JP2001106406A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001106406A
JP2001106406A JP28726799A JP28726799A JP2001106406A JP 2001106406 A JP2001106406 A JP 2001106406A JP 28726799 A JP28726799 A JP 28726799A JP 28726799 A JP28726799 A JP 28726799A JP 2001106406 A JP2001106406 A JP 2001106406A
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JP
Japan
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paper
length
roll paper
remaining amount
roll
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JP28726799A
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English (en)
Inventor
Takanobu Saito
隆亘 齋藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロール紙の給紙を行なう画像形成装置におい
て、ミスコピーによるコピー作業のやり直しを回避す
る。 【解決手段】 デジタル複写機の制御部4は、スキャナ
1によって検出される原稿の長さと残量検出装置15に
よって検出される現在選択されている給紙段にセットさ
れているロール紙の残量とを比較し、コピーを行なうの
に必要な用紙長が得られない(原稿の長さよりロール紙
の残量の方が短い)場合に、プロッタ5による画像形成
動作を禁止してコピー動作を中止させたり、その判断内
容を示す警告画面を表示/操作部3に表示させたり、現
在選択されている給紙段にセットされているロール紙と
同じサイズのロール紙が他の給紙段にセットされている
場合に限り、該他の給紙段の選択に自動的に切り替えて
給紙を続行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル複写
機,複合機等の少なくとも画像読取手段を有する画像形
成装置に関し、特にロール紙の給紙を行なう画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル複写機のような画像形成装置と
して、原稿の画像を読み取って画像信号として出力する
スキャナ(画像読取手段)と、ロール状に巻かれた用紙
であるロール紙を給紙する給紙段(給紙手段)と、給紙
段から給紙されたロール紙を指定された長さ(原稿の長
さ)にカットするカッタ装置(カット手段)と、スキャ
ナからの画像信号に基づいて給紙段から給紙されたロー
ル紙に画像を形成するプロッタ(画像形成手段)とを備
えたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
形成装置では、給紙段から給紙されるロール紙を原稿の
長さ(ロール紙の給紙方向と同じ方向の長さ)に合わせ
てカットすることにより、コピー(画像形成)に必要な
長さの用紙(転写紙)を作成するため、ロールエンド
(所定の長さ以下になったこと)が検出されるロール紙
は、ほとんどの場合、コピーに必要な長さとはならず
(原稿の長さより短い半端な長さとなり)、ミスコピー
によるコピーの取り直しを行なう必要があった。
【0004】特に、最近の工業用の機種においては、1
0m以上のコピーを行なえるものもあり、このような長
尺コピーにおいて取り直しを行なうのは、資源,作業時
間共に大きな無駄となっていた。この発明は上記の点に
鑑みてなされたものであり、ミスコピーによるコピー作
業のやり直しを回避することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、原稿の画像
を読み取って画像信号として出力する画像読取手段と、
ロール状に巻かれた用紙であるロール紙を給紙する給紙
手段と、該手段によって給紙されたロール紙を指定され
た長さにカットするカット手段と、画像読取手段からの
画像信号に基づいて給紙手段から給紙されたロール紙に
画像を形成する画像形成手段とを有する画像形成装置に
おいて、上記の目的を達成するため、以下に示すように
したことを特徴とする。
【0006】請求項1の発明は、給紙手段からロール紙
が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手段
と、原稿のロール紙の給紙方向と同じ方向の長さを検出
する原稿長検出手段と、給紙手段にロール紙が新たにセ
ットされた時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量とし
て設定し、該残量から給紙長検出手段によって検出され
たロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙
の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段によ
って検出されたロール紙の残量と原稿長検出手段によっ
て検出された原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロ
ール紙の残量の方が短い場合に、画像形成手段による画
像形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段とを設けた
ものである。
【0007】請求項2の発明は、給紙手段からロール紙
が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手段
と、画像形成手段による画像形成動作を実行可能にする
ロール紙の給紙方向の最小の長さを任意に設定するリミ
ット設定手段と、給紙手段にロール紙が新たにセットさ
れた時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量として設定
し、該残量から給紙長検出手段によって検出されたロー
ル紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残量
を検出するロール紙残量検出手段と、該手段によって検
出されたロール紙の残量とリミット設定手段によって設
定された最小の長さとを比較し、最小の長さよりロール
紙の残量の方が短い場合に、画像形成手段による画像形
成動作を禁止する画像形成動作禁止手段とを設けたもの
である。
【0008】請求項3の発明は、給紙手段からロール紙
が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手段
と、原稿のロール紙の給紙方向と同じ方向の長さを検出
する原稿長検出手段と、画像形成手段による画像形成動
作を実行可能にするロール紙の給紙方向の最小の長さを
任意に設定するリミット設定手段と、給紙長検出手段に
よって検出される原稿の長さあるいはリミット設定手段
によって設定される最小の長さのいずれか一方を選択す
る長さ選択手段と、給紙手段にロール紙が新たにセット
された時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量として設
定し、該残量から給紙長検出手段によって検出されたロ
ール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残
量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段によって
検出されたロール紙の残量と長さ選択手段によって選択
された長さとを比較し、選択された長さよりロール紙の
