JP2011123828A - 電子ファイルデータのデータ構造、電子ファイル処理装置、電子ファイル処理プログラム - Google Patents

電子ファイルデータのデータ構造、電子ファイル処理装置、電子ファイル処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のレイヤ構造を有する電子ファイルの中から出力するレイヤを指示するだけで、その出力指示されたレイヤに対応した形態で出力を行わせることのできる電子ファイルデータのデータ構造を提供する。
【解決手段】複数のレイヤからなる文書データ101〜103と、複数のレイヤのそれぞれに対応付けされ、レイヤごとの出力形態を規定した出力設定データ201〜203と、を有することを特徴とする電子ファイルデータのデータ構造。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンピュータによって読み取られて出力される電子ファイルとその処理装置、処理プログラムに関わり、詳しくは、電子ファイルデータのデータ構造、電子ファイル処理装置、および電子ファイル処理プログラムに関する。
近年、様々な文書や画像が電子ファイルとして記憶媒体に記憶されて、あるいはネットワークを介して流通している。 このような電子ファイルはコンピュータによって読み出されて、表示されたり、印刷されたりする。電子ファイルの中には、そのデータ構造が複数のレイヤ (層)からなるものがある。レイヤ構造の電子ファイルは、一つの電子ファイルの中の特定のレイヤが選択されれば、その選択されたレイヤが表示乃至は印刷される(特許文献1)。
特開2007−280217号公報
しかし、従来のレイヤ構造を持った電子ファイルは、特定のレイヤを表示乃至は印刷させるために選択したとしても、選択したレイヤごとにそのレイヤに適した表示や印刷の設定を別途行わなければならず、操作が煩雑である。
そこで、本発明の目的は、電子ファイルの中から出力するレイヤを指示するだけで、その出力指示されたレイヤに対応した形態で表示乃至は印刷といった出力を行わせることのできる電子ファイルデータのデータ構造を提供することである。また本発明の他の目的は、電子ファイルに対してレイヤごとに固有の出力形態を保持させるための電子ファイル処理装置、そのためのプログラム、および電子ファイルの中から選択したレイヤに対応した形態での出力を行うため電子ファイル処理装置、そのためのプログラムを提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)複数のレイヤを有する文書データと、前記複数のレイヤについてレイヤ単位で出力形態を規定した出力設定データと、 を有することを特徴とする電子ファイルデータのデータ構造。
(2)複数のレイヤを有する文書データを含む電子ファイルデータについて、レイヤ単位で出力形態を設定する出力形態設定部と、前記設定された前記出力形態を前記電子ファイルデータに出力設定データとして埋め込むデータ埋込部と、を有することを特徴とする電子ファイル処理装置。
(3)前記電子ファイルデータの中から出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを読み取る読み取り部と、前記読み取った前記出力設定データの内容を、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する出力指令部と、をさらに有することを特徴とする(2)記載の電子ファイル処理装置。
(4)前記出力設定データは、前記文書データをプリンタで印刷する際に前記プリンタで実行される処理内容を規定したデータであることを特徴とする(3)記載の電子ファイル処理装置。
(5)複数のレイヤを有する文書データとレイヤ単位で出力形態を規定した出力設定データとを有する電子ファイルデータの中から、出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを読み取る読み取り部と、前記読み取った前記出力設定データを、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する出力指令部と、を有することを特徴とする電子ファイル処理装置。
(6)前記出力設定データは、前記文書データをプリンタで印刷する際に前記プリンタで実行される処理内容を規定したデータであることを特徴とする(5)記載の電子ファイル処理装置。
(7)複数のレイヤを有する文書データを含む電子ファイルデータの中から選択された前記レイヤに対する固有の出力形態を設定する手順(a)と、前記設定した出力形態を前記選択したレイヤに対応付けして出力設定データとして埋め込む手順(b)と、をコンピュータに実行させることを特徴とする電子ファイル処理プログラム。
(8)前記電子ファイルデータの中から出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを前記電子ファイルデータの中から読み取る手順(c)と、前記読み取る手順で読み取った前記出力設定データの中の出力形態を、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する手順(d)と、をさらに有することを特徴とする(7)記載の電子ファイル処理プログラム。
