能となる。
なお、上記第1の実施の形態では画像形成装置としてプリンタに適用した例で説明したが、複写機に適用してもよいのは勿論である。その場合、原稿枚数検出手段は全ての原稿を読取装置で読取る際にカウントを行いカウント値から原稿枚数を認識する構成とすればよい。
(第2の実施の形態)
図4は本発明の第2の実施の形態における画像形成装置としてのプリンタに適用した場合のプリンタの概略機能ブロック図であり、図5は、本発明の第2の実施の形態における画像形成装置としてのプリンタに適用した場合のプリンタの動作を示すフロー図である。なお、本実施の形態では、第1の実施の形態と同一のブロックに同一の符号を付している。以下では第1の実施の形態と同一の処理内容については簡略化して説明する。
ユーザがパソコン等の情報処理装置20で作成した全ての原稿の画像データは、当該情報処理装置20にて出力を指示すると、プリンタ10に送信される(S11)。
上記送信された画像データをプリンタ10に内蔵の受信手段1が受信し、当該画像データは一旦画像処理手段2に格納されると共に現像剤量算出手段7に読み込まれ、当該現像剤量算出手段7は当該画像データのドット量から全ての原稿を出力するのに必要な現像剤の量を算出する(S12)。
続いて現像剤量検出手段8が起動し現像装置内のトナー等の現像剤の残量を検出するが、図6に示すように上記現像剤量検出手段8は、現像装置8a内に2つの現像剤の有無を検知する現像剤有無検知手段8b、8cを設けることによって現像装置8a内の現像剤の残量を複数の段階で検知する手段である。
これは、現像装置8a内に、取り付け高さの異なる2つの現像剤有無検知手段8b、8cが配置されており、これら2つの現像剤有無検知手段8b、8cの出力に基づいて現像剤の残量を検出するものである。
具体的には、現像剤有無検知手段8b、8cが共に現像剤有りの信号を出力した場合には現像剤量は第1の残量レベル、上方に設置された現像剤有無検知手段8bのみが現像剤無しの信号を出力した場合には第2の残量レベル、現像剤有無検知手段8b、8cが共に現像剤無しの信号を出力した場合には現像剤量は第3の残量レベルであると検知する(S13)。
現像剤の残量の検出が行われると、集約手段5が起動し上記算出された現像剤の量が上記検出された現像剤の残量より大きいか否かを判定する(S14)。
上記判定処理S14で上記算出された現像剤の量が上記検出された現像剤の残量より大きい場合は集約処理を行うこととなる。
上記判定処理S14で、上記算出された現像剤の量が上記検出された現像剤の残量よりも大きいと判定された場合は、上記集約手段5は上記現像剤量検出手段8が検出した現像剤の残量と、上記現像剤量算出手段7が算出した現像剤の量とに基づいて集約率の算出を行う(S15)。
上記算出された集約率が例えば2in1であるならば、上記画像処理手段2は用紙2枚分に相当する原稿の画像データを縮小し再配置して1枚の用紙に集約する集約処理を行い、当該集約処理が施された画像データは順次出力手段6を介して印刷される(S16)。
一方、判定処理S14で、上記算出された現像剤の量が上記検出された現像剤の残量以下であると判定された場合は、上記集約手段5は予め設定しておいた現像剤の量が少ないことを表す設定値と上記現像剤の残量の検出結果とを比較し、当該現像剤の残量が設定値以下であるか否かを判定する(S17)。
上記判定処理S17で上記現像剤の残量が設定値以下であると判定された場合、処理S15へ移行し、上記集約手段5は上記現像剤量検出手段8が検出した現像剤の残量と、上記現像剤量算出手段7が算出した現像剤の量とに基づいて集約率を算出し、当該算出結果に基づいて集約印刷が行われることとなる。
一方、判定処理S17で、現像剤の残量が設定値より大きいと判断された場合は、上記画像処理手段2は、原稿の画像データに通常の画像処理を行い、当該画像処理が施された画像データは出力手段6を介して印刷される(S18)。
このようにすれば、例えば現像剤の残量に比較して全ての原稿を出力するのに必要な現像剤の量が多い場合、機器側が自動的に集約印刷を行うので、手動での印刷モードの切り替えを必要とせず利便性の高い印刷処理が可能となる。さらに、例えば印刷処理の途中で現像剤の量が少なくなってきた場合、設定値に基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、現像剤の補給作業に伴う印刷作業の中断を遅延させることができると共に、現像剤の不足を前もって知らせるので現像剤の補給作業をスムーズに行うことができる。加えて、集約率を算出するのでより適切な集約印刷が可能となる。
なお、本実施形態では、現像剤量検出手段8として、現像装置8a内に2つの現像剤の有無を検知する現像剤有無検知手段8b、8cを設け、現像装置8a内の現像剤の残量を複数の段階で検知するようにしたが、これに代えて、現像剤が現像像値8aに満杯の状態から、1枚印刷するごとに一定量減算していき、現像装置8a内の現像剤が所定量に達した時点で、集約手段5による集約印刷を行うようにしてもかまわない。
