JP5148339B2 - 救命艇進水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶の海難事故の際に乗員の脱出(退船)を行うための救命艇進水装置に関する。
従来、大型の船舶には、海難事故の際に、乗員が船舶から脱出することができるように、救命艇進水装置が装着されている。この救命艇進水装置として一対の吊下アームの先端部に巻上ウインチにより昇降動作される動滑車をそれぞれ掛止し、この動滑車に設けた係止フックにより救命艇を吊り下げた状態で、巻上ウインチの巻上用ドラムから前記ワイヤを巻き戻して前記救命艇を海面に進水させるタイプのものが用いられていた。このウインチによる救命艇進水装置においては、船舶から乗員が海上に実際に避難するまでの所要時間が長くなるので、乗員を脱出させるのに必要な時間が長くなるという問題があった。
上記の問題を解消するため従来、スライディングランプに救命艇を傾斜状態で装着し、海難事故の際には、スライディングランプと救命艇のロック機構のロック状態を解除して、救命艇を切り離すことにより、救命艇を自重により斜め下方に滑走させ、救命艇を船舶から迅速に、海上に移動する方式の救命艇進水装置が提案されている。この救命艇進水装置を、図11及び図12に基づいて説明する。
図11に示すように船舶の後部に装着されるスライディングランプ14には、救命艇16が傾斜状態で装着されている。前記スライディングランプ14の下端部には、ヒンジ機構21により左右一対のダビットアーム22,23が前後方向の往復傾動可能に装着され、前記スライディングランプ14とダビットアーム22,23の間には、前記ダビットアーム22,23を傾動させるためのアーム起伏機構K1が装着されている。このアーム起伏機構K1を構成するチルトシリンダ71の基端部は、前記スライディングランプ14の上面に連結ピン72によって回動可能に連結され、前記チルトシリンダ71のピストンロッド73の先端部は、前記ダビットアーム22,23に連結ピン74によって回動可能に連結されている。前記ダビットアーム22,23には、前記救命艇16を海面に降ろしたり、海面から引き揚げたりするための救命艇16の昇降機構K2が装着されている。この昇降機構K2は、前記ダビットアーム22の下端部に装着された巻上ウインチ42と、該巻上ウインチ42の巻上用ドラムに連結されたワイヤ及び該ワイヤを掛装する滑車とによって構成されている。
そして、救命艇16の格納状態を示す図11において、前記チルトシリンダ71を作動させて、前記ピストンロッド73を突出させ、前記ダビットアーム22,23をヒンジ機構21を中心に反時計回り方向に回動すると、図12に示すように、前記ダビットアーム22,23が海面側に向かって傾斜状態に切り変えられる。この状態において巻上ウインチ42が作動されて、該ウインチの巻上用ドラムからワイヤが巻き戻されて、救命艇16が下降されて海面に進水される。
特許文献1には、ダビットアームをシリンダにより起伏させる機構が開示されている。
特開昭61−163084号公報
ところが、上記従来の救命艇進水装置は、前記ダビットアーム22,23を傾動させるアーム起伏機構K1がチルトシリンダ71によって構成されていたので、次のような問題があった。即ち、図11に示す救命艇16が格納状態から、図12に示すように海面と対応する位置に移動される過程で、図11の紙面直交方向に所定の間隔をおいて配設されている左右一対のダビットアーム22,23の間を救命艇16が通過することになる。このため、船舶の揺れや、救命艇16の揺れによって、救命艇16とダビットアーム22,23とが衝突するのを回避しながら救命艇16の進水や、救命艇16の海面からの引き揚げ操作が要求される。従って、救命艇16の進水作業と引き揚げ作業が非常に難しいという問題があった。
又、前記ダビットアーム22,23を傾動させる機構として、チルトシリンダ71を使用していたので、油圧駆動を余儀なくされ、船舶の非常電源で起動できる専用の油圧ユニット及び配管を装備する必要があるため、部品点数が多くなり、修理や保守点検作業が面倒で、ランニングコストを低減することが難しいという問題があった。
さらに、前記チルトシリンダ71の操作は、スライディングランプ14の下方の所定位置に設けられた油圧操作バルブを操作することによって行われるようになっていたので、ポータブル性に欠け、操作性が悪いという問題があった。
