JP5184775B2 - 光加工装置 - Google Patents

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Description

この発明は、樹脂製の鏡筒と樹脂製のレンズを光溶接する光加工装置に関する。
光エネルギを利用する加工(光加工)を行う光加工装置は従来から種々のものが知られている。これらのうちで、レーザ光源からの光を光ファイバにより導光し、光ファイバの射出端から射出するレーザ光を、集光光学系と2枚のウェッジプリズムとにより2光路に分割して各々を光スポットとして加工部に集光し、2枚のウェッジプリズムを「あおり機構」により光束光軸に対して傾かせ、この傾きである「あおり角」の調整により「2つの光スポットの間隔」を調整するものが特許文献1に記載されている。
このようにすることにより、被加工物の2点で同時に光加工することができ、加工する2点の間隔を調整することが可能であるところから被加工物の種類に対する自由度が大きい。しかしながら、特許文献1記載の光加工装置では「あおり機構」が複雑になり易く、また、同時に光加工できるのは2点に限られてしまう。
特許第3317290号公報
この発明は、被加工面上にリング状に集光させたレーザ光の、集光部のリングの大きさを調整可能にできる新規な光加工装置の実現を課題とする。
この発明の光加工装置は「微小な光放射部から発散性のレーザ光束を放射し、集光光学系により、所望の被加工面上にリング状に集光させて、樹脂製の鏡筒と樹脂製のレンズを光溶接する光加工装置」であって、以下の特徴を有する。
即ち、集光光学系が、第1及び第2のコリメートレンズと、光束変換光学素子と、透明な平行平板と、押さえ手段とを有する。
「第1のコリメートレンズ」は、微小な光放射部からの発散性のレーザ光束を、実質的な平行光束とし得るように配置される。
「第2のコリメートレンズ」は、第1のコリメートレンズと同軸で、第1のコリメートレンズを透過した光束を集光させる。
「光束変換光学素子」は、第1のコリメートレンズと「微小な光放射部」との間に配置されて、光放射部からの発散性のレーザ光束を「第1、第2のコリメートレンズの光軸を囲繞する光束」とするものである。
「透明な平行平板」は、微小な光放射部と光束変換光学素子との間に配置され、光軸を含み互いに直交する3軸のうちの2軸の回りに揺動可能に設けられる。
「押さえ手段」は、光溶着を行なうに際して、樹脂製の鏡筒に対して樹脂製のレンズを押圧して固定するとともに、溶着光としての集束光束を溶着部へ向けて導光する導光機能を有する。
さらに、光束変換光学素子は「120度〜240度の範囲の頂角を有する円錐面」もしくは「光軸対称で、光軸を含む断面形状が曲線をなす面を、物体側および/または像側に有する透明体」である。
また、光束変換光学素子および第2のコリメートレンズのうち少なくとも一方が、第1のコリメートレンズに対して、光軸の方向に変位可能である。
そして、平行平板の態位の揺動調整により「リング状の集光部における光エネルギの不均一が調整可能」である。
付言すると、上記の如く、微小な光放射部と第1のコリメートレンズとの間に、光束変換光学素子が配置される。第1のコリメートレンズが「微小な光放射部からの発散性のレーザ光束を、実質的な平行光束とし得るように配置」されるとは、光放射部と第1のコリメートレンズとの間に光束変換光学素子が無い場合には「光放射部からの発散光束を、光軸に実質的に平行な平行光束となし得る」ことを意味する。
従って、第1のコリメートレンズは、微小な光放射部との位置関係においては「微小な光放射部が、物体側焦点となる光学位置(光束変換光学素子の介在を考慮した焦点位置)に位置する」ように配置される。
微小な光放射部からの発散性のレーザ光束は、光束変換光学素子により「第1、第2のコリメートレンズの光軸を囲繞する光束」に変換される。
「第1、第2のコリメートレンズの光軸を囲繞する光束」は、光軸に直交する断面上の光束断面形状が「円形状あるいは円形のリング状」であり、光束の外周面あるいは内周面が、円錐面をなすようにして、光束変換光学素子の物体側もしくは像側で、光軸に交わるように進行する光束である。このような光束は、第2のコリメートレンズの作用により、結像面上に「円形状のリング状」に集光する。