残量の方が短い場合に、画像形成手段による画像形成動
作を禁止する画像形成動作禁止手段と、該手段による制
御の有効/無効を選択する有効/無効選択手段とを設け
たものである。
【0009】請求項4の発明は、給紙手段を複数有して
おり、その各給紙手段のうちの予め選択された給紙手段
からロール紙が給紙される毎にその給紙長を検出する給
紙長検出手段と、原稿のロール紙の給紙方向と同じ方向
の長さを検出する原稿長検出手段と、各給紙手段にそれ
ぞれロール紙が新たにセットされた時に該ロール紙の前
記給紙方向の全長を残量として設定し、その各残量のう
ちの現在選択されている給紙手段にセットされているロ
ール紙の残量から給紙長検出手段によって検出されたロ
ール紙の給紙長を減算することにより、現在選択されて
いる給紙手段にセットされているロール紙の残量を検出
するロール紙残量検出手段と、該手段によって検出され
たロール紙の残量と原稿長検出手段によって検出された
原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロール紙の残量
の方が短い場合に、該ロール紙と同じサイズのロール紙
が他の給紙手段にセットされている場合に限り、該他の
給紙手段の選択に自動的に切り替えて給紙を続行させる
リミットレス給紙制御手段とを設けたものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の画像形成装
置において、リミットレス給紙制御手段によって他の給
紙手段への選択に切り替えられた場合でも、その後ロー
ル紙残量検出手段によって検出されたロール紙の残量と
原稿長検出手段によって検出された原稿の長さとを比較
し、原稿の長さがロール紙の残量より短い場合に、該ロ
ール紙と同じサイズで少なくとも該原稿の長さよりも長
く且つ最も残量の少ないロール紙が他の給紙手段にセッ
トされている場合に限り、該他の給紙手段の選択に自動
的に切り替える残量最適化制御手段を設けたものであ
る。
【0011】請求項6の発明は、給紙手段を複数有して
おり、その各給紙手段のうちの予め選択された給紙手段
からロール紙が給紙される毎にその給紙長を検出する給
紙長検出手段と、原稿のロール紙の給紙方向と同じ方向
の長さを検出する原稿長検出手段と、画像形成手段によ
る画像形成動作を実行可能にするロール紙の給紙方向の
最小の長さを任意に設定するリミット設定手段と、給紙
長検出手段によって検出される原稿の長さあるいはリミ
ット設定手段によって設定される最小の長さのいずれか
一方を選択する長さ選択手段と、各給紙手段にそれぞれ
ロール紙が新たにセットされた時に該ロール紙の給紙方
向の全長を残量として設定し、その各残量のうちの現在
選択されている給紙手段にセットされているロール紙の
残量から給紙長検出手段によって検出されたロール紙の
給紙長を減算することにより、現在選択されている給紙
手段にセットされているロール紙の残量を検出するロー
ル紙残量検出手段と、該手段によって検出されたロール
紙の残量と長さ選択手段によって選択された長さとを比
較し、選択された長さよりロール紙の残量の方が短い場
合に、該ロール紙と同じサイズのロール紙が他の給紙手
段にセットされている場合に限り、該他の給紙手段の選
択に自動的に切り替えて給紙を続行させるリミットレス
給紙制御手段と、該手段による制御の有効/無効を選択
する有効/無効選択手段とを設けたものである。
【0012】請求項7の発明は、給紙手段からロール紙
が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手段
と、原稿の前記ロ―ル紙の給紙方向と同じ方向の長さを
検出する原稿長検出手段と、給紙手段にロール紙が新た
にセットされた時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量
として設定し、該残量から給紙長検出手段によって検出
されたロール紙の給紙長を減算することにより、該ロー
ル紙の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段
によって検出されたロール紙の残量と原稿長検出手段に
よって検出された原稿の長さとを比較し、原稿の長さよ
りロール紙の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告
情報を表示する警告情報表示手段とを設けたものであ
る。
【0013】請求項8の発明は、給紙手段からロール紙
が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手段
と、原稿のロール紙の給紙方向と同じ方向の長さを検出
する原稿長検出手段と、1枚の原稿に対して画像形成手
段が予め設定されたリピート枚数分の画像形成動作を行
なう場合には、原稿長検出手段によって検出された原稿
の長さに基づいて上記リピート枚数分の原稿の長さを算
出する原稿長算出手段と、給紙手段にロール紙が新たに
セットされた時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量と
して設定し、該残量から給紙長検出手段によって検出さ
れたロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール
紙の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段に
よって検出されたロール紙の残量と原稿長算出手段によ
って算出された原稿の長さとを比較し、原稿の長さより
ロール紙の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告情
報を表示する警告情報表示手段とを設けたものである。
【0014】請求項9の発明は、給紙手段からロール紙
が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手段
と、画像形成手段による画像形成動作を実行可能にする
ロール紙の給紙方向の最小の長さを任意に設定するリミ
ット設定手段と、給紙手段にロール紙が新たにセットさ
れた時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量として設定
し、該残量から給紙長検出手段によって検出されたロー
ル紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残量
を検出するロール紙残量検出手段と、該手段によって検
出されたロール紙の残量とリミット設定手段によって設
定された最小の長さとを比較し、最小の長さよりロール
紙の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告情報を表
示する警告情報表示手段とを設けたものである。
【0015】請求項10の発明は、給紙手段からロール
紙が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検出手
段と、原稿のロール紙の給紙方向と同じ方向の長さを検
出する原稿長検出手段と、画像形成手段による画像形成
動作を実行可能にするロール紙の給紙方向の最小の長さ
を任意に設定するリミット設定手段と、給紙長検出手段
によって検出される原稿の長さあるいはリミット設定手
段によって設定される最小の長さのいずれか一方を選択
する長さ選択手段と、給紙手段にロール紙が新たにセッ
トされた時に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量と
して設定し、該残量から給紙長検出手段によって検出さ
れたロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール
紙の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段に
よって検出されたロール紙の残量と長さ選択手段によっ
