JP5095393B2 - スティック状固形化粧料、およびその製造方法 - Google Patents

スティック状固形化粧料、およびその製造方法 Download PDF

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Description

関連出願
本出願は、2005年 4月11日付け出願の日本国特許出願2005−113172号の優先権を主張しており、ここに折り込まれるものである。
本発明はスティック状固形化粧料、特にその製品強度の改良に関する。
スティック状の固形化粧料の一つである口紅では、製品として要求される条件として、貯蔵、携帯、あるいは使用中に折れたり、軟化することがないこと、また口唇上に滑らかに付き、光沢を発揮すること等が挙げられる。
しかしながら、口紅において、製品に必要な保型性を得るためには、ある程度硬度を高くしなければならないが、硬度が高すぎると、塗布時の伸びが重くなったり、塗布膜の光沢が低下したりする。そのため、保型性と使用感とを同時に満足させることは難しく、大きな課題となっている。
特に近年では、滑らかな使用感を有する口紅が好まれているため、軟らかい性状の口紅とされることが多く、特に気温の高い夏季には、使用時に折れることがあり問題になっている。
そこで、伸びが滑らかで、かつ折れにくい口紅を得るために、様々な成分を配合する試みがなされている。例えば、特許文献1には、キャンデリラロウと水素添加ホホバエステルを組み合わせて配合する技術が開示されており、特許文献2には、エチレンプロピレンコポリマーと、水酸基を有するジトリメチロールプロパン誘導体とを配合する技術が開示されている。
一方で、特許文献3では、容器の工夫がなされており、口紅支持部をコイルスプリング状として、折れにくくする技術が開示されている。
また、特許文献4には、中皿の底部側に硬度が高いワックス組成物が充填固化され、かつ中皿の上部側に口紅の後端部がワックス組成物と混和するように連接して保持された棒状化粧料が開示されている。
特開2004−224707号公報 特開2004−339132号公報 特開2002−191431号公報 特開2005−168848号公報
しかしながら、特許文献1、2のように特定成分を配合する方法では処方が限定されるという問題があり、特許文献3のように容器を工夫する方法では構造が複雑で生産性が悪いという問題があった。また、特許文献4に記載された方法では、容器落下時に口紅が中皿から抜け落ちてしまうことを防ぐことはできるが、口紅使用中の折れを防止するものではないため、口紅自体を軟らかくするには限界があった。このように、いずれの技術においても、必ずしも上記問題を解決するには至らなかった。
本発明は上記従来技術の課題に鑑み為されたものであり、その目的は、伸びがなめらかで、且つ製品強度が良好なスティック状固形化粧料を提供することにある。
上記事情に鑑み、本発明者等が鋭意検討を行った結果、スティック状固形化粧料の先端の硬度を後端よりも軟らかくすることで、所望のスティック状固形化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明にかかるスティック状固形化粧料は、融点が45℃以上のワックスと、液状油分とを含み、先端部の硬度が0.07N〜0.38Nであり、少なくともスティック状固形化粧料の中心軸近傍で、前記中皿内に保持された部分と中皿外の部分との境界である境目部の硬度が前記先端部の硬度よりも0.03N〜0.31N高く、少なくともスティック状固形化粧料の中心軸近傍で、前記先端部から前記境目部に向うにつれて徐々に硬度が高くなっていることを特徴とする
上記のスティック状化粧料において、少なくともスティック状固形化粧料の中心軸近傍で、前記先端部と前記境目部との中間にある中間部の硬度が、前記先端部の硬度以上、前記境目部の硬度以下であり、前記先端部と前記中間部との硬度差が、前記先端部と境目部との硬度差の30%〜67%であることが好適である。
上記のスティック状化粧料において、前記スティック状化粧料は、前記境目部から先端部へ向って8mmの位置での硬度が0.15N以上であり、かつ先端部よりも0.1N以上高いことが好適である。
また、本発明にかかるスティック状固形化粧料の製造方法は、加熱溶解工程と、充填工程と、冷却固化工程と、を備える。加熱溶解工程では、液状油分と融点が45℃以上のワックスとを含み、硬度が0.05N〜0.35NであるA相と、液状油分と融点が45℃以上のワックスとを含み、硬度が前記A相よりも0.05N〜0.50N高い1つ又は2つ以上の相であるB相と、をそれぞれ加熱溶解する。次に充填工程では、前記加熱溶解したA相とB相とを混合しながら成形型に充填する。そして、冷却固化工程では、前記成形型に充填したものを冷却固化する。ここで、前記充填工程では、A相の前記成形型への充填をB相の前記成形型への充填よりも早く完了させる。こうして、先端部から後端部に向って徐々に硬度が高くなっているスティック状固形化粧料を成形する。
上記のスティック状固形化粧料の製造方法において、前記A相に対する前記B相の量が、体積比で0.2以上であることが好適である。