加えて、従来の救命艇進水装置は、チルトシリンダ71を使用していたので、チルトシリンダ71からの油漏れによって、海洋汚染の問題が発生するばかりでなく、前記ダビットアーム22,23の下端部が船舶の海側に位置しているので、船舶の航行中に、前記巻上ウインチ42やチルトシリンダ71に海水の飛沫が付着し易く、著しい腐食環境に置かれることとなり、巻上ウインチ42、チルトシリンダ71の耐久性を低下させるという問題があった。
本発明は、上記従来の技術に存する問題点を解消して、救命艇の進水作業又は引き揚げ作業中に救命艇とダビットアームとが干渉するの回避することができるとともに、操作性を向上することができ、ダビットアームのアーム起伏機構の部品点数を低減して、修理や保守点検作業を容易に行なうことができ、ランニングコストを低減でき、さらに、アーム起伏機構及び救命艇の昇降機構の耐久性を向上することができる救命艇進水装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1及び2に記載の発明は、救命艇を斜め下方に案内して自由落下させることができるスライディングランプの中間高さ位置にそれぞれヒンジ機構を介して左右一対のダビットアームの下端部を前後方向の往復回動可能に装着し、前記スライディングランプの上部と前記両ダビットアームとの間に該ダビットアームを前後方向に往復傾動させるための起伏ウインチを備えたアーム起伏機構を装着し、前記両ダビットアームに対し、該アームを前方に傾斜させた状態で救命艇を昇降動作させるための巻上ウインチを備えた昇降機構を装着した救命艇進水装置であって、前記ダビットアームは、常には上下方向に指向するように垂直状態に支持され、このダビットアームの垂直状態において、該ダビットアームには傾倒力付与機構によって傾倒力が付与されるようにしている。
また、請求項に記載の発明においては、前記起伏ウインチには直列に連結された二つの起伏用ドラムが設けられ、両起伏用ドラムにはそれぞれワイヤの一端が連結され、各ワイヤの中間部は、ダビットアームに設けた滑車に掛装され、ワイヤの他端はスライディングランプ側に連結されてり、前記巻上ウインチには、直列に連結された二つの巻上用ドラムが設けられ、両巻上用ドラムには、それぞれワイヤの一端が連結され、両ワイヤの中間部は、ダビットアームに設けた固定滑車及び動滑車に掛装され、両ワイヤの他端はダビットアームに連結されている
また、請求項2に記載の発明においては、前記傾倒力付与機構は、前記スライディングランプ側の所定位置に固定され、かつ前方に指向するように支持されたケースと、該ケースの内部に収容された傾倒力付与ロッドと、前記ケースの内部に収容され、前記傾倒力付与ロッドを前方に付勢する付勢部材とによって構成されている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2において、前記スライディングランプの上端部左右両側には、支持アームがそれぞれ取り付けられ、該両支持アームには、前記起伏ウインチが装着され、前記両ワイヤは、前記支持アーム及びダビットアームにそれぞれ装着された複数の滑車に掛装され、両ワイヤの他端は前記支持アームの所定位置にそれぞれ連結されている
本発明によれば、ダビットアームを傾動させるアーム起伏機構として、起伏ウインチを用いたので、スライディングランプに対しダビットアームを連結するヒンジ機構の位置をスライディングランプの上側に設定することができる。このため、垂直状態の両ダビットアームの間には、該ダビットアームに設けた昇降機構により支持された救命艇の後部のみが配置されることになる。このため、救命艇の進水作業又は引き揚げ作業中にダビットアームを前方に傾倒したり起立させたりする際に、救命艇とダビットアームとが干渉するの低減することができる。又、前記起伏ウインチは電動により作動されるので、操作用のスイッチの設置場所の制約が緩和され、起伏ウインチの操作性を向上することができる。さらに、ダビットアームのアーム起伏機構の部品点数を低減して、修理や保守点検作業を容易に行ない、ランニングコストを低減することができる。加えて、アーム起伏機構及び救命艇の昇降機構がスライディングランプの上側、つまり船舶の外側面から内側に配設できるので、前記両機構に海水の飛沫が付着し難くなり、耐久性を向上することができる。
