JP2010140169A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 文書ファイルを構成する単位毎に設定されている例外設定をテンプレートとして保存することで、ユーザの作業負荷を軽減することのできる情報処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 文書ファイルに含まれる複数の単位に少なくとも1つの例外設定がされている前記文書ファイルに対して、ユーザの指示に従って例外設定の内容に関連する適用条件を設定し、例外設定の内容と設定された条件とをテンプレートとして登録し、編集対象である文書ファイルに対して適用するテンプレートを登録されているテンプレートからユーザに選択させ、選択されたテンプレートに含まれる適用条件をみたす単位に対して、テンプレートに含まれる例外設定の内容を適用する製本アプリケーション104とを有するデジタルコンピュータ100。
【選択図】 図16

Description

本発明は、例えば一般アプリケーションによって生成される文書ファイルに対する印刷設定機能を提供する情報処理装置及び情報処理装置の制御方法、プログラム、記憶媒体に関するものである。
印刷系ワークフローシステムにおいて、入稿者が一般的なドキュメント生成アプリケーション(一般アプリケーション)で生成した原稿を、印刷者がインポートして印刷設定を行うアプリケーションが存在する。このようなアプリケーションは、例えばオフィススイートと呼ばれる各種アプリケーションによって一つの統合アプリケーションを形成するプログラムによって提供される。この統合アプリケーションを使用することにより、利用者は、各アプリケーションで作成したデータを、その統合アプリケーションに含まれる特定のアプリケーションによって一つの文書ファイルにまとめることができる。
従来このような統合アプリケーションでは、編集された文書に対して設定した、ページレイアウト、出力用紙、片面/両面/製本などの情報をテンプレートとしてあらかじめテンプレートとして登録しておく機能が提供されている。そしてユーザは、文書の新規作成時には登録されている何パターンかのテンプレートの中から所望のテンプレートを選択することで、その文書ファイルの編集を容易に行うことを可能としている。
このテンプレートはファイルに変換して保存することも可能で、ユーザはテンプレートファイルを新規に作成することや、既存のテンプレートデータを変更することも可能である。またこのようなテンプレートファイルを他のPCへ持ち出すことや、または他のPCからテンプレートデータを取り込むことを可能とする、テンプレートファイルのインポート/エクスポート機能なども提供されている。
さらに、特許文献1で示される技術を用いれば、統合アプリケーション上で編集した文章の印刷設定をテンプレート情報として登録することが可能である。こうして登録した印刷設定を新規文章に対して適用することにより複雑な印刷設定を容易に設定することが可能である。
特開2004−252665号公報
印刷系ワークフローにおいては入稿者によって生成された原稿を、印刷者が統合し、印刷するのが一般的である。しかし、統合結果の印字サンプルを入稿者が確認し、文書ファイルを修正した後、印刷者に本印刷を依頼するケースも存在する。
ここで、統合アプリケーションは利用するプリンタの進化に伴い、タブ紙、合紙挿入、白紙挿入、強制モノクロ指定、用紙切替などのページや章といった文書ファイルを構成する単位毎に対する印刷設定(例外設定)が可能となっている。ところが、文書ファイル全体に設定されている印刷設定ではなく、単位毎の例外設定は原稿の章、ページなどの単位に依存するものであるため、前記テンプレートとして登録することはできなかった。そのため、入稿者は文書ファイルを構成する単位毎に設定されていた例外設定を修正後の文書ファイルに対して再度設定し直す必要があり、非常に面倒であった。
本発明は上記従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、文書ファイルを構成する単位毎に設定されている例外設定の内容をテンプレートとして登録することで、ユーザの作業負荷を軽減することのできる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の情報処理装置は、文書ファイルに含まれる複数の単位に少なくとも1つの例外設定がされている前記文書ファイルに対して、ユーザの指示に従って前記例外設定の内容に関連する適用条件を設定する設定手段と、前記例外設定の内容と前記設定手段によって設定された適用条件とをテンプレートとして登録する登録手段と、編集対象である文書ファイルに対して適用するテンプレートを前記登録手段に登録されている前記テンプレートからユーザに選択させる選択手段と、前記選択手段によって選択された前記テンプレートに含まれる前記適用条件をみたす単位に対して、当該テンプレートに含まれる前記例外設定の内容を適用する適用手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、文書ファイルを構成する単位毎に設定されている例外設定の内容をテンプレートとして登録することができ、ユーザの作業負荷を軽減することが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
<システム概要>
本発明の実施形態1に係る文書処理システムの概要を、図1〜図9を参照して説明する。この文書処理システムでは、一般的なアプリケーションにより作成されたデータファイルが、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換される。製本アプリケーションは、その電子原稿ファイルを編集する機能を提供している。以下、その詳細を説明する。
<システム構成及び動作>
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システムに好適な文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。この文書処理システムは、本実施形態に係る情報処理装置の好適な実施形態であるデジタルコンピュータ100によって実現されている。一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドロー或いはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集などの機能を提供するアプリケーションプログラムであり、印刷機能を有している。これらアプリケーションプログラムは、作成された文書データや画像データなどのアプリケーションデータを印刷するにあたって、オペレーティングシステム(OS)により提供される所定のインターフェースを利用する。即ち、一般アプリケーション101は、作成したデータを印刷するために、前記インターフェースを提供するOSの出力モジュールに対して、予め定められるOSに依存する形式の出力コマンド(GDI関数)を送信する。この出力コマンドを受けた出力モジュールは、プリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式にそのコマンドを変換し、その変換されたコマンド(DDI関数)を出力する。この出力デバイスが処理可能な形式は、デバイスの種類やメーカ、機種などによって異なる。そのため、デバイスごとにデバイスドライバが提供されており、OSでは、そのデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行うことにより印刷データを生成する。このOSとして、例えばマイクロソフト社のウインドウズ(登録商標)を利用する場合は、前述した出力モジュールとしてはGDI(Graphic Device Interface)と呼ばれるモジュールが相当する。