なお、第1、第2のコリメータレンズは球面レンズでもよいが、一方または両方の面が非球面形状であるレンズであることが好ましい。
上記「結像面」は、光加工が行われるときには、被加工面もしくはその近傍に合致させられる。結像面を被加工面に合致させれば、非加工面上にエネルギ密度の高い「リング状の像」を結像させることができる。また、被加工面と結像面とを意図的にずらして、被加工面を結像面の近傍に設定すれば、上記リング状の像はデフォーカスによりぼやけ、非加工面におけるエネルギの集中の度合いを調整できる。
請求項1記載の光加工装置は、微小な光放射部が導光路の端部で、レーザ光源から上記導光路により導光した加工用光を上記端部から放射するものであることができる(請求項2)。この場合、微小な光放射部はLDの発光部であることができる(請求項3)。請求項1〜3の任意の1に記載の光加工装置は「微小な光放射部が、コリメートレンズの光軸方向および/または光軸直交方向に位置調整可能」であることができる(請求項4)。
光束変換光学素子を、光放射部と第1のコリメートレンズ(これらの間隔は固定的である。)との間で光軸の方向へ変位させると、上記結像面上で「リング状の像の大きさ」を変化させることができる。
また、第1、第2のコリメートレンズの間隔を変化させると、結像面に入射する集光光束の「照射角の大きさ」を調整することができる。「照射角」については後述する。
光束変換光学素子は、上記の如く「120度〜240度の範囲の頂角を有する円錐面を、物体側および/または像側に有する透明体」または「コリメートレンズの光軸に関して軸対称で、光軸を含む断面形状が曲線をなす面を、物体側および/または像側に有する透明体」であり、このような光束変換光学素子により変換された光束は、前述した「光軸に直交する断面上の光束断面形状が「円形状」または「円形リング状」であり、レーザ光束の外周面もしくは内周面が、円錐面をなすようにして、光束変換光学素子の物体側もしくは像側で、光軸に交わるように進行する光束」である。
光束変換光学素子は「樹脂又はガラスを材料とする一体構造」である。
光束変換光学素子は「光軸の回わりの回転変位および/または光軸に直交する方向への直交変位」が可能であることが好ましい。
請求項2における「導光路」としては、光ファイバを好適に用いることができるが、それ以外にもインテグレータや導波管、導波路などを用いることができ、これらの導光路の微小な射出端を光放射部とすることができる。
以上に説明したように、この発明による光加工装置は、この発明の集光光学系を用いることにより、光加工するためのリング状の集光部の大きさを調整可能であり、集光光束の「照射角の大きさ」の調整も可能にできる。
以下、発明の実施の形態を説明する。
先ず、図1を参照して、基本的な概念や用語を説明する。
図1(a)において、符号LD1、LD2、・・LDNは複数個(N個)の半導体レーザを示す。これら複数個の半導体レーザLD1〜LDNからのレーザ光は、ビーム合成手段100に入射し、ビーム合成手段100により合成されてカップリング光CPとなって、単一の光ファイバFの入射端FIにカップリングし、光ファイバF内を伝搬して光ファイバFの射出端FOから射出する。
具体的には、半導体レーザLD1〜LDNとしては、波長:970nm帯で高出力の半導体レーザを用いることができ、光ファイバFとしては、コア径:φ100μmでNA:0.22の石英系マルチモードファイバを用いることができる。
また、独立したN個の半導体レーザLD1〜LDNに代えて、半導体レーザアレイ(例えば、上記波長:970nm帯の高出力の発光部がアレイ配列したもの)を好適に用いることができる。
この例では、光ファイバFが「導光路」であり、光ファイバFの射出端FOが「微小な光放射部」である。
図1において、符号CL1は第1のコリメートレンズ、符号CL2は第2のコリメートレンズ、符号FTは光束変換光学素子、符号IPは結像面を示す。結像面IPは光加工時には、被加工面に合致する位置もしくは近傍の位置に設定される。
第1、第2のコリメートレンズCL1、CL2は、図1においてはそれぞれ単レンズとして描かれているが、これに限らず、2枚以上のレンズで構成しても良い。また、第1、第2のコリメートレンズCL1、CL2は同一のもの(同一の焦点距離を有するもの。)であっても良いし「焦点距離の異なるもの」であってもよい。また、これらコリメートレンズCL1、CL2のレンズ面は球面でもよいが、一方または両方の面が非球面形状であるレンズであることが好ましい。