(9)前記指令する手順(d)は、前記読み取る手順(c)で読み取った前記出力設定データの内容をプリンタドライバに渡す手順(e)を有することを特徴とする(8)記載の電子ファイル処理プログラム。
(10)複数のレイヤを有する文書データレイヤ単位で出力形態を規定した出力設定データとを有する電子ファイルデータの中から、出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを読み取る手順(a)と、前記読み取る手順(a)で読み取った前記出力設定データを、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する手順(b)と、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子ファイル処理プログラム。
(11)前記指令する手順(b)は、前記読み取る手順(a)で読み取った前記出力設定データの内容をプリンタドライバに渡す手順(c)を有することを特徴とする(10)記載の電子ファイル処理プログラム。
(12)(7)〜(11)のいずれか一つに記載の電子ファイル処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
本発明によれば、複数のレイヤからなる文書データのそれぞれのレイヤに対応させて、レイヤごとの出力形態を規定する出力設定データを電子ファイルデータに埋め込んでいる。このため、各レイヤを出力する際には、電子ファイルデータに埋め込まれている出力設定データを、出力指定されたレイヤの文書データとともに読み取ることで、そのレイヤの文書に適した出力形態で即座に出力することが可能となる。
レイヤを有する電子ファイルデータの基本となるデータ構造を説明する説明図である。 出力設定データを埋め込んだ電子ファイルデータのデータ構造を説明する説明図である。 PDFファイル形式の電子ファイルに適用した電子ファイルデータの具体例を説明するための説明図である。 電子ファイル処理装置を説明するためのブロック図である。 出力設定プログラムの手順を示すフローチャートである。 出力設定のためのユーザーインターフェース画面の一例を示す図であり、出力設定画面を示す図面である。 出力設定のためのユーザーインターフェース画面の一例を示す図であり、出力設定編集画面例を示す図面である。 出力設定のためのユーザーインターフェース画面の一例を示す図であり、新規設定のための名称入力を促す画面例を示す図面である。 出力反映プログラムの手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、レイヤを有する電子ファイルデータの基本となる(出力設定データ埋め込み前の状態)データ構造を説明する説明図であり、図2は出力設定データを埋め込んだ電子ファイルデータのデータ構造を説明する説明図である。
まず、レイヤを有する電子ファイルデータの基本データ構造100 は、図1に示すように、複数のレイヤ101、102、および103を有する。このようなレイヤ構造の電子ファイルデータは、 たとえばPDF(Portable Document Format)ファイル形式に準拠している。この電子ファイルデータを表示乃至は印刷する場合においては、或る1つのレイヤに対する出力指示(表示指示乃至は印刷指示)が出されると、そのレイヤのみが出力されて他のレイヤは出力されないこととなる。つまり、各レイヤは、互いに排他的に表示されたり、印刷されたりする。これは、1つのレイヤが複数ページからなる場合も同様である。たとえば、1つのレイヤ101が複数ページからなる場合、他のレイヤ102や103は、1ページであったり、複数ページであったりするが、レイヤ101が出力指定された場合は、そのレイヤ101の複数ページのみが出力され、他のレイヤ102や103はそのページ数にかかわらず出力されない。
なお、例外的に複数のレイヤに対して一度に出力することが指示された場合、それら指示された複数のレイヤを纏めて出力することようにしてもよい。しかし、その扱いは一度に複数のレイヤを出力することになるため、一つの出力ジョブ(たとえば印刷ジョブ)として扱われ、すべてのレイヤが同じ出力形態で出力されるものとなる。
文書データは、レイヤごとに、たとえば、テキストデータ、図形や写真などのオブジェクトデータ、およびこれらが混在したデータなどを含んでおり、本実施形態においてはPDFファイル形式に準拠したデータを含み得る。なお、本明細書においては、複数のレイヤ全てのデータを纏めて文書データと称することもあり、或る一つのレイヤに関するデータを指して文書データと記載することもある。
そして、本実施形態における電子ファイルデータのデータ構造200は、図2に示すように、レイヤ101、102、および103に対して、それぞれ出力設定データ201、202、および203を有している。
