JP2005193559A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】記録媒体を無駄にするのを防止することができるようにする。
【解決手段】複数のアプリケーション30によって作成された複数の印刷用のデータを格納する記憶部と、配置情報を入力するための入力部と、入力された配置情報を解析する解析部と、該解析部によって解析された配置情報に基づいて、前記記憶部から各印刷用のデータを読み出し、同じ1枚の記録媒体に各印刷用のデータを配置する配置制御部とを有する。この場合、複数のアプリケーション30を作動させて別々に作成した文書を、プリンタドライバ20で1枚の記録媒体に配置して印刷することができる。その結果、記録媒体を無駄にするのを防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】複数のアプリケーション30によって作成された複数の印刷用のデータを格納する記憶部と、配置情報を入力するための入力部と、入力された配置情報を解析する解析部と、該解析部によって解析された配置情報に基づいて、前記記憶部から各印刷用のデータを読み出し、同じ1枚の記録媒体に各印刷用のデータを配置する配置制御部とを有する。この場合、複数のアプリケーション30を作動させて別々に作成した文書を、プリンタドライバ20で1枚の記録媒体に配置して印刷することができる。その結果、記録媒体を無駄にするのを防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関するものである。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置等の画像形成装置、例えば、プリンタとしてページプリンタを使用して印刷するに当たり、複数のページ分の印刷内容を1枚の記録媒体としての用紙の同じ面、すなわち、同じ印刷ページに印刷するマルチページ印刷機能を備えたもの、二つのページ分の印刷内容を1枚の用紙の両面に印刷する両面印刷機能を備えたもの等が提供されている。
そして、マルチページ印刷機能において、例えば、2ページ分の印刷内容を同じ印刷ページに印刷する2ページ印刷機能において、プリンタの制御部は、ホストコンピュータから印刷データが送られてくると、文字を半分の大きさに縮小し、2ページ分の印刷内容を用紙の左右に配置して印刷する。
また、両面印刷機能において、プリンタの制御部は、1ページ目の印刷内容を第1の面に、2ページ目の印刷内容を第2の面に印刷する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−289304号公報
しかしながら、前記従来のプリンタにおいては、奇数ページ分の印刷内容を印刷すると最後の印刷ページで空白部分が形成されるので、用紙をその分無駄にしてしまう。
特に、異なるアプリケーションでそれぞれ奇数ページ分の印刷内容を印刷する場合、各最後の印刷ページに空白部分が形成されので、無駄にする用紙がその分多くなってしまう。
本発明は、前記従来のプリンタの問題点を解決して、記録媒体を無駄にするのを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の画像形成装置においては、複数のアプリケーションによって作成された複数の印刷用のデータを格納する記憶部と、配置情報を入力するための入力部と、入力された配置情報を解析する解析部と、該解析部によって解析された配置情報に基づいて、前記記憶部から各印刷用のデータを読み出し、同じ1枚の記録媒体に各印刷用のデータを配置する配置制御部とを有する。
本発明によれば、画像形成装置においては、複数のアプリケーションによって作成された複数の印刷用のデータを格納する記憶部と、配置情報を入力するための入力部と、入力された配置情報を解析する解析部と、該解析部によって解析された配置情報に基づいて、前記記憶部から各印刷用のデータを読み出し、同じ1枚の記録媒体に各印刷用のデータを配置する配置制御部とを有する。
この場合、複数のアプリケーションを作動させて別々に作成した文書を、プリンタドライバで1枚の記録媒体に配置して印刷することができる。したがって、例えば、レイアウトの左側にワードプロセッサのアプリケーションによって作成した文書を、右側に作表アプリケーションによって作成した表、グラフ等を配置して印刷することができる。その結果、記録媒体を無駄にするのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。この場合、画像形成装置のうちのプリンタについて説明する。なお、該プリンタとしてページプリンタが使用される。
図2は本発明の第1の実施の形態における印刷システムを示すブロック図である。
図において、10は上位装置としてのコンピュータ、本実施の形態においては、クライアントコンピュータであり、40はプリンタであり、前記クライアントコンピュータ10及びプリンタ40によって画像形成システムとしての印刷システムが構成される。なお、前記クライアントコンピュータ10は、入力部としての図示されないキーボード、表示部としての図示されないディスプレイ等を備える。
前記クライアントコンピュータ10は、印刷処理手段としてのプリンタドライバ20、及び任意のアプリケーション30を有する。なお、機能の異なる複数のアプリケーション30を同時に作動させることができるようになっている。
次に、前記プリンタドライバ20について説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるプリンタドライバを示すブロック図である。
図に示されるように、プリンタドライバ20は、アプリケーションデータ入力部21、配置印刷設定処理手段としての、かつ、解析部としての配置印刷設定部22、スプールデータ管理/配置処理手段としての、かつ、配置制御部としてのスプールデータ管理/配置部23、印刷データ作成処理手段としての印刷データ作成部24、記憶部としての一時退避領域25及び印刷データ出力処理手段としてのポート制御部26を備える。
前記配置印刷設定部22は、配置印刷設定処理を行い、設定情報管理テーブル27を作成したり、配置情報を参照したり、解析したりする。前記設定情報管理テーブル27には、文書名、例えば、文書1、2ごとにレイアウトの位置、例えば、「右」、「左」等が対応させて配置情報として格納される。また、一時退避領域データテーブル28は、一時退避領域25に保存されたスプールデータに関するテーブルである。前記一時退避領域データテーブル28には、文書名、例えば、文書1、2ごとにスプールデータの格納場所、及びスプールされているかどうかが「済」及び「未」で格納される。
