JP7322991B2 - プログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Description
コンピュータを、
ユーザの入力操作に応じて帳票の様式設定を行う様式設定手段、
前記様式設定が、前記様式設定に含まれる複数の個別様式設定に対応してそれぞれ設定された個別整合性条件を満たすか否かを判別する整合性判別手段、
前記個別整合性条件を満たさないと判別された前記複数の個別様式設定のうち、所定の個別様式設定について所定の変更処理を行う変更処理手段、
として機能させ、
前記様式設定手段は、所定の自由度で前記様式設定を行う第1のモードまたは前記第1のモードよりも低い自由度で前記様式設定を行う第2のモードで前記様式設定を行い、
前記個別整合性条件を満たさないと判別された場合に、前記所定の変更処理が行われる前記所定の個別様式設定の数は、前記第1のモードよりも、前記第2のモードの方が多い、ことを特徴とする。
本実施形態の販売管理システム100は、複数の端末装置1(情報処理装置)と、サーバ2とを備え、各端末装置1とサーバ2とは、通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続されている。販売管理システム100は、個人事業主や企業といった事業者の販売事業に係る財務会計、税務、労務などの各種業務データをサーバ2に登録して管理することで事業経営を支援するクラウドサービスを実現させるためのシステムである。
端末装置1は、CPU11(Central Processing Unit)(様式設定手段、整合性判別手段、整合性調整手段、認証手段、モード選択設定手段)と、RAM12(Random Access Memory)と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、通信部16などを備えている。また、端末装置1の各部は、バス17を介して接続されている。
また、記憶部13には、上記設定データとして、業務定義データ132、機能定義データ133、スペック定義データ134、整合性問合せ設定データ135(整合性調整情報)、アカウント設定データ136(アカウント情報)、装置動作設定データ137が記憶されている。これらの各データについては後に詳しく説明する。
実際の商取引では、取引先に応じて異なる様式の帳票が用いられる場合が多い。これらの各帳票に対応して様式設定を行って端末装置1に記憶させておき、この様式設定に基づいて必要な情報を帳票に印刷(出力)することで、各帳票に対して各情報入力欄に位置を合わせて所望の情報を簡易に出力することができる。
以下では、帳票様式設定プログラム131による帳票の様式設定の方法について説明する。
帳票様式設定プログラム131は、動作モード管理部131a、業務定義管理部131b、機能定義管理部131c、様式設定部131d、整合性判別部131e、整合性調整部131f及び表示制御部131gを有する。帳票様式設定プログラム131は、これらの各部の機能を実現させる手段としてCPU11を機能させる。
業務定義管理部131bは、様式設定の対象となる帳票、及び当該帳票が属する業務の定義及び管理に係る処理を行う。
機能定義管理部131cは、帳票の様式設定に用いられる機能の定義及び管理に係る処理を行う。
様式設定部131dは、選択された帳票の具体的な様式設定を行って記憶部13に記憶させるための各種処理を行う。
整合性判別部131eは、生成された様式設定が所定の整合性条件を満たしているか否かを判別する。
整合性調整部131fは、様式設定が整合性条件を満たしていない場合に、整合性条件を満たすようにするための様式設定の調整に係る処理を行う。
表示制御部131gは、帳票様式設定プログラム131の各部の処理結果に応じて表示部15に所定の表示を行わせる。
簡易モードでは、様式設定を行うことが可能な帳票の種別の数が詳細モードより少なくなっており、また様式設定において使用できる機能が詳細モードより少なくなっている。また、簡易モードでは、整合性条件を満たすための調整を詳細モードよりも簡易に行うことができるようになっている。
帳票様式設定処理は、端末装置1において帳票様式設定プログラム131を起動するためのユーザからの入力操作がなされた場合に開始される。
