JP4659581B2 - 画像処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、くるみ製本用のジョブを処理する画像処理装置及びその制御方法、プログラムに関するものである。
商業的印刷業界は、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告、グラビア等)の作成依頼を受注し、該クライアントの所望の印刷物を作成し、それを該クライアントに納品することでクライアントから報酬を得る。この商業的印刷業界では、現在でも、オフセット製版印刷機等の大規模な印刷装置を用いているのが主流である。
この商業的印刷業界では、様々な工程を踏んで作業が進められる。この工程には、例えば、入稿、デザインやレイアウト、カンプ(プリンタ出力によるプレゼンテーション)、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフプリント)、版下作成、印刷、後処理加工、発送等がある。上述のような印刷機の利用には版下作成を欠かすことができず、一度版下を作成すると、その修正は容易でなく、且つコスト的にかなり不利である。これは、入念な校正、即ち、レイアウトのチェックや色の確認作業が必須である事等に起因する。
このように、この種の業界では、大掛かりな装置を必要とし、尚且つ、クライアントが所望する印刷物を作成するのにある程度の時間も必要であった。しかも、これらそれぞれの作業には専門知識が必要であり、いわば職人と呼ばれる熟練者のノウハウが必要であった。
一方で、最近、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、上記のような印刷業界に対抗して、プリント・オン・デマンドという業態が出現しつつある。以下、プリント・オン・デマンド(Print On Demand)は、PODと略記する。
PODでは、印刷装置で扱うジョブを、より比較的小ロットのジョブに分けることで、大掛かりな装置、システムを用いずに、短納期で印刷処理を取り扱うことを目指している。特に、このPODでは、上記のような大規模な印刷機、印刷手法に代えて、例えば、ディジタル複写機やディジタル複合機等のディジタル画像形成装置を最大限に活用して、電子データを用いたディジタルプリントを実現している。そして、このPODによる業態のPOD市場が展開されつつある。このようなPOD市場では、従来の印刷業界に比べてディジタル化が融合し、コンピュータを利用した管理、制御が浸透してきており、コンピュータを利用してある程度、印刷業界のレベルに近づこうとしている。
このような背景の中で、POD市場には、コピー・プリントショップ印刷会社の印刷サービスと言われるPFPや、企業内社内向け印刷サービスと言われるCRD等が存在する。ここで、PFPは、Print For Payの略称である。また、CRDは、Centralized Reproduction Departmentの略称である。
PODの印刷現場では、プリンタや複写機等の画像形成装置、スキャナ等の画像入力装置、バインディング・ステープリング・表紙付け・グルーイング・パンチング・くるみ製本、等の処理を行う後処理装置の機器がネットワークを介して相互に接続されている。そして、ネットワーク上に接続されているクライアントコンピュータ上で生成された印刷ジョブや、あるいはインターネットを介して投入された印刷ジョブの印刷処理を、これらの機器を用いて実行している。
このような印刷現場では、デバイスや印刷ジョブの工程自体を管理するために、作業者(オペレータ)が複数、あるいは単数配置されており、画像形成装置の近辺で作業に従事するケースが多い。例えば、出力された用紙をオフラインフィニッシャまで運び、個別にステープリングやコレート等を行ったり、また、画像形成装置に接続されているいわゆるインラインフィニッシャを用いて、後処理等の作業を行っている。
後処理の種類には、前述のとおりいくつかあるが、例えば、くるみ製本処理について、簡単にここで説明する。
くるみ製本とは、図1に示すとおり、一枚の表紙となる用紙を用いて、通常、両面印刷された本文部分を包んで製本する形式の製本(フィニッシング)である。図1(a)は、表紙の例であり、通常は、本文になる部分の用紙サイズの2倍よりも多少大きなサイズが使用される。図1(a)の例では、表紙の裏部分にも画像が印刷され、それぞれが本を捲った際の内側に載せる画像になる。また、図1(a)の例では、背表紙になる部分も含んで一枚の用紙から構成されている。この場合は、背表紙部分は、製本時に糊付け(グルーバインド)等を行うため、画像を載せる意味はなく、糊付けの効果を出すためにも、画像を載せないことが望まれることが多い。
図1(b)は表紙に包まれる対象の本文部分であり、通常は両面印刷されるが、片面印刷や、N−UP印刷であっても構わない。また、単なる両面印刷ではなく、いわゆるブックレット印刷が行われるケースもあり、細かなブックレット形式に分けられた後、それらを合わせて表紙と一緒に糊付けされることもある。
図1(c)は、図1(a)の表紙と図1(b)の本文を糊付けした直後の例であり、表紙に対してある程度の大きさをもった用紙サイズが使われている例である。この例で示すとおり、比較的大き目の表紙を作成しておき、後ほどオフラインフィニッシャ等のフィニッシャを用いて、3方を断裁する形式が通常、使われている。今回の例では、断裁面A、断裁面B、断裁面Cに対して断裁を行い、それぞれの面を合わせこんでいる。
以上のような後処理を適切に行うには、例えば、どのような種類の後処理装置が接続されているかを認識するデバイス通信技術や、画像データを格納し、指定されたデータから読出可能にするデータ制御技術等の技術も関連している。
このような後処理に関する技術として、特許文献1として、PC1側で予めくるみ製本の表紙用のデータを本文とは別に生成し、表紙用のデータと本文用のデータとを連続してプリンタへ投入するものがある。ここで、表紙用のデータと本文用のデータの投入順番はプリンタに対して予め決められている。よって、入稿するユーザは、予めシステムへ入稿する原稿の表紙位置を認識してデータを生成しなければならない。
また、特許文献2として、印刷済みのくるみ表紙をどのように本文と位置合わせして折り処理を行うかを説明するものである。しかしながら、この特許文献2では、自動的に表紙と本文とを区別する仕組みがなく、ユーザの手作業によって表紙と本文を区別する必要があり、ユーザの負担が大きいという問題がある。
特開2001−195166号公報 特開2004−155152号公報
このように、上記の現状例では、例えば、くるみ製本のデータを処理する場合に、時として適切な処理が行われず、エラーが発生する、あるいはオペレータが入力された画像データを再編集しなければならない、という問題が発生していた。
例えば、図2を用いて課題を説明する。図2(a)はくるみ製本のページデータの並びを模式的に示した図である。図2(a)において、1ページ目は最外ページとなるくるみ表紙部であり、2ページ目は、その表紙の裏側(本の内側)に載る部分であり、3ページ目以降は、本の中に存在する本文部分のデータである。
通常のくるみ製本機において、表紙と本文を同時に印刷制御できるシステムでは、事前に印刷、及び製本可能なページ並び順が決められている。例えば、「1ページ目は表紙データ」、「2ページ目は、表紙の裏データ」、「3ページ目以降が本文データ」のように、プレフィックスしたデータの投入が期待されている。また、その順番もくるみ製本機や、画像処理システム全体において扱いを統一しておく必要がある。そのため、事前に「1ページ目は表紙データ、2ページ目は表紙の裏データ、3ページ目以降が本文データで作成する」というようなルールの徹底が重要であった。
しかしながら、いわゆるプリントショップ等では、事前にお客様との打ち合わせができない場合がある。しかも、サービスのひとつとして「持ち込み」という制度もあるため、ユーザが作成した画像データが、どのようなページ並びを意識した画像データになっているのか不明な点がある。このような場合、くるみ製本を制御する画像システム側の期待と合わない場合が予想される。
例えば、図2(b)は予想されるデータの並び順を示した例である。
タイプ1では、「1ページ目は表紙データ、2ページ目は表紙の裏データ、3ページ目以降が本文データ」である。
タイプ2では、「最終ページ目は表紙の裏データ、最終ページの前のページは表紙データ、1ページから始まり、最後から3ページ目までのデータが本文データ」である。
タイプ3では、「1ページ目が表表紙データの表、2ページ目が表表紙データの裏、一番最後のページが背表紙データ、最後から二番目は裏表紙データの表、最後から三番目は裏表紙データの裏」である。
タイプ4では、表紙と本文が別ジョブの別ファイルに分かれている場合である。
このように、ユーザが作成可能なくるみ製本のページ並びは様々なパターンが考えられる。そのため、くるみ製本向けのデータを、受け側の機器構成や期待状況を認識せず投入した場合には、所望の処理が遂行できずに、エラー、あるいはページ並びの修正依頼等の課題があった。尚、図2(b)に示す各タイプは一例であって、本来は上述以上のページ順の組み合わせが存在し、それらについて適応的に対応できることが望まれている。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、くるみ製本用のジョブを構成するページデータの並びに依存することなく、そのジョブを適切に処理することが可能な画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置は以下の構成を備える。即ち、
くるみ製本用のジョブを処理する画像処理装置であって、
前記くるみ製本用の製本表紙と本文ページからなるページデータを含むジョブを入力する入力手段と、
前記入力手段で入力されたジョブを格納する格納手段と、