次に、前記構成の印刷システムの動作について説明する。
まず、通常の印刷を行う場合、アプリケーション30において印刷内容である文書を印刷するための、印刷用のデータとしてのアプリケーションデータが作成され、出力されると、前記アプリケーション30からアプリケーションデータ入力部21はアプリケーションデータを取得する。
そして、アプリケーションデータ入力部21は、取得されたアプリケーションデータをスプールデータ管理/配置部23に送り、該スプールデータ管理/配置部23は、スプールデータ管理/配置処理を行い、前記アプリケーションデータをスプールデータとして一時退避領域25に格納する。そして、スプールデータ管理/配置部23は、前記文書が通常の印刷ジョブであるかどうかを確認し、通常の印刷ジョブである場合、前記スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域25からスプールデータを読み出して印刷データ作成部24に送る。該印刷データ作成部24は、印刷データ作成処理を行い、スプールデータに基づいて、プリンタ40が認識することができる印刷コマンドストリーム(PDL等)を印刷データとして作成する。続いて、ポート制御部26は、出力処理を行い、作成された印刷データをプリンタ40に送信する。
次に、マルチページ印刷機能を使用して、配置印刷、例えば、2ページ分の印刷内容、すなわち、二つの文書1、2を1枚の印刷媒体としての用紙、特に、同じ印刷ページに配置する印刷、すなわち、2ページ配置印刷を行う場合の動作について説明する。
図3は本発明の第1の実施の形態における配置印刷設定画面を示す図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるレイアウトを変更する際の配置印刷設定画面を示す図である。
本実施の形態においては、文書1についての文書ファイルを編集するためにアプリケーション30(図1)が起動されているものとする。なお、図3に示されるような配置印刷設定画面は、前記アプリケーション30から「印刷」メニューを指定をしたときに表示されるプリンタドライバ20のプロパティ画面から選択することができる。
そして、操作者が、前記キーボードを操作し、前記ディスプレイに形成された配置印刷設定画面で「文書を配置する」のチェックボックスb1をチェックすると、マルチページ印刷機能を有効にすることができる。このとき、「配置する文書名」のリストボックスb2には「文書1」が自動的に登録されているものとする。
次に、操作者が、「配置する文書の指定」のボタンk1をクリックすると、図示されない文書の選択画面が形成されるので、配置したい他の文書、本実施の形態においては、文書2を選択し、指定する。その結果、「レイアウト」のボックスb4に、配置された文書、本実施の形態においては文書1及び2のレイアウトが表示される。これに伴って、前記配置印刷設定部22は前記設定情報管理テーブル27(図2)に配置情報を入力する。なお、指定方法はOS特有の選択画面を利用して指定することができるが、選択しようとする文書を配置印刷設定画面上にドラッグアンドドロップすることもできる。
そして、指定された文書は前記リストボックスb2に追加される。なお、例えば、誤って異なる文書を指定した場合は、削除したい文書名を選択してハイライト表示させ、「選択した文書の削除」のボタンk2をクリックすることによって、前記リストボックスb2から削除することができる。
また、前記リストボックスb2の隣の「スプール」のリストボックスb3には、指定された文書がスプールされている場合に「済」が、スプールされていない場合に「未」が表示される。なお、指定された文書について印刷が実行されない場合は、前記リストボックスb3の表示内容がすべて「済」になっているかどうかを調べることによって、スプールされていない文書があるかどうかを確認することができる。
そして、配置印刷設定画面上で配置されたレイアウトを変更したい場合、操作者が、「レイアウトを入れ替える」のボタンk3をクリックすると、ボックスb4に配置されたレイアウトがクリアされ、前記リストボックスb2に表示されている文書をドラッグアンドドロップで任意の場所に指定することができる。図4は文書2をボックスb4の左側に指定する場合の例を示す。
ここまでの一連の操作は最初に1回だけ実行すればよく、他の文書、本実施の形態においては、文書2に対してはこの設定は不要であり、通常の印刷のための操作だけを実行すればよい。なお、k4は操作をキャンセルするための「キャンセル」のボタン、k5は操作を終了させための「閉じる」のボタンである。
次に、アプリケーション30からプリンタドライバ20に対して出力されたアプリケーションデータに従って、どのように印刷データが作成され、印刷が行われるかについて説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態における2ページ配置印刷の概念を示す図である。
本実施の形態においては、アプリケーション30(図1)を構成する第1、第2のアプリケーションA、Bからそれぞれ2ページ分の異なるアプリケーションデータが出力され、該各アプリケーションデータを前記プリンタドライバ20(図2)において同じ印刷ページに配置するものとする。
まず、第1のアプリケーションAから出力されたアプリケーションデータの1ページ目をA−1とし、2ページ目をA−2とし、第2のアプリケーションBから出力されたアプリケーションデータの1ページ目をB−1とし、2ページ目をB−2とする。
そして、スプールデータ管理/配置部23は、配置処理を行い、配置印刷設定部22によって解析された配置情報に基づいて、スプールデータを同じ印刷ページの複数に分割された領域、本実施の形態においては、二つの領域に配置し、A−1、A−2、…を左側の領域に、B−1、B−2、…を右側の領域に割り当てる。なお、この場合、前記配置情報によってマルチページ印刷情報が構成される。
続いて、印刷データ作成部24は、配置されたスプールデータに基づいて、印刷データを作成し、ポート制御部26に送る。そして、ポート制御部26を介して前記印刷データがプリンタ40に送信され、該プリンタ40において2ページ印刷(2UP印刷)が行われる。この場合、1印刷ページ目にA−1、B−1の印刷内容が、2印刷ページ目にA−2、B−2の印刷内容が印刷される。
次に、前記プリンタドライバ20による印刷処理の動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態における印刷処理の動作を示すフローチャートである。
