JPH05270097A - 印刷方法およびその装置 - Google Patents

印刷方法およびその装置

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JPH05270097A
JPH05270097A JP4102340A JP10234092A JPH05270097A JP H05270097 A JPH05270097 A JP H05270097A JP 4102340 A JP4102340 A JP 4102340A JP 10234092 A JP10234092 A JP 10234092A JP H05270097 A JPH05270097 A JP H05270097A
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JP4102340A
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Yoshiaki Kawamura
吉章 河村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在給紙可能な記録媒体にビットマップ展開
された印字データを最適な状態で印刷出力できる。 【構成】 外部から入力される印刷情報を解析して印字
データをビットマップメモリ23に展開し、給紙可能な
用紙サイズと印刷情報で指定された出力サイズとの比較
結果に基づいて展開された印字データを変倍しながら給
紙可能な記録媒体に印刷するように構成したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部から入力される制
御命令および文字記号コード、イメージデータに基づい
てビットマップ展開された印字データを出力する印刷方
法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の印刷装置では、制御命令
を用いて拡大,縮小の指示を行っていた。しかし、制御
命令を送信できないホストコンピュータあるいはアプリ
ケーション・ソフトウエアでは、拡大,縮小の指定がで
きないため、データのサイズに従った用紙をセットし印
刷を行っていた。
【0003】同様に、従来、この種の印刷装置では、制
御命令を用いて回転の指示を行っていた。しかし、制御
命令を送信できないホストコンピュータあるいはアプリ
ケーション・ソフトウエアでは、回転の指定ができない
ため、ユーザはデータの転送を行う前に、そのデータの
印字方向を判断し、方向が一致する用紙カセットをいち
いち装着していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷装置は上記
のように構成されているので、A4サイズ,B4サイ
ズ,A3等の様々な用紙を使用した書類等が作成され、
保管,管理に多大な労力を費やしてしまうという問題点
があった。
【0005】また、給紙可能な用紙の搬送方向と印字方
向とが異なる複数の印字データを一度に転送することが
できないといった問題点があった。
【0006】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、現在給紙可能な印刷用紙のサイズまた
は印刷用紙の給紙方向に基づいてビットマップ展開され
た印字データを変倍しながらまたは回転しながら印字す
ることにより、印字データのサイズ,印字データの出力
方向の設定状態に左右されることなく、現在給紙可能な
記録媒体にビットマップ展開された印字データを最適な
状態で印刷出力できる印刷方法およびその装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の印刷
方法は、外部から入力される印刷情報を解析して印字デ
ータをビットマップメモリに展開し、給紙可能な用紙サ
イズと印刷情報で指定された出力サイズとの比較結果に
基づいて展開された印字データを変倍しながら給紙可能
な記録媒体に印刷する。
【0008】本発明に係る第1の印刷装置は、外部から
入力される印刷情報を解析して印字データをビットマッ
プメモリに展開する展開手段と、この展開手段により展
開された印字データを印字出力する印刷手段と、給紙可
能な用紙サイズと印刷情報で指定された出力サイズとの
比較結果に基づいて展開手段により展開された印字デー
タを自動変倍する変倍手段とを有するものである。
【0009】本発明に係る第2の印刷方法は、外部から
入力される印刷情報を解析して印字データをビットマッ
プメモリに展開し、給紙可能な用紙の給紙方向と印刷情
報で指定された印字出力方向との比較結果に基づいて展
開された印字データを自動回転しながら給紙可能な記録
媒体に印刷する。
