JP2022041410A - 画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法 - Google Patents

画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 出力処理の実行対象を効率よく設定できる、画像形成装置を提供する。【解決手段】 画像形成装置(10)は、CPU(12)を含み、CPU(12)は、データアイコン(142)および処理アイコン(144)が設けられる処理設定画面(140)をディスプレイ(28)に表示した後に、処理アイコンへのタッチ後のスライド操作を検出すると、処理アイコンおよびデータアイコン適宜に関連付ける。また、処理アイコンおよびデータアイコンが関連付けられると、互いに関連付けられるアイコンに従って、実行対象に出力処理を実行する。【選択図】 図8

Description

この発明は画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法に関し、特にたとえば、タッチディスプレイ上でアイコンを操作することができる画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法に関する。
この種の背景技術の一例が特許文献1に開示される。この特許文献1に開示されている技術では、原稿アイコンおよび所定の機能に対応する機能アイコンが表示画面に表示される。原稿アイコンに対してドラッグ操作が行われると、ドラッグ操作の方向性に基づいて、原稿アイコンと機能アイコンが対応付けられ、このとき、機能アイコンに対応する機能により原稿アイコンが示す原稿に処理が施される。
特開2013-196267号
特許文献1の背景技術では、原稿アイコンと機能アイコンを対応付けるためには、その都度ドラッグ操作する必要があり、手間がかかるという問題がある。それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
また、この発明の他の目的は、出力処理の実行対象を効率よく設定できる、画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法を提供することである。
第1の発明は、タッチディスプレイ、タッチディスプレイに出力データに対応するデータアイコンを少なくとも1つ以上表示するデータアイコン表示部、タッチディスプレイに出力処理に対応する処理アイコンを少なくとも1つ以上表示する処理アイコン表示部、タッチディスプレイへのタッチ操作を検出するタッチ検出部、タッチ検出部で検出された前記処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って当該スライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作かどうかを判断する関連付け判断部、関連付け判断部でスライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該データアイコンを関連付ける関連付け部、関連付け部で互いに関連付けられる処理アイコンおよびデータアイコンに従って出力処理の実行対象を設定する設定部、および設定部で設定された実行対象に対して出力処理を実行する処理実行部を備える、画像形成装置である。
第2の発明は、第1の発明に従属し、関連付け判断部は、タッチ検出部で検出された処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、当該スライド操作が処理アイコンおよび複数のデータアイコンを関連付ける操作かどうかを判断し、関連付け部は、関連付け判断部でスライド操作が処理アイコンおよび複数のデータアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該複数のデータアイコンを関連付ける。
第3の発明は、第1の発明に従属し、タッチ検出部で検出された選択操作に従って複数の出力処理に対して共通する実行対象を一括に設定するための一括設定用アイコンを選択する選択部、および処理アイコンのそれぞれが一括設定用アイコンかどうかを判断するアイコン判断部をさらに備え、関連付け部は、複数の処理アイコンが一括設定用アイコンとして選択されている状態において、関連付け判断部でスライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作と判断され、かつ、アイコン判断部で当該処理アイコンが一括設定用アイコンと判断されると、当該データアイコンおよび当該一括設定用アイコンとして選択されている複数の処理アイコンを関連付ける。
第4の発明は、第3の発明に従属し、関連付け判断部は、タッチ検出部で検出された処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、当該スライド操作が処理アイコンおよび複数の前記データアイコンを関連付ける操作かどうかを判断し、関連付け部は、複数の処理アイコンが一括設定用アイコンとして選択されている状態において、関連付け判断部でスライド操作が処理アイコンおよび複数のデータアイコンを関連付ける操作と判断され、かつ、アイコン判断部で当該処理アイコンが前記一括設定用アイコンと判断されると、当該複数のデータアイコンおよび当該一括設定用アイコンとして選択されている複数の処理アイコンを関連付ける。
第5の発明は、タッチディスプレイを備える、画像形成装置で実行される制御プログラムであって、制御プログラムは、画像形成装置のプロセッサに、タッチディスプレイに出力データに対応するデータアイコンを少なくとも1つ以上表示するデータアイコン表示ステップ、タッチディスプレイに出力処理に対応する処理アイコンを少なくとも1つ以上表示する処理アイコン表示ステップ、タッチディスプレイへのタッチ操作を検出するタッチ検出ステップ、タッチ検出ステップで検出された処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って当該スライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作かどうかを判断する関連付け判断ステップ、関連付け判断ステップでスライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該データアイコンを関連付ける関連付けステップ、関連付けステップで互いに関連付けられる処理アイコンおよびデータアイコンに従って出力処理の実行対象を設定する設定ステップ、および設定ステップで設定された実行対象に対して出力処理を実行する処理実行ステップを実行させる、制御プログラムである。
