JP2002023100A - 分割光学素子、光学系及びレーザ加工装置 - Google Patents

分割光学素子、光学系及びレーザ加工装置

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JP2002023100A
JP2002023100A JP2000204103A JP2000204103A JP2002023100A JP 2002023100 A JP2002023100 A JP 2002023100A JP 2000204103 A JP2000204103 A JP 2000204103A JP 2000204103 A JP2000204103 A JP 2000204103A JP 2002023100 A JP2002023100 A JP 2002023100A
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split
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Naotada Okada
直忠 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の集光スポットにおける各レーザエネルギ
ー密度を均等になるように集光でき、かつ収差によるぼ
けを少なくし、効率よくレーザ加工する。 【解決手段】光ファイバー15から出射されるレーザ光
16を平行光に変換して分割プレートユニット12に入
射させるコリメートレンズユニット11と、傾斜面を有
する複数のウェッジプレートを組み合わせて形成され、
入射する平行光のレーザ光16の進行方向を複数方向に
変える分割プレートユニット12と、この分割プレート
ユニット12により進行方向が変えられた複数のレーザ
光16をそれぞれ集光する集光レンズユニット13とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレーザ光を
用いて金属製品の溶接や切断を行うときのレーザ光学系
に用いられる分割光学素子、この分割光学素子を用いた
光学系及びレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金属製品の溶接や切断のレーザ
加工では、複数点を同時に溶接、切断することが要求さ
れる場合がある。このレーザ加工では、1本の光ファイ
バーにより伝送されてきたレーザ光を複数点に集光して
溶接、切断している。このようなレーザ光を複数点に集
光する光学系としては、例えば図6に示すようにYAG
レーザ溶接に用いられている2点集光光学系がある。
【0003】この2点集光光学系は、単レンズ1、2を
2枚組み合わせた分割レンズ3を用いて、レーザ光4を
2点の加工点5、6に均等にエネルギーを分配して集光
するものとなっている。
【0004】しかしながら、この2点集光光学系では、
単レンズ1、2を2枚組み合わせたものであることか
ら、光ファイバーにより伝送された広がりの大きなレー
ザ光4に対して収差の補正ができず、所望のスポット径
に集光することができない。レンズの枚数を増加すれば
収差を小さくすることができるが、2組以上の分割レン
ズの各分割面を合わせることは製造上難しく、事実上か
かる分割レンズを使用することは不可能である。又、分
割レンズ3では、集光スポットのピッチ間隔を変更する
ときに新たなレンズを作り直す必要があり、そのために
費用と時間とを要していた。
【0005】レーザ光を複数点に集光する他の光学系と
してクサビ型プリズムを用いた方法として例えば特開平
9−19785号公報に記載されている技術がある。こ
の方法は、クサビ型プリズムをレーザ光の光軸方向に挿
入して、大きさ、形状、パワー密度の異なる複数の集光
を同時に作り出してレーザ加工を行うものである。
【0006】しかしながら、このクサビ型プリズムを用
いた方法では、2点のスポットの片側のみがクサビ型プ
リズムを通過したレーザ光であるために、片側がディフ
ォーカスされてしまい、集光された2点でのエネルギー
密度が均等にならず、2点同時にスポット溶接又は切断
することはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように2点集光
光学系では、単レンズ1、2を2枚組み合わせたものな
ので、光ファイバーにより伝送された広がりの大きなレ
ーザ光4に対して収差の補正ができず、所望のスポット
径に集光することができない。
【0008】又、クサビ型プリズムを用いた方法では、
集光された2点でのエネルギー密度が均等にならず、2
点同時にスポット溶接又は切断することはできない。
【0009】そこで本発明は、複数の集光スポットにお
