JPH10222509A - 文字処理装置、及び文字処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文字処理装置、及び文字処理プログラムを記録した記録媒体

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Publication number
JPH10222509A
JPH10222509A JP9022811A JP2281197A JPH10222509A JP H10222509 A JPH10222509 A JP H10222509A JP 9022811 A JP9022811 A JP 9022811A JP 2281197 A JP2281197 A JP 2281197A JP H10222509 A JPH10222509 A JP H10222509A
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JP
Japan
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line
character
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digits
input
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Application number
JP9022811A
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English (en)
Inventor
Yasuto Hayashida
靖人 林田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP9022811A priority Critical patent/JPH10222509A/ja
Publication of JPH10222509A publication Critical patent/JPH10222509A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】行数や桁数を無限大として文字入力する場合で
も、例えばカーソルの左方向への移動操作に伴なう前行
末尾位置へのカーソル移動処理や入力文字列のセンタリ
ング処理,右寄せ処理等の最大桁数に応じた文書処理を
行なうこと。 【解決手段】無限行桁文書入力モードにおいて、任意の
文書データを入力して文書データメモリへ記憶させる際
には、個々の文字入力毎にその入力桁位置及び入力行位
置が検出されて、文書行桁数管理メモリに対して最大行
桁数が記憶され、左カーソルキーの操作に伴なう前行末
位置へのカーソル移動処理や、入力文字列のセンタリン
グ処理、右寄せ処理は、前記文書行桁数管理メモリで記
憶管理される最大桁数に従って行なわれる(ステップS
A)。そして、指定用紙サイズ、用紙方向と、前記文書
行桁数管理メモリで管理される最大行桁数に応じて、文
字サイズ、行桁ピッチが求められ、自動書式設定される
(ステップS2〜S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば文書データ
の作成機能を有するワードプロセッサ等の文字処理装
置、及び文字処理プログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサを使用して文
書データを作成する際には、用紙サイズ,用紙方向,行
数,桁数,文字サイズ,行ピッチ,桁ピッチ等からなる
書式の設定を予め行なうことで、1頁の最大桁数や最大
行数が規定され、この設定書式に合わせた入力文字の表
示,印刷が行なわれるようになっている。
【0003】しかしながら、このように予め書式の設定
を行なってから文書データの入力操作を行なうのでは、
文書入力中に一行字数を増減変更したい場合や頁行数を
増減変更したい場合に、前記書式の設定操作を一々行な
う必要があり、自由な文書入力が行なえない欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、事前の書式設
定を行なう必要なく、行数や桁数を無限大として文書入
力を行なった後(実際はオペレータが適当に改行しなが
ら文書入力を行なう。)に、例えば印刷のための用紙サ
イズと用紙方向を指定することで、1頁の行数や文字ピ
ッチ,行ピッチが自動的に定められるようにした書式の
自動設定機能が考えられている。
【0005】しかしながら、前記文書入力に際し、その
行数や桁数を無限大として扱った場合、特に、一行当た
りの最大桁数が定まらないことで、例えばカーソルの左
方向への移動操作に伴なう前行末尾位置へのカーソル移
動処理や入力文字列のセンタリング処理,右寄せ処理
等、最大桁数に応じた文書処理が困難になる問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、前記のような問題に鑑み
なされたもので、行数や桁数を無限として文字入力する
場合でも、例えばカーソルの左方向への移動操作に伴な
う前行末尾位置へのカーソル移動処理や入力文字列のセ
ンタリング処理,右寄せ処理等の最大桁数に応じた文書