【0010】本発明に係る第2の印刷装置は、外部から
入力される印刷情報を解析して印字データをビットマッ
プメモリに展開する展開手段と、この展開手段により展
開された印字データを印字出力する印刷手段と、給紙可
能な用紙の給紙方向と印刷情報で指定された印字出力方
向との比較結果に基づいて展開手段により展開された印
字データを自動回転する回転手段とを有するものであ
る。
【0011】本発明に係る第3の印刷装置は、外部から
入力される印刷情報を解析して印刷を行う印刷装置にお
いて、実装されている用紙のサイズを検知する検知手段
を有し、この検知手段で得られた用紙サイズと印刷情報
で指定された出力用紙サイズとの比較結果に基づいて印
刷情報の印字データを自動変倍する変倍手段とを有する
ものである。
【0012】本発明に係る第4の印刷装置は、外部から
入力される印刷情報を解析して印刷を行う印刷装置にお
いて、印刷情報なかの印刷データが座標データで構成さ
れ、実装されている用紙のサイズを検知する検知手段を
有し、この検知手段で得られた用紙サイズと印刷情報で
指定された出力用紙サイズとの比較結果に基づいて印刷
情報の印字データを自動変倍する変倍手段とを有するも
のである。
【0013】
【作用】第1の印刷方法においては、外部から入力され
る印刷情報を解析して印字データをビットマップメモリ
に展開し、給紙可能な用紙サイズと印刷情報で指定され
た出力サイズとの比較結果に基づいて展開された印字デ
ータを変倍しながら給紙可能な記録媒体に印刷すること
により、給紙可能な記録媒体の用紙サイズ状態を意識す
ることなく、給紙可能な記録媒体サイズに最適な印刷結
果を得ることを可能とする。
【0014】第1の印刷装置においては、展開手段が外
部から入力される印刷情報を解析して印字データをビッ
トマップメモリに展開すると、変倍手段が給紙可能な用
紙サイズと印刷情報で指定された出力サイズとの比較結
果に基づいて展開手段により展開された印字データを自
動変倍することにより、印刷手段が印字データのサイズ
の設定状態に左右されることなく、現在給紙可能な記録
媒体にビットマップ展開された印字データを過不足なく
出力することを可能とする。
【0015】第2の印刷方法においては、外部から入力
される印刷情報を解析して印字データをビットマップメ
モリに展開し、給紙可能な用紙の給紙方向と印刷情報で
指定された印字出力方向との比較結果に基づいて展開さ
れた印字データを自動回転しながら給紙可能な記録媒体
に印刷することにより、給紙可能な記録媒体の用紙搬送
方向を意識することなく、給紙可能な記録媒体サイズに
最適な印刷結果を得ることを可能とする。
【0016】第2の印刷装置においては、展開手段が外
部から入力される印刷情報を解析して印字データをビッ
トマップメモリに展開すると、回転手段が給紙可能な用
紙の給紙方向と印刷情報で指定された印字出力方向との
比較結果に基づいて展開手段により展開された印字デー
タを自動回転することにより、印刷手段が用紙搬送方向
の設定状態に左右されることなく、現在給紙可能な記録
媒体にビットマップ展開された印字データを過不足なく
出力することを可能とする。
【0017】第3の印刷装置においては、印刷情報が入
力されると、検知手段により実装されている用紙のサイ
ズが検知され、検知された用紙サイズと印刷情報で指定
された出力用紙サイズとの比較結果に基づいて変倍手段
が印刷情報の印字データを自動変倍することにより、実
装紙サイズと印刷情報で指定された出力サイズとの比率
で印字データを自動変倍することを可能とする。
【0018】第4の印刷装置においては、印刷データが
座標データで構成される印刷情報が入力されると、検知
手段により実装されている用紙のサイズが検知され、検
知された用紙サイズと印刷情報で指定された出力用紙サ
イズとの比較結果に基づいて変倍手段が前記印刷情報の
印字データを自動変倍することにより、実装紙サイズと
アウトラインフォントデータやベクトルグラフィックス
データで構成されている印刷情報で指定されたサイズと
の比率で印字データを自動変倍することを可能とする。
【0019】
【実施例】
〔第1実施例〕図1は本発明の第1実施例を示す印刷装
置の構成を説明するブロック図である。なお、本発明の
機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、
複数の機器からなるシステムであっても、LAN等のネ
ットワークを介して処理が行われるシステムであっても
本発明を適用できることは言うまでもない。
【0020】図において、1は外部に接続されており、
印刷データを送信するホストコンピュ−タ、2は印刷装
置本体である。
【0021】印刷装置本体2において、21は前記印刷
装置本体2を制御する制御部で、当該印刷装置の制御プ