て選択された長さとを比較し、選択された長さよりロー
ル紙の残量の方が短い場合に、画像形成手段による画像
形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段と、ロール紙
残量検出手段によって検出されたロール紙の残量と長さ
選択手段によって選択された長さとを比較し、選択され
た長さよりロール紙の残量の方が短い場合に、その旨を
示す警告情報を表示する警告情報表示手段と、画像形成
動作禁止手段および警告情報表示手段による各制御の有
効/無効をそれぞれ選択する有効/無効選択手段とを設
けたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図1は、この発明の一実
施形態であるデジタル複写機の要部構成例を示す図であ
る。
【0017】このデジタル複写機は、スキャナ1,メモ
リ2,表示/操作部3,制御部4,およびプロッタ5を
備えている。スキャナ1は、請求項1〜10の画像読取
手段に相当するものであり、光源,CCD等の固体撮像
素子,および原稿を搬送する原稿搬送機構(省略しても
よい)を含むメカ機構等で構成されている。
【0018】このスキャナ1は、原稿の画像面を光源を
含む光学走査系を用いて露光走査し、その画像面からの
反射光像を固体撮像素子の受光面に結像させることによ
り、原稿の画像を読み取り(このとき原稿面からの反射
光像を固体撮像素子によって光電変換し、更に図示しな
いA/Dコンバータによりデジタル信号に変換する)、
デジタル信号(画像信号)としてメモリ2へ出力する。
【0019】このように、このスキャナ1では、原稿の
画像面を露光走査することにより、その原稿の画像を読
み取ることができるため、その読み取った画像信号(画
像データ)を解析することにより、原稿のロール紙の給
紙方向と同じ方向の長さ(単に「原稿の長さ」ともい
う)を検出することができる。したがって、スキャナ1
は請求項1〜10の原稿長検出手段としての機能も果
す。なお、原稿の搬送経路上の所定の位置でセンサを用
いて搬送中の原稿の通過時間を計測することにより、そ
の原稿の長さを検出することもできる。
【0020】メモリ2は、スキャナ1からの画像信号を
記憶し、それをコピー(複写)する際にプロッタ5へ出
力する。このメモリ2は、複数枚の原稿の画像信号を記
憶する記憶容量を持っている。表示/操作部3は、ユー
ザが各種の設定を行なうための各種操作キー、および各
種の情報を表示する表示部とを備えている。この表示/
操作部3では、原稿の長さよりもロール紙の残量(給紙
方向の残りの長さ)が短い場合に、その旨を示す警告画
面(警告情報)を表示することができる。
【0021】また、キー操作により、リピート枚数(部
数)を任意に設定したり、画像形成動作を実行可能にす
るロール紙の給紙方向の最小の長さを任意に設定したり
(この設定した長さを以下「ロール紙の設定最小長」と
いう)、後述するロール紙残量チェック機能の使用時に
ロール紙の残量と比較する長さとして、比較用の原稿の
長さあるいはロール紙の設定最小長のいずれか一方を選
択したり、ロール紙残量チェック機能の使用の有無(後
述する画像形成動作を禁止する制御,警告画面を表示す
る制御,リミットレス給紙制御の有効/無効)を選択し
たりすることができる。
【0022】ここで、1枚の原稿に対してプロッタ5が
予め設定されたリピート枚数(但し「2」以上)分の画
像形成動作を行なうリピートモードの時は、スキャナ1
によって検出される原稿の長さに基づいて算出するリピ
ート枚数分の原稿の長さを比較用の原稿の長さとし、通
常のモードの時は、スキャナ1によって検出される原稿
の長さをそのまま比較用の原稿の長さとする。
【0023】制御部4は、CPU(中央処理装置),R
OM,RAM,I/Oポート,インタフェース等の素子
で構成されており、それらによって請求項1〜10の画
像形成動作禁止手段,リミット設定手段,長さ選択手
段,有効/無効選択手段,リミットレス給紙制御手段,
残量最適化制御手段,警告情報表示手段,原稿長算出手
段としての機能を果すことができる。
【0024】この制御部4は、ROM内に書き込まれて
いるソフトウェア(プログラム)に従って、このデジタ
ル複写機のリソース、つまりスキャナ1,メモリ2,表
示/操作部3,プロッタ5の動作をそれぞれ制御し、例
えば以下の(1)〜(3)に示すようなこの発明に係わ
る処理を行なうことができる。
【0025】(1)スキャナ1からの原稿の長さを示す
情報とプロッタ5の残量検出装置15からの現在選択さ
れている給紙段にセットされているロール紙の残量を示
す情報とを比較し、コピーを行なうのに必要な用紙長
(画像形成動作を実行可能とするロール紙の給紙方向の
長さ)が得られない(原稿の長さよりロール紙の残量の
方が短い)と判断した場合に、プロッタ5による画像形
成動作を禁止してコピー動作を中止させたり、あるいは
その旨(判断内容)を示す警告画面を表示/操作部3に
表示させる。
【0026】(2)表示/操作部3上からのロール紙の
設定最小長を示す情報とプロッタ5の残量検出装置15
からの現在選択されている給紙段にセットされているロ
ール紙の残量を示す情報を比較し、コピーを行なうのに
必要な用紙長が得られない(ロール紙の設定最小長より
ロール紙の残量の方が短い)と判断した場合に、コピー
動作を禁止してコピー動作を中止させたり、あるいはそ
の旨(判断内容)を示す警告画面を表示/操作部3に表
示させる。
【0027】(3)上述と同様にコピーを行なうのに必
要な用紙長が得られない(原稿の長さ又はロール紙の設
定最小長よりロール紙の残量の方が短い)と判断した場
合に、現在選択されている給紙段にセットされているロ
ール紙と同じサイズのロール紙が他の給紙段にセットさ
れている場合に限り、該他の給紙段の選択に自動的に切
り替えて給紙を続行させる(リミットレス給紙制御)。
【0028】プロッタ5は、請求項1〜10の画像形成
手段に相当するものであり、それぞれロール状に巻かれ
た用紙であるロール紙11a〜14aがセットされてい
る複数の給紙段11〜14(請求項1〜10の給紙手段
に相当する)を装備し、メモリ2からの画像信号に基づ
いて予め選択された給紙段から給紙されたロール紙(転
写紙)に電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成
動作を行なう。
【0029】残量検出装置15は、請求項1〜10の給
紙長検出手段,ロール紙残量検出手段としての機能を兼
ねており,制御部4からの指示に基づいてカッタ装置1
6(請求項1〜10のカット手段に相当する)を駆動す
ることにより、予め選択された給紙段から給紙されたロ
ール紙を指定された長さ(少なくとも原稿の長さ以上の
長さ)にカットし、コピーを行なうのに必要な長さの転
写紙を作成する処理をカッタ装置16に行なわせる。ま
た、各給紙段11〜14のうちの予め選択された給紙段
からロール紙が給紙される毎にその給紙長を検出する。
【0030】さらに、各給紙段11〜14にそれぞれセ
ットされているロール紙11a〜14aの残量を示す情
報を記憶できるように複数の記憶領域を確保しており、
各給紙段11〜14にそれぞれロール紙11a〜14a
が新たにセットされた時に該ロール紙の給紙方向の全長
を残量として設定して記憶し、その各残量のうちの現在
選択されている給紙段にセットされているロール紙の残
量からロール紙の給紙長を減算することにより、現在選
択されている給紙段にセットされているロール紙の残量
を検出して記憶する。
【0031】以下、このデジタル複写機の制御部4によ
るこの発明に係わる処理について、図2以降の各図面を
参照して具体的に説明する。図2は、制御部4による請
求項1〜3の発明に係わる処理の一例を示すフローチャ
ートである。
【0032】制御部4は、表示/操作部3上のキー操作
によりコピー開始の指示がなされた後、所定のタイミン
グ(例えばコピーすべき原稿がスキャナ1の読み取り位
置まで搬送された時点)で、図示しないメインルーチン