帳票様式設定処理では、CPU11は、様式設定部131dの動作モードを設定するモード設定処理(ステップS1)、様式設定の対象となる帳票を選択する帳票選択処理(ステップS2)、帳票の様式設定を行う様式設定処理(ステップS3)、生成された様式設定の整合性に関する調整を行う整合性調整処理(ステップS4)をこの順に実行する。
モード設定処理は、帳票様式設定プログラム131の動作モード管理部131aにより実行される。モード設定処理が呼び出されると、CPU11は、RAM12に記憶されている動作モードフラグ121を簡易モードに設定する(ステップS101)。
動作モードフラグ121は、帳票様式設定プログラム131の各部を、簡易モード及び詳細モードのいずれで動作させるかを決定する際に参照される1ビットデータである。本実施形態では、動作モードフラグ121を「0」に設定することで、帳票様式設定プログラム131の各部を詳細モードで動作させることができ、動作モードフラグ121を「1」に設定することで、帳票様式設定プログラム131の各部を簡易モードで動作させることができる。ステップS101では、CPU11は、動作モードフラグ121を簡易モードに設定する(すなわち、値を「1」に設定する)。本実施形態では、動作モードフラグ121による設定内容がモード選択設定に相当する。
なお、アカウント設定データ136に登録されたアカウント及び認証情報は、上述のサーバ2にログインするためのアカウント及び認証情報と同一であっても良いし、帳票様式設定プログラム131のために用意された別個のアカウント及び認証情報であっても良い。
ステップS103では、CPU11は、認証手段として機能する。
アカウント設定データ136には、複数のアカウントの各々が、第1のアカウント及び第2のアカウントの2つの種別のうちいずれか一方に割り当てられている。ここで、第1のアカウントは、帳票の様式設定処理を詳細モードで行うことができるアカウントであり、第2のアカウントは、帳票の様式設定処理を簡易モードでのみ行うことができるアカウントである。
上記のステップS101及び本ステップS105では、CPU11は、モード選択設定手段として機能する。
帳票選択処理は、帳票様式設定プログラム131の業務定義管理部131bにより実行される。帳票選択処理が呼び出されると、CPU11は、記憶部13に記憶された業務定義データ132を取得してRAM12に展開する(ステップS201)。
業務定義データ132では、販売管理システム100で扱われる業務の種別(業務ID)ごとに、当該業務で用いられる帳票が対応付けられて記憶されている。図7の例では、業務IDとして「伝票」、「請求書発行系」、「元帳印刷系」、「モニタリスト/ピッキングリスト系」、「照会系」、「管理票系」が設けられており、このうち例えば「伝票発行系」の業務IDには、「売上伝票」、「仕入伝票」、「受注伝票」、「発注伝票」、「入出庫伝票」等の帳票が対応付けられている。
また、業務定義データ132では、各帳票について、簡易モード及び詳細モードの各々において様式設定の対象とすることができるか否かが設定されている。図7では、様式設定の対象とすることができる場合を「Y」で、また様式設定の対象とすることができない場合を「N」で示している。例えば、「仕入伝票」は、簡易モードでは様式設定の対象とすることができず(「N」)、詳細モードにおいては様式設定の対象とすることができるように(「Y」)設定されている。
ステップS204の処理が終了すると、CPU11は、帳票選択処理を終了させる。
様式設定処理は、帳票様式設定プログラム131の機能定義管理部131c及び様式設定部131dにより実行される。様式設定処理が呼び出されると、CPU11は、動作モードフラグ131の設定に応じて、機能定義データ133に基づき、様式設定に関して実行可能な機能を特定する(ステップS301)。
機能定義データ133では、様式設定処理において用いられる、帳票の様式設定に係る各種機能について、簡易モード及び詳細モードの各々において実行することができるか否かが設定されている。図9では、実行することができる場合を「Y」で、また実行することができない場合を「N」で示している。例えば、「必須項目の削除」の機能は、簡易モードでは実行することができず(「N」)、詳細モードにおいては実行することができるように(「Y」)設定されている。
ステップS302では、CPU11は、様式設定手段として機能する。
