JP2009163456A - 印刷処理装置、印刷処理方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

印刷処理装置、印刷処理方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Naoko Matsunaga
尚子 松永
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Abstract

【課題】複数のコンテンツに各々異なる印刷部数を設定して結合印刷することを可能にし、複数部数設定のある印刷ジョブを結合する際の操作性向上を図ること。
【解決手段】コンピュータ100のCPU101は、印刷ダイアログ,詳細結合設定ダイアログにより、結合する複数の印刷ジョブに個別の印刷部数の設定を受け付け、該個別に設定された印刷部数に基づいて、前記複数の印刷ジョブを部毎に結合してプリンタ200で印刷するように処理する構成を特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の印刷ジョブを結合して印刷処理可能な印刷処理装置の制御に関する。
特許文献1では、受け付けたプリントジョブを保持し、スプーリング中の複数のプリントジョブを合体して1つのプリントジョブにしてプリンタ側に送信する方法が提案されている。
また、特許文献1は、複数のプリントジョブを合体して1つのジョブにする際に、異なるジョブに含まれるページが1枚の用紙の両面にプリント可能なようにジョブの合体を行ったり、1枚の用紙上にNページの画像を並べてプリントするNin1プリントが可能なように合体を行ったりすることも提案されている。
特許文献2は、ジョブ同士を結合して1つのジョブとして出力する際に、各ジョブに対して設定されている出力条件に応じてジョブの結合の可否を判定する画像形成装置が提案されている。
特開平9−134261号公報 特開2003−174529号公報
特許文献1に記載の発明では、部数印刷を行う場合は、複数のプリントジョブを合体した1つの合体プリントジョブに対して部数設定が行われる。個々のプリントジョブにおいて異なった部数指定を行った場合は無効になってしまう。
また、特許文献2に記載の発明では、複数のジョブに、それぞれ異なった部数印刷指定が行われている場合、最初のジョブの設定されている部数に合わせる、又は、共通設定として全ジョブ共通に部数を指定する必要があった。
このため、従来では、コンテンツAを2部、コンテンツBを1部、コンテンツCを4部のように、複数の文書に各々異なった部数が指定されているコンテンツA,コンテンツB,コンテンツCの3種のジョブを結合印刷したい場合、ABCの組み合わせを一部、ACの組み合わせを1部、Cを2部というように、個別に結合印刷、もしくは印刷を行わなければならず、非常に煩雑であった。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、本発明の目的は、複数のコンテンツに各々異なる印刷部数を設定して結合印刷することを可能にし、複数部数設定のある印刷ジョブを結合する際の操作性向上を図る仕組みを提供することである。
本発明は、複数の印刷ジョブを結合して印刷処理可能な印刷処理装置において、前記複数の印刷ジョブに個別の印刷部数を設定する第1設定手段と、前記第1設定手段により個別に設定された印刷部数に基づいて、前記複数の印刷ジョブを部毎に結合して印刷するように処理する印刷処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数部数設定のあるジョブを結合する際の操作性向上を図ることが出来る。
本発明は、説明会等で、それぞれの役割によって配布する資料を変えたい場合に有効である。
例えば、説明会での資料が、社外秘である資料A、Bと、オープンな資料C、Dがあった場合、社員10人にはA、B、C、D全ての資料を配布し、社員以外の30人にはC、Dの資料を配布するような場合に有効である。
このような場合、従来では、社員10人に対してA、B、C、Dを10部結合印刷で印刷し、社員以外30人に対してC、Dを30部結合印刷しなければならず、非常に煩雑であったが、本発明によれば、A、Bを10部、C、Dを40部と指定することにより、それぞれ違う部数の結合印刷を行うことができる。このように、複数文書に異なる印刷部数を指定して印刷する際の操作負担を軽減することができる。
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す印刷制御装置を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図である。
図1において、100はコンピュータである。コンピュータ100において、101はCPUで、ROM103のプログラム用ROMに記憶されたプログラムを実行して又は外部メモリ111に記憶されるプログラムをRAM102にロードして実行してシステムバス104に接続された各デバイスを制御し、コンピュータ100全体を統括制御する。
また、このROM103のフォント用ROMにはフォントデータ等を記憶し、ROM103のデータ用ROMには各種データを記憶する。RAM102は、CPU101の主メモリ,ワークエリア等として機能する。
105はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)109や図示しないポインティングデバイス(例えばマウス)からの入力を制御する。
106はディスプレイコントローラ(DC)で、ディスプレイ110の表示を制御する。なお、ディスプレイ110はCRTであってもLCD等のその他の形式の表示装置であってもよい。
107はメモリコントローラ(MC)で、ハードディスク(HD)、図示しないフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、フラッシュメモリ等の外部メモリ111とのアクセスを制御する。
108はネットワークインタフェースカード(NIC)で、ネットワーク300を介してプリンタ200との通信を制御する。
本発明の印刷制御装置において、例えば、コンテンツAとコンテンツBをページレイアウトが「4in1」設定(1枚の用紙に4ページ印刷を行う設定)で結合印刷する場合、コンテンツAの4ページを1枚の用紙にレイアウトして印刷するわけだが、コンテンツAのページ数によっては、4ページ全てを揃えた状態で4in1レイアウトできない端数ページが発生する場合がある。