ける各レーザエネルギー密度を均等にできる分割光学素
子を提供することを目的とする。
【0010】又、本発明は、複数の集光スポットにおけ
る各レーザエネルギー密度を均等になるように集光で
き、かつ収差によるぼけを少なくし、効率よくレーザ加
工ができる光学系及びレーザ加工装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載による本発
明は、傾斜面を有する複数のプレートを組み合わせて形
成したことを特徴とする分割光学素子である。
【0012】請求項2記載による本発明は、請求項1記
載の分割光学素子において、前記各プレートは、それぞ
れ同一形状及び同一材質により形成されたことを特徴と
するものである。
【0013】請求項3記載による本発明は、傾斜面を有
する複数のプレートを組み合わせて形成され、入射する
平行光の進行方向を複数方向に変える分割光学素子と、
この分割光学素子により進行方向が変えられた複数の光
をそれぞれ集光する集光光学系とを具備したことを特徴
とする光学系である。
【0014】請求項4記載による本発明は、請求項3記
載の光学系において、入射する光を平行光に変換して前
記分割光学素子に入射させるコリメート光学系を具備し
たことを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載による本発明は、請求項3記
載の光学系において、前記集光光学系は、屈折率及び分
散の異なる2種類以上のガラス材料により形成されたこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項6記載による本発明は、レーザ光を
出力するレーザ発振器と、このレーザ発振器から出力さ
れた前記レーザ光を伝送する光ファイバーと、この光フ
ァイバーから出射された前記レーザ光を平行光に変換す
るコリメート光学系と、このコリメート光学系により平
行光に変換された前記レーザ光の進行方向を複数方向に
変える分割光学素子と、この分割光学素子により進行方
向が変えられた複数の光をそれぞれ集光する集光光学系
とを具備したことを特徴とするレーザ加工装置である。
【0017】請求項7記載による本発明は、請求項6記
載のレーザ加工装置において、前記分割光学素子は、傾
斜面を有する複数のプレートを組み合わせて形成したこ
とを特徴とするものである。
【0018】請求項8記載による本発明は、請求項6記
載のレーザ加工装置において、前記コリメート光学系、
前記分割光学素子及び前記光学系を収納する加工光学系
ユニットと、この加工光学系ユニットと被加工物とを相
対的に移動させる移動機構とを具備したことを特徴とす
るものである。
【0019】請求項9による本発明は、請求項6記載の
レーザ加工装置において、前記コリメート光学系と前記
集光光学系とは、それぞれ屈折率及び分散の異なる2種
類以上のガラス材料により形成されたことを特徴とする
ものである。
【0020】
【発明の実施の形態】(1)以下、本発明の第1の実施の
形態について図面を参照して説明する。
【0021】図1はレーザ加工光学系の構成図である。
このレーザ加工光学系10は、コリメート光学系として
のコリメートレンズユニット11、分割光学素子として
の分割プレートユニット12及び集光光学系としての集
光レンズユニット13を光軸14上に配列した構成とな
っている。
【0022】コリメートレンズユニット11は、光ファ
イバー15の出射口から出射されたレーザ光16、例え
ば加工用のYAGレーザ光及びガイド光であるHe−N
eレーザ光を平行光に変換して分割プレートユニット1
2に入射させるもである。このコリメートレンズユニッ
ト11は、屈折率及び分散の異なる2種類以上のガラス
材料により形成されている。又、コリメートレンズユニ
ット11は、光ファイバー15の出射されたYAGレー
ザ光16とHe−Neレーザ光16との波長の違いによ
る収差が補正され、これらYAGレーザ光16とHe−
Neレーザ光16とがほぼ同じ位置に集光されるように
なっている。
【0023】従って、光ファイバー15から出射された
YAGレーザ光16又はHe−Neレーザ光16は、開
口率NA0.2で広がるが、コリメートレンズユニット
11により平行光に変換され、その後、集光レンズユニ
ット13のより開口率NA0.27で2つの集光点1
7、18に集光されるようになっている。
【0024】分割プレートユニット12は、入射する平
行光のYAGレーザ光16又はHe−Neレーザ光16
の進行方向を複数方向、例えば2分の1づつ分割して2
方向に変えるものである。この分割プレートユニット1
2は、図2に示すように傾斜面を有する複数のウェッジ
プレート、例えば2つの半円形状のウェッジプレート1
