JP2007200064A - 情報処理装置、設定処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

情報処理装置、設定処理方法、記憶媒体、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 製本印刷設定に関わる設定画面をユーザの簡単な指示で遷移表示させて必要な項目の設定操作を完了することである。
【解決手段】 ホストコンピュータ100は、複数のファイルを組み合わせて1文書情報に編集し、該編集された文書情報に印刷体裁設定を行う。この際、印刷設定アプリケーション起動中に、ユーザによる指示毎に、次に設定すべき印刷体裁項目を確定するための操作画面を表示装置上で遷移表示させる製本アプリケーション104を有する構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のファイル情報を編集した文書情報を出力デバイスに出力する情報処理装置の印刷体裁設定に関するものである。
従来より、情報処理装置において、文字や表、画像など、データの種類が異なると、データを定義する構造やそれらデータに対する編集操作が異なるため、データの種類に応じた様々なアプリケーションプログラムが提供されている。
利用者は、文字を編集するためには文字処理プログラム、表を編集するためには表計算プログラム、画像を編集するためには画像編集プログラムといった具合に、データの種類別にアプリケーションを使い分けている。
このように、利用者はデータの種類ごとにアプリケーションプログラムを使い分けるのが一般的である。
しかし、利用者が作成しようとする文書には、例えば文字のみや、表のみ、画像のみといった1種類のデータのみから構成される文書よりも、文字と表、文字と画像など、複数種類のデータから構成される文書の方が一般的である。
そこで、複数種類のデータを含む目的文書を作成するために、利用者は各種アプリケーションが備えている印刷機能を利用してアプリケーションごとにデータを印刷させ、印刷物を所望の順序に組み合わせる必要があった。
また、各アプリケーションで生成されたデータを組み合わせ、1つの文書を構成する機能を提供する統合アプリケーションもある。
この統合アプリケーションを使用する場合には、利用者は、各アプリケーションで作成したデータを、統合アプリケーションに含まれる特定の機能によって1つの目的文書にまとめることができる。
しかしながら、利用者が各種アプリケーションによる印刷物を組み合わせて1つの目的文書を作成する場合、例えばページ番号を各ページに振るためには、いったん必要なデータをすべて印刷出力する。その後、利用者が印刷結果をまとめてから付すべきページ番号を決定する必要がある。
そして、各アプリケーションで作成された原稿の各ページ(これを論理ページあるいは原稿ページと呼ぶ)ごとに、決定されたページ番号を書き込んでいく。
アプリケーションプログラムがページ番号を振る機能を有している場合であっても、不連続部分があればその部分についてはやはり利用者がページ番号を指定しなければならない。
また、目的文書のページを再配置した場合には、ページ番号もそれに合わせて振り直さなければならない。あるいは、複数の原稿ページを、印刷物としての1ページ(これを物理ページあるいは印刷ページと呼ぶ)にまとめたり、片面印刷から両面印刷に変更した場合であっても、ページ番号を振り直す必要が生じる。この場合、データの内容にかかる変更ではなく、単に書式を変更する場合であっても、アプリケーションによって再編集及び再印刷が必要となる。
このように、データの種類ごとに、データを管理できるアプリケーションが異なることから、アプリケーション間のインタフェースを利用者自身が人手によって提供しなければならない。このことは、利用者に多大な労力が要求されるということであり、生産性の低下をもたらす。さらに、多くの人手を介することからエラーの発生も生じやすかった。
一方、統合アプリケーションを利用して目的文書を作成する場合、印刷出力せずに、データの状態で各種データを配置することができる。このため、印刷物を組み合わせて目的文書を作成する場合ほどには労力は必要とされることはない。
なお、高機能プリンタの印刷条件設定ウィザードでは、予め定められた印刷条件設定手順に基づいて印刷条件入力画面を切り替えてウィザード形式の入力画面を表示する技術が知られている。この時に、予め定められた順序に基づいて印刷条件設定項目をフロー図形式で表示するフロー図形式の入力画面と、ウィザード形式の入力画面とを並べて表示するドライバの技術が下記特許文献1に記載されている。
また、複数のアプリケーションソフトウェアで作成した文書データを、独自形式の電子フォーマットに変換し、描画されているデータを編集する技術は、下記特許文献2に示すよう一般的に行われている。
特開2004-220300号公報 特開平02-090366号公報
しかしながら従来の統合アプリケーションでは、ユーザが目的文書の編集、印刷体裁設定を行う場合、表示装置に表示される文書設定画面上においてユーザ自らマウス等を用いて所望する条件を設定していた。
そのため、目的文書の書式が複雑な場合、文書編集に不慣れな初心者等であれば設定したい機能がどこにあるのか判りにくく、文書編集に多大な手間と時間を要していた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、製本印刷設定に関わる設定画面をユーザの簡単な指示で遷移表示させて必要な項目の設定操作を完了できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
複数のファイルを組み合わせて1文書情報に編集し、該編集された文書情報に印刷体裁設定を行う情報処理装置であって、
印刷設定アプリケーション起動中に、ユーザによる指示毎に、次に設定すべき印刷体裁項目を確定するための操作画面を出力デバイスの能力情報に応じて遷移表示させる制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、製本印刷設定に関わる設定画面をユーザの簡単な指示で遷移表示させて必要な項目の設定操作を完了できる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
<システム概要>
まず、本発明に係る文書処理システムの概要について、図1乃至図28を参照して以下に説明する。
尚、この文書処理システムは、一般のアプリケーションによって作成されたデータファイルを電子原稿ファイルに変換する電子原稿ライタと、その電子原稿ファイルを編集する機能を提供する製本アプリケーションとを含んでいる。そして、作成されたデータを1まとめにした文書の作成及び編集を可能とし、その操作性を向上させて文書編集を効率的に行えるものである。
<システム構成及び動作>
図1は、本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を適用可能な文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。文書処理システムは、本発明の情報処理装置に好適な実施形態であるホストコンピュータ101によって実現されている。
図1において、一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやドローあるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラムでありOSに対する印刷機能を有する。
これらのアプリケーションは、作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷する際に、オペレーティングシステム(OS)によって提供される所定のインタフェース(一般に、GDIと呼ばれる)を利用する。即ち、一般アプリケーション101は、作成したデータを印刷するために、上述のインタフェースを提供するOSの出力モジュールに対して、あらかじめ定められる、OSに依存する形式の出力コマンド(GDI関数と呼ばれる)を送信する。
一方、出力コマンドを受けた出力モジュールは、その出力コマンドをプリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式に変換して、変換されたコマンド(DDI関数と呼ばれる)を出力する。
ここで、出力デバイスが処理可能な形式は、デバイスの種類やメーカ、機種などによって異なる。このため、デバイスごとにデバイスドライバが提供されており、OSではそのデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行い、印刷データを生成し、JL(Job Language)でくくることにより印刷ジョブが生成される。
ここで、OSとしてマイクロソフト社のウインドウズ(商品名)を利用する場合には、前述した出力モジュールとしてはGDI(Graphic Device Interface)と呼ばれるモジュールが相当する。