出力設定データ201、202、および203は、レイヤごとに、それぞれ固有の出力設定が記述されている。出力設定は、主に出力先の機器に実行させる処理の内容を含んでいる。たとえば、出力先がプリンタである場合は、プリンタによって印刷する際に実行させる処理内容を規定している。これを印刷設定という。具体的には、たとえば、用紙に対する原稿の向き(ランドスケープであるかポートレイトであるかといった向き)、印刷する用紙サイズ、給紙トレイの指定、出力部数、拝紙トレイの指定、綴じ位置の指定、片面印刷か両面印刷かを指定するための印刷種類、ステープルの数、パンチ穴の数などである。そのほか、プリンタによって処理できる様々な内容が含まれ得る。
また、出力設定は、ディスプレイへの表示を指令する表示設定であってもよい。具体的には、たとえば、ディスプレイ上での表示位置や表示ページ数(1画面に何ページ表示するか)、1ページを表示するウィンドウの大きさの指定などである。
このような出力設定は、たとえば各レイヤに記述された文書データの内容に対応して設定する。一例を挙げると、レイヤごとに言語が異なる場合には、その言語に合わせた印刷設定がある。図2に示すようにアメリカ合衆国向け英語(本明細書では米国語という)で記載されたコンテンツ、フランス語で記載されたコンテンツ、日本語で記載されたコンテンツが それぞれのレイヤ101,102,103に記述されているものとする。このような文書データを印刷する場合、米国ではリーガルサイズの用紙に印刷されることが一般的である。一方、フランス、日本ではA4サイズの用紙に印刷されることが一般的である。そこでこのような場合は、仕向け地にあった用紙サイズが出力設定データとして規定される。つまり、レイヤ101(レイヤ1)はその出力設定データ201として用紙サイズにリーガルサイズが規定される。同様にレイヤ102(レイヤ2)および103(レイヤ3)はその出力設定データ202および203としてA4サイズが規定される。また、パンチ穴の数も、米国では3穴、フランスでは4穴、日本では2穴などが多用されている。したがって、このようなパンチ穴についても、それぞれのレイヤに合わせて出力設定データとして設定される。
ここで、このレイヤごとに出力設定データが付加された電子ファイルデータのより具体的な一例を説明する。図3は、PDFファイル形式の電子ファイルに適用した電子ファイルデータの具体例を説明するための説明図である。
図3中の図示符号301乃至305は文書データ部分である。符号301は文書データ内のレイヤ名を記述する箇所で、オブジェクト番号200(200obj)がレイヤ名「米国語」であることを示し、オブジェクト番号210(210obj)がレイヤ名「フランス語」であることを示し、オブジェクト番号220(220obj)がレイヤ名「日本語」であることを示している。続く、符合302乃至304は、各レイヤの文書本体が記述されている箇所である。さらに続く符合305は、各レイアの記述場所(オブジェクト番号)を示している箇所である。
そして、図示符号306乃至308はレイヤごとの印刷設定を記述した出力設定データ部分である。ここでは、印刷設定1(PRINTINGSETTING1)306はレイヤ名(LAYERNAME)「米国語」のためのもので、用紙サイズ(LAYERPAPERSIZE)としてレター(LETTER)サイズ、パンチ穴(LAYERPUNCH)として3穴が設定されている。同様に印刷設定2(PRINTINGSETTING2)307はレイヤ名(LAYERNAME)「フランス語」のためのもので、用紙サイズ(LAYERPAPERSIZE)としてA4(LETTER)サイズ、パンチ穴(LAYERPUNCH)として4穴が設定されている。同様に印刷設定3(PRINTINGSETTING3)308はレイヤ名(LAYERNAME)「日本語」のためのもので、用紙サイズ(LAYERPAPERSIZE)としてA4(LETTER)サイズ、パンチ穴(LAYERPUNCH)として2穴が設定されている。
このように、この電子ファイルデータでは、文書データの各レイヤのレイヤ名と出力設定データのレイヤ名を一致させることで、文書データの各レイヤに出力設定データを対応付けしている。したがって、文書データの所望のレイヤを出力(印刷)する際には出力指示されたレイヤ名と同じ名称の出力設定データを読み出すことで、その出力設定データの内容に従って自動的に文書データ(文書の内容)が出力されることになる。
なお、このような文書データの各レイヤと出力設定データとの対応付けは、レイヤ名ばかりでなく、たとえばオブジェクト番号により対応付けしたり、アドレスやリンク(IPアドレス、HTMLやXMLのリンクデータなど)を用いて対応付けしたりしてもよい。
次に、上述したデータ構造の電子ファイルデータを処理する電子ファイル処理装置について説明する。
図4は電子ファイル処理装置を説明するためのブロック図である。この電子ファイル処理装置1はコンピュータである。その構成は、CPU10、RAM11、記憶装置12を備える。CPU10は、記憶装置12に記憶されたプログラムを読み出して、これをRAM11に展開して実行する。また、RAM11は、種々のデータを一時的に記憶するためにも使用される。さらにディスプレイ13およびプリンタ14が接続されている。ここで、記憶装置12は、たとえばコンピュータ内部に設置されたHDD(ハードディスクドライブ)やSSD(ソリッドステートドライブ)、またはコンピュータに接続されるフラッシュメモリやDVD媒体などの外部記憶装置、さらにはネットワークで接続された他のサーバやネットワークストレージなどでありうる。プリンタ14は、この電子ファイル処理装置1に直接接続されるもののほか、ネットワークを介して接続される形態などもありうる。また、接続されたプリンタ14(または接続される可能性のあるプリンタ)に対応するプリンタドライバがコンピュータの記憶装置12に記憶されている。プリンタドライバは、プリンタ14に対してその動作を指令するためのソフトウェアであり、周知ものであるので詳細な説明は省略する。