まず、アプリケーション30(図1)から印刷指示が送られると、スプールデータ管理/配置部23(図2)は、印刷指示がされた文書のアプリケーションデータについて、配置印刷を行う旨の設定、すなわち、配置印刷設定がされているかどうかを配置印刷設定部22に問い合わせる。該配置印刷設定部22は、配置情報管理テーブル27を参照し、印刷指示がされた文書ごとにレイアウト位置を読み込み、配置印刷設定がされているかどうかをスプールデータ管理/配置部23に通知する。配置印刷設定がされていない場合、スプールデータ管理/配置部23は、スプールを行うことによってスプールデータを一時退避領域25に格納した後、前記スプールデータを通常の印刷ジョブとして処理を開始し、一時退避領域25からスプールデータを読み出して印刷データ作成部24に送る。
そして、該印刷データ作成部24は、スプールデータに基づいて印刷データを作成し、ポート制御部26は、作成された印刷データをプリンタ40に送信する。
一方、配置印刷設定がされている場合、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、印刷指示がされた文書について、スプールが終了されておらず、スプール待ち文書であるかどうかを判断する。
そして、印刷指示がされた文書がスプール待ち文書でなく、既にスプールが終了している場合、又はスプールの対象でない場合は、通常の印刷ジョブとして処理を開始する。
また、前記印刷指示がされた文書がスプール待ち文書であり、スプールが終了していない場合、スプールデータ管理/配置部23は、スプールを行うことによってスプールデータを一時退避領域25に格納し、一時退避領域データテーブル28に、前記文書のスプールデータの格納場所、及び前記文書がスプール済であることを格納するとともに、登録する。
次に、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、すべての文書のスプールが終了したかどうかを判断し、スプールされていない文書がまだ存在する場合は、次の印刷指示がアプリケーション30から送られるのを待機する。また、すべての文書のスプールが終了した場合、スプールデータ管理/配置部23の図示されない配置処理手段は、配置処理を行い、一時退避領域25からすべてのスプールデータを読み出し、配置印刷設定画面上で配置されたレイアウトでスプールデータを配置する。
そして、該印刷データ作成部24は、配置されたスプールデータに基づいて印刷データを作成し、ポート制御部26は、作成された印刷データをプリンタ40に送信する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 印刷指示が送られる。
ステップS2 配置印刷設定がされているかどうかを判断する。配置印刷設定がされている場合はステップS3に、配置印刷設定がされていない場合はステップS10に進む。
ステップS3 スプール待ち文書であるかどうかを判断する。スプール待ち文書である場合はステップS4に、スプール待ち文書でない場合はステップS11に進む。
ステップS4 スプールを行う。
ステップS5 一時退避領域25にスプールデータを格納する。
ステップS6 スプール済であることを登録する。
ステップS7 すべての文書のスプールが終了したかどうかを判断する。すべての文書のスプールが終了した場合はステップS8に進み、すべての文書のスプールが終了していない場合はステップS1に戻る。
ステップS8 すべてのスプールデータを読み出す。
ステップS9 配置処理を行う。
ステップS10 スプールを行う。
ステップS11 印刷データを作成する。
ステップS12 印刷データを送信し、処理を終了する。
ステップS1 印刷指示が送られる。
ステップS2 配置印刷設定がされているかどうかを判断する。配置印刷設定がされている場合はステップS3に、配置印刷設定がされていない場合はステップS10に進む。
ステップS3 スプール待ち文書であるかどうかを判断する。スプール待ち文書である場合はステップS4に、スプール待ち文書でない場合はステップS11に進む。
ステップS4 スプールを行う。
ステップS5 一時退避領域25にスプールデータを格納する。
ステップS6 スプール済であることを登録する。
ステップS7 すべての文書のスプールが終了したかどうかを判断する。すべての文書のスプールが終了した場合はステップS8に進み、すべての文書のスプールが終了していない場合はステップS1に戻る。
ステップS8 すべてのスプールデータを読み出す。
ステップS9 配置処理を行う。
ステップS10 スプールを行う。
ステップS11 印刷データを作成する。
ステップS12 印刷データを送信し、処理を終了する。
次に、図6のステップS9における配置処理のサブルーチンについて説明する。
図7は本発明の第1の実施の形態における配置処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この場合、前記配置処理手段は、一時退避領域25から読み出したスプールデータを、印刷ページごとに図3に示されるような配置印刷設定画面で指定されたレイアウト(並び順)で編集する。
そのために、値Nに、同じ印刷ページに配置される文書の数を表すNup数(本実施の形態においては、2)を、各文書のページ数が何番目であるかを表す値Countに1を、文書が何番目であるかを表す値Layoutに1をセットする。
そして、前記配置処理手段は、各レイアウト(左側)に割り当てられたLayout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断し、印刷することができるCountページが存在しない場合、前記配置処理手段は、そのレイアウト部分の処理をスキップする。スキップされた部分については、前記プリンタ40において空白で印刷される。
また、印刷することができるCountページが存在する場合、前記配置処理手段は、Layout番目の文書のスプールデータから、該当ページであるCountページ目のスプールデータを選択し、選択したスプールデータを、指定されたレイアウトの印刷領域に入る大きさ、すなわち、1/Nに縮小し、Countページ目の指定場所に配置(再レイアウト)する。
そして、前記配置処理手段は、値Layoutをインクリメントし、もう一つのレイアウト(右側)に割り当てられたLayout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断し、印刷することができるCountページが存在しない場合、前記配置処理手段は、そのレイアウト部分の処理をスキップする。