電子原稿ライタ102は、上述のデバイスドライバを改良したものであり、本文書処理システム実現のために提供されるソフトウェアモジュールである。
但し、電子原稿ライタ102は特定の出力デバイスを目的としておらず、詳細は後述する製本アプリケーション104やプリンタドライバ106により処理可能な形式に出力コマンドを変換する。
この電子原稿ライタ102による変換後の形式(以後電子原稿形式と呼ぶ)は、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現可能であれば特に問わない。実質的な標準形式のうち、例えばアドビシステムズ社によるPDF形式やSVG形式などが電子原稿形式として採用できる。
一般アプリケーション101から電子原稿ライタ102を利用させる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してから印刷を実行させる。
但し、電子原稿ライタ102によって作成されたままの電子原稿ファイルは、電子原稿ファイルとして完全な形式を備えていない。そのため、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定するのは製本アプリケーション104であり、その管理下でアプリケーションデータの電子原稿ファイルへの変換が実行される。
そして、製本アプリケーション104は電子原稿ライタ102が生成した新規の不完全な電子原稿ファイルを後述する形式を備えた電子原稿ファイルとして完成させる。
以下、この点を明瞭に識別する必要がある場合、電子原稿ライタ102によって作成されたファイルを「電子原稿ファイル」と呼び、製本アプリケーション104によって構造を与えられた電子原稿ファイルを「ブックファイル」と呼ぶ。また、特に区別する必要がない場合は、本実施形態において、アプリケーションにより生成されるドキュメントファイル、電子原稿ファイル、及びブックファイルをいずれも文書ファイル(または文書データ)と呼ぶ。
このようにデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定し、一般アプリケーション101によりデータを印刷させる。これにより、アプリケーションデータは一般アプリケーション101によって定義されたページ(以後論理ページあるいは原稿ページと呼ぶ)を単位とする電子原稿形式に変換される。そして、電子原稿形式に変換された電子原稿ファイル103としてハードディスクなどの記憶媒体に格納される。
尚、ハードディスクは、本実施形態の文書処理システムを実現するコンピュータが備えているローカルドライブであっても良く、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
製本アプリケーション104は、電子原稿ファイル(あるいはブックファイル)103を読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。
但し、製本アプリケーション104は、各ページの内容を編集する機能は提供しておらず、ページを最小単位として構成される、後述する章やブックの構造を編集するための機能を提供している。
製本アプリケーション104によって編集されたブックファイル103を印刷する際には、製本アプリケーション104によって電子原稿デスプーラ105が起動される。
電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーションと共にコンピュータ内にインストールされるプログラムモジュールである。そして、この電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーション104で利用するドキュメント(ブックファイル)を印刷する際に、プリンタドライバ106へ描画データを出力するために使用されるモジュールである。
電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイルをハードディスクから読み出し、ブックファイルに記述された形式で各ページを印刷するために、前述したOSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成し、不図示の出力モジュールに出力する。
その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ107用のプリンタドライバ106がデバイスドライバとして指定される。
電子原稿デスプーラ105から出力コマンドを受信する上述の出力モジュールは、受信した出力コマンドをデバイスコマンドに変換して指定されたプリンタ107用のプリンタドライバ106に出力する。そして、そのプリンタドライバ106がプリンタ107で解釈実行可能なページ記述言語等のコマンドに変換する。
そして、変換されたコマンドはプリンタドライバ106から不図示のシステムスプーラを介してプリンタ107に送信され、プリンタ107によってコマンドに応じた画像が印刷される。
図2は、図1に示したコンピュータ100のハードウェア構成を説明するブロック図である。
図2において、CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された、あるいは外部メモリ211からRAM202にロードされたOSや一般アプリケーション、製本アプリケーションなどのプログラムを実行する。また、CPU201は、図1のソフトウェア構成や、後述するフローチャートの手順を実現する。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。
CRTコントローラ(CRTC)206は、CRT210の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)207は、ハードディスク(HD)211やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等とのアクセスを制御する。ハードディスク(HD)211やフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等はブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等を記憶している。
PRTC208は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
<電子原稿データの形式>
製本アプリケーション104の詳細を言及する前に、ブックファイルのデータ形式について説明する。
図3は、図1に示したブックファイル103のデータ構造を説明する図である。
図3の(A)において、ブックファイル103は、紙媒体の書物を模倣した3層の層構造を有する。図3の(A)に示す例は、ブックファイルの形式の一例を模式的に示している。
この例では、ブックファイルにおけるブック,章,ページは、それぞれに相当するノードにより示されている。
1つのブックファイルは一つのブックを含む。ブック,章は、ブックとしての構造を定義するための概念であるから、定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。ページは、アプリケーションプログラムによって出力されたページ毎のデータを実体として有する。そのため、ページは、その属性値のほかに、原稿ページの実体(原稿ページデータ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。
尚、紙媒体等に出力する際の印刷ページは複数の原稿ページを含む場合がある。この構造に関してはリンクによって表示されず、ブック、章、ページ各階層における属性として表示される。
まず、上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模倣しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章毎の属性が定義できる。そして、下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。尚、各ページについてもページ毎の属性が定義できる。更に、一つのブックは複数の章を含んでいてよく、また1つの章は複数のページを含むこともできる。
図3の(A)において、ブック属性301には、ブック属性が定義されていると共に、2つの章302A,302Bがリンクされている。このリンクにより、章302A,302Bがブック属性301に包含されていることが表示される。