このようなコンピュータは、後述する電子ファイル処理プログラムを実行することによって電子ファイル処理装置1として機能する。
次に、本発明の一実施形態を適用した電子ファイル処理プログラムを説明する。電子ファイル処理プログラムは、上記のコンピュータによって実行される。
電子ファイル処理プログラムは、互いに独立して実行することができる2つのプログラムからなる。第1のプログラムは、出力設定データを作成(編集)して、それを電子ファイルデータに埋め込む処理を行う。これを出力設定プログラムと云う。第2のプログラムは、電子ファイルデータに埋め込まれている出力設定データを読み取って、それに基づいてプリンタドライバを設定する処理を行う。これを出力反映プログラムと云う。
まず、第1のプログラムである出力設定プログラムについて説明する。図5は出力設定プログラムの手順を示すフローチャートである。
まず、この出力設定プログラムがCPU10によって実行されると、CPU10は、ユーザーからの入力に従って記憶装置12から、ユーザーが選択した電子ファイルデータを読み出してRAM11に展開する(S101)。ここで選択された電子ファイルのデータのすべてをRAM11に展開できない場合には一部を記憶装置12内に展開するなど、通常のコンピュータで採用されている適切な処理を行えばよい。なお、手順S101において、レイヤはユーザーが選択するものとしたが、これに代えて、たとえば先行技術文献として紹介した特開2007−280217号公報のように、印刷された書面(書面に記載されたバーコードやIDなど)をコンピュータが読み込むことで自動的にレイヤを選択するものであってもよい。
続いて、CPU10は、ユーザーから出力設定開始指示が入力されることで(S102:Yes)、読み取った電子ファイルデータの中から出力設定データが存在しているか否かを検索して、その結果(レイヤごとに出力設定データが存在するか否か)をRAM11に記憶する(S103)。
続いてCPU10は、手順S103の結果に基づいて、出力設定データが存在するレイヤについては存在していることがユーザーにわかるようにして出力設定画面を表示する(S104)。出力設定画面の具体例は後述する。なお、手順S102において設定開始指示がなければ(S102:No)ここでの処理は入力待ちとなる。
そして、出力設定画面からユーザーによって出力設定を行うレイヤの選択とともに出力設定の新規作成または既存の設定データの編集を行う指示が入力(設定編集指示)されれば(S105:Yes)、手順S106へ進む。なお、手順S104において設定編集指示がなければ(S105:No)、ここでの処理は入力待ちとなる。
その後CPU10は、出力設定を行うことが選択されたレイヤに出力設定データが存在するか否かを判断する(S106)。ここでの判断は手順S103による検索結果を使用する。そして指定されたレイヤに出力設定データが存在する場合は(S106:Yes)、選択されたレイヤの現在存在している出力設定データを読み取って、その内容を反映させた出力設定編集画面を表示する(S107)。一方、手順S106において指定されたレイヤに対応した出力設定データが存在しないと判断した場合(S106:No)、CPU10は出力設定データが存在しないことがわかるように出力設定編集画面を表示する(S108)。出力設定編集画面の具体例は後述する。
その後、CPU10は、出力設定編集画面からの設定入力待ち(S109)となる。そしてCPU10は、ユーザーによって出力設定編集画面から設定完了が入力されたら(S109:Yes)、入力された出力設定の内容を選択されたレイヤの出力設定データとして電子ファイルデータに書き込む(S110)。一方、手順S109で設定完了の入力がなく(S109:No)、かつ出力設定編集画面から新規作成が指示されたなら(S120:Yes)、新規作成のためのレイヤ出力設定名を受け付けて、それを反映させた出力設定画面を表示し(S121)、手順S109の入力待ちに戻る。
さらに、出力設定編集画面から選択されたレイヤの出力設定データを削除する指示が与えられた場合(S130:Yes)は、選択されているレイヤに対する出力設定データを電子ファイルデータから削除する(S131)。これは、手順S109で設定完了の入力がなく(S109:No)、新規作成指示がなく(S120:No)、かつ手順S130で削除入力がある場合である。なお、手順S130の入力がなければ手順S109の入力待ちになる。
以上により選択された一つのレイヤに対する出力設定データの埋め込みが完了する。複数のレイヤのそれぞれに出力設定データを埋め込む場合(新規作成または既存のデータの編集)は、それぞれのレイヤを選択して上記処理を実行することになる。
以上の処理手順においては、フローチャートに示していないが、ユーザーから途中で処理を中断する指示があった場合(たとえば後述する「キャンセル」の入力、または処理中止キーの入力など)、その一つ前の処理に戻ることになる。
