JP5335392B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば構造化データを描画するための技術に関するものである。
近年、表示や印刷に用いられる情報をXML等の構造化データで表現するケースが増えている。例えば、オフィス文書を表示編集可能なPC用アプリケーションは、オフィス文書のファイルフォーマットとしてXML形式を採用するケースが増えている。
また、WWW(World Wide Web)では、HTMLやSVG等の構造化文書が広く用いられている。これらの構造化データにおいては、写真等の画像データを使用する場合には、構造化データ内に画像データへのリンク情報を記述する方法が一般に用いられている。
従来、構造化データの表示や印刷を行う装置がある。このような装置では、構造化データを解析した上でレンダリングを行い、表示又は印刷に用いる描画データを作成している。また、一つの種類だけでなく様々な種類の構造化データに対応した表示装置や印刷装置もある。これらの装置において、描画時間を短縮する方法として、構造化データを解析して得られた描画結果の画像データを装置内に格納しておく方法がある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−278719号公報 特開2004−266470号公報
しかしながら、構造化データの解析処理を行う処理モジュールにおいては、構造化データの仕様が複雑であるほど処理モジュール自体のサイズは大きくなり、処理時間も必要となっていた。
また、世の中に流通している構造化データには様々な形式があるが、多くの種類の構造化データに対応するためには、処理モジュール自体のサイズがさらに大きくなるという問題があった。特に、ROMやRAMなどの記憶領域が小さい装置やCPUの処理能力が十分にない装置においては、処理時間や処理モジュールのサイズの問題は顕著であった。
そこで、本発明の目的は、データの描画処理を行うための処理時間と処理モジュールのサイズとの低減を実現することにある。
本発明の情報処理装置は、画像データを含む構造化データに、文字列データが含まれるかどうかを判定する判定手段と、前記判定手段で文字列データが含まれないと判定された場合は、前記構造化データを解析しないで、前記画像データの描画を行う第1の描画手段と、前記判定手段で文字列データが含まれると判定された場合は、前記構造化データを解析して、前記画像データの描画を行う第2の描画手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、構造化データの描画処理時間を低減することが可能となる。
以下、本発明を適用した好適な実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施形態>
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ装置の構成を示す図である。
図1において、CPU101は、システム制御部であり装置全体を制御する。ROM102は、CPU101の制御プログラムや各種固定データを格納する読取専用のメモリである。RAM103は、SRAM、DRAM等で構成された書換え可能なメモリであり、プログラム制御変数等を格納するためのものである。各種設定パラメータ、各種ワーク用バッファ等もRAM103に格納されるものである。
スキャナ部104は、印刷物等を光学的に読み取り描画データ化するものである。印刷部105は、インクジェット等の手法を用いて画像データ等を記録紙に印字するためのものである。表示部106は、LCDやLED等を用いてオペレータに表示通知するためのものである。操作部107は、ハードボタンやポインティングデバイス等で構成され、オペレータが各種入力操作を行うためのものである。
ネットワーク通信部108は、LANに接続され、印刷用データの受信等の各種通信を行うためのものである。外部記憶装置接続部109は、文書データ等を記憶可能なメモリカードを挿入可能であり、挿入されたメモリカードから各種データを読み込むためのものである。外部記憶装置接続部109には複数のメモリカードを同時に挿入可能である。110は、101〜109の各ユニットを通信可能に接続するシステムバスである。
図2は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ装置を含むシステムの概要を示した構成図である。
図2に示したとおり、コンピュータ装置201、プリンタ装置203及びスキャナ装置204はLAN202に接続されており、互いに通信が可能となっている。図2では、LAN202に接続されている装置はコンピュータ装置201、プリンタ装置203及びスキャナ装置204であるが、LAN202に他の装置が接続されてもよい。
本実施形態では、コンピュータ装置201又はスキャナ装置204からプリンタ装置203に送られるアーカイブファイルを、プリンタ装置203で印刷する場合を例に説明する。なお、プリンタ装置203は、本発明の情報処理装置の適用例となる構成である。
図3は、コンピュータ装置201又はスキャナ装置204からプリンタ装置203に送られるアーカイブファイルとして保存される文書の例を示す図である。図3に示したとおり、本実施形態では、2ページの文書を印刷する場合を例に挙げて説明する。図3の301が1ページ目であり、302が2ページ目である。なお、図3以降の図では、写真部分は便宜上塗り潰してある。