光束変換光学素子FTは後述するような形態が可能であるが、ここでは、説明の簡単のため、この発明で用いるものとは異なるが、図2に示すようなものを想定する。
図2に示す光束変換光学素子FTは、入射側の面(図2において下方の面)が平面であり、射出側の面(図2で上方の面)は、光軸に対して対称的に傾いた2つの平面PL1、PL2を「屋根型に組合せた形状」となっている。
図1(a)に示すように、光ファイバFの微小な光放射部(射出端面)FOは、光束変換光学素子FTを介して、第1のコリメートレンズCL1の物体側焦点位置に位置し、光放射部FOから放射される発散性の光束は、まず、光束変換光学素子FTに入射し、同素子の作用により、コリメートレンズCL1、CL2の光軸に交わる2光束に変換されて第1のコリメートレンズCL1に入射し、同コリメートレンズCL1の作用により「互いに光軸に近づくような2つの平行光束」となる。
これら2つの平行光束は第2のコリメートレンズCL2により2本の集光光束に変換され、結像面IP上の2点P1、P2に点状に集光する。即ち、集光点P1、P2には、光放射部の2つの像が点状に結像する。これら2つの集光点P1、P2の間隔を図の如く、集光点間隔:DPとする。また、図1(a)に符号βで示すのは第2のコリメートレンズCL2により集光する「2光束の照射角」を表している。
変位手段300は、この例において、光束変換光学素子FTと第2のコリメートレンズCL2とを、第1のコリメートレンズCL1に対して、光軸方向に変位させる機能を有している。変位手段300としては、ズームレンズ等においてレンズ群を変位させる機構として従来から知られているものを適宜に用いることができる。
変位手段300は手動によるものでも電動によるものでもよく、図示されないマイクロコンピュータ等の制御手段により「変位をプログラム制御する」ように構成することもできることは言うまでもない。また、変位手段300による光束変換光学素子FTの変位と、第2のコリメートレンズCL2の変位とは独立に行われる。
なお、変位手段300のうちの少なくとも駆動機構と、第1、第2のコリメートレンズCL1、CL2、光束変換光学素子FTとは、適宜のケーシング内に収納されることは言うまでもない。
図1(b)は、図1(a)の状態において、光束変換光学素子FTを光軸方向において光放射部FOに近づくように変位させた状態を示している。このように光束変換光学素子FTを第1のコリメートレンズCL1から遠ざけると、2つの集光点P1、P2の集光点間隔:DPが、図1(a)の状態に対して小さくなる。即ち、第1のコリメートレンズCL1と光束変換光学素子FTとの間隔を調整することにより、集光点間隔:DPを調整することができる。
図1(c)は、図1(a)の状態において、第2のコリメートレンズCL2を第1のコリメートレンズCL1に近づけるように変位させた状態(これに伴い、結像面IPも第1のコリメートレンズ側へ移動している。)を示している。
このように第2のコリメートレンズCL2を第1のコリメートレンズCL1に近づけると、図1(c)に示すように、集光点間隔:DPは、図1(a)の場合と同じであるが、
第2のコリメートレンズCL2により集光する「2光束の照射角:β」は、図1(a)の場合よりも小さくなっている。図1(c)において、照射角は小さいため、符号:βは図示されていない。照射角:βは第2のコリメートレンズCL2の作用で集光する光束の、光束外周部が光軸に対してなす角である。
即ち、第1、第2のコリメートレンズCL1、CL2の間隔を調整することにより、集光する照射角:βを調整することができる。
従って、光束変換光学素子FTおよび/または第2のコリメートレンズCL2の変位を独立に組合せることにより、集光点間隔:DPおよび/または照射角:βの大きさを任意に調整することができる。
勿論、光束変換光学素子FTのみ、または第2のコリメートレンズCL2のみを変位可能とし、集光点間隔:DPまたは照射角:βのみを調整する事もできる。
図1に示す光加工装置による光加工として「溶着」の場合を想定し、具体例として、図3に示すようなレンズLNを鏡筒400に光溶着する場合を説明する。