第6の発明は、タッチディスプレイを備える、画像形成装置の制御方法であって、(a)タッチディスプレイに出力データに対応するデータアイコンを少なくとも1つ以上表示するステップ、(b)タッチディスプレイに出力処理に対応する処理アイコンを少なくとも1つ以上表示するステップ、(c)タッチディスプレイへのタッチ操作を検出するステップ、(d)ステップ(c)で検出された処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って当該スライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作かどうかを判断するステップ、(e)ステップ(d)でスライド操作が処理アイコンおよびデータアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該データアイコンを関連付けるステップ、(f)ステップ(e)で互いに関連付けられる処理アイコンおよびデータアイコンに従って出力処理の実行対象を設定するステップ、および(g)ステップ(f)で設定された実行対象に対して出力処理を実行するステップを含む、制御方法である。
この発明によれば、出力処理の実行対象を効率よく設定できる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1は画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図2は画像形成装置のディスプレイに表示されるホーム画面の一例を示す図である。 図3は画像形成装置のディスプレイに表示される選択画面の一例を示す図である。 図4は画像形成装置のディスプレイに表示される処理設定画面の一例を示す図である。 図5は画像形成装置のディスプレイに表示される処理設定画面の他の例を示す図である。 図6は画像形成装置のディスプレイに表示される実行画面の一例を示す図である。 図7は画像形成装置のRAMのメモリマップの一例を示す図である。 図8は画像形成装置のCPUの実行処理の一例を示すフロー図である。 図9は第2実施例の画像形成装置のディスプレイに表示される処理設定画面の一例を示す図である。 図10は第2実施例の画像形成装置のディスプレイに表示される処理設定画面の他の例を示す図である。 図11は第2実施例の画像形成装置のディスプレイに表示される処理設定画面のその他の例を示す図である。 図12は第2実施例の画像形成装置のRAMのメモリマップの一例を示す図である。 図13は第2実施例の画像形成装置のCPUの実行処理の一例の一部を示すフロー図である。 図14はこの発明の第3実施例の画像形成装置のディスプレイに表示される処理設定画面の一例を示す図である。 図15は第3実施例の画像形成装置のディスプレイに表示される条件設定画面の一例を示す図である。 図16は第3実施例の画像形成装置のCPUの実行処理の一例の一部を示すフロー図である。 図17は第3実施例の画像形成装置のCPUの条件設定処理の一例を示すフロー図である。
[第1実施例]
図1は、この発明の第1実施例の画像形成装置10の電気的構成を示すブロック図である。画像形成装置10は、基本的には、複写機能(コピー機能)、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクス機能などを有する複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である。
図1に示すように、画像形成装置10は、CPU12を含む。CPU12は、バス14を介して、RAM16、記憶部18、タッチパネル制御回路20、表示制御回路22、操作検出回路24、画像読取部32、画像形成部34、通信部36および搬送部38に接続される。
タッチパネル制御回路20はタッチパネル26に接続され、表示制御回路22はディスプレイ28に接続され、操作検出回路24は操作ボタン30に接続される。タッチパネル26はディスプレイ28に、一体的にまたは別体として、組み込まれる。このようにタッチパネル26が組み込まれたディスプレイ28は、タッチディスプレイということができる。
CPU12は、画像形成装置10の全体的な制御を司る。RAM16は、CPU12のワーク領域およびバッファ領域として用いられる。
記憶部18は、画像形成装置10の主記憶装置であって、HDD(Hard Disk Drive)およびEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)のような不揮発性メモリやSSD(Solid State Drive)のような半導体メモリが用いられる。また、記憶部18が、RAM16を含むように構成されてもよい。記憶部18には、CPU12が画像形成装置10の各部位の動作を制御するための制御プログラムについてのデータ、各種の画面についての画像(表示画像)のデータおよび制御プログラムの実行に必要なデータ等が記憶される。
タッチパネル制御回路20は、タッチパネル26に必要な電圧などを付与するとともに、タッチパネル26のタッチ有効範囲内でのタッチ操作(タッチ入力)を検出して、そのタッチ入力の位置を示すタッチ座標データをCPU12に出力する。
タッチ操作(タッチ入力)には、タップ操作およびスライド操作などが含まれる。
タップ操作は、タッチパネル26に指を接触(タッチオン)させ、指を移動させることなく、タッチパネル26から指を離す(タッチオフ)操作である。
タップ操作には、ショートタップ操作およびロングタップ操作などが含まれる。ショートタップ操作は、タッチパネル26に指を接触させた後、短時間のうちにタッチパネル26から指を離す操作である。ロングタップ操作は、指をタッチパネル26に接触させ続けた後、指をタッチパネル26から離す操作である。
スライド操作は、タッチパネル26に指を接触させ、タッチパネル26に指を接触させたまま任意の方向へ移動させた後、タッチパネル26から指を離す操作である。
なお、ディスプレイ28に表示されたアイコン等のオブジェクト(対象物)と重なる位置に指を接触させ、タッチパネル26に指を接触させたまま任意の方向へ移動させることでオブジェクトを移動させた後、タッチパネル26から指を離す操作、つまり、オブジェクトへのタッチ後のスライド操作(オブジェクトを起点とするスライド操作)は、ドラッグ操作と言える。
また、ドラッグ操作において、任意の方向へ指を移動させた後、ディスプレイ28の表面に表示された他のオブジェクトと重なる位置で、タッチパネル26から指を離す場合、この指を離す操作をドロップ操作という。
さらに、オブジェクトへのタッチ後のスライド操作には、フリック操作が含まれる。フリック操作は、タッチパネル26において、オブジェクトと重なる位置に指を接触させ、任意の方向へ所定速度以上で指を弾く操作である。
また、タッチパネル26は、現在のタッチ位置に対応するタッチ座標データを所定周期よりも短い周期で出力する。たとえば、所定周期は、1~数フレームであり、1フレームは1/30秒または1/60秒である。たとえば、上述のスライド操作の軌跡は、このような周期で出力されるタッチ座標データによって示される。
表示制御回路22は、GPUおよびVRAMなどを含んでおり、CPU12の指示の下、GPUは、RAM16に記憶された画像生成データ404b(図12参照)を用いてディスプレイ28に種々の画面を表示するための表示画像をVRAMに生成し、生成した表示画像をディスプレイ28に出力する。
また、ディスプレイ28としては、たとえばLCDまたはELディスプレイなどを用いることができる。