からの呼び出しによって図2の処理を開始し、まずステ
ップS1でロール紙残量チェック機能を使用するかどう
か(画像形成動作を禁止する制御の有効/無効)のチェ
ックを行ない、使用しない場合(画像形成動作を禁止す
る制御が無効の場合)は処理を終了する。
【0033】ロール紙残量チェック機能を使用する場合
(画像形成動作を禁止する制御が有効の場合)は、ステ
ップS2で次の処理を行なう。つまり、予めリピート枚
数(「2」以上)が設定されている場合は、スキャナ1
によって検出された原稿の長さに基づいて(リピート枚
数に検出された原稿の長さを掛けて)比較用の原稿長を
算出する。リピート枚数が設定されなかった場合は、ス
キャナ1によって検出された原稿の長さがそのまま比較
用の原稿長となる。
【0034】次に、ステップS3で予め選択された長さ
(比較用の原稿長又はロール紙の設定最小長)と残量検
出装置15によって検出された現在選択されている給紙
段にセットされているロール紙の残量(残量長)とを比
較し、ロール紙の残量が上記選択された長さ以上ある場
合には、ステップS5でプロッタ5による画像形成動作
を許可してコピー動作をそのまま続行させるが、上記選
択された長さよりロール紙の残量の方が短い場合には、
ステップS4でプロッタ5による画像形成動作を禁止し
てコピー動作を中断させる。
【0035】なお、この例では、ロール紙残量チェック
機能を使用するかどうか(画像形成動作を禁止する制御
の有効/無効)をチェックし、ロール紙残量チェック機
能を使用する場合(画像形成動作を禁止する制御が有効
の場合)に、ステップS2以降の処理を行なうようにし
たが、その条件を削除し、直ちにステップS2以降の処
理を行なうようにすることもできる。
【0036】図3は、制御部4による請求項4の発明に
係わる処理の一例を示すフローチャートである。制御部
4は、表示/操作部3上のキー操作によりコピー開始の
指示がなされた後、所定のタイミングでメインルーチン
からの呼び出しによって図3の処理を開始する。
【0037】そして、まずステップS11で予め選択さ
れた長さ(比較用の原稿長又はロール紙の設定最小長)
と残量検出装置15によって検出された現在選択されて
いる給紙段にセットされているロール紙の残量とを比較
し、ロール紙の残量が上記選択された長さ以上ある場合
には、ステップS15でプロッタ5による画像形成動作
を許可してコピー動作をそのまま続行させる。
【0038】上記選択された長さよりロール紙の残量の
方が短い場合には、ステップS12でそのロール紙と同
じサイズ(同じ幅)のロール紙(但し少なくとも上記選
択された長さより長いロール紙)が他の給紙段にセット
されているかどうかをチェックし、セットされていれば
ステップS13で該他の給紙段の選択に自動的に切り替
えて給紙を続行させ(リミットレス給紙制御)、ステッ
プS15でプロッタ5による画像形成動作を許可してコ
ピー動作をそのまま続行させる。
【0039】残量が上記選択された長さより短いロール
紙と同じサイズのロール紙が他の給紙段にセットされて
いない場合は、プロッタ5による画像形成動作を禁止し
てコピー動作を中断させる。
【0040】なお、この例では、リピート枚数(「2」
以上)が設定されていないために、スキャナ1によって
検出された原稿の長さをそのまま比較用の原稿長とした
が、予めリピート枚数が設定されている場合は、スキャ
ナ1によって検出された原稿の長さに基づいて(リピー
ト枚数に検出された原稿の長さを掛けて)比較用の原稿
長を算出するものとする。
【0041】図4は、制御部4による請求項5の発明に
係わる処理の一例を示すフローチャートである。制御部
4は、表示/操作部3上のキー操作によりコピー開始の
指示がなされた後、所定のタイミングでメインルーチン
からの呼び出しによって図4の処理を開始し、まずステ
ップS21で予め選択された長さ(比較用の原稿長又は
ロール紙の設定最小長)と残量検出装置15によって検
出された現在選択されている給紙段にセットされている
ロール紙の残量とを比較する。
【0042】そして、上記選択された長さよりロール紙
の残量の方が短い場合には、ステップS22〜25で図
3のステップS12〜15と同様の処理を行なう。ま
た、ロール紙の残量が上記選択された長さ以上ある場合
には、ステップS26に移行する。ここで、ステップS
23で他の給紙段への選択に切り替えられた場合は、そ
の後図4の処理を再び開始した場合、通常はステップS
26に移行する。
【0043】ステップS26では、現在選択されている
給紙段にセットされているロール紙と同じサイズ(同じ
幅)で最も残量の少ないロール紙(但し少なくとも上記
選択された長さより長いロール紙)が他の給紙段にセッ
トされているかどうかをチェックし、セットされていな
ければ現在選択されている給紙段をそのまま使用し、ス
テップS25でプロッタ5による画像形成動作を許可し
てコピー動作をそのまま続行させる。
【0044】現在選択されている給紙段にセットされて
いるロール紙と同じサイズ(同じ幅)で最も残量の少な
いロール紙(但し少なくとも上記選択された長さより長
いロール紙)が他の給紙段にセットされている場合は、
ステップS27で該他の給紙段の選択に自動的に切り替
えて給紙を続行させ(残量最適化制御)、ステップS2
5でプロッタ5による画像形成動作を許可してコピー動
作をそのまま続行させる。
【0045】なお、この例でも、リピート枚数(「2」
以上)が設定されていないために、スキャナ1によって
検出された原稿の長さをそのまま比較用の原稿長とした
が、予めリピート枚数が設定されている場合は、スキャ
ナ1によって検出された原稿の長さに基づいて(リピー
ト枚数に検出された原稿の長さを掛けて)比較用の原稿
長を算出するものとする。
【0046】また、ステップS21の処理を行なう前
に、ロール紙残量チェック機能を使用するかどうか(リ
ミットレス給紙制御の有効/無効)をチェックし、ロー
ル紙残量チェック機能を使用する場合(リミットレス給
紙制御が有効の場合)に、ステップS21以降の処理を
行なうようにすることもできる。
【0047】図5は、制御部4による請求項6の発明に
係わる処理の一例を示すフローチャートである。制御部
4は、表示/操作部3上のキー操作によりコピー開始の
指示がなされた後、所定のタイミングでメインルーチン
からの呼び出しによって図5の処理を開始する。
【0048】そして、まずステップS31でロール紙残
量チェック機能を使用するかどうか(リミットレス給紙
制御の有効/無効)をチェックし、使用しない場合(リ
ミットレス給紙制御が無効の場合)は処理を終了し、使
用する場合(リミットレス給紙制御が有効の場合)はス
テップS32〜36で図3のステップS11〜15と同
様の処理を行なう。
【0049】なお、この例でも、リピート枚数(「2」
以上)が設定されていないために、スキャナ1によって
検出された原稿の長さをそのまま比較用の原稿長とした
が、予めリピート枚数が設定されている場合は、スキャ
ナ1によって検出された原稿の長さに基づいて比較用の
原稿長を算出するものとする。
【0050】図6は、制御部4による請求項7〜9の発
明に係わる処理の一例を示すフローチャートである。制
御部4は、表示/操作部3上のキー操作によりコピー開
始の指示がなされた後、所定のタイミングでメインルー
チンからの呼び出しによって図6の処理を開始する。
【0051】そして、まずステップS41で予め選択さ
れた長さ(比較用の原稿長又はロール紙の設定最小長)
と残量検出装置15によって検出された現在選択されて
いる給紙段にセットされているロール紙の残量とを比較
し、ロール紙の残量が上記選択された長さ以上ある場合
には、ステップS45でプロッタ5による画像形成動作
を許可してコピー動作をそのまま続行させる。
【0052】上記選択された長さよりロール紙の残量の
方が短い場合には、ステップS42でその旨を示す警告
画面を表示/操作部3上に表示し、ステップS43でコ
ピー動作を続行させるかどうかを判断する。