また、印刷することができるCountページが存在する場合は、前記配置処理手段は、Layout番目の文書のスプールデータから、該当ページであるCountページ目のスプールデータを選択し、選択したスプールデータを、指定されたレイアウトの印刷領域に入る大きさ、すなわち、1/Nに縮小し、Countページ目の指定場所に配置する。
そして、前記配置処理手段は、値LayoutがNになるまでこれを繰り返し、値LayoutがNになると、Countページ目について配置されたスプールデータ、すなわち、配置スプールデータを作成し、値Countをインクリメントし、値Layoutに1をセットし、すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断し、すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了すると、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、機能の異なる複数のアプリケーション30を同時に作動させて別々に作成した文書を、プリンタドライバ20で文書名を指定することによって同じ印刷ページに配置して印刷することができる。したがって、例えば、レイアウトの左側にワードプロセッサのアプリケーションによって作成した文書を、右側に作表アプリケーションによって作成した表、グラフ等を配置して印刷することができる。その結果、用紙を無駄にするのを防止することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS9−1 値NにNup数を、値Count及び値Layoutに1をセットする。
ステップS9−2 Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断する。Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在する場合はステップS9−3に、存在しない場合はステップS9−5に進む。
ステップS9−3 Layout番目の文書のスプールデータからCountページ目のスプールデータを選択する。
ステップS9−4 スプールデータを1/Nに縮小し、指定場所に配置する。
ステップS9−5 値Layoutをインクリメントする。
ステップS9−6 値Layoutが値Nより小さいかどうかを判断する。値Layoutが値Nより小さい場合はステップS9−2に戻り、値Layoutが値N以上である場合はステップS9−7に進む。
ステップS9−7 Countページ目について配置スプールデータを作成する。
ステップS9−8 値Countをインクリメントし、値Layoutに1をセットする。
ステップS9−9 すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断する。すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了した場合はリターン、終了していない場合はステップS9−2に戻る。
ステップS9−1 値NにNup数を、値Count及び値Layoutに1をセットする。
ステップS9−2 Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断する。Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在する場合はステップS9−3に、存在しない場合はステップS9−5に進む。
ステップS9−3 Layout番目の文書のスプールデータからCountページ目のスプールデータを選択する。
ステップS9−4 スプールデータを1/Nに縮小し、指定場所に配置する。
ステップS9−5 値Layoutをインクリメントする。
ステップS9−6 値Layoutが値Nより小さいかどうかを判断する。値Layoutが値Nより小さい場合はステップS9−2に戻り、値Layoutが値N以上である場合はステップS9−7に進む。
ステップS9−7 Countページ目について配置スプールデータを作成する。
ステップS9−8 値Countをインクリメントし、値Layoutに1をセットする。
ステップS9−9 すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断する。すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了した場合はリターン、終了していない場合はステップS9−2に戻る。
次に、異なるアプリケーション30によって作成された別々の文書を1枚の用紙の第1、第2の面、すなわち、表及び裏の各面に配置して印刷するようにした本発明の第2の実施の形態について説明する。
この場合、二つの文書1、2を1枚の記録媒体としての用紙の両面に配置したときの配置印刷について説明する。
図8は本発明の第2の実施の形態における配置印刷設定画面を示す図である。
この場合、操作者が、入力部としての前記キーボードを操作し、表示部としてのディスプレイに形成された配置印刷設定画面で「文書を配置する」のチェックボックスb1をチェックすると、マルチページ印刷機能を有効にすることができる。また、操作者が、「両面印刷」のチェックボックスb11をチェックすると、両面印刷のレイアウトに切り替わる。このとき、「配置する文書名」のリストボックスb2には「文書1」が自動的に登録されているものとする。
次に、操作者が、「配置する文書の指定」のボタンk1をクリックすると、文書の選択画面が形成されるので、配置したい他の文書、本実施の形態においては、文書2を選択し、指定する。その結果、「レイアウト」のボックスb4に、配置された文書、本実施の形態においては文書1及び2のレイアウトが表示される。
そして、指定された文書は前記リストボックスb2に追加される。なお、例えば、誤って異なる文書を指定した場合は、削除したい文書名を選択してハイライト表示させ、「選択した文書の削除」のボタンk2をクリックすることによって、前記リストボックスb2から削除することができる。
また、前記リストボックスb2の隣の「スプール」のリストボックスb3には、指定された文書がスプールされている場合に「済」が、スプールされていない場合に「未」が表示される。
そして、配置印刷設定画面上で配置されたレイアウトを変更したい場合、操作者が、「レイアウトを入れ替える」のボタンk3をクリックすると、ボックスb4に配置されたレイアウトがクリアされ、前記リストボックスb2に表示されている文書をドラッグアンドドロップで任意の場所に指定することができる。なお、図において、k4、k5はボタンである。
ここまでの一連の操作は最初に1回だけ実行すればよく、他の文書、本実施の形態においては、文書2に対してはこの設定は不要であり、通常の印刷のための操作だけを実行すればよい。