以下、本発明を具体化した救命艇進水装置の一実施形態を図1〜図8にしたがって説明する。
図3に示すように、救命艇進水装置の滑走台11は、船舶の後部の所定位置に取り付けられる4角形状の支持板12と、該支持板12の4隅に立設された4本の支柱13と、前記各支柱13のうち左右に位置する前後で高さの異なる一対の支柱13の上端部間に傾斜状態で架橋された左右一対のスライディングランプ14と、両スライディングランプ14に装着された多数の案内ローラ15とによって構成されている。前記両スライディングランプ14の間には、前記案内ローラ15によって下方への滑走可能に救命艇16が装着されている。救命艇16の左右両側面には、前記案内ローラ15に支持される帯板状の滑走板16aが形成されている。
図2に示すように、前記両スライディングランプ14の中間部間及び上端部間には連結フレーム18,19が架橋され、該連結フレーム19と前記救命艇16の尾部との間には、該救命艇16を格納位置にロックするためのロック機構20が設けられている。前記救命艇16の後端部には、図示しないが前記ロック機構20を構成するロックピン及び該ロックピンをロック位置とアンロック位置に切り換えるための油圧シリンダが設けられている。そして、救命艇16内の乗員が前記油圧シリンダを操作することによって、前記ロックピンを連結フレーム19側の図示しないロック板のロック孔から引き離して、スライディングランプ14に対する救命艇16のロック状態を解除し、救命艇16自身の自重によって、救命艇16をスライディングランプ14に沿って斜め下方に落下するようになっている。
前記スライディングランプ14の中間高さ位置には、ヒンジ機構21を介して左右一対のダビットアーム22,23の下端部が前後方向の往復傾動可能に装着され、ダビットアーム22,23の上端部間には連結枠24が架橋され、ダビットアーム22,23が同期して回動されるようになっている。前記両ダビットアーム22,23を前後方向に往復傾動するアーム起伏機構K1について以下に説明する。図1に示すように、前記両スライディングランプ14の上端部には、側方から見て逆V字状をなす左右一対の支持アーム25,26が立設され、両支持アーム25,26の上端部間には、図2及び図3に示すように連結フレーム27が架橋されている。図3に示すように、右側に位置する一方の前記支持アーム26には起伏ウインチ28が取り付けられ、該起伏ウインチ28の回転軸に直列に連結された第1及び第2起伏用ドラム29,30には、図4に示すように、第1及び第2ワイヤ31,32の一端がそれぞれ連結されている。前記第1ワイヤ31の中間部は、図1〜図4に示すように、前記支持アーム26の上端部に取り付けられた第1滑車33、前記ダビットアーム23に取り付けられた第2滑車34、前記支持アーム26の上端部に取り付けられた第3滑車35及び前記ダビットアーム23に取り付けられた第4滑車36に掛装されている。前記第1ワイヤ31の他端は、前記支持アーム26に設けた第1固定具37に対し図示しない長さ調節可能なターンバックルを介して連結されている。一方、前記第2ワイヤ32の中間部は、前記連結フレーム27に取り付けられた中継用滑車38及び支持アーム25の上端部に取り付けられた中継用滑車39に掛装された後、前述した第1〜第4滑車33〜36と同様の第1滑車33´、第2滑車34´、第3滑車35´、第4滑車36´に順次掛装されている。この第2ワイヤ32の他端は、前記支持アーム25に設けた第1固定具37と同様の第2固定具37´に対し図示しない長さ調節可能なターンバックルを介して連結されている。
従って、前記起伏ウインチ28の第1及び第2起伏用ドラム29,30が図4において、時計回り方向又は反時計回り方向に回転されると、前記第1及び第2ワイヤ31,32が巻き戻されたり、巻き上げられたりして、前記ダビットアーム22,23がヒンジ機構21を中心に前方に傾倒されたり後方に起立されたりする。
次に、前記救命艇16を吊り下げた状態で、海面に救命艇16を進水させたり、海面から救命艇16を引き揚げたりすることができる救命艇16の昇降機構K2について説明する。