電子原稿ライタ102は、前述のデバイスドライバを改良したものであり、この文書処理システム実現のために提供されるソフトウェアモジュールである。但し、この電子原稿ライタ102は、特定の出力デバイスを目的としておらず、後述の製本アプリケーション104やプリンタドライバ106により処理可能な形式に出力コマンドを変換することにより電子原稿ファイル103を生成する。この電子原稿ライタ102による変換後の形式(以後、「電子原稿形式」と呼ぶ)は、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現可能であれば特に問わない。実質的な標準形式のうちでは、例えばアドビシステムズによるPDF形式や、SGML形式などが電子原稿形式として採用できる。一般アプリケーション101により電子原稿ライタ102を利用させる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してから印刷を実行させる。但し、電子原稿ライタ102によって作成されたままの電子原稿ファイルは、電子原稿ファイルとして必要とされる全ての設定が施されているとは限らない。そのため、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定するのは製本アプリケーション104であり、その管理下でアプリケーションデータの電子原稿ファイルへの変換が実行される。製本アプリケーション104は、電子原稿ライタ102が生成した新規の電子原稿ファイルを、後述する形式を備えた電子原稿ファイルとして完成させる。以下では、この点を明瞭に識別する必要がある際には、電子原稿ライタ102によって作成されたファイルを「電子原稿ファイル」と呼び、製本アプリケーション104によって構造を与えられた電子原稿ファイルを「ブックファイル」と呼ぶ。また、特に区別する必要がない場合は、アプリケーションにより生成されるドキュメントファイル、電子原稿ファイル、及びブックファイルをいずれも文書ファイル(または文書データ)と呼ぶ。
以上のようにして、アプリケーションデータは一般アプリケーション101によって定義されたページ(以後、「論理ページ」或いは「原稿ページ」と呼ぶ)を単位とする電子原稿形式に変換される。そして、変換された原稿ページは電子原稿ファイル103としてハードディスクなどの記憶媒体に格納される。尚、ハードディスクは、本実施形態に係る文書処理システムを実現するコンピュータが備えているローカルドライブであってもよいし、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
製本アプリケーション104は、「電子原稿ファイル」或いは「ブックファイル」103を取り込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。但し、製本アプリケーション104は、各ページの内容を編集する機能は提供しておらず、ページを最小単位として構成される、後述する章やブックの構造を編集するための機能を提供している。
製本アプリケーション104によって編集されたブックファイル103を印刷する際には、製本アプリケーション104によって電子原稿デスプーラ105が起動される。この電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイルをハードディスクから読み出し、そのブックファイルに記述された形式で各ページの印刷を行う。そのために前述したOSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成し、不図示の出力モジュールに出力する。その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ107用のプリンタドライバ106がデバイスドライバとして指定される。そして出力モジュールは、指定されたプリンタ107のプリンタドライバ106を用いて、受信した出力コマンドをプリンタ107で解釈実行可能なデバイスコマンドに変換する。そして、このデバイスコマンドは、プリンタ107に送信され、プリンタ107によって、そのコマンドに応じた画像が印刷される。
図2は、図1に示すデジタルコンピュータ100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2において、CPU201は、ROM203のプログラム用ROMに記憶された、或いはハードディスク211からRAM202にロードされたOSや一般アプリケーション101、製本アプリケーション104などのプログラムを実行する。それによって、図1のソフトウェア構成や、後述するフローチャートの手順を実現する。RAM202はCPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は表示部210の表示を制御する。尚、この表示部210はCRTに限定されず、例えば液晶、プラズマなどでも良い。ディスクコントローラ(DKC)207は、ハードディスク(HD)211や不図示のフロッピー(登録商標)ディスク(FD)等との間でのアクセスを制御する。ハードディスク(HD)211や不図示のフロッピー(登録商標)ディスク(FD)には、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、後述する編集ファイル等が記憶される。PRTC208は、接続されたプリンタ107との間の信号の交換を制御する。NC212はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
<電子原稿データの形式>
製本アプリケーション104の詳細に言及する前に、上述した「ブックファイル」のデータ形式を説明する。このブックファイルは、紙媒体の書物を模した3層の層構造を有しており、1つのブックファイルには複数の単位が含まれている。上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模しており、その本全般に係る属性が定義されている。その下の中間層である単位は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各「章」についても、章ごとの属性が定義できる。下位層である単位は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。各「ページ」についてもページごとの属性が定義できる。尚、一つの「ブック」は複数の「章」を含んでいてよく、また一つの「章」は複数の「ページ」を含むことができる。