ログラムを格納するROM21c,前記制御プログラム
を実行するCPU21a,ワーク領域として使用するR
AM21b等を含む。なお、RAM21bには制御命令
で指定された用紙サイズを記憶するエリアが確保されて
いる。
【0022】22はフォントパターンが格納されている
フォントパターン格納部で、入力された文字コードに対
応したフォントパターンを発生する。23は前記制御部
21により記録すべきパターンに展開された記録パター
ンを記憶するビットマップメモリで、このビットマップ
メモリ23に展開されたパターンは、変倍手段24によ
り拡大あるいは縮小され、ドットプリンタ部25により
記録紙に記録される。26は前記ドットプリンタ部25
に現在装着されている用紙カセットのサイズを制御部2
1へ送信するための信号線、27は前記制御部21に含
まれる変倍率算出手段が算出した拡大率あるいは縮小率
を変倍手段24へ送信するための信号線である。なお、
CPU21aは、ROM21cに記憶される後述するフ
ローチャートの手順に従って、自動変倍印刷処理を実行
し、印刷手段が印字データのサイズの設定状態に左右さ
れることなく、現在給紙可能な記録媒体にビットマップ
展開された印字データを過不足なく出力する。なお、変
倍率は、CPU21aが給紙可能な本体2の用紙サイズ
と印刷情報で指定された出力サイズ(RAM21aに記
憶される用紙サイズ)から算出する構成となっている。
【0023】このように構成された印刷装置において、
展開手段(CPU21aの機能処理による)が外部から
入力される印刷情報を解析して印字データをビットマッ
プメモリ23に展開すると、変倍手段24が給紙可能な
本体2の用紙サイズと印刷情報で指定された出力サイズ
(RAM21aに記憶される用紙サイズ)との比較結果
に基づいて展開手段により展開された印字データを自動
変倍することにより、印刷手段(ドットプリンタ部2
5)が印字データのサイズの設定状態に左右されること
なく、現在給紙可能な記録媒体にビットマップ展開され
た印字データを過不足なく出力することを可能とする。
【0024】また、外部から入力される印刷情報を解析
して印字データをビットマップメモリに展開し、給紙可
能な用紙サイズと印刷情報で指定された出力サイズとの
比較結果に基づいて展開された印字データを変倍しなが
ら給紙可能な記録媒体に印刷することにより、給紙可能
な記録媒体の用紙サイズ状態を意識することなく、給紙
可能な記録媒体サイズに最適な印刷結果を得ることを可
能とする。
【0025】以下、図2に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る印刷装置における第1の印刷処理動
作について説明する。
【0026】図2は本発明に係る印刷装置における第1
の印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1) 〜(8) は各ステップを示す。
【0027】先ず、ホストコンピュ−タ1から1バイト
のデータを読み込み受信し(1) 、受信した内容が用紙サ
イズ指定命令かどうかを判定し(2) 、YESならば用紙
サイズ記憶手段として機能するRAM21bに用紙サイ
ズ指定命令を格納紙(3) 、ステップ(1) に戻り次の1バ
イトデータ受信処理を実行する。
【0028】一方、ステップ(2) の判定でNOの場合
は、受信した1バートのデータが1ページの終了を示す
改ページコード(FFコード)かどうかを判断し(4) 、
NOならば印字データであるので、文字コード/パター
ン変換を行いビットマップメモリ23にパターンデータ
を展開し(5) 、ステップ(1) に戻る。
【0029】一方、ステップ(4) の判定でYESの場合
は、信号線26を介して現在装着されている用紙カセッ
トのサイズを読み取り、用紙サイズとビットマップメモ
リ23に展開されたビットイメージサイズが一致するか
どうかを判定し(6) 、YESならばステップ(8) に進
み、ドットプリンタ部25がビットマップメモリ23に
記憶されたパターンデータを記録紙に印刷し、処理を終
了する。
【0030】一方、ステップ(6) の判定でNOの場合
は、用紙カセットのサイズに見合う変倍率(拡大率また
は縮小率)をCPU21aが算出し、信号線27を介し
て算出された変倍率データを変倍手段24に転送し(7)
、ステップ(8) にてビットマップメモリ23に展開さ
れたパターンの変倍パターンデータをドットプリンタ部
25に転送して記録紙に印刷し、処理を終了する。
【0031】なお、上記実施例ではCPU21aが信号
線26を介してドットプリンタ部25に装着されたカセ
ットサイズを検出し、検出したセットサイズと指定され
た用紙サイズとの比較に基づいて変倍率を算出する場合