タッチパネル26は、汎用のタッチパネルであり、静電容量方式、電磁誘導方式、抵抗膜方式、赤外線方式など、任意の方式のものを用いることができる。この第1実施例では、タッチパネル26としては、静電容量方式のタッチパネルが用いられ、ディスプレイ28の表示面上にタッチパネル26が設けられる。ただし、タッチパネル26およびディスプレイ28が一体的に形成されたタッチパネルディスプレイが用いられてもよい。
操作検出回路24は、操作ボタン30への操作に応じた信号ないし操作データをCPU12に出力する。
操作ボタン30は、ハードウェアキーである。ハードウェアキーとは、物理的な装置として設けられたキーまたは押しボタンである。ソフトウェアキーとは、たとえばタッチパネル26付きのディスプレイ28の表示面にタッチ操作可能に表示されたキー(アイコン)である。
ハードウェアキーには、たとえば、ホームキーおよびスタートキー、などが含まれる。ホームキーは、後述するホーム画面100(図2参照)をディスプレイ28に表示させるためのキーである。スタートキーは、所定の処理を実行するためのキーである。なお、以下において、ユーザからのタッチパネル26および操作ボタン30等への操作をユーザ操作と記述する場合がある。
画像読取部32は、光源、複数のミラー、結像レンズおよびラインセンサ等を備える。この画像読取部32は、原稿表面を光源によって露光し、原稿表面から反射した反射光を複数のミラーによって結像レンズに導く。そして、結像レンズによって反射光をラインセンサの受光素子に結像させる。ラインセンサでは、受光素子に結像した反射光の輝度または色度が検出され、原稿表面の画像に基づく読取画像が生成される。ラインセンサとしては、CCDまたはCIS等が用いられる。
画像形成部34は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写装置および定着装置などを備える。画像形成部34は、給紙トレイ等から搬送される記録媒体(用紙)上に電子写真方式によって出力画像を形成し、画像形成済みの用紙を排紙トレイに排出する。ただし、用紙上に画像を形成するための出力画像としては、たとえば、後述する出力データに対応する画像が用いられる。また、記録媒体としては、紙からなる用紙に限定されず、OHPフィルムなどの紙以外のシートも用いられる。ただし、本明細書において「用紙」の語が、これらの記録媒体を包含する意図で用いられることがある。
また、画像形成部34は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色について、4つの感光体ドラムと、4つの帯電装置と、4つの現像装置と、4つの中間転写ローラと、4つのクリーニング装置などを備えてもよい。また、この場合、感光体ドラムと、帯電装置と、現像装置と、中間転写ローラと、クリーニング装置を含む画像形成ステーションが構成され、カラー画像の印刷が可能となる。
通信部36は、通信モジュールないしネットワークに有線または無線で接続するための通信回路を含み、CPU12の指示により、ネットワークを介して通信を行う。
一例として、通信部36は、Ethernet(登録商標)等の通信規格に準拠した有線通信方式およびIEEE802.11等の通信規格に準拠した無線通信方式等に従ってデータの送受信を行う。
また、通信部36は、ファクスモデムを含み、外部の公衆電話回線に接続される。ファクスモデムは、画像形成装置10が公衆電話回線を介して外部の装置とファクス通信するためのインターフェイスである。したがって、通信部36は、CPU12の指示により、公衆電話回線を介して、外部の装置とデータの送受信を行う。
さらに、通信部36は、不図示の外部記憶媒体としての各種のメディアが装着可能な不図示の外部記憶媒体装着部を有し、この外部記憶媒体装着部に装着された当該メディアとの間でデータの送受信を行う。ここで言うメディアとしては、SDメモリカードやUSBメモリなどの半導体メディア、ならびに、CDやDVDなどのディスクメディアがある。
また、この通信部36は、外部記憶媒体装着部にメディアが装着されたときに、このメディアが装着されたことを検知する検知回路を有する。
搬送部38は、図示しない給紙カセットおよび手差しトレイに載置された用紙を画像形成部34が含む転写装置および定着装置等を経由させて、排紙トレイまで搬送するための搬送路および搬送ローラ等などを含む。
また、搬送部38には、片面印刷が行われた用紙を、転写装置および定着装置等の用紙搬送方向の上流側において当該用紙の搬送経路に戻すための搬送路および搬送ローラが含まれてもよい。この場合、用紙の両面に印刷が可能となる。
なお、図1に示す画像形成装置10の電気的な構成は単なる一例であり、これに限定される必要はない。
上述したような画像形成装置10では、必要に応じて、出力データに出力処理を設定するための処理設定画面140(図4参照)がディスプレイ28に表示される。
出力データには、たとえば、所定の文書作成ソフトウェアや所定の表計算ソフトウェアなどの所定のアプリケーションソフトウェアにより作成されたデータ、所定形式の画像データなどが含まれる。
また、出力処理としては、印刷処理、ファクス送信処理、メール送信処理および記憶処理等が該当する。
印刷処理は、出力条件に従って、出力データに従う画像を記録媒体に印刷する処理である。
印刷処理における出力条件は、「カラーモード」、「印刷面」、「用紙サイズ」などの設定項目によって決まる。
カラーモードは、用紙に印刷される画像の色を設定するモードのことである。カラーモードでは、「白黒(モノクロ)」および「カラー」に設定することができる。白黒画像を用紙に印刷するときには、カラーモードを「白黒」に設定する。また、カラー画像を用紙に印刷するときには、カラーモードは「カラー」に設定される。
印刷面での設定では、画像を印刷する用紙の面を設定することができる。印刷面は、用紙の片面に印刷する「片面印刷」または用紙の両面に印刷する「両面印刷」に設定できる。
用紙サイズは、画像が印刷される用紙の大きさのことである。用紙サイズとしては、たとえば、「A4」、「A3」、「B5」および「はがき」等のサイズに設定ができる。
ファクス送信処理は、出力条件に従って、出力データをファクス送信する処理である。ファクス送信処理における出力条件は、「宛先」の設定項目に従う。宛先は、出力データの送信先のことであり、典型的には、送信先のファクス番号である。
メール送信処理は、出力条件に従って、出力データをメール送信する処理である。メール送信処理における出力条件は、「宛先」の設定項目に従う。宛先は、出力データの送信先のことであり、典型的には、送信先のメールアドレスである。
記憶処理は、出力条件に従って、出力データを記憶する処理である。記憶処理における出力条件は、「記憶先」の設定項目に従う。記憶先は、出力データの記憶先のことである。たとえば、記憶先は、自機に設定できる。また、記憶先は、画像形成装置10と通信可能に接続される汎用のサーバおよび画像形成装置10と通信可能に接続される外部記憶媒体等であってもよい。
第1実施例では、たとえば、ホーム画面100(図2参照)がディスプレイ28に表示され、スタートキーが操作されると、画像読取部32で原稿が読み取られる。画像読取部32で原稿が読み取られると、出力データが生成され、ディスプレイ28に処理設定画面140が表示される。
また、画像形成装置10に出力データを記憶するメディアが接続されたことに応じて、処理設定画面140がディスプレイ28に表示されてもよい。