章302Aには、ページ属性303A,303Bがリンクされ、これらページが含まれることが示されている。各ページ属性303A,303Bにはそれぞれ属性値が定義され、その実体である原稿ページデータ(1)、(2)へのリンクが含まれる。これらリンクは、図3の(B)に示すように原稿ページデータ304のデータ(1),(2)を指し示し、ページ属性303A、303Bの実体が原稿ページデータ(1)、(2)であることを表示している。
図4は、図3に示したブック属性301のリスト構造を説明する図である。
本実施形態では、下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先採用される。そのため、ブック属性にのみ含まれる項目に関しては、ブック属性に定義された値はブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。
なお、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
図5は、図3に示した章属性のリスト例を示す図であり、図6は、図3に示したページ属性303A〜303Dのリスト例を示す図である。なお、章属性とページ属性との関係もブック属性と下位層の属性との関係と同様である。
図4〜図6から明らかなように、ブック属性に固有の項目は、印刷方法、製本詳細、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りの6項目である。これらはブックを通して定義される項目である。印刷方法の属性としては、片面印刷、両面印刷、製本印刷の3つの値を指定できる。
ここで、製本印刷とは、別途指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束をつづり合わせることで製本が可能となる形式で印刷する方法である。製本詳細属性としては、製本印刷が指定されている場合に、見開き方向や、束になる枚数等が指定できる。
表紙/裏表紙属性は、ブックとしてまとめられる電子原稿ファイルを印刷する際に、表紙及び裏表紙となる用紙を付加することの指定、及び付加した用紙への印刷内容の指定を含む。インデックス紙属性は、章の区切りとして、印刷装置に別途用意される耳付きのインデックス紙の挿入の指定及びインデックス(耳)部分への印刷内容の指定を含む。
この属性は、印刷用紙とは別に用意された用紙を所望の位置に挿入するインサート機能を持ったインサータが使用する印刷装置に備えられている場合か、あるいは、複数の給紙カセットを使用可能である場合に有効となる。これは合紙属性についても同様である。
合紙属性は、章の区切りとして、インサータから、あるいは給紙カセットから供給される用紙の挿入の指定、及び合紙を挿入する場合には、給紙元の指定などを含む。
章区切り属性は、章の区切り目において、新たな用紙を使用するか、新たな印刷ページを使用するか、特に何もしないか等の指定を含む。片面印刷時には、新たな用紙の使用と新たな印刷ページの使用とは同じ意味を持つ。両面印刷時には、「新たな用紙の使用」を指定すれば連続する章が1枚の用紙に印刷されることは無いが、「新たな印刷ページの使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙の表裏に印刷されることがあり得る。
章属性に関しては、章に固有の項目はなく、全てブック属性と重複する。従って、章属性における定義とブック属性における定義とが異なれば、章属性で定義された値が優先する。
ブック属性と章属性とにのみ共通する項目は、用紙サイズ、用紙方向、N−up印刷指定、拡大縮小、排紙方法の5項目である。これらのうち、N−up印刷指定属性は1印刷ページに含まれる原稿ページ数を指定するための項目である。指定可能な配置としては、1×1、1×2、2×2、3×3、4×4などがある。排紙方法属性は、排出した用紙にステイプル処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は使用する印刷装置がステイプル機能を有するか否かに依存する。
ページ属性に固有の項目には、ページ回転属性、ズーム、配置指定、アノテーション、ページ分割などがある。ページ回転属性は、原稿ページを印刷ページに配置する際の回転角度を指定するための項目である。ズーム属性は、原稿ページの変倍率を指定するための項目である。
変倍率は、仮想論理ページ領域のサイズを100%として指定される。仮想論理ページ領域とは、原稿ページを、Nup等の指定に応じて配置した場合に、1原稿ページが占める領域である。
例えば、1×1であれば、仮想論理ページ領域は1印刷ページに相当する領域となり、1×2であれば、1印刷ページの各辺を約70パーセントに縮小した領域となる。
ブック、章、ページについて共通な属性としては、ウォーターマーク属性及びヘッダ・フッタ属性がある。ここで、ウォーターマークとは、アプリケーションで作成されたデータに重ねて印刷される、別途指定される画像や文字列などである。ヘッダ・フッタは、それぞれ各ページの上余白及び下余白に印刷されるウォーターマークである。
但し、ヘッダ・フッタには、ページ番号や日時など変数により指定可能な項目が用意されている。尚、ウォーターマーク属性およびヘッダ・フッタ属性において指定可能な内容は、章とページとは共通であるが、ブックはそれらと異なっている。ブックにおいてはウォーターマークやヘッダ・フッタの内容を設定できるし、また、ブック全体を通してどのようにウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するかを指定することができる。
一方、章やページでは、その章やページにおいて、ブックで設定されたウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するか否かを指定できる。
<ブックファイルの生成手順>
ブックファイルは上述したような構造及び内容を有している。次に、製本アプリケーション104及び電子原稿ライタ102によるブックファイルの作成手順について説明する。ブックファイルの作成手順は、製本アプリケーション104によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。
図7は、本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した製本アプリケーション104によりブックファイルを開く際の手順に対応する。なお、S701〜S704は各ステップを示す。
まず、製本アプリケーション104が開こうとするブックファイルが、新規作成すべきものであるか、それとも既存のものであるか判定する(S701)。ここで、新規作成すべきものであると判断した場合には、章を含まないブックファイルを新規に作成する(ステップS702)。新規に作成されるブックファイルは、図3の例で示せば、ブック属性301のみ有し、章のノードに対するリンクが存在しないブックのノードとなる。ブック属性は、新規作成用としてあらかじめ用意された属性のセットが適用される。
そして、ステップS704で、新規ブックファイルを編集するためのユーザインタフェース(UI)画面を表示する。
図8は、図2に示したCRT210上に表示される電子原稿ユーザインタフェース(UI)画面中における新規にブックファイルが作成された際のUI画面の一例を示す図である。この場合は、ブックファイルは実質的な内容を持たないため、UI画面1100には何も表示されない。
一方、ステップS701で、既存のブックファイルがあると判断した場合は、指定されたブックファイルを開き(S703)、そのブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインタフェース(UI)画面を表示する。
図9は、図2に示したCRT210上に表示される電子原稿ユーザインタフェース(UI)画面中におけるファイル一覧画面の一例を示す図であり、既存のブックファイルから指定されたブックファイルを表示するUI画面例である。
図9において、UI画面1100は、ブックの構造を示すツリー部1101と、印刷された状態を表示するプレビュー部1102とを含む。ツリー部1101には、ブックに含まれる章、各章に含まれるページが、例えば図3の(A)のような木構造で表示される。ツリー部1101に表示されるページは原稿ページである。またプレビュー部1102には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序はブックの構造を反映したものとなっている。
さて、開かれたブックファイルには、電子原稿ライタ102によって電子原稿ファイルに変換されたアプリケーションデータを、新たな章として追加することができる。この機能を電子原稿インポート機能と呼ぶ。
図7に示す手順によって新規に作成されたブックファイルに電子原稿インポートすることで、そのブックファイルには実体が与えられる。
本実施形態において、この機能は、図9に示す一覧画面にアプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで起動される。