について説明したが、ビットマップメモリ23に展開さ
れたビットイメージの縦,横方向の最大値から適正な変
倍率(拡大率または縮小率)を算出する構成であっても
良い。
【0032】また、異なるサイズの用紙カセットを複数
装着できる機種においては、第1ページ目の用紙サイズ
指定命令で指定された用紙カセットに合せて後続のペー
ジを拡大(縮小)することも可能である。
【0033】さらに、上記実施例では主として印字デー
タをビットマップ展開し、その後実装紙サイズと指定出
力サイズの比率でビットマップデータを変倍する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限らず、実装紙サイ
ズと指定出力サイズの比率で印字データを変倍しながら
ビットマップ展開させても良い。特に、印字データがア
ウトラインフォントやベクトルグラフィックスデータで
構成される場合、それぞれのデータは最終的に座標情報
に落されるので、求めた比率で座標値を比例計算するこ
とによって簡単に変倍が可能となり、しかも印字品の劣
化を抑えることができる。
【0034】具体的には、印刷情報が入力されると、検
知手段により実装されている用紙のサイズが検知され、
検知された用紙サイズ(信号線26の出力による)と印
刷情報で指定された出力用紙サイズとの比較結果に基づ
いて変倍手段24が印刷情報の印字データを自動変倍す
ることにより、実装紙サイズと印刷情報で指定された出
力サイズとの比率で印字データを自動変倍することを可
能とする。
【0035】また、印刷データが座標データで構成され
る印刷情報が入力されると、検知手段により実装されて
いる用紙のサイズが検知(信号線26の出力による)さ
れ、検知された用紙サイズと印刷情報で指定された出力
用紙サイズとの比較結果に基づいて変倍手段24が前記
印刷情報の印字データを自動変倍することにより、実装
紙サイズとアウトラインフォントデータやベクトルグラ
フィックスデータで構成されている印刷情報で指定され
たサイズとの比率で印字データを自動変倍することを可
能とする。 〔第2実施例〕図3は本発明の第2実施例を示す印刷装
置の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のも
のには同じ符号を付してある。
【0036】図において、24aは回転手段で、ビット
マップメモリ23に展開された記録パターンを回転する
命令が制御部21から信号線27aを介して入力された
際に、ビットマップメモリ23に展開された記録パター
ンを回転してドットプリンタ部25に送出する。なお、
CPU21aは、ROM21cに記憶される後述するフ
ローチャートの手順に従って、自動回転印刷処理を実行
することにより、印刷手段が用紙搬送方向の設定状態に
左右されることなく、現在給紙可能な記録媒体にビット
マップ展開された印字データを過不足なく出力する。な
お、RAM21bには、桁カウンタ,行カウンタの値を
格納するエリアが確保されており、本実施例において
は、CPU21aが桁カウンタ,行カウンタの値から印
字データの回転方向を判断する構成となっている。さら
に、CPU21aは上記回転方向の判断結果と、本体2
の用紙の搬送方向とを比較し、回転手段24aにビット
マップメモリ23に展開された印字データの展開有無を
指示する構成となっている。
【0037】このように構成された印刷装置において、
展開手段(CPU21aの機能処理による)が外部から
入力される印刷情報を解析して印字データをビットマッ
プメモリ24に展開すると、回転手段224aが給紙可
能な用紙の給紙方向と印刷情報で指定された印字出力方
向との比較結果に基づいて展開手段により展開された印
字データを自動回転することにより、印刷手段(ドット
プリンタ部25)が用紙搬送方向の設定状態に左右され
ることなく、現在給紙可能な記録媒体にビットマップ展
開された印字データを過不足なく出力することを可能と
する。
【0038】また、外部から入力される印刷情報を解析
して印字データをビットマップメモリに展開し、給紙可
能な用紙の給紙方向と印刷情報で指定された印字出力方
向との比較結果に基づいて展開された印字データを自動
回転しながら給紙可能な記録媒体に印刷することによ
り、給紙可能な記録媒体の用紙搬送方向を意識すること
なく、給紙可能な記録媒体サイズに最適な印刷結果を得
ることを可能とする。
【0039】図4は本発明の第2実施例を示す印刷装置
における回転印刷条件を説明する模式図である。
【0040】この図に示すように、用紙カセットC1が
縦方向(ポートレイト)方向である場合で、かつ「桁
数」と「行数」との関係が「桁数」<「行数」となるよ
うなデータD1の場合には、ビットマップメモリ23に
展開されたデータを用紙カセットC1から給紙された用