前記格納手段に格納されているジョブ中の表紙となるべきページデータに対して、製本表紙の属性を設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された属性に基づいて、前記ジョブ中のページデータの出力順を決定する決定手段と、
前記決定手段で決定された出力順に従って、前記格納手段に格納されているジョブ中のページデータを読み出し、プリンタ部へ出力する出力手段とを備え
前記設定手段は、
前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定するための判別条件を入力し、その入力された判別条件に従って、前記ジョブ中の特定のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定する第1設定手段と、
操作者の操作に従って、前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を手動で設定する第2設定手段と、
前記第1設定手段による設定を実行する第1モードと、前記第2設定手段による設定を実行する第2モードのいずれかを選択する選択手段と
を備える。
また、好ましくは、属性が予め設定されたページデータの並びのパターンからなるテンプレートを記憶する記憶手段を更に備え、
前記第1設定手段は、前記ジョブ中のページデータに属性を設定するための条件として、前記記憶手段に記憶されたテンプレートから所望のテンプレートを選択することが可能である。
また、好ましくは、前記第1設定手段は、複数種類の前記条件を入力した場合に、その条件の組み合わせが適正であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段の判定結果に基づいて、エラーメッセージを出力するエラーメッセージ出力手段と
を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
また、好ましくは、前記第1モードが選択された場合において、前記出力手段による出力中にエラーが発生した場合、前記第2モードへの移行を促すメッセージをメッセージ出力手段を更に備える。
また、好ましくは、前記第2設定手段は、
前記ジョブ中のページデータに対応する画像を表示する表示手段と、
前記表示手段で表示される画像を用いて、前記ジョブ中のページデータに属性を設定する属性設定手段と、
前記属性設定手段で属性が設定されたページデータの並びのパターンをテンプレートとして記憶手段に登録する登録手段と
を備える。
また、好ましくは、前記第2設定手段は、外部のアプリケーションで生成された前記テンプレートを前記記憶手段にインポートするインポート手段を備える。
また、好ましくは、前記属性とは、くるみ製本における「くるみ表紙の表」、「くるみ表紙の裏」、「くるみ表紙の背表紙」及び「くるみ表紙以外の本文」の少なくとも1つを含み、該属性は、前記ページデータあるいはそのページ領域に設定される。
また、好ましくは、前記設定手段は、当該画像処理装置が備える表示部に表示する設定画面に対する操作に基づいて、前記入力手段で入力されたジョブ中のページデータに属性を設定する。
また、好ましくは、前記入力手段は、前記画像処理装置に接続される外部装置で管理される所定のデータ格納領域である。
上記の目的を達成するための本発明による画像処理装置の制御方法は以下の構成を備える。即ち、
くるみ製本用の製本表紙と本文ページからなるページデータを含むジョブを処理する画像処理装置の制御方法であって、
前記くるみ製本用のジョブを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力されたジョブを画像処理装置の格納手段に格納する格納工程と、
前記格納工程で格納手段に格納されているジョブ中の表紙となるべきページデータに対して、製本表紙の属性を設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された属性に基づいて、前記ジョブ中のページデータの出力順を決定する決定工程と、
前記決定工程で決定された出力順に従って、前記格納手段に格納されているジョブ中のページデータを読み出し、プリンタ部へ出力する出力工程とを備え
前記設定工程は、
前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定するための判別条件を入力し、その入力された判別条件に従って、前記ジョブ中の特定のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定する第1設定工程と、
操作者の操作に従って、前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を手動で設定する第2設定工程と、
前記第1設定工程による設定を実行する第1モードと、前記第2設定工程による設定を実行する第2モードのいずれかを選択する選択工程と
を備える。
上記の目的を達成するための本発明によるプログラムは以下の構成を備える。即ち、
くるみ製本用の製本表紙と本文ページからなるページデータを含むジョブを処理する画像処理装置の制御を実行させるためのプログラムであって、
前記くるみ製本用のジョブを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力されたジョブを画像処理装置の格納手段に格納する格納工程と、
前記格納工程で格納手段に格納されているジョブ中の表紙となるべきページデータに対して、製本表紙の属性を設定する設定工程と、
前記設定工程で設定された属性に基づいて、前記ジョブ中のページデータの出力順を決定する決定工程と、
前記決定工程で決定された出力順に従って、前記格納手段に格納されているジョブ中のページデータを読み出し、プリンタ部へ出力する出力工程とを備え
前記設定工程は、
前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定するための判別条件を入力し、その入力された判別条件に従って、前記ジョブ中の特定のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定する第1設定工程と、
操作者の操作に従って、前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を手動で設定する第2設定工程と、
前記第1設定工程による設定を実行する第1モードと、前記第2設定工程による設定を実行する第2モードのいずれかを選択する選択工程と
を該画像処理装置に実行させる。
本発明によれば、くるみ製本用のジョブを構成するページデータの並びに依存することなく、そのジョブを適切に処理することが可能な画像処理装置及びその制御方法、プログラムを提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
まずは、システム全体の概要を説明する。
図3は本発明の実施形態1のシステム全体の基本構成の一例を示すブロック図である。
本ブロック図は、1つまたは複数のエンドユーザ環境と、インターネットを介して接続されているPOD(Print On Demand)サイト環境から成っている。エンドユーザ環境は、プリントの発注依頼を行う発注者が存在する。そして、それぞれのエンドユーザ環境(ここでは、エンドユーザ環境A及びエンドユーザ環境B)からそれぞれのクライアントPCを利用して、プリントジョブの依頼を始めとして、ジョブのステータス確認などができる。
一方、PODサイト環境においては、工程管理部、プリプレス部、ディジタルプリント部、そしてポストプレス部の4つの工程から成り立っている。
工程管理部は、PODサイト環境における工程管理部、プリプレス部、ディジタルプリント部、ポストプレス部の各工程に対して作業を指示し、コンピュータや各種デバイスにより構成される本システムのワークフローを一元管理する部分である。この工程管理部は、エンドユーザからジョブを受信したり、エンドユーザからのジョブを保管したりする。更には、この工程管理部は、エンドユーザからのジョブの指定に基づいて、各工程における作業をワークフローとして組み立てたり、各デバイスや各作業者における作業を効率よくスケジュールしたりする等の役割を果たす。
プリプレス部は、工程管理部より受信したプリプレスジョブの作業指示に基づいて、スキャナ/MFP等のスキャンデバイスによりエンドユーザから受け取った紙原稿をスキャンする。また、プリプレス部は、そのスキャンによって得られる画像をスキャン画像ファイルとしてプリプレスサーバやクライアントPCに取り込む。これに加えて、プリプレス部は、画像補正、ファイルのマージやページの挿入/削除、各種ページレイアウト編集、面付け処理等の各種処理を実行する。また、プリプレス部は、必要に応じて最終成果物のレイアウトや色味を確認するためのプルーフ出力を実行したりする等の役割を果たす。
ディジタルプリント部は、工程管理部あるいはプリプレス部より受信したプリントジョブの作業指示に従って、スキャン&プリントデバイスによりエンドユーザから受け取った紙原稿をコピーする。これに加えて、クライアントPCからプリンタドライバやホットフォルダを経由して、受信したファイルをプリントデバイスにプリントアウトしたりする等の役割を果たす。ここで、受信するファイルとしては、エンドユーザから受信した文書/画像ファイル、スキャンデバイスから得られるスキャン画像ファイル、それらを編集した文書/画像ファイル等がある。また、スキャン&プリントデバイスには、白黒MFPやカラーMFP等がある。
ポストプレス部は、工程管理部、プリプレス部あるいはディジタルプリント部より受信したポストプレスジョブの作業指示に従って、紙折り機、中綴じ製本機、くるみ製本機、断裁機、封入機、帳合機等の後処理デバイスを制御する。これに加えて、ポストプレス部は、ディジタルプリント部より出力された記録紙に対して、紙折り、中綴じ製本、くるみ製本、断裁、封入、帳合等の仕上げ処理を実行する等の役割を果たす。