また、上記第2の実施の形態では、画像形成装置としてプリンタに適用した例で説明したが、複写機に適用してもよいのは勿論である。その場合、現像剤量算出手段は、読取装置で読取った全ての原稿の画像データのドット量から出力するのに必要な現像剤の量を算出する構成とすればよい。
(第3の実施の形態)
図7は本発明の第3の実施の形態における画像形成装置としてのプリンタに適用した場合のプリンタの概略機能ブロック図であり、図8は、本発明の第3の実施の形態における画像形成装置としてのプリンタに適用した場合のプリンタの動作を示すフロー図である。なお、本実施の形態では、第1、第2の実施の形態と同一のブロックに同一の符号を付している。以下では第1、第2の実施の形態と同一の処理内容については簡略化して説明する。
ユーザは情報処理装置で作成した画像データをプリンタ10で出力する場合、当該画像データの視認可能なフォントサイズを任意に選択して集約手段5に予め設定しておく。
ユーザがパソコン等の情報処理装置20で作成した原稿の画像データと当該画像データのフォントデータは、当該情報処理装置20にて出力を指示すると、プリンタ10に送信される(S21)。
上記送信された画像データとフォントデータをプリンタ10に内蔵の受信手段1が受信し、当該画像データは一旦画像処理手段2に格納され、フォントデータは集約手段5に読み込まれフォントサイズとして認識され、当該集約手段5は認識した上記フォントサイズが設定値以上であるか否かを判定する(S22)。
上記判定処理S22で上記フォントサイズが設定値以上である場合は集約処理を行うこととなる。
上記判定処理S22でフォントサイズが設定値以上であると判定された場合は上記集約手段5は、認識された上記フォントサイズに基づいて集約率の算出を行う(S23)。上記集約率の算出は例えば、フォントサイズが14ポイント以上16ポイント以下ならば2in1と算出するという演算によって行われる。
上記算出された集約率が例えば2in1であるならば、上記画像処理手段2は用紙2枚分に相当する原稿の画像データを縮小し再配置して1枚の用紙に集約する集約処理を行い、当該集約処理が施された画像データは順次出力手段6を介して印刷される(S24)。
一方、判定処理S22で、フォントサイズが設定値より小さいと判断された場合は、上記画像処理手段2は原稿の画像データに通常の画像処理を行い、当該画像処理が施された画像データは出力手段6を介して印刷される(S25)。
このようにすれば、原稿の文字のフォントサイズが十分に大きい場合、単に印刷内容の確認を行うに際しては、早急に確認作業を行うことが可能となると共に、用紙の無駄使いを排除できる。さらに集約率の算出を行うのでより適切な集約処理が可能となる。
なお、本発明を複写機に適用する場合、原稿のフォントサイズの認識方法を、光学的文字認識手段(OCR)を備える構成であるならば、原稿をスキャンして認識した文字の大きさに基づいてフォントサイズを認識すればよい。また、光学的文字認識手段を備えない構成であるならば、例えば文字領域の黒ドットの画素の連結度合いからフォントサイズを認識すればよい。また、上記画素の連結度合いからフォントサイズを認識する場合で、例えば文章中に「い」などの字画が離れた文字がある場合は、文章中の画素の連結度合いのうち使用されている頻度の高い連結度合いについて認識することで文字のフォントサイズを認識すればよい。
また、上記各実施の形態では集約率を算出して集約処理を行う構成で説明したが、予め集約手段に集約率を設定しておいてその設定値に基づいて集約処理を行う構成としてもよいのは勿論である。
また、上記各実施形態での機器側の自動的な集約手段による集約印刷を実行するか否かについては、あらかじめ設定できるようにしてもかまわない。この場合、上記集約印刷を実行しないと設定した場合には、機器側の自動的な集約印刷は行われないことになる。
上記各実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
用紙の残枚数と原稿枚数の検出結果、或いは現像剤の残量の検出結果と全ての原稿を出力するのに必要な現像剤の量の算出結果に基づいて、機器側が自動的に集約印刷を行うので、手動での印刷モードの切り替えを必要とせず利便性の高い印刷処理が可能となり有用である。
さらに、印刷処理の途中で記録材が少なくなってきた場合、設定値に基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、記録材の補給作業に伴う印刷処理の中断を遅延させることができると共に、記録材の不足を前もって知らせるので記録材の補給作業をスムーズに行うことができ有用である。