さらに、ユーザ操作に応じて、処理設定画面140がディスプレイ28に表示されてもよい。以下に、処理設定画面140がディスプレイ28に表示されるまでの一連の処理を説明する。
図2は、ホーム画面100の一例である。ホーム画面100は、画像形成装置10のメインメニューを表示する画面である。メインメニューには、複数の機能選択アイコン102および確認アイコン104が含まれる。
複数の機能選択アイコン102は、コピー機能、ファクス機能またはスキャン機能等を選択するために設けられる。なお、複数の機能選択アイコン102が操作された場合の処理は、本発明の本質的な内容ではないため、詳細な説明は省略する。
確認アイコン104は、出力データが記憶されている記憶場所を提示するために設けられる。ここでの記憶場所とは、自機および画像形成装置10と通信可能に接続される汎用のサーバ等が該当する。そして、確認アイコン104には、そのような記憶場所を示す操作画面をディスプレイ28に表示する機能が割り当てられる。そのために、確認アイコン104が操作されると、ディスプレイ28には、選択画面120が表示される。
図3は、選択画面120の一例である。選択画面120は、出力データの参照先(記憶場所)を選択するための画面である。選択画面120には、出力データの参照先を選択するために複数の選択アイコン122が設けられる。
選択アイコン122が操作されると、その選択アイコン122に対応する参照先に記憶される出力データに対して出力処理を設定するために、処理設定画面140がディスプレイ28に表示される。
図4は、処理設定画面140の一例である。処理設定画面140には、データアイコン142(142aおよび142b)および処理アイコン144(144aおよび144b)が表示される。なお、この実施例では、処理設定画面140には、データアイコン142a、142b、処理アイコン144a、144bが表示されるが、処理設定画面140には少なくとも1つのデータアイコン142および少なくとも1つの処理アイコン144が表示されればよい。
データアイコン142aおよび142bは、それぞれ異なる出力データに対応して設けられる。また、データアイコン142aおよび142bには、たとえばサムネイル画像のような、対応する出力データを示す画像が付される。
また、データアイコン142aおよび142bには、対応する出力データの情報、たとえば、出力データの名前および出力データが作成された日付等が表示されてもよい。
処理アイコン144aおよび144bは、それぞれ異なる出力処理に対応して設けられる。ただし、この実施例の処理アイコン144aおよび144bは、予め出力条件が設定されている出力処理(設定済出力処理)に対応する。
また、処理アイコン144aおよび144bには、出力処理の内容を視認可能に表示する。本実施例の処理アイコン144aおよび144bには、出力処理の内容を示す文字列が表示される。
したがって、ユーザは、処理アイコン144aおよび144bが示す文字列を視認することで、処理アイコン144aおよび144bのそれぞれに対応する出力処理の内容を判断(推定)することができる。
図4に示す例では、処理アイコン144aには、「カラー」、「A4」および「片面印刷」の文字列が表示されているので、処理アイコン144aに対応する出力処理は、出力データに従う画像をカラー画像として、A4サイズの用紙の片面に印刷する印刷処理であることがわかる。
第1実施例では、たとえば図5に示すような、処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、処理アイコン144およびデータアイコン142が適宜に関連付けられる。
詳しくいうと、図5に示すように、処理アイコン144aがデータアイコン142bが設けられる方向、つまり左斜め下方向にドラッグ操作され、データアイコン142bと重なる位置で、ドロップ操作されると、ドラッグ操作の軌跡に従って、ドラッグ操作の開始位置に設けられる処理アイコン144aおよびドラッグ操作の終了位置(ドロップ操作された位置)に設けられるデータアイコン142bが関連付けられる。
なお、処理アイコン144がドラッグ操作されるとき、そのドラッグ操作に追随して、処理アイコン144の表示位置が移動する。
処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付ける方法として、ドラッグ&ドロップ操作の他にフリック操作も考えられる。たとえば、処理アイコン144aがフリック操作され、そのフリック操作の軌跡に従って判定される方向(判定方向)にデータアイコン142bが存在するとき、処理アイコン144aおよびデータアイコン142bが関連付けられる。
なお、処理アイコン144aがフリック操作され、判定方向に複数のデータアイコン142が存在する場合、複数のデータアイコン142のうち、処理アイコン144aに最も近いデータアイコン142がその処理アイコン144aと関連付けられる。
処理アイコン144およびデータアイコン142が関連付けられると、互いに関連付けられる処理アイコン144およびデータアイコン142に従って、出力処理の実行対象が設定される。具体的には、出力処理の実行対象に出力データが設定される。
また、出力処理の実行対象が設定されたことに応じて、その出力処理が実行対象に実行される。なお、第1実施例では、出力処理が実行される前に、図6に例示される実行画面160がディスプレイ28に表示される。ここで、図5に示すように、たとえば処理アイコン144aがデータアイコン142bに関連付けられると、図6の実行画面160は処理アイコン144aが示す「カラーA4片面印刷」の実行画面となる。
実行画面160は、実行対象(出力データ)に対して出力処理を実行するための画面である。実行画面160には、ポップアップ画面162が設けられる。また、ポップアップ画面162には、実行する出力処理を通知するためのメッセージが表示される。さらに、ポップアップ画面162には、キャンセルキー164および実行キー166が設けられる。
キャンセルキー164は、出力処理の実行をキャンセルするときに操作される。そのために、キャンセルキー164には、前画面をディスプレイ28に表示する機能が割り当てられる。つまり、キャンセルキー164が操作されると、処理設定画面140がディスプレイ28に表示される。
実行キー166は、出力処理を実行するときに操作される。そのために、実行キー166には、出力処理の実行を指示する機能が割り当てられる。つまり、実行キー166が操作されると、実行対象に対して出力処理が実行される。
図7は、図1に示した画像形成装置10のRAM16のメモリマップ400の一例を示す図である。図7に示すように、RAM16は、プログラム記憶領域402およびデータ記憶領域404を含む。また、RAM16のプログラム記憶領域402には、情報処理プログラムの一例として、画像形成装置10の制御プログラムが記憶される。
画像形成装置10の制御プログラムは、操作検出プログラム402a、画像生成プログラム402b、表示プログラム402c、関連判断プログラム402d、関連付けプログラム402e、対象設定プログラム402fおよび処理実行プログラム402gを含む。