なお、本発明において「常温」とは、25℃を意味する。
また、本発明において「硬度」とは、25℃のサンプルに対して、針径1mm、針入速度2cm/minの条件下で針入深度3mmまでの応力値(N)を測定したときの、力(N)の最大値で定義する。
また、本発明において「先端部の硬度」とは、スティック状固形化粧料の最先端から境目部へ向って10mmの位置における硬度をいう。
また、本発明において「中間部の硬度」とは、上記先端部から境目部までの軸長さに対し、先端部から1/2の位置における硬度をいう。
本発明のスティック状固形化粧料は、境目部の硬度よりも先端部の硬度の方が軟らかくなっているため、伸びがなめらかで、かつ製品強度が良好なものとなる。
本発明の実施形態にかかるスティック状固形化粧料の概略図である。 本発明の実施形態にかかるスティック状固形化粧料の軸方向の位置と硬度との関係を模式的に示した図である。 本発明の実施形態にかかるスティック状固形化粧料の製造方法の説明図である。 本発明の実施形態にかかるスティック状固形化粧料の製造方法の説明図である。 図1に示した実施形態の変形例を示した図である。
符号の説明
10 スティック状固形化粧料
12 中皿
14 容器本体
16 先端部
18 後端部
20 境目部
22 中間部
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるスティック状固形化粧料を示す断面図である。スティック状固形化粧料10は、その後端部18が筒状の中皿12内に保持されている。中皿12は筒状の容器本体14内に軸方向に移動可能に収納されており、スティック状固形化粧料10を容器本体14から繰り出したり、繰り入れたりすることができる。中皿12の容器本体内14での移動機構としては公知の機構、例えば、容器本体の内壁に螺旋溝を設けた機構等が挙げられる。なお、容器本体14、中皿12の構成はここで示したものに限定されず、他の構成であってもよい。
スティック状固形化粧料10は、融点が45℃以上のワックスと、液状油分とを含んでおり、中皿12内に位置する後端部18と中皿12外の部分との境界である境目部の硬度よりも先端部の硬度の方が軟らかくなっている。具体的には、先端部16の硬度が0.07N〜0.38Nであり、境目部20の硬度が先端部16の硬度よりも0.03N〜0.31N高くなっている。このように、本実施形態のスティック状固形化粧料10は、先端部16が軟らかく、境目部20が硬い構成であるため、使用時の伸びのなめらかさを保ちつつ、折れにくいものとなっている。
また、一般にスティック状固形化粧料は使用時、容器本体14の開口端(スティック状固形化粧料を繰り出す部分)の近傍の部位で折れることが多い。そのため、図2に模式的に示すように、スティック状固形化粧料10の硬度は、先端部16から境目部20に向うにつれて徐々に高くなっていくことが好適である。なぜなら、スティック状固形化粧料10を容器本体14から繰り出した長さがいくらであっても、常に先端部16の硬度よりも容器本体14の開口端近傍の部分の硬度が高く、かつ、繰り出す長さに応じて開口端近傍の部分の硬度自体も高くなるので、折れにくくなるからである。また、硬度が急激に変化している箇所がある場合、その箇所で折れやすくなったり、その箇所が表層に現われたときに使用感触や見た目に悪影響を及ぼす可能性もある。
よって、先端部16と境目部20との中間にある中間部22の硬度が、先端部16の硬度と境目部20の硬度との略中間の硬度であることが好ましい。具体的には、先端部16と中間部22との硬度差が、先端部16と境目部20との硬度差の30%〜67%であることが望ましい。
なお、境目部20や中間部22での硬度は、少なくともスティック状固形化粧料10の中心軸近傍で、先端部16の硬度よりも高ければよい。言い換えると、境目部20や中間部22において、必ずしも中心軸に垂直な断面全体で、先端部16よりも硬度が高くなっている必要はなく、断面の中心軸近傍の部分で先端部よりも硬度が高くなっていればよい。この硬度の高い領域は、中間部において、中心軸に垂直な断面で、断面積全体の30%以上、より好適には50%以上を占める範囲であることが好適であり、境目部において、中心軸に垂直な断面で、断面積全体の40%以上、より好適には60%以上を占める領域、であることが好適である。

さらに、一般にスティック状固形化粧料は中皿に保持された部分の近傍の位置で折れることが多いため、境目部から8mmの部分での硬度が0.15N以上であり、かつ先端部よりも0.1N以上高いことが好ましい。
製造方法
本発明の実施形態にかかるスティック状固形化粧料の製造方法は、加熱溶解工程と、充填工程と、冷却固化工程と、を備える。
加熱溶解工程では、液状油分と融点が45℃以上のワックスとを含み、硬度が0.05N〜0.35NであるA相と、液状油分と融点が45℃以上のワックスとを含み、硬度が前記A相よりも0.05N〜0.50N高い1つ又は2つ以上の相であるB相と、をそれぞれ加熱溶解する。