図4は、図3に示した文書の描画上の構成を示した図である。図3及び図4に示した文書は、文字列データ、画像データ及びグラフィックデータによって構成される。点線401、403、405、406、408、410、412で囲まれた部分は文字列データである。点線402、407、409で囲まれた部分は画像データである。点線404、411で囲まれた部分はグラフィックデータである。なお、上記画像データは、本発明におけるリソースデータの適用例となる構成である。
図5は、本実施形態で用いる文書の保存形式であるアーカイブファイルの構成を示す図である。図5に示したとおり、アーカイブファイルは、ヘッダ部501とコンテンツ部502で構成される。ヘッダ部501には、ファイル作成日時、作成者及びファイルサイズ等のデータを保持可能である。コンテンツ部502には、文書を構成する文字列データ、画像データ及びグラフィックデータの他、それらの描画位置、大きさ及び各種メタデータを保持可能である。プリンタ装置203は、図5に示したアーカイブファイルを解析することにより、図3に示したような文書の印刷を行うことが可能である。
図6は、図5のコンテンツ部502に含まれるデータの構成を示した図である。図6に示した例は、図4に示した文書のアーカイブファイルのデータ構成である。図6に示したとおり、コンテンツ部502はディレクトリとファイルから成るツリー構造になっている。
図6において、601は、Examples.xpsという名前のルートディレクトリであり、文書を構成する各種ファイルは全てこのディレクトリ以下のツリーに含まれる。602は、Main.xmlという名前のXMLファイルであり、この文書を構成する各種データファイルのツリー構造上の位置やこの文書のページ数等がXML形式で記述されている。また、XMLファイル602には、後述するXMLファイル604及び605へのリンク情報も含まれている。
603は、Pagesという名前のディレクトリであり、このディレクトリには各ページの描画内容を示すXMLファイルが格納される。604は、P1.xmlという名前のXMLファイルであり、この文書の1ページ目の描画内容がXML形式で記述されている。605は、P2.xmlという名前のXMLファイルであり、この文書の2ページ目の描画内容がXML形式で記述されている。604及び605に記述される描画内容には、文字列データやグラフィックデータが含まれる。また、604及び605には画像データへのリンク情報も含まれる。
図6は、図4に示した文書の構成の例示であるので、XMLファイル604には、文字列データ401、403、405とグラフィックデータ404が含まれ、画像データ402へのリンク情報が含まれる。同様に、XMLファイル605には、文字列データ406、408、410、412とグラフィックデータ411が含まれ、画像データ407、409へのリンク情報が含まれる。
また、XMLファイル604及び605には、文字列データを描画する際のフォントの種類、フォントサイズ、フォントファイルへのリンク情報、各データの描画位置等の情報も含まれる。XMLファイル604及び605に含まれるグラフィックデータは、ベクトル形式で記述されたデータである。
606は、Resourcesという名前のディレクトリであり、文書の描画に必要な画像データやフォントデータが格納される。607は、Imagesという名前のディレクトリであり、文書の描画に必要な画像データが格納される。608は、Image1.jpgという名前の画像ファイルであり、図4の402の画像データに相当するものである。609及び610は、それぞれImage2.jpg、Image3.jpgという名前の画像ファイルであり、それぞれ図4の407、409に相当するものである。XMLファイル604には画像ファイル608へのリンク情報が記述されており、XMLファイル605には画像ファイル609及び610へのリンク情報が記述されている。
611は、NewFont.ttfという名前のフォントファイルであり、XMLファイル604及び605に格納された文字列データを描画する際に用いられるフォントのグリフ情報が含まれている。XMLファイル604及び605には、フォントファイル611へのリンク情報が記述されている。ここで用いられるフォントはアウトラインフォントである。
612は、DocPropsという名前のディレクトリであり、各種メタデータやこの文書のサムネイル画像が格納される。613は、Core.xmlという名前のXMLファイルであり、この文書の著作日時、編集日時、著作者等の各種メタデータが格納される。614は、Thumbnail.jpgという名前の画像ファイルであり、この文書の1ページ目の描画結果を縮小したサムネイル画像である。
本実施形態では、図6に示した構成のファイル群をコンテンツ部502に含むアーカイブファイルをコンピュータ装置201やスキャナ装置204が作成し、そのアーカイブファイルがプリンタ装置203に送信される。なお、図6に示した構成は一例に過ぎず、文書のページ数の増減に応じてディレクトリ603に含まれるXMLファイルは増減する。或いは、文書内にある画像データの個数の増減に応じてディレクトリ607に含まれる画像ファイルは増減する。また、文書が必要とするフォントの種類の増減に応じて、ディレクトリ606に含まれるフォントファイルも増減する。
図7は、図6に示した構成をコンテンツ部502に持つアーカイブファイルを、比較例のプリンタ装置が印刷する際の処理の流れを示すフローチャートである。
図7において、比較例のプリンタ装置では、先ずアーカイブファイルのコンテンツ部502からXMLファイルMain.xml602を取得し、解析を行う(S701)。Main.xml602には、各ページの描画情報を記述したXMLファイルへのリンク情報が記述されている。従って、プリンタ装置は、それらのXMLファイル(P1.xml604及びP2.xml605)をコンテンツ部502から取得し、解析する(S702)。