このような場合には、本発明では、このコンテンツAの端数ページと、コンテンツAに結合されるコンテンツBのページを結合して4in1レイアウトするように制御する。このため、本発明では上述の端数ページを管理する必要がある。
また、本発明では、複数の文書(例えば、コンテンツA,コンテンツB,コンテンツC)に対して異なる部数(3,1,4)を設定して、「部」毎に結合して印刷する結合印刷を実行することができる。例えば、各文書を1部目から順に結合する設定の場合、最終的な印刷結果は、以下のようになる。
1部目:コンテンツA+コンテンツB+コンテンツC、
2部目:コンテンツA+コンテンツC、
3部目:コンテンツA+コンテンツC、
4部目:コンテンツC。
このため、上述の端数ページも、結合単位である「部」毎に異なってくる。そのため、本発明では、上述の端数ページを「部」毎に管理する必要がある。この管理を、図2に示す結合ジョブ情報DB,ページDBで行っている。なお、本実施形態では、印刷時間の短縮を図るため、上記端数ページ以外の印刷を先に開始し、端数部分は次の文書の結合した後に印刷する構成を有する。以下、上述の「端数ページ」を「残ページ」と呼ぶ。
以下、図2を参照して、本発明の印刷制御装置が保持するデータベースの説明を行う。
図2は、図1に示した外部メモリ111に記憶される結合ジョブ情報DBのデータ構成の一例を示す図である。
図2(a)は、結合ジョブ情報DB(以下、結合DB)を示す。結合DBは、上述の端数ページの情報を部毎に保持するためのデータベースである。即ち、結合DBとは、前回の結合印刷における各部毎の残ページの情報を記憶・管理するデータベースである。
なお、結合DBは、初期状態では空であり、結合すべきジョブが無いことを表す。
なお、例えば、ジョブAの結合印刷が終了し、更にジョブBが送られてきた場合のジョブBの処理において、ジョブAを「前者ジョブ」、ジョブBを「継続ジョブ」とし、結合DBには、前者ジョブまでの結合印刷における各部の残りのページ情報が記憶されており、継続ジョブとのジョブ結合処理において利用される。
図2(a)に示すように、結合DBは、共通設定部分と部毎のレコード部分で構成され、共通設定部分には各部共通の設定事項である4in1などのN−UP印刷や両面印刷などを示す「印刷方法」、N−UPにおける1用紙内のページ数を示す「用紙内ページ数」、1用紙内の配置順を示す「用紙内配置順」の情報を保持する。
部毎レコードの1レコードは、結合処理する単位である「部」の情報に該当し、例えば2部の結合印刷であればID=1とID=2のような2レコードで各部の情報を保持する。
各レコード内は、結合DB内での「ID」番号、該当する「部」内で前回までの結合印刷で未完成となった「残ページ」を特定する情報として、残ページ数分の「残ページID」として保持する。
図2(b)は、印刷ページDBを示す。印刷ページDB(以下、ページDB)を示す。ページDBは、実際の印刷ジョブの中で残ページに該当する部分の「印刷データ」を保持するためのデータベースである。1レコードは、前回までの結合印刷で未完成となった残ページの1ページ分の情報に該当し、結合DBの残ページIDから検索可能な「データID」、印刷ジョブの中で残ページに該当する部分の実際の「印刷データ」を保持する。
なお、結合DBの共通設定部分の設定事項を、各部のレコードで個別に保持するように変更する事で、部単位に印刷方法の切り替えを行う事も可能である。またページDBで保持する印刷データにおいては、印刷を行えていないジョブの印刷データの全てと、印刷データ中の残ページを示す情報の組み合わせを保持するように変更してもよい。これにより、印刷を行えていないジョブの再構成や再利用を行うことも可能である。
以下、図3,図4を参照して、本発明における印刷設定方法について説明する。
図3は、本発明の印刷ダイアログ(プリンタドライバ画面)の一例を示す図であり、CPU101が外部メモリ111に格納されるプリンタドライバプログラムをRAM102にロードして実行することにより、ディスプレイ110に表示される。
図3(a)は、印刷ダイアログにおいて、ページ設定タブが選択されている場合に対応する。
図3(a)に示すように、「ページ設定」タブの出力方法メニューp1にて「結合印刷」を選択すると、印刷処理は、本発明の結合印刷方法にて処理される。
p2は部数設定欄であり、印刷部数を入力するためのものである。
p3は「OK」ボタンであり、「OK」ボタンp3が押下された場合、図3,図4での印刷設定が反映された印刷ジョブが生成され、印刷処理(後述する図5)が開始される。
p4は「キャンセル」ボタンであり、「キャンセル」ボタンp4が押下された場合、印刷がキャンセルされる。
図3(b)に示すように、「結合設定」タブにて、「結合印刷方法」の詳細設定を行うことが出来る。
q1は「ソート機能」チェックボックスであり、どの部分がソート処理行うかを選択するためのものである。この「ソート機能」チェックボックスq1で、「ソータを使用」を選択すると、ソートされずに印刷され、外部接続のソータがソートを行うこととなる。「ソート機能」チェックボックスq1で、「ソフトウェアソート」を選択すると、本アプリケーション内でソートをしてから印刷する。
q2は「結合位置指定」チェックボックスであり、結合位置の指定方法を選択するためのものである。この「結合位置指定」チェックボックスq2で、「Auto」を選択すると、現在このダイアログで結合印刷設定している印刷文書の結合位置が自動決定される(詳細は後述する)。なお、「Auto」を選択された場合には、「結合詳細設定」ボタンq3はグレイアウトされ選択できないように制御される。
「結合順指定」チェックボックスq2で、「結合位置指定」を選択すると、現在このダイアログで結合印刷設定している文書を、本結合印刷のどの列(「部」)に結合して印刷するか指定できる(詳細は後述する)。なお、「結合位置指定」が選択されている場合、図6(a)で示した「ページ設定」タブの「部数」p2は、指定することが出来ないように制御される。この場合、後述する図3で指定される列数が、「部数」p2にセットされる。