図3(A)は、ブックファイルの形式の一例を模式的に示す図である。この例のブックファイルにおける、「ブック」、「章」、「ページ」は、それぞれに相当するノードにより示されている。一つのブックファイルは一つの「ブック」を含む。「ブック」、「章」は、「ブック」としての構造を定義するための概念であるから、この定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。「ページ」は、アプリケーションプログラムによって出力された「ページ」ごとのデータを実体として有する。そのため「ページ」は、その属性値の他、原稿ページの実体(原稿ページデータ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。尚、紙媒体等に出力する際の印刷ページは、複数の原稿ページを含む場合がある。この構造に関してはリンクによって表示されず、「ブック」、「章」、「ページ」の各単位における属性として表示される。
図3(A)において、ブック301には、ブック属性が定義されていると共に、2つの章302A,302Bがリンクされている。このリンクにより、章302A,302Bがブック301に包含されていることが表示される。更に章302Aには、ページ303A,303Bがリンクされ、これらページが含まれることが示されている。各ページ303A,303Bには、それぞれそのページの属性値が定義され、その実体である原稿ページデータ(1)、(2)へのリンクが含まれる。これらリンクは、図3(B)に示す原稿ページデータ304の原稿データ(1),(2)を指示しており、ページ303A、303Bの実体が、原稿ページデータ(1)、(2)であることを表示する。
同様に、章302Bにはページ303C,303Dが含まれ、その実体である原稿ページデータ(3)、(4)へのリンクが含まれている。これらリンクは、図3(B)に示す原稿ページデータ304の原稿データ(3),(4)を指示しており、ページ303C、303Dの実体が、原稿ページデータ(3)、(4)であることが表示される。
図4は、本実施形態に係るブック属性、章属性、ページ属性の設定項目一例を示す図である。図4に示されている属性を、ブック、章、ページのそれぞれの単位毎に設定することが可能となっている。ここでは、下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先的に採用される。そのためブック属性にのみ含まれる項目に関しては、そのブック属性で定義された値が、そのブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。尚、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
尚、図4に示されている属性はあくまで一例であり、これ以外の属性を設定可能な構成であっても構わない。
<ブックファイルの生成手順>
上述した製本アプリケーション104によって構造を与えられた電子原稿ファイルである「ブックファイル」は、上述したような構造及び内容を有している。次に、製本アプリケーション104及び電子原稿ライタ102によってブックファイルを作成する手順を説明する。このブックファイルの作成は、製本アプリケーション104によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。
図5は、本実施形態に係る製本アプリケーション104がCPU201に実行されることによりブックファイルを開く際の手順を説明するフローチャートである。
まずステップS701で、製本アプリケーション104が、開こうとするブックファイルが、新規作成すべきものであるか、それとも既存のものであるかを判定する。判定の結果、新規作成すべきものであると判定された場合にはステップS702に進み、章を含まないブックファイルを新規に作成する。この新規に作成されるブックファイルは、図3の例で示せば、ブック301のみ有し、章のノードに対するリンクが存在しないブックのノードとなる。この場合のブック属性は、新規作成用として予め用意された属性のセットが適用される。そして、製本アプリケーション104は、ステップS704に進み、新規ブックファイルを編集するためのユーザインターフェース(UI)画面を表示する。
図6は、新規にブックファイルが作成された際のUI画面の一例を示す図である。この場合には、ブックファイルは実質的な内容を持たないために、UI画面1100には何も表示されない。
一方、ステップS701で、判定の結果、既存のものであると判定された場合には、ステップS703に進み、指定されたブックファイルを開き、そのブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインターフェース(UI)画面を表示する。
図7は、この表示されたUI画面の一例を示す図である。このUI画面1100は、ブックの構造を示すツリー部1101と、印刷された状態を表示するプレビュー部1102とを含む。ツリー部1101には、そのブックに含まれる章、各章に含まれるページが、前述の図3(A)のような木構造で表示される。ツリー部1101にはページ番号が表示されており、このページ番号は原稿ページの番号を示している。またプレビュー部1102には、印刷ページの内容が縮小されて表示される。その表示順序は、ブックの構造を反映したものとなっている。
さて、このオープンされたブックファイルには、電子原稿ライタ102によって、電子原稿ファイルに変換されたアプリケーションデータを、新たな章として追加することができる。この機能を「電子原稿インポート機能」と呼ぶ。前述の図5のフローチャートで示す手順に沿って新規に作成されたブックファイルに、この電子原稿インポートすることで、そのブックファイルに実体が与えられる。この機能は、図7の画面において、アプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで起動される。
図8は、本実施形態に係る電子原稿インポートの手順を示すフローチャートである。
まず、製本アプリケーション104が、電子原稿を受け取ると、指定されたアプリケーションデータを生成した一般アプリケーション101を起動し、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してアプリケーションデータの印刷を実行する。すると電子原稿ライタ102が電子原稿データに変換する(ステップS801)。電子原稿ライタ102が、電子原稿データへの変換を終えるとステップS802に進み、製本アプリケーション104が、その変換されたデータが画像データであるか否かを判定する。この判定は、ウインドウズ(登録商標)OSの下であれば、アプリケーションデータのファイル拡張子に基づいて行うことができる。例えば、拡張子が「bmp」であればウインドウズ(登録商標)ビットマップデータであり、「jpg」であればJPEG圧縮された画像データ、「tiff」であればtiff形式の画像データであると判定できる。また、このような画像データの場合はステップS801のようにアプリケーションを起動せずに、画像データから直接電子原稿ファイルを生成することが可能であるため、ステップS801の処理を省略することも可能である。
ステップS802で、画像データでなかった場合はステップS803に進み、ステップS801で製本アプリケーション104は生成された電子原稿ファイルを、現在開かれているブックファイルのブックに、新たな章として追加する。この場合、章属性としては、ブック属性と共通するものについてはブック属性の値がコピーされ、そうでないものについては、予め用意された規定値に設定される。