操作検出プログラム402aは、画像形成装置10の各操作部への操作に対応する操作検出データを検出するためのプログラムである。たとえば、タッチパネル26がタッチされた場合には、CPU12は、操作検出プログラム402aに従って、タッチパネル26から出力されたタッチ座標データを後述する操作データ404aとして取得して、RAM16のバッファ領域に記憶する。また、画像形成装置10が備えるハードウェアのボタンないしキーが押圧または操作された場合には、CPU12は、操作検出プログラム402aに従って、ボタンないしキーの押圧または操作による操作データ404aを取得して、RAM16のバッファ領域に記憶する。
画像生成プログラム402bは、GPUを制御して、後述する画像生成データ404bを用いて、各種の画面およびアイコン等を表示するための表示画像を生成するためのプログラムである。
表示プログラム402cは、画像生成プログラム402bに従って生成された表示画像をディスプレイ28に出力するためのプログラムである。
関連判断プログラム402dは、操作検出プログラム402aで検出される処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、そのスライド操作が処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付ける操作かどうかを判断するためのプログラムである。
関連付けプログラム402eは、関連判断プログラム402dでスライド操作が処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付ける操作と判断されるとき、処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付けるためのプログラムである。
対象設定プログラム402fは、関連付けプログラム402eで互いに関連付けられるデータアイコン142および処理アイコン144に従って、出力処理の実行対象を設定するためのプログラムである。
処理実行プログラム402gは、対象設定プログラム402fで出力処理の実行対象が設定されたことに応じて、その出力処理を実行対象に実行するためのプログラムである。
図示は省略するが、プログラム記憶領域402には、画像形成装置10の制御に必要な他のプログラムなども記憶される。
たとえば、画像読取部32を制御して、出力データを生成するためのプログラム、画像形成部34を制御して、出力データに従う画像を記録媒体に印刷するためのプログラム、通信部36を制御し、他の装置および外部記憶媒体等と通信するため通信のプログラムおよび通信部36を制御し、ファクス機能を有する装置とファクス通信するためプログラム等が記憶される。
データ記憶領域404には、操作データ404a、画像生成データ404bおよび出力データ404cが記憶される。
操作データ404aは、操作検出プログラム402aに従って検出した操作データであり、時系列に従って記憶される。なお、操作データ404aは、CPU12の処理に使用された後に削除される。
画像生成データ404bは、表示画像に対応するデータを生成するためのポリゴンデータおよびテクスチャーデータ等を含むデータである。
出力データ404cは、外部から取得されたデータまたは自機で生成されたデータである。
図8は、画像形成装置10のCPU12の実行処理の一例を示すフロー図である。CPU12は、たとえば、選択アイコン122が操作されたことに応じて、実行処理を開始する。
ステップS1では、ディスプレイ28に処理設定画面140を表示し、ステップS3で、タッチ操作を検出したかどうかを判断する。
ステップS3で“NO”であれば、つまり、タッチ操作を検出していないのであれば、ステップS1に戻る。一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり、タッチ操作を検出したのであれば、ステップS5に進む。
ステップS5では、タッチ操作が処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作かどうかを判断する。ステップS5で“NO”であれば、つまり、タッチ操作が処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作と異なる操作であれば、ステップS21に進む。ステップS21では、その他の処理を実行し、ステップS1に戻る。一方、ステップS5で“YES”であれば、つまり、タッチ操作が処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作であれば、ステップS7に進む。
ステップS7では、スライド操作の軌跡に従って、処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付けるかどうかを判断する。ここでは、スライド操作が処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付ける操作かどうかを判断する。
ステップS7で“NO”であれば、つまり、処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付けないのであれば、ステップS1に戻る。一方、ステップS7で“YES”であれば、つまり、処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付けるのであれば、ステップS9に進む。
ステップS9では、処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付け、ステップS11で、実行対象を設定し、ステップS13に進む。図5の例でいえば、処理アイコン144aおよびデータアイコン142bが関連付けられ、実行対象として、データアイコン142bに対応する出力データが設定される。
ステップS13では、実行画面160をディスプレイ28に表示し、ステップS15で、実行キー166が操作されたかどうかを判断する。ステップS15で“NO”であれば、つまり、実行キー166が操作されていないのであれば、ステップS17に進む。一方、ステップS15で“YES”であれば、つまり、実行キー166が操作されたのであれば、ステップS19で、出力処理を実行対象に実行し、実行処理を終了する。
ステップS17では、キャンセルキー164が操作されたかどうかを判断する。ステップS17で“NO”であれば、つまり、キャンセルキー164が操作されていないのであれば、ステップS13に戻る。一方、ステップS17で“YES”であれば、つまり、キャンセルキー164が操作されたのであれば、ステップS1に戻る。
第1実施例によれば、処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作で、処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付けることができるため、出力処理とその出力処理を施す実行対象を効率よく設定できる。
また、第1実施例は、次のように変形されてもよい。たとえば、処理アイコン144aがドラッグ操作され、タッチパネル26から指が離れると、処理アイコン144aおよびドラッグ操作の軌跡と重なる位置に設けられるデータアイコン142が関連付けられる。