様式設定画面15aでは、画面が左右2つの領域に分割され、右側の領域に帳票のイメージが表示されるとともに、左側の領域に、帳票に追加して設定することが可能な項目のリストが表示される。右側の帳票イメージでは、帳票の各項目に対応する情報記入欄が「<>」で示されている。様式設定画面15aにおける具体的な様式の設定方法は、特には限られないが、例えば、左側の項目リストから右側の帳票イメージに項目をドラッグ&ドロップする入力操作により項目を追加したり、帳票イメージにおいて項目をドラッグ&ドロップする入力操作により項目の位置を調整したりすることで様式の設定がなされるようにすることができる。また、帳票イメージの各項目を選択した上で所定のメニューを呼び出すことで、書式の設定や計算式の設定ができるようにしても良い。
また、右側の帳票イメージには、予め帳票ごとに設けられた典型的な様式設定の帳票を表示させても良いし、ユーザが使用する紙媒体の帳票をスキャンして得られた画像データを表示させても良い。また、上記の典型的な様式設定とスキャンして得られた画像データとを対比可能にして、ユーザがこれらの差分を認識して様式設定を行うことができるようにされていても良い。
ユーザにより様式設定処理を終了する入力操作がなされると、CPU11は、様式設定処理を終了させる。
整合性調整処理は、帳票様式設定プログラム131の整合性判別部131e及び整合性調整部131fにより実行される。
帳票の様式設定では、帳票の種別ごとに、項目や計算式等の設定内容が満たすべき整合性条件が予め定められている。詳しくは、整合性条件は、複数の個別様式設定の各々が満たすべき個別整合性条件を含んでいる。この整合性条件は、上述したとおり帳票スペック定義データにおいて定められている。
整合性調整処理では、様式設定処理で生成された様式設定が整合性条件を満たすか否かを判別し、整合性条件を満たさない場合に、整合性条件が満たされるように必要な調整を行うための処理である。ここで、調整の方法としては、ユーザに対し整合性条件を満たさないことへの対処方法の問合せ(以下では、「整合性問合せ」と記す)を行って整合性を調整するための入力操作を促したり、整合性問合せを行わずに整合性条件を満たすように自動で様式設定を変更したりする方法が含まれる。
ステップS402では、CPU11は、整合性判別手段として機能する。
整合性問合せ設定データ135では、複数の個別様式設定の各々が個別整合性条件を満たしていない場合に実行される整合性問合せ処理(ここでは、問合せ関数)がリストアップされている。そして、整合性問合せ設定データ135では、これらの問合せ関数のうち、様式設定が簡易モードで生成されている場合に非実行とされる問合せ関数が定められている。図12では、簡易モードにおいて非実行とされる問合せ関数が「○」印により示されている。
ステップS405では、CPU11は、整合性調整手段として機能する。
ステップS406及びステップS407では、CPU11は、整合性調整手段として機能する。
このような例では、CPU11は、ステップS403において動作モードフラグ121が簡易モードに設定されていると判別された場合には、ステップS404において、図12の問合せ関数のうち「タイトルが設定されている」との個別整合性条件に対応する「帳票タイトル設定」の問合せ関数が「簡易モード非実行」に設定されているか否か判別する。図12では、「帳票タイトル設定」の問合せ関数が「簡易モード非実行」に設定されているため、CPU11は、ステップS406の処理は行わず、ステップS405に処理を移行させる。ステップSS405の処理では、CPU11は、帳票スペック定義データにおいて定められている整合性調整ロジックに従って帳票タイトルを自動で設定し、帳票のタイトルに係る個別様式設定を変更する。
一方、ステップS403において動作モードフラグ121が詳細モードに設定されていると判別された場合には、CPU11は、「帳票のタイトルが設定されていない」旨のエラー表示を表示部15により行わせて(ステップS406)、ユーザに帳票のタイトルの入力を促す。そして、CPU11は、ユーザによる帳票のタイトルを入力する入力操作に応じて、帳票のタイトルに係る個別様式設定において帳票のタイトルを追加する変更を行う(ステップS407)。
ステップS409の処理が終了すると、CPU11は、整合性調整処理を終了させ、図4の帳票様式設定処理を終了させる。