紙にそのまま印刷し、印字結果R1を得る。
【0041】一方、用紙カセットC1が縦方向(ポート
レイト)方向である場合で、かつ「桁数」と「行数」と
の関係が「桁数」>「行数」となるようなデータD1の
場合には、ビットマップメモリ23に展開されたデータ
を回転して用紙カセットC1から給紙された用紙に印刷
し、印字結果R2を得る。
【0042】また、用紙カセットC2が横方向(ランド
スケープ)方向である場合には、「桁数」と「行数」と
の関係が「桁数」<「行数」となるようなデータD1の
場合には、ビットマップメモリ23に展開されたデータ
を回転して用紙カセットC2から給紙された用紙に印刷
し、印字結果R3を得る。
【0043】一方、用紙カセットC2が横方向(ランド
スケープ)方向である場合で、かつ「桁数」と「行数」
との関係が「桁数」>「行数」となるようなデータD2
の場合には、ビットマップメモリ23に展開されたデー
タを用紙カセットC2から給紙された用紙にそのまま印
刷し、印字結果R4を得る。
【0044】以下、図5に示すフローチャートを参照し
ながら本発明に係る印刷装置における第2の印刷処理動
作について説明する。
【0045】図5は本発明に係る印刷装置における第2
の印刷処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(1) 〜(16)は各ステップを示す。
【0046】先ず、CPU21aは、RAM21bに設
定される「桁カウンタ」,「行カウンタ」および「最大
桁カウンタ」をリセットする(1) 。次いで、ホストコン
ピュ−タ1から1バイトのデータを読み込み受信し(2)
、受信した1バートのデータが1ページの終了を示す
改ページコード(FFコード)かどうかを判断し(3) 、
YESならばステップ(12)以降へ進み、NOならば受信
した1バートのデータが復帰(キャリッジリターン)コ
ード(CRコード)であるかどうかを判断し(4)、YE
Sならばステップ(8) に進み、RAM21bに現在設定
される「桁カウンタ」と「最大桁カウンタ」との関係
が、「最大桁カウンタ」>「桁カウンタ」であるかどう
かを判定し、YESならばステップ(11)に進み、RAM
21bに設定される「桁カウンタ」をリセットしてステ
ップ(2) に戻り、NOならば「桁カウンタ」の値を「最
大桁カウンタ」にコピーし(10)、ステップ(11)に進み、
RAM21bに設定される「桁カウンタ」をリセットし
てステップ(2) に戻る。
【0047】一方、ステップ(4) の判定でNOの場合
は、受信した1バートのデータが改行コード(LFコー
ド)であるかどうかを判定し(5) 、YESならば「行カ
ウンタ」を「1」加算し(7) 、ステップ(2) に戻り、N
Oならば「桁カウンタ」を「1」加算し(6) 、受信した
1バイトのデータの文字コード/パターン変換を行い、
ビットマップメモリ23にパターンデータを展開し(9)
、ステップ(2) に戻る。
【0048】一方、ステップ(3) の判定でYESの場
合、すなわち受信データが改ページコードと判断された
場合は、「最大桁カウンタ」と「行カウンタ」との関係
が、「最大桁カウンタ」>「行カウンタ」であるかどう
かを判定し(12)、YESの場合はCPU21aが横送り
カセット用の印字データと判断し、現在装着されている
用紙カセットが横送りカセットかどうかを判定し(13)、
YESならばビットマップメモリ23に展開されたパタ
ーンデータの回転処理を実行せずに、ドットプリンタ部
25がビットマップメモリ23から読出されるパターン
データに基づいて印刷処理を実行し(16)、印字結果を得
て処理を終了する。
【0049】一方、ステップ(13)の判定でNOの場合
は、ビットマップメモリ23に展開されたパターンデー
タの回転処理を実行し(15)、回転手段24aから送出さ
れる回転パターンデータに基づいて印刷処理を実行し(1
6)、印字結果を得て処理を終了する。
【0050】一方、ステップ(12)の判定でNOの場合
は、縦送りカセット用の印字データであるので、ステッ
プ(14)に進み、現在装着されている用紙カセットが縦送
りカセットかどうかを判定し、YESならばビットマッ
プメモリ23に展開されたパターンデータの回転処理を
実行せずに、ドットプリンタ部25がビットマップメモ
リ23から読出されるパターンデータに基づいて印刷処
理を実行し(16)、印字結果を得て処理を終了する。
【0051】一方、ステップ(14)の判定でNOの場合
は、回転手段24aから送出される回転パターンデータ
に基づいて印刷処理を実行し(16)、印字結果を得て処理
を終了する。
【0052】なお、上記実施例においては、「桁カウン
タ」と「行カウンタ」とを比較してデータ展開方向を判
定する場合について説明したが、装置毎の最大分解能で