9、20を組み合わせて円形に形成されている。これら
ウェッジプレート19、20の傾斜面は、平面で、ウェ
ッジ角θ(例えば、0.033rad)に形成されてい
る。又、これらウェッジプレート19、20は、それぞ
れ同一形状及び同一材質により形成されている。
【0025】集光レンズユニット13は、分割プレート
ユニット12により進行方向が2方向に分割されて変え
られたYAGレーザ光16又はHe−Neレーザ光16
をそれぞれ各集光点17、18に集光するものである。
この集光レンズユニット13は、屈折率及び分散の異な
る2種類以上のガラス材料により形成されている。
【0026】なお、コリメートレンズユニット11及び
集光レンズユニット13は、収差を最小限にするために
均質ガラス材を用いた球面レンズを用いる場合はそれぞ
れ複数枚のレンズからなる。特に色収差を最小限にする
場合には、上記の如くそれぞれ屈折率、分散の異なる2
種類以上のガラス材からなる。屈折率分布型ガラスや非
球面形状のガラスを用いて収差がとれる場合は、コリメ
ートレンズユニット11及び集光レンズユニット13と
も1枚のレンズでもよい。
【0027】上記分割プレートユニット12は、コリメ
ートレンズユニット11と集光レンズユニット13との
間に配置したときに収差が最もよく補正される。これに
ついて説明すると、分割プレートユニット12を集光レ
ンズユニット13の直後に配置した場合、すなわち光フ
ァイバー15の出力端→コリメートレンズユニット11
→集光レンズユニット13→分割プレートユニット12
→加工面という配置の場合、各集光点17、18でのぼ
け量を評価したところ180μmであった。
【0028】分割プレートユニット12をコリメートレ
ンズユニット11の直前に配置した場合、すなわち光フ
ァイバー15の出力端→分割プレートユニット12→コ
リメートレンズユニット11→集光レンズユニット13
→加工面という配置の場合、各集光点17、18でのぼ
け量を評価したところ95μmであった。
【0029】これに対して、分割プレートユニット12
をコリメートレンズユニット11と集光レンズユニット
13との間に配置した場合、すなわち光ファイバー15
の出力端→コリメートレンズユニット11→分割プレー
トユニット12→集光レンズユニット13→加工面とい
う配置の場合、各集光点17、18でのぼけ量を評価し
たところ20μmで極めて小さい。
【0030】このようなレーザ加工光学系であれば、光
ファイバー15の出射口から例えばYAGレーザ光16
が出射されると、コリメートレンズユニット11は、Y
AGレーザ光16を平行光に変換して分割プレートユニ
ット12に入射させる。このとき、YAGレーザ光16
とHe−Neレーザ光16との波長の違いによる収差が
補正される。
【0031】分割プレートユニット12は、入射する平
行光のYAGレーザ光16の進行方向を例えば2分の1
づつ分割して2方向に変える。
【0032】集光レンズユニット13は、分割プレート
ユニット12により進行方向が2方向に分割されて変え
られた2つのYAGレーザ光16をそれぞれ各集光点1
7、18に集光する。
【0033】このように上記第1の実施の形態において
は、傾斜面を有する例えば2つの半円形状のウェッジプ
レート19、20を組み合わせて円形に形成した分割プ
レートユニット12を用いたので、2つの集光点17、
18における各集光スポットの各レーザエネルギー密度
を均等にできる。
【0034】又、分割プレートユニット12におけるウ
ェッジ角θを例えば0〜67mradまで変えることによ
り2つの集光点17、18のピッチを、例えば8mmま
で点像ぼけ50μm以下で集光できる。
【0035】又、分割プレートユニット12は、入射す
るレーザ光16が平行光のときに収差が最小限になる。
そして、分割プレートユニット12は、レーザ光16が
平行光になっているところに配置してレーザ光16を複
数の方向に分けるので、レーザ光16を分割することに
よるレンズ性能の悪化は殆どない。
【0036】又、上記第1の実施の形態においては、コ
リメートレンズユニット11、分割プレートユニット1
2及び集光レンズユニット13を配列してレーザ加工光
学系10を構成したので、2つの集光点17、18にお
ける各集光スポットにおける各レーザエネルギー密度を
均等になるように集光でき、かつ収差によるぼけを少な
くし、効率よくレーザ加工ができる。
【0037】例えば、光ファイバー15により伝送され
てきたYAGレーザ光16を4mmピッチで2つの集光
点17、18に集光する場合、例えば、レーザ加工光学
系10の結像倍率を0.75倍とし、光ファイバー15
の出力端で直径0.6mmのYAGレーザ光16を、各