レンズLNは樹脂レンズであって、図3(a)に示すように鏡筒400の「受け部」に落とし込まれ、レンズ周辺の平面状部分と鏡筒400の受け部の底面部とが密接して溶着面(図1における結像面IP)401となる。
図3(b)は、図3(a)の状態をレンズLNの光軸方向から見た状態であり、最内部の「破線の円」はレンズ面LN1の輪郭、その外側の円はレンズ面LN2の輪郭であり、符号401は溶着面である。
図3(b)における符号P11〜P14は「溶着部(溶着スポット)」を示している。即ち、レンズLNは4つの溶着部P11〜P14において鏡筒400に光溶着される。レンズLNは勿論、レーザ光波長の光を透過させるが、鏡筒400は「レーザ光を吸収する樹脂」で構成されている。このような「加工用のレーザ光を吸収する樹脂」は、黒色等の有色樹脂や「黒色等に着色された樹脂」であることができるが、加工用のレーザ光を吸収しやすい色の塗料を「レーザ光の波長の光を透過させる樹脂の表面に塗布した構成」としてもよい。
溶着用光を溶着部に集光すると、集光したレーザ光の光エネルギが鏡筒400の溶着部に吸収され、鏡筒400を局部的に発熱させて溶解させる。発熱した熱はまた、樹脂製のレンズLNも溶解させ、溶解した鏡筒部分とレンズ部分とが相融して、相互に強固に溶着する。
図1の光加工装置では、点状の集光点は2個(P1、P2)であるから、図1の光加工装置で、上記溶着ポイントP11〜P14を溶着するのであれば、2つの集光点P1、P2の集光点間隔:DPが、溶着点P11、P12の間隔に等しくなるように、光束変換光学素子FTの位置を調整して、図4(a)に示すように「図3の2つの溶着点P11、P12」に光を集光させて溶着を行い、その後、鏡筒400と光加工装置の位置関係を、光軸の回りに相対的に90度回転させ、2つの集光点が「図3の溶着点P13、P14」に合致するようにして溶着を行えば良い。
4つの溶着点P11〜P14を順次に溶着する場合だと4回の溶着工程を必要とするが、2点ずつの溶着を行うことにより2回の溶着工程ですみ、溶着の作業効率が向上する。
図4(b)は、レンズLNを溶着される鏡筒400Aの「筒長が大きい場合」の溶着状態を示している。図4(b)のように、レンズLNが鏡筒400Aの「深い部分」に溶着される場合、図4(a)のような溶着状態であると、第2のコリメートレンズCL2により集光する2光束の照射角が大きいため、集光光束の一部が鏡筒400Aに「蹴られ」てしまい、溶着ポイントに有効に光エネルギを集中させることができない。
このような場合、図4(b)に示すように、第2のコリメートレンズCL2を第1のコリメートレンズCL1に近づけることにより、図1(c)に即して説明したように、収束点間隔:DPを保ったまま、照射角を小さくして、鏡筒による光束の「蹴られ」をなくすことによりレンズLNを鏡筒400Aに良好に溶着することができる。
以下、光束変換光学素子を説明する。
図5(a)に示す光束変換光学素子FT7は、光軸方向の片側に円錐面が形成された形状である。容易に理解されるように、このような光束変換光学素子FT7を用いれば、集光光学系の結像面に集光するパターンは、図5(b)に示すような「円形のリング状」のパターンPTである。この場合、図1に即して説明した「集光点間隔:DP」は、パターンPTの直径である。
光束変換光学素子FT7の円錐面形状は、図5(c)に示すように、光軸からの距離:rの位置における光軸方向のサグ量:h、傾斜をαとして、
h=α×r ただし r=√(X+Y) (1)
(X、Yは光軸に直交する平面の、光軸を原点とする2次元直交座標)
で表すことができる。傾斜:αは、傾斜角をθとして「α=tanθ」である。リング状に形成され集光部における収差を抑えるために、円錐断面の頂角(180−2θ)は120度〜240度の範囲が好ましい。
光束変換光学素子FT7のように「円錐面を持った光束変換光学素子」材は、樹脂やガラス等による「所定の波長(光加工に用いられる波長領域の光)が透過する透明体」であり、成形、研磨、切削等で作製することができる。
図5(c)のような円錐面は「直線状の円錐断面」を有し上記の式(1)で表されるが、傾斜:αによっては、リング状の集光部で収差が発生して「リングが太く」なる場合がある。集光部でリングを「よりきれいに細く(即ち光エネルギの集中を高めて)形成」するには、図5(d)に断面形状を示す光束変換光学素子FT8のように、光軸対称で、光軸を含む断面形状が曲線をなす面を、物体側および/または像側に有する透明体で構成し、その曲面形状の調整により収差を補正することができる。