図3に示すように、前記ダビットアーム23の中間高さ位置には、取付板41を介して、巻上ウインチ42が装着され、該巻上ウインチ42の回転軸には、第1及び第2巻上用ドラム43,44が直列に連結されている。前記両巻上用ドラム43,44には、図5に示すように、第1ワイヤ45及び第2ワイヤ46の一端がそれぞれ連結されている。第1ワイヤ45の中間部は、図2に示すように、前記ダビットアーム23の上端部に取り付けられた第1滑車47、連結枠24の端部に取り付けられた第2滑車48、ダビットアーム23の上端部に取り付けられた第3滑車49及び第4滑車50に順次掛装されている。そして、図3及び図5に示すように、前記第4滑車50から下方に引き回された第1ワイヤ45には係止フック51を有する昇降動作可能な動滑車としての第5滑車52が掛装されている。さらに、第1ワイヤ45は、前記連結枠24に取り付けられた第6滑車53及び第7滑車54に掛装された後、前記連結枠24に形成された第1固定具55に対し図示しない長さ調節可能なターンバックルを介して連結されている。
一方、前記第2ワイヤ46の中間部は、前述した第1〜第7滑車47,48,49,50,52,53,54と同様の第1〜第7滑車48´、49´、50´、52´、53´、54´に掛装されるとともに、連結枠24に設けられた第1固定具55と同様の第2固定具55´に対し図示しない長さ調節可能なターンバックルを介して連結されている。
従って、前記巻上ウインチ42が作動されて、前記両巻上用ドラム43、44が図5において、時計回り方向に回転されると、前記第1及び第2ワイヤ45,46が巻上用ドラム43、44から巻き戻されて、両ワイヤ45,46が繰り出される。このため、前記第5滑車52,52´が下方に移動され、係止フック51,51´にワイヤを介して掛け止められた救命艇16が下方に移動され、救命艇16が海面に進水される。反対に、前記第1及び第2巻上用ドラム43,44が反時計回り方向に回転されると、第1及び第2ワイヤ45,46が巻上用ドラム43,44に巻き上げられて、前記第5滑車52,52´が上方に移動されて、救命艇16が海面から引き揚げられる。
次に、図1に示すように、前記ダビットアーム22,23が上下方向に垂直に起立している状態で、ダビットアーム22,23を所定の位置に位置規制するとともに、ダビットアーム22,23の傾動動作の初期に傾倒力を付与するための傾倒力付与機構61について説明する。この傾倒力付与機構61は、前記支持アーム25,26の下端より外側面に対し水平方向に装着されている。図6(a)に示すように、傾倒力付与機構61は前記支持アーム25,26に固定される横円筒状のケース62と、該ケース62の内部に挿入された傾倒力付与ロッド63と、該傾倒力付与ロッド63の外周面に嵌合固着された係止リング64と、該係止リング64と前記ケース62の底面との間に介在された付勢部材としてのコイルバネ65とによって構成されている。前記ダビットアーム22,23が図1に示すように起立状態にある時には、図6(a)に示すように、前記ダビットアーム22,23によって、前記傾倒力付与機構61の傾倒力付与ロッド63がコイルバネ65の弾性力に抗して、ケース62内に没入する方向に移動されている。そして、前記アーム起伏機構K1の起伏ウインチ28及び第1及び第2ワイヤ31,32によって、前記ダビットアーム22,23が起立状態に移動されたとき、前記傾倒力付与機構61の前記コイルバネ65の蓄勢力によって、傾倒力付与ロッド63が前記ダビットアーム22,23の後面を前方に押圧し、起立状態のダビットアーム22,23の前方への傾動が円滑に行われるようにしている。
図1に示すように、前記ヒンジ機構21の近傍には、前記ダビットアーム22,23が前記起伏ウインチ28によって、前方への傾斜状態から起立状態に移動される最終行程において、ダビットアーム22,23の起立状態を検出するための位置センサ66が装着されている。そして、この位置センサ66によって、ダビットアーム22,23が起立状態になったことが検出されると、前記起伏ウインチ28が停止されるようになっている。
次に、前記のように構成された救命艇進水装置の動作について説明する。
図1及び図3は、前記アーム起伏機構K1によって、前記ダビットアーム22,23が起立(垂直)状態に保持され、図6(a)に示す前記傾倒力付与機構61の傾倒力付与ロッド63によって、ダビットアーム22,23が前方へ押圧されている状態を示す。又、前記救命艇16には図1に実線で示すように第5滑車52の係止フック51が連結されていない状態となっている。この状態において、船舶が海難事故に遭遇した場合には、前記救命艇16の内部に乗員が避難し、救命艇16の内部において乗員によって、前記ロック機構20の図示しない油圧シリンダが作動されてロックピンがロック板のロック孔から離脱されてロック状態が解除される。これによって、図7に示すように、救命艇16がスライディングランプ14に装着された案内ローラ15に案内されて、斜め前方下方に移動されて海面に進水される。
