JP2006331301A - 画像編集装置、画像編集方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

画像編集装置、画像編集方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 人間の知覚特性に適合した解像度警告を行うことができる画像編集装置を提供する。
【解決手段】 画像編集装置は、任意の画像フレームFに貼り付けられた任意の画像Aの貼り付け解像度Raを算出する。次いで、基準画像フレームのサイズ幅及びサイズ高さの内短い方を短辺長Lsとして取得し、画像フレームFのサイズ幅及びサイズ高さの内短い方を短辺長LFsとして取得する。基準画像フレームの基準解像度警告閾値RTsを取得し、これと短辺長Ls,LFsから、画像フレームFの解像度警告閾値RTfを求める。算出した画像Aの解像度Raと算出した解像度警告閾値RTfとを比較し、画像Aの解像度Raが解像度警告閾値RTfより小さい場合は解像度警告を行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、画像編集装置、画像編集方法、プログラム、及び記憶媒体に関し、特に、少なくとも1つの画像データを用いてアルバムや年賀状などの電子データ作品を作成する画像編集装置に関する。
従来、デジタルカメラやデジタルスキャナ等で生成された画像データをパーソナルコンピュータ上で画像編集アプリケーションを使用して、年賀状や電子アルバム等の作品を作成することを可能にする画像編集装置がある。従来の電子アルバムを作成する画像編集アプリケーションは、パソコン上に読み込まれた画像データをアルバム形式で複数ページにレイアウトして電子アルバムを作成する。また、年賀状等を作成する従来の画像編集アプリケーションにおいては、予め画像データを埋め込む領域(以下、画像フレームと称する。)が設けられており、飾り文字列等で見栄えのする年賀状が作成可能になっている。このような画像編集アプリケーションにおいて、ユーザは、所持する画像データを画像フレームにはめ込むことで容易に所望の画像入り年賀状を作成することができる。
上述の従来の画像編集アプリケーションにおいては、予めデザインされたページレイアウト中の画像フレームに画像データを挿入した後、画像データのサイズ変更、移動、及び回転を行うユーザインターフェイスが設けられている。
このため、従来の画像編集アプリケーションにおいて、画像フレームに貼り付けられた画像の倍率を所定の倍率に変更してアルバム等の作品の作成した場合には、これらの作品は印刷時においてプリンタの有する印刷解像度に対して十分な画像解像度を持たない可能性がある。
このような場合、印刷解像度と画像解像度をもとに、編集時又は印刷時に解像度が低いことを警告するための解像度警告表示を行うアプリケーションが知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来のアプリケーションにおいては、貼り付け画像のオリジナルサイズ及び倍率から算出される解像度をもとに、出力解像度との比較で解像度警告を出していた。
特開2000−132151号公報
しかしながら、実際に電子アルバムの印刷物を見る者にとって、画像表示サイズが大きいものについては、印刷解像度が足りなくとも許容でき、また画像表示サイズが小さいものについては、印刷解像度が足りていても解像度不足であると感じる。これは見る者の画像の大きさや小ささから受ける心理的な要因及び知覚特性と、大きな画像は印刷物を離して、小さな画像は近づけて見る傾向があることによる。つまり、知覚する空間周波数の差異に拠る。
このため、従来の画像編集装置は、人間の知覚特性に適合した解像度警告を行うことができなかった。
本発明の目的は、人間の知覚特性に適合した解像度警告を行うことができる画像編集装置、画像編集方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像編集装置は、少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶手段と、少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶手段と、前記画像のサイズを変更するサイズ変更手段と、前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付手段と、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示手段と、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶手段と、前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出手段と、所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定手段と、前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶手段と、前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出手段と、前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告手段とを備えることを特徴とする。
請求項9記載の画像編集方法は、少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶ステップと、少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶ステップと、前記画像のサイズを変更するサイズ変更ステップと、前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付ステップと、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示ステップと、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶ステップと、前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出ステップと、所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定ステップと、前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶ステップと、前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出ステップと、前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告ステップとを備えることを特徴とする。