このような曲面形状は、図5(d)のr、hを用いて、周知の非球面式:
h=(r/R)/[1+√{1−(1+k)(r/R)
+A・r+A・r+・・A・r・・ (2)
で現されるような断面形状において、曲率半径:R、コーニック定数:k、非球面係数:Anを調整することにより実現できる。
上に説明したような光束変換光学素子FT7、FT8においては、機械的な誤差等により、光束の変換が均等に行われず、リング状の集光部に光エネルギが均等に割り振られないことがあり得る。
また、図1に即して説明した光加工装置において、上に説明した光束変換光学素子を用いる場合、微小な光放射部である光ファイバの射出端FOから射出する光束の光軸が、光ファイバの取付け誤差や射出端面の傾きのため、光束変換光学素子の光軸と一致しない場合がある。このような光軸の不一致があると、光束変換光学素子により変換された光束に光エネルギが均等に配分されず、リング状の集光部で光エネルギが均一にならないなどの問題が生じる。
この問題は、光軸をZ方向としたとき、光ファイバの射出端または光束変換光学素子をXY平面上で変位調整することにより有効に軽減させることができる。光ファイバの射出端は光軸方向へ調整可能とすることもでき、この調整により、第1のコリメートレンズとの位置関係を良好に設定できる。
しかしながら、上記変位調整に高い精度を必要とする場合、高精度の変位調整を実現するのに「高分解能のステージ」等が必要になり、光学ユニットが高価になる。
この発明の光加工装置では、上記リング状の集光部の「光量ムラ」を調整するため、図6(a)、(b)に示すように、光ファイバの射出端FOと光束変換光学素子FT7やFT8との間に透明な平行平板900を設け、これを「光軸を含み互いに直交する3軸のうちの2軸の回りに揺動可能」とし、平行平板900の揺動により光束変換光学素子FT7、FT8への入射光束の光軸を、光軸に直交する方向へ2次元的に調整する。
図6(a)は、平行平板900を、光軸の周りと「図面に直交する軸の回り」とに揺動可能とする場合であり、同図(b)は、平行平板900を、図面に直交する軸の回りと、図面内にあってこの軸と光軸とに直交する軸の回りとに揺動可能とする場合である。
上に説明した光束変換光学素子や光ファイバの射出端FOの「光軸直交方向への変位や回転変位」や、平行平板900の揺動は、変位手段300により行うように構成できる。
また、集光位置からデフォーカスした際に「集光光束の所望の強度分布」を得るため、光束変換光学素子の光軸上の前または後に「変換された光束に対応する遮光フィルタやNDフィルタ、拡散板」などを配置することにより、分割光束の強度分布を調整し、所望の強度分布を持った強度分布を被加工面上に実現できる。
たとえば、図7に示すような「光束変換光学素子の光軸に中心を合致させた同心円状の減光フィルタ」により、透過する光束の中央部分の光束を減光し、結像面からデフォーカスした位置で「光束変換光学素子の中央部を通る光束の光量が抑えられた強度分布」を実現できる。
図8を参照して、光加工装置の実施の1形態を説明する。
図8(a)、(b)に示す光加工装置は、集光光学系として、図6に示した構成のものを用いている。また、光束変換光学素子FT7は、図5に即して説明した円錐面を光入射側に有するものである。符号CL1およびCL2は第1および第2のコリメートレンズ、符号900は透明な平行平板を示す。光束変換光学素子FT7、第1および第2のコリメートレンズCL1、CL2は、第1のケーシングC1内に配設されており、第2のコリメートレンズCL2、光束変換光学素子FT7、平行平板900は、図示されない変位手段により上記各種の変位を行い得るようになっている。
第1のケーシングC1の図における上部には、光ファイバFがホルダHLに保持され、その射出端FOが集光光学系の光軸上で、第1のコリメートレンズCL1の焦点位置(光束変換光学素子FT7と平行平板900を介した光学的な焦点位置)に位置するようにしてケーシングC1に一体化されている。
図8(a)において、ケーシングC1の図における下部側には、第2のケーシングC2がケーシングC1と別体で接続され、ケーシングC2の光束射出側端部には、光加工対象物500に適した押さえ手段600が設けられている。