処理を行なうことができるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に係わる文字処理装置は、文字を入力する文字入力
手段と、入力された文字の最大桁数及び最大行数を求め
て記憶する行桁数記憶手段と、文字を所定位置に移動さ
せることを指定する移動指定手段と、この移動指定手段
により文字の移動が指定された際に、前記行桁数記憶手
段に記憶されている最大桁数に基づいて前記文字を所定
位置に移動させる移動制御手段と、用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定手段と、前記行桁数記憶手段に記憶さ
れている最大桁数及び最大行数に基づいて、前記用紙サ
イズ指定手段により指定された用紙サイズに文字が納ま
る行間,桁間を求めて書式として設定する書式設定手段
とを具備したことを特徴とする。
【0008】つまり、本発明の請求項1に係わる文字処
理装置では、文字入力手段により入力された文字の最大
桁数及び最大行数が求められて行桁数記憶手段に記憶さ
れ、文字の所定位置への移動が指定された際には、前記
行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数に基づいて前
記文字が所定位置に移動される。そして、前記行桁数記
憶手段に記憶されている最大桁数及び最大行数に基づい
て、用紙サイズ指定手段により指定された用紙サイズに
文字が納まる行間,桁間が求められて書式として設定さ
れるので、無限行桁設定による文字入力を行なっても、
最大桁数に応じた文字のセンタリングや右寄せ等の移動
処理が正常に行なわれ、適切な書式が設定されることに
なる。
【0009】また、本発明の請求項2に係わる文字処理
装置は、文字を入力する文字入力手段と、入力された文
字の最大桁数及び最大行数を求めて記憶する行桁数記憶
手段と、カーソルを移動させることを指定する移動指定
手段と、この移動指定手段によりカーソルの移動が指定
された際に、前記行桁数記憶手段に記憶されている最大
桁数に基づいて前記カーソルを移動させる移動制御手段
と、用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段と、前記
行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数及び最大行数
に基づいて、前記用紙サイズ指定手段により指定された
用紙サイズに文字が納まる行間,桁間を求めて書式とし
て設定する書式設定手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0010】つまり、本発明の請求項2に係わる文字処
理装置では、文字入力手段により入力された文字の最大
桁数及び最大行数が求められて行桁数記憶手段に記憶さ
れ、カーソルの移動が指定された際には、前記行桁数記
憶手段に記憶されている最大桁数に基づいて前記カーソ
ルが移動される。そして、前記行桁数記憶手段に記憶さ
れている最大桁数及び最大行数に基づいて、用紙サイズ
指定手段により指定された用紙サイズに文字が納まる行
間,桁間が求められて書式として設定されるので、無限
行桁設定による文字入力を行なっても、最大桁数に応じ
たカーソル移動処理が正常に行なわれ、適切な書式が設
定されることになる。
【0011】また、本発明の請求項3に係わる文字処理
装置は、前記請求項1又は請求項2に係わる文字処理装
置にあって、さらに、ヘッダ,フッタ,ページ付けを指
定する印刷形態指定手段と、この印刷形態指定手段によ
りヘッダ,フッタ,ページ付けが指定された際に、前記
行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数及び最大行数
を、ヘッダ,フッタ,ページ付けに要する行桁数を加算
して更新する行桁数更新手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】つまり、本発明の請求項3に係わる文字処
理装置では、印刷形態指定手段によりヘッダ,フッタ,
ページ付けが指定された際には、前記行桁数記憶手段に
記憶されている最大桁数及び最大行数が、ヘッダ,フッ
タ,ページ付けに要する行桁数が加算されて更新される
ので、ヘッダ,フッタ,ページ付けの指定があっても、
適切な書式が設定されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面により本発明の実施の形
態について説明する。図1は本発明の文字処理装置の実
施形態に係わる文書処理装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0014】この文書処理装置は、CPU11を備えて
いる。CPU11は、入力装置12から入力されるスイ
ッチ・キー操作データに応じて、記憶装置13に予め記
憶されているシステムプログラムデータや該記憶装置1
3を介して記憶媒体13aから読み出される各種のプロ
グラムデータ、通信回線13bを介して転送され記憶装
置13に記憶された各種のプログラムデータを起動さ
せ、RAM14をワークメモリとして回路各部の動作を
制御するもので、このCPU11には、前記入力装置1
2、記憶装置13、RAM14が接続される他に、表示
装置15、印刷装置16が接続される。
【0015】入力装置12には、電源の投入/遮断を行