次に、海面に落下された救命艇16の引き揚げ作業を行う方法について説明する。
図7に示すように、滑走台11に救命艇16が存在しない状態において、前記アーム起伏機構K1の起伏ウインチ28が作動され、図4に示す第1及び第2起伏用ドラム29,30が時計回り方向に回動されると、前記第1及び第2ワイヤ31,32が第1及び第2起伏用ドラム29,30から巻き戻されて、第1及び第2ワイヤ31,32が繰り出されるので、図7において、前記ダビットアーム22,23が起立状態から図8に示す前方に傾斜した傾倒状態に切り換えられる。この状態において、前記昇降機構K2の巻上ウインチ42を作動して、図5に示す巻上用ドラム43、44を時計回り方向に回動して、巻上用ドラム43、44から第1及び第2ワイヤ45,46を巻き戻すことにより、前記第5滑車52,52´及び係止フック51、51´を下降させる。そして、海上にある救命艇16にワイヤを介して係止フック51,51´を連結して、第1及び第2ワイヤ45,46に救命艇16を連結する。この状態で、アーム起伏機構K1の巻上ウインチ42を再び作動して、図5に示す第1及び第2巻上用ドラム43,44を反時計回り方向に回転し、救命艇16を図8に示すように、海面から引き揚げる。
救命艇16が所定高さに引き揚げられた後、昇降機構K2の動作を停止し、次に、アーム起伏機構K1の起伏ウインチ28を作動して、前記ダビットアーム22,23をヒンジ機構21を中心に、図8の時計回り方向に回動し、図9に示すように前記ダビットアーム22,23が垂直線Hから前方に若干傾斜した状態で、起伏ウインチ28を停止する。この状態では前記救命艇16の滑走板16aが前記スライディングランプ14側の案内ローラ15から離隔した状態にあるので、巻上ウインチ42を作動して、第1及び第2ワイヤ45,46を巻き戻して、救命艇16を下降させて、スライディングランプ14に救命艇16を支持させる。
次に、図9において、前記起伏ウインチ28を作動させて、ダビットアーム22,23を垂直線Hと対応する起立位置に復帰させた後、前記巻上ウインチ42を作動させて、救命艇16をスライディングランプ14の案内ローラ15に沿って斜め上方に移動し、救命艇16を滑走台11のスライディングランプ14の所定(格納)位置に移動する。そして、救命艇16内の乗員よって、前記ロック機構20を作動させて滑走台11の所定位置に救命艇16をロックして、救命艇16を固定する。次に、前記係止フック51と救命艇16の連結状態を解除し、係止フック51,51´及び第5滑車52,52´を図1及び図3に実線で示すように退避状態に保持する。
定期的に、救命艇16を用いた訓練作業も行われる。この場合には、図1に示すように、救命艇16に対し係止フック51を連結した状態で、救命艇16内の乗員が、前記ロック機構20のロック状態を解除した後、前述した救命艇16の引き揚げ動作と全く逆の動作により救命艇16が海面に進水される。
上記実施形態の救命艇進水装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、前記スライディングランプ14に対し、ヒンジ機構21を介してダビットアーム22,23を前後方向の往復動可能に装着し、前記スライディングランプ14の上端部と、前記ダビットアーム22,23との間に、起伏ウインチ28及び第1及び第2ワイヤ31,32及び第1〜第4滑車33〜36を用いたアーム起伏機構K1を装着し、前記起伏ウインチ28の作動によって、前記ダビットアーム22,23を前後方向に往復傾動するようにした。このため、従来のチルトシリンダ71を用いる構造と比較して、ダビットアーム22,23を支持するヒンジ機構21の位置を、スライディングランプ14の下端部ではなく、スライディングランプ14の高さ方向の中央部よりもやや上方に設定することができる。従って、前記ダビットアーム22,23が起立状態で、ダビットアーム22,23の間に進入する救命艇16の進入量が少なくなり、図8及び図9において説明したように前記救命艇16の海面からの引き揚げ動作の最終行程又は進水動作の初期において、救命艇16がダビットアーム22,23に干渉するのを殆ど考慮しなくてもよいので、救命艇16の進水及び引き揚げ作業を迅速かつ容易に行うことができる。