請求項10記載のプログラムは、少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶モジュールと、少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶モジュールと、前記画像のサイズを変更するサイズ変更モジュールと、前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付モジュールと、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示モジュールと、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶モジュールと、前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出モジュールと、所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定モジュールと、前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶モジュールと、前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出モジュールと、前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告モジュールとを備えることを特徴とする。
請求項11記載の記憶媒体は、少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶モジュールと、少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶モジュールと、前記画像のサイズを変更するサイズ変更モジュールと、前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付モジュールと、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示モジュールと、前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶モジュールと、前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出モジュールと、所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定モジュールと、前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶モジュールと、前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出モジュールと、前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告モジュールとを備える画像編集方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納することを特徴とする。
本発明によれば、任意の画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値が、この画像フレームのフレームサイズと、基準画像フレームの基準フレームサイズと、基準画像フレームに対して解像度警告を行うための基準解像度警告閾値とに基づいて算出される。そして、画像フレームに貼り付けられた画像の解像度が、上記算出されたフレーム解像度警告閾値より小さい場合に、前記任意の画像フレームに貼り付けられた画像に対してフレーム解像度警告が行われる。このため、画像フレームのフレームサイズに応じて、フレーム解像度警告のフレーム解像度警告閾値を変化させることができる。従って、より人間の知覚特性に適合した解像度警告を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る画像編集装置を有する情報提供システムの構成の一例を示す図である。
図1に示すように、情報提供システムにおいて、本実施の形態に係る画像編集装置としてのユーザが操作するユーザパーソナルコンピュータ(以下、ユーザPCと称する。)102は、データ転送用インターフェイス103を介して画像入力装置101と接続されている。また、ユーザPC102は、インターネット104を介してフォトサイト105及びプリントサイト109に接続されている。
画像入力装置101は、イメージ情報である光学像を電気信号に変換し、所定の画像処理をした後にデジタル情報として、記録、再生する。例えば、画像入力装置101はデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ、スキャナである。
データ転送用インターフェイス103は、画像入力装置101で取得された画像データをユーザPC102へ転送するためのインターフェイスである。例えば、データ転送用インターフェイス103はUSB(Universal Serial Bus)やIEEE1394に代表される有線インターフェイスあるいは、IrDA、Bluetoothに代表される無線インターフェイスである。
画像入力装置101からデータ転送用インターフェイス103を介してユーザPC102へ転送された画像データは、ユーザPC102のハードディスクドライブ(HDD)に記憶される。尚、この画像入力装置101からユーザPC102への画像データ転送に関しては、ユーザPC102にインストールされているオペレーションシステム(OS)又は専用のソフトウエアからの命令にしたがって、画像入力装置101がその記憶装置に格納している画像データを一括転送する場合がある。また、この画像データ転送に関しては、画像入力装置101からユーザPC102に送られる転送コマンドにしたがって、ユーザPC102のOS又は専用ソフトウエアが、ユーザPC102のHDDにデータ記録領域を確保し、画像データを受信する場合がある。