次に、アプリケーション30(図1)から印刷処理手段としてのプリンタドライバ20に対して出力されたアプリケーションデータに従って、どのように印刷データが作成され、印刷が行われるかについて説明する。
図9は本発明の第2の実施の形態における配置印刷の概念を示す図である。
本実施の形態においては、アプリケーション30(図1)を構成する第1、第2のアプリケーションA、Bからそれぞれ2ページ分の異なるアプリケーションデータが出力され、前記プリンタドライバ20(図2)において複数の、本実施の形態においては、二つのスプールデータを1枚の用紙の両面に配置するものとする。
まず、第1のアプリケーションAから出力されたアプリケーションデータの1ページ目をA−1とし、2ページ目をA−2とし、第2のアプリケーションBから出力されたアプリケーションデータの1ページ目をB−1とし、2ページ目をB−2とする。
そして、スプールデータ管理/配置処理手段としての、かつ、配置制御部としてのスプールデータ管理/配置部23は、配置処理を行い、設定情報管理テーブル27を参照して用紙の両面にスプールデータを配置し、1印刷ページ目の表面をA−1とし、1印刷ページ目の裏面をB−1とし、2印刷ページ目の表面をA−2とし、2印刷ページ目の裏面をB−2とする。この場合、配置情報によって両面印刷情報が構成される。
続いて、印刷データ作成処理手段としての印刷データ作成部24は、配置されたスプールデータに基づいて、印刷データを作成し、印刷データ出力処理手段としてのポート制御部26に送る。そして、該ポート制御部26を介して前記印刷データがプリンタ40に送信され、該プリンタ40において2ページ印刷が行われる。この場合、1印刷ページ目の表及び裏の各面にA−1、B−1の印刷内容が、2印刷ページ目の表及び裏の各面にA−2、B−2の印刷内容が印刷される。
次に、前記プリンタドライバ20による印刷処理の動作について説明する。
この場合、第1の実施の形態と同様に、アプリケーション30から印刷指示が送られると、スプールデータ管理/配置部23は、配置印刷設定がされているかどうかを配置印刷設定部22に問い合わせ、配置印刷設定がされていない場合、スプールデータ管理/配置部23は、前記スプールデータを通常の印刷ジョブとして処理を開始し、配置印刷設定がされている場合、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、スプール待ち文書であるかどうかを判断する。
一方、配置印刷設定がされている場合、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、印刷指示がされた文書について、スプールが終了されておらず、スプール待ち文書であるかどうかを判断する。
そして、印刷指示がされた文書がスプール待ち文書でなく、既にスプールが終了している場合、又はスプールの対象でない場合は、通常の印刷ジョブを開始する。
また、前記印刷指示がされた文書がスプール待ち文書であり、スプールが終了していない場合、スプールデータ管理/配置部23は、スプールを行うことによってスプールデータを記憶部としての一時退避領域25に格納し、一時退避領域データテーブル28に、前記文書のスプールデータの格納場所、及び前記文書がスプール済であることを格納するとともに、登録する。
次に、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、すべての文書のスプールが終了したかどうかを判断し、すべての文書のスプールが終了した場合、スプールデータ管理/配置部23の前記配置処理手段は、一時退避領域25からすべてのスプールデータを読み出し、前記配置印刷設定画面上で配置されたレイアウトでスプールデータを配置する。
次に、配置処理のサブルーチンについて説明する。
図10は本発明の第2の実施の形態における配置処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この場合、配置処理手段は、一時退避領域25(図2)から読み出したスプールデータを、印刷ページごとに図8に示されるような配置印刷設定画面で指定されたレイアウトで編集する。
そのために、各文書のページ数が何番目であるかを表す値Countに1を、文書が何番目であるかを表す値Layoutに1をセットする。
そして、前記配置処理手段は、各レイアウト(表の面)に割り当てられたLayout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断し、印刷することができるCountページが存在しない場合、前記配置処理手段は、そのレイアウト部分の処理をスキップする。スキップされた部分については、前記プリンタ40(図1)において空白で印刷される。
また、印刷することができるCountページが存在する場合は、前記配置処理手段は、Layout番目の文書のスプールデータから、該当ページであるCountページ目のスプールデータを選択し、選択したスプールデータを、指定されたレイアウトに従って、Countページ目の指定場所、本実施の形態においては、表の面に配置する。
そして、前記配置処理手段は、値Layoutをインクリメントし、もう一つのレイアウト(裏の面)に割り当てられたLayout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断し、印刷することができるCountページが存在しない場合、前記配置処理手段は、そのレイアウト部分の処理をスキップする。
また、印刷することができるCountページが存在する場合は、前記配置処理手段は、Layout番目の文書のスプールデータから、該当ページであるCountページ目のスプールデータを選択し、選択したスプールデータを、指定されたレイアウトに従って、Countページ目の指定場所、本実施の形態においては、裏の面に配置する。
そして、前記配置処理手段は、値Countをインクリメントし、値Layoutに1をセットし、すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断し、すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了すると、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、機能の異なる複数のアプリケーション30を同時に作動させて別々に作成した文書を、プリンタドライバ20で文書名を指定することによって1枚の用紙の表及び裏の各面に配置して印刷することができる。したがって、例えば、レイアウトの表の面にワードプロセッサのアプリケーションによって作成した文書を、裏の面に作表アプリケーションによって作成した表、グラフ等を配置して印刷することができる。その結果、用紙を無駄にするのを防止することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS9−11 値Count及び値Layoutに1をセットする。