ここで、このような出力設定データの埋め込み処理について、レイヤ3(図2および3における日本語のレイヤ)を例にさらに説明する。図6乃至8は、出力設定のためのユーザーインターフェース画面の一例を示す図面である。
まず、上述した手順S101において、ユーザーからの指令により電子ファイルデータが読み出される。そして、手順S102で出力設定を行うための指示が入力されることで、手順S104において出力設定画面が表示される。このとき、手順S103の結果が出力設定画面に反映される。
出力設定画面は、たとえば図6のとおりである。ここでは、レイヤに対する印刷設定を行うための画面であるので「レイヤ印刷設定」画面500と称する。「レイヤ印刷設定」画面500内には、取得した電子ファイルデータのレイヤの名称を示す欄「レイヤ」501、レイヤごとの現在の印刷設定を示す欄「印刷設定」502、印刷設定の編集(新規作成の場合を含む)行うための「印刷設定編集」ボタン503、OKボタン504、およびキャンセルボタン505である。
「印刷設定」502は、それぞれの項目がプルダウンメニュー502aであり、既に出力設定データがあるレイヤには、ここにその出力設定データの名称が表示される。出力設定データがなければ空欄が表示される。図3で示した電子ファイルデータの場合は、各レイヤの印刷設定306〜308のレイヤ名(LAYERNAME)の内容が引き出されて表示されることになる。
なお、このプルダウンメニュー502aから設定が変更された後、OKボタン504が押されれば、その設定内容が電子ファイルデータの出力設定データとして書き込まれる。また、キャンセルボタン505が押されれば、その設定変更はキャンセルされる。
出力設定の変更や新規作成する場合は、設定するレイヤのプルダウンメニューから変更または新規作成する設定が選択された後、「印刷設定編集」ボタン502が押されることで設定編集の処理に移る。そして手順S106で出力設定データが存在するレイヤであれば手順S107でその出力設定データが反映された出力設定編集画面が表示される。一方、出力設定データが存在しないレイヤであれば、手順S108で設定内容が空欄(またはデフォルト設定)となった出力設定編集画面が表示される。
図7は出力設定編集画面の一例を示す図面である。ここではレイヤの印刷設定を編集するための画面であるの「レイヤ印刷編集」画面600という。この図は図3に示したレイヤ3の「日本語」の設定がなされている出力設定データが反映された例を示している。
「レイヤ印刷編集」画面600は、出力設定データのレイヤ名を表示するレイヤ名欄601、出力設定の新規作成を指示する「新規」ボタン602、設定内容を削除するための「削除」ボタン603、設定する内容を入力するための各項目と入力枠が表示されたセットアップ欄604、設定完了を指示する「OK」ボタン605、処理を取りやめる「キャンセル」ボタン606からなる。
出力設定(ここでは印刷設定)は、手順S109によってこの出力設定編集画面が表示された状態で、そのなかのセットアップ欄604の内容が適宜ユーザーから入力、変更された後、「OK」ボタン605が押されることで行われる。「OK」ボタン605が押されると手順S109で「Yes」となり手順S110に処理が進んで、現在選択されている選択されているレイヤに対する出力設定として、そのレイヤに対応する電子ファイルデータの出力設定データが書き換えられる。
一方、既存の出力設定データがない場合は、手順S108により、各項目が空欄の出力設定画面が表示される。つまり、図7に示した画面のレイヤ名欄601およびセットアップ欄が空白で表示されるのである(この状態の出力設定編集画面は、レイヤ名欄601およびセットアップ欄が空白で表示される以外は図7と同じであるので図示省略する)。この状態で「新規」ボタン602が押されると新規設定のための名称入力を促す画面を表示する。この処理は手順S120で「Yes」となり、手順S121の処理で行われる。
図8は新規設定のための名称入力を促す画面例を示す図面である。ここでは新規な印刷設定であるから「新規印刷作成」画面700として表示する。名称入力欄701と入力完了を指示する「OK」ボタン702および処理を取りやめる「キャンセル」ボタン703が表示される。
この画面から名称入力欄701に新規設定する出力設定データの名称が入力されて、「OK」ボタン702が押されると(手順S120:Yes)、手順S121によって出力設定データの名称が反映された出力設定画面が表示されることになる。そして処理は手順S109に戻る。なお、「キャンセル」ボタン703が押された場合は、「新規印刷作成」画面700を消して、そのまま手順S109に戻ることになる。その後、各項目が入力されて「OK」ボタン605が押されれば、手順S110において選択されているレイヤに対応した出力設定データとして電子ファイルデータに書き加えられる。
なお、ここでは既存の出力設定データがない場合における新規出力設定について説明したが、これに限らず、出力設定データが存在している場合も同様に新規に出力設定データを作成することもできる。これには、たとえば手順S107で表示された既存の出力設定の内容が各項目に表示されている出力設定編集画面から、「新規」ボタン602が押されることにより、新規作成手順S120によって「新規印刷作成」画面700を表示して新規に設定する。これにより、あらたな名称による出力設定データが作成できる。
出力設定画面から「削除」ボタン603が押された場合、手順S130において「Yes」となって、手順S131で、選択されているレイヤの出力設定データを電子ファイルデータから削除する。
以上説明した出力設定プログラムは、手順S101乃至S109(S120およびS121を含む)が電子ファイル処理装置1であるコンピュータを出力形態設定部として機能させることになる。また、手順S110が電子ファイル処理装置1であるコンピュータをデータ埋込部として機能させることになる。
次に、電子ファイル処理プログラムのうち、第2のプログラムである出力反映プログラムについて説明する。図9は、出力反映プログラムの手順を示すフローチャートである。
この出力反映プログラムは、電子ファイルデータの中に埋め込まれているレイヤごとの出力設定の内容を、実際にコンピュータからプリンタなどの外部機器へ出力するドライバプログラムに渡すためのプログラムである。より具体的には、電子ファイルデータの出力設定として埋め込まれた印刷設定を、印刷を実行するプリンタドライバに渡すまでのプログラムである。
まず、この出力反映プログラムがCPU10によって実行されると、CPU10は、ユーザーからの出力指示(ここでは印刷指示)の入力待ちとなる(S201)。
CPU10は、ユーザーから出力したいレイヤを特定した出力指示が入力されると(S201:Yes)、ユーザーから出力指示されたレイヤを含む電子ファイルデータを一旦記憶装置12から読み出してRAM11に展開する(S202)。ここでも電子ファイルデータのすべてをRAM11に展開できない場合には一部を記憶装置12内に展開するなど、通常のコンピュータで採用されている処理を行えばよい。
なお、手順S201において、出力指示されたレイヤはユーザーが選択するものとしたが、これに代えて、たとえば先行技術文献として紹介した特開2007−280217号公報のように、印刷された書面(書面に記載されたバーコードやIDなど)をコンピュータが読み込むことで自動的にレイヤを選択するものであってもよい。
その後、CPU10は、出力指示があったレイヤが1つであるか、複数(2以上)であるかを判断する(S203)。この処理は、例外的に複数のレイヤを一度に印刷できるようにするための処理である。したがって、常に1レイヤだけが印刷されるものでよければこの手順S203はなくてもよい。
手順S203で、1レイヤだけが指定されると(S203:Yes)、CPU10は、出力指示されたレイヤに対応する出力設定データを読み取る(S204)。続けてCPU10は出力設定データを読み取ることができたか否かを判断する(S205)。
手順S204の処理は、たとえば図3に示したデータ構造の電子ファイルの場合、文書データ内のレイア名を記述した箇所301から出力指示されたレイヤ名を取得して、そのレイヤ名をキーにして出力設定データ306〜308の中から対応するレイヤ名の出力設定データを読み取ることにより行われる。
出力設定データを読み取ることができたなら(S205:Yes)、続いてCPU10は、読み取った出力設定データの内容をプリンタドライバに渡す(S206)。すなわち、電子ファイルデータに埋め込まれている出力形態となるように印刷するための印刷設定内容をプリンタドライバに反映させるのである。この処理は、具体的には、たとえばプリンタドライバの各項目を、出力設定データの各項目の内容で書き換えることにより行う。なお、プリンタドライバが、出力設定データの各項目(すなわち指示する出力形態)のすべてに対応していない場合もある。具体的には、パンチ穴あけ機能やステープル機能などが装備されていないプリンタでは、それを駆動するプリンタドライバもそのような設定項目を持っていない。このような場合は、出力設定データからプリンタドライバ側に引き渡された内容(つまりプリンタドライバが持っている機能)だけで出力動作(印刷動作)を行わせる。
その後、CPU10は、プリンタドライバに対して印刷指令を出力する(S207)。これにより、コンピュータに接続されたプリンタ14から、プリンタドライバに反映された印刷設定の内容に従い、印刷指示されたレイヤの文書が印刷される。
一方、手順S203で、複数レイヤが選択されたと判断された場合(S203:No)、および手順S205にて出力設定データが読み取れなかった場合(S205:No)は、それらの旨を表示して、その後プリンタドライバを呼び出して(S210)、そのまま印刷するように指令する(S207)。この場合は、プリンタドライバにデフォルトで設定されている印刷設定のまま印刷されることになる。
なお、手順S206のプリンタドライバに出力設定の内容を反映させた後、その内容がユーザーに確認させるように、プリンタドライバから反映させた設定内容を表示させるようにしてもよい。しかし本実施形態では、出力指示されたレイヤがよりスピーディーに印刷されるようにするため、このような表示処理は省略している。また、手順S210でデバイスドライバのデフォルト設定で印刷される場合も、その時点で設定画面を表示して、そこから任意に印刷設定の内容をユーザーが変更できるようにしてもよい。
以上説明した出力反映プログラムは、手順S201乃至S205が電子ファイル処理装置1であるコンピュータを出力設定データの読み取り部として機能させることになり、また手順S206および207が電子ファイル処理装置1であるコンピュータを出力指令部として機能させることになる。
以上の電子ファイル処理プログラムは、第1のプログラムと第2のプログラムがそれぞれ独立していてもよいし、これらが一つのプログラムとなっていてもよい。たとえば、それぞれ別プログラムとして提供されるような形態としては、第1のプログラムが電子ファイルデータを作成するための専用プログラムとして提供される。一方、第2のプログラムは電子ファイルデータを閲覧するだけ、すなわち電子ファイルデータの文書部分の編集ができないビューワープログラムとして提供される。また第1のプログラムと第2のプログラムが一つの統合されたプログラムとして提供される場合は、たとえば電子ファイルデータの文書そのものを作成するプログラムなどに埋め込まれていてもよいし、機能を拡張するためのプラグインプログラムとして提供されてもよい。もちろん第1のプログラムも第2のプログラムもこれら以外の形態のプログラムとして提供されてもよい。
以上説明した本実施形態によれば以下のような効果を奏する。
本実施形態の電子ファイルデータのデータ構造は、文書データの各レイヤに対応させて、レイヤごとの出力形態を規定する出力設定データが埋め込まれている。このため、各レイヤを出力する際には、出力指示されたレイヤに対応する出力設定データを読み取ることで、そのレイヤの文書データに適した出力形態で即座に出力することが可能となる。したがって、従来のように、出力したいレイヤの文書データを呼び出した後、そのレイヤの出力形態を決めるための設定を行う必要がなくなるので、煩わし操作が簡略化されて、非常にスピーディーに出力することができる。
本実施形態の電子ファイル処理装置1の機能と、その機能をコンピュータによって実施するプログラムの一つは、電子ファイルデータに各レイヤの出力設定データを埋め込む。すなわち、電子ファイルデータを読み出して、そのデータ内の各レイヤに、レイヤごとに設定された出力設定データを対応付けして埋め込む処理を行うものである。このため、この出力設定データが埋め込まれた電子ファイルデータは、その後、出力したいレイヤを指定するだけで、そのレイヤの文書データに適した出力形態によって即座に出力することが可能となる。
本実施形態の電子ファイル処理装置1の機能と、その機能をコンピュータによって実施するプログラムの他の一つは、出力設定データが埋め込まれた電子ファイルデータから読み出した各レイヤを、それぞれのレイヤに適した出力形態で出力を行う。すなわち、出力したい文書データのレイヤが指定されることで、そのレイヤに対応付けされた出力設定データが読み出される。そして読み出された出力設定データに基づいて、実際に出力処理を行うドライバプログラムに、その設定データが渡されて、指令されたレイヤの出力が行われる。したがって、出力したいレイヤを指示するだけで、そのレイヤの文書データに適した出力形態によって即座に出力することが可能となる。
以上本発明を適用した実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において、種々改変することができる。たとえば、上述した実施形態では、一つの電子ファイルデータとして文書データと出力設定データを含むものであったが、本発明は文書データと、それに対応した出力設定データが読み出すことができる記憶媒体に記憶されていれば同一の記憶媒体の中に存在していなくてもよい。つまり、出力設定データは、複数のレイヤを持つ文書データのそれぞれのレイヤに対応するようにリンクされてさえいれば、どこにあってもよいのである。このような形態とすることでも、上述した実施形態と同様に、記憶媒体から出力したいレイヤを指示し、その出力指示されたレイヤに対応した出力設定データを読み取ることで、そのレイヤに適した出力形態によって即座に出力することが可能となる。より具体的には、たとえば文書データのみが個別のコンピュータ内の記憶媒体あるいは可搬性のある記憶媒体に存在し、それらから文書データが読み出されてその中のレイヤが選択されて出力指示が出された段階で、別のサーバやネットワークストレージのような他の記録媒体から、そこに記憶された出力設定データが読み取られるようにする。この場合文書データはレイヤごとに、出力設定データが存在するサーバなどのリンク先アドレスのみ記載されていればよく、そのリンク先アドレスを参照して上記のように出力設定データが読み取られるようにすればよい。リンク先アドレスは、たとえば、出力設定データが格納されている位置を示すための相対アドレスや絶対アドレス、IPアドレス、またHTMLやXML形式のリンク先名などである。
また、上述した実施形態では、各レイヤについて、それぞれ異なる言語によって記述された文書データであることを例示したが、各レイヤの文書内容はどのようなものであってもよく、たとえば同一の言語で記述されたものであっても、それぞれのレイヤごとに固有の出力設定を行うことができる。
本発明による電子ファイル処理装置は、上記各手順を実行するための専用のハードウエア回路によっても実現可能である。また、上述したように各手順を記述したプログラムをCPUが実行する場合、そのプログラムは、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してオンラインで提供されてもよい。ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、通常、ハードディスク等に転送され記憶される。また、上記プログラムは、単独のアプリケーションソフトとして提供されてもよいし、電子ファイル処理装置の一機能としてその装置のソフトウェアに組み込まれてもよい。
1 電子ファイル処理装置、
10 CPU、
11 RAM、
12 記憶装置、
13 ディスプレイ、
14 プリンタ、
100 電子ファイルデータの基本データ構造、
101〜103 文書データ、
200 出力設定データを埋め込んだ電子ファイルデータのデータ構造、
201〜203 出力設定データ。

Claims (12)

  1. 複数のレイヤを有する文書データと、
    前記複数のレイヤについてレイヤ単位で出力形態を規定した出力設定データと、
    を有することを特徴とする電子ファイルデータのデータ構造。
  2. 複数のレイヤを有する文書データを含む電子ファイルデータについて、レイヤ単位で出力形態を設定する出力形態設定部と、
    前記設定された前記出力形態を前記電子ファイルデータに出力設定データとして埋め込むデータ埋込部と、
    を有することを特徴とする電子ファイル処理装置。
  3. 前記電子ファイルデータの中から出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを読み取る読み取り部と、
    前記読み取った前記出力設定データの内容を、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する出力指令部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項2記載の電子ファイル処理装置。
  4. 前記出力設定データは、前記文書データをプリンタで印刷する際に前記プリンタで実行される処理内容を規定したデータであることを特徴とする請求項3記載の電子ファイル処理装置。
  5. 複数のレイヤを有する文書データとレイヤ単位で出力形態を規定した出力設定データとを有する電子ファイルデータの中から、出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを読み取る読み取り部と、
    前記読み取った前記出力設定データを、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する出力指令部と、
    を有することを特徴とする電子ファイル処理装置。
  6. 前記出力設定データは、前記文書データをプリンタで印刷する際に前記プリンタで実行される処理内容を規定したデータであることを特徴とする請求項5記載の電子ファイル処理装置。
  7. 複数のレイヤを有する文書データを含む電子ファイルデータの中から選択された前記レイヤに対する固有の出力形態を設定する手順(a)と、
    前記設定した出力形態を前記選択したレイヤに対応付けして出力設定データとして埋め込む手順(b)と、をコンピュータに実行させることを特徴とする電子ファイル処理プログラム。
  8. 前記電子ファイルデータの中から出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを前記電子ファイルデータの中から読み取る手順(c)と、
    前記読み取る手順で読み取った前記出力設定データの中の出力形態を、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する手順(d)と、
    をさらに有することを特徴とする請求項7記載の電子ファイル処理プログラム。
  9. 前記指令する手順(d)は、前記読み取る手順(c)で読み取った前記出力設定データの内容をプリンタドライバに渡す手順(e)を有することを特徴とする請求項8記載の電子ファイル処理プログラム。
  10. 複数のレイヤを有する文書データレイヤ単位で出力形態を規定した出力設定データとを有する電子ファイルデータの中から、出力指示された前記レイヤに対応した前記出力設定データを読み取る手順(a)と、
    前記読み取る手順(a)で読み取った前記出力設定データを、前記出力指示された前記レイヤの文書データを出力するための出力形態として指令する手順(b)と、
    を前記コンピュータに実行させることを特徴とする電子ファイル処理プログラム。
  11. 前記指令する手順(b)は、前記読み取る手順(a)で読み取った前記出力設定データの内容をプリンタドライバに渡す手順(c)を有することを特徴とする請求項10記載の電子ファイル処理プログラム。
  12. 請求項7〜11のいずれか一つに記載の電子ファイル処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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