あるドットの比較を行って求める構成であっても良い。
【0053】また、上記実施例においては、給紙カセッ
トが単一の印刷装置を例にして説明したが、給紙カセッ
トが同時に複数装着可能な機種においては、回転指示の
代わりに向きのあったカセットを自動選択する構成であ
っても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の印
刷方法は、外部から入力される印刷情報を解析して印字
データをビットマップメモリに展開し、給紙可能な用紙
サイズと印刷情報で指定された出力サイズとの比較結果
に基づいて展開された印字データを変倍しながら給紙可
能な記録媒体に印刷するように構成したので、給紙可能
な記録媒体の用紙サイズ状態を意識することなく、給紙
可能な記録媒体サイズに最適な印刷結果を得ることがで
きる。
【0055】本発明の第1の印刷装置は、また、外部か
ら入力される印刷情報を解析して印字データをビットマ
ップメモリに展開すると、変倍手段が給紙可能な用紙サ
イズと印刷情報で指定された出力サイズとの比較結果に
基づいて展開手段により展開された印字データを自動変
倍するように構成したので、印刷手段が印字データのサ
イズの設定状態に左右されることなく、現在給紙可能な
記録媒体にビットマップ展開された印字データを過不足
なく出力することができる。
【0056】従って、拡大,縮小等の変倍を指示するた
めの制御命令を送信できないホストコンピュータあるい
はアプリケーションソフトウエアでも、拡大,縮小等の
変倍を行うことが可能となるため、異なるサイズの印刷
データがあっても同一サイズの用紙に印刷することがで
き、従来A4,B4,A3等の様々な用紙を使用して作
成していた書類等も同一サイズに規格統一され、書類の
保管,管理のための負担を大幅に軽減できる。
【0057】また、本発明の第2の印刷方法は、外部か
ら入力される印刷情報を解析して印字データをビットマ
ップメモリに展開し、給紙可能な用紙の給紙方向と印刷
情報で指定された印字出力方向との比較結果に基づいて
展開された印字データを自動回転しながら給紙可能な記
録媒体に印刷するように構成したので、給紙可能な記録
媒体の用紙搬送方向を意識することなく、給紙可能な記
録媒体サイズに最適な印刷結果を得ることができる。
【0058】さらに、本発明の第2の印刷装置は、展開
手段が外部から入力される印刷情報を解析して印字デー
タをビットマップメモリに展開すると、回転手段が給紙
可能な用紙の給紙方向と印刷情報で指定された印字出力
方向との比較結果に基づいて展開手段により展開された
印字データを自動回転するように構成したので、印刷手
段が用紙搬送方向の設定状態に左右されることなく、現
在給紙可能な記録媒体にビットマップ展開された印字デ
ータを過不足なく出力することができる。
【0059】従って、印刷イメージの回転を指示するた
めの制御命令を送信できないホストコンピュータあるい
はアプリケーションソフトウエアでも、印刷装置側で回
転を行い印刷するため、ユーザがホスト側からデータの
転送を行う前に、その印刷データの印字方向と印刷装置
本体の給紙可能状態の記録媒体の印字方向と比較判定す
る等の作業が不要となり、印字方向の異なる複数の印字
データでも一度に転送することができる。
【0060】さらに、本発明の第3の印刷装置は、印刷
データが座標データで構成される印刷情報が入力される
と、検知手段により実装されている用紙のサイズが検知
され、検知された用紙サイズと印刷情報で指定された出
力用紙サイズとの比較結果に基づいて変倍手段が印刷情
報の印字データを自動変倍するように構成したので、実
装紙サイズとアウトラインフォントデータやベクトルグ
ラフィックスデータで構成されている印刷情報で指定さ
れたサイズとの比率で印字データを自動変倍することが
できる。
【0061】また、本発明の第4の印刷装置は、印刷情
報が入力されると、検知手段により実装されている用紙
のサイズが検知され、検知された用紙サイズと印刷情報
で指定された出力用紙サイズとの比較結果に基づいて変
倍手段が印刷情報の印字データを自動変倍するように構
成したので、実装紙サイズと印刷情報で指定された出力
サイズとの比率で印字データを自動変倍することができ
る等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す印刷装置の構成を説
明するブロック図である。
【図2】本発明に係る印刷装置における第1の印刷処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す印刷装置の構成を説
明するブロック図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す印刷装置における回