「結合詳細設定」ボタンq3を押下すると、図4に示す詳細結合設定ダイアログがディスプレイ110に表示され、現在このダイアログで結合印刷設定している印刷ジョブを、結合DBのどのレコードに(「部」)に結合して印刷するか指定できる。
q4は「印刷ステータス」チェックボックスであり、この「印刷ステータス」チェックボックスq4は、このダイアログで結合印刷設定している文書の印刷の後にさらに結合印刷を継続する(結合継続)か、結合印刷を終了する(結合終了)か選択できる。
「結合継続」を選択すると、このダイアログで結合印刷設定している文書の印刷の後にまだ結合印刷が行われると判断し、「結合終了」を選択すると、このダイアログで結合印刷設定している文書の印刷で結合印刷が終了すると判断する。
「印刷ステータス」チェックボックスq4で「結合終了」を選択し印刷を行うと、CPU101は、結合印刷を終了と判断し、結合DBに残っている残ページを、設定に従いすべて印刷する。
図4は、詳細結合設定ダイアログの一例を示す図である。
この詳細結合設定ダイアログでは、結合印刷における一連の結合状態を表示し、今回印刷するジョブを結合DBのどのレコード(部)に追加するかを指定できる。
図4(a)において、r1は、結合印刷の一連の結合状態を示す。1列目が1部目(結合DBの1レコード目)、2列目が2部目(結合DBの2レコード目)を表している。
r2は各列の「追加」ボタンで、結合印刷する文書を追加したい列の「追加」ボタンを押下することで、その列に現在設定してい文書を追加するという指定になる。
r3は「列の追加」ボタンで、このボタンを押下すると、新しい列を追加し、その列に結合印刷する印刷ジョブを追加できる状態となる。なお、「OK」ボタンr5を押下された際に、上記新規追加した列に印刷ジョブの追加が行われていない場合は、列は削除される(次回起動時は表示されない)。
r5は「OK」ボタンで、このボタンが押下されると、この詳細結合設定ダイアログが閉じ、図3(b)に示した印刷ダイアログに戻る。
r4は「列の削除」ボタンで、このボタンが押下されると、選択されている列の削除を行う。
以下、例を用いて具体的に説明する。
結合印刷の一連の結合状態が、図4(a)の状態である場合に、1列目の「追加」ボタンr2が押下されると、図4(b)の(1)の部分が追加される。
また、図4(a)の状態である場合に、「列の追加」ボタンr3が押下されると、図4(b)の(2)に示す3列目の「追加」ボタンが追加される。この状態で、3列目の「追加」ボタンr2が押下されると、図4(b)の(3)の部分が追加される。
「OK」ボタンr5が押下されると、この詳細結合設定ダイアログが閉じ、この詳細結合設定ダイアログで設定した列数が図3(a)の「ページ指定」タブの部数p2にセットされる。
図4(b)の状態で「OK」ボタンr5が押下された場合、図3(a)の部数p2に、図4(b)での列数「3」がセットされる。
r6は「キャンセル」で、このボタンが押下されると、詳細結合設定は変更せずにこの詳細結合設定ダイアログを閉じる。
なお、図3の「OK」ボタンp3が押下されると、CPU101は、印刷ジョブを生成し、後述する図5に示す印刷処理を開始するように制御する。なお、この印刷ジョブには、図3,図4で設定した印刷設定が付帯される。なお、この印刷設定には、レイアウト設定(Nin1(N−up)印刷、両面印刷等)、印刷部数、後述する図8に示すような結合先設定等を含む。
以下、図5〜図7を参照して、本発明の印刷処理について説明する。なお、本実施形態では、ソート機能に関しては、ソータ機能を使用して行うものとして説明する。
図5は、本発明の印刷制御装置における印刷処理の全体の流れを示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、CPU101が外部メモリ111に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
まず、図3の「OK」ボタンp3が押下さえると、CPU101は、印刷ジョブを生成し、本フローチャートの印刷処理を開始する。ステップs1において、CPU101は、印刷ジョブに結合設定があるか否かを判定し、結合設定がないと判定した場合には、ステップs5に処理を進め、通常印刷を行った後に、ステップs6に進み、印刷処理を終了する。
一方、ステップs1において、印刷ジョブに結合設定があると判定した場合には、CPU101は、ステップs2に処理を進め、結合印刷処理(図6)を行う。ここで、図6を参照して結合印刷処理について説明する。
図6は、本発明の図5のステップs2に示した結合印刷処理の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、CPU101が外部メモリ111に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
まず、ステップt1において、CPU101は、ジョブの付帯情報として送られてきた結合先の情報である「結合先設定」に基づく結合indexの作成処理(図7)を実行する。なお、この結合indexの作成処理は、ジョブの付帯情報として送られてきた結合先の情報である「結合先設定」から、指定部数の各部毎に、「結合DB」への結合先のインデックス番号を決定し、該決定した結合先のインデックス番号を、結合DBへの結合先のインデックス番号のテーブルを示す「結合index」のテーブルを作成して格納する処理である。
ここで、図7、図8を参照して、結合DBへの結合先のインデックス番号のテーブルである結合indexの作成処理について説明する。
図7は、図6のステップt1に示した結合index作成処理の一例を示すフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、CPU101が外部メモリ111に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
図8は、図7の結合先index作成処理によって作成される結合indexの作成例を示す図である。
まず、図7のステップu1において、CPU101は、ジョブの付帯情報として送られてきた結合先設定で指定された印刷部数分のテーブル数の結合indexを、RAM102内に作成する。
次に、ステップu2において、CPU101は、結合先設定で結合先が自動結合の[auto]と指定されているか否かを判定し、[auto]と指定されていると判定した場合には、ステップu12に処理を進める。