XMLファイルP1.xml604及びP2.xml605には、画像ファイルやフォントファイルへのリンク情報が記述されている。従って、プリンタ装置は、必要に応じて画像ファイル(Image1.jpg608、Image2.jpg609、Image3.jpg610)及びフォントファイル(NewFont.ttf611)をコンテンツ部502から取得し、解析する(S703)。
続いて、プリンタ装置は、S701〜S703の処理で得られた解析結果から印刷用データを作成する(S704)。次に、プリンタ装置は、その印刷用データを印刷する(S705)。
図7に示したように、一般に、複数のXMLファイルと画像ファイル等から構成される文書形式においては、先頭のXMLファイルから順次処理を行う必要がある。通常、プリンタ装置ではページ単位又はバンド単位で印刷処理を行うため、S702〜S705の処理を繰り返すことになるが、図7では説明を容易にするため一回の流れで全ページの印刷用データを作成できるようなフローチャートにしている。
図8は、図3に示した文書の描画上の構成を示した図である。図8の構成は、図4に示した構成とは異なるものである。図8の点線801及び802で囲まれた領域は、画像データである。図8では、点線801及び802で囲まれた領域は、用紙サイズより一回り小さくなっているが、用紙サイズとまったく同一な大きさでも良い。
図3に示した文書には、文字列データやグラフィックデータ等が含まれているため、再編集等を行うためには図4に示した構成が適切である。しかし、図3と同等の印刷結果を得るためには、必ずしも図4の構成である必要はない。図8に示したように、各ページに用紙サイズと同じ画像データがあれば、図3と同等の印刷結果を得ることが可能である。
図9は、図8の構成を持つ文書のアーカイブファイルのコンテンツ部502に含まれるデータの構成を示した図である。
図9において、901〜909はそれぞれ、図6の601〜609と同様のファイル又はディレクトリである。また、910〜912は612〜614と同様のファイル又はディレクトリである。但し、図9に示した構成図は、図6に示した構成と異なり、Imagesディレクトリ907に含まれる画像ファイルは2つである。これは、図8及び図9に示した構成の場合、画像ファイルは各ページに一つずつであるためである。また、図6と異なり、図9のResourcesディレクトリ906にフォントファイルは含まれない。これは、図8及び図9に示した構成の場合、文字部分も画像データとして表現しているため文字列データが含まれず、フォントデータが不要なためである。
図8及び図9に示した構成で文書のアーカイブファイルを作成した場合、構成が簡単になるため、後述するように上記比較例に比べて印刷データの作成処理を高速に行うことが可能となる。以下、図6の構成に対して、図9の構成の形式を「簡易型文書形式」と称する。
図10は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ装置203がアーカイブファイルの印刷を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。
図10において、先ずプリンタ装置203は、アーカイブファイルのヘッダ部501を読み取り、アーカイブファイル情報を取得する(S1001)。
アーカイブファイル情報には、コンテンツ部502の構成が簡易型文書形式か否かの情報が含まれており、プリンタ装置203はその情報からアーカイブファイルの文書形式を判断する(S1002)。なお、S1002は、本発明の判定手段の処理例である。
S1002においてアーカイブファイルが簡易型文書形式であると判断されれば、プリンタ装置203は、XMLファイルの解析は行わずに、Imagesディレクトリ907にある画像ファイルを取得し、印刷用データを作成する(S1003)。一方、S1002においてアーカイブファイルが簡易型文書形式ではないと判断されれば、プリンタ装置は、XMLファイルMain.xml902から順に解析し、印刷用データを作成する(S1004)。なお、S1004の処理は、図7のS701〜S704と同じである。なお、S1003、S1004にて印刷用データを作成する処理は、本発明の描画手段の処理例である。また、S1004にて構造化データを解析する処理は、本発明の解析手段の処理例である。
続いて、プリンタ装置203は、S1003又はS1004の処理により作成された印刷用データを印刷する(S1005)。
以上の図10に示した処理を行うことによって、簡易型文書形式のアーカイブファイルを印刷する際にはXMLデータの処理が不要となる。従って、画像データの処理がXMLデータの処理よりも高速なプリンタ装置においては、印刷を高速に行うことが可能となる。
図10では、S1002においてアーカイブファイルが簡易型文書形式ではないと判断されれば、XMLファイルMain.xml902から順次解析して印刷用データを作成する流れになっているが、S1002においてアーカイブファイルが簡易型文書形式ではないと判断されれば印刷を行わない、というようにしてもよい。このような場合、印刷可能な文書の種類は制限されるが、XML処理が一切不要となるため、プログラムサイズを小さくすることが可能となる。その結果、ROM102やRAM103の容量を小さくすることが可能となり、プリンタ装置のコストを削減できるというメリットもある。
図10では、アーカイブファイル情報に簡易型文書形式か否かの情報が含まれている場合を例に説明したが、アーカイブファイル情報に含まれる作成元情報をもとに、簡易型文書形式か否かを判断してもよい。すなわち、コンピュータ装置201で作成されたアーカイブファイルは簡易型文書形式ではなく、スキャナ装置204で作成されたアーカイブファイルは簡易型文書形式である、というように判断してもよい。この場合、プリンタ装置203は、接続されている機器の能力に関する情報を持っている必要がある。