図10は、本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、電子原稿インポートの手順に対応する。なお、S801〜S804は各ステップを示す。
まず、指定されたアプリケーションデータを生成したアプリケーションプログラムを起動し、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してアプリケーションデータを印刷出力させることで、電子原稿データに変換する(S801)。
そして、変換を終えたなら、変換されたデータが画像データであるか否かを判定する(S802)。なお、この判定は、ウインドウズOSの下であれば、アプリケーションデータのファイル拡張子に基づいて行われる。
例えば、拡張子が「bmp」であればウインドウズビットマップデータであり、「jpg」であればjpeg圧縮された画像データ、「tiff」であればtiff形式の画像データであると判定できる。
また、このような画像データの場合はS8010のようにアプリケーションを起動せずに、画像データから直接電子原稿ファイルを生成することが可能であるため、ステップS801の処理を省略することも可能である。
そこで、ステップS802で、画像データでなかったと判断した場合には、ステップS801で生成された電子原稿ファイルを、現在開かれているブックファイルのブックに、新たな章として追加して(S803)、本処理を終了する。
なお、章属性としては、ブック属性と共通するものについてはブック属性の値がコピーされ、そうでないものについては、予め用意された規定値に設定される。
一方、ステップS802で画像データであると判断した場合には、原則として新たな章は追加されず、指定されている章に、ステップS801で生成された電子原稿ファイルに含まれる各原稿ページが追加され(S804)、処理を終了する。
但し、ブックファイルが新規作成されたファイルであれば、新たな章が作成されて、その章に属するページとして電子原稿ファイルの各ページが追加される。ページ属性は、上位層の属性と共通のものについてはその属性値が与えられ、アプリケーションデータにおいて定義された属性を電子原稿ファイルに引き継いでいるものについてはその値が与えられる。例えば、Nup指定などがアプリケーションデータにおいて指定されていた場合には、その属性値が引き継がれる。このようにして、新規なブックファイルが作成され、あるいは、新規な章が追加される。
図11は、本発明に係る情報処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図10に示すステップS801において、電子原稿ライタ102により電子原稿ファイルを生成させる手順に対応する。なお、S901〜S904は各ステップを示す。
まず、新たな電子原稿ファイルを作成してそれを開く(S901)。指定したアプリケーションデータに対応するアプリケーションを起動し、電子原稿ライタをデバイスドライバとしてOSの出力モジュールに対して出力コマンドを送信させる。出力モジュールは、受信した出力コマンドを電子原稿ライタ102によって電子原稿形式のデータに変換し、出力する(S902)。
そして、その出力先はステップS901で開いた電子原稿ファイルである。指定されたデータ全てについて変換が終了したか判定し(S903)、終了していないと判断した場合は、ステップS902へ戻り、終了していると判断した場合は、電子原稿ファイルを閉じて(S904)、本処理を終了する。
なお、電子原稿ライタ102によって生成される電子原稿ファイルは、図3の(B)に示される原稿ページデータの実体を含むファイルである。
<ブックファイルの編集>
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作として(1)新規追加、(2)削除、(3)コピー、(4)切り取り、(5)貼り付け、(6)移動が可能である。また、同様に、編集操作として、(7)章名称変更、(8)ページ番号名称振り直し、(9)表紙挿入、(10)合紙挿入、(11)インデックス紙挿入、(12)各原稿ページに対するページレイアウトが可能である。
このほか、一旦行った編集操作を取り消す操作や、更に取り消した操作をやり直す操作が可能である。これら編集機能により、例えば複数のブックファイルの統合、ブックファイル内で章やページの再配置、ブックファイル内で章やページの削除、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入などの編集操作が可能となる。
これらの操作を行うと、図4、図5に示す属性に操作結果が反映されたり、あるいはブックファイルの構造に反映される。例えば、ブランクページの新規追加操作を行えば、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−up印刷、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りといった属性に反映される。
<ブックファイルの出力>
以上のように作成・編集されるブックファイルは、印刷出力を最終目的とするものである。ここで、利用者が、図9に示した製本アプリケーションのUI画面1100からファイルメニューを選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力される。この際、まず製本アプリケーション104は、現在開かれているブックファイルからジョブチケットを作成し、そのジョブチケットを電子原稿デスプーラ105に渡す。一方、電子原稿デスプーラ105は、ジョブチケットをOSの出力コマンド、例えばウインドウズのGDI関数に変換し、それを出力モジュール、例えばGDIに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ106によってデバイスに適したコマンドを生成し、そのデバイスに送信する。
ここで、ジョブチケットは原稿ページを最小単位とする構造を有するデータである。ジョブチケットにおける構造は、用紙上における原稿ページのレイアウトを定義している。ジョブチケットは1ジョブにつき1つ発行される。
そのため、まず最上位にドキュメントというノードがあり、文書全体の属性、例えば両面印刷/片面印刷などが定義されている。その下には、用紙ノードが属し、用いるべき用紙の識別子やプリンタにおける給紙口の指定などの属性が含まれる。各用紙ノードには、その用紙で印刷されるシートのノードが属する。1シートは1枚の用紙に相当する。
各シートには、印刷ページ(物理ページ)が属する。片面印刷ならば1シートには1物理ページが属し、両面印刷ならば1シートに2物理ページが属する。各物理ページには、その上に配置される原稿ページが属する。また物理ページの属性として、原稿ページのレイアウトが含まれる。
電子原稿デスプーラ105は、上述のジョブチケットを、出力モジュールへの出力コマンドに変換する。
<そのほかのシステム構成>
本実施形態の文書処理システムの概要は以上のようなものである。これはスタンドアロン型のシステムであるが、これを拡張したサーバクライアントシステムでもほぼ同様の構成・手順でブックファイルを作成・編集できる。但し、ブックファイルや印刷処理はサーバによって管理される。
図12は、本発明の第2実施形態を示す情報処理装置を適用可能なサーバクライアント型文書処理システムの構成を示すブロック図である。本クライアント文書処理システムは、図1に示したスタンドアロン型システムの構成に加えて以下のモジュールを備える。具体的には、クライアントモジュールであるDOMS(Document Output Management Service:文書出力管理サービス)ドライバ109を備える。さらに、DOMSプリントサービスモジュール110、DS(文書サービス)DSクライアント108を備える。
このクライアント文書処理システム1200に文書管理サーバ1201、印刷集中管理サーバ1202及びプリントサーバ1203が接続されている。これらサーバは、通常ネットワークによってクライアント文書処理システムと接続されるが、サーバが同時にクライアントとしても機能する場合には、ネットワーク間の通信をシミュレートするプロセス間通信によって接続される。
なお、図12に示す例では、文書管理サーバ1201と印刷集中管理サーバ1202の両方のサーバがクライアントPCに接続されているが、何れか一方のみネットワーク上に存在する場合もあり得る。
例えば、接続されているサーバが文書管理サーバであれば、そのクライアントモジュール108を含む文書管理サーバクライアントシステム1201SCが、また印刷集中管理サーバ1202であれば、以下のシステムが追加される。具体的には、そのクライアントモジュールを含む印刷管理サーバクライアントシステム1202SCが、スタンドアロン型文書管理システムに追加される。