ステップu12では、CPU101は、結合indexの各テーブルに「0」からの昇順の結合先インデックス番号を格納する。
例えば、印刷部数が「3」と設定されて、図4の例1に示すように、印刷先設定に[auto]が設定されている場合には、図4のi1に示すように、結合indexに[0,1,2]が設定される。
そして、図7のステップu12の処理を完了すると、CPU101は、本フローチャートの結合index作成処理を終了して、図6のフローチャートに処理を戻す。
一方、ステップu2において、CPU101は、結合先として[auto]が指定されていない(任意結合位置が指定されている)と判定した場合には、ステップu3に進む。
ステップu3では、CPU101は、結合DB最大数を示す変数のbx(RAM102に記憶される)に、現時点の結合DBにおけるレコード数を格納する。
次に、ステップu4において、CPU101は、結合先カウンタj(RAM102に記憶される)を「0」に初期化する。
次に、ステップu5において、CPU101は、結合先カウンタjが指定された印刷部数未満であるか確認し、印刷部数未満であると判定した場合には、CPU101は、ステップu6へ処理を進める。
ステップu6では、CPU101は、印刷時に指定された処理中の「部」における結合先の設定である結合先設定[j]が、新規の結合印刷であるか判定し、新規の結合印刷でないと判定した場合には、ステップu7に処理を進める。
ステップu7では、CPU101は、結合先設定[j]が結合DBの範囲外か判定し、範囲外でないと判定した場合には、ステップu8に処理を進める。
ステップu8では、CPU101は、処理中の「部」における結合先設定[j]を結合先とし、結合index[j]に格納し、ステップu11に処理を進める。
なお、ステップu6において、印刷時に指定された処理中の「部」における結合先の設定である結合先設定[j]が、新規の結合印刷であると判定した場合には、CPU101は、ステップu9に処理を進める。
また、ステップu7において、結合先設定[j]が結合DBの範囲外であると判定した場合にも、CPU101は、ステップu9に処理を進める。
ステップu9では、CPU101は、処理中の「部」における結合先を新規の結合印刷とし、結合index[j]に結合DBの新規のレコード番号として結合DB最大数bxの値を格納する。
そして、ステップu10において、CPU101は、結合DB最大数bxを1つ増加させ、ステップu11に処理を進める。
ステップu11では、CPU101は、結合先カウンタjを増加させて、ステップu5に処理を戻し、次の「部」以降の結合先index作成処理を指定された印刷部数分だけ同様に行う。
これにより、例えば、図8の例2に示すように、印刷先設定に[1,2]が設定されている場合には、図8のi2に示すように、結合indexに[1,2]が設定される。
また、例3に示すように、印刷先設定に[1]が設定されている場合には、i3に示すように、結合indexに[1]が設定される。
また、例4に示すように、印刷先設定に[2,新規]が設定されている場合には、i4に示すように、結合indexに[2,3]が設定される。
また、例5に示すように、印刷先設定に[0,1,2,3]が設定されている場合には、i5に示すように、結合indexに[0,1,2,3]が設定される。
また、例6に示すように、印刷先設定に[3]が設定されている場合には、i6に示すように、結合indexに[1]が設定される。
そして、ステップu5において、CPU101は、結合先カウンタjが指定された印刷部数以上であると判定した場合には、本フローチャートの結合index作成処理を終了し、図6のフローチャートに処理を戻す。
以下、図6のフローチャートの説明に戻る。
次に、ステップt2において、CPU101は、結合DBにおいて結合indexが指定する格納先のインデックス番号に該当するレコードが無いか判定する。
ステップt2で、結合DBにおいて結合indexが指定する格納先のインデックス番号に該当するレコードが無いと判定した場合には、CPU101は、ステップt3において、結合DBのレコードを結合indexが必要とする数まで拡張し、ステップt4に処理を進める
一方、ステップt2で、結合DBにおいて結合indexが指定する格納先のインデックス番号に該当するレコードが有ると判定した場合には、CPU101は、そのままステップt4に処理を進める
ステップt4では、CPU101は、部数結合処理を行う際の部数カウンタi(RAM102に記憶される)を「0」で初期化する。
次に、ステップt5において、CPU101は、部数カウンタiが、指定された印刷部数未満であるか確認し、印刷部数未満でないと判定した場合には、ステップt6に処理を進める。
ステップt6では、CPU101は、結合indexからカウンタiが示す処理中の部に該当する結合先インデックスを取得し、変数join(RAM102に記憶される)に格納する。以降の結合処理では、結合DBにおいてjoinが指し示す前者ジョブと継続ジョブで結合処理が行われる。
次に、ステップt7において、CPU101は、結合DBのjoinが指す前者ジョブに残ページがあるか確認し、残ページがあると判定した場合には、ステップt8に処理を進める。
ステップt8では、CPU101は、ページDBから結合DBの残ページに該当する印刷ジョブデータを取得し、
次に、ステップt9において、CPU101は、ステップt8で取得した残ページの印刷ジョブデータと継続ジョブとを結合し、結合したジョブを処理ジョブとし、ステップt11に処理を進める。
一方、ステップt7において、結合DBのjoinが指す前者ジョブに残ページがないと判定した場合には、ステップt10に処理を進め、継続ジョブを処理ジョブとしてステップt11に処理を進める。
ステップt11では、CPU101は、処理ジョブをNページの構成が完成し(即ち、レイアウト印刷の用紙内ページ数が揃い)印刷可能であるNページ完成部分(印刷可能部分)と、Nページの構成が未完成である端数部分とに分割する。なお、Nは、印刷設定で指定された1シート(用紙)に印刷されるページ数を示す。例えば、印刷設定で片面の4in1印刷が指定された場合、Nは「4」となる。また、印刷設定で両面の通常印刷が指定された場合、Nは「2」となる。また、