集光点(加工点)で0.45mmに集光することができ
る。又、加工用のYAGレーザ光とガイド光であるHe
−Neレーザ光との集光スポット位置の差を20μm以
下になるように設計すれば、溶接や切断位置の調整が非
常にやり易くなる。
【0038】又、2点同時のスポット溶接に用いたとこ
ろ、厚さ0.3mmのアルミニウム板に対して4mm間
隔で直径0.7mm、溶け込み深さ0.4mmの溶接ス
ポットを作ることができた。分割プレートユニット12
を、集光レンズユニット13の後側、又はコリメートレ
ンズユニット11の前側に配置したときと比較して溶融
径は約15%小さく、必要なレーザ出力は約30%小さ
くできる。
【0039】なお、上記第1の実施の形態における分割
プレートユニット12は、2つの半円形状のウェッジプ
レート19、20を組み合わせて形成したが、これに限
らず、図3に示すように入射する平行光のYAGレーザ
光16の進行方向を複数方向、例えば3分の1(120
°)づつ分割して3方向に変えるように、3つの扇形状
のウェッジプレート21〜23を組み合わせて円形に形
成してもよい。これらウェッジプレート21〜23の傾
斜面は、平面で、ウェッジ角θ(0〜67mrad)に形
成されている。又、これらウェッジプレート21〜23
は、それぞれ同一形状及び同一材質により形成されてい
る。
【0040】又、図4に示すように入射する平行光のY
AGレーザ光16の進行方向を複数方向、例えば4分の
1(90°)づつ分割して4方向に変えるように、4つ
の4分の1の円形状の各ウェッジプレート24〜27を
組み合わせて円形に形成してもよい。これらウェッジプ
レート24〜27の傾斜面は、平面で、ウェッジ角θ
(0〜67mrad)に形成されている。又、これらウェ
ッジプレート24〜27は、それぞれ同一形状及び同一
材質により形成されている。
【0041】従って、レーザ加工光学系10における分
割プレートユニット12を図3又は図4に示すような各
分割プレートユニットに取り替えることにより、簡便に
各集光スポットのピッチや集光スポットの数を変更でき
る。
【0042】(2)次に、本発明の第2の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。なお、図1と同一部分に
は同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0043】図5は実際のレーザ加工装置の全体構成図
である。YAGレーザ発振器30の出力端には、光ファ
イバー15が接続されている。この光ファイバー15の
他端には、上記図1に示すレーザ加工光学系10が収納
された加工光学系ユニット31が接続されている。
【0044】この加工光学系ユニット31は、アーム3
2を介して移動機構としてのXYステージ33に設けら
れている。このXYステージ33は、加工光学系ユニッ
ト31と被加工物34とを相対的に移動、ここでは加工
光学系ユニット31をXY方向に移動させる移動機構と
しての機能を有している。
【0045】このようなレーザ加工装置であれば、YA
Gレーザ発振器30からYAGレーザ光が出力される
と、このYAGレーザ光は、光ファイバー15を伝送し
てレーザ加工光学系10に入射する。
【0046】このレーザ加工光学系10では、コリメー
トレンズユニット11によりYAGレーザ光を平行光に
変換して分割プレートユニット12に入射させ、この分
割プレートユニット12により平行光のYAGレーザ光
の進行方向を例えば2分の1づつ分割して2方向に変
え、集光レンズユニット13により2方向に分割されて
変えられた2つのYAGレーザ光をそれぞれ各集光点に
集光する。
【0047】この状態に、XYステージ33は、レーザ
加工光学系10を予め設定された各加工点に移動した
り、又は加工ラインに沿って連続的に移動させる。これ
により、被加工物34に対して加工が行われる。
【0048】なお、分割プレートユニット12は、上記
図3又は図4に示すような各分割プレートユニットに取
り替えて、集光スポットのピッチや集光スポットの数を
変更できる。
【0049】このように上記第2の実施の形態によれ
ば、複数の集光点、例えば集光点17、18における各
集光スポットにおける各レーザエネルギー密度を均等に
でき、かつ収差によるぼけを少なくし、効率よく被加工
物34に対する溶接又は切断等のレーザ加工ができる。
【0050】なお、本発明は、上記第1及び第2の実施
の形態に限定されるものでなく次の通りに変形してもよ
い。
【0051】例えば、上記第1及び第2の実施の形態で
は、複数の集光スポットをあるピッチを離して集光して
いるが、例えば2つの集光スポットは、重なり合って集
光するようにしてもよい。例えば、集光スポット径0.