【0053】ここで、上記警告画面を表示する際に、例
えばコピー動作を続行させるかどうかを指示するための
キーも表示し(この場合表示部にタッチパネルを備えて
いるものとする)、そのキーのタッチの有無により、コ
ピー動作を続行させるかどうかを判断することができ
る。
【0054】そして、コピー動作を続行させる場合は、
ステップS45でプロッタ5による画像形成動作を許可
してコピー動作をそのまま続行させる。また、コピー動
作を続行させない場合は、ステップS44でプロッタ5
による画像形成動作を禁止してコピー動作を中断させ
る。
【0055】なお、この例でも、リピート枚数(「2」
以上)が設定されていないために、スキャナ1によって
検出された原稿の長さをそのまま比較用の原稿長とした
が、予めリピート枚数が設定されている場合は、スキャ
ナ1によって検出された原稿の長さに基づいて(リピー
ト枚数に検出された原稿の長さを掛けて)比較用の原稿
長を算出するものとする。
【0056】また、この例では、上記警告画面を表示/
操作部3上に表示した後、コピー動作を続行させるかど
うかを判断するようにしたが、その判断を省略し、直ち
にプロッタ5による画像形成動作を禁止してコピー動作
を中断させたり、図3のステップS12〜S15と同様
の処理(リミットレス給紙制御を含む)を行なうように
することもできる。
【0057】あるいは、ステップS43でコピー動作を
続行させると判断した場合に、図3のステップS12〜
S15と同様の処理(リミットレス給紙制御を含む)を
行なうようにすることもできる。
【0058】さらに、上述したように図3のステップS
12〜S15と同様の処理を行なうようにした場合は、
ステップS41でロール紙の残量が上記選択された長さ
以上あると判断した場合に、図4のステップS26以降
と同様の処理を行なうようにすることもできる。
【0059】また、ステップS41の処理を行なう前
に、ロール紙残量チェック機能を使用するかどうか(上
記警告画面を表示する制御の有効/無効)をチェック
し、ロール紙残量チェック機能を使用する場合(上記警
告画面を表示する制御が有効の場合)に、ステップS4
1以降の処理を行なうようにすることもできる。
【0060】図7は、制御部4による請求項10の発明
に係わる処理の一例を示すフローチャートである。制御
部4は、表示/操作部3上のキー操作によりコピー開始
の指示がなされた後、所定のタイミングでメインルーチ
ンからの呼び出しによって図7の処理を開始する。
【0061】そして、まずステップS51でロール紙残
量チェック機能を使用するかどうか(警告画面を表示す
る制御および画像形成動作を禁止する制御を含む全体の
制御の有効/無効)をチェックし、使用しない場合(全
体の制御が無効の場合)は処理を終了し、使用する場合
(全体の制御が有効の場合)は次の処理を行なう。
【0062】すなわち、ステップS52で予め選択され
た長さ(比較用の原稿長又はロール紙の設定最小長)と
残量検出装置15によって検出された現在選択されてい
る給紙段にセットされているロール紙の残量とを比較
し、ロール紙の残量が上記選択された長さ以上ある場合
には、ステップS56でプロッタ5による画像形成動作
を許可してコピー動作をそのまま続行させる。
【0063】また、上記選択された長さよりロール紙の
残量の方が短い場合には、ステップS53でその旨を示
す警告画面を表示/操作部3上に表示するかどうか(警
告画面を表示する制御の有効/無効)を判断する。
【0064】ここで、この判断を行なう際に、例えば上
記警告画面を表示するかどうかを指示するためのキーを
表示/操作部3上に表示し(この場合表示部にタッチパ
ネルを備えているものとする)、そのキーのタッチの有
無により、上記警告画面を表示するかどうかを判断する
ようにしたり、予め上記警告画面を表示するかどうかを
選択しておき、その選択内容に応じて上記警告画面を表
示するかどうかを判断するようにすることができる。
【0065】そして、上記警告画面を表示/操作部3上
に表示しない場合は、ステップS57でプロッタ5によ
る画像形成動作を禁止してコピー動作を中断させる。ま
た、上記警告画面を表示/操作部3上に表示する場合
は、ステップS54でその表示を行ない、ステップS5
5でコピー動作を停止(禁止)するかどうか(画像形成
動作を禁止する制御の有効/無効)を判断する。
【0066】ここで、上記警告画面を表示する際に、例
えばコピー動作を停止するかどうかを指示するためのキ
ーも表示し(この場合表示部にタッチパネルを備えてい
るものとする)、そのキーのタッチの有無により、コピ
ー動作を停止するかどうかを判断することができる。
【0067】そして、コピー動作を停止しない場合は、
ステップS56でプロッタ5による画像形成動作を許可
してコピー動作をそのまま続行させる。また、コピー動
作を停止する場合は、ステップS57でプロッタ5によ
る画像形成動作を禁止してコピー動作を中断させる。
【0068】なお、この例でも、リピート枚数(「2」
以上)が設定されていないために、スキャナ1によって
検出された原稿の長さをそのまま比較用の原稿長とした
が、予めリピート枚数が設定されている場合は、スキャ
ナ1によって検出された原稿の長さに基づいて(リピー
ト枚数に検出された原稿の長さを掛けて)比較用の原稿
長を算出するものとする。
【0069】また、この例では、上記警告画面を表示/
操作部3上に表示した後、コピー動作を停止するかどう
かを判断するようにしたが、その判断を省略し、直ちに
プロッタ5による画像形成動作を禁止してコピー動作を
中断させたり、図3のステップS12〜S15と同様の
処理(リミットレス給紙制御を含む)を行なうようにす
ることもできる。
【0070】あるいは、ステップS55でコピー動作を
停止しないと判断した場合や、ステップS53で上記警
告画面を表示しないと判断した場合に、図3のステップ
S12〜S15と同様の処理(リミットレス給紙制御を
含む)を行なうようにすることもできる。
【0071】さらに、上述したように図3のステップS
12〜S15と同様の処理を行なうようにした場合は、
ステップS52でロール紙の残量が上記選択された長さ
以上あると判断した場合に、図4のステップS26以降
と同様の処理を行なうようにすることもできる。
【0072】また、この例では、ロール紙残量チェック
機能を使用するかどうかをチェックし、ロール紙残量チ
ェック機能を使用する場合に、ステップS52以降の処
理を行なうようにしたが、その条件を削除し、直ちにス
テップS52以降の処理を行なうようにすることもでき
る。
【0073】さらに、上述した図2〜図7に示した各処
理では、比較用の原稿長又はロール紙の設定最小長を選
択するようにしたが、そのいずれか一方の長さのみを使
用し、その長さと残量検出装置15によって検出された
現在選択されている給紙段にセットされているロール紙
の残量とを比較し、その結果に基づいて前述した以降の
処理を行なうようにすることもできる。
【0074】以上、この発明をそれぞれロール紙がセッ
トされている複数の給紙段を備えたデジタル複写機に適
用した実施形態について説明したが、この発明はこれに
限らず、ロール紙がセットされている給紙段を1つしか
備えていないデジタル複写機には勿論、ロール紙がセッ
トされている給紙段を備えた複合機等の他の画像形成装
置にも適用し得るものである。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明の画像形成装置によれば、給紙手段にロール紙が新た
にセットされた時に該ロール紙の給紙方向の全長を残量
として設定し、該残量からロール紙の給紙長を減算する
ことにより、該ロール紙の残量を検出し、そのロール紙
の残量と原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロール
紙の残量の方が短い場合(ロール紙がミスコピーの発生
する残量の場合)に、画像形成手段による画像形成動作