次に、PODサイト環境で用いる画像処理装置であるMFPの構成について、図4を用いて説明する。
図4は本発明の実施形態1のMFPの構成を示す図である。
MFP(Multi Function Perpheral)は、自装置内部に複数のジョブのデータ(ジョブデータ)を記憶可能なハードディスク等の記憶装置を具備している。また、例えば、スキャナから出力されたジョブデータに対し、その記憶装置を介してプリンタ部で印刷可能にするコピー機能を具備している。また、PC等の外部装置から出力されたジョブデータに対し記憶装置を介してプリンタ部で印刷可能にするプリント機能を具備している。このように、MFPは、これらの機能を含む複数の機能を具備している。
MFPには、フルカラー機器とモノクロ機器があり、色処理機能や内部データ等を除いて、基本的な部分においては、フルカラー機器がモノクロ機器の構成を包含することが多い。そのため、ここでは、フルカラー機器に絞って説明し、必要に応じて随時モノクロ機器の説明を加えることとする。
また、本システムは、複数の機能を具備した複合機能型の画像形成装置と、プリント機能のみを具備した単一機能型の画像形成装置であるSFPを具備する構成でも良い。あるいは、いずれか一方の型の画像形成装置のみを具備する構成でも良い。また、何れのタイプの画像形成装置であっても、複数台具備する構成でも良い。いずれにしても、実施形態の制御が実現可能な構成であればよい。
尚、SFPとは、Single Function Peripheral:単一機能周辺機器の略称である。
図4に示すように、MFPでは、紙原稿等の画像を読み取り、読み取られた画像データを画像処理する入力画像処理部101と、ファクシミリ等に代表される電話回線を利用した画像の送受信を行うFAX部102とを備えている。また、ネットワーク2101を利用して画像データや装置情報を、PC等との外部装置との間で送受信するNIC(Network Interface Card)部103を備えている。
また、外部装置と画像データ等の情報交換を行う専用インタフェース(I/F)部104を備えている。また、USB(Universal Serial Bus)メモリ(リムーバブルメディアの一種)に代表されるUSB機器との間で、画像データ等のデータを送受信するUSBインタフェース(USB I/F)部105を備えている。
尚、入力画像処理部101は、例えば、ADF(自動給紙機構)を有するスキャナで実現される。
そして、ジョブ制御部106では、MFPの用途に応じて画像データを一時保存したり、データ転送経路を決定したり等の各種処理を制御する。
文書管理部111は、複数の画像データを格納可能なハードディスク等の記憶装置で実現される。そして、例えば、画像形成装置が具備する制御部(例えば、ジョブ制御部106のCPU、メモリ(RAM、ROM)等)が主体となって、複数種類の画像データを、文書管理部111に複数格納可能に制御する。
この複数種類の画像データには、入力画像処理部101からの画像データがある。また、FAX部102を介して入力されたファクシミリジョブの画像データがある。また、NIC部103、専用I/F部104やUSB I/F部105を介して外部装置から入力された画像データがある。
ジョブ制御部106は、文書管理部111に格納された画像データを適宜読み出して、プリンタ部113等の出力部に転送して、プリンタ部113による印刷処理等の出力処理を実行可能に制御する。また、オペレータからの指示により、文書管理部111から読み出した画像データを、ネットワーク2101を介してPCや他の画像形成装置等の少なくとも一つの外部装置に転送あるいは分散転送可能に制御する。
画像データを文書管理部111に記憶する際には、必要に応じて、画像データを圧縮して格納したり、逆に圧縮して格納された画像データを読み出す際に元の画像データに伸張して戻したりする等の処理を、圧縮伸張部110を介して行っている。また、データがネットワーク2101を経由する際には、JPEG、JBIG、ZIP等の圧縮データを使用することも一般に知られており、データをMFPに入力した後、この圧縮伸張部110にて解凍(伸張)される。
また、リソース管理部112は、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブル等の各種画像処理において共通に扱われる各種パラメータテーブル等のデータが格納されている。これらのデータは、必要に応じて呼び出すことができると共に、新しいパラメータテーブルを格納したり、修正して更新したりすることができる。
また、ジョブ制御部106に対して、PDLデータが入力された場合には、RIP部108でRIP処理を施したり、印刷する画像に対して、必要に応じて出力画像処理部109でプリントのための画像処理を行ったりする。更に、その際に生成される画像データの中間データやプリントレディデータ(プリントのためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書管理部111で再度格納することもできる。
尚、PDLとは、Page Description Languageの略称である。また、RIPとは、Raster Image Processorの略称である。
そして、各種処理が施された画像データは、画像形成を行うプリンタ部113に送信される。プリンタ部113でプリントアウトされた印刷用紙は、後処理部114へ送り込まれ、印刷用紙の仕分け処理や印刷用紙の仕上げ処理が行われる。
ここで、ジョブ制御部106は、円滑にジョブを流す役割を担っており、MFPに対する操作内容に応じて、以下の各種の機能A)〜N)を実行するために、MFP内の構成要素の処理経路の切替を制御する。
但し、中間データとして画像データを必要に応じて格納することは一般に知られているが、ここでは、文書管理部111が始点、終点になる以外のアクセスは表記しない。また、必要に応じて利用される圧縮伸張部110と後処理部114、あるいは、全体のコアとなるジョブ制御部106等の処理は省略して、おおよそのフローがわかるように記載する。
A)複写機能 :入力画像処理部101→出力画像処理部109→プリンタ部113
B)ファクシミリ送信機能 :入力画像処理部101→FAX部102
C)ファクシミリ受信機能 :FAX部102→出力画像処理部109→プリンタ部113
D)ネットワークスキャン :入力画像処理部101→NIC部103
E)ネットワークプリント :NIC部103→RIP部108→出力画像処理部109→プリンタ部113
F)外部装置へのスキャン :入力画像処理部101→専用I/F部104
G)外部装置からのプリント :専用I/F部104→RIP部108→出力画像処理部109→プリンタ部113
H)外部メモリへのスキャン :入力画像処理部101→USB I/F部105
I)外部メモリからのプリント:USB I/F部105→RIP部108→出力画像処理部109→プリンタ部113
J)ボックススキャン機能 :入力画像処理部101→出力画像処理部109→文書管理部111
K)ボックスプリント機能 :文書管理部111→プリンタ部113
L)ボックス受信機能 :NIC部103→RIP部108→出力画像処理部109→文書管理部111
M)ボックス送信機能 :文書管理部111→NIC部103
N)プレビュー機能 :文書管理部111→操作部107
上記以外にも、E−mailサービスやWebサーバ機能を初めとして、様々な機能との組み合わせが考えられるが、ここでは割愛する。
また、上記の機能A)〜N)の内、J)ボックススキャン機能、K)ボックスプリント機能、L)ボックス受信機能、あるいはM)ボックス送信機能とは、文書管理部111を利用したデータの書込や読出を伴うMFPの処理機能である。これらの処理機能は、ジョブ毎やユーザ毎に文書管理部111内の記憶領域を分割して一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行う機能である。
操作部107は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものである。ここで、操作部107の表示装置の高解像度化に伴い、文書管理部111に格納されている画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントする等の処理も実現することができる。
次に、操作部107の一例について、図5を用いて説明する。
図5は本発明の実施形態1の操作部の一例を示す図である。
操作部107は、オペレータとのユーザーインタフェースであり、大きく分けると2つのインタフェース(キー入力部601及びタッチパネル部602)に分けることができる。
タッチパネル部602は、画像システム内部の操作部の制御を司るCPUからの命令をうけて、文字列やボタンを表示するパネル形式のインタフェースである。このタッチパネル部601は、オペレータに対する情報の表示と、オペレータからの情報の入力を行う。このタッチパネル部601上には、特定のボタンや文字列等が表示可能であり、表示した領域情報も認識可能になっている。そのため、例えば、オペレータがボタンを選択した場合には、どのボタンが選択されたかを認識し、また、そのボタンに応じて、ジョブ制御部106において、適切な処理が行われる仕組みになっている。
一方、キー入力部601は、ハードキーから構成されるインタフェースである。このキー入力部601は、タッチパネル部602のようにパネル上に可変で文字列等を表示する構成とは異なり、最初からボタンあるいはダイヤル等のハードキー要素で存在している。そして、これらのハードキー要素それぞれに対しては、操作された場合の処理が予め規定されていたり、あるいはユーザによって当該キーに処理方法を割り振ったりすることが可能となっている。このハードキー要素に応答して、タッチパネル部602上のインタフェースに対して数字を入力、あるいは表示する等の連携動作ももちろん可能である。