さらにたとえば、処理アイコン144aがフリック操作され、判定方向にデータアイコン142が複数存在する場合、処理アイコン144aおよび判定方向に存在する複数のデータアイコン142が関連付けられる。
したがって、このような変形例では、処理アイコン144および少なくとも1つ以上のデータアイコン142が関連付けられる。
また、このような変形例の場合、関連判断プログラム402dは、処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、そのスライド操作が処理アイコン144および少なくとも1つ以上のデータアイコン142を関連付ける操作かどうかを判断するためのプログラムである。
関連付けプログラム402eは、関連判断プログラム402dでスライド操作が処理アイコン144および少なくとも1つ以上のデータアイコン142を関連付ける操作と判断されるとき、処理アイコン144および少なくとも1つ以上のデータアイコン142を関連付けるためのプログラムである。
この変形例によれば、処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作で、処理アイコン144および複数のデータアイコン142を関連付けることができる。つまり、第1実施例よりも、出力処理とその出力処理を施す実行対象を効率よく設定できる。
[第2実施例]
第2実施例では、複数の出力処理の実行対象を一括で設定できるように変更したこと以外は第1実施例と同様である。
第2実施例では、処理アイコン144を選択するための操作(選択操作)が検出される。選択操作には、処理アイコン144へのタップ操作が該当する。
処理アイコン144が選択操作されると、その処理アイコン144が一括設定用アイコンとして選択される。一括設定用アイコンとは、出力処理の実行対象を一括に設定するためのアイコンである。
なお、一括設定用アイコンとして一旦選択された処理アイコン144にタップ操作が行われると、その処理アイコン144が一括設定用アイコンではなくなる。
図9は、第2実施例の処理設定画面140の一例である。図9に示す処理アイコン144aのように、一括設定用アイコンに対応する処理アイコン144は、処理アイコン144bのような一括設定用アイコンとして選択されていない処理アイコンに比べて、表示態様が変更される。図9では処理アイコン144aには2本線の枠が付されているが、処理アイコン144bには1本線の枠が付されている。ただし、一括設定用アイコンの表示態様の変更としては、2本線の枠を付す以外にも、所定の記号を示す画像を付加したり、表示する色を変えたりすることが考えられる。
さらにまた、第2実施例では、図10および図11に示すような、処理アイコン144を含む領域を指定する操作(領域指定操作)が選択操作に含まれてもよい。
詳しくいうと、図10に示すように、各種アイコンと重ならない位置でスライド操作が開始された後、そのスライド操作の開始位置の近傍でタッチパネル26から指が離されると、スライド操作の軌跡を端縁(外縁)とする略円形の領域が設定される。
略円形の領域が設定されると、その略円形の領域に含まれる処理アイコン144が一括設定用アイコンとして選択される。つまり、図10に示す例では、処理アイコン144aおよび処理アイコン144bが一括設定用アイコンとして選択される。
領域指定操作は、図10に示すように略円形を描くようなスライド操作で複数の処理アイコン144を囲む方法の他、次のように行われてもよい。
図11は、第2実施例の処理設定画面140での操作の他の例を示す。図10の例では略円形の領域に従って、一括設定用アイコンを選択したが、この図11の例では略四角形の領域を設定する。
図11に示すように、各種アイコンと重ならない位置でスライド操作が開始された後、そのスライド操作の開始位置と現在のタッチ位置を対角とする略四角形の領域が処理設定画面140に表示される。そして、略四角形の領域が処理設定画面140に表示されている状態で、タッチパネル26から指が離れると、その略四角形の領域に含まれる処理アイコン144が一括設定用アイコンとして選択される。つまり、図11に示す例では、処理アイコン144aおよび処理アイコン144bが一括設定用アイコンとして選択される。
なお、図10の場合も図11の場合も、一括設定用アイコンとして一旦選択された処理アイコン144を囲むように、領域指定操作と同様の操作を行うと、それらの処理アイコン144が一括設定用アイコンではなくなる。
第2実施例では、一括設定用アイコンへのタッチ後のスライド操作にともなって、データアイコン142および一括設定用アイコンとして選択されている処理アイコン144が適宜に関連付けられる。
たとえば、処理アイコン144aおよび144bが一括設定用アイコンとして選択された後に、処理アイコン144aが図5に示すようなスライド操作されると、処理アイコン144aおよびデータアイコン142bが関連付けられる。さらに、処理アイコン144bおよびデータアイコン142bが関連付けられる。つまり、処理アイコン144aに対応する出力処理および処理アイコン144bに対応する出力処理の実行対象が一括で設定される。
図12は、第2実施例の画像形成装置10のRAM16のメモリマップ400の一例を示す図である。図12に示すように、第2実施例の画像形成装置10の制御プログラムは、新たに選択プログラム402hおよびアイコン選択判断プログラム402iを含む。
選択プログラム402hは、操作検出プログラム402aで検出される選択操作に応じて、一括設定用アイコンを選択するためのプログラムである。
アイコン選択判断プログラム402iは、処理アイコン144のそれぞれが一括設定用アイコンかどうかを判断するためのプログラムである。
また、アイコン選択判断プログラム402iは、処理アイコン144のそれぞれが通常の処理アイコンかどうかを判断するためのプログラムを含む。
さらに、第2実施例の関連付けプログラム402eは、アイコン選択判断プログラム402iおよび関連判断プログラム402dに従って、スライド操作が処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付ける操作と判断され、かつ、その処理アイコン144が一括設定用アイコンと判断される場合、データアイコン142および一括設定用アイコンとして選択されている処理アイコン144を関連付けるためのプログラムである。
また、第2実施例の関連付けプログラム402eは、アイコン選択判断プログラム402iおよび関連判断プログラム402dに従って、スライド操作が処理アイコン144およびデータアイコン142を関連付ける操作と判断され、かつ、その処理アイコン144が通常の処理アイコンと判断される場合、データアイコン142および通常の処理アイコン144を関連付けるためのプログラムでもある。
図13は、第2実施例の画像形成装置10のCPU12の実行処理の一例の一部を示すフロー図である。
第2実施例では、ステップS7で“YES”であれば、つまり、データアイコン142および処理アイコン144を関連付けるのであれば、ステップS31で、その処理アイコン144が一括設定用アイコンかどうかを判断し、ステップS9に進む。ステップS9では、ステップS31の判断結果に応じて、データアイコン142および少なくとも1つ以上の処理アイコン144を関連付ける。