ユーザPC102は、インターネット104での情報転送が可能な標準プロトコルを有するブラウザ120を動作可能である。ユーザPC102はブラウザ120を動作させることにより、httpプロトコル等の標準プロトコルを用いてフォトサイト105にアクセスし、HTML、XML等の記述言語で作成されたWeb情報を取得することができる。そして、ユーザPC102は、取得したWeb情報を解析し、ユーザPC102のディスプレイ上に表示させることができる。このWeb情報は、フォトサイト105が管理する画像、音声等のマルチメディア情報にリンクされている。そして、ユーザPC102は、ブラウザ120を動作させることにより、インターネット104経由で、電子アルバム編集プログラムを実行する際に使用するテンプレートをダウンロードすることができる。
ユーザPC102は、ブラウザ120を動作させることにより、インターネット104経由で、フォトサイト105の備える画像データベース(DB)107から画像データをダウンロードして電子アルバム編集プログラムを実行する際に利用することができる。
また、ユーザPC102は、1つの又は複数の画像データを1ページ又は複数ページから構成されている電子アルバム上に配置して編集するための電子アルバム編集プログラムを有する。そして、ユーザPC102は、フォトサイト105経由でプリントサイト109に編集された電子アルバムのプリント注文をすることが可能である。プリントサイト109はプリンタ111を使ってプリント注文された電子アルバムに基づき、印刷を実行してアルバム112を出力する。図1においてはプリントサイト109を1つ図示したが、プリントサイトは複数の場合もあり、その数に制限はない。
上述のように、図1の情報提供システムは、ユーザPC102が電子アルバム編集プログラムを実行し、画像入力装置101から取得した画像データやフォトサイト105からダウンロードした画像データを利用して電子アルバム編集を行い、電子アルバムを作成し、フォトサイト105経由でプリントサイト109に作成した電子アルバムのプリント注文をするためのシステムである。
図2は、図1におけるユーザPC102の概略構成を示すブロック図である。
ユーザPC102は、図2に示すように、CRT(表示装置)201と、VRAM202と、ビットムーブユニット(BMU)203と、キーボード204と、ポインティングデバイス(PD)205と、CPU206とを備える。また、ユーザPC102は、ROM207と、RAM208と、ハードディスクドライブ(HDD)209と、フロッピィー(登録商標)ディスクドライブ(FDD)210と、ネットワークインターフェイス(Net−I/F)211とを備える。
CRT201は図示しない表示画面備え、この表示画面には、例えば編集中の文書や図形、画像その他の編集情報、アイコン、メッセージ、メニュー、及びその他のユーザインターフェイス情報が表示される。
VRAM202には、CRT201の表示画面に表示するための画像が描画される。このVRAM202に生成された画像データは、所定の規定に従ってCRT201に転送され、これによりCRT201の表示画面に画像が表示される。
BMU203は、例えば、メモリ間(例えば、VRAM202と他のメモリ)のデータ転送や、メモリと各I/Oデバイス(例えば、ネットワークインターフェイス211)との間のデータ転送を制御する。
キーボード204は、文書等を入力するための各種キーを有する。PD205は、例えば、CRT201の表示画面上に表示されたアイコンやメニューその他のオブジェクトを指示するために使用される。
CPU206は、ROM207、HDD209、又はフロッピー(登録商標)ディスクに格納された制御プログラムに基づいて、CPU206に接続された各デバイスを制御する。
ROM207は、各種の制御プログラムやデータを保持する。RAM208は、CPU206のワーク領域、エラー処理時のデータの退避領域、及び制御プログラムのロード領域等を有する。
HDD209は、ユーザPC102内で実行される各制御プログラムやコンテンツを格納することができる。例えば、HDD209には、ブラウザ120、電子アルバムデータ、電子アルバム編集プログラムなどが格納されている。FDD210は、フロッピー(登録商標)ディスクに対するアクセスを制御する。
ネットワークインターフェイス211は、ユーザPC102をインターネット104に接続可能にし、ユーザPC102が他の情報処理装置やプリンタ等とインターネット104を介して通信を行うことができるようにする。
また、ユーザPC102は、CPUバス212を備える。CPUバス212は、各構成要素を接続する。CPUバス212は、アドレスバス、データバス、及びコントロールバスを含む。
上述の構成を有するユーザPC102において、CPU206に対する制御プログラムの提供は、ROM207、HDD209、FDD210から行うこともできるし、ネットワークインターフェイス211を介してインターネット104経由で他の情報処理装置等から行うこともできる。また、ユーザPCは102、画像の貼り付けや貼り付けられた画像のクリップ表示等の画像処理や後述する処理を行うことができる。
図3は、ユーザPC102の備える電子アルバム編集プログラムの機能構成を示すブロック図である。
電子アルバム編集プログラムは、図3に示すように、データ制御部301、GUI制御部302、デザイン制御部303、及び通信制御部304から構成されている。
データ制御部301は、電子アルバムデータを管理したり、電子アルバム編集プログラムの全体を制御したりする。GUI制御部302は、電子アルバム編集プログラムのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を制御し、ユーザに対して操作手段や編集内容の表示手段を提供する。
デザイン制御部303は、電子アルバムデータの編集に使用されるテンプレートファイルやレイアウトファイルから生成されるレイアウトファイル308のデザイン情報を管理する。通信制御部304は、編集された電子アルバムデータをもとにプリント注文に必要な印刷データを作成して、印刷データ及び注文処理に必要な情報の通信処理を行う。