次に、タッチパネル部602に表示する操作画面の一例について、図6を用いて説明する。
図6は本発明の実施形態1のタッチパネル部の操作画面の一例を示す図である。
タッチパネル部602は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示部)とその上に貼られた透明電極からなるタッチパネルディスプレイから構成される。ここでは、LCDに表示されるキー相当の部分の透明電極を指で触れると、それを検知して別の操作画面を表示する等の処理が予めプログラムされている。図6は、スタンバイモード時の初期画面であり、設定操作に応じて様々な操作画面を表示することができる。
この例では、当該システムの機能パネルとして、「コピー」、「送信/ファクス」、「ボックス」、「拡張」という4つの機能があり、それぞれがタブ形式で表示されている。
コピータブは、コピー動作の操作画面に遷移するためのタブキーである。送信タブは、ファックスやE−mail送信等の送信(Send)動作を指示する操作画面に遷移するためのタブキーである。ボックスタブは、ボックス(ユーザ毎にジョブを格納する記憶手段)にジョブを入出力操作するための操作画面に遷移するためのタブキーである。オプションタブは、スキャナ設定、プリンタ設定等の拡張機能を設定するため設定画面に遷移するためのタブキーである。そして、これらの各タブを選択することで、それぞれの操作モードに遷移することができる。
図6においては、「コピータブ」が選択されている状態である。ここでは、現在の倍率が100%であること、選択されている用紙がA4であり、また、部数は1部であることが表示されている。また、コピー濃度を変えたり、ソータや両面等のキーからは仕上げの状態を設定することも可能である。
次に、くるみ製本にかかる初期値を設定するための初期値設定処理について、図7を用いて説明する。
図7は本発明の実施形態1の初期値設定処理を示すフローチャートである。
尚、図7の処理は、主に、本発明の画像処理装置のジョブ制御部106のCPUの制御によって、ジョブ制御部106のメモリ(RAM、ROM)に記憶されている専用プログラムが実行されることによって実現される。
まず、ステップS702で、操作画面の「共通仕様設定」画面(図8)で上のくるみ製本設定ボタンの押下を検知する。操作画面の共通仕様設定に関しては、図8に具体例を示している。尚、この「共通使用設定」画面800は、例えば、図6の初期画面において「拡張タブ」を操作することで表示することができる。
図8では、システムの共通仕様として初期機能の設定や、オートクリア後の機能等を実行するためのボタンが配置されており、その並びと同様に「くるみ製本背表紙モード設定」ボタン801が配置されている。この「くるみ製本背表紙モード設定」ボタン801を押下すると、図7のステップS702の処理が発生する。「くるみ製本背表紙モード設定」ボタン801を押下すると、くるみ製本モード設定画面(図9)が表示される。
このくるみ製本モード設定画面900は、くるみ製本用のジョブが投入された際にくるみ製本処理を実行するためのくるみ製本モードとして、オペレータモード/自動判別モードのいずれかを選択するための画面である。くるみ製本モード設定画面900には、それぞれのモードを選択するためのボタンが配置されていて、図9では、自動判別モード901が選択されている状態を示している。そして、この状態で、OKボタン902が押下されると、自動判別モードが選択されたと判定する。
ここで、オペレータモードとは、ジョブを管理するオペレータ自身が、投入された、くるみ製本用のジョブに対して、その製本表示の属性情報の設定を行うモードである。一方、自動判別モードとは、操作者により決められた条件に従って、くるみ製本用のジョブの属性を自動的にシステムが判別し、属性情報として管理するモードである。
また、属性情報とは、ジョブを構成するページ画像データに付与する属性を意味するものである。この属性は、くるみ製本の表紙を識別するための情報である。製本表紙の属性としては、例えば、「くるみ表紙の表」、「くるみ表紙の裏」であり、他にも、「くるみ表紙の背表紙」及び「くるみ表紙以外の本文」を用いても良い。また、この属性は、ジョブ中の各ページ画像データ、あるいはページ領域に付与することが可能である。
また、入力された原稿が表紙用の印刷用紙の物理的なサイズではなく、くるみ製本のための折り処理を行った状態での各ページサイズとして分割されている場合には、「くるみ表紙の表」としては、更に、「くるみ表紙の表(右)」と「くるみ表紙の表(左)」の属性を付与することも可能である。また、同様に、「くるみ表紙の裏」としては、「くるみ表紙の裏(右)」と「くるみ表紙の裏(左)」の属性を付与することも可能である。
ステップS703で、操作者により選択されたモードがオペレータモードであるか否かを判定する。選択されたモードがオペレータモードでない場合(ステップS703でNO)、つまり、選択されたモードが自動判別モードである場合、自動判別条件入力画面(図10)を介する自動判別モード設定処理へ移行する。
具体的には、まず、ステップS715で、自動判別モードを設定する。この場合、選択されたモードが自動判別モードであることを示すモード情報が初期設定情報として、例えば、リソース管理部112に記憶される。次に、ステップS716で、自動判別モードにおいて、くるみ製本用のジョブの属性を自動判別する条件を設定するための自動判別条件入力画面(図10)を表示する。
図10に示す自動判別条件入力画面1000では、例えば、くるみ製本に関する処理を実行するための各種条件が予め登録されている。各種条件には、チェックボックスが構成されていて、ユーザは、チェックボックスに対してチェックを行うことで、所望の条件を1つ以上選択することができる。また、条件によっては、所望の数値を入力するための入力フィールドが構成されている。
この自動判別条件入力画面1000において、条件の選択を行った後に、その選択状態を確定させる場合には、OKボタン1001を押下する。確定させない場合には、閉じるボタン1002を押下する。特に、OKボタン1001が押下された場合で、かつ選択された条件が複数ある場合には、それらの組み合わせが適正であるか否か(換言すれば、コンフリクトしているか否か)を判定する処理がなされることになる。
尚、登録されている条件数が多い場合は、複数のページに渡って表示が行われるため、分割表示されることとなる。また、条件を排他的に選択させた場合には、ラジオボタンで構成しても良い。
図10の例では、登録されている条件として、
表紙サイズ>本文サイズ
くるみ表表紙ページ(表)のページ数 「1」ページ目 (値を入力)
くるみ表表紙ページ(裏)のページ数 「2」ページ目 (値を入力)
くるみ裏表紙ページ(裏)のページ数 「N−2」ページ目 (値を入力)
くるみ裏表紙ページ(表)のページ数 「N−2」ページ目 (値を入力)
背表紙は、最後のページ(N)
背表紙のページ数 「 」ページ目 (値を入力)
登録済みテンプレートを使用
等の条件が登録されている。
以下、各条件について説明する。
「表紙サイズ>本文サイズ」の条件では、送信されてきたジョブの属性において、常に表紙サイズは、本文サイズが大きいものである、という条件である。これは、全ページでの比較において、用紙サイズが大きいものを一意的に表紙とみなす条件である。この場合は、さらに、例えば、最初に入力されたページが、表紙の表、次が表紙の裏等の条件があらかじめ登録されているか、あるいは追加登録することになる。
「くるみ表表紙ページ(表)のページ数 「1」ページ目」の条件では、送信されてきたジョブの属性において、指定されたページを表表紙ページの表と設定する条件である。図10の例では、常に1ページ目が、表表紙ページの表と設定されている。
「くるみ表表紙ページ(裏)のページ数 「2」ページ目」の条件では、送信されてきたジョブの属性において、指定されたページを表表紙ページの裏と設定する条件である。図10の例では、常に2ページ目が、表表紙ページの裏と設定されている。
「くるみ裏表紙ページ(裏)のページ数 「N−2」ページ目」の条件では、送信されてきたジョブの属性において、指定されたページを裏表紙ページの裏と設定する条件である。図10の例では、Nを送信されたデータの最終ページであるとすると、常に最後から3ページ目が、裏表紙ページの裏と設定されている。
「くるみ裏表紙ページ(表)のページ数 「N−1」ページ目」の条件では、送信されてきたジョブの属性において、指定されたページを裏表紙ページの表と設定する条件である。図10の例では、Nを送信されたデータの最終ページであるとすると、常に最後から2ページ目が、裏表紙ページの表と設定されている。
「背表紙は、最後のページ(N)」の条件では、Nを送信されたデータの最終ページであるとすると、送信されてきたジョブの属性において、常に最後のページを、背表紙と設定する条件である。
「背表紙のページ数 「 」ページ目」の条件では、送信されてきたジョブの属性において、指定されたページを背表紙と設定する条件である。
「登録済みテンプレートを使用」の条件では、予め登録されているテンプレートを使用して、ジョブに対する属性を設定する条件である。尚、登録済みのテンプレートは、例えば、リソース管理部112で管理され、図2(b)で示したような、くるみ製本のページ並びのパターンとして、様々なタイプのパターンを示すテンプレートを管理している。
ここで、図10では、
くるみ表表紙ページ(表)のページ数 「1」ページ目 (値を入力)
くるみ表表紙ページ(裏)のページ数 「2」ページ目 (値を入力)
くるみ裏表紙ページ(裏)のページ数 「N−2」ページ目 (値を入力)
くるみ裏表紙ページ(表)のページ数 「N−1」ページ目 (値を入力)