また、ステップS802で画像データである場合にはステップS804に進み、原則として新たな章は追加されず、製本アプリケーション104は、指定されている章に、ステップS801で生成された電子原稿ファイルに含まれる各原稿ページを追加する。但し、ブックファイルが新規作成されたファイルであれば、新たな章が作成されて、その章に属するページとして、電子原稿ファイルの各ページが追加される。ここでページ属性は、上位層の属性と共通のものについてはその属性値が与えられ、アプリケーションデータにおいて定義された属性を電子原稿ファイルに引き継いでいるものについてはその値が与えられる。例えば、「N−up印刷指定」などがアプリケーションデータにおいてされていた場合には、その属性値が引き継がれる。このようにして、新規なブックファイルが作成され、或いは新規な章が追加される。
図9は、図8のステップS801において、電子原稿ライタ102により電子原稿ファイルを生成させる手順を示すフローチャートである。
まずステップS901で、製本アプリケーション104が、新たな電子原稿ファイルを作成してそれを開く。次にステップS902に進み、その指定したアプリケーションデータに対応するアプリケーションを起動し、電子原稿ライタ102をデバイスドライバとして、OSの出力モジュールに対して出力コマンドを送信させる。この出力モジュールは、受信した出力コマンドを電子原稿ライタによって電子原稿形式のデータに変換して出力する。ここで、その出力先は、ステップS901で開いた電子原稿ファイルである。次にステップS903に進み、製本アプリケーション104は、指定されたデータの全てについて変換が終了したか判定し、終了していればステップS904に進み、その電子原稿ファイルを閉じる。この様にして電子原稿ライタ102によって生成される電子原稿ファイルは、前述の図3(B)に示した、原稿ページデータの実体を含むファイルである。
<ブックファイルの編集>
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。こうして生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作が可能である。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト。
この他、一旦行った編集操作を取り消す操作や、更に、取り消した操作をやり直す操作が可能である。これら編集機能により、例えば複数のブックファイルの統合、ブックファイル内で章やページの再配置、ブックファイル内で章やページの削除、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入などといった編集操作が可能となる。これらの操作を行うと、図4に示す属性に操作結果が反映され、或いはブックファイルの構造に反映される。例えば、ブランクページの新規追加操作を行えば、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−up印刷、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切りといった属性に反映される。
<ブックファイルの出力>
以上のように作成・編集されるブックファイルは印刷出力を最終目的としている。利用者が図7に示す製本アプリケーションのUI画面1100からファイルメニューを選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイス(例えばプリンタ107)により印刷が行われる。この際、まず製本アプリケーション104は、現在開かれているブックファイルからジョブチケットを作成して電子原稿デスプーラ105に渡す。これにより電子原稿デスプーラ105は、ジョブチケットをOSの出力コマンド、例えばウインドウズ(登録商標)のGDIコマンドに変換し、それを出力モジュール、例えばGDIに送信する。出力モジュールは、その指定されたプリンタドライバ106によって、出力デバイスに適したコマンドを生成し、その出力デバイスに送信する。
尚、本実施形態に係る文書処理システムは上述したようにスタンドアロン型である。しかしながら、これに限らずスタンドアロン型を拡張したサーバ・クライアント型のシステムに対しても本発明を適用することができる。
<プレビュー表示の内容>
既に説明したとおり、ブックファイルが製本アプリケーションによって開かれると、図7に示すUI画面1100が表示される。ここでツリー部1101には、開いているブック(以下、「注目ブック」と呼ぶ)の構造を示すツリーが表示される。プレビュー部1102には、利用者の指定に応じて、3通りの表示方法が用意されている。
第1は原稿ページをそのまま表示する「原稿ビューモード」である。この「原稿ビューモード」では、注目ブックに属する原稿ページの内容が縮小されて表示される。この場合、プレビュー部1102の表示には、その原稿のレイアウトは反映されない。
第2は「印刷ビューモード」である。この「印刷ビューモード」では、プレビュー部1102には、各原稿ページのレイアウトが反映された形で原稿ページが表示される。
第3は「簡易印刷ビューモード」である。この「簡易印刷ビューモード」では、各原稿ページの内容はプレビュー部1102の表示には反映されず、そのレイアウトのみが反映される。
図7の画面においては、メニュー欄から「印刷形式」を選択すると、印刷設定を変更することができる。ここで、ユーザは、ページ、章、ブックのいずれの単位についての設定を変更するかを選択することができる。そして、設定を変更する対象の単位が選択されると、選択された単位の属性、例えばブックが選択されればブック属性に含まれる印刷設定項目を変更するための画面が表示される。ここで、選択された単位に応じて設定可能である項目が異なる場合には、各単位に対応した項目を設定させる画面が表示される。そして、表示された画面上で、ユーザが指示・操作を行うことで、各項目に対して所望の印刷設定を入力することができる。ユーザに入力された印刷設定は、CPU201が指定された単位の階層に応じて、それぞれの属性の一部として格納する。
また、複数の単位において重複して設定可能な項目については、下位の単位において「例外設定」である旨をまず指定し、その上で各項目の属性値を入力する。例えば、ブックに対して下位の単位である章において「用紙方向」をブックの例外設定として指定する場合には、図7のメニューから「印刷形式」を選択し、さらにサブメニューから「章の指定」を選択する。ユーザはさらに、そのときに表示されるUI画面から「用紙方向」について「例外設定」をまず指定し、その後で選択した章に対して所望の用紙方向を設定する。CPU201は以上のようなユーザの操作に基づいて、選択された単位に例外設定の設定を行い、項目の内容を設定する。以降の説明では、例外設定がされている単位に含まれる項目の内容を、例外設定の内容と呼ぶ。
尚、本実施形態では、単位に含まれる項目毎に例外設定の指定を行っているが、単位に対して例外設定の指定を行う構成であっても構わない。
このようにして、文書編集中においても、印刷設定をブック、章、ページの単位ごとに、ユーザが所望の値に設定することができる。なお、この印刷設定の手順は一例であり、結局のところ、図4に設定値が反映され、さらにそれが印刷結果に反映されるものであれば、その手順そのものは本発明に関する限りどのようなものでもよい。
<テンプレート機能>