次に、ステップt12において、CPU101は、上記Nページ完成部分があるか確認し、Nページ完成部分があると判定した場合には、ステップt13において、Nページ完成部分の印刷を実行し(Nページ完成部分の印刷ジョブをプリンタ200に送信し)、ステップt14に処理を進める。
一方、ステップt12において、Nページ完成部分が無いと判定した場合には、CPU101は、そのままt14に処理を進める。
ステップt14では、CPU101は、処理ジョブに、上記端数部分があるか確認し、端数部分があると判定した場合には、t15に処理を進める。
ステップt15では、CPU101は、上記端数ページの情報を結合DBのjoinが示すレコードへセットする。ここで、結合DBにセットする端数ページの情報には、N−UP印刷や両面印刷などの印刷方法の種別と、1用紙内を構成するページ数と、出力されなかった端数ページを識別するページIDが端数ページ分含まれる。
次に、ステップt16において、CPU101は、端数ページの印刷ジョブデータを1ページ単位の構成に分割し、ページIDと分割した印刷ジョブデータをページDBに格納し、ステップt18に処理を進める。
なお、ステップt14において、端数部分が無いと判定した場合には、CPU101は、ステップt17において、結合DBのjoinが示すレコードをクリアし、ステップt18に処理を進める。
ステップt18では、CPU101は、部数カウンタiを「1」増加させて、ステップt5に処理を戻し、次の「部」以降の結合処理を指定された印刷部数分だけ同様に行う。
そして、ステップt5において、部数カウンタiが印刷部数未満でない(印刷部数以上)と判定した場合には、CPUは、印刷終了と判断して、ステップt20へ処理を進める。
ステップt20では、CPU101は、結合DBのどの部毎レコードにも残ページIDが格納されていないページ(即ち未参照ページ)の印刷データを、ページDBから削除し、本フローチャートの処理を終了する。そして、図1のフローチャートに処理を戻す。
以下、図5のフローチャートの説明に戻る。
ステップs1の結合印刷処理(図6)を完了すると、CPU101は、ステップs3に処理を進める。
ステップs3では、CPU101は、印刷ジョブに結合終了情報があるか判定し、結合終了情報がないと判定した場合には、ステップs6に進み、印刷処理を終了する。この場合、本印刷ジョブに継続する印刷ジョブにより、再度、本フローチャートの処理が起動されることとなる。
一方、ステップs3で、印刷ジョブに結合終了情報があると判定した場合には、ステップs4に処理進める。
ステップs4では、CPU101は、排出印刷処理を行う。この排出印刷処理では、CPU101は、結合DBに格納される残ページの情報に対応する印刷を全て行った後に、ステップs6に進み、印刷処理を終了する。
ステップs3で、印刷ジョブに結合終了情報がないと判定されたにもかかわらず、所定時間内に次の継続ジョブにより、本フローチャートの処理が起動されなかった場合には、ステップs4の排出印刷処理を実行するように構成してもよい。
以下、図9〜図15を参照して、本発明の結合印刷処理について具体例を用いて説明する。
図9は、印刷コンテンツの一例を示す図である。
以下、図9のように、結合印刷を行いたいコンテンツが3種類あり、コンテンツAは15ページを3部、コンテンツBは2ページを1部、コンテンツCは3ページ4部を4up設定で印刷したい場合を例にして説明する。
図10〜図13は、図9に示した印刷コンテンツを、結合先を[auto]と指定して結合印刷した際の結合index、印刷DB、ページDBの状態、及び、印刷結果を部毎に示す図である。なお、ソート機能に関しては、ソータ機能を使用して行うものとする。
まず、最初は各DBは空の状態で処理が開始される。
そして、コンテンツA(15p)の3部の結合印刷が実行されると、図11に示すように、まず結合index[0,1,2]が作成され、DBが3レコードに拡張される。
次に処理ジョブ(Aジョブ)をNページ完成部分(Aの1〜12ページ)と端数ページ(Aの13〜15ページ)に分割され、Nページ完成部分は印刷され、端数ページの情報が結合DBに、端数ページの印刷データがページDBに登録される。この処理が1部目〜3部目まで行われ、Aジョブの印刷処理が終了する。
次に、コンテンツB(2p)の1部の結合印刷が実行されると、図12に示すように、まず結合index[0]が作成される。
次に、結合DBの1部目の端数ページ(Aの13〜15ページ)と処理ジョブ(Bジョブ)が結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(Aの13〜15ページ、Bの1ページ)と端数部分(Bの2ページ)に分割され、Nページ完成部分が印刷される。
そして、端数ページの情報(Bの2ページを示す残ページID)が結合DBの1部目に登録され、端数ページ(Bの2ページ)の印刷データがページDBに登録され、Bジョブの印刷処理が終了する。
次に、コンテンツC(2p)の4部の結合印刷が実行されると、図13に示すように、まず結合index[0,1,2,3]が作成され、DBが4レコードに拡張される。
次に、結合DBの1部目の端数ページ(Bの2ページ)と処理ジョブ(Cジョブ)が結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(なし)と端数部分(Bの2ページ、Cの1−2ページ)に分割される。
そして、端数ページの情報(Bの2ページ、Cの1〜2ページを示す残ページID)が結合DBの1部目に登録され、端数ページ(Cの1〜2ページ)の印刷データがページDBに追加され、Cジョブの1部目の印刷処理が終了する。
次に、Cジョブの2部目の処理が行われる。まず、結合DBの2部目の端数ページ(Aの13〜15ページ)とCジョブが結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(Aの13〜15ページ、Cの1ページ)と端数部分(Cの2ページ)に分割され、Nページ完成部分が印刷される。
そして、端数ページの情報(Cの2ページを示す残ページID)が結合DBの2部目に登録され、Cジョブの2部目の印刷処理が終了する。
次に、Cジョブの3部目の処理が行われる。なお、結合DBの3部目処理は、上記2部目処理と同一である。