45mmに対してピッチ0.25mmとすると、擬似的
に長円形のスポットを形成することができる。これによ
り、レーザ光の集光点の位置許容度を大きくしたり、被
加工物34の接合強度を高くできる。
【0052】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、複
数の集光スポットにおける各レーザエネルギー密度を均
等にできる分割光学素子を提供できる。
【0053】又、本発明によれば、複数の集光スポット
における各レーザエネルギー密度を均等になるように集
光でき、かつ収差によるぼけを少なくし、効率よくレー
ザ加工ができる光学系及びレーザ加工装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる第1の実施の形態のレーザ加工
光学系の構成図。
【図2】本発明に係わる第1の実施の形態のレーザ加工
光学系における分割プレートユニットの構成図。
【図3】本発明に係わる第1の実施の形態のレーザ加工
光学系における分割プレートユニットの変形例を示す構
成図。
【図4】本発明に係わる第1の実施の形態のレーザ加工
光学系における分割プレートユニットの変形例を示す構
成図。
【図5】本発明に係わる第2の実施の形態のレーザ加工
装置の全体構成図。
【図6】従来におけるYAGレーザ溶接に用いられてい
る2点集光光学系の構成図。
【符号の説明】
1:レーザ加工光学系 11:コリメートレンズユニット 12:分割プレートユニット 13:集光レンズユニット 15:光ファイバー 19,20:ウェッジプレート 30:YAGレーザ発振器 31:加工光学系ユニット 32:アーム 33:XYステージ 34:被加工物

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾斜面を有する複数のプレートを組み合
    わせて形成したことを特徴とする分割光学素子。
  2. 【請求項2】 前記各プレートは、それぞれ同一形状及
    び同一材質により形成されたことを特徴とする請求項1
    記載の分割光学素子。
  3. 【請求項3】 傾斜面を有する複数のプレートを組み合
    わせて形成され、入射する平行光の進行方向を複数方向
    に変える分割光学素子と、 この分割光学素子により進行方向が変えられた複数の光
    をそれぞれ集光する集光光学系と、を具備したことを特
    徴とする光学系。
  4. 【請求項4】 入射する光を平行光に変換して前記分割
    光学素子に入射させるコリメート光学系を具備したこと
    を特徴とする請求項3記載の光学系。
  5. 【請求項5】 前記集光光学系は、屈折率及び分散の異
    なる2種類以上のガラス材料により形成されたことを特
    徴とする請求項3記載の光学系。
  6. 【請求項6】 レーザ光を出力するレーザ発振器と、 このレーザ発振器から出力された前記レーザ光を伝送す
    る光ファイバーと、 この光ファイバーから出射された前記レーザ光を平行光
    に変換するコリメート光学系と、 このコリメート光学系により平行光に変換された前記レ
    ーザ光の進行方向を複数方向に変える分割光学素子と、 この分割光学素子により進行方向が変えられた複数の光
    をそれぞれ集光する集光光学系と、を具備したことを特
    徴とするレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 前記分割光学素子は、傾斜面を有する複
    数のプレートを組み合わせて形成したことを特徴とする
    請求項6記載のレーザ加工装置。
  8. 【請求項8】 前記コリメート光学系、前記分割光学素
    子及び前記光学系を収納する加工光学系ユニットと、 この加工光学系ユニットと被加工物とを相対的に移動さ
    せる移動機構と、を具備したことを特徴とする請求項6
    記載のレーザ加工装置。
  9. 【請求項9】 前記コリメート光学系と前記集光光学系
    とは、それぞれ屈折率及び分散の異なる2種類以上のガ
    ラス材料により形成されたことを特徴とする請求項6記
    載のレーザ加工装置。
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