JP5682884B2 - 救命艇用保護具 - Google Patents

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Description

本発明は、本船から救命艇で脱出する際に用いられる救命艇用保護具に係り、特に、自由降下式の救命艇において着水時に発生する衝撃から搭乗者を安全に保護することが可能な救命艇用保護具に関する。
大型の船舶には、海難事故等の緊急時に備えて脱出用の救命艇が装備されている。このような救命艇は、従来、本船に設置された支持条端に前後を吊り下げられた状態で海面に降下され、着水した後に支持条による拘束が解除されていた。しかしながら、このような方法では、救命艇を本船から短時間で離脱させることができないため、火災等の発生により、乗員を本船から速やかに避難させる必要が生じた場合に、乗員の安全を確保できないおそれがあった。そこで、近年では、救命艇を本船から離脱させて海面へ目がけて自由落下させる方法やそれを実現可能な救命艇の構造に関して盛んに研究や開発が行われている。そして、それらに関して既に幾つかの発明や考案が開示されている。
例えば、特許文献1には、「救命艇進水装置」という名称で、スライディングランプに救命艇を装着し、あるいは、スライディングランプに対する救命艇のロック状態を解除して離脱させる救命艇進水装置に関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明は、起伏ウィンチによってダビッドアームを傾動させることで、ダビッドアームをスライディングランプの上方にヒンジ機構を介して連結可能としたことを特徴とする。
このような構造の救命艇進水装置においては、救命艇の後部にダビッドアームが配置されるため、救命艇の進水作業又は引き揚げ作業の間にダビッドアームが救命艇と干渉し難いという作用を有する。また、電動の起伏ウィンチを用いることによれば、操作用スイッチの設置場所の制約が緩和されるため、起伏ウィンチの操作性を向上させることができる。
特許文献2には、「着水時緩衝型斜降式救命艇」という名称で、着水時の衝撃を緩和して搭乗者の安全を図ることが可能な自由降下式の救命艇に関する発明が開示されている。
特許文献2に開示された発明は、着水時の迎角が下向きの揚力を生じるように、救命艇の艇首部の両側にフィンが設けられたことを特徴とする。
このような構造の救命艇においては、艇首部を水面に向け本船から斜め下方へ滑走して着水する際に、艇首部の跳ね上がりが減殺され、搭乗者に加わる衝撃が緩和されるという作用を有する。これにより、搭乗者の安全を図ることが可能となる。
特開2009−241706号公報 特開2006−224735号公報
ここで、自由降下式の救命艇について図3乃至図5を用いて説明する。
図3は本船の船尾に搭載された救命艇の状態を示す図であり、図4(a)及び図4(b)は救命艇に設置された座席の正面図である。なお、図4(b)は搭乗者が着座した状態を示している。また、図5は救命艇の着水時における搭乗者の状態を示した斜視図である。
図3に示すように、本船51の船尾には傾斜案内台52が設置されており、この傾斜案内台52には救命艇53が水平に対して傾斜した状態で装備されている。そして、傾斜案内台52に対する係止状態を解除すると、救命艇53が傾斜案内台52上を滑走し、斜め下方に飛び出すようにして本船51から離脱する構造となっている。なお、本船51から離脱した救命艇53は自由落下状態で降下し、水面Wに対して約60度の傾斜角をなして着水する。
図4(a)に示すように、救命艇53には、シートベルト54と握り紐55を有する座席56が設置されており、座席56の背もたれ57には、座席板58から60cm〜80cmの高さに開口部57aが設けられている。また、シートベルト54は、一端が背もたれ57の背面側に固定されており、2本に分岐した他端は開口部57aを通って背もたれ57の前面側に垂れ下がっている。さらに、座席54の側板59,59の内側には、座席板58の上面近傍にそれぞれアンカー60,60が設置されている。そして、背もたれ57の前面側で2本に分岐したシートベルト54の各先端部は、アンカー60,60に周回された後、ベルト固定具61によって着脱自在に係止されている。
また、握り紐55の一端は、背もたれ57の背面側で座席板58から60cm〜80cmの高さに固定されている。さらに、握り紐55の他端には、握り部55aが取り付けられている。