ステップS9−12 Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断する。Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在する場合はステップS9−13に、存在しない場合はステップS9−15に進む。
ステップS9−13 Layout番目の文書のスプールデータからCountページ目のスプールデータを選択する。
ステップS9−14 スプールデータを表の面に配置する。
ステップS9−15 値Layoutをインクリメントする。
ステップS9−16 Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断する。Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在する場合はステップS9−17に、存在しない場合はステップS9−19に進む。
ステップS9−17 Layout番目の文書のスプールデータからCountページ目のスプールデータを選択する。
ステップS9−18 スプールデータを裏の面に配置する。
ステップS9−19 値Countをインクリメントし、値Layoutに1をセットする。
ステップS9−20 すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断する。すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了した場合はリターンし、終了していない場合はステップS9−12に戻る。
ステップS9−11 値Count及び値Layoutに1をセットする。
ステップS9−12 Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断する。Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在する場合はステップS9−13に、存在しない場合はステップS9−15に進む。
ステップS9−13 Layout番目の文書のスプールデータからCountページ目のスプールデータを選択する。
ステップS9−14 スプールデータを表の面に配置する。
ステップS9−15 値Layoutをインクリメントする。
ステップS9−16 Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在するかどうかを判断する。Layout番目の文書に印刷することができるCountページが存在する場合はステップS9−17に、存在しない場合はステップS9−19に進む。
ステップS9−17 Layout番目の文書のスプールデータからCountページ目のスプールデータを選択する。
ステップS9−18 スプールデータを裏の面に配置する。
ステップS9−19 値Countをインクリメントし、値Layoutに1をセットする。
ステップS9−20 すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断する。すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了した場合はリターンし、終了していない場合はステップS9−12に戻る。
次に、機能の異なる複数のアプリケーション30のうちの第1のアプリケーションAによって作成された文書の任意のページと、第2のアプリケーションBによって作成された文書の任意のページとを、任意の同じ印刷ページに配置するようにした本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略し、同じ構造を有することによる発明の効果については同実施の形態の効果を援用する。
図11は本発明の第3の実施の形態におけるプリンタドライバを示すブロック図である。
この場合、設定情報管理テーブル37は、第1、第2のテーブル37a、37bを備え、第1のテーブル37aに文書名、例えば、文書1、2、…ごとにレイアウトの位置、例えば、「右」、「左」等が対応させて配置情報として格納される。また、第2のテーブル37bは、印刷ページ情報テーブルとして機能し、各印刷ページ1、2、…ごとの印刷情報が格納され、最終的な印刷結果のどの印刷ページに対して、各文書1、2、…のどのページを割り当てるのかが、各スプールデータ間の対応情報として格納される。
次に、同じ印刷ページに第1のアプリケーションAによって作成された文書の任意のページ、及び第2のアプリケーションBによって作成された文書の任意のページを割り当てて、配置印刷を行う場合の動作について説明する。
図12は本発明の第3の実施の形態における配置印刷設定画面を示す図、図13は本発明の第3の実施の形態におけるページ順を入れ替える際の配置印刷設定画面を示す図である。
本実施の形態においては、文書1についての文書ファイルを編集するためにアプリケーション30(図1)が起動されているものとする。なお、図12に示されるような配置印刷設定画面は、前記アプリケーション30から「印刷」メニューの指定をしたときに表示される印刷処理手段としてのプリンタドライバ20のプロパティ画面から選択することができる。
そして、操作者が、入力部としての前記キーボードを操作し、表示部としてのディスプレイに形成された配置印刷設定画面で「文書を配置する」のチェックボックスb1をチェックすると、マルチページ印刷機能を有効にすることができる。このとき、「配置する文書名」のリストボックスb2には「文書1」が自動的に登録されているものとする。なお、本実施の形態においては、図に示されるように、文書1は4ページ分のアプリケーションデータPage1〜Page4を含んでいて、1ページ目のアプリケーションデータPage1から順に、用紙の左側に配置して印刷するように設定されている。また、前記第2のテーブル37bにおいては、初期値として、各文書について、1ページ目から順番に各ページが配置されるものとする。