背表紙は、最後のページ(N)
が条件として選択されており、これは、くるみ製本のタイプとして、図11に示すページ並びのパターンを意識したものである。
その後、ステップS717で、自動判別条件入力画面1000による条件編集の有無を判定する。これは、自動判別条件入力画面1000に対する操作を監視することで判定する。但し、ここでの判定は、自動判別条件入力画面1000における「登録済みテンプレートを使用」の条件以外の条件に対する、チェック操作の有無に基づいて判定する。そして、特に、「登録済みテンプレートを使用」の条件以外の条件のいずれかに対しチェックが入れられたら、条件編集があると判定する。
監視の結果、条件編集がある場合(ステップS717でYES)、ユーザによる条件編集操作を監視し、OKボタン1001(図10)が押下されたら、ステップS721に進む。ステップS721で、選択された条件が複数である場合には、その組み合わせにコンフリクトが発生しているか否か(適正な組み合わせであるか否か)を判定する。
ここで、上述したように、自動判別モードでは、自動判別条件入力画面1000において、様々な条件を登録することが可能であり、また、設定者は複数の条件を選択することも、単一の条件を選択することも可能である。しかしながら、複数の条件を選択する場合には、互いに相容れない条件を選択してしまうことがある。例えば、
くるみ表表紙ページ(表)のページ数 「1」ページ目 (値を入力)
くるみ表表紙ページ(裏)のページ数 「1」ページ目 (値を入力)
の2つの条件を選択した場合には、同じ1ページ目に2つの属性が設定されている(2つの属性がコンフリクトしてしまっている)ことになる。そのため、このような場合には、実際にジョブを受信した際に、それに対するジョブ処理を正常に実行することができない状況に陥る。
そこで、ステップS721において、複数の条件が選択されている場合には、その条件の組み合わせが適正であるか否かを判定する。判定の結果、コンフリクトが発生している場合(ステップS721でYES)、ステップS720に進み、その旨を示すエラーメッセージ(図12)を表示する。このエラーメッセージは、図12に示すようなダイアログによって実現され、これにより、自動判別条件入力画面1000において、オペレータに対して条件設定のやり直しやキャンセルを促すことが可能となる。
一方、コンフリクトが発生していない場合(ステップS721でNO)、ステップS722で、選択された条件を示す条件情報を初期設定情報として、例えば、リソース管理部112に登録する。
一方、ステップS717において、条件編集がない場合(ステップS717でNO)、条件の組み立てはせずに、ステップS718に進む。ここで、条件編集がない場合とは、「登録済みテンプレートを使用」の条件以外の条件に対するチェック操作がない場合である。但し、この場合は、「登録済みテンプレートを使用」の条件が選択されている可能性があるので、ステップS718で、登録済みテンプレートの使用の有無を判定する。これは、「登録済みテンプレートを使用」の条件に対するチェックの有無に基づいて判定する。特に、図13に示すように、「登録済みテンプレートを使用」の条件にチェックが入っている場合には、登録済みテンプレートを使用すると判定する。
ここで、登録済みテンプレートを使用しない場合(ステップS718でNO)、つまり、「登録済みテンプレートを使用」の条件を含むすべての条件にチェックが入っていない状態で、閉じるボタン1002(図10)が押下された場合、処理を終了する。この場合、くるみ製本用のジョブの属性を自動判別するための条件は特に設定されない。
一方、登録済みテンプレートを使用する場合(ステップS718でYES)、ステップS719で、登録済みのテンプレートを管理するテンプレート管理画面(図14)を表示し、そのテンプレート管理画面に対する操作に基づいて、テンプレートを選択する。
図14に示すテンプレート管理画面1400は、リソース管理部112に登録されているテンプレートのリストを表示する。そして、ユーザは、このリストから各テンプレートに対して用意されているチェックボックスにチェックを入れることで、所望のテンプレートを選択することが可能となる。図14では、タイプ2のテンプレートが選択されている状態を示している。この状態で、OKボタン1401が押下されると、そのテンプレートの選択を確定し、そのテンプレートで規定される条件(ページ並び)を示す条件情報を初期設定情報として、例えば、リソース管理部112に登録する。
尚、ステップS717の条件編集の判定では、「登録済みテンプレートを使用」の条件と、それ以外の条件を区別して、条件編集の有無を判定しているが、これに限定されない。例えば、「登録済みテンプレートを使用」の条件に対してチェックが入っている場合にも、他の条件と同様に、条件編集であると判定しても良い。この場合、ステップS718及びステップS719の処理を、ステップS717の後に実行することになる。
この構成で、「登録済みテンプレートを使用」の条件が選択された場合には、選択されたテンプレートで規定されるページ並びの条件と、自動判別条件入力管理画面1000中の他の条件間でのコンフリクトの有無を、ステップS721で判定することになる。
以上の処理が自動判別モードを利用する場合の初期値設定処理である。次に、オペレータモードを利用する場合の初期値設定処理について説明する。
ステップS703で、選択されたモードがオペレータモードである場合(ステップS703でYES)、ステップS704に進み、オペレータモードを設定する。この場合、選択されたモードがオペレータモードであることを示すモード情報が初期設定情報として、例えば、リソース管理部112に記憶される。
尚、オペレータモードが選択された場合は、くるみ製本モード設定画面900(図9)の表示は、図15に示すくるみ製本モード設定画面1500において、オペレータモード1501が選択されている状態となっている。そして、この状態で、OKボタン1502が押下されると、オペレータモードが選択されたと判定する。
ステップS705で、テンプレートを管理するためのテンプレート管理画面1400(図14)を表示する。テンプレート管理画面1400では、システムに予め登録されているテンプレートのリストを表示し、そのテンプレートのリストから所望のテンプレートを選択して、それを編集したり、削除することが可能である。あるいは、新規のテンプレートを追加することも可能である。
ここで、テンプレートを編集する場合には、編集対象のテンプレートを選択した状態で、テンプレート編集ボタン1402を押下することで、そのテンプレートを編集するためのテンプレート編集画面(図16)を表示することができる。
図16に示すテンプレート編集画面1600では、選択されたテンプレートで規定されるページ並びを表示する。ユーザは、処理対象のページを示すカーソル1601と、カーソル1601を左右に操作する操作キー1602を操作することで、処理対象のページの位置を変更することが可能である。そして、位置の変更後、OKボタン1603を押下すると、その変更内容を更新したテンプレートが登録されることになる。
尚、図16のテンプレート編集画面1600では、その編集内容として、テンプレートで規定されるページ並びの位置を変更する例を示しているが、ページに対する属性を新たに付与したり、変更したりすることも可能である。これについては、別途後述する。
一方、テンプレート管理画面1400において、テンプレートを追加する場合には、テンプレート追加ボタン1403を押下することで、追加対象のテンプレートをインポートするための外部テンプレート登録画面(図17)を表示することができる。そして、この外部テンプレート登録画面を用いることで、所定の格納場所(例えば、ボックス)に格納されているテンプレートから所望のテンプレートを選択して、追加することができる。
また、テンプレートを削除する場合には、削除対象のテンプレートを選択した状態で、テンプレート削除ボタン1404を押下することで、そのテンプレートを削除することができる。
図7の説明に戻る。
ステップS706で、テンプレート編集画面1600によるテンプレート編集の有無を判定する。これは、テンプレート管理画面1400に対する操作を監視しておき、そのテンプレート管理画面1600のテンプレート編集ボタン1402の押下の有無に基づいて判定する。そして、特に、テンプレート編集ボタン1402が押下されたら、テンプレート編集があると判定する。一方、テンプレートが選択されていない状態で、閉じるボタン1405が押下された場合に、テンプレート編集がないと判定する。
監視の結果、テンプレート編集がない場合(ステップS706でNO)、ステップS709に進む。一方、テンプレート編集がある場合(ステップS706でYES)、ステップS707に進み、テンプレート編集画面1600を表示する。そして、テンプレート編集画面1600によるテンプレートの編集が実行され、その後、OKボタン1603が押下されると、ステップS708で、編集後のテンプレートをリソース管理部112に登録する。
ここで、テンプレート編集としては、外部のアプリケーション(外部機器)で生成されたテンプレートを新規テンプレートとして追加登録することも可能である。これは、テンプレート管理画面1400上のテンプレート追加ボタン1403を押下して表示される外部テンプレート登録画面(図17)を用いて実行する。
そこで、ステップS709で、外部登録指示の有無を判定する。外部登録指示がない場合(ステップS709でNO)、ステップS714に進む。一方、外部登録指示がある場合(ステップS709でYES)、ステップS711に進み、外部テンプレート登録画面(図17)を表示する。
図17に示す外部テンプレート登録画面1700では、外部のアプリケーションで生成されたテンプレート(外部テンプレート)を、インポートすることが可能である。具体的には、外部テンプレート登録画面1700では、インポート可能な外部テンプレートのリストが表示される。