また、アーカイブファイル情報に簡易型文書形式か否かの情報が含まれているのではなく、通信プロトコルによってアーカイブファイルの送信元から得られた情報をもとに、簡易型文書形式か否かの判断を行っても良い。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態においては、前述の第1の実施形態と同様、プリンタ装置を挙げて説明する。なお、本発明の第2の実施形態におけるプリンタ構成、システム構成及びアーカイブファイルの構成はそれぞれ、図1、図2及び図5に示す第1の実施形態の構成と同様である。
図11は、本実施形態において使用する図3に示す文書の描画上の構成を示す図である。図11の構成は、図4又は図8に示す構成とは異なるものである。図11の点線1101及び1102で囲まれた領域は、画像データである。図8に示した構成と同様、文字列データやグラフィックデータがなく、画像データのみになっている。しかし、図8に示した構成とは、画像データの大きさと個数が異なる。このような構成にすることにより、画像データの合計サイズを削減することが可能になる。また、図11の点線1103で囲まれた領域も画像データであり、図8の点線802で囲まれた領域よりも狭い画像データである。コンピュータ装置201やスキャナ装置204は、アーカイブファイルを作成する際に、自動的に余白領域を検出し、最適な画像サイズと画像データ数を決定する。
図12は、図11の構成を持つ文書のアーカイブファイルのコンテンツ部502に含まれるデータの構成を示した図である。図12において、1201〜1209はそれぞれ、図9の901〜909と同様のファイル又はディレクトリである。また、1211〜1213は910〜912と同様のファイル又はディレクトリである。但し、図12に示した構成図は、図9に示した構成と異なり、Imagesディレクトリ1207に含まれる画像ファイルは、1208〜1210の3つである。以下、図11及び図12に示した構成を持つアーカイブファイルの形式を「第二の簡易型文書形式」と称する。
図示していないが、図12に示したファイルのうちCore.xml1212には、Imagesディレクトリ1207にある各画像ファイルが配置されるページ番号と、各画像ファイルの描画位置情報とが格納されている。
図13は、本発明の第2の実施形態に係るプリンタ装置203がアーカイブファイルの印刷を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。
図13において、先ずプリンタ装置203は、アーカイブファイルのヘッダ部501を読み取り、アーカイブファイル情報を取得する(S1301)。アーカイブファイル情報には、コンテンツ部502の構成が第二の簡易型文書形式か否かの情報が含まれており、プリンタ装置203はその情報からアーカイブファイルの文書形式を判断する(S1302)。
S1302においてアーカイブファイルが第二の簡易型文書形式であると判断されれば、プリンタ装置203はXMLファイルCore.xml1212を読み込んで解析する。そして、プリンタ装置203は、アーカイブファイルに含まれる各画像ファイルが配置されるページ番号情報と各画像ファイルの描画位置情報とを取得する(S1303)。
続いて、プリンタ装置203は、Imageディレクトリ1207にある各画像ファイルを取得し、S1303で取得した情報に基づいて印刷用データを作成する(S1304)。
一方、S1302において、アーカイブファイルが第二の簡易型文書形式ではないと判断されれば、プリンタ装置は、XMLファイルMain.xml1202から順に解析し、印刷用データを作成する(S1305)。S1305の処理は、図7のS701〜S704と同じである。
そして、プリンタ装置203は、S1304又はS1305の処理により作成された印刷用データを印刷する(S1005)。
本実施形態では、各画像ファイルが配置されるページ番号情報と各画像ファイルの描画位置情報がXMLファイルCore.xml1212に記述されている。但し、これらの情報はXMLファイルに記述されているのではなく、アーカイブファイルのヘッダ部501や、各画像ファイルのヘッダ部(不図示)に記述されていてもよい。また、各画像ファイルのファイル名の文字列にこれらの情報を含めてもよい。
これらの実施形態では、プリンタ装置による印刷を例に説明したが、本発明はプリンタ装置に限らず、テレビや画像ビューア等のディスプレイ装置や描画手段を有するコンピュータ装置で文書データを表示する場合にも適用可能である。また、上述した実施形態では、印刷用のアーカイブファイルがコンピュータ装置201又はスキャナ装置204からプリンタ装置203に送信される場合を例に説明した。その他に、外部記憶装置接続部109にアーカイブファイルを含むメモリカードが挿入され、メモリカード内にあるアーカイブファイルの印刷や表示を行う場合にも適用可能である。さらに、これらの実施形態では、リソースデータとしてJPEG形式の画像データを例に説明したが、リソースデータはJPEG形式に限らず、PNG形式やビットマップ形式等でも良いし、SVG等のベクトル形式のグラフィックデータでもよい。
上述した実施形態においては、構造化データが画像データで構成される形式である場合、当該画像データの描画を行うように構成している。従って、構造化データの描画処理を行うための処理時間と処理モジュールのサイズとの低減を実現することが可能となる。よって、ROMやRAM等の記憶領域が小さい装置やCPUの処理能力が十分にない装置においても、構造化データの表示や印刷を行うことが可能となる。