次に、操作者が、「配置する文書の指定」のボタンk1をクリックすると、文書の選択画面が形成されるので、配置したい他の文書、本実施の形態においては、文書2を選択し、指定する。その結果、「レイアウト」のボックスb4に、配置された文書、本実施の形態においては文書1及び2のレイアウトが表示される。なお、指定方法はOS特有の選択画面を利用して指定することができるが、選択しようとする文書を配置印刷設定画面上にドラッグアンドドロップすることもできる。
そして、指定された文書は前記リストボックスb2に追加される。また、本実施の形態において、文書2は2ページ分のアプリケーションデータPage1、Page2を含んでいて、1ページ目のアプリケーションデータPage1から順に、用紙の右側に配置して印刷するように設定される。
そして、配置印刷設定画面上で配置されたレイアウトを変更したい場合、操作者が、「レイアウトを入れ替える」のボタンk3をクリックすると、ボックスb4に配置されたレイアウトがクリアされ、前記リストボックスb2に表示されている文書をドラッグアンドドロップで任意の場所に指定することができる。また、操作者が、「ページ順を入れ替える」のボタンk11をクリックすると、ボックスb4に表示されている各文書のアプリケーションデータの順序及び配置(文書1については、アプリケーションデータPage1〜Page4の順序及び配置、文書2については、アプリケーションデータPage1、Page2の順序及び配置)を入れ替えることができる。
本実施の形態においては、図13に示されるように、文書2の1ページ目のアプリケーションデータPage1が最終的な印刷結果の2印刷ページ目に配置され、文書2の2ページ目のアプリケーションデータPage2が最終的な印刷結果の4印刷ページ目に配置される。
ここまでの一連の操作は最初に1回だけ実行すればよく、他の文書、本実施の形態においては、文書2に対してはこの設定は不要であり、通常の印刷のための操作だけを実行すればよい。
次に、アプリケーション30からプリンタドライバ20に対して出力されたアプリケーションデータに従って、どのように印刷データが作成され、印刷が行われるかについて説明する。
図14は本発明の第3の実施の形態における配置印刷の概念を示す図である。
本実施の形態においては、第1のアプリケーションAから4ページ分のアプリケーションデータPage1〜Page4が、第2のアプリケーションBから2ページ分のアプリケーションデータPage1、Page2が出力され、各アプリケーションデータを前記プリンタドライバ20において所定の印刷ページに配置するものとする。
まず、第1のアプリケーションAから出力されたアプリケーションデータの1ページ目をA−1とし、2ページ目をA−2とし、3ページ目をA−3とし、4ページ目をA−4とし、第2のアプリケーションBから出力されたアプリケーションデータの1ページ目をB−1とし、2ページ目をB−2とする。
そして、スプールデータ管理/配置処理手段としての、かつ、配置制御部としてのスプールデータ管理/配置部23は、配置処理を行い、前記設定情報管理テーブル37から対応情報を配置情報として併せて取得し、前記対応情報に基づいて前記スプールデータを配置し、A−1、A−2、…を左側の領域に、B−1、B−2を右側の領域に割り当て、A−1、A−3の左側の領域を空白にする。
続いて、印刷データ作成処理手段としての印刷データ作成部24は、配置されたスプールデータに基づいて、印刷データを作成し、印刷データ出力処理手段としてのポート制御部26に送る。そして、該ポート制御部26を介して前記印刷データがプリンタ40に送信され、該プリンタ40において2ページ印刷が行われる。この場合、1印刷ページ目にA−1の印刷内容が、2印刷ページ目にA−2、B−1の印刷内容が、3印刷ページ目にA−3の印刷内容が、4印刷ページ目にA−4、B−2の印刷内容が印刷される。
次に、前記プリンタドライバ20による印刷処理の動作について説明する。
この場合、第1の実施の形態と同様に、アプリケーション30から印刷指示が送られると、スプールデータ管理/配置部23は、配置印刷設定がされているかどうかを配置印刷設定処理手段としての、かつ、解析部としての配置印刷設定部22に問い合わせ、配置印刷設定がされていない場合、スプールデータ管理/配置部23は、スプールデータを通常の印刷ジョブとして処理を開始し、配置印刷設定がされている場合、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、スプール待ち文書であるかどうかを判断する。
そして、印刷指示がされた文書がスプール待ち文書でなく、既にスプールが終了している場合、又はスプールの対象でない場合は、通常の印刷ジョブとして処理を開始する。
また、前記印刷指示がされた文書がスプール待ち文書であり、スプールが終了していない場合、スプールデータ管理/配置部23は、スプールを行うことによってスプールデータを記憶部としての一時退避領域25に格納し、前記一時退避領域データテーブル28に、前記文書のスプールデータの格納場所、及び前記文書がスプール済であることを格納するとともに、登録する。
次に、スプールデータ管理/配置部23は、一時退避領域データテーブル28を参照し、すべての文書のスプールが終了したかどうかを判断し、すべての文書のスプールが終了した場合、スプールデータ管理/配置部23の前記配置処理手段は、一時退避領域25からすべてのスプールデータを読み出し、前記配置印刷設定画面上で配置されたレイアウトでスプールデータを配置する。
次に、配置処理のサブルーチンについて説明する。
図15は本発明の第3の実施の形態における配置処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
この場合、配置処理手段は、一時退避領域25から読み出したスプールデータを、ページごとに図14に示されるような配置印刷設定画面で指定されたレイアウトで編集する。
そのために、値Nに、同じ印刷ページに配置される文書の数を表すNup数(本実施の形態においては、2)を、各印刷ページが何番目であるかを表す値Pageに1をセットする。
そして、前記配置処理手段は、第2のテーブル37bを参照し、Page番目に印刷することができる文書1のページが存在するかどうかを判断し、Page番目に印刷することができる文書1のページが存在しない場合、前記配置処理手段は、そのレイアウト部分の処理をスキップする。スキップされた部分については、前記プリンタ40において空白で印刷される。
また、Page番目に印刷することができる文書1のページが存在する場合、前記配置処理手段は、文書1のスプールデータから、該当するPage番目のスプールデータを選択し、選択したスプールデータを、指定されたレイアウト(左側)の印刷領域に入る大きさ、すなわち、1/Nに縮小し、Page番目の指定場所に配置する。