ここで、製本アプリケーション104で提供されているテンプレート機能について説明する。上述したように製本アプリケーション104では、電子原稿ライタ102を介することにより生成された電子原稿ファイルに対して、出力用紙、ページレイアウト、製本などの設定編集が可能である。この機能によって、図4で示した属性をもった文書ファイルを作成することができる。また、製本アプリケーション104は、このような設定情報をテンプレートとして登録し、文書の新規作成時には、あらかじめ用意されたテンプレートの中から好きなテンプレートを選択することができる機能を提供している。
このテンプレートのデータはクライアントPCのレジストリに登録して管理しており、製本アプリケーション104は、ユーザが任意にテンプレートデータを変更できるような編集機能も提供している。レジストリとは、各種アプリケーション等の環境設定やドライバの指定などの情報を保存しているファイルである。ウインドウズ(登録商標)オペレーティングシステムでは、バイナリファイルとして保存されているために、汎用のテキストエディタ等では変更することが不可能となっている。製本アプリケーション104は、このバイナリファイルを読んで、ユーザに編集可能なデータとして提示し、編集を行わせる機能を有している。
さらに、製本アプリケーション104は、テンプレート情報をファイルにして保存する機能を持つ。このテンプレートファイルは、他のPCへの持ち出し、または他のPCからテンプレートデータを取り込むことを可能とする、インポート/エクスポート機能も提供されている。
図10は新規に文書ファイルを生成する際に、製本アプリケーション104において表示されるテンプレート選択のためのウインドウの表示例である。ユーザはこの画面で製本アプリケーション104が用意しているテンプレートの中から好きなテンプレートを選択することが可能である。ユーザの操作によりテンプレートが選択されるとCPU201が、テンプレートとして登録されている設定の内容を編集対象である文書ファイルに対して適用する。
次に、図11は製本アプリケーション104において文書ファイルを編集中に、現在のテンプレートを変更するための「テンプレート選択」ウインドウ1501の表示例である。ユーザは、このウインドウで編集中にテンプレートを変更することも可能である。さらに、ユーザは、このテンプレートを新たに作成し登録することも可能である。この場合でも、ユーザの操作によりテンプレートが選択されるとCPU201が、テンプレートとして登録されている設定の内容を編集対象であるの文書ファイルに対して適用する。
<従来のテンプレート設定操作>
次に、従来のテンプレート設定について説明する。図12は、製本アプリケーション104において、テンプレートを編集するための「テンプレート設定」ウインドウ表示の一例である。
一覧表示欄1806には、製本アプリケーション104で用意しているテンプレートの一覧が表示される。ここで、ユーザがテンプレートを選択し、「編集」ボタン1803をクリックすると、図13のテンプレート編集画面が表示され、選択したテンプレートの設定を自由に変更することが可能である。また、「新規追加」ボタン1802をクリックした場合も、図13の「テンプレート編集」画面が表示される。ここで表示されているテンプレートの設定はデフォルト初期値(1UP、片面、フィニッシングなし)になっている。ユーザは、新しいテンプレート名称を指定し、個々の設定内容を変えて新しいテンプレートを作成し、クライアントPCに登録することができる。
なお、図12のUI画面においてエクスポートボタン1805を選択すると、クライアントPCのレジストリに登録されているテンプレートの情報をファイルとして保存することができる。また、インポートボタン1804を選択すれば、テンプレートファイルを新たにクライアントPCのレジストリに登録することができる。
また、現在の設定を登録ボタン1801により、現在編集中の文章ファイルの設定値を利用したテンプレートを作成することが出来る。
ここをクリックすると、図14の「現在の設定を登録」ウインドウ1902が表示される。このとき「現在の設定を登録」ウインドウ1902で示す「設定内容」の表示欄1903には、現在編集中の文書ファイルで設定されている内容が表示されている。ユーザはテンプレート名称1901を指定するだけで、現在編集中の文書ファイルの設定をもとにテンプレートを作成することが可能である。
製本アプリケーション104は、ジョブ途中で章やページ毎の印刷設定を切り替える例外設定を行うことができることは前述の通りである。しかしながら、テンプレートにとっては、例外設定の内容は汎用的に使えないため文書ファイル全体に適用される「ブック属性」だけを登録する方法しか提供されていなかった。
<ジョブ途中の例外設定も反映させたテンプレートの作成>
続いて、本発明にかかる、現在編集中の文章ファイルの設定値を例外設定の内容も含めてテンプレートに保存する機能について説明する。
以下、本実施形態においては、例外設定の単位がページである場合を例として説明を行うが、例外設定の単位が章であった場合においても、同様の処理を行うことが可能である。
図15は、図12の「現在の設定を登録」ボタン1801を押したときに表示する「現在の設定を登録」ウインドウ1902の変わりに、ウインドウ2201を表示した例である。
ウインドウ2201が、1902と異なる点は、現在編集中のブックの構造を示すツリー表示部2204を持つ点である。ここで、例外設定が設定されているページは、例外であることを示すアイコンに変わっている。図17では、例外ページ状態を示しているアイコン2205を選択した状態を示している。この状態で設定変更ボタン2203を押すと、図18のページテンプレートの編集ウインドウ2301が表示される。このように、例外設定が設定されている単位を識別可能なアイコンを用いて表示するよう表示制御することで、ユーザがテンプレートを生成する際の利便性を高めることが可能となる。また、例外設定の内容に応じてアイコンのデザインを変える、アイコンが選択された際に、そのアイコンが示す単位に設定されている例外設定の内容を別ウインドウに表示するなどの機能を有していてもよい。このように、例外設定が設定されている単位を、当該単位に設定されている例外設定の内容と関連付けて前記表示手段に表示するよう表示制御することにより、ユーザがテンプレートを生成する際の利便性を高めることが可能となる。
編集ウインドウ2301の各設定タブを選択することで、ページ単位で変更可能な設定(例外設定の内容)を変更することが可能である(不図示)。そして、詳細設定タブ2306を選択することで、例外設定の内容を設定表示ウインドウ2302で確認することが可能である。
また、指定方法2303で、ブック内におけるページ位置を即値で示す「ページ番号指定」2304か、割り当てるページの適用条件を指定する「論理条件指定」2305を選択することが可能である。
ページ番号指定2304を選択すると、設定した設定内容をページ番号に対応付けてテンプレートに保存するので、ページ構成が変わらない原稿を何度も取り込む場合に有効なテンプレートを作成することが可能となる。
また、ページ番号に依存しないテンプレートとしたい場合は、「論理条件指定」2305を選択する。「論理条件指定」2305選択時は、原稿用紙サイズ、原稿用紙方向、ページに含まれる文字列(正規表現)など、例外設定の内容に関連する条件を組み合わせることで、例外設定の内容を適用させる適用条件をユーザに指定させることを可能とする。