を禁止するので、ミスコピーによるコピー作業のやり直
しを行なう必要がなくなり、作業時間の短縮および無駄
コピーの節約を図ることができる。
【0076】請求項2の発明の画像形成装置によれば、
給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロール
紙の給紙方向の全長を残量として設定し、該残量からロ
ール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残
量を検出し、そのロール紙の残量と予め設定されたロー
ル紙の最小の長さ(ロール紙の設定最小長)とを比較
し、ロール紙の設定最小長よりロール紙の残量の方が短
い場合に、画像形成手段による画像形成動作を禁止する
ので、請求項1の発明と同様の効果を得ることができ
る。
【0077】請求項3の発明の画像形成装置によれば、
給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロール
紙の給紙方向の全長を残量として設定し、該残量からロ
ール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残
量を検出し、そのロール紙の残量と予め選択された長さ
(原稿の長さ又はロール紙の設定最小長)とを比較し、
予め選択された長さよりロール紙の残量の方が短い場合
に、画像形成手段による画像形成動作を禁止するので、
請求項1の発明と同様の効果を得ることができる。
【0078】また、上記画像形成動作を禁止する制御の
有効/無効を選択可能にしたので、オペレータ(ユー
ザ)の判断でその制御を不要にすることもできる。した
がって、給紙手段にセットされたロール紙が使いかけの
場合のように、その正確な残量を認識できない状況にお
いても、ロール紙の残量の誤検出による無用な処理(画
像形成動作を停止させるための処理)を発生させない効
果がある。
【0079】請求項4,5の発明の画像形成装置によれ
ば、各給紙手段にそれぞれロール紙が新たにセットされ
た時に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量として設
定し、その各残量のうちの現在選択されている給紙手段
にセットされているロール紙の残量からロール紙の給紙
長を減算することにより、現在選択されている給紙手段
にセットされているロール紙の残量を検出し、そのロー
ル紙の残量と原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロ
ール紙の残量の方が短い場合に、該ロール紙と同じサイ
ズのロール紙が他の給紙手段にセットされている場合に
限り、該他の給紙手段の選択に自動的に切り替えて給紙
を続行させるので、ミスコピーによるコピー作業のやり
直しを行なう必要がなくなるだけでなく、コピー作業が
一時的に中断する可能性も少なくなり、より作業時間の
短縮および無駄コピーの節約を図ることができる。
【0080】さらに、請求項5の発明によれば、他の給
紙手段への選択に切り替えた場合でも、その後ロール紙
の残量と原稿の長さとを比較し、原稿の長さがロール紙
の残量より短い場合に、該ロール紙と同じサイズで少な
くとも該原稿の長さよりも長く且つ最も残量の少ないロ
ール紙が他の給紙手段にセットされている場合に限り、
該他の給紙手段の選択に自動的に切り替えるので、次の
ような効果を得ることもできる。
【0081】すなわち、一度は原稿の長さがロール紙の
残量より短い(ロールエンド直前である)と判断された
場合でも、その後に読み込まれる原稿の長さによっては
まだ十分にコピーが取れる場合があるため、その場合に
は再度ロールエンド直前のロール紙に対して画像形成動
作(コピー動作)を行なうことができ、半端紙の発生を
最小限にすることができる。
【0082】請求項6の発明の画像形成装置によれば、
各給紙手段にそれぞれロール紙が新たにセットされた時
に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量として設定
し、その各残量のうちの現在選択されている給紙手段に
セットされているロール紙の残量からロール紙の給紙長
を減算することにより、現在選択されている給紙手段に
セットされているロール紙の残量を検出し、そのロール
紙の残量と予め選択された長さ(原稿の長さ又はロール
紙の設定最小長)とを比較し、予め選択された長さより
ロール紙の残量の方が短い場合に、該ロール紙と同じサ
イズのロール紙が他の給紙手段にセットされている場合
に限り、該他の給紙手段の選択に自動的に切り替えて給
紙を続行させる(リミットレス給紙制御)ので、請求項
4の発明と同様の効果を得ることができる。
【0083】また、リミットレス給紙制御の有効/無効
を選択可能にしたので、オペレータの判断でその制御を
不要にすることもできる。したがって、給紙手段にセッ
トされたロール紙が使いかけの場合のように、その正確
な残量を認識できない状況においても、ロール紙の残量
の誤検出による無用な処理(リミットレス給紙を行なわ
せるための処理)を発生させない効果がある。
【0084】請求項7の発明の画像形成装置によれば、
給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロール
紙の給紙方向の全長を残量として設定し、該残量からロ
ール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残
量を検出し、そのロール紙の残量と原稿の長さとを比較
し、原稿の長さよりロール紙の残量の方が短い場合に、
その旨を示す警告情報を表示してオペレータに知らせる
ので、請求項1の発明と同様の効果を得ることができ
る。
【0085】請求項8の発明の画像形成装置によれば、
給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロール
紙の給紙方向の全長を残量として設定し、該残量からロ
ール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残
量を検出し、そのロール紙の残量と原稿の長さ(リピー
ト枚数分の原稿の長さ)とを比較し、原稿の長さよりロ
ール紙の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告情報
を表示するので、ミスコピーによるコピー作業のやり直
しを行なう必要がなくなるだけでなく、1枚の原稿に対
してリピート枚数分の画像形成動作を行なう場合でも、
その途中(ジョブの途中)で処理が中断されることがな
くなり、一層作業時間の短縮および無駄コピーの節約を
図ることができる。
【0086】請求項9の発明の画像形成装置によれば、
給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロール
紙の給紙方向の全長を残量として設定し、該残量からロ
ール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残
量を検出し、そのロール紙の残量と予め設定されたロー
ル紙の最小の長さ(ロール紙の設定最小長)とを比較
し、ロール紙の設定最小長よりロール紙の残量の方が短
い場合に、その旨を示す警告情報を表示するので、請求
項1の発明と同様の効果を得ることができる。
【0087】請求項10の発明の画像形成装置によれ
ば、給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロ
ール紙の給紙方向の全長を残量として設定し、該残量か
らロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙
の残量を検出し、そのロール紙の残量と予め選択された
長さ(原稿の長さ又はロール紙の設定最小長)とを比較
し、予め選択された長さよりロール紙の残量の方が短い
場合に、その旨を示す警告情報を表示したり、画像形成