この光加工装置が行う光加工は「溶着」であり、光加工対象物500は、図3に示したタイプのものであり、樹脂製の鏡筒に樹脂製のレンズが保持されており、保持されたレンズLNが鏡筒HLに溶着される。溶着の態様は図4に即して説明した如くであり、溶着面が被加工面である。
この実施の形態では、円錐面を有する光束変換光学素子FT7が用いられるため、集光部形状はリング状であり、図3に即して言えば、溶着面401において、レンズLNと鏡筒400がリング状に溶着される。
光による溶着が行われるときには、図8(a)の状態から、ケーシングC1がケーシングC2と一体となって図の下方であるZ方向へ降下され、同図(b)に示すような溶着態勢になる。
押さえ手段600は、溶着光に対して透明な材料により、図8(c)に示すような断面形状をしており、下方の部分601は中空シリンダ状で内壁はテーパを付けられており、下端部602はリング状に形成され、この下端部602が図8(b)に示すように、一方の樹脂構成物であるレンズLNを他方の樹脂構成物である鏡筒HLに対して押圧する。これによりレンズLNは鏡筒HLに対し、溶着態位で固定される。
押さえ手段600は、図8(b)に示すように、溶着が行われるときには第2のコリメートレンズCL2から射出する溶着用の集光光束(光軸に直交する面内での光束断面形状が円形状である。)を溶着部へ向けて導光する導光手段の機能をも有する。
具体的に説明すると、図8に図示されない光源側は、波長:970nm帯の高出力LDアレイからの光が合成されて、コア径:φ=100μmでNA:0.22の「石英系でマルチモード」の光ファイバFへ入射され、この光ファイバFの射出端FOから溶着用の光として射出する。
第1および第2のコリメートレンズCL1およびCL2は同一種のレンズで、焦点距離:f=37.35mm、有効径:φ=18mmの「ガラスモールドで成形された非球面の単レンズ」である。
光束変換光学素子FT7は、BSL7相当のガラス材質によるもので、中心厚み:6mm、円錐面は研磨により形成され、円錐面の形状は、コリメートレンズCL1からCL2に向かう方向を+Z軸方向とし、このZ方向のサグ:hと光軸からの距離:r、傾斜:αにより、前述の式(1):
h=α×r ただし r=√(x+Y
で表され、傾斜:αは「−0.30≦α≦−0.29」の範囲にある。
ケーシングC1内には、前述の如く、光ファイバFの射出端FO、光束変換光学素子FT7、コリメートレンズCL1、CL2を「光軸が一致する」よう配置し、コリメートレンズCL1は「光ファイバFの射出端FOが焦点の位置になるように固定」される。射出端FOとコリメートレンズCL1の間に配置される光束変換光学素子FT7は、コリメートレンズCL1との間隔が1mm〜20mmの範囲で変位可能である。
この範囲での光束変換光学素子FT7を変位させることにより、溶着面上の「リング状の集光部」のリング径(直径):Φが4.0mm〜9.7mmの間で調整可能である。また、コリメートレンズCL2は、コリメートレンズCL1との間隔が25mm〜50mmの範囲で変位可能である。この変位により、リング状の光束断面形状を持つ集光光束の光束外周面の光軸に対する傾きである照射角(図1(a)の「β」)を「最大5度の範囲」で調整することができ、これにより、光外周面の大きさを変化させることができる。
平行平板900は、BSL7相当のガラス材料で形成され、厚み:5mm〜10mm程度で「リング状の集光部における光エネルギの不均一」を調整可能である。照射エネルギの調整は、光ファイバの射出端FOを保持するホルダHLをXY方向に変位させることでも可能である。
ケーシングC2は、溶着部へ集光される集光光束に対して、押さえ手段600が適切な位置になるように、押さえ手段600をXYZ方向に変位させ得る機構を有する。押さえ手段600をXY方向に変位させることで、押さえ手段600の中心軸にケーシングC1からのリング状の集光光束の光軸を合わせ、押さえ手段600をZ方向に変位させることで、集光光束の集光位置からのデフォーカス位置を定め、溶着物体を考慮した最適な溶着位置を調整することができる。
押さえ手段600の材料は、溶着用光が透過できるものであれば良く、樹脂製でも良いが、上記の如く「溶着を繰り返す場合にキズが付きにくく、また溶着の際に発生する熱に対して耐熱性を有するBSL7などのガラス材」が好ましい。