ユーザは、このリストから所望の外部テンプレート(例えば、外部テンプレート1701)を選択した状態で、テンプレート登録ボタン1702を押下すると、その選択された外部テンプレートがシステムにインポートされる。また、そのインポートされた外部テンプレートは、テンプレート管理画面1400のテンプレートのリストに追加されることになる。
以上のような、テンプレート編集や外部テンプレート登録が終了すると、くるみ製本用のジョブを保存するための領域となるボックスを指定するためのボックス設定画面(図18)を表示する。
図18に示すボックス設定画面1800では、空きのボックスのリストが表示され、ユーザはこのリストから所望のボックスを選択することが可能である。これにより、くるみ製本用のジョブを保存するためのボックスとして、例えば、ボックス番号「01」のボックス1801を選択することが可能である。この選択が完了すると、くるみ製本ジョブが投入された場合には、ボックス番号「01」のボックスに一旦格納されることになる。
次に、くるみ製本用のジョブが投入された際のジョブ処理について、図19を用いて説明する。
図19は本発明の実施形態1のジョブ処理を示すフローチャートである。
尚、図19の処理は、主に、ジョブ制御部106のCPUの制御によって、ジョブ制御部106のメモリ(RAM、ROM)に記憶されている専用プログラムが実行されることによって実現される。また、この処理は、ジョブ制御部106が処理対象のジョブとして、くるみ製本用のジョブが投入されたことを検知することによって開始する。
ステップS1402で、リソース管理部112に記憶される初期設定情報に基づいて、くるみ製本モードがオペレータモードであるか否かを判定する。オペレータモードでない場合(ステップS1402でNO)、つまり、自動判別モードである場合、ステップS1405で、リソース管理部112で記憶されている条件情報で選択されている条件の適用を行う。
ステップS1406で、投入されたジョブに、選択された条件が照らし合わされ、データハンドリングを行い、プリンタ部113及び後処理部114によって、くるみ製本処理を実行する。尚、ここでのくるみ製本処理は、くるみ製本用の表紙データ及び本文データの出力、それらのデータを用いた製本処理を含むものとする。次に、ステップS1407で、くるみ製本処理においてエラー発生の有無を判定する。エラー発生がない場合(ステップS1407でNO)、そのままくるみ製本処理を続行して、処理を終了する。
一方、エラー発生がある場合(ステップS1410でYES)、自動判別モードから、オペレータ自らが操作を行うオペレータモードへ移行する旨を示すダイアログ2000(図20)を表示する。ステップS1411で、所定時間内に、ダイアログ2000のOKボタン2001の押下の有無を判定する。所定時間内に、OKボタン2001が押下された場合(ステップS1411でYES)、オペレータモードへ移行するために、ステップS1403に進む。
一方、所定時間内にOKボタン2001が押下されない場合(ステップS1411でNO)、ステップS1412に進み、オペレータモードへの移行が意図されていないものとして、タイムアウト処理を実行する。そして、ステップS1413で、処理対象のジョブをキャンセルして、処理を終了する。
以上の処理が自動判別モードを利用する場合のジョブ処理である。次に、オペレータモードを利用する場合のジョブ処理について説明する。
ステップS1402で、オペレータモードである場合(ステップS1402でYES)、ステップS1403に進み、ボックス設定画面1800(図18)で選択されたボックスへ、処理対象のくるみ製本用のジョブを格納する。ステップS1415で、このボックスに格納されたジョブを表示し、その中から所望のジョブを選択する。選択後、ステップS1416で、リソース管理部112で登録されているテンプレートを表示するために、テンプレート管理画面1400(図14)を表示する。
図14に示すテンプレート管理画面1400では、タイプ1、タイプ2、タイプ3のテンプレートが表示されており、それぞれのテンプレートの特徴は、以下のとおりである。
タイプ1は、「1ページ目は表紙データ、2ページ目は表紙の裏データ、3ページ目以降が本文データ」である。
タイプ2は、「最終ページ目は表紙の裏データ、最終ページの前のページは表紙データ、1ページから始まり、最後から3ページ目までのデータが本文データ」である。
タイプ3は、「1ページ目が表表紙データの表、2ページ目が表表紙データの裏、一番最後のページが背表紙データ、最後から二番目は裏表紙データの表、最後から三番目は裏表紙データの裏」である。
この中から、図14の例では、タイプ2が選択されている状態を示している。そして、この状態で、OKボタン1401を押下すると、その選択が確定することになる。
図19の説明に戻る。
ステップS1417で、テンプレートが選択されているか否かを判定する。ここで、テンプレートが選択されている状態で、OKボタン1401が押下されたら、テンプレートが選択されていると判定する。一方、テンプレートが選択されていない状態で、閉じるボタン1405が押下されたら、テンプレートが選択されていないと判定する。
そこで、ステップS1417において、テンプレートが選択された場合(ステップS1417でYES)、ステップS1419に進み、選択されたテンプレートに応じて、ジョブを構成するデータ(ページ画像データ)の属性を設定する。そして、その設定した属性に基づいて、各データの出力順を決定する。これにより、ジョブデータを構成するデータに設定されている属性によって、くるみ製本用の表紙データ、くるみ製本用の本文データが決定されることになる。
そして、通常は、その出力順は、くるみ製本用の表紙データ、くるみ製本用の本文データとなるので、まず、ステップS1420で、くるみ製本用の表紙データをプリンタ部113に出力する。次に、ステップS1421で、くるみ製本用の本文データをプリンタ部113に出力する。ステップS1422で、出力された表紙データ及び本文データに対して、後処理部114でくるみ製本処理を実行する。
一方、テンプレートが選択されていない場合(ステップS1417でNO)、ステップS1424に進み、ジョブを構成するページ画像データのサムネイル(サムネイル画像)を表示する。この一例を図21に示す。図21は、受信したくるみ製本用のジョブを構成するページ画像データに対するサムネイル表示画面2100であり、特に、「くるみ表紙の表」を選択するメニューとなっている。
オペレータは、このサムネイル表示画面2100でサムネイル表示されたページ画像データに対して、くるみ製本処理におけるページ属性(表紙、本文等)を指定することが可能である。特に、サムネイル表示画面2100は、ページ属性として「表紙」となるページ画像データを指定するための画面である。
オペレータは、サムネイル表示画面2100上の所望のサムネイルを選択した状態で、OKボタン2101を押下することで、選択されたサムネイルに対応するページ画像データのページ属性に「くるみ表紙の表」を設定することが可能となる。同様にして、くるみ表紙の裏や、本文選択(レンジ選択可能)等の各種ページ属性を設定することが可能となる。そして、最終的にシステム側がくるみ製本用のジョブの属性をすべて設定する(ステップS1425〜ステップS1426)。
一連の設定が完了すると、設定された属性を有するページ画像データの並び(パターン)をテンプレートして登録するための登録画面2200(図22)を表示する。これにより、オペレータは、設定された属性を有するページ画像データの並び(パターン)をテンプレートして登録することが可能となる。この登録画面2200において、登録ボタン2201が押下されると、その設定された属性を有するページ画像データの並び(パターン)をテンプレートして、リソース管理部112に登録する。また、登録されたテンプレートは、次回以降、テンプレート管理画面1400(図14)に表示されることとなる。
そこで、ステップS1427で、テンプレート登録指示の有無を判定する。登録指示がある場合(ステップS1427でYES)、ステップS1428に進み、テンプレート名称を設定するための設定画面を介して入力されたテンプレート名称を設定する。そして、このテンプレート名称と、設定された属性を有するページ画像データの並び(パターン)からなるテンプレートが対応付けられて、リソース管理部112に記憶される。その後、ステップS1419に進む。一方、登録指示がない場合(ステップS1427でNO)、ステップS1419に進む。
その後、サムネイル表示画面2100(図21)を介して設定されたテンプレートを用いて、ステップS1419〜ステップS1422の処理を実行する。
以上のように、システムに対して、くるみ製本用のジョブを構成するページ画像データに対する属性が指定された後は、指定された属性に従って、そのジョブを構成するページ画像データの出力順序が決定される。
例えば、くるみ製本機が、表紙データを本文データよりも先に処理する場合に、図23(a)に示すタイプ1のテンプレートが選択された際には、ジョブを構成するページ画像データの内、ページ画像データ2301を先に表紙データとして出力する。その後、残りのデータを本文データとして出力する。これにより、くるみ製本機で規定される製本順序で処理すべき対象のデータを正常に処理することが可能となる。
また、図23(b)に示すタイプ2のテンプレートが選択された際には、ジョブを構成するページ画像データの内、ページ画像データ2302を先に表紙データとして出力し、その後、残りのデータを本文データとして出力する。これにより、くるみ製本機で規定される製本順序で処理すべき対象のデータを正常に処理することが可能となる。