なうためのON/OFFスイッチをはじめ、数値データ
を入力するためのテンキー、各種の文字,記号データを
入力するための文字・記号入力キー、改行キー、改頁キ
ー、スペースキー、右寄せやセンタリング等の各種の機
能を起動させるため複数の機能キー、表示画面上でのカ
ーソルの移動操作やデータ選択操作を行なうためのカー
ソルキー、各種選択機能の実行や処理ステップの更新を
指示する際に操作される実行キー等、文書データの入
力,表示,印刷に必要な様々なキー群が備えられる。
【0016】記憶装置13には、本文書処理装置の全体
の動作を司るシステムプログラムデータが記憶されると
共に、文書入力処理に伴なう複数のサブプログラムデー
タや表示処理プログラムデータ,印刷処理プログラムデ
ータ等が記憶される。
【0017】図2は前記文書処理装置のRAM14に備
えられるメモリエリアの構成を示す図である。RAM1
4には、文書データメモリ14a、文書行桁数管理メモ
リ14b、書式データ管理メモリ14c、管理テーブル
14d、追加行桁テーブル14e、ワークエリア14f
等が備えられる。
【0018】文書データメモリ14aには、入力装置1
2の操作により入力された文書データが、個々の文字デ
ータをコードデータとして記憶される。文書行桁数管理
メモリ14bには、例えば無限行桁文書入力モードにお
いて、文字入力及び改行操作に応じて更新される桁数デ
ータ及び行数データが記憶される。
【0019】書式データ管理メモリ14cには、指定さ
れた用紙サイズデータ、印刷方向データ、及び前記文書
データメモリ14aに記憶された文書データの入力状態
と前記指定用紙サイズ,印刷方向とに応じて決定された
文字サイズ(ポイント)データ、行桁ピッチデータが、
それぞれ印刷書式データとして記憶される。
【0020】図3は前記文書処理装置のRAM14に備
えられる管理テーブル14dにおける文字サイズ(ポイ
ント)管理データの記憶状態を示す図であり、同図
(A)は記憶データの内容を示す図、同図(B)は文書
データの行,桁数に応じた文字サイズ(ポイント)デー
タの設定範囲を示す図である。
【0021】この管理テーブル14dには、前記文書デ
ータメモリ14aに記憶された文書データの行,桁数に
応じた文字サイズ(ポイント)の設定データが記憶され
るもので、入力された文書データの最大行,桁数が、1
行,1桁〜20行,20桁の範囲では、文字サイズは1
2ポイントに設定され、また、20行,10桁〜30
行,30桁の範囲、及び10行,20桁〜20行,30
桁の範囲では、10.5ポイントに設定される。
【0022】図4は前記文書処理装置のRAM14に備
えられる追加行桁テーブル14eにおける記憶データの
内容を示す図である。この追加行桁テーブル14eに
は、印刷のためのヘッダ,フッタ,ページ付けを行なう
際に、文書データそのものの行桁数に追加を要するヘッ
ダ行桁数,フッタ行桁数,ページ行桁数が記憶される。
【0023】ワークエリア14fには、本文書処理装置
において実行可能な各種機能の処理過程において、CP
U11に入出力されるデータが必要に応じて一時的に記
憶される。
【0024】表示装置15には、例えば液晶表示装置が
使用され、前記入力装置12における入力操作に応じた
文書データが表示される。印刷装置16には、例えば入
力装置12における入力操作により作成された文書デー
タを前記書式データ管理メモリ14cに記憶された書式
データに従って印刷するためのプリンタが備えられる。
【0025】次に、前記構成による文書処理装置の動作
について説明する。図5は前記文書処理装置における無
限行桁文書処理を示すフローチャートである。
【0026】図6は前記文書処理装置の無限行桁文書処
理に伴なう無限行桁文書書込み処理(その1)を示すフ
ローチャートである。図7は前記文書処理装置の無限行
桁文書処理に伴なう無限行桁文書書込み処理(その2)
を示すフローチャートである。
【0027】文書入力モードが、無限行桁文書入力モー
ドに設定されると、図5における無限行桁文書処理が起
動される。まず、文書データの入力に際し、入力装置1
2におけるテンキー,文字・記号入力キー,改行キー,
改頁キー,スペースキー,各種機能キー,カーソルキ
ー,実行キー等が選択的に操作されると、その1回の入
力操作毎に無限行桁文書書込み処理が起動される(ステ
ップSA)。
【0028】図6,図7における無限行桁文書書込み処
理において、入力装置12による入力データが文字デー
タであると判断された場合には、この入力された文字デ
ータはRAM14内の文書データメモリ14aに記憶さ
れ、表示装置15に表示される(ステップA1→A2→
A3)。
【0029】すると、前記文字入力に応じて文書データ
メモリ14aに順次記憶されて行く文書データにおける
最大の桁数データ及び最大の行数データが、文書行桁数
管理メモリ14bに記憶され、例えば現在の入力行にお
ける入力桁位置がそれまでの最大桁数を上回った場合に
は、該最大桁数データは更新され、また、改行コードが
入力される毎に最大行数データは更新される(ステップ
A4)。
【0030】一方、前記入力装置12による入力データ
が左カーソルの指定データであると判断された場合に
は、現在のカーソル位置が行頭にあるか否か判断される
(ステップA5→A6)。
【0031】ここで、現在のカーソル位置が行頭にある