続いて、前記配置処理手段は、第2のテーブル37bを参照し、Page番目に印刷することができる文書2のページが存在するかどうかを判断し、Page番目に印刷することができる文書2のページが存在しない場合、前記配置処理手段は、そのレイアウト部分の処理をスキップする。スキップされた部分については、前記プリンタ40において空白で印刷される。
また、Page番目に印刷することができる文書2のページが存在する場合、前記配置処理手段は、文書2のスプールデータから、該当するPage番目のスプールデータを選択し、選択したスプールデータを、指定されたレイアウト(右側)の印刷領域に入る大きさ、すなわち、1/Nに縮小し、Page番目の指定場所に配置する。
そして、前記配置処理手段は、前記Page番目について配置された配置スプールデータを作成し、値Pageをインクリメントし、すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断し、すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了すると、処理を終了する。
このように、本実施の形態においては、機能の異なる複数のアプリケーション30を同時に作動させて別々に作成した文書を、プリンタドライバ20で印刷ページを指定することによって、例えば、所定の印刷ページの左側にワードプロセッサのアプリケーションによって作成した文書を、その文書の任意のページに対応させて、右側に作表アプリケーションによって作成した表、グラフ等を配置して印刷することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS9−21 値NにNup数を、値Pageに1をセットする。
ステップS9−22 Page番目に印刷することができる文書1のページが存在するかどうかを判断する。Page番目に印刷することができる文書1のページが存在する場合はS8−23に、存在しない場合はステップS9−25に進む。
ステップS9−23 文書1のスプールデータからPage番目のスプールデータを選択する。
ステップS9−24 スプールデータを1/Nに縮小し、指定場所に配置する。
ステップS9−25 Page番目に印刷することができる文書2のページが存在するかどうかを判断する。Page番目に印刷することができる文書2のページが存在する場合はS8−26に、存在しない場合はステップS9−28に進む。
ステップS9−26 文書2のスプールデータからPage番目のスプールデータを選択する。
ステップS9−27 スプールデータを1/Nに縮小し、指定場所に配置する。
ステップS9−28 Page番目について印刷ページの配置スプールデータを作成する。
ステップS9−29 値Pageをインクリメントする。
ステップS9−30 すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断する。すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了した場合はリターンし、終了していない場合はステップS9−22に戻る。
ステップS9−21 値NにNup数を、値Pageに1をセットする。
ステップS9−22 Page番目に印刷することができる文書1のページが存在するかどうかを判断する。Page番目に印刷することができる文書1のページが存在する場合はS8−23に、存在しない場合はステップS9−25に進む。
ステップS9−23 文書1のスプールデータからPage番目のスプールデータを選択する。
ステップS9−24 スプールデータを1/Nに縮小し、指定場所に配置する。
ステップS9−25 Page番目に印刷することができる文書2のページが存在するかどうかを判断する。Page番目に印刷することができる文書2のページが存在する場合はS8−26に、存在しない場合はステップS9−28に進む。
ステップS9−26 文書2のスプールデータからPage番目のスプールデータを選択する。
ステップS9−27 スプールデータを1/Nに縮小し、指定場所に配置する。
ステップS9−28 Page番目について印刷ページの配置スプールデータを作成する。
ステップS9−29 値Pageをインクリメントする。
ステップS9−30 すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了したかどうかを判断する。すべての印刷ページについてスプールデータの配置が終了した場合はリターンし、終了していない場合はステップS9−22に戻る。
なお、前記第1〜第3の実施の形態においては、アプリケーションデータ30を配置するための配置処理をクライアントコンピュータ10上で行う例について説明したが、プリンタサーバ上、プリンタ40の制御部上等で行うこともできる。
また、プリンタドライバ20によって作成される印刷データは、PostScript等のPDL等のほかに、ビットマップイメージデータであってもよい。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
22 配置印刷設定部
23 スプールデータ管理/配置部
25 一時退避領域
30 アプリケーションデータ
40 プリンタ
23 スプールデータ管理/配置部
25 一時退避領域
30 アプリケーションデータ
40 プリンタ
Claims (4)
- (a)複数のアプリケーションによって作成された複数の印刷用のデータを格納する記憶部と、
(b)配置情報を入力するための入力部と、
(c)入力された配置情報を解析する解析部と、
(d)該解析部によって解析された配置情報に基づいて、前記記憶部から各印刷用のデータを読み出し、同じ1枚の記録媒体に各印刷用のデータを配置する配置制御部とを有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記配置制御部は、配置情報がマルチページ印刷情報である場合、複数に分割された領域に各印刷用のデータを配置する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記配置制御部は配置情報が両面印刷情報である場合、記録媒体の第1、第2の面に各印刷用のデータを配置する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記配置制御部は各印刷用のデータ間の対応情報を前記配置情報として併せて取得し、前記対応情報に基づいて各印刷用のデータを配置する請求項1に記載の画像形成装置。
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