上述のデータ制御部301によって管理されている電子アルバムデータの中には、ページ内画像データ306や電子アルバム属性データ307がある。ページ内画像データ306は、図4で後述するように、電子アルバム内の各ページに割り振られる画像のデータである。電子アルバム属性データ307は、図8で後述するように、電子アルバム編集プログラムで利用する属性データであり、基準画像フレームの基準解像度警告閾値が格納される。
レイアウトファイル308には、電子アルバム内の各ページのデザイン、各ページ上の1つ又は複数の画像フレーム、画像フレームに貼り付ける画像データの配置位置等を決定するための情報が記録される。
図4は、図3の電子アルバム編集プログラムにおけるページ内画像データ306のデータ構成の一例を示す図である。
図4に示すように、ページ内画像データ306は、画像データファイル402、画像ID403、及び画像編集情報404,405,406を保持する。
画像データファイル402は、電子アルバム内の所定のページに割り振られる画像を示すファイルデータであってもよいし、このファイルデータの格納位置を示すパスであってもよい。画像ID403は、画像データファイル402の画像と、この画像が貼り付けされる画像フレームとを関連付けるためのIDである。
画像編集情報404は、画像データファイル402の画像のオリジナルサイズ、画像のオリジナルの幅pw及び高さph(図7(A)参照)を示す。画像編集情報404において、幅pw及び高さphは、例えば画素数で示されている。画像編集情報405は、画像データファイル402の画像の画像フレームへの貼り付け位置pposと、貼り付けサイズ幅fpw及びサイズ高さfph(図7(B)参照)とを示す。画像編集情報406は、画像データファイル402の画像に施された編集内容、及び画像に関する情報を示す。
また、ページ内画像データ306は、その他の画像編集情報を保持する。その他の画像編集情報としては、例えば、(1)クリッピングの属性、(2)色やコントラストなどの調整、(3)編集操作により画像データが回転された場合その回転量、(4)画像データを移動した場合における画像データの移動量を示す左右方向移動量及び上下方向移動量、(5)画像クリップ面積量、(6)自動写真調整を行うか否かを示すフラグ、(8)低解像度限界倍率、(9)画像データのオリジナルサイズ、高さ及び幅(ピクセル単位)、(10)デフォルトのフィット方法(画像データを画像フレームに貼り付ける際において最初に内接最小フィットもしくは外接最大フィットのどちらで貼り付けるかを表す情報)等がある。
図5は、図3の電子アルバム編集プログラムにおけるレイアウトファイル308のデータ構成の一例を示す図である。
本実施の形態においては、単ページのレイアウトデータが3つの画像フレームデータを有するものとする。
レイアウトデータ501は、図5に示すように、3つのフレームデータ502〜504を有する。フレームデータ502は、画像ID505を保持する。画像ID505は、フレームデータ502が示す画像フレームに貼り付けられる画像の画像ID403(図4)を示す。このように、ページ内画像データ306の画像ID403とフレームデータ502の画像ID505によって、ページ内画像データ306の画像とこの画像データが貼り付けられるフレームデータ502の画像フレームとの関連付けが行われる。
また、フレームデータ502は、フレームデザインを示すフレームデザインデータ506を保持する。尚、フレームデザインデータ502はフレームデザインを示すデータの格納位置を示すパスであってもよい。本実施の形態においては、説明を簡略化するため、後述するように画像フレームとして矩形の画像フレームを想定しており、フレームデザインは矩形としているが、実際はあらゆるデザインを伴った画像をクリップする閉曲線を持つフレームデザインであってもよい。
また、フレームデータ502は、フレーム位置データ507と、フレームサイズデータ508とを保持する。フレーム位置データ507は画像フレームの表示位置fposを示し、フレームサイズデータ508は、画像フレームにおいて、貼り付けられた画像をクリップする領域(以下、画像クリップ領域と称する。)のサイズ幅Fwとサイズ高さFh(図7(B)参照)示す。ここで、以降の説明においては、画像フレームのサイズとは画像クリップ領域を示すものとする。本実施の形態において、画像フレームは矩形であるので、画像クリップ領域は矩形である。また、画像クリップ領域が閉曲線から構成されている場合は、この閉曲線に外接する矩形を想定し、この矩形の幅及び高さを画像クリップ領域の幅及び高さとする。
上述のように、フレームデータ502について説明したが、各フレームデータは同様に構成されているので、フレームデータ503,504の説明は省略する。
上述の構成を有するユーザPC102は、ユーザの所定の操作によって電子アルバム編集プログラムを実行する。そして、ユーザPC102は、ページ内画像データ306とレイアウトファイル308を使用して、電子アルバムのページ総数と電子アルバムに含まれるよう選択された画像の枚数とに基づき、電子アルバムの各ページへ画像を割り振ると共にそれらの配置を決定する。このようにして、ユーザPC102は電子アルバムを作成する。上述の電子アルバムにおいて、ページ内画像データ306に規定されている画像は、レイアウトファイル308に規定されている画像フレームにより画像クリップ領域においてクリップがなされて、表示される。
図6は、ユーザPC102における電子アルバムの表示例を示す図であり、図6(A)〜(C)はオリジナルの画像を示す図であり、図6(D)はユーザPC102に表示された電子アルバムを示す図である。
図6(D)に示すように、ユーザPC102のCRT201の表示画面には、電子アルバムの所定のページにおいて、画像611,612,613が、夫々、画像フレーム601,602,603にクリップがなされ、表示されている。また、図6(D)に示すように、クリップ表示された画像612,613に対しては、後述する解像度警告表示622,633が夫々表示されている。尚、図6(D)の電子アルバムにおいて、画像611,612,613は、オリジナルの画像611,612,613に対してサイズが変更(拡大)されている(図6(A)〜(C)参照)。