と判断された場合には、前記文書行桁数管理メモリ14
bに記憶されている最大桁数に対応する前行末の位置に
カーソルが移動される(ステップA6→A7a)。
【0032】また、現在のカーソル位置が行頭にないと
判断された場合には、現在のカーソル存在桁位置を(−
1)した桁位置にカーソルが移動される(ステップA6
→7b)。
【0033】一方、前記入力装置12による入力データ
がセンタリングの指定データであると判断された場合に
は、センタリングの対象となる入力文字列が存在するか
否か判断される(ステップA8→A9)。
【0034】ここで、センタリングの対象となる文字列
ありと判断された場合には、該対象文字列の文字数が計
数され、前記文書行桁数管理メモリ14bに記憶されて
いる最大桁数に基づきセンタリング処理される(ステッ
プA9→A10,A11)。例えば、最大桁数が20桁
である場合には、その最大桁数の半分の10桁を中心に
して、前記計数された文字数の半分ずつの文字が左右に
配置される。
【0035】一方、前記入力装置12による入力データ
が右寄せの指定データであると判断された場合には、右
寄せの対象となる入力文字列が存在するか否か判断され
る(ステップA12→A13)。
【0036】ここで、右寄せの対象となる文字列ありと
判断された場合には、該対象文字列の文字数が計数さ
れ、その計数された文字数分の文字列が全て右にシフト
されて行き、前記文書行桁数管理メモリ14bに記憶さ
れている最大桁数に最終文字が配置されるよう右寄せ処
理される(ステップA13→A14,A15)。
【0037】このように、前記無限行桁文書書込み処理
では、入力中文書データにおける最大桁数が、前記文書
行桁数管理メモリ14bに記憶されて管理されるので、
左カーソルキーの操作に伴なう前行末位置へのカーソル
移動処理や、入力文字列のセンタリング処理、右寄せ処
理は、前記文書行桁数管理メモリ14bで記憶管理され
る最大桁数に従って行なわれるようになる。
【0038】こうして、前記無限行桁文書書込み処理を
経て、所望の文書データが自由な書式で入力されて作成
され、文書データメモリ14aに記憶された状態で、入
力装置12により、文書書式の決定を要する印刷イメー
ジの作成を指示する操作、あるいは印刷を指示する操
作、あるいは書式の決定を指示する操作がなされると、
前記文書行桁数管理メモリ14bに記憶されている文書
データの最大桁数及び最大行数が検出される(ステップ
S1,S2)。
【0039】そして、ヘッダ,フッタ,ページ付けの指
示の有無が判断され、ヘッダ,フッタ,ページ付けの指
示ありと判断された場合には、前記文書行桁数管理メモ
リ14bの管理データから検出された文書データの最大
行桁数に対して、ヘッダ,フッタ,ページ付けに伴なう
行桁数が、追加行桁テーブル14eのテーブルデータに
応じて追加され変更登録される(ステップS3→S
4)。
【0040】そして、前記入力装置12により、用紙サ
イズの選択及び用紙方向の指定操作がなされると、前記
文書行桁数管理メモリ14bで管理される現在の最大行
桁数データ及び選択指定された用紙サイズの縦横サイズ
データに基づき、管理テーブル14dにおける行桁範囲
のテーブルデータが参照比較され、該テーブルデータに
おける行桁範囲の条件に一致しているか否か判断される
(ステップS5,S6,S7)。
【0041】ここで、前記文書行桁数管理メモリ14b
で管理される現在の最大行桁数データ及び選択指定され
た用紙サイズの縦横寸法データに基づき、管理テーブル
14dにおける行桁範囲の条件が一致したと判断される
と、対応する文字サイズ(ポイント)データが検出され
ると共に、前記指定用紙サイズの縦横寸法データ,現在
の最大行桁数データ,検出文字サイズ(ポイント)デー
タに基づき、行ピッチ及び桁ピッチが算出される(ステ
ップS7→S8)。
【0042】そして、これらの用紙サイズ,用紙方向,
文字サイズ(ポイント),行桁ピッチからなる書式デー
タが、前記文書データメモリ14aに記憶されている文
書データに対応付けられて書式データ管理メモリ14c
に記憶される(ステップS9)。
【0043】すると、前記書式データ管理メモリ14c
に記憶された用紙サイズ,用紙方向,文字サイズ(ポイ
ント),行桁ピッチからなる書式データに従って、前記
文書データメモリ14aに記憶されている文書データが
印刷イメージデータや印刷パターンデータとして作成さ
れ、前記ステップS1での入力操作に応じた指定動作が
実行される(ステップS10)。
【0044】一方、前記ステップS7において、文書行
桁数管理メモリ14bで管理される最大行桁数データに
基づき、管理テーブル14dにおける行桁範囲の条件が
一致しないと判断されると、印刷イメージデータや印刷
データとしての書式の設定が不可能であることを示すエ
ラーメッセージが表示される(ステップS7→S1
1)。
【0045】したがって、前記構成の文書処理装置によ
れば、無限行桁文書入力モードにおいて、入力装置12
の操作により任意の文書データを入力してRAM14内
の文書データメモリ14aへ記憶させる際には、個々の
文字入力毎にその入力桁位置及び入力行位置が検出され
て、文書行桁数管理メモリ14bに対して最大行桁数が
記憶され、左カーソルキーの操作に伴なう前行末位置へ
のカーソル移動処理や、入力文字列のセンタリング処