光加工対象物500は、樹脂製の鏡筒に樹脂製のレンズLNが保持された状態のものであるが、押さえ手段600の外筒部と樹脂製の鏡筒の内筒部がおよそ嵌まり合って位置決めされ、レンズ有効径に干渉しない形状にする。
上記の如き光加工装置により、レンズの溶着を図8(b)のような溶着態勢で行うことができ、押さえ手段600と光加工対象物500が嵌合しあうことで、正確に溶着を行うことができる。また、光加工対象物によっては、溶着部を押さえ手段600により圧着しながら溶着光を抑え手段600で導光しつつ溶着を行うことができ、溶着用光を遮ることなく上下から力量をかけながら溶着を行うことが出来る。
なお、図8において、光加工対象物の一方である鏡筒の上部が、レンズの上面よりもさらに上方へ突出しているような場合、鏡筒の内周面と、押さえ部材600の「下方の部分601の外周面」とが当接しあうように上記部分601の外周径を設定すると、押さえ部材600でレンズLNを押さえるのみで、レンズLNと鏡筒との溶着位置を精度良く位置だしすることができる。
また、上に説明した実施の各形態において、光加工における光エネルギの有効な利用のために、光束変換光学素子や第1、第2のコリメート等、光源と被加工面との間にある光学素子の光学面の1以上に「反射防止膜(ARコート)」を形成することが好ましい。
光加工装置を説明するための図である。 光束変換光学素子を説明するための図である。 樹脂製のレンズを樹脂製の鏡筒に溶着する場合を説明するための図である。 図1の場合に即して溶着を説明するための図である。 光束変換光学素子を説明するための図である。 透明な平行平板の機能を説明するための図である。 光束変換光学素子の光軸に中心を合致させた同心円状の減光フィルタを説明するための図である。 光加工装置の実施の1形態を説明するための図である。
FO 光ファイバの射出端(微小な光放射部)
FT7、FT8 光束変換光学素子
CL1 第1のコリメートレンズ
CL2 第2のコリメートレンズ
IP 結像面
PT リング状の集光パターン

Claims (4)

  1. 微小な光放射部から発散性のレーザ光束を放射し、集光光学系により、所望の被加工面上にリング状に集光させて、樹脂製の鏡筒と樹脂製のレンズを光溶接する光加工装置であって、
    上記集光光学系は、微小な光放射部からの発散性のレーザ光束を、実質的な平行光束とし得るように配置される第1のコリメートレンズと、
    この第1のコリメートレンズと同軸で、上記第1のコリメートレンズを透過した光束を集光させる第2のコリメートレンズと、
    上記第1のコリメートレンズと上記微小な光放射部との間に配置されて、上記光放射部からの発散性のレーザ光束を上記第1、第2のコリメートレンズの光軸を囲繞する光束とする光束変換光学素子と、
    微小な光放射部と光束変換光学素子との間に配置され、光軸を含み互いに直交する3軸のうちの2軸の回りに揺動可能に設けられた透明な平行平板と、
    樹脂製の鏡筒に対して樹脂製のレンズを押圧して固定するとともに、溶着光としての集束光束を溶着部へ向けて導光する導光機能を有する押さえ手段を有し、
    上記光束変換光学素子は、120度〜240度の範囲の頂角を有する円錐面、もしくは光軸対称で、光軸を含む断面形状が曲線をなす面を、物体側および/または像側に有する透明体であり、
    上記光束変換光学素子および第2のコリメートレンズのうち少なくとも一方が、上記第1のコリメートレンズに対して、上記光軸の方向に変位可能とされ、
    上記平行平板の態位の揺動調整により、リング状の集光部における光エネルギの不均一を調整可能としたことを特徴とする光加工装置。
  2. 請求項1記載の光加工装置において、
    微小な光放射部が導光路の端部であって、レーザ光源から上記導光路により導光した加工用光を上記端部から放射することを特徴とする光加工装置。
  3. 請求項2記載の光加工装置において、
    微小な光放射部がLDの発光部であることを特徴とする光加工装置。
  4. 請求項1〜3の任意の1に記載の光加工装置において、
    微小な光放射部が、コリメートレンズの光軸方向および/または光軸直交方向に位置調整可能であることを特徴とする光加工装置。
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