上述した本発明の実施形態を構成する各手段及び各ステップは、コンピュータのRAMやROM等に記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記録媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システム又は装置に直接、又は遠隔から供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。更に、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
更に、その他の方法として、まず記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係るプリンタ装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリンタ装置を含むシステムの概要を示した構成図である。 コンピュータ装置又はスキャナ装置からプリンタ装置に送られる文書の例を示す図である。 図3に示した文書の描画上の構成を示した図である。 本発明の実施形態で用いる文書の保存形式であるアーカイブファイルの構成を示す図である。 図5のコンテンツ部に含まれるデータの構成を示した図である。 図6に示した構成をコンテンツ部に持つアーカイブファイルを、比較例のプリンタ装置が印刷する際の処理の流れを示すフローチャートである。 図3に示した文書の描画上の構成を示した図である。 図8の構成を持つ文書のアーカイブファイルのコンテンツ部に含まれるデータの構成を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係るプリンタ装置がアーカイブファイルの印刷を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において使用する図3に示す文書の描画上の構成を示す図である。 図11の構成を持つ文書のアーカイブファイルのコンテンツ部に含まれるデータの構成を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係るプリンタ装置がアーカイブファイルの印刷を行う際の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 スキャナ部
105 印刷部
106 表示部
107 操作部
108 ネットワーク通信部
109 外部記憶装置接続部
110 システムバス
201 コンピュータ装置
202 LAN
203 プリンタ装置
204 スキャナ装置

Claims (7)

  1. 画像データを含む構造化データに、文字列データが含まれるかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段で文字列データが含まれないと判定された場合は、前記構造化データを解析しないで、前記画像データの描画を行う第1の描画手段と、
    前記判定手段で文字列データが含まれると判定された場合は、前記構造化データを解析して、前記画像データの描画を行う第2の描画手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記構造化データは、さらに、フォントデータを含み、
    前記第2の描画手段は、前記構造化データを解析し、解析して得られたフォントデータを用いて、前記画像データの描画を行うこと特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記構造化データは、さらに、前記構造化データに文字列データが含まれるかどうかを示す情報を含み、
    前記判定手段は、前記情報を用いて、前記画像データを含む構造化データに、文字列データが含まれるかどうかを判定すること特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 画像データを含む構造化データに、文字列データが含まれるかどうかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップで文字列データが含まれないと判定された場合は、前記構造化データを解析しないで、前記画像データの描画を行う第1の描画ステップと、
    前記判定ステップで文字列データが含まれると判定された場合は、前記構造化データを解析して、前記画像データの描画を行う第2の描画ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  5. 前記構造化データは、さらに、フォントデータを含み、
    前記第2の描画ステップは、前記構造化データを解析し、解析して得られたフォントデータを用いて、前記画像データの描画を行うこと特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記構造化データは、さらに、前記構造化データに文字列データが含まれるかどうかを示す情報を含み、
    前記判定ステップは、前記情報を用いて、前記画像データを含む構造化データに、文字列データが含まれるかどうかを判定すること特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理方法。
  7. コンピュータを、請求項1乃至3の何れか1項に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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