(2)上記実施形態では、ダビットアーム22,23がスライディングランプ14の上側に設定され、ダビットアーム22,23を傾動するアーム起伏機構K1及び救命艇16を昇降動作させる昇降機構K2の位置が船舶の海寄りの外縁近傍ではなく、船舶の内側の上方に装着することができる。このため、船舶の航行中に海水の飛沫がアーム起伏機構K1及び昇降機構K2に付着し難くなり、海水による腐食を抑制して、アーム起伏機構K1及び昇降機構K2の耐久性を向上することができる。
(3)上記実施形態では、前記ダビットアーム22,23の傾動用のアーム起伏機構K1として、起伏ウインチ28を用いたので、シリンダを用いる方式と比較して、油漏れを防止し、海洋汚染をなくすことができるとともに、起伏ウインチ28の作動及び停止作業をポータブルの操作ボックスのスイッチを用いて容易に行うことができ、操作作業の自由度を向上することができる。又、油圧駆動方式ではないので、船舶の非常電源で起動できる専用の油圧ユニット及び配管を装備する必要がなく、部品点数を低減し、アーム起伏機構K1の修理や保守点検作業を容易に行なうことができ、ランニングコストを低減することができる。
(4)上記実施形態では、アーム起伏機構K1に第1及び第2ワイヤ31,32を独立して設けたので、いずれか一方のワイヤが断線しても起伏機能を維持することができる。
(5)上記実施形態では、昇降機構K2の巻上ウインチ42の第1及び第2巻上用ドラム43,44に対し第1及び第2ワイヤ45,46を連結し、各ワイヤ45,46の中間部に二つの第5滑車52,52´を昇降可能に装着したので、いずれか一方のワイヤが断線しても救命艇16の落下を防止することができる。又、救命艇16の昇降動作の際に、一対の第5滑車52,52´の高さが同じ高さに保持されるので、救命艇16の横揺れを防止することもできる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 図10に示すように、前記昇降機構K2の動滑車としての前記第5滑車52を省略し、前記第1及び第2ワイヤ45,46の先端部にウエイト70,70´を介して係止フック51,51´を装着するようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、前記スライディングランプ14に案内ローラ15を装着して、救命艇16を円滑に下降するようにしたが、前記案内ローラ15を省略し、スライディングランプ14の傾斜面に沿って、救命艇16が滑走するようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、位置センサ66が作動されたとき、起伏ウインチ28の作動を停止するようにしたが、ダビットアーム22,23が前記傾倒力付与機構61に接触されて、前記起伏ウインチ28の回転トルクが設定値以上になった時に、起伏ウインチ28を停止するようにしてもよい。
・ 前記巻上ウインチ42を前記スライディングランプ14側に装着してもよい。又、前記巻上ウインチ42を省略し、前記起伏ウインチ28に巻上ウインチ42としての機能を付与するように構成してもよい。
・ 前記実施形態では、図4及び図5に示すように、アーム起伏機構K1、昇降機構K2の第1及び第2ワイヤ31,32、第1及び第2ワイヤ45,46を設けたが、前記第2ワイヤ32及び第2ワイヤ46を省略してもよい。
・ 前記実施形態では、アーム起伏機構K1として、滑車を用いたが、この滑車を省略し、第1及び第2起伏用ドラム29,30に連結されたワイヤを前記ダビットアーム22,23に連結するようにしてもよい。
・ 前記実施形態では、傾倒力付与機構61によって、前記ダビットアーム22,23が前方へ傾動される際に、押圧力を付与するようにしたが、これに代えて以下のように構成してもよい。ダビットアーム22,23を起立状態において、前方へ少し傾斜(垂直線に対し例えば2〜8°)した位置に保持し、起伏ウインチ28によるワイヤーの巻き戻しが行われると、ダビットアーム22,23の自重によって、ダビットアーム22,23が前方へ傾倒されるようにしてもよい。