文書管理サーバ1201は、製本アプリケーション104により作成・編集されたブックファイルを格納するサーバである。文書管理サーバ1201によってブックファイルを管理する場合、ブックファイルはクライアントPCのローカルHDに代わって、あるいはそれに加えて、文書管理サーバ1201のデータベース(DB)1211に保存される。製本アプリケーション104と文書管理サーバ1201との間のブックファイルの保存及び読み出しは、DSクライアント108及びDSコア1212を介して行われる。
印刷集中管理サーバ1202は、クライアント文書処理システム1200に格納された、あるいは文書管理サーバ1201に格納されたブックファイルの印刷を管理するサーバである。
クライアントPCにおける印刷要求は、DOMSドライバ109およびDOMSプリントサービスモジュール110を介して印刷集中管理サーバ1202のDOMSWGサーバモジュール1221に送信される。印刷集中管理サーバ1202は、クライアントPC1200のプリンタで印刷する場合には、クライアントPC2000のDOMSプリントサービスモジュール110を介して電子原稿デスプーラ105に電子原稿データを渡す。また、プリントサーバ1203のプリンタ1204により印刷する場合には、プリントサーバ1203のDOMSプリントサービスモジュール1231に送信する。
印刷集中管理サーバ1202は、例えば保存されているブックファイルに対して印刷要求を発行した利用者の資格などについてセキュリティチェックを行ったり、印刷処理のログを保存したりする。このように、文書処理システムは、スタンドアロンとしても、クライアントサーバシステムとしても実現できる。
図13は、図12に示した電子原稿ファイルの元電子データ情報構造を示す図である。
図13に示すように、元電子データ情報は、電子データ名,文章構造、ページ番号等から構成されている。
<プレビュー表示の内容>
既に説明した通り、ブックファイルが製本アプリケーションによって開かれると、図9に示したユーザインタフェース画面1100が表示される。
ツリー部1101には、開いているブック(以下、「注目ブック」と呼ぶ)の構造を示すツリーが表示される。プレビュー部1102には、利用者の指定に応じて、3通りの表示方法が用意されている。
まず、第1は原稿ページをそのまま表示する原稿ビューと呼ばれるモードである。この原稿ビューモードでは、注目ブックに属する原稿ページの内容が縮小されて表示される。尚、プレビュー部1102の表示にレイアウトは反映されない。
次に、第2は印刷ビューモードである。この印刷ビューモードでは、プレビュー部1102には原稿ページのレイアウトが反映された形で原稿ページが表示される。
そして、第3は簡易印刷ビューモードである。この簡易印刷ビューモードでは、各原稿ページの内容はプレビュー部の表示には反映されず、レイアウトのみが反映される。
<ステイプル制御>
本発明の情報処理装置を適用可能なステイプル制御システムの構成を示すブロック図であり、本ステイプル制御システムは、図2に示したホストコンピュータ100とステイプル機能を有するプリンタ107とで構成される。
以下、プリンタ107の構成について説明する。
図14は、本実施形態に示す文書処理システムを適用可能なデータ処理システムの一例を示すブロック図である。
なお、本発明の機能が実現されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN,WAN等のネットワークを介して接続がなされ、処理が行われるシステムであっても本発明を適用できる。
図14に示すホストコンピュータ100において、201はCPUで、ROM203に記憶されるプログラム、データ、フォント、あるいは外部メモリ211に記憶されるOS、アプリケーションプログラムをRAM202にロードする。そして、CPU201は、RAM202にロードしたOSの管理下で、各種のアプリケーションを実行する。なお、本実施形態では、製本アプリケーション104は、外部メモリ11からRAM202上にロードされて実行される。
また、CPU201は、デバイスプログラムをRAM202にロードして、プリンタ107と通信を行う。209はキーボード(KB)で、キーボードコントローラ(KBC)を介してキー入力が処理される。
210はCRTで、CRTコントローラ(CRTC)を介して表示データが処理される。207はディスクコントローラ(DKC)で、外部メモリ211に対するデータ書き込み、データ読み出し、プログラム読み出し等が制御される。
208はプリンタコントローラ(PRTC)で、プリンタ107と双方向インタフェース1310を介して、入力部1307とのデータ通信を制御する。212はネットワークコントローラ(NC)で、図示しないネットワークと通信可能に構成されている。
図14に示すプリンタ107において、1301はプリンタCPUであり、ROM1302内のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等や外部メモリ1303に記憶された制御プログラム等をRAM1308にロードする。そして、RAM1308にロードした制御プログラムに基づいてシステムバス1304に接続される印刷部I/F1305を介して、印刷部(プリンタエンジン)1306に出力情報としての画像信号を出力する。
また、このROM1302内のプログラムROMには、CPU1301の制御プログラム等が記憶される。また、ROM1302内のフォント用ROMには、出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶される。さらに、ROM1302内のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ1303がないプリンタの場合、ホストコンピュータ100上で利用される情報等が記憶されている。
また、CPU1301は、入力部1307を介してホストコンピュータ100との通信処理が可能となっており、プリンタ107内の情報等をホストコンピュータ100に通知できる。RAM1308は、CPU1301の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
なお、RAM1308は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。上述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ1303は、メモリコントローラ(MC)1309によりアクセスを制御される。外部メモリ1303は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、操作パネル1311は操作のためのスイッチ及びLED表示器等で構成されている。
また、上述の外部メモリ1303は1個に限らず、複数個備えられ、内蔵フォントに加えてオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていても良い。更に、図示しないNVRAMを有し、操作パネル1311からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
<本発明の実施の形態に係る新規ブックファイル作成ウィザードの説明>
次に、本発明の実施の形態に係る製本アプリケーション104が提供する新規ブックファイル作成ウィザードについて説明する。
本実施形態では、ユーザが目的文書の編集あるいは印刷体裁設定をウィザード形式で対話的に行うことを特徴としている。このため、製本アプリケーション104は、後述する図16〜図28に示すユーザインタフェースをCRT210にウィザード形式で表示して、製本アプリケーション104の実行に伴う、基本設定、体裁設定、設定確認に関わる操作をユーザに分かり易く表示する。
その際、その設定に関わるウィザード手順が何番目であって、今、どの順番のウィザード手順を表示しているかを、ウィザード画面上に視覚的に表示する。
<新規ブック作成ウィザードの設定フロー>
図15は、本発明に係る情報処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、新規ブックファイル作成ウィザードの操作手順に対応する。なお、本願におけるフローチャートの各ステップは「S〜」として表示する。つまり、図15では、S1501〜S1516と表示する。また、本願におけるフローチャートの各ステップは、CPU201が製本アプリケーション104を実行することで実現される。
ウィザードでの新規ブックファイル作成は、このフローに従って行われることになる。
まず、ステップS1501は、「ファイル選択」ステップである。CPU201は、ブックファイルを作成するために指定された電子ファイルを選択する。ここで、図16に示すファイルの選択画面を表示して、CPU201が、「追加」ボタンB1601が押されたこと、ファイルオブジェクトがドラッグ&ドロップで、ファイルリストに投入されたことを認識することにより、ファイルの追加を行うことができる。