以上説明したように、実施形態1によれば、くるみ製本用のジョブを構成するページ画像データの順序に関する属性を指定する、あるいは属性を自動判別するための条件を指定することが可能となる。これにより、くるみ製本用のジョブを構成するページ画像データの順序がくるみ製本処理で要求される所定順序とは異なる場合であっても、指定された属性に従って要求される所定順序で処理されるように、各ページ画像データを出力することが可能となる。
このように、ユーザにとっては、くるみ製本用のジョブを作成する際のページ画像データの順序を、出力先で要求される所定順序を意識して作成することが不要となる。つまり、ユーザにとっては、ジョブ作成時の制限が無くなり、また、任意の順序のページ画像データからなるジョブのタイプの指定を、システムに対して行えるため、PODとしての生産性が上げることが期待できる。
尚、実施形態1では、くるみ製本モードとして、自動判別モードと、オペレータモードの2種類のモードを構成している例を挙げて説明しているが、これに限定されない。用途や目的に応じて、自動判別モード及びオペレータモードの少なくとも一方を構成することも可能である。ここで、ユーザの操作の手間をより軽減することを意図する場合には、自動判別モードだけを構成することが好ましい。
<実施形態2>
実施形態1では、画像処理装置上で実行する構成について説明したが、例えば、PODサイト環境内で管理されるサーバ装置上のホットフォルダに対して、ジョブが投入された際に、実施形態1で説明した処理を実行する構成としても良い。
ここで、ホットフォルダとは、サーバ装置で管理される所定のデータ格納領域(例えば、所定フォルダ)に対するデータ格納の有無を監視しておき、データ格納を検知した場合には、そのデータに対して予め割り当てられた処理を実行する機能である。このホットフォルダの設定は、例えば、専用プログラムによって、サーバ装置上で設定することが可能である。
特に、実施形態2では、図24に示すように、図7や図19のフローチャートに示す処理を実行するホットフォルダ2401をサーバ装置上に設定する。そして、このホットフォルダ2401に対して、くるみ製本用のジョブ2402を投入すると、そのホットフォルダ2401に対して設定されている処理が実行される。
例えば、このホットフォルダ2401に、オペレータモードにホットフォルダが設定されていた場合には、2404のように、あらかじめ登録されているテンプレートが表示される。そして、オペレータは、この表示されているテンプレートの中から、所望のテンプレートを選択し、システム側にくるみ製本の属性を渡すことが可能となる。
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスクがある。また、更に、記録媒体としては、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、その接続先のホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。また、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
くるみ製本を説明するための図である。 ジョブを構成するページの並びを説明するための図である。 本発明の実施形態1のシステム全体の基本構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1のMFPの構成を示す図である。 本発明の実施形態1の操作部の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のタッチパネル部の操作画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の初期値設定処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1の共通仕様設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のくるみ製本モード設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の自動判別条件入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のページ並びの一例を示す図である。 本発明の実施形態1のエラーメッセージの一例を示す図である。 本発明の実施形態1の自動判別条件入力画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のテンプレート管理画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のくるみ製本モード設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のくるみ製本モード設定例を示す図である。 本発明の実施形態1のテンプレート編集画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のボックス設定画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のジョブ処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1のダイアログの一例を示す図である。 本発明の実施形態1のサムネイル表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1の登録画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態1のデータ出力例を示す図である。 本発明の実施形態2の構成を説明するための図である。
符号の説明
101 入力画像処理部
102 FAX部
103 NIC部
104 専用I/F部
105 USB I/F部
106 ジョブ制御部
107 操作部
108 RIP部
109 出力画像処理部
110 圧縮伸張部
111 データ管理部
112 リソース管理部
113 プリンタ部
114 後処理部

Claims (20)

  1. くるみ製本用のジョブを処理する画像処理装置であって、
    前記くるみ製本用の製本表紙と本文ページからなるページデータを含むジョブを入力する入力手段と、
    前記入力手段で入力されたジョブを格納する格納手段と、
    前記格納手段に格納されているジョブ中の表紙となるべきページデータに対して、製本表紙の属性を設定する設定手段と、
    前記設定手段で設定された属性に基づいて、前記ジョブ中のページデータの出力順を決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定された出力順に従って、前記格納手段に格納されているジョブ中のページデータを読み出し、プリンタ部へ出力する出力手段とを備え
    前記設定手段は、
    前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定するための判別条件を入力し、その入力された判別条件に従って、前記ジョブ中の特定のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定する第1設定手段と、
    操作者の操作に従って、前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を手動で設定する第2設定手段と、
    前記第1設定手段による設定を実行する第1モードと、前記第2設定手段による設定を実行する第2モードのいずれかを選択する選択手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 属性が予め設定されたページデータの並びのパターンからなるテンプレートを記憶する記憶手段を更に備え、
    前記第1設定手段は、前記ジョブ中のページデータに属性を設定するための条件として、前記記憶手段に記憶されたテンプレートから所望のテンプレートを選択する
    ことが可能であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記第1設定手段は、複数種類の前記条件を入力した場合に、その条件の組み合わせが適正であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果に基づいて、エラーメッセージを出力するエラーメッセージ出力手段と
    を備えることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記第1モードが選択された場合において、前記出力手段による出力中にエラーが発生した場合、前記第2モードへの移行を促すメッセージをメッセージ出力手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2設定手段は、
    前記ジョブ中のページデータに対応する画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段で表示される画像を用いて、前記ジョブ中のページデータに属性を設定する属性設定手段と、
    前記属性設定手段で属性が設定されたページデータの並びのパターンをテンプレートとして記憶手段に登録する登録手段とを備える
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2設定手段は、外部のアプリケーションで生成された前記テンプレートを前記記憶手段にインポートするインポート手段を備える
    ことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 前記属性とは、くるみ製本における「くるみ表紙の表」、「くるみ表紙の裏」、「くるみ表紙の背表紙」及び「くるみ表紙以外の本文」の少なくとも1つを含み、該属性は、前記ページデータあるいはそのページ領域に設定される