この発明の救命艇進水装置を具体化した1実施形態を示す右側面図。 この発明の救命艇進水装置の背面図。 救命艇進水装置の斜視図。 ダビットアームのアーム起伏機構の起伏ウインチ、ワイヤ及び滑車を示す略体斜視図。 救命艇を昇降動作させる昇降機構の巻上ウインチ、ワイヤ及び滑車を示す略体斜視図。 (a)は傾倒力付与機構の傾倒力付与状態の中央部縦断面図、(b)は傾倒力が開放された状態の中央部縦断面図。 救命艇を進水させる動作を説明する救命艇進水装置の右側面図。 ダビットアームを作動させて救命艇を引き揚げる動作を説明する救命艇進水装置の右側面図。 ダビットアームを起立させて救命艇を引き揚げる動作を説明する救命艇進水装置の右側面図。 この発明の別の実施形態の昇降機構の巻上ウインチ、ワイヤ及び滑車を示す略体斜視図。 従来の救命艇進水装置を示す救命艇の退避状態の右側面図。 従来の救命艇進水装置を示す使用状態の右側面図。
符号の説明
K1…アーム起伏機構、K2…昇降機構、14…スライディングランプ、16…救命艇、21…ヒンジ機構、22,23…ダビットアーム、25,26…支持アーム、28…起伏ウインチ、42…巻上ウインチ、43,44…巻上用ドラム、45,46…ワイヤ、61…傾倒力付与機構、62…ケース、63…傾倒力付与ロッド。

Claims (3)

  1. 救命艇を斜め下方に案内して自由落下させることができるスライディングランプの中間高さ位置にそれぞれヒンジ機構を介して左右一対のダビットアームの下端部を前後方向の往復回動可能に装着し、前記スライディングランプの上部と前記両ダビットアームとの間に該ダビットアームを前後方向に往復傾動させるための起伏ウインチを備えたアーム起伏機構を装着し、前記両ダビットアームに対し、該アームを前方に傾斜させた状態で救命艇を昇降動作させるための巻上ウインチを備えた昇降機構を装着した救命艇進水装置であって、
    前記ダビットアームは、常には上下方向に指向するように垂直状態に支持され、このダビットアームの垂直状態において、該ダビットアームには傾倒力付与機構によって傾倒力が付与されるようにしており、
    前記起伏ウインチには直列に連結された二つの起伏用ドラムが設けられ、両起伏用ドラムにはそれぞれワイヤの一端が連結され、各ワイヤの中間部は、ダビットアームに設けた滑車に掛装され、ワイヤの他端はスライディングランプ側に連結されており、前記巻上ウインチには直列に連結された二つの巻上用ドラムが設けられ、両巻上用ドラムには、それぞれワイヤの一端が連結され、両ワイヤの中間部は、ダビットアームに設けた固定滑車及び動滑車に掛装され、両ワイヤの他端はダビットアームに連結されていることを特徴とする救命艇進水装置。
  2. 救命艇を斜め下方に案内して自由落下させることができるスライディングランプの中間高さ位置にそれぞれヒンジ機構を介して左右一対のダビットアームの下端部を前後方向の往復回動可能に装着し、前記スライディングランプの上部と前記両ダビットアームとの間に該ダビットアームを前後方向に往復傾動させるための起伏ウインチを備えたアーム起伏機構を装着し、前記両ダビットアームに対し、該アームを前方に傾斜させた状態で救命艇を昇降動作させるための巻上ウインチを備えた昇降機構を装着した救命艇進水装置であって、
    前記ダビットアームは、常には上下方向に指向するように垂直状態に支持され、このダビットアームの垂直状態において、該ダビットアームには傾倒力付与機構によって傾倒力が付与されるようにしており、
    前記傾倒力付与機構は、前記スライディングランプ側の所定位置に固定され、かつ前方に指向するように支持されたケースと、該ケースの内部に収容された傾倒力付与ロッドと、前記ケースの内部に収容され、前記傾倒力付与ロッドを前方に付勢する付勢部材とによって構成されていることを特徴とする救命艇進水装置。
  3. 請求項1又は2において、前記スライディングランプの上端部左右両側には、支持アームがそれぞれ取り付けられ、該両支持アームには、前記起伏ウインチが装着され、前記両ワイヤは、前記支持アーム及びダビットアームにそれぞれ装着された複数の滑車に掛装され、両ワイヤの他端は前記支持アームの所定位置にそれぞれ連結されていることを特徴とする救命艇進水装置。
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