また、リストからファイル名を選択して「削除」ボタンB1602を押すことで、リストからファイル名を削除することができる。また、ファイルリストの順番は、新規作成されるブックファイル内の順番と等価である。なお、追加処理および削除処理に基づいて、CPU201はRAM202を制御する。
次に、ステップS1512において、CPU201は、ステップS1501でユーザが複数個のファイルを選択したかどうかを判定する。このステップS1512でユーザが複数ファイルを選択したと判定された場合は、ステップS1502に移り、1ファイルのみ選択した場合は、ステップS1502は飛ばし、ステップS1503に進む。
S1512において、複数のファイルが選択されたと判定された場合、CPU201は、「章例外設定の有無」を判定する(S1502)。つまり、S1502では、ファイルごと(新規ブックファイル内の章ごと)に例外設定を行うか行わないかを設定することができる。
また、ステップS1503は、「デバイス設定」ステップであり、CPU201は、選択されたデバイスを出力デバイスとして設定する。また、デバイスから機能情報が取得できる場合には、図18のように、プリンタ名18−2で選択されたプリンタに対応する機能の内容が、機能一覧18−1に表示される。
ステップS1515は、「デバイス能力取得」ステップであり、CPU201は、ステップS1503でユーザが選択した出力デバイスあるいはプリンタドライバに対し選択されたデバイスの能力を問い合わせ、構成情報を取得する。そして、取得したデバイスの構成情報を一次記憶領域(例えばRAM202上に確保される)に格納し、次のステップS1504以降の体裁設定処理に移る。なお、出力デバイスは自身の能力情報を出力デバイスの記憶領域に保持しているため、製本アプリケーション104を有する情報処理装置が出力デバイスと通信可能であれば、各出力デバイスから能力情報を取得することは可能である。
ステップS1504は、図19に示すように、「ドキュメント全体への体裁設定」ステップである。ここでは、CPU201が、新規ブックファイルに対して印刷方法19−3の設定、とじ方向、開き方向19−1、原稿をとじ位置に寄せるなど指示された体裁設定情報を認識する。同様に、図19の画面では、出力用紙サイズ19−5、出力用紙の向き19−4、ページレイアウト19−2、図21に示す配置順21−1などの体裁設定を行うことができる。なお、指示された体裁設定情報はRAM202等に保持される。
ステップS1513は、「章例外指定判定」ステップである。ここでは、CPU210が、RAM202等を参照してステップ1502で章例外を指定していていたかどうかを判定する。章例外が指定されたと判定した場合は、次のステップS1505に進み、指定されていないと判定した場合は、ステップS1514に進む。
ステップS1505は、「章例外の体裁設定」ステップであり、ステップS1502で章例外を希望した場合、各章に対して章例外を設定することができる。章へは、図21に示すようにページレイアウト21−2、配置順21−1、原稿ページの回転21−3などの体裁設定を行うことができる。
次に、ステップS1514では、CPU201が、ステップS1515で取得し、記憶してある出力デバイス情報を元に、選択したデバイスにフィニッシャーが搭載されているかどうかを判定する。
ここで、フィニッシャーが搭載されていると判定した場合には、ステップS1506に進み、図22に示すように、ステイプル22−1、パンチ穴22−2、Z折り22−3などフィニッシングに関する設定を行わせる。
一方、当該デバイスにフィニッシャーが搭載されていないと判定した場合は、ステップS1507へ移る。
ステップS1507は、「表紙の設定」ステップであり、CPU201は、図24のUIを表示して、表紙24−1を挿入するか否かを設定することができる。ステップS1508は、図25に示すように、「スタンプの設定」ステップであり、CPU201は、指示されたスタンプ25−1の設定とスタンプのプレビュー25−2を行うことができる。
ステップS1509は、図26に示すように、「ヘッダ/フッタの設定」ステップであり、CPU201は、ヘッダ26−1、フッタ26−2に対する設定を行うことができる。また、ヘッダ、フッタを設定する場合、ヘッダ/フッタの詳細設定26−3,26−4、ヘッダ/フッタのプレビュー26−5などを行うことができる。
CPU201は、複数ファイルが選択されているか否かを判定する。なお、この判定処理は既に行っているので、その判定結果を用いれば良い。
複数ファイルが選択されていると判定された場合、ステップS1510において、CPU201は、図27に示すように、「章区切りの設定」ステップを行う。なお、章区切りとは、章の区切り27−1〜27−3でページや用紙を切り替える設定を指す。
ステップS1511において、CPU201は、図28に示す「設定確認」ステップを実行する。このS1511を実行することにより、ユーザは、ステップS1501〜S1510で行ってきた設定(ドキュメントの設定、ファイルの設定)を確認することができる。なお、図28においては、ファイルとして、表計算ソフトによるファイル、ワープロソフトによるファイル、電子原稿ファイルをブックとしてとりまとめる例である。
ここで、「完了」ボタンを押すと、設定に合わせたブックファイルが作成される。また、「ウィザード完了後にすぐに印刷する」チェックボックスにチェックをいれると、「完了」ボタンを指示することに応じて印刷が行われる。
<新規ブック作成ウィザードの設定UI>
次に前述した新規ブックファイル作成ウィザードの提供するUIの実施形態について説明する。
<ウィザードの残ステップ表示>
前述したように、図17に示した「章例外設定の有無」の処理は、図16に示した「ファイル選択」処理において、複数ファイルを指定した場合のみに発生する処理である。
また、図21に示した「章例外の体裁設定」処理は、図17に示した章例外設定を指定した場合のみ発生する処理である。
さらに、図22、図23「ステイプル・パンチ穴設定(製本)」の処理は、図18に示した「デバイス設定」処理で指定したデバイスの能力に基づき、当該デバイスがフィニッシャーを搭載するものである場合のみ発生する処理である。
このように図16、図17、図18の設定内容により、ユーザの所望するブックファイルを作成するのに必要とされるステップ(設定工程)数が流動的に変わる。
そこで、本実施形態における新規ブック作成ウィザードは、ユーザの設定が進み、残ステップが確定可能な時点で残ステップ数をCPU201が実行する製本アプリケーション104で算出する。そして、製本アプリケーション104が算出したステップ数をウィザード画面上の所定位置に表示する機能を提供する。
図19に示す画面において、1901は残ステップ数の表示例である。図19では、図18に示した設定UIにおいて設定処理が終了した時点で総ステップが確定し、ユーザに対し残されたステップ数を表示していることがわかる。ここでは、図19の設定ステップを含めて「7」ステップが残っている状態の表示例である。
また、現在設定中のステップ(ここでは「1」)は、他のステップに対応する数値とは、色を変えて視覚的に強調表示している。
そして、図19に示す画面において、「戻る」ボタンB1901や「次へ」ボタンB1902により設定UI画面が切り替わると、残ステップ数1901の現在ステップ表示もCPU201の制御で連動して前後に切り替わる。
また、本実施形態では、図19以降、図27における「章区切り設定」が終わるまで、各画面において、CPU201が実行する製本アプリケーション104により同様の残ステップ数表示制御が行われる。
このように構成された情報処理装置は、複数のファイルを組み合わせて1文書情報に編集し、該編集された文書情報に印刷体裁設定を行う。この際に、印刷設定アプリケーション起動中に、ユーザによる指示毎に、次に設定すべき印刷体裁項目を確定するための操作画面を遷移表示させる機能(図16〜図28)を実行させる製本アプリケーション104を有する。
この際、製本アプリケーション104は、前記操作画面上に、遷移可能総数を表示可能とすることを特徴とする。
また、製本アプリケーション104は、前記操作画面上に、遷移順位を表示可能とする。
また、製本アプリケーション104は、前記操作画面上に、図19〜図27に示すように、遷移可能総数または遷移順位を表示可能とすることを特徴とする。
さらに、製本アプリケーション104は、前記操作画面上に、図19〜図27に示すように遷移可能総数及び遷移順位を表示可能とすることを特徴とする。
また、製本アプリケーション104は、次に設定すべき項目を確定するための操作画面をウィザード形式で遷移表示させることを特徴とする。
さらに、製本アプリケーション104は、プリンタドライバ106を介して、