次に、上記実施形態の変形例1について説明する。本変形例では、整合性調整処理が上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との相違点について説明する。
本変形例の整合性調整処理では、ステップS403の処理において動作モードフラグ121が簡易モードに設定されていると判別された場合には(ステップS403で“YES”)、CPU11は、帳票スペック定義データにおいて定められている整合性調整ロジックに従って、整合性条件を満たすように様式設定を自動変更する変更処理を行う(ステップS405)。
一方、ステップS403の処理において動作モードフラグ121が詳細モードに設定されていると判別された場合には(ステップS403で“NO”)、CPU11は、整合性問合せ処理を実行し(ステップS406)、ユーザからの入力操作に応じて様式設定を変更する(ステップS407)。
次に、上記実施形態の変形例2について説明する。本変形例では、モード設定処理が上記実施形態と異なる。以下では、上記実施形態との相違点について説明する。
モード選択設定により詳細モードが指定されていると判別された場合には(ステップS109で“YES”)、CPU11は、動作モードフラグ121を詳細モードに設定し(ステップS105)、モード設定処理を終了させる。
また、モード選択設定により簡易モードが指定されていると判別された場合には(ステップS109で“NO”)、CPU11は、動作モードフラグ121が簡易モードに設定された状態でモード設定処理を終了させる。
このような方法によれば、簡易モードで生成された様式設定が整合性条件を満たさない場合において、様式設定を自動変更する変更処理が行われる蓋然性が相対的に高くなるため、詳細モードの場合よりも簡易に整合性条件の調整を行うことができる。このため、習熟度の低いユーザは、簡易モードで帳票様式設定プログラム131を実行させることで、整合性条件を満たす適切な様式設定をより簡易に行うことができる。また、簡易モードでの様式設定の自由度が低くされていることにより、様式設定に係る項目や機能等の選択肢が、習熟度の低いユーザにとって不必要に多くなって適切な様式設定が困難となるのを抑制することができる。
他方で、習熟度の高いユーザは、詳細モードで帳票様式設定プログラム131を実行させることで、高い自由度で適切に様式設定を行うことができるとともに、報知処理によって整合性条件の不充足を確実に認識して容易に整合性条件を満たす適切な様式設定を行うことができる。
販売管理システムのユーザ(事業者ユーザ)は、必ずしも様式設定に係る十分な知識やスキルを有しているとは限らないため、従来、十分な知識やスキルを有するシステムエンジニア等の代理者に様式設定を委託する必要が生じる場合があったが、本実施形態の帳票様式設定プログラム131によれば、簡易モードを用いることで、このような事業者ユーザ自身が容易かつ適切に帳票の様式設定を行うことができる。
例えば、上記実施形態及び各変形例では、帳票様式設定プログラム131を端末装置1の記憶部13に記憶させて端末装置1上で実行する例を用いて説明したが、これに限定する趣旨ではない。例えば、帳票様式設定プログラム131をサーバ2の記憶部に記憶させて、サーバ2上で実行させても良い。この場合は、端末装置1からの要求に従ってサーバ2のCPUにより帳票様式設定プログラムを実行させて処理結果を端末装置1に送信させ、端末装置1において表示部15に処理結果を表示させるようにすれば良い。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
コンピュータを、
ユーザの入力操作に応じて、帳票に対する情報の出力様式に係る様式設定を行う様式設定手段、
前記様式設定が所定の整合性条件を満たすか否かを判別する整合性判別手段、
前記様式設定が前記整合性条件を満たさないと判別された場合に、前記様式設定が前記整合性条件を満たさないことをユーザに報知するための報知処理、及び前記様式設定が前記整合性条件を満たすように前記様式設定を変更する変更処理のうち一方を選択して実行する整合性調整手段、
として機能させ、
前記様式設定手段は、所定の自由度で前記様式設定を行う第1のモード、及び前記第1のモードよりも低い自由度で前記様式設定を行う第2のモードのうち、所定のモード選択設定に従った一方で前記様式設定を行い、