転印刷条件を説明する模式図である。
【図5】本発明に係る印刷装置における第2の印刷処理
手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 印刷装置本体 21 制御部 21a CPU 21b RAM 21c ROM 22 フォントパターン格納部 23 ビットマップメモリ 24 変倍手段 25 ドットプリンタ部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 15/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される印刷情報を解析して
    印字データをビットマップメモリに展開し、給紙可能な
    用紙サイズと前記印刷情報で指定された出力サイズとの
    比較結果に基づいて展開された前記印字データを変倍し
    ながら給紙可能な記録媒体に印刷することを特徴とする
    印刷方法。
  2. 【請求項2】 外部から入力される印刷情報を解析して
    印字データをビットマップメモリに展開する展開手段
    と、この展開手段により展開された印字データを印字出
    力する印刷手段と、給紙可能な用紙サイズと前記印刷情
    報で指定された出力サイズとの比較結果に基づいて前記
    展開手段により展開された印字データを自動変倍する変
    倍手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  3. 【請求項3】 外部から入力される印刷情報を解析して
    印字データをビットマップメモリに展開し、給紙可能な
    用紙の給紙方向と前記印刷情報で指定された印字出力方
    向との比較結果に基づいて展開された印字データを自動
    回転しながら給紙可能な記録媒体に印刷することを特徴
    とする印刷方法。
  4. 【請求項4】 外部から入力される印刷情報を解析して
    印字データをビットマップメモリに展開する展開手段
    と、この展開手段により展開された印字データを印字出
    力する印刷手段と、給紙可能な用紙の給紙方向と前記印
    刷情報で指定された印字出力方向との比較結果に基づい
    て前記展開手段により展開された印字データを自動回転
    する回転手段とを有することを特徴とする印刷装置。
  5. 【請求項5】 外部から入力される印刷情報を解析して
    印刷を行う印刷装置において、実装されている用紙のサ
    イズを検知する検知手段を有し、この検知手段で得られ
    た用紙サイズと前記印刷情報で指定された出力用紙サイ
    ズとの比較結果に基づいて前記印刷情報の印字データを
    自動変倍する変倍手段とを有することを特徴とする印刷
    装置。
  6. 【請求項6】 外部から入力される印刷情報を解析して
    印刷を行う印刷装置において、印刷情報なかの印刷デー
    タが座標データで構成され、実装されている用紙のサイ
    ズを検知する検知手段を有し、この検知手段で得られた
    用紙サイズと前記印刷情報で指定された出力用紙サイズ
    との比較結果に基づいて前記印刷情報の印字データを自
    動変倍する変倍手段とを有することを特徴とする印刷装
    置。
JP4102340A 1992-03-30 1992-03-30 印刷方法およびその装置 Pending JPH05270097A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008066142A1 (fr) 2006-11-29 2008-06-05 Wingarc Technologies, Inc. Système de fabrication d'un imprimé, système de réseaux utilisant celui-ci, et procédé de fabrication d'un imprimé
JP2010178079A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010178078A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
US8705087B2 (en) 2009-01-29 2014-04-22 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and image forming method for rotating image data

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