図7は、所定の画像フレームに貼り付けられた画像の画像表示方法及び編集方法と、解像度を求める方法を説明する模式図であり、図7(A)はオリジナルの画像を示す図であり、図7(B)は画像フレームに貼り付けられた画像及び画像フレームを示す図である。
図7(A)に示すように、オリジナルの画像701は、画素数幅pw、及び画素数高さphを持つ画像である。
図7(B)に示すように、電子アルバムの所定のページ704において、画像701を貼り付けるために貼り付け領域702が選択されており、この貼り付け領域702に画像701が貼り付けられている。貼り付け領域702は、その幅及び高さが幅fpw及び高さfphに夫々設定されている。従って、画像701は、ページ704において、オリジナルのサイズ(幅pw及び高さph)から貼り付けサイズ幅fpw及び貼り付けサイズ高さfphにサイズが変更されている。
また、ページ704において、画像701は画像フレーム703に貼り付けられており、画像701は、画像フレーム703の画像クリップ領域がクリップ表示されている。
ユーザは、この貼り付け領域702のサイズや位置等を任意に変更することができ、これにより、ページ704における画像701の倍率や位置等を変更することができる。また、ページ704における画像701の倍率や位置等を変更することによって、実際に表示(クリップ表示)される画像701の倍率や位置等を変更することができる。
図7(B)の画像701の解像度Raは、画像701が縦横等倍拡大/縮小で貼り付けられているとすれば、画像フレーム703によってクリップされる位置や大きさに拘わらず求めることができる。具体的には、解像度Raは、画像701のオリジナルサイズの幅pw及び高さphと、貼り付け後の画像701の貼り付けサイズ幅fpw及び貼り付けサイズ高さfphとから、下記式(1)によって求めることができる。
Ra=pw/fpw=ph/fph ・・・(1)
次いで、後述するように、画像フレームに対して解像度警告を行うための解像度警告閾値の設定において基準とする、基準解像度警告閾値RTの設定処理について説明する。
基準解像度警告閾値は、基準サイズを持つ基準画像フレームに対して解像度警告を行うか否かを判別するための閾値である。ここで、解像度警告とは、印刷画像の解像度をユーザの知覚特性に適合させるために、画像フレームに貼り付けられた画像の解像度がその画像フレームに対して設定されている解像度警告閾値より大きいか否かによって所定の警告を行うものである。
基準画像フレームは、ユーザが任意に選択することができる。具体的には、電子アルバム編集プログラムのデザイン制御部303がレイアウトファイル308内に有する画像フレームの内で、所望のサイズ、例えば代表的なサイズを有する画像フレームを基準画像フレームに設定することができる。このとき、基準画像フレームのサイズが基準サイズとなる。または、写真の標準的な仕上がりサイズであるL版サイズ(127 mm x 89 mm)を基準サイズとして、この基準サイズを有する画像フレームを仮想的に基準画像フレームとしてもよい。
次いで、上述のように設定された基準画像フレームに対する基準解像度警告閾値RTの設定方法について述べる。
基準解像度警告閾値RTは、ユーザが任意に設定することができる。基準解像度警告閾値RTとしては、例えば、電子アルバムの印刷工程における印刷解像度、即ちプリンタの印刷解像度がある。また、人間が一般的にあまり気にならない印刷画像の解像度の粗さとされる、略300〜400dpiの解像度を基準解像度警告閾値RTとしてもよく、あるいは、印刷メディアに対して適切な解像度等の印刷メディアに依存した解像度を基準解像度警告閾値RTとしてもよい。さらに、上述の代表的なサイズを持つ画像フレームのサイズで画像の印刷を行い、この印刷画像に基づいて、実験その他の方法によってユーザが印刷画像の解像度の粗さがあまり気にならない解像度を適切に選択し、これを基準解像度警告閾値RTに設定してもよい。
次いで、任意のサイズを持つ画像フレームに対する解像度警告閾値RTfを求める方法を説明する。
図8は、図3の電子アルバム編集プログラムにおける電子アルバム属性データ307のデータ構成の一例を示す図である。
図8に示すように、電子アルバム属性データ307は、基準画像フレームサイズ幅801と、基準画像フレームサイズ高さ802と、基準解像度警告閾値803とを保持する。基準画像フレームサイズ幅801は基準画像フレームのサイズ幅を示す。基準画像フレームサイズ高さ802は基準画像フレームのサイズ高さを示す。また、基準解像度警告閾値803は基準画像フレームに対する基準解像度警告閾値を示す。
電子アルバム編集プログラムのデータ制御部301は、上述の方法によって選択された基準画像フレームの基準画像フレームサイズ幅801と基準画像フレームサイズ高さ802、及び上述の方法によって設定された基準画像フレームに対する基準解像度警告閾値803を予め定めて、これを電子アルバム属性データ307において属性データとして設定し保持する。
本実施の形態においては、電子アルバム属性データ307において、基準画像フレームサイズ幅801としてサイズ幅Fswが、基準画像フレームサイズ高さ802としてサイズ高さFshが、基準解像度警告閾値803として基準解像度警告閾値RTsが保持されている。
図9は、任意のサイズを持つ画像フレームに対する解像度警告閾値RTfの算出処理のフローチャートである。
任意のサイズを持つ画像フレームは、電子アルバム編集プログラムのデザイン制御部303が有する任意の画像フレーム等である。図9においては、任意のサイズを持つ画像フレームFを、図5のフレームデータ502が示す画像フレームとして本処理を説明する。任意のサイズを持つ画像フレームFのサイズは、幅Fw、及び高さFhとなる(図5参照)。
本処理においては、図9に示すように、まず、任意の画像フレームFに任意の画像Aを貼り付ける(ステップS901)。ステップS901において、画像Aは、図5で上述したように、ユーザの所定の操作によって又はシステムデフォルトの写真はめ込み等によって、電子アルバム上で画像フレームFの所定の位置に貼り付けられる。
次いで、画像Aの貼り付け解像度Raを算出する(ステップS902)。ステップS902における画像Aの貼り付け解像度Raの算出は、図7で上述した方法により、式(1)を用いて行われる。
次いで、電子アルバム属性データ307を検索して、基準画像フレームサイズ幅801及び基準画像フレームサイズ高さ802の示す基準画像フレームのサイズ幅Fsw及びサイズ高さFshの内、いずれか短い方を短辺長Lsとして取得する(Ls=(Fsw<Fsh)?Fsw:Fsh)(ステップS903)。