次に、コンテンツCの4部目の処理が行われる。まず、結合DBの4部目の処理では、CジョブがNページ完成部分(なし)と端数ページ(Cの1〜2ページ)に分割され、端数ページの情報が結合DBに登録され、Cジョブの4部目の印刷処理が終了する。そして最後に、ページDBに記憶されているコンテンツAの13〜15ページは、結合DBにおいて未参照となるので削除される。
なお、Cジョブの印刷ステータスとして「結合終了」が設定されている場合には、結合DB,ページDBで管理される残ページは、排出印刷処理される。この場合、図14(a)に示すような流れで印刷され、結果的に、図14(b)のような順で印刷される。
図14は、本発明の第1実施形態における結合印刷処理の流れ及び結合印刷結果を示す図である。
一方、Cジョブの印刷ステータスとして「結合継続」が設定されている場合には、結合DB,ページDBで管理される残ページは、次の結合ジョブと結合されて印刷されることとなる。この「結合継続」の場合の例を、図15に示す。
図15は、図9〜図13に示した結合印刷に継続して更に結合印刷を行う際の結合index、印刷DB、ページDBの状態を部毎に示す図である。
この例では、コンテンツDは、コンテンツA〜Cまでの印刷結果に続き、3ページを2部で結合先=[auto]で印刷ステータス=「結合継続」で印刷したものである。また、コンテンツEは、さらに2ページを3部で且つ結合先=[0,3,新規]で印刷ステータス=「結合終了」で印刷した場合を示す。なお、ソート機能に関しては、ソータ機能を使用して行うものとする。
コンテンツD(3p)の2部で結合先=[auto]の結合印刷が実行されると、図15に示すように、まず結合index[0,1]が作成される。
次に、結合DBの1部目の端数ページ(Bの2ページ、Cの1〜2ページ)と処理ジョブ(Dジョブ)が結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(Bの2ページ、Cの1〜2ページ、Dの1ページ)と端数部分(Dの2〜3ページ)に分割される。
そして、端数ページの情報(Dの2〜3ページ)を示す残ページID)が結合DBの1部目に登録され、端数ページ(Dの2〜3ページ))の印刷データがページDBに追加され、Dジョブの1部目の印刷処理が終了する。なお、コンテンツDの1部目の処理が終了した時点で、ページDBに記憶されているBの2ページは未参照となるので削除される。
次に、Dジョブの2部目の処理が行われる。まず、結合DBの2部目の端数ページ(Cの2ページ)とDジョブが結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(Cの2ページ、Dの1〜3ページ)と端数部分(なし)に分割され、Nページ完成部分が印刷され、Dジョブの2部目の印刷処理が終了する。そして最後に、ページDBに記憶されているコンテンツBの2ページは、結合DBにおいて未参照となるので削除される。
次に、コンテンツE(2p)の3部で結合先=[0,3,新規]の結合印刷が実行されると、まず結合index[0,3,4]が作成され、結合DBが5レコードに拡張される。
次に、結合DBの1部目の端数ページ(Dの2〜3ページ)と処理ジョブ(Eジョブ)が結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(Dの2〜3ページ、Eの1〜2ページ)と端数部分(なし)に分割れる。そして、Eジョブの1部目の印刷処理が終了する。
次に、Eジョブの2部目の処理が行われる。まず、結合DBの3部目の端数ページ(Dの1〜2ページ)とEジョブが結合される。そして、この結合されたジョブが、Nページ完成部分(Dの1〜2ページ、Eの1〜2ページ)と端数部分(なし)に分割され、Nページ完成部分が印刷される。そして、Eジョブの2部目の印刷処理が終了する。
次に、Eジョブの3部目の処理が行われる。まず、結合DBの4部目には端数ページが登録されていないため、Eジョブが、Nページ完成部分(なし)と端数部分(Eの1〜2ページ)に分割される。そして最後に、ページDBに記憶されているコンテンツCの1ページ、コンテンツDの2〜3ページは、結合DBにおいて未参照となるので削除される。
なお、Eジョブは、印刷ステータス=「結合終了」であるため、コンテンツEの印刷終了の後、排出印刷処理が実行される。
まず、結合DBの2部目の端数ページ(Cの2ページ)が印刷される。次に、結合DBの5部目の端数ページ(Eの1〜2ページ)が印刷される。そして、結合DB、ページDBの情報が全て削除される。
以上説明したように、本実施形態では、全てのジョブを結合してから部数印刷を行う方法ではなく、結合するジョブをすべて確認する前に、条件が成立したもの(Nページ揃ったもの)から直ちに印刷していく構成を有する。この構成により、プリンタの占有時間の問題や、従来のように、第1ジョブが実際に印刷開始されるタイミングが最終ジョブの印刷操作後となるような欠点を解決することが出来る。
さらに、ジョブを管理するDB等を保持することにより、結合するジョブに異なった印刷部数設定、異なった結合位置が指定されているような場合であっても、結合印刷を行うことができる。従って、複数の文書に異なる部数を設定する結合印刷を行う場合のユーザの操作負担を軽減することができる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施携帯では、ソータ機能として「ソータを使用」が設定された場合の結合印刷処理(何部目の処理においても条件の成立したものから印刷を行う)について説明した。
本実施形態では、ソータ機能として「ソフトウェアソート」が設定された場合の結合印刷処理について説明する。「ソフトウェアソート」の場合、プリンタにソート機能がなくとも、ソートを行って出力することができる。
1部目に関しては、上記第1実施形態の流れで、条件の成立したものから印刷を行う。
しかし、2部目移行に関しては、印刷を行わずに、結合DB、ページDBに保存し、前の「部」が一通り印刷されるまで結合DBにためておく。
例えば、結合印刷を行いたいコンテンツが3種類あり、コンテンツ1は15ページを3部、コンテンツ2は2ページを1部、コンテンツ3は3ページ4部を4up設定で印刷したい場合、図16Aに示すような流れで印刷される。
図16A,図16Bは、本発明の第2実施形態における結合印刷処理の流れ及び結合印刷結果を示す図である。