前記整合性調整手段は、前記第1のモードで前記様式設定が行われた場合に前記変更処理が行われる蓋然性より、前記第2のモードで前記様式設定が行われた場合に前記変更処理が行われる蓋然性が高くなるように前記報知処理及び前記変更処理の一方を選択して実行することを特徴とするプログラム。
<請求項2>
前記整合性調整手段は、前記第1のモードで前記様式設定が行われた場合には前記報知処理を実行し、前記第2のモードで前記様式設定が行われた場合には前記報知処理及び前記変更処理の一方を選択して実行することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
<請求項3>
前記整合性調整手段は、前記第1のモードで前記様式設定が行われた場合には前記報知処理を実行し、前記第2のモードで前記様式設定が行われた場合には前記変更処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
<請求項4>
前記様式設定手段は、複数の個別様式設定を含む前記様式設定を行い、
前記整合性判別手段は、前記複数の個別様式設定が、前記複数の個別様式設定の各々に対応する所定の個別整合性条件を満たすか否かを判別し、
前記整合性調整手段は、前記複数の個別様式設定のうち前記個別整合性条件を満たさないと判別された個別様式設定の各々について、所定の整合性調整情報に基づいて前記報知処理及び前記変更処理の一方を選択して実行し、
前記整合性調整情報では、前記様式設定が前記第2のモードで行われた場合に前記複数の個別様式設定の各々について前記報知処理及び前記変更のうちいずれを行うかが定められていることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
<請求項5>
前記コンピュータを、
一又は二以上のアカウントの認証情報が登録されたアカウント情報に基づいて、前記認証情報の入力を伴う認証要求がなされた場合に当該認証情報に対応するアカウントに対する認証を行う認証手段、
前記認証がなされたアカウントに応じて前記モード選択設定を行うモード選択設定手段、
として機能させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
<請求項6>
前記アカウント情報には、前記複数のアカウントの各々を使用するユーザの属性に係る属性情報が登録され、
前記整合性調整手段は、前記変更処理が前記属性情報に応じた蓋然性で行われるように前記報知処理及び前記変更処理の一方を選択して実行することを特徴とする請求項5に記載のプログラム。
<請求項7>
前記様式設定手段は、前記第1のモードでは、異なる複数の種別の帳票について前記様式設定を行うことが可能であり、前記第2のモードでは、前記複数の種別の帳票のうち一部の種別の帳票について前記様式設定を行うことが可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
<請求項8>
前記様式設定手段は、前記第1のモードでは、所定の複数の機能により前記様式設定を行うことが可能であり、前記第2のモードでは、前記複数の機能のうち一部の機能により前記様式設定を行うことが可能であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラム。
<請求項9>
ユーザの入力操作に応じて、帳票に対する情報の出力様式に係る様式設定を行う様式設定手段と、
前記様式設定が所定の整合性条件を満たすか否かを判別する整合性判別手段と、
前記様式設定が前記整合性条件を満たさないと判別された場合に、前記様式設定が前記整合性条件を満たさないことをユーザに報知するための報知処理、及び前記様式設定が前記整合性条件を満たすように前記様式設定を変更する変更処理のうち一方を選択して実行する整合性調整手段と、
を備え、
前記様式設定手段は、所定の自由度で前記様式設定を行う第1のモード、及び前記第1のモードよりも低い自由度で前記様式設定を行う第2のモードのうち、所定のモード選択設定に従った一方で前記様式設定を行い、
前記整合性調整手段は、前記第1のモードで前記様式設定が行われた場合に前記変更処理が行われる蓋然性より、前記第2のモードで前記様式設定が行われた場合に前記変更処理が行われる蓋然性が高くなるように前記報知処理及び前記変更処理の一方を選択して実行することを特徴とする情報処理装置。
2 サーバ
11 CPU(様式設定手段、整合性判別手段、整合性調整手段、認証手段、モード選択設定手段)