前記文書情報を出力させる出力デバイスの能力情報を取得する取得機能と、該取得された能力情報に基づいて、前記操作画面で設定可能な項目を決定する決定機能を備える。そして、決定された項目を確定するための操作画面を遷移表示させる。
また、製本アプリケーション104は、印刷体裁項目を確定するために遷移させる操作画面遷移数を算出する算出機能を備え、算出された操作画面遷移数に基づいて、前記遷移可能総数、遷移順位を表示可能とする。
さらに、製本アプリケーション104は、文書情報に対する編集方法をユーザのスキル度合いに基づく複数の編集方法中から選択する選択手段を有する。
図29は、本発明に係る情報処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、残ステップ数1901の表示を行にあたって残ステップ数を算出する処理手順に対応する。
以下に、図29を用いてウィザードの残ステップ数を確定するまでの流れを説明する。
まず、ステップS2901で、製本アプリケーション104は、RAM202に確保されるステップカウンタCの初期値「0」と、予め確定しているステップ数(流動的に変わらないステップ)を変数Sにセットする。
次に、ユーザが「ファイル選択」処理を行うと、CPU201は、ステップS1512で複数のファイルを選択したかどうかを判定する。ここで、CPU201が、複数ファイルを選択していると判定した場合は、ステップS2902に移り、ステップカウンタCを1つカウントアップする。つまり、複数ファイルが選択されていた場合、処理工程数が「1」増加するため、CPU201は、S2902の処理を行う。
続く、ステップS1502で「章例外設定の有無」を指定すると、次のステップS2903で、CPU201は、章例外設定が行われているかどうか判定を行う。ここで、章例外設定がONになっていると判定した場合は、ステップS2094において、ステップカウンタCを1つカウントアップする。つまり、章例外設定が指示された場合、処理工程数が「1」増加するため、CPU201は、S2903の処理を行う。
引き続き、次のステップS1503では、ユーザが「デバイス選択」を行うと、製本アプリケーション104は、ユーザが選択したデバイス、またはプリンタドライバにそのデバイスの能力を問い合わせ、デバイス情報を取得する。そして、取得した後、ステップS2905において、CPU201は、当該デバイスのフィニッシャーの有無判定を行う。当該デバイスにフィニッシャーが搭載されていないと判定されたら、ステップS2907へ進む。
ここで、当該デバイスにフィニッシャーが搭載されていると判定されたら、ステップS2906に進み、CPU201は、ステップカウンタCを1つカウントアップする。つまり、指定したデバイスにフィニッシャーが搭載されていた場合、処理工程数が「1」増加するため、CPU201は、S2906の処理を行う。そして、続く、ステップS2907では、確定ステップ数Sに、ステップカウンタCを加え、ウィザードの残ステップ数を確定して本処理を終了する。
これにより、ユーザは案内に従って所望する体裁の編集および印刷設定行えばよいので、自ら設定の順序を考えたり、設定したい設定項目を探し出す必要がなく、不慣れな初心者等であっても用意に新規ブックファイルを作成することが可能となる。
また、出力デバイスまたはプリンタドライバに問い合わせる手段を持ち、ウィザードの出力デバイス選択時に、製本アプリケーションが当該出力デバイスまたプリンタドライバへその能力を問い合わせ取得する機能を持つ。これにより、出力デバイスに対して設定することができない不要な設定項目をウィザード画面に表示せず、設定可能な項目のみを表示するので、ユーザにとってより操作性を向上させることができる。
さらに、設定中のウィザード画面上に、設定内容とウィザードの残りステップ数を分かりやすく表示することでユーザは自分が今どのような設定項目をどのように設定しているのかを常に理解しながら、確実に設定を行うことが可能となる。
〔第2実施形態〕
本発明のシステムでは、製本アプリケーション起動時に、ユーザのスキルに応じて予め製本アプリケーション104が用意しているいくつかの選択肢の中から、好きな編集方法を選択することができる。
図30A〜図30Eは、本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動時の選択画面の一例を示す図である。
図30Aに示すように、ユーザは、そのスキルに応じて、"ウィザード起動"/"テンプレートを選択して文書を作成"/"単純起動"/"既存のファイル選択して編集"の中から自由に起動方法30−1〜30−4を選ぶことが出来る。
図30Aにて、「ウィザードを起動してドキュメントを作成」が選択された場合、図30Bに示すUIが表示される。また、「テンプレートを選択してドキュメントを作成」が選択された場合、図30Cに示すUIが表示される。さらに、「原稿をそのまま開く」が選択された場合、図30Dに示すUIが表示される。また、「ファイルを開く」が選択された場合、図30Eが表示される。
本実施形態では、複数の編集として"ウィザード起動"/"テンプレートを選択して文書を作成"/"単純起動"/"既存のファイル選択して編集"の中からいずれかをユーザがそのスキルの度合いに基づいて選択する。
これにより、ユーザは、そのスキル度合いに基づいて、適切に製本アプリケーションを起動させることができる。
図31は、本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動オプション設定画面の一例を示す図である。
図31に示すオプション画面において、製本アプリケーション起動前に予め、当該製本アプリケーションの起動方法31−1〜31−4を指定しておけば、ユーザは製本アプリケーションを起動するたびに、その都度、起動方法を選択しなくともよい。
これにより、いつも同じ起動方法を所望するユーザにとって、操作手順を省略することが可能となる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、図19に示すようにステップ数を残ステップ数1901で示す数字列で識別表示する場合について説明したが、他の表記態様であってもよい。
例えば総ステップ数と、現在のステップ番目を分数表記する、あるいは、バーオブジェクトを所定区間内で移動表記する等が好例である。
〔第4実施形態〕
以下、図32に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図32は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図15、図29に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の第1実施形態を示す情報処理装置を適用可能な文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。 図1に示したコンピュータのハードウェア構成を説明するブロック図である。 図1に示したブックファイルのデータ構造を説明する図である。 図3に示したブック属性のリスト構造を説明する図である。 図3に示した章属性のリスト例を示す図である。 図3に示したページ属性のリスト例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したCRT上に表示される電子原稿ユーザインタフェース(UI)画面中における新規にブックファイルが作成された際のUI画面の一例を示す図である。 図2に示したCRT上に表示される電子原稿ユーザインタフェース(UI)画面中におけるファイル一覧画面の一例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る情報処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置を適用可能なサーバクライアント型文書処理システムの構成を示すブロック図である。 図である。 図である。 本発明に係る情報処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図2に示したCRTに表示される「ファイル選択」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「章例外設定の有無」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「デバイス設定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「ドキュメント全体への体裁設定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「ドキュメント全体への体裁設定(製本)」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「章例外の体裁設定」操画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「ステイプル・パンチ穴定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「ステイプル・パンチ穴設定(製本)」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「表紙の設定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「スタンプの設定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「ヘッダ/フッタの設定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「章区切りの設定」操作画面の一例を示す図である。 