短辺長Lsを取得した後、レイアウトファイル308を検索して、フレームサイズデータ508の示す任意の画像フレームFのサイズ幅Fw及びサイズ高さFhの内、いずれか短い方を短辺長LFsとして取得する(LFs=(Fw<Fh)?Fw:Fh)(ステップS904)。
短辺長LFsを取得した後、電子アルバム属性データ307を検索して、基準解像度警告閾値803の示す基準画像フレームの基準解像度警告閾値RTsを取得し、これとステップS903,904において取得した短辺長Ls,LFsから、画像フレームFの解像度警告閾値RTfを次式(2)により求める(ステップS905)。
RTf=RTs×√(Ls/LFs) ・・・ (2)
この式(2)により、任意の画像フレームFの解像度警告閾値RTfは、基準となる基準画像フレームの基準サイズに対する任意の画像フレームFの拡大率(LFs/Ls)の平方根に反比例することになる。このため、任意の画像フレームFが、基準画像フレームの基準サイズより大きい場合は、解像度警告閾値RTfは低くなる。逆に、任意の画像フレームFが、基準画像フレームのサイズより小さい場合は、解像度警告閾値RTfは高くなる。従って、画像に貼り付けられる任意の画像フレームのサイズに依存して、この任意の画像フレームに対する解像度警告閾値が設定される。
次いで、ステップS902において算出した貼り付け画像Aの貼り付け解像度Raと、ステップS905において算出した解像度警告閾値RTfとを比較して、貼り付け画像Aの解像度Raが不足しているか否かを判別する(ステップS906)。ステップS906における判別は、具体的には、貼り付け解像度Raが解像度警告閾値RTfより小さいか否かを判別することによって行う。
ステップS906において、貼り付け画像Aの解像度Raが不足している場合は、即ち、貼り付け解像度Raが解像度警告閾値RTfより小さい場合は、解像度警告を行う(ステップS907)。ステップS907における解像度警告は、本実施の形態では、ユーザPC102の表示画面上において、解像度が不足している画像が貼り付けられている画像フレーム内の右下に解像度警告表示マーク(図6(D)の解像度警告表示622,623参照)を表示することによって行う。尚、解像度警告の形態は上述のものに限られず、例えば、解像度警告表示は他の表示であってもよい。また、解像度警告表示に代えて警告音を発するようにしてもよい。
上述のように、本発明の第1の実施の形態に係る画像編集装置によれば、電子アルバムにおいて、画像フレームのサイズに依存して、この画像フレームに貼り付けられる画像に対する解像度警告を行うための解像度閾値を変化させることができる。従って、人間の知覚特性により適合した解像度警告を行うことができる。
次いで、本発明の第2の実施の形態に係る画像編集装置について説明する。
上述のように、本発明の第1の実施の形態においては、画像を貼り付ける画像フレームは、説明を簡略化するために矩形としたが、画像フレームは画像をクリップすることが可能な任意の閉曲線(パス)から構成されているものであればよい。このため、本実施の形態は、上記本発明の第1の実施の形態に対して、画像を貼り付ける画像フレームが任意の閉曲線で定義されている点がのみ異なる。以下、上記第1の実施の形態と同じ構成部材には同一の符号を付して重複した説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図10は、画像を貼り付ける任意の閉曲線で定義される画像フレームFanyを示す図である。
本実施の形態においては、閉曲線で定義される画像フレームFanyのフレームサイズは、画像フレームFanyに外接する外接矩形1001を導出し、この外接矩形1001のサイズ幅、及びサイズ高さを夫々、図5のフレームデータのフレームサイズデータ508のFw,Fhとする。また、画像フレームFanyの閉曲線データを、図5のフレームデータのフレームデザインデータ506へ格納する。これにより、本実施の形態に係る画像編集装置は、任意の閉曲線で定義される画像フレームFanyに対して、上述の第1の実施の形態と全く同様に機能し、同様の効果を奏することができる。
次いで、本発明の第3の実施の形態に係る画像編集装置について説明する。
本実施の形態は、上述の第1の実施の形態に対して、任意の画像が貼り付けられる任意の画像フレームに対する解像度警告閾値RTfの算出方法が異なる点でのみ異なる。以下、上記第1の実施の形態と同じ構成部材には同一の符号を付して重複した説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
上記第1の実施の形態において、画像フレームFのサイズに依存して、この画像フレームFに貼り付けられる画像に対する解像度警告を行うための解像度警告閾値を変化させるために、画像フレームFの解像度警告閾値RTfを、基準となる基準画像フレームの短辺長Lsと、実際に画像が貼り付けされる画像フレームFの短辺長LFsとをもとに、画像フレームFの基準画像フレームに対する拡大率の平方根に反比例させた。
しかし、画像フレームFの解像度警告閾値RTfは、基準となる基準画像フレームのフレーム面積と、実際に画像が貼り付けられる画像フレームFの面積との比率の平方根に反比例させても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
従って、本実施の形態においては、図9のステップ905において、式(2)に代えて下記式(3)を用いて、画像フレームの面積に基づいて解像度警告閾値RTfを算出するものとする。
RTf=RTs×√((Fsw×Fsh)/(Fw×Fh)) ・・・ (3)
次いで、本発明の第4の実施の形態に係る画像編集装置について説明する。
本実施の形態は、上述の第1の実施の形態に対して、任意の画像が貼り付けられる任意の画像フレームに対する解像度警告閾値RTfの算出方法が異なる点でのみ異なる。以下、上記第1の実施の形態と同じ構成部材には同一の符号を付して重複した説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