加えて、原稿の文字のフォントサイズに基づいて機器側が自動的に集約印刷を行うので、原稿の文字のフォントサイズが十分に大きい場合、単に印刷内容の確認を行うに際しては、早急に確認作業を行うことが可能となると共に、用紙の無駄使いを排除でき有用である。
本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの概略機能ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフロー図である。 用紙枚数検出手段の構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの概略機能ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフロー図である。 現像剤量検出手段の構成を示す概略図である。 本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの概略機能ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態におけるプリンタの動作を示すフロー図である。
符号の説明
2 画像処理手段
3 原稿枚数検出手段
4 用紙枚数検出手段
5 集約手段
6 出力手段
7 現像剤量算出手段
8 現像剤量検出手段

Claims (8)

  1. 原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置において、
    前記原稿の枚数を検出する原稿枚数検出手段と、
    前記画像データを転写する用紙の残枚数を検出する用紙枚数検出手段と、
    前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、
    前記集約手段の判断結果に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果と前記用紙の残枚数が少ないことを表す設定値とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する前記集約手段を備えた請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記原稿枚数検出手段の検出結果と前記用紙枚数検出手段の検出結果とに基づいて集約率を算出する前記集約手段と、
    前記集約手段で算出した集約率に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段と、
    を備えた請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置において、
    全ての原稿の画像データの出力に必要な現像剤の量を算出する現像剤量算出手段と、
    現像剤の残量を検出する現像剤量検出手段と、
    前記現像剤量算出手段の算出結果と現像剤量検出手段の検出結果に基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、
    前記集約手段の判断結果に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記現像剤量算出手段の算出結果と前記現像剤量検出手段の検出結果と前記現像剤の残量が少ないことを表す設定値とに基づいて前記画像データを集約するのか否かを判断する前記集約手段を備えた請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤量算出手段の算出結果と前記現像剤量検出手段の検出結果とに基づいて集約率を算出する前記集約手段と、
    前記集約手段で算出した集約率に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段と、
    を備えた請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 原稿の画像データに画像処理を行う画像処理手段と、該画像処理手段で生成した画像データを出力する出力手段とを備えた画像形成装置において、
    前記画像データのフォントサイズとフォントサイズが大きいことを表す設定値とに基づいて該画像データを集約するのか否かを判断する集約手段と、
    前記集約手段の判断結果に基づいて画像データの集約処理を行う前記画像処理手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像データのフォントサイズに基づいて集約率を算出する前記集約手段と、
    前記集約手段で算出した集約率に基づいて前記画像データの集約処理を行う前記画像処理手段と、
    を備えた請求項7記載の画像形成装置。

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