12 RAM
13 記憶部
14 操作部
15 表示部
16 通信部
17 バス
100 販売管理システム
121 動作モードフラグ(モード選択設定)
131 帳票様式設定プログラム(プログラム)
131a 動作モード管理部
131b 業務定義管理部
131c 機能定義管理部
131d 様式設定部
131e 整合性判別部
131f 整合性調整部
131g 表示制御部
132 業務定義データ
133 機能定義データ
134 スペック定義データ
135 整合性問合せ設定データ(整合性調整情報)
136 アカウント設定データ(アカウント情報)
137 装置動作設定データ
N 通信ネットワーク
Claims (8)
- コンピュータを、
ユーザの入力操作に応じて帳票の様式設定を行う様式設定手段、
前記様式設定が、前記様式設定に含まれる複数の個別様式設定に対応してそれぞれ設定された個別整合性条件を満たすか否かを判別する整合性判別手段、
前記個別整合性条件を満たさないと判別された前記複数の個別様式設定のうち、所定の個別様式設定について所定の変更処理を行う変更処理手段、
として機能させ、
前記様式設定手段は、所定の自由度で前記様式設定を行う第1のモードまたは前記第1のモードよりも低い自由度で前記様式設定を行う第2のモードで前記様式設定を行い、
前記個別整合性条件を満たさないと判別された場合に、前記所定の変更処理が行われる前記所定の個別様式設定の数は、前記第1のモードよりも、前記第2のモードの方が多い、ことを特徴とするプログラム。 - 前記所定の変更処理は、対応する前記個別整合性条件を満たすように、前記所定の個別様式設定を変更する処理であることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
- 前記整合性判別手段により前記個別様式設定が対応する前記個別整合性条件を満たさないと判別された場合に、対応する前記個別整合性条件が満たされていないことをユーザに報知する報知処理を行う報知手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプログラム。
- 前記報知手段は、前記第1のモードでの前記様式設定において、前記整合性判別手段により前記個別整合性条件を満たさないと判別された全ての前記個別様式設定に対して、前記報知処理を行うことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
- 前記報知手段は、前記第2のモードでの前記様式設定において、前記整合性判別手段により前記個別整合性条件を満たさないと判別された一部の前記個別様式設定に対して、前記報知処理を行うことを特徴とする請求項3または4に記載のプログラム。
- 前記様式設定手段は、前記第1のモードでは、異なる複数の種別の帳票について前記様式設定を行うことが可能であり、前記第2のモードでは、前記複数の種別の帳票のうち一部の種別の帳票について前記様式設定を行うことが可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
- 前記様式設定手段は、前記第1のモードでは、所定の複数の機能により前記様式設定を行うことが可能であり、前記第2のモードでは、前記複数の機能のうち一部の機能により前記様式設定を行うことが可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
- ユーザの入力操作に応じて帳票の様式設定を行う様式設定手段と、
前記様式設定が、前記様式設定に含まれる複数の個別様式設定に対応してそれぞれ設定された個別整合性条件を満たすか否かを判別する整合性判別手段と、
前記個別整合性条件を満たさないと判別された前記複数の個別様式設定のうち、所定の個別様式設定について所定の変更処理を行う変更処理手段と、
を備え、
前記様式設定手段は、所定の自由度で前記様式設定を行う第1のモードまたは前記第1のモードよりも低い自由度で前記様式設定を行う第2のモードで前記様式設定を行い、
前記個別整合性条件を満たさないと判別された場合に、前記所定の変更処理が行われる前記所定の個別様式設定の数は、前記第1のモードよりも、前記第2のモードの方が多い、ことを特徴とする情報処理装置。
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