図2に示したCRTに表示される「設定確認」操作画面の一例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動時の選択画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動時の選択画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動時の選択画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動時の選択画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動時の選択画面の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示す情報処理装置における製本アプリケーション起動オプション設定画面の一例を示す図である。 本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
102 電子原稿ライタ
103 電子原稿がいる
104 製本アプリケーション
105 電子原稿デスプーラ
106 プリンタドライバ

Claims (22)

  1. 複数のファイルを組み合わせて1文書情報に編集し、該編集された文書情報に印刷体裁設定を行う情報処理装置であって、
    印刷設定アプリケーション起動中に、ユーザによる指示毎に、次に設定すべき印刷体裁項目を確定するための操作画面を出力デバイスの能力情報に応じて遷移表示させる制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記操作画面上に、遷移可能総数を表示可能とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記操作画面上に、遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記操作画面上に、遷移可能総数または遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記操作画面上に、遷移可能総数及び遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、次に設定すべき項目を確定するための操作画面をウィザード形式で遷移表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記文書情報を出力させる出力デバイスの能力情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された能力情報に基づいて、前記操作画面で設定可能な項目を決定する決定手段とを備え、
    前記制御手段は、前記決定手段により決定された項目を確定するための操作画面を遷移表示させ、前記出力デバイスの能力情報は、前記情報処理装置と通信可能な出力デバイスによって保持されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記印刷体裁項目を確定するために遷移させる操作画面遷移数を算出する算出手段を備え、
    前記制御手段は、前記算出手段により算出された操作画面遷移数に基づいて、前記遷移可能総数、遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記文書情報に対する編集方法をユーザのスキル度合いに基づく複数の編集方法中から選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記複数の編集は、ウィザード編集、テンプレートを選択する編集、単純起動編集、既存のファイルを選択して編集のいずれかであることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 複数のファイルを組み合わせて1文書情報に編集し、該編集された文書情報に印刷体裁設定を行う情報処理装置における設定処理方法であって、
    印刷設定アプリケーション起動中に、ユーザによる指示毎に、次に設定すべき印刷体裁項目を確定するための操作画面を出力デバイスの能力情報に応じて遷移表示させる制御ステップを有することを特徴とする設定処理方法。
  12. 前記制御ステップは、前記操作画面上に、遷移可能総数を表示可能とすることを特徴とする請求項11に記載の設定処理方法。
  13. 前記制御ステップは、前記操作画面上に、遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項11または12に記載の設定処理方法。
  14. 前記制御ステップは、前記操作画面上に、遷移可能総数または遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の設定処理方法。
  15. 前記制御ステップは、前記操作画面上に、遷移可能総数及び遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の設定処理方法。
  16. 前記制御ステップは、次に設定すべき項目を確定するための操作画面をウィザード形式で遷移表示させることを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に記載の設定処理方法。
  17. 前記文書情報を出力させる出力デバイスの能力情報を取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにより取得された能力情報に基づいて、前記操作画面で設定可能な項目を決定する決定ステップとを備え、
    前記制御ステップは、前記決定ステップにより決定された項目を確定するための操作画面を遷移表示させることを特徴とする請求項11から16のいずれか1項に記載の設定処理方法。
  18. 前記印刷体裁項目を確定するために遷移させる操作画面遷移数を算出する算出ステップを備え、
    前記制御ステップは、前記算出ステップにより算出された操作画面遷移数に基づいて、前記遷移可能総数、遷移順位を表示可能とすることを特徴とする請求項11から17のいずれか1項に記載の設定処理方法。
  19. 前記文書情報に対する編集方法をユーザのスキル度合いに基づく複数の編集方法中から選択する選択手段を有することを特徴とする請求項11から18のいずれか1項に記載の設定処理方法。
  20. 前記複数の編集は、ウィザード編集、テンプレートを選択する編集、単純起動編集、既存のファイルを選択して編集のいずれかであることを特徴とする請求項19記載の設定処理方法。
  21. 請求項11から20のいずれか1項に記載の設定処理方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  22. 請求項11から20のいずれか1項に記載の設定処理方法を実行させることを特徴とるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8201097B2 (en) 2007-01-05 2012-06-12 Sony Corporation Information processing apparatus, display control method, and program
JP2016070720A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社ミツトヨ 画像測定装置及び画像測定装置のガイダンス表示方法
JP2017139018A (ja) * 2017-04-28 2017-08-10 シャープ株式会社 レシート付加情報設定装置
JP2020187490A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 中国電力株式会社 配電線路事故速報作成支援装置

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