15ページのコンテンツ1を4in1設定で3部印刷した際、1部目に関しては第1実施形態と同様に1〜12ページのみ印刷し、残りの13〜15ページは結合DB,ページDBに保存され、次のコンテンツ2と結合されて印刷される。
しかし、2部目以降に関しては、前の「部」の印刷が完了するまで(結合終了通知を受信し、1部目を全て排出するまで)、結合DB,ページDBにジョブを保存し、印刷を行わないようにCPU101が制御する。即ち、1部目の印刷が完了した後、2部目の印刷を行う。それ以降も同様である。結果的に、図16Bのような順で印刷される。
このような構成により、ソータ機能を備えていないプリンタで結合印刷する場合でも、ユーザの求める並び順で結合印刷を行うことができる。また、1部目は条件の成立したものから印刷を行うので、実際に印刷開始されるのが最終ジョブの印刷操作後となってしまうといったことを回避することができる。
〔第3実施形態〕
以下、図3,図4で説明した各種ダイアログの処理をフローチャートにて説明する。
図17は、図3に示した印刷ダイアログの処理を説明するフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、CPU101が外部メモリ111に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
まず、ステップw1において、CPU101は、印刷ダイアログをディスプレイ110上に開き、ステップw2にて各種イベントの発生を待つ。
ステップw2にて、「結合詳細設定ダイアログ」ボタンq3の押下イベントを検知すると、CPU101は、ステップw3に処理を進める。
ステップw3では、CPU101は、詳細設定ダイアログを開く処理を行い、ステップSw2に処理を戻す。この処理の詳細は図18にて後述する。
また、ステップw2にて、「OK」ボタンp3の押下イベントを検知すると、CPU101は、ステップw4において、印刷開始し、処理を終了させる。
また、ステップw2にて、「キャンセル」ボタンp4の押下イベントを検知すると、CPU101は、そのまま処理を終了させる。
また、ステップw2にて、タブ選択イベントを検知すると、CPUは、ステップw5に処理を進める。
そして、ステップw5において、CPU101は、「ページ設定」タブが選択されたと判定した場合には、ステップw6にて、図3(a)に示したように、プリンタドライバの各種設定をページ設定タブに表示する。
次に、ステップw7において、CPU101は、出力方法が「結合印刷設定」とされたことを検知すると、ステップw8において、結合設定タブの項目をEnable(選択可能)とするように制御し、ステップw2に処理を戻す。
一方、ステップw7において、CPU101は、出力方法が「結合印刷設定」以外が選択されたことを検知すると、ステップw9において、結合設定タブの項目をDisable(選択不可能)とするように制御し、ステップw2に処理を戻す。
一方、ステップw5において、CPU101は、「結合設定」タブが選択されたと判定した場合には、ステップw10にて、図3(b)に示したように、プリンタドライバの各種設定を結合設定タブに表示する。
次に、ステップw11において、CPU101は、結合位置設定が「結合位置指定」とされたことを検知すると、ステップw12において、結合設定詳細ボタンq3をEnable(選択可能)とするように制御し、ステップw2に処理を戻す。
一方、ステップw11において、CPU101は、結合位置設定が「Auto」とされたことを検知すると、ステップw13において、結合設定詳細ボタンq3をDisable(選択不可能)とするように制御し、ステップw2に処理を戻す。
図18は、図4に示した詳細設定ダイアログの処理を説明するフローチャートである。なお、このフローチャートの処理は、CPU101が外部メモリ111に格納されるプログラムをRAM102にロードして実行することにより実現される。
図3の「結合詳細設定」ボタンq3が押下されると、ステップx1にて、CPU101は、詳細設定ダイアログをディスプレイ110上に開き、ステップx2にて、結合DBから取得した情報をダイアログに表示し、ステップx3にて各種イベントの発生を待つ。
ステップx3において、「追加」ボタンr2の押下イベントを検知した場合には、CPU101は、ステップx4にて、押下された「追加」ボタンr2に対応する列の最後尾に新しいジョブを追加するように制御し、ステップx3に処理を戻す。
また、ステップx3において、「列の削除」ボタンr4の押下イベントを検知した場合には、CPU101は、ステップx5にて、選択された列を削除するように制御し、ステップx3に処理を戻す。
また、ステップx3において、「OK」ボタンr5の押下イベントを検知した場合には、CPU101は、ステップx7にて、詳細設定ダイアログの設定を保持し、詳細設定ダイアログを閉じる。
次に、ステップx9にて、CPU101は、追加されたジョブ数を部数として「プリンタドライバ」の「ページ設定」タブの「部数」p2に表示するように制御し、本フローチャートの処理を終了する。
また、ステップx3において、「キャンセル」ボタンr6の押下イベントを検知した場合には、CPU101は、ステップx8にて、詳細設定ダイアログを閉じるように制御し、本フローチャートの処理を終了する。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施態様をとることが可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