図4(b)に示すように、救命艇53の搭乗者62が座席56の座席板58に座った場合、背もたれ57の開口部57a及び握り紐55,55の固定端はそれぞれ搭乗者62の頸部62b及び肩部62c,62cの上部近傍に位置する。そして、搭乗者62がシートベルト54を装着すると、搭乗者62の肩部62c,62cと腰部62dがシートベルト54によって座席56に固定される。また、搭乗者62が、腕62e,62eを胸の前で交差した状態で握り紐55,55の握り部55a,55aを左右の手でそれぞれ握ると、上半身の動作が拘束されるため、搭乗者62は座席56に対して、より一層確実に固定される。
しかしながら、シートベルト54や握り紐55では、頭部62aを拘束することができないため、救命艇53が着水する際の衝撃が搭乗者62の頭部62a及び頸部62bに強く作用する可能性がある。そして、通常、座席56は、着水時の衝撃を搭乗者62の背中全体に分散させる目的で、救命艇53に対して後ろ向きに取り付けられる。従って、救命艇53が降下している間、搭乗者62は無重力状態になり、頭部62aが拘束されていない場合には、図5に示すように頭部62aが背もたれ57から浮き上がってしまう。そのため、着水時に搭乗者62は頭部62a及び頸部62bに大きな衝撃を受けるおそれがある。
上述の従来技術である特許文献1に開示された発明は、救命艇を本船から離脱させる際の操作性を向上させることを目的としており、救命艇の着水時において搭乗者の安全性を図ることを目的とするものではない。すなわち、特許文献1に開示された発明では、着水時に搭乗者の頭部及び頚部を保護するという前述の課題を解決することはできない。
また、特許文献2に開示された発明においては、救命艇の着水時に搭乗者に加わる衝撃が全体として緩和されるものの、特に搭乗者の頭部及び頸部のみを保護する構造とはなっていないため、前述の課題を解決することはできない。
本発明はかかる従来の事情に対処してなされたものであり、自由降下式の救命艇において、搭乗者が頭部及び頸部に受ける衝撃を低減し、着水時の安全性を高めることが可能な救命艇用保護具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、自由降下式の救命艇の座席に着座した搭乗者の顔前に配置されこの搭乗者の両腕で抱え込まれた状態で使用される救命艇用保護具であって、合成樹脂発泡体からなる緩衝材繊維強化樹脂からなる板材と、を備え、搭乗者の顔面と腹部にそれぞれ当接される顔当て部及び腹当て部を有し、緩衝材は板材の少なくとも片面に設置されることを特徴とするものである。
このような構造によれば、救命艇用保護具を両腕で抱え込むようにして保持した場合、腹当て部と搭乗者の腹部が接触する箇所が支点となり、支点の上方で腹当て部と両腕が接触する箇所が力点となり、顔当て部と搭乗者の顔面が接触する箇所が作用点となる。この場合、両腕に力を入れて救命艇用保護具を上面側から圧迫すると、搭乗者の顔面が顔当て部によって抑えつけられ、頭部が前方へ移動しないように拘束されるという作用を有する。
また、緩衝材側が搭乗者の顔面や腹部に接触するように救命艇用保護具を配置した場合、板材によって搭乗者の顔面や腹部が傷つけられるおそれがない。さらに、板材によって、救命艇用保護具の剛性が高められるという作用を有する。
加えて、軽量でありながらも高い剛性を有する。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の救命艇用保護具において、顔当て部は、搭乗者の鼻又は口の少なくともいずれか一方が当接する箇所に開口部を有することを特徴とするものである。
このような構造の救命艇用保護具においては、請求項1に記載の発明の作用に加えて、顔当て部を搭乗者の顔面に押し当てた際に、搭乗者の鼻か口の少なくともいずれか一方が開口部から露出することにより、搭乗者の窒息事故が防止されるという作用を有する。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の救命艇用保護具において、側面視階段状に形成され、顔当て部と腹当て部の間に屈曲部が設けられたことを特徴とするものである。
救命艇の搭乗者が座席の背もたれに後頭部と背中を接触させるようにして着座した場合、通常、搭乗者の顔面は腹部や胸部よりも前方に突出した状態となる。これに対し、上記構造の救命艇用保護具においては、腹当て部が顔当て部よりも搭乗者から見て手前にくるように配置した場合、救命艇用保護具が屈曲形成されていない場合に比べて、顔当て部と搭乗者の顔面との接触面積が広くなるという作用を有する。その結果、顔当て部によって搭乗者の頭部を拘束するという請求項1に記載された発明の作用がより一層発揮される。