ここで、「原稿用紙サイズ」、「原稿用紙方向」は、原稿を電子原稿ライタ102で取り込む際に、一般アプリケーション101から指定される値のことを意味している。
また、「ページに含まれる文字列」選択時は、文字列入力ウインドウ2308に以下に示されるような正規表現で、文字列を入力する。
正規表現例)
^ 行頭にマッチ
$ 行末にマッチ
X|Y XまたはYにマッチ(X,Yは正規表現です)
[A−Z] AからZまでの間の文字にマッチ(A,Zは任意の文字)
[^A−Z] AからZまでに含まれない文字にマッチ
[ABC] A,B,Cのいずれかの文字にマッチ(A,B,Cは任意の文字)
[^ABC] A,B,Cのいずれでもない文字にマッチ
. 任意の一文字にマッチ
なお、上記の設定を容易にするために、「ページ番号設定」の初期値として、例外設定が設定されているページ番号を表示することが望ましい。また、「論理条件設定」の初期値としても、CPU201が原稿から例外設定が設定されているページが有する他ページとは異なる条件を抽出し表示する機能を有していることが望ましい。
以上のUI画面及び操作手順により現在編集中の文書ファイルの設定をテンプレートとして登録することが可能となる。ここで、テンプレートの登録により、図3で示されたブック属性、章属性、ページ属性も含めたデータ構造が保存される。そして、章やページ例外設定情報も流用可能なテンプレートが生成される。また、登録されたテンプレートを取り込まれた新規文書等編集対象である文書ファイルに適用することで、ユーザが同一の例外設定を何度も行う手間を削減することが可能となる。
次に、上述した操作に伴って製本アプリケーション104により実行される処理手順と、テンプレートの詳細な内容について説明する。
テンプレートは章属性、ページ属性を含むブック属性である。すなわち、テンプレートに含まれる設定項目は図4に示す属性に含まれる項目と一致する。上記操作により、電子原稿ファイル103から、図3に示す構造を有する編集中の文書ファイルの章属性、ページ属性を含むブック属性が読み出されて、必要に応じてレジストリに格納する形式に変換され、それがレジストリに登録される。
図15はテンプレートの設定メニューをユーザが選択した際の、製本アプリケーション104によるテンプレート設定処理手順のフローチャートである。まず、製本アプリケーション104は、登録されたテンプレートについて一定の順序で注目し、注目テンプレートの内容を読む(S2101)。そして製本アプリケーション104は、テンプレートの内容、すなわち印刷設定に応じたアイコンと注目テンプレート名とをテンプレート一覧表示欄に表示する(S2102)。このテンプレート一覧表示欄が、図12における「テンプレート一覧」のウインドウに相当する。ここで、表示される各アイコン及びテンプレート名は、テンプレート一覧に表示された各アイコンに相当する。ここでは、たとえば、「両面印刷/片面印刷」や、「インデックス紙」の有無、「用紙方向」等の設定の内容に応じてその設定を直感的に示すアイコンが選択されて表示される。製本アプリケーション104は、以上のステップを未表示のテンプレートがなくなるまで次々と異なるテンプレートに注目して繰り返す(S2103)。これらアイコンとテンプレートデータとはリンクされているため、一つのアイコンが選択されれば一意的に対応するテンプレートも決定される。
「テンプレート一欄」の表示を終了したなら、その時点で選択されているテンプレートの設定内容を、内容表示欄に表示する(S2104)。内容表示欄は、図12の「テンプレート一覧」の右側にある表示欄であり、選択されたテンプレートに含まれる各設定項目(図4に従っていえば属性の項目)について、その値が具体的に表示される。図12の例では、選択されている「A4縦(1)」なる名称のテンプレートにおいては、用紙サイズはA4サイズ、用紙方向は縦、ページレイアウト(図4においてはN−up印刷)は1ページ/枚などと設定されており、それらの設定値が表示されている。
尚、S2104では、図12の画面が表示された後、ユーザがテンプレート一覧の中から所望のアイコンを選択した場合にも新たに選択されたアイコンについて繰返し実行され、対応するテンプレートの内容が表示される。
次に、現在の設定をテンプレートとして登録する処理について説明する。図12の画面において「現在の設定を登録」ボタン1802が押されると、図16のフローチャートに示される処理が製本アプリケーションにより実行される。
まず、製本アプリケーション104が、現在編集中の文書(ブック)ファイルに設定された「章、ページ属性を含むブック属性」の設定内容を、電子原稿ファイル103から読み出す(S2201)。そして製本アプリケーション104が、その設定内容を、図17のウインドウ2202に表示し、設定内容に応じたアイコンを表示する(S2202)。この表示の際、文章ファイルに含まれる各単位に対して例外設定が設定されているかどうかを製本アプリケーション104が判定する。そして、製本アプリケーション104は、例外設定が設定されていると判定された単位のアイコンと、例外設定が設定されていると判定されなかった単位のアイコンとを識別可能に表示する。
次に、製本アプリケーション104は、ユーザによる入力待ちとなる。製本アプリケーション104がユーザによる章またはページの選択及び設定変更ボタンの選択を確認した時(S2203)は、製本アプリケーション104は、章またはページテンプレートの詳細設定に移り(S2205)、処理終了後は入力待ちに戻る。テンプレートの詳細設定については後述する。
入力待ち時にテンプレート名が入力された状態で、OKボタンが押された時は、製本アプリケーション104は、入力されたテンプレート名でテンプレートをレジストリに登録する(S2206)。ここでは、S2201で読み出した設定内容に対して、S2205で行った詳細設定を反映させた属性をテンプレートとして登録する。レジストリには、階層的に構成されるレジストリキーと、レジストリキーに対応するエントリ値とが含まれている。そこで、たとえば、製本アプリケーションに相当するレジストリキーに属するサブキーとしてテンプレートを指定された名称で登録し、そこに含まれるエントリ値として、各設定項目名と対応する値とを登録する。
尚、テンプレート名が入力されていないときにOKボタンが選択された場合は、製本アプリケーション104は、入力を要求する。また、「キャンセル」ボタンが押された場合には、読み込んだ設定内容を破棄して処理を終了する。
次に、図16のテンプレートの詳細設定処理(S2205)の詳細な説明を、図19を使って行う。図19は、製本アプリケーション104が行うテンプレート詳細設定のフローチャートである。
製本アプリケーション104は、ユーザによる設定変更ボタンの選択にともなって、選択された章またはページの例外設定に関連する適用条件を抽出し、図18の編集ウインドウ2301に表示する(S2501)。ここで、適用条件の抽出では、前述の電子原稿ライタ102が一般アプリケーション101からGDI経由で受け取った出力コマンド(DDI関数)に含まれる情報を利用する。DDI関数には、ページ単位で印刷設定(用紙サイズ、用紙方向、給紙段、片面/両面、カラーモノクロ)を切り替えるインターフェースが存在する。電子原稿ライタ102は、これらの情報をページ単位で電子原稿ファイル103に保存している。選択された章、ページに、他ページと異なる印刷設定値が含まれている場合はそのパラメータ情報を適用条件として抽出する。