また、ステップS5で“NO”であれば、つまり、タッチ操作が処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作と異なる操作であれば、ステップS33で、タッチ操作が選択操作かどうかを判断する。
ステップS33で“NO”であれば、つまり、タッチ操作が選択操作でないのであれば、ステップS21に進む。一方、ステップS33で“YES”であれば、つまり、タッチ操作が選択操作であれば、ステップS35で、処理アイコン144を一括設定用アイコンとして選択し、ステップS1に戻る。
第2実施例によれば、予め一括設定用アイコンとして複数の処理アイコン144が選択された後、一括設定用アイコンへのタッチ後のスライド操作で、データアイコン142および複数の処理アイコン144を関連付けることができる。したがって、複数の出力処理とその出力処理を施す実行対象を効率よく設定できる。
また、変形例の内容および第2実施例の内容を組み合わせてもよい。この場合、一括設定用アイコンへのタッチ後のスライド操作で、複数のデータアイコン142および複数の処理アイコン144を関連付けることができる。
[第3実施例]
第3実施例では、一部の出力処理の出力条件を適宜に設定可能にしたこと以外は第1実施例と同様である。
第3実施例では、処理アイコン144に対応する出力処理は、上述した設定済出力処理以外に、予め出力条件が設定されていない出力処理(未設定出力処理)を含む。
図14は、第3実施例の処理設定画面140の一例である。図14に示す処理設定画面140には、処理アイコン144cおよび処理アイコン144dが新たに設けられる。また、本実施例では、処理アイコン144cおよび処理アイコン144dが未設定出力処理に対応する。
具体的には、処理アイコン144cは、出力条件が設定されていない印刷処理に対応し、処理アイコン144dは、出力条件が設定されていないメール送信処理に対応する。
なお、処理アイコン144cおよび処理アイコン144dは、出力処理の内容に加えて、出力条件の設定が必要である旨を視認可能に表示する。
第3実施例では、データアイコン142および未設定出力処理に対応する処理アイコン144が関連付けられると、実行画面160よりも先に出力条件を設定するための条件設定画面180(図15参照)がディスプレイ28に表示される。
図15は、条件設定画面180の一例である。図15に示す条件設定画面180は、印刷処理に対応する条件設定画面180である。
条件設定画面180には、項目設定キー182(182a~182c)および終了キー184が設けられる。
項目設定キー182は、未設定出力処理の出力条件に対応する設定項目を設定するために設けられる。項目設定キー182が操作されると、その項目設定キー182に対応する設定項目が設定される。
具体的には、図示しないプルダウンメニューがディスプレイ28に表示され、ユーザは、そのプルダウンメニューを選択することによって、設定項目が設定される。
終了キー184は、未設定出力処理の出力条件の設定を終了するために設けられる。終了キー184が操作されると、各種設定項目に従って未設定出力処理の出力条件が設定される。また、未設定出力処理の出力条件が設定されると、実行画面160がディスプレイ28に表示される。
図示は省略するが、第3実施例の画像形成装置10の制御プログラムは、新たに、条件設定プログラム、項目設定プログラムおよびアイコン処理判断プログラムを含む。
条件設定プログラムは、ユーザ操作に応じて、未設定出力処理の出力条件を設定するためのプログラムである。
項目設定プログラムは、ユーザ操作に応じて未設定出力処理の出力条件における設定項目を設定するためのプログラムである。
アイコン処理判断プログラムは、処理アイコン144のそれぞれを未設定出力処理(設定済出力処理)に対応する処理アイコン144かどうかを判断するためのプログラムである。
さらに、第3実施例の対象設定プログラム402fは、関連付けプログラム402eで互いに関連付けられるアイコンに従って、出力条件が設定されている出力処理の実行対象を設定するためのプログラムである。
図16は、第3実施例の画像形成装置10のCPU12の実行処理の一例の一部を示すフロー図である。
ステップ9に後続するステップS51では、データアイコン142と関連付けられる処理アイコン144が未設定出力処理に対応する処理アイコン144かどうかを判断する。ステップS51で“NO”であれば、つまり、データアイコン142と関連付けられる処理アイコン144が設定済出力処理に対応する処理アイコン144であれば、ステップS13に進む。一方、ステップS51で“YES”であれば、つまり、データアイコン142と関連付けられる処理アイコン144が未設定出力処理に対応する処理アイコン144であれば、ステップS53に進む。
ステップS53では、図17に示すサブルーチンに従って、条件設定処理を実行し、ステップS11に進む。
図17は、第3実施例の画像形成装置10のCPU12の条件設定処理の一例を示すフロー図である。
CPU12は、条件設定処理を開始すると、ステップS61で、図15に示すような条件設定画面180をディスプレイ28に表示し、ステップS63に進む。
ステップ63では、終了キー184が操作されたかどうかを判断する。ステップS63で“NO”であれば、つまり、終了キー184が操作されていないのであれば、ステップS67に進む。一方、ステップS63で“YES”であれば、つまり、終了キー184が操作されたのであれば、ステップS65に進む。
ステップS65では、未設定出力処理の出力条件を設定し、実行処理にリターンする。
ステップS67では、項目設定キー182が操作されたかどうかを判断する。ステップS67で“NO”であれば、つまり、項目設定キー182が操作されていないのであれば、ステップS61に戻る。一方、ステップS67で“YES”であれば、つまり、項目設定キー182が操作されたのであれば、ステップS69で設定項目を設定し、ステップS61に戻る。
第3実施例によれば、一部の出力処理の出力条件は、適宜に出力条件を設定することができる。
なお、処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、適宜に処理アイコン144同士が関連付けられてもよい。ただし、互いの関連付けられる処理アイコン144のそれぞれが同一の出力処理に対応し、かつ、互いに関連付けられる処理アイコン144の一方が未設定出力処理に対応し、もう一方が設定済出力処理に対応する場合に限る。
処理アイコン144へのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、処理アイコン144同士が関連付けられると、設定済出力処理の出力条件における設定項目の設定が未設定出力処理の出力条件における設定項目に反映される。
たとえば、処理アイコン144aおよび処理アイコン144cが関連付けられた後に、処理アイコン144cがスライド操作されたことに応じて、ディスプレイ28に条件設定画面180が表示される場合、「カラーモード」が「カラー」に予め設定されている。