本発明の請求項1に記載の救命艇用保護具によれば、自由降下式の救命艇において、搭乗者の頭部が前方へ移動しないように拘束することで、着水時に搭乗者が頭部及び頸部に受ける衝撃を軽減することができる。これにより、救命艇の安全性が向上する。
また、搭乗者が板材と接触して怪我をすることなく、安全に使用できるという効果を奏する。
さらに、救命艇用保護具が軽量構造であるため、救命艇の搭乗者が座席に着座したままで、容易に取り扱うことが可能である。
本発明の請求項に記載の救命艇用保護具によれば、請求項1に記載された発明の効果に加えて、使用する際の安全性が高まるという効果を奏する。
本発明の請求項に記載の救命艇用保護具によれば、請求項2に記載された発明の効果を奏することはもとより、特に請求項1に記載された発明の効果がより一層発揮される。
(a)及び(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る救命艇用保護具の実施例の正面図及び側面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ本実施例の救命艇用保護具を使用した搭乗者の正面図及び斜視図である。 本船の船尾に搭載された救命艇の状態を示す図である。 (a)及び(b)は救命艇に設置された座席の正面図である。 救命艇の着水時における搭乗者の状態を示した斜視図である。
本発明の救命艇用保護具は、搭乗者に対して瞬間的な衝撃力が加わる可能性の高い救命艇において使用される。なかでも、着水時に衝撃力が発生することが明らかな自由降下式の救命艇に対して、特に有用である。
以下、図3乃至図5を用いて既に説明した自由降下式の救命艇を例にとって、本発明の実施例について具体的に説明する。
本実施例の救命艇用保護具について図1及び図2を用いて説明する。
図1(a)及び図1(b)はそれぞれ本発明の実施の形態に係る救命艇用保護具の実施例の正面図及び側面図である。また、図2(a)及び図2(b)はそれぞれ本実施例の救命艇用保護具を使用した搭乗者の正面図及び斜視図である。なお、図4及び図5に示した構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、救命艇用保護具1は、開口部1dを有する顔当て部1aから腹当て部1bに向かって次第に幅が狭くなるように形成された板状部材であり、繊維強化樹脂からなる板材2の片面に合成樹脂発泡体からなる緩衝材3が貼り付けられた構造となっている。また、板材2の側から平面視した場合、顔当て部1aが腹当て部1bよりも手前に位置するように側面視階段状に形成され、顔当て部1aと腹当て部1bの間に屈曲部1cが設けられている。なお、本実施例では、緩衝材3に独立気泡型のポリエチレン樹脂発泡体を使用している。そして、顔当て部1aの緩衝材3には腹当て部1bの緩衝材3よりも柔らかい素材を使用し、腹当て部1bの緩衝材3には顔当て部1aの緩衝材3よりも弾力性の高い素材を使用している。また、救命艇用保護具1の長さは570mm〜670mmであり、腹当て部1bの幅は130mm〜230mmであり、腹当て部1bの長さは290mm〜390mmである。さらに、顔当て部1aの幅は220mm〜270mmである。そして、板材2の厚さは2mm〜3mmであり、緩衝材3の厚さは30mm〜40mmである。
図2(a)又は図2(b)に示すように、救命艇53の座席56に着座した搭乗者62は、シートベルト54を装着した後、顔当て部1aと腹当て部1bの緩衝材3の面が顔と腹部にそれぞれ接触するように、救命艇用保護具1を腕62e,62eと胸との間に抱え込む。なお、このように顔当て部1aが顔面に押し当てられても、搭乗者62は、鼻や口が開口部1dから露出しているため、窒息するおそれはない。また、開口部1dからは目も露出しているため、搭乗者62は救命艇用保護具1の使用中であっても周囲の安全を目視で確認することができる。これにより、救命艇用保護具1を使用する際の安全性が高まる。さらに、搭乗者62の顔面や腹部には緩衝材3が接触しており、板材2が直接接触する構成となっていないため、板材2によって搭乗者62の顔面や腹部が傷つけられるおそれがない。従って、搭乗者62は救命艇用保護具1を安全に使用することができる。
次に、搭乗者62は、握り紐55,55の握り部55a,55aを左右の手でそれぞれ握るようにして、腕62e,62eを板材2の面上で交差させる。このとき、腹当て部1bと搭乗者62の腹部が接触する箇所は支点となり、屈曲部1c近傍において腹当て部1bと腕62e,62eが接触する箇所は力点となり、顔当て部1aと搭乗者62の顔面が接触する箇所は作用点となる。従って、腕62e,62eに力を入れて救命艇用保護具1の板材2の面側を圧迫すると、顔当て部1aは搭乗者62の顔面を抑えつけるように作用する。その結果、頭部62aが前方へ移動しないように拘束される。