理、右寄せ処理は、前記文書行桁数管理メモリ14bで
記憶管理される最大桁数に従って行なわれるので、前記
無限行桁文書入力モードであっても、最大桁数に応じた
文書処理を正常に行なうことができる。
【0046】そして、印刷イメージデータや印刷データ
の作成に際しては、指定された用紙サイズ、用紙方向
と、前記文書行桁数管理メモリ14bで記憶管理される
最大行桁数に応じて、文字サイズ(ポイント)、行桁ピ
ッチが求められ、書式データとして書式データ管理メモ
リ14cに記憶設定されるので、自由な書式で文書入力
を行なった後でも、自動的に適切な印刷イメージ書式や
印刷書式が設定できるようになる。
【0047】また、前記構成の文書処理装置によれば、
文書データの印刷に関し、ヘッダ,フッタ,ページ付け
が指定されている場合には、前記文書行桁数管理メモリ
14bで記憶管理される最大行桁数は、ヘッダ,フッ
タ,ページ付けに伴なう追加の行桁数が加算されて更新
されるので、ヘッダ,フッタ,ページ付けの指定があっ
ても、自動的に適切な印刷イメージ書式や印刷書式が設
定できるようになる。
【0048】なお、前記実施形態において記載した手
法、すなわち図5のフローチャートに示す無限行桁文書
処理や、この無限行桁文書処理に含まれる図6,図7の
フローチャートに示す無限行桁文書書き込み処理等の各
手法は、コンピュータに実行させることができるプログ
ラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカー
ド等)、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードデ
ィスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、
半導体メモリ等の記憶媒体13aに格納して配布、ある
いは通信回線13bを介して伝送することができる。そ
して、コンピュータは、この記憶媒体13aに記録され
たプログラムや通信回線13bを介して伝送されたプロ
グラムを記憶装置13において読み込み、この読み込ん
だプログラムによって動作が制御されることにより、前
記実施形態において説明した各機能を実現し、前述した
手法による同様の処理を実行することができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に係わ
る文字処理装置によれば、文字入力手段により入力され
た文字の最大桁数及び最大行数が求められて行桁数記憶
手段に記憶され、文字の所定位置への移動が指定された
際には、前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数
に基づいて前記文字が所定位置に移動される。そして、
前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数及び最大
行数に基づいて、用紙サイズ指定手段により指定された
用紙サイズに文字が納まる行間,桁間が求められて書式
として設定されるので、無限行桁設定による文字入力を
行なっても、最大桁数に応じた文字のセンタリングや右
寄せ等の移動処理が正常に行なわれ、適切な書式が設定
されるようになる。
【0050】また、本発明の請求項2に係わる文字処理
装置によれば、文字入力手段により入力された文字の最
大桁数及び最大行数が求められて行桁数記憶手段に記憶
され、カーソルの移動が指定された際には、前記行桁数
記憶手段に記憶されている最大桁数に基づいて前記カー
ソルが移動される。そして、前記行桁数記憶手段に記憶
されている最大桁数及び最大行数に基づいて、用紙サイ
ズ指定手段により指定された用紙サイズに文字が納まる
行間,桁間が求められて書式として設定されるので、無
限行桁設定による文字入力を行なっても、最大桁数に応
じたカーソル移動処理が正常に行なわれ、適切な書式が
設定されるようになる。
【0051】また、本発明の請求項3に係わる文字処理
装置によれば、印刷形態指定手段によりヘッダ,フッ
タ,ページ付けが指定された際には、前記行桁数記憶手
段に記憶されている最大桁数及び最大行数が、ヘッダ,
フッタ,ページ付けに要する行桁数が加算されて更新さ
れるので、ヘッダ,フッタ,ページ付けの指定があって
も、適切な書式が設定されるようになる。
【0052】よって、本発明によれば、行数や桁数を無
限として文字入力する場合でも、例えばカーソルの左方
向への移動操作に伴なう前行末尾位置へのカーソル移動
処理や入力文字列のセンタリング処理,右寄せ処理等の
最大桁数に応じた文書処理を行なうことが可能になる。
そして、自動的に適切な書式設定が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字処理装置の実施形態に係わる文書
処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】前記文書処理装置のRAMに備えられるメモリ
エリアの構成を示す図。
【図3】前記文書処理装置のRAMに備えられる管理テ
ーブルにおける文字サイズ(ポイント)管理データの記
憶状態を示す図であり、同図(A)は記憶データの内容
を示す図、同図(B)は文書データの行,桁数に応じた
文字サイズ(ポイント)データの設定範囲を示す図。
【図4】前記文書処理装置のRAMに備えられる追加行
桁テーブルにおける記憶データの内容を示す図。