なお、各実施例は一例であり、実際の製品において、適宜変更可能である。さらにまた、各実施例および変形例で示したフロー図は一例であり、同じ効果が得られる場合には、各ステップの順番は任意に変更可能である。
本発明は、画像形成装置という装置の形態に限らず、当該画像形成装置の制御プログラムというプログラム(ソフトウェア)の形態、および、当該画像形成装置の制御方法という方法の形態によっても、提供することができる。
プログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行うようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
10 …画像形成装置
12 …CPU
16 …RAM
18 …記憶部
20 …タッチパネル制御回路
22 …表示制御回路
26 …タッチパネル
28 …ディスプレイ

Claims (6)

  1. タッチディスプレイ、
    前記タッチディスプレイに出力データに対応するデータアイコンを少なくとも1つ以上表示するデータアイコン表示部、
    前記タッチディスプレイに出力処理に対応する処理アイコンを少なくとも1つ以上表示する処理アイコン表示部、
    前記タッチディスプレイへのタッチ操作を検出するタッチ検出部、
    前記タッチ検出部で検出された前記処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って当該スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作かどうかを判断する関連付け判断部、
    前記関連付け判断部で前記スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該データアイコンを関連付ける関連付け部、
    前記関連付け部で互いに関連付けられる前記処理アイコンおよび前記データアイコンに従って出力処理の実行対象を設定する設定部、および
    前記設定部で設定された実行対象に対して出力処理を実行する処理実行部を備える、画像形成装置。
  2. 前記関連付け判断部は、前記タッチ検出部で検出された前記処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、当該スライド操作が前記処理アイコンおよび複数の前記データアイコンを関連付ける操作かどうかを判断し、
    前記関連付け部は、前記関連付け判断部で前記スライド操作が前記処理アイコンおよび前記複数のデータアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該複数のデータアイコンを関連付ける、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記タッチ検出部で検出された選択操作に従って複数の出力処理に対して共通する実行対象を一括に設定するための一括設定用アイコンを選択する選択部、および
    前記処理アイコンのそれぞれが前記一括設定用アイコンかどうかを判断するアイコン判断部をさらに備え、
    前記関連付け部は、複数の前記処理アイコンが前記一括設定用アイコンとして選択されている状態において、前記関連付け判断部で前記スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作と判断され、かつ、前記アイコン判断部で当該処理アイコンが前記一括設定用アイコンと判断されると、当該データアイコンおよび当該一括設定用アイコンとして選択されている前記複数の処理アイコンを関連付ける、請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記関連付け判断部は、前記タッチ検出部で検出された前記処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って、当該スライド操作が前記処理アイコンおよび複数の前記データアイコンを関連付ける操作かどうかを判断し、
    前記関連付け部は、複数の前記処理アイコンが前記一括設定用アイコンとして選択されている状態において、前記関連付け判断部で前記スライド操作が前記処理アイコンおよび前記複数のデータアイコンを関連付ける操作と判断され、かつ、前記アイコン判断部で当該処理アイコンが前記一括設定用アイコンと判断されると、当該複数のデータアイコンおよび当該一括設定用アイコンとして選択されている前記複数の処理アイコンを関連付ける、請求項3記載の画像形成装置。
  5. タッチディスプレイを備える、画像形成装置で実行される制御プログラムであって、
    前記制御プログラムは、前記画像形成装置のプロセッサに、
    前記タッチディスプレイに出力データに対応するデータアイコンを少なくとも1つ以上表示するデータアイコン表示ステップ、
    前記タッチディスプレイに出力処理に対応する処理アイコンを少なくとも1つ以上表示する処理アイコン表示ステップ、
    前記タッチディスプレイへのタッチ操作を検出するタッチ検出ステップ、
    前記タッチ検出ステップで検出された前記処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って当該スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作かどうかを判断する関連付け判断ステップ、
    前記関連付け判断ステップで前記スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該データアイコンを関連付ける関連付けステップ、
    前記関連付けステップで互いに関連付けられる前記処理アイコンおよび前記データアイコンに従って出力処理の実行対象を設定する設定ステップ、および
    前記設定ステップで設定された実行対象に対して出力処理を実行する処理実行ステップを実行させる、制御プログラム。
  6. タッチディスプレイを備える、画像形成装置の制御方法であって、
    (a)前記タッチディスプレイに出力データに対応するデータアイコンを少なくとも1つ以上表示するステップ、
    (b)前記タッチディスプレイに出力処理に対応する処理アイコンを少なくとも1つ以上表示するステップ、
    (c)前記タッチディスプレイへのタッチ操作を検出するステップ、
    (d)前記ステップ(c)で検出された前記処理アイコンへのタッチ後のスライド操作の軌跡に従って当該スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作かどうかを判断するステップ、
    (e)前記ステップ(d)で前記スライド操作が前記処理アイコンおよび前記データアイコンを関連付ける操作と判断されると、当該処理アイコンおよび当該データアイコンを関連付けるステップ、
    (f)前記ステップ(e)で互いに関連付けられる前記処理アイコンおよび前記データアイコンに従って出力処理の実行対象を設定するステップ、および
    (g)前記ステップ(f)で設定された実行対象に対して出力処理を実行するステップを含む、制御方法。
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