手段による画像形成動作を禁止するので、請求項1の発
明と同様の効果を得ることができる。
【0088】また、上記警告情報を表示する制御および
画像形成動作を禁止する制御の有効/無効をそれぞれ選
択可能にしたので、オペレータの判断でそれらの制御を
不要にすることもできる。したがって、給紙手段にセッ
トされたロール紙が使いかけの場合のように、その正確
な残量を認識できない状況においても、ロール紙の残量
の誤検出による無用な処理(画像形成動作を停止させる
処理あるいは警告情報を表示させるための処理)を発生
させない効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるデジタル複写機の
要部構成例を示す図である。
【図2】図1の制御部4による請求項1〜3の発明に係
わる処理の一例を示すフロー図である。
【図3】同じく請求項4の発明に係わる処理の一例を示
すフロー図である。
【図4】同じく請求項5の発明に係わる処理の一例を示
すフロー図である。
【図5】同じく請求項6の発明に係わる処理の一例を示
すフロー図である。
【図6】同じく請求項7〜9の発明に係わる処理の一例
を示すフロー図である。
【図7】同じく請求項10の発明に係わる処理の一例を
示すフロー図である。
【符号の説明】
1:スキャナ 2:メモリ 3:表示/操作部 4:制御部 5:プロッタ 11,12,13,14:給紙段 11a,12a,13a,14a:ロール紙 15:残量検出装置 16:カッタ装置
フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DB09 DC00 DC10 DC18 DC19 DE07 EH06 EH10 EK03 FB13 GA30 GB03 2H072 AA09 AA16 AA23 AB18 AB21 DA04 3F105 AA02 AB02 BA22 CC01 DB11 DC13

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、原稿の前記ロール紙の給
    紙方向と同じ方向の長さを検出する原稿長検出手段と、
    前記給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロ
    ール紙の前記給紙方向の全長を残量として設定し、該残
    量から前記給紙長検出手段によって検出されたロール紙
    の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残量を検
    出するロール紙残量検出手段と、該手段によって検出さ
    れたロール紙の残量と前記原稿長検出手段によって検出
    された原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロール紙
    の残量の方が短い場合に、前記画像形成手段による画像
    形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段とを設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、前記画像形成手段による
    画像形成動作を実行可能にする前記ロール紙の給紙方向
    の最小の長さを任意に設定するリミット設定手段と、前
    記給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロー
    ル紙の前記給紙方向の全長を残量として設定し、該残量
    から前記給紙長検出手段によって検出されたロール紙の
    給紙長を減算することにより、該ロール紙の残量を検出
    するロール紙残量検出手段と、該手段によって検出され
    たロール紙の残量と前記リミット設定手段によって設定
    された最小の長さとを比較し、最小の長さよりロール紙
    の残量の方が短い場合に、前記画像形成手段による画像
    形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段とを設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、原稿の前記ロール紙の給
    紙方向と同じ方向の長さを検出する原稿長検出手段と、
    前記画像形成手段による画像形成動作を実行可能にする
    前記ロール紙の給紙方向の最小の長さを任意に設定する
    リミット設定手段と、前記給紙長検出手段によって検出
    される原稿の長さあるいは前記リミット設定手段によっ
    て設定される最小の長さのいずれか一方を選択する長さ
    選択手段と、前記給紙手段にロール紙が新たにセットさ
    れた時に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量として
    設定し、該残量から前記給紙長検出手段によって検出さ
    れたロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール
    紙の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段に
    よって検出されたロール紙の残量と前記長さ選択手段に
    よって選択された長さとを比較し、選択された長さより
    ロール紙の残量の方が短い場合に、前記画像形成手段に
    よる画像形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段と、
    該手段による制御の有効/無効を選択する有効/無効選
    択手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段を複数有しており、 その各給紙手段のうちの予め選択された給紙手段からロ
    ール紙が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検
    出手段と、原稿の前記ロール紙の給紙方向と同じ方向の
    長さを検出する原稿長検出手段と、前記各給紙手段にそ
    れぞれロール紙が新たにセットされた時に該ロール紙の
    前記給紙方向の全長を残量として設定し、その各残量の
    うちの現在選択されている給紙手段にセットされている
    ロール紙の残量から前記給紙長検出手段によって検出さ
    れたロール紙の給紙長を減算することにより、現在選択
    されている給紙手段にセットされているロール紙の残量
    を検出するロール紙残量検出手段と、該手段によって検
    出されたロール紙の残量と前記原稿長検出手段によって
    検出された原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロー
    ル紙の残量の方が短い場合に、該ロール紙と同じサイズ
    のロール紙が他の給紙手段にセットされている場合に限
    り、該他の給紙手段の選択に自動的に切り替えて給紙を
    続行させるリミットレス給紙制御手段とを設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、 前記リミットレス給紙制御手段によって他の給紙手段へ
    の選択に切り替えられた場合でも、その後前記ロール紙
    残量検出手段によって検出されたロール紙の残量と前記
    原稿長検出手段によって検出された原稿の長さとを比較
    し、原稿の長さがロール紙の残量より短い場合に、該ロ
    ール紙と同じサイズで少なくとも該原稿の長さよりも長
    く且つ最も残量の少ないロール紙が他の給紙手段にセッ
    トされている場合に限り、該他の給紙手段の選択に自動
    的に切り替える残量最適化制御手段を設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段を複数有しており、 その各給紙手段のうちの予め選択された給紙手段からロ