なお、図2(b)に示すように、搭乗者62が背もたれ57に後頭部と背中が接するようにして座席56に着座した場合、搭乗者62の顔面は腹部や胸部よりも前方に突出した状態となる。これに対し、救命艇用保護具1は、板材2の側から平面視した場合に顔当て部1aが腹当て部1cよりも手前に位置するように側面視階段状に形成されている。従って、救命艇用保護具1が屈曲形成されていない場合に比べて、顔当て部1aと搭乗者62の顔面との接触面積が広くなる。その結果、搭乗者62の頭部62を拘束するという顔当て部1aによる上述の作用が効率よく発揮される。
また、救命艇用保護具1がシートベルト54等を介して座席56に固定され、搭乗者62の頭部62aが座席56の背もたれ57に押しつけられるようにして完全に固定されている場合、着水時の衝撃が座席56から救命艇用保護具1を介して、あるいは直接に搭乗者62の頭部62a及び頸部62bに伝わるおそれがある。これに対し、本実施例の救命艇用保護具1では、救命艇用保護具1が搭乗者62の頭部62aを座席56の背もたれ57に押しつける力は上記の場合に比べて弱い上、救命艇用保護具1は座席56に固定されていない。従って、たとえ、着水時の衝撃が座席56に伝わったとしても、その衝撃が直接的に、あるいは間接的にでも搭乗者62の頭部62a及び頸部62bへは伝わり難い。
以上説明したように、本発明の救命艇用保護具では、自由降下式の救命艇53において、着水時に搭乗者62の頭部62aが前方へ移動しないように拘束することにより、搭乗者62が頭部62a及び頸部62bに受ける衝撃を軽減することができる。これにより、救命艇53の安全性が高まる。また、本発明の救命艇用保護具は、繊維強化樹脂製の板材2と合成樹脂発泡体からなる緩衝材3によって構成されるため、高い剛性を有しつつも軽量なものとなっている。従って、搭乗者62が座席56に着座した状態で容易に取り扱うことができる。
なお、本発明の救命艇用保護具は本実施例に示したものに限定されるものではない。例えば、顔当て部1aの開口部1dは搭乗者62の目を露出させずに、鼻や口のうちの少なくともいずれか一方のみを露出させる構造としても良い。また、顔当て部1aに対し、開口部1dの代わりに、開口部1dよりも小さい複数の吸気孔を形成しても良い。さらに、本発明の救命艇用保護具を使用する座席は図4に示した構造に限定されない。すなわち、シートベルト54の配置は適宜変更可能である。加えて、握り紐55,55を設置しない構造とすることもできる。また、板材2として、ガラス繊維や炭素繊維等を含有していない合成樹脂を使用しても良いし、アルミニウム等の軽金属を使用しても良い。さらに、緩衝材3として、合成樹脂発泡体以外のスポンジやクッション材を使用することもできる。加えて、板材2の両面に緩衝材3を設置した構造としても良い。また、板材2を使用せずに、緩衝材3のみで救命艇用保護具1を構成することもできる。
本発明の請求項1乃至請求項に記載された発明は、救命艇に限らず、搭乗者を瞬間的な衝撃力から保護することが必要な乗り物全般に対して適用可能である。
1…救命艇用保護具 1a…顔当て部 1b…腹当て部 1c…屈曲部 1d…開口部 2…板材 3…緩衝材 51…本船 52…傾斜案内台 53…救命艇 54…シートベルト 55…握り紐 55a…握り部 56…座席 57…背もたれ 57a…開口部 58…座席板 59…側板 60…アンカー 61…ベルト固定具 62…搭乗者 62a…頭部 62b…頸部 62c…肩部 62d…腰部 62e…腕 W…水面

Claims (3)

  1. 自由降下式の救命艇の座席に着座した搭乗者の顔前に配置されこの搭乗者の両腕で抱え込まれた状態で使用される救命艇用保護具であって、
    合成樹脂発泡体からなる緩衝材
    繊維強化樹脂からなる板材と、を備え、
    前記搭乗者の顔面と腹部にそれぞれ当接される顔当て部及び腹当て部を有し、
    前記緩衝材は前記板材の少なくとも片面に設置されることを特徴とする救命艇用保護具。
  2. 前記顔当て部は、前記搭乗者の鼻又は口の少なくともいずれか一方が当接する箇所に開口部を有することを特徴とする請求項1に記載の救命艇用保護具。
  3. 側面視階段状に形成され、前記顔当て部と前記腹当て部の間に屈曲部が設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の救命艇用保護具。
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