次に、製本アプリケーション104は、ユーザから条件が入力されるのを待つ(S2502)。そして、ユーザによって適用条件の選択(ページ番号指定または論理条件指定)及び入力がなされ、OKボタンが押されると、製本アプリケーション104は、テンプレート詳細設定の処理を終え、図16の処理に戻る。
尚、ユーザが、論理条件指定2305を選択していたときは、製本アプリケーション104は、ユーザに論理条件の入力を許す。また、ページ番号指定2304を選択していたときはブック中のページ番号の変更を可能とする。
以上のようにしてテンプレートの詳細を行うことにより、例外設定の内容と例外設定の内容に関連する適用条件とをテンプレートとして登録することが可能となる。このようにして登録されたテンプレートは、図15に示す「テンプレートの選択」メニューを指定することで、「テンプレート選択」ウインドウ1501が表示され、その中にテンプレートのアイコンが表示される。それをユーザが選択することで、新規の文書ファイルが作成され、そのブック属性として選択されたテンプレートの設定項目の値が適用される。
次に、図15のフローチャートによる処理が終了した後、例外設定の内容及び関連する適用条件が含まれたテンプレートを選択して、編集対象である文書ファイルに対して適用するときの処理フローを、図20を使って説明する。
まず、製本アプリケーション104が、ユーザによって選択されたテンプレートから、適用条件を読み込む(S2601)。次に、製本アプリケーション104が、文書ファイルを読み込み(S2602)、適用条件をみたす章またはページが存在するかを判定する(S2603)。適用条件をみたす章またはページがある場合は、製本アプリケーション104は適用条件をみたす章またはページに対してテンプレートに含まれる例外設定の内容を適用する(S2604)。具体的には、条件をみたした章属性、ページ属性の「対応ページ指定方法」にページ番号を登録し、図3(A)の木構造に登録する。いずれの章、ページも適用条件をみたさない場合には、何もせず処理を終了する。
以上のように、処理を行うことで、単位毎の例外設定を所望の文書ファイルに対して適用させることが可能となる。そして、テンプレートの条件として論理条件が用いられていた場合には、ページ数が変更した文書ファイルに対しても、以前の設定内容を簡単に設定することが可能となる。
次に、図21、図22、図23、図24を使って、以上の構成及び処理手順による具体的な効果の説明を行う。
図21は、従来のテンプレートの課題を説明する図である。
従来、一般アプリケーション101で作成された入稿ドキュメント2601を、電子原稿ライタ102を使って製本アプリケーション104に取り込む際にテンプレートを指定することが可能である。この例では、タブ紙挿入テンプレート(章頭にタブ紙挿入)2602を適用すると、2603のように1ページ目の頭にタブ紙が挿入される様子が示されている。
ユーザが求める結果は、2ページ目の前にタブ紙を挿入だった場合、2603の結果では目的は達成されていない。
印刷者は、製本アプリケーション104のUIで「2ページ目前で章分割」「1ページ目のタブなし設定をオン」の設定をすることで2605の結果を得ることが出来る。
もし、入稿者が一部の文章の間違いに気がついて入稿ドキュメント本体に修正を入れたりすると、入稿データを受け取った印刷者は上記の処理を繰り返し行わなくてはならない。
図22は、本発明の一つの効果を示す物である。
前記の手順で設定したドキュメント2701を元に、テンプレート2703を作成する。
このケースでは、適用条件の指定方法2303はデフォルトのページ番号指定2304のままテンプレートを登録する。
続けて、製本アプリケーション104で、2701と同様のドキュメント2704を取り込む際に、テンプレート2703を適用すると、2705のようにジョブ途中切り替え設定が反映された結果を即座に手に入れることが出来る。
図23は、適用条件の指定方法2303はデフォルトのページ番号指定2304では十分ではないことを説明する図である。
ドキュメント2804は、2601の1ページ目の一部に文章を追加したものであり、そのお陰でページ構成が変化している。2ページ→3ページ
このドキュメント2804に、ドキュメント2801から作成したテンプレート2803を適用する。
テンプレート2803は、「2ページ目前で章分割」「1ページ目のタブなし設定をオン」であるので、2805のような結果になる。
ドキュメントの入稿者は、3ページ目の「図の書き方」のページの前にタブ紙を入れたかったとしたら、これは望まない結果ということになる。
本発明は、以上のようなケースに対しても対応できるよう、図24に示すような手段ももっている。
テンプレート2902は、指定方法2303で「論理条件指定」2305を選択し、「ページに含まれる文字列(正規表現)」で、「^”図の描き方”」により、「図の描き方」という文字列が先頭にあるページの前にタブ紙を入れることを指定したものである。
このテンプレート2905を2904のドキュメントに適用すれば、2906のように目的のページの前にタブ紙を入れることが可能であることを示している。
以上の構成及び処理手順により、本実施形態に係る文書処理システムでは、文書ファイルに含まれる単位に例外設定が設定されている場合であっても、汎用的なテンプレートとして登録し再利用することが可能となった。それにより複雑な例外設定の内容を適用したドキュメントのオリジナルドキュメントに変更が入っても、少ない手間で再設定を行うことが可能となった。
なお、本実施形態では、製本アプリケーションと呼ばれているプログラムは製本のためのみならず、文書の体裁を利用者の望むように整形する機能を有するアプリケーションであり、その機能に従えば、文書編集アプリケーションと呼ぶこともできる。
なお本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給するものである。そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれる。そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行う。前記処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の実施形態に係るスタンドアロン型の文書処理システムの構成を説明するためのブロック図である。 本実施形態に係る文書処理システムのホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るブックファイルの構造の一例を示す図で、図3(A)はブックファイルの形式の一例を模式的に示す図、図3(B)は原稿データの構成を示す図である。 本実施形態に係るブック属性の一例を示す図である。 本実施形態に係るブックファイルを開く手順を説明するフローチャートである。 新規のブックファイルを開いた際のUI画面の一例を示す図である。 既存のブックファイルを開いた際のUI画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る、電子原稿ファイルをブックファイルにインポートする手順を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る、アプリケーションデータを電子原稿ファイルに変換する手順を説明するフローチャートである。 