次に充填工程では、加熱溶解したA相とB相とを混合しながら成形型に充填する。つまり、図3A、Bに模式的に示したように中皿12の先端部側を成形型24であらかじめ覆っておく。その後、中皿12の反対側(成形型24で覆われていない側)から、加熱溶解したA相とB相とを混合しながら充填口26を通して成形型24に充填する。
この充填工程では、成形型24へのB相の充填速度をA相の充填速度よりも小さくし、図3Bに示すようにA相の成形型24への充填をB相の成形型24への充填よりも早く完了させる。さらに、B相の成形型24への充填の開始を、A相の成形型24への充填開始よりも遅らせてもよい。
冷却固化工程では、上記のように成形型に充填したものを冷却固化する。冷却固化後、成形型24を離型することにより、スティック状固形化粧料を製造することができる。
このように充填工程では、溶解したA相とB相と混合しながら成形型24に充填し、かつA相の成形型24への充填をB相の成形型24への充填よりも早く完了させているため、B相の拡散等により成形型24の下部から上部に向ってB相の濃度がなだらかに大きくなる。そして、B相の硬度はA相の硬度よりも高いため、成形されたスティック状固形化粧料は、先端部から後端部に向って徐々に硬度が高くなるものとなる。
ここで、A相の硬度は0.05N〜0.35N、特に0.10N〜0.25Nであることが好ましい。0.05N未満であるとスティック状固形化粧料が使用時に折れることがあり、0.25Nを超えると滑らかな使用感が得られない。
また、A相と、B相との硬度差は0.05N〜0.50N、特に0.10N〜0.40Nであることが好ましい。硬度差が0.05N未満であると、本発明の効果が十分に得られないことがあり、0.50Nを超えると、A相とB相の混和状態が悪くなる。
さらに、A相に対するB相の量は、体積比で0.2以上、特に0.4〜1.5であることが好ましい。0.2未満であると折れやすくなることがあり、1.5を超えると滑らかな使用感が得られなくなることがある。
上記の例では、中皿内に直接加熱溶融した組成物を充填し、冷却・固化する方法を示したが、予め成形型内にて成形固化したスティック状固形化粧料を中皿内に差込む方法でも良い。しかし、上で述べた直接充填する方法の方が、製造工程を簡略化でき、コストを削減できるので好ましい。
図4は上記実施形態の変形例を示した断面図である。なお、図1に対応する部材には符号100を加え、詳しい説明を省略する。図3に示したスティック状固形化粧料110では、低硬度相128と、低硬度相128より硬度の高い高硬度相130との2相から構成されており、低硬度相128が外周部に、高硬度相130が内芯部に存在する。つまり、中間部及び境目部の中心軸近傍が高硬度相130で構成され、中間部と境目部の外周部、および先端部が低硬度相で構成されている。ここで、低硬度相の硬度は、0.05N〜0.35Nであり、高硬度相の硬度は低硬度相の硬度よりも0.05N〜0.50N高いことが好適である。なお、ここでは低硬度相128、高硬度相130の2相で構成された場合を示したが、低硬度相128、高硬度相130が硬度の異なる2相以上で構成され、硬度の低い相から順に、外周部から内心部へ並んで存在していてもよい。
この変形例の場合、低硬度相128と高硬度相130との境界において硬度が急激に変化するものとなる。そのため、スティック状固形化粧料を使い込んでいくと、高硬度相130が表層に現われ、使用感触や見た目に悪影響を及ぼす可能性がある。したがって、図1に示した実施形態のスティック状固形化粧料のように、最先端から境目部へ向けて硬度がなだらかに変化していくものの方が好ましい。
本発明において、融点が45℃以上のワックスとしては、例えば、セレシン、オゾケライト、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノリンアルコールエーテル等が挙げられる。これらワックスを単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。融点が45℃以上のワックスの配合量は、特に限定されないが、一般的には化粧料全量中3〜25質量%である。
また発明において、液状油分としては、例えば、オリーブ油、アボガド油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、月見草油、ホホバ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、茶実油、コメヌカ油、胚芽油、落花生油、ヒマワリ油、アーモンド油、トウモロコシ油等の液体油脂類;スクワラン、流動パラフィン、ポリブテン等の炭化水素油;イソステアリン酸イソセチル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタエリトリット、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、アジピン酸ジイソブチル、セバシン酸2−ヘキシルデシル、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン、リンゴ酸ジイソステアリル、イソプロピルミリステート、2−