上記第1の実施の形態において、画像フレームFのサイズに依存して、この画像フレームFに貼り付けられる画像に対する解像度警告を行うための解像度閾値を変化させるために、画像フレームFの解像度警告閾値RTfを、基準となる基準画像フレームの短辺長Lsと、実際に画像が貼り付けされる画像フレームFの短辺長LFsとをもとに、画像フレームFの基準画像フレームに対する拡大率の平方根に反比例させた。
しかし、画像フレームFの解像度警告閾値RTfは、基準となる基準画像フレームの短辺長Lsと、実際に画像が貼り付けられる画像フレームFの短辺長LFsとに基づく画像フレームFの基準画像フレームに対する拡大率に反比例させても、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
従って、本実施の形態においては、図9のステップ905において、式(2)に代えて下記式(4)を用いて、基準画像フレームの短辺長Lsと実際に画像が貼り付けられる画像フレームFの短辺長LFsとに基づく画像フレームFの基準画像フレームに対する拡大率に基づいて解像度警告閾値RTfを算出するものとする。
RTf=RTs×(Ls/LFs) ・・・ (4)
この場合、画像フレームの短辺方向の長さの比率(Ls/LFs)に比例して、観察者(ユーザ)から印刷画像までの観察距離を変えるようにしてアルバムを観察すると、解像度警告閾値で印刷される印刷画像の空間周波数は、観察者から見てあらゆるフレームサイズにおいて一定となる。
また、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した各実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像編集装置を有する情報提供システムの構成の一例を示す図である。 図1におけるユーザPCの概略構成を示すブロック図である。 図1におけるユーザPCの備える電子アルバム編集プログラムの機能構成を示すブロック図である。 図3の電子アルバム編集プログラムにおけるページ内画像データのデータ構成の一例を示す図である。 図3の電子アルバム編集プログラムにおけるレイアウトファイルのデータ構成の一例を示す図である。 図1のユーザPCにおける電子アルバムの表示例を示す図であり、図6(A)〜(C)はオリジナルの画像を示す図であり、図6(D)はユーザPCに表示された電子アルバムを示す図である。 所定の画像フレームに貼り付けられた画像の画像表示方法及び編集方法と、解像度を求める方法を説明する模式図であり、図7(A)はオリジナルの画像を示す図であり、図7(B)は画像フレームに貼り付けられた画像及び画像フレームを示す図である。 図3の電子アルバム編集プログラムにおける電子アルバム属性データのデータ構成の一例を示す図である。 任意のサイズを持つ画像フレームに対する解像度警告閾値RTfの算出処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において使用される画像を貼り付ける任意の閉曲線で定義される画像フレームを示す図である。
符号の説明
101 画像入力装置
102 ユーザパーソナルコンピュータ(ユーザPC)
103 データ転送用インターフェイス
104 インターネット
105 フォトサイト
107 画像データベース
109 プリントサイト
111 プリンタ
112 アルバム
301 データ制御部
302 GUI制御部
303 デザイン制御部
304 通信制御部

Claims (11)

  1. 少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶手段と、
    少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶手段と、
    前記画像のサイズを変更するサイズ変更手段と、
    前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付手段と、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示手段と、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶手段と、
    前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出手段と、
    所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定手段と、
    前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶手段と、
    前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出手段と、
    前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告手段とを備えることを特徴とする画像編集装置。
  2. 前記フレーム解像度警告閾値算出手段は前記基準フレームサイズを前記フレームサイズで除した除算結果と前記基準解像度警告閾値とに基づいて前記フレーム解像度警告閾値を算出することを特徴とする請求項1記載の画像編集装置。
  3. 前記フレーム解像度警告閾値算出手段は前記基準解像度警告閾値に前記除算結果の平方根を乗じた乗算結果に基づいて前記フレーム解像度警告閾値を算出することを特徴とする請求項2記載の画像編集装置。
  4. 前記フレーム解像度警告閾値算出手段は前記基準解像度警告閾値に前記除算結果を乗じた乗算結果に基づいて前記フレーム解像度警告閾値を算出することを特徴とする請求項2記載の画像編集装置。
  5. 前記フレーム解像度警告閾値算出手段は、前記フレームサイズとして前記画像フレームの幅及び高さの内小さい方を使用し、前記基準フレームサイズとして前記基準画像フレームの幅及び高さの内小さい方を使用することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像編集装置。
  6. 前記フレーム解像度警告閾値算出手段は、前記フレームサイズの内前記画像フレームの幅及び高さに基づいて前記画像フレームの面積を算出し、前記基準フレームサイズの内前記基準画像フレームの幅及び高さに基づいて前記基準画像フレームの面積を算出し、前記フレームサイズとして前記算出した画像フレームの面積を使用し、前記基準フレームサイズとして前記算出した基準画像フレームの面積を使用することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像編集装置。