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記設定手段は、当該画像処理装置が備える表示部に表示する設定画面に対する操作に基づいて、前記入力手段で入力されたジョブ中のページデータに属性を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  9. 前記入力手段は、前記画像処理装置に接続される外部装置で管理される所定のデータ格納領域である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. くるみ製本用の製本表紙と本文ページからなるページデータを含むジョブを処理する画像処理装置の制御方法であって、
    前記くるみ製本用のジョブを入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力されたジョブを画像処理装置の格納手段に格納する格納工程と、
    前記格納工程で格納手段に格納されているジョブ中の表紙となるべきページデータに対して、製本表紙の属性を設定する設定工程と、
    前記設定工程で設定された属性に基づいて、前記ジョブ中のページデータの出力順を決定する決定工程と、
    前記決定工程で決定された出力順に従って、前記格納手段に格納されているジョブ中のページデータを読み出し、プリンタ部へ出力する出力工程とを備え
    前記設定工程は、
    前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定するための判別条件を入力し、その入力された判別条件に従って、前記ジョブ中の特定のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定する第1設定工程と、
    操作者の操作に従って、前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を手動で設定する第2設定工程と、
    前記第1設定工程による設定を実行する第1モードと、前記第2設定工程による設定を実行する第2モードのいずれかを選択する選択工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  11. くるみ製本用の製本表紙と本文ページからなるページデータを含むジョブを処理する画像処理装置の制御を実行させるためのプログラムであって、
    前記くるみ製本用のジョブを入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力されたジョブを画像処理装置の格納手段に格納する格納工程と、
    前記格納工程で格納手段に格納されているジョブ中の表紙となるべきページデータに対して、製本表紙の属性を設定する設定工程と、
    前記設定工程で設定された属性に基づいて、前記ジョブ中のページデータの出力順を決定する決定工程と、
    前記決定工程で決定された出力順に従って、前記格納手段に格納されているジョブ中のページデータを読み出し、プリンタ部へ出力する出力工程とを備え
    前記設定工程は、
    前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定するための判別条件を入力し、その入力された判別条件に従って、前記ジョブ中の特定のページデータに製本表紙の属性を自動的に設定する第1設定工程と、
    操作者の操作に従って、前記ジョブ中のページデータに製本表紙の属性を手動で設定する第2設定工程と、
    前記第1設定工程による設定を実行する第1モードと、前記第2設定工程による設定を実行する第2モードのいずれかを選択する選択工程と
    を該画像処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 本文を表紙でくるむことにより本を生成するくるみ製本を実行するための画像処理装置であって、
    前記くるみ製本用に使用される複数ページのページデータから表紙となるべきページデータを特定するための方法として自動モードまたは手動モードをユーザの指示に従って選択する選択手段と、
    前記選択手段によって前記自動モードが選択された場合、表紙を判別するための判別条件に従って前記複数ページのページデータから表紙となるべきページデータを特定し、前記選択手段によって前記手動モードが選択された場合、操作画面を介して入力された操作者の指示に従って前記複数ページから選択されたページを表紙となるべきページデータとして特定する特定手段と、
    前記特定手段によって表紙となるべく特定されたページデータと前記特定手段により特定されなかった本文のページデータとを用いて前記くるみ製本が実行されるように制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  13. 前記判別条件として表紙サイズが本文サイズよりも大きいことを示す条件が指定された場合、前記特定手段は、前記複数ページを比較することによって表紙となるべきページデータを特定し、前記判別条件としてページ番号が指定された場合、前記ページ番号に該当するページをページデータとして特定する
    ことを特徴とする請求項12に記載の画像処理装置。
  14. 前記手動モードが選択された場合、印刷対象となる複数ページの画像を表示する表示制御手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記表示制御手段により表示された複数ページの画像から選択されたページの画像に対応するページを表紙となるべきページデータとして特定する
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の画像処理装置。
  15. 本文を表紙でくるむことにより本を生成するくるみ製本を実行するための画像処理装置の制御方法であって、
    前記くるみ製本用に使用される複数ページのページデータから表紙となるべきページデータを特定するための方法として自動モードまたは手動モードをユーザの指示に従って選択する選択工程と、
    前記選択工程によって前記自動モードが選択された場合、表紙を判別するための判別条件に従って前記複数ページのページデータから表紙となるべきページデータを特定し、前記選択工程によって前記手動モードが選択された場合、操作画面を介して入力された操作者の指示に従って前記複数ページから選択されたページを表紙となるべきページデータとして特定する特定工程と、
    前記特定工程によって表紙となるべく特定されたページデータと前記特定工程により特定されなかった本文のページデータとを用いて前記くるみ製本が実行されるように制御する制御工程と
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  16. 前記判別条件として表紙サイズが本文サイズよりも大きいことを示す条件が指定された場合、前記特定工程は、前記複数ページを比較することによって表紙となるべきページデータを特定し、前記判別条件としてページ番号が指定された場合、前記ページ番号に該当するページをページデータとして特定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像処理装置の制御方法。
  17. 前記手動モードが選択された場合、印刷対象となる複数ページの画像を表示する表示制御工程を更に備え、
    前記特定工程は、前記表示制御工程により表示された複数ページの画像から選択されたページの画像に対応するページを表紙となるべきページデータとして特定する
    ことを特徴とする請求項15または16に記載の画像処理装置の制御方法。
  18. 本文を表紙でくるむことにより本を生成するくるみ製本を実行するための画像処理装置の制御を実行させるためのプログラムであって、
    前記くるみ製本用に使用される複数ページのページデータから表紙となるべきページデータを特定するための方法として自動モードまたは手動モードをユーザの指示に従って選択する選択工程と、
    前記選択工程によって前記自動モードが選択された場合、表紙を判別するための判別条件に従って前記複数ページのページデータから表紙となるべきページデータを特定し、前記選択工程によって前記手動モードが選択された場合、操作画面を介して入力された操作者の指示に従って前記複数ページから選択されたページを表紙となるべきページデータとして特定する特定工程と、
    前記特定工程によって表紙となるべく特定されたページデータと前記特定工程により特定されなかった本文のページデータとを用いて前記くるみ製本が実行されるように制御する制御工程と
    を該画像処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  19. 前記判別条件として表紙サイズが本文サイズよりも大きいことを示す条件が指定された場合、前記特定工程は、前記複数ページを比較することによって表紙となるべきページデータを特定し、前記判別条件としてページ番号が指定された場合、前記ページ番号に該当するページをページデータとして特定する
    ことを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
  20. 前記手動モードが選択された場合、印刷対象となる複数ページの画像を表示する表示制御工程を更に備え、
    前記特定工程は、前記表示制御工程により表示された複数ページの画像から選択されたページの画像に対応するページを表紙となるべきページデータとして特定する
    ことを特徴とする請求項18または19に記載のプログラム。
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