    ール紙が給紙される毎にその給紙長を検出する給紙長検
    出手段と、原稿の前記ロール紙の給紙方向と同じ方向の
    長さを検出する原稿長検出手段と、前記画像形成手段に
    よる画像形成動作を実行可能にするロール紙の前記給紙
    方向の最小の長さを任意に設定するリミット設定手段
    と、前記給紙長検出手段によって検出される原稿の長さ
    あるいは前記リミット設定手段によって設定される最小
    の長さのいずれか一方を選択する長さ選択手段と、前記
    各給紙手段にそれぞれロール紙が新たにセットされた時
    に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量として設定
    し、その各残量のうちの現在選択されている給紙手段に
    セットされているロール紙の残量から前記給紙長検出手
    段によって検出されたロール紙の給紙長を減算すること
    により、現在選択されている給紙手段にセットされてい
    るロール紙の残量を検出するロール紙残量検出手段と、
    該手段によって検出されたロール紙の残量と前記長さ選
    択手段によって選択された長さとを比較し、選択された
    長さよりロール紙の残量の方が短い場合に、該ロール紙
    と同じサイズのロール紙が他の給紙手段にセットされて
    いる場合に限り、該他の給紙手段の選択に自動的に切り
    替えて給紙を続行させるリミットレス給紙制御手段と、
    該手段による制御の有効/無効を選択する有効/無効選
    択手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、原稿の前記ロ―ル紙の給
    紙方向と同じ方向の長さを検出する原稿長検出手段と、
    前記給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロ
    ール紙の前記給紙方向の全長を残量として設定し、該残
    量から前記給紙長検出手段によって検出されたロール紙
    の給紙長を減算することにより、該ロール紙の残量を検
    出するロール紙残量検出手段と、該手段によって検出さ
    れたロール紙の残量と前記原稿長検出手段によって検出
    された原稿の長さとを比較し、原稿の長さよりロール紙
    の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告情報を表示
    する警告情報表示手段とを設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、原稿の前記ロール紙の給
    紙方向と同じ方向の長さを検出する原稿長検出手段と、
    1枚の原稿に対して前記画像形成手段が予め設定された
    リピート枚数分の画像形成動作を行なう場合には、前記
    原稿長検出手段によって検出された原稿の長さに基づい
    て前記リピート枚数分の原稿の長さを算出する原稿長算
    出手段と、前記給紙手段にロール紙が新たにセットされ
    た時に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量として設
    定し、該残量から前記給紙長検出手段によって検出され
    たロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール紙
    の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段によ
    って検出されたロール紙の残量と前記原稿長算出手段に
    よって算出された原稿の長さとを比較し、原稿の長さよ
    りロール紙の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告
    情報を表示する警告情報表示手段とを設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像を読み取って画像信号として
    出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙であ
    るロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給紙
    されたロール紙を指定された長さにカットするカット手
    段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前記
    給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画像
    形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、前記画像形成手段による
    画像形成動作を実行可能にする前記ロール紙の給紙方向
    の最小の長さを任意に設定するリミット設定手段と、前
    記給紙手段にロール紙が新たにセットされた時に該ロー
    ル紙の前記給紙方向の全長を残量として設定し、該残量
    から前記給紙長検出手段によって検出されたロール紙の
    給紙長を減算することにより、該ロール紙の残量を検出
    するロール紙残量検出手段と、該手段によって検出され
    たロール紙の残量と前記リミット設定手段によって設定
    された最小の長さとを比較し、最小の長さよりロール紙
    の残量の方が短い場合に、その旨を示す警告情報を表示
    する警告情報表示手段とを設けたことを特徴とする画像
    形成装置。
  10. 【請求項10】 原稿の画像を読み取って画像信号とし
    て出力する画像読取手段と、ロール状に巻かれた用紙で
    あるロール紙を給紙する給紙手段と、該手段によって給
    紙されたロール紙を指定された長さにカットするカット
    手段と、前記画像読取手段からの画像信号に基づいて前
    記給紙手段から給紙されたロール紙に画像を形成する画
    像形成手段とを有する画像形成装置において、 前記給紙手段からロール紙が給紙される毎にその給紙長
    を検出する給紙長検出手段と、原稿の前記ロール紙の給
    紙方向と同じ方向の長さを検出する原稿長検出手段と、
    前記画像形成手段による画像形成動作を実行可能にする
    前記ロール紙の給紙方向の最小の長さを任意に設定する
    リミット設定手段と、前記給紙長検出手段によって検出
    される原稿の長さあるいは前記リミット設定手段によっ
    て設定される最小の長さのいずれか一方を選択する長さ
    選択手段と、前記給紙手段にロール紙が新たにセットさ
    れた時に該ロール紙の前記給紙方向の全長を残量として
    設定し、該残量から前記給紙長検出手段によって検出さ
    れたロール紙の給紙長を減算することにより、該ロール
    紙の残量を検出するロール紙残量検出手段と、該手段に
    よって検出されたロール紙の残量と前記長さ選択手段に
    よって選択された長さとを比較し、選択された長さより
    ロール紙の残量の方が短い場合に、前記画像形成手段に
    よる画像形成動作を禁止する画像形成動作禁止手段と、
    前記ロール紙残量検出手段によって検出されたロール紙
    の残量と前記長さ選択手段によって選択された長さとを
    比較し、選択された長さよりロール紙の残量の方が短い
    場合に、その旨を示す警告情報を表示する警告情報表示
    手段と、前記画像形成動作禁止手段および前記警告情報
    表示手段による各制御の有効/無効をそれぞれ選択する
    有効/無効選択手段とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
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