  7. 前記画像フレームが閉曲線で定義されている場合、前記画像フレームの幅及び高さは前記画像フレームに外接する矩形枠の幅及び高さであり、前記基準画像フレームが閉曲線かで定義されている場合、前記基準画像フレームの幅及び高さは前記基準画像フレームに外接する矩形枠の幅及び高さであることを特徴とする請求項5又は6記載の画像編集装置。
  8. 前記フレームデータ記憶手段は前記画像フレームの位置を記憶し、前記貼付データ記憶手段は前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付位置を記憶することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像編集装置。
  9. 少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶ステップと、
    少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶ステップと、
    前記画像のサイズを変更するサイズ変更ステップと、
    前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付ステップと、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示ステップと、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶ステップと、
    前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出ステップと、
    所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定ステップと、
    前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶ステップと、
    前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出ステップと、
    前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告ステップとを備えることを特徴とする画像編集方法。
  10. 少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶モジュールと、
    少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶モジュールと、
    前記画像のサイズを変更するサイズ変更モジュールと、
    前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付モジュールと、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示モジュールと、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶モジュールと、
    前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出モジュールと、
    所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定モジュールと、
    前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶モジュールと、
    前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出モジュールと、
    前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告モジュールとを備えることを特徴とする画像編集方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  11. 少なくとも1つの画像と該画像のサイズを記憶する画像データ記憶モジュールと、
    少なくとも1つの画像フレームと該画像フレームのフレームサイズを記憶するフレームデータ記憶モジュールと、
    前記画像のサイズを変更するサイズ変更モジュールと、
    前記画像フレームに前記画像を貼り付ける画像貼付モジュールと、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像を前記画像フレームの領域においてクリップして表示するクリップ表示モジュールと、
    前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の貼付サイズを記憶する貼付データ記憶モジュールと、
    前記貼付サイズと前記画像のサイズから前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度を算出する貼付解像度算出モジュールと、
    所定の基準フレームサイズを有する基準画像フレームに対する解像度警告を行うための基準解像度警告閾値を設定する基準解像度警告閾値設定モジュールと、
    前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とを記憶する基準画像データ記憶モジュールと、
    前記画像フレームに対するフレーム解像度警告を行うためのフレーム解像度警告閾値を、前記フレームサイズと前記基準フレームサイズと前記基準解像度警告閾値とに基づいて算出するフレーム解像度警告閾値算出モジュールと、
    前記算出した前記画像フレームに貼り付けられた前記画像の解像度が前記算出したフレーム解像度警告閾値より小さい場合に前記フレーム解像度警告を行うフレーム解像度警告モジュールとを備える画像編集方法をコンピュータに実行させるプログラムを格納することを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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