本実施形態に係る文書処理システムにおける、従来のテンプレート選択のためのUI画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る文書処理システムにおける、従来のテンプレート選択のためのUI画面を示す図である。 本実施形態に係る文書処理システムにおける、テンプレート設定のためのUI画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る文書処理システムにおける、従来のテンプレート編集のためのUI画面の一例を示す図である。 実施形態に係る文書処理システムにおける、従来のテンプレート設定のためのUI画面の一例を示す図である。 実施形態に係る文書処理システムにおける、製本アプリケーションによるテンプレートの設定手順のフローチャートである。 実施形態に係る文書処理システムにおける、製本アプリケーションによるテンプレートの設定手順のフローチャートである。 本発明実施形態に係る文書処理システムにおける、テンプレート設定のためのUI画面の一例を示す図である。 本発明実施形態に係る文書処理システムにおける、テンプレート設定のためのUI画面の一例を示す図である。 本発明実施形態に係る文書処理システムにおける、製本アプリケーションによるテンプレートの設定手順のフローチャートである。 本発明実施形態に係る文書処理システムにおける、製本アプリケーションによるテンプレートをドキュメントに適用する際のフローチャートである。 実施形態に係る文書処理システムにおける、従来のテンプレートの課題を説明する図である。 本発明実施形態に係る文書処理システムにおける、製本アプリケーションによる本発明の一つの効果を示す物である。 実施形態に係る文書処理システムにおける、ページ番号指定方法テンプレートの課題を説明する図である。 本発明実施形態に係る文書処理システムにおける、製本アプリケーションによる本発明の一つの効果を示す物である。
符号の説明
100 デジタルコンピュータ
104 製本アプリケーション
201 CPU
202 RAM
203 ROM

Claims (14)

  1. 文書ファイルに含まれる複数の単位に少なくとも1つの例外設定がされている前記文書ファイルに対して、ユーザの指示に従って前記例外設定の内容に関連する適用条件を設定する設定手段と、
    前記例外設定の内容と前記設定手段によって設定された適用条件とをテンプレートとして登録する登録手段と、
    編集対象である文書ファイルに対して適用するテンプレートを前記登録手段に登録されている前記テンプレートからユーザに選択させる選択手段と、
    前記選択手段によって選択された前記テンプレートに含まれる前記適用条件をみたす単位に対して、当該テンプレートに含まれる前記例外設定の内容を適用する適用手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記文書ファイルに含まれる複数の単位に前記例外設定が設定されているかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記例外設定が設定されていると判定された単位と、前記判定手段によって前記例外設定が設定されていると判定されなかった単位とを表示手段に識別可能に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記判定手段によって前記例外設定が設定されていると判定された単位を、前記単位に設定されている前記例外設定の内容と関連付けて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記適用条件は、少なくとも前記単位の番号、用紙サイズ、用紙方向、及び前記単位のデータに含まれる文字列のうちいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記文書ファイルに含まれる複数の単位は、少なくともページ、章のうちいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記判定手段によって前記例外設定が設定されていると判定された単位に設定されている前記例外設定に関連する適用条件を抽出し、適用条件の設定を行う際の初期値としてユーザに提示することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 文書ファイルに含まれる複数の単位に少なくとも1つの例外設定がされている前記文書ファイルに対して、ユーザの指示に従って前記例外設定の内容に関連する適用条件を設定する設定ステップと、
    前記例外設定の内容と前記設定ステップで設定された適用条件とをテンプレートとして登録する登録ステップと、
    編集対象である文書ファイルに対して適用するテンプレートを前記登録ステップで登録されている前記テンプレートからユーザに選択させる選択ステップと、
    前記選択ステップで選択された前記テンプレートに含まれる前記適用条件をみたす単位に対して、当該テンプレートに含まれる前記例外設定の内容を適用する適用ステップとを有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 前記文書ファイルに含まれる複数の単位に前記例外設定が設定されているかどうかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで前記例外設定が設定されていると判定された単位と、前記判定ステップで前記例外設定が設定されていると判定されなかった単位とを表示手段に識別可能に表示する表示制御ステップとを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 前記表示制御ステップでは、前記判定ステップで前記例外設定が設定されていると判定された単位を、前記単位に設定されている前記例外設定の内容と関連付けて前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記適用条件は、少なくとも前記単位の番号、用紙サイズ、用紙方向、及び前記単位のデータに含まれる文字列のうちいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 前記文書ファイルに含まれる複数の単位は、少なくともページ、章のうちいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記設定ステップでは、前記判定ステップにおいて前記例外設定が設定されていると判定された単位に設定されている前記例外設定に関連する適用条件を抽出し、適用条件の設定を行う際の初期値としてユーザに提示することを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 請求項7乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
  14. 請求項13記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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