【図5】前記文書処理装置における無限行桁文書処理を
示すフローチャート。
【図6】前記文書処理装置の無限行桁文書処理に伴なう
無限行桁文書書込み処理(その1)を示すフローチャー
ト。
【図7】前記文書処理装置の無限行桁文書処理に伴なう
無限行桁文書書込み処理(その2)を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
11 …CPU、 12 …入力装置、 13 …記憶装置、 13a…記憶媒体、 13b…通信回線、 14 …RAM、 14a…文書データメモリ、 14b…文書行桁数管理メモリ、 14c…書式データ管理メモリ、 14d…管理テーブル、 14e…追加行桁テーブル、 14f…ワークエリア、 15 …表示装置、 16 …印刷装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を入力する文字入力手段と、 入力された文字の最大桁数及び最大行数を求めて記憶す
    る行桁数記憶手段と、 文字を所定位置に移動させることを指定する移動指定手
    段と、 この移動指定手段により文字の移動が指定された際に、
    前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数に基づい
    て前記文字を所定位置に移動させる移動制御手段と、 用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段と、 前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数及び最大
    行数に基づいて、前記用紙サイズ指定手段により指定さ
    れた用紙サイズに文字が納まる行間,桁間を求めて書式
    として設定する書式設定手段とを具備したことを特徴と
    する文字処理装置。
  2. 【請求項2】 文字を入力する文字入力手段と、 入力された文字の最大桁数及び最大行数を求めて記憶す
    る行桁数記憶手段と、 カーソルを移動させることを指定する移動指定手段と、 この移動指定手段によりカーソルの移動が指定された際
    に、前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数に基
    づいて前記カーソルを移動させる移動制御手段と、 用紙サイズを指定する用紙サイズ指定手段と、 前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数及び最大
    行数に基づいて、前記用紙サイズ指定手段により指定さ
    れた用紙サイズに文字が納まる行間,桁間を求めて書式
    として設定する書式設定手段とを具備したことを特徴と
    する文字処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、 ヘッダ,フッタ,ページ付けを指定する印刷形態指定手
    段と、 この印刷形態指定手段によりヘッダ,フッタ,ページ付
    けが指定された際に、前記行桁数記憶手段に記憶されて
    いる最大桁数及び最大行数を、ヘッダ,フッタ,ページ
    付けに要する行桁数を加算して更新する行桁数更新手段
    とを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の文字処理装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを、 入力された文字の最大桁数及び最大行数を求めて記憶す
    る行桁数記憶手段、 文字の所定位置への移動,あるいはカーソルの移動が指
    定された際に、前記行桁数記憶手段に記憶されている最
    大桁数に基づいて前記文字,あるいはカーソルを所定位
    置に移動させる移動制御手段、 前記行桁数記憶手段に記憶されている最大桁数及び最大
    行数に基づいて、指定された用紙サイズに文字が納まる
    行間,桁間を求めて書式として設定する書式設定手段、
    として機能させるための文字処理プログラムを記録した
    記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008066142A1 (fr) 2006-11-29 2008-06-05 Wingarc Technologies, Inc. Système de fabrication d'un imprimé, système de réseaux utilisant celui-ci, et procédé de fabrication d'un imprimé

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WO2008066142A1 (fr) 2006-11-29 2008-06-05 Wingarc Technologies, Inc. Système de fabrication d'un imprimé, système de réseaux utilisant celui-ci, et procédé de fabrication d'un imprimé

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