以下、図19に示すメモリマップを参照して本発明に係る印刷制御装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図19は、本発明に係る印刷制御装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記録媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、インストールするプログラムやデータが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5,図6,図7,図17,図18に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記録媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記録媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,DVD−ROM,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM,シリコンディスク等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウエアによって表されるプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムをネットワーク上のサーバ,データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明の一実施形態を示す印刷制御装置を適用可能な印刷システムの一例を示すブロック図である。 図1に示した外部メモリ111に記憶される結合ジョブ情報DBのデータ構成の一例を示す図である。 本発明の印刷ダイアログ(プリンタドライバ画面)の一例を示す図である。 詳細結合設定ダイアログの一例を示す図である。 本発明の印刷制御装置における印刷処理の全体の流れを示すフローチャートである。 本発明の図5のステップs2に示した結合印刷処理の一例を示すフローチャートである。 図6のステップt1に示した結合index作成処理の一例を示すフローチャートである。 図7の結合先index作成処理によって作成される結合indexの作成例を示す図である。 印刷コンテンツの一例を示す図である。 図9に示した印刷コンテンツを結合先を[auto]と指定して結合印刷した際の結合index、印刷DB、ページDBの状態、及び、印刷結果を部毎に示す図である。 図9に示した印刷コンテンツを結合先を[auto]と指定して結合印刷した際の結合index、印刷DB、ページDBの状態、及び、印刷結果を部毎に示す図である。 図9に示した印刷コンテンツを結合先を[auto]と指定して結合印刷した際の結合index、印刷DB、ページDBの状態、及び、印刷結果を部毎に示す図である。 図9に示した印刷コンテンツを結合先を[auto]と指定して結合印刷した際の結合index、印刷DB、ページDBの状態、及び、印刷結果を部毎に示す図である。 本発明の第1実施形態における結合印刷処理の流れ及び結合印刷結果を示す図である。 図9〜図13に示した結合印刷に継続して更に結合印刷を行う際の結合index、印刷DB、ページDBの状態を部毎に示す図である。 本発明の第2実施形態における結合印刷処理の流れ及び結合印刷結果を示す図である。 本発明の第2実施形態における結合印刷処理の流れ及び結合印刷結果を示す図である。 図3に示した印刷ダイアログの処理を説明するフローチャートである。 図4に示した詳細設定ダイアログの処理を説明するフローチャートである。 本発明に係る印刷制御装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記録媒体(記憶媒体)のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 コンピュータ
101 CPU
102 RAM
111 外部メモリ
108 NIC
109 キーボード(KB)
200 プリンタ
300 ネットワーク

Claims (8)

  1. 複数の印刷ジョブを結合して印刷処理可能な印刷処理装置において、
    前記複数の印刷ジョブに個別の印刷部数を設定する第1の印刷設定手段と、
    前記第1の印刷設定手段により個別に設定された印刷部数に基づいて、前記複数の印刷ジョブを部毎に結合して印刷するように処理する印刷処理手段と、
    を有することを特徴とする印刷処理装置。
  2. 1枚の用紙に印刷するページ数を示す用紙内ページ数を設定する第2の印刷設定手段と、
    前記各印刷ジョブを処理する際、該印刷ジョブを前記用紙内ページ数が揃った状態で印刷できる印刷可能部分と前記用紙内ページ数が揃った状態で印刷できない端数部分とに分割する印刷ジョブ分割手段を有し、
    前記印刷処理手段は、前記印刷ジョブ分割手段により分割された前記印刷可能部分の印刷を開始する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷処理装置。
  3. 前記印刷ジョブ分割手段により分割された前記端数部分のジョブを結合する結合先毎に記憶する記憶手段を有し、
    前記印刷処理手段は、印刷ジョブを処理する際、該印刷ジョブを、前記記憶手段に前記結合先毎に記憶される前記端数部分のジョブに結合して処理することを特徴とする請求項2に記載の印刷処理装置。
  4. 前記結合する結合先を指定する結合先指定手段と、
    前記第1の印刷設定手段は、前記結合先指定手段で指定された結合先に印刷ジョブを結合することを特徴とする請求項1乃至3記載の印刷処理装置
  5. 前記印刷処理手段は、結合終了を示す情報を含む印刷ジョブの処理が終了すると、前記記憶手段に記憶される端数部分のジョブの印刷を開始することを特徴とする請求項3又は4に記載の印刷処理装置。
  6. 複数の印刷ジョブを結合して印刷処理可能な印刷処理装置における印刷処理方法であって、
    設定手段が、前記複数の印刷ジョブに個別の印刷部数を設定する設定ステップと、
    印刷処理手段が、前記設定手段により個別に設定された印刷部数に基づいて、前記複数の印刷ジョブを部毎に結合して印刷するように処理する印刷処理ステップと、
    を有することを特徴とする印刷処理方法。
  7. 複数の印刷ジョブを結合して印刷処理可能な印刷処理装置を、
    前記複数の印刷ジョブに個別の印刷部数を設定する第1の印刷設定手段と、
    前記第1の印刷設定手段により個別に設定された印刷部数に基づいて、前記複数の印刷ジョブを部毎に結合して印刷するように処理する印刷処理手段と、
    して機能させるためのプログラム。
  8. 請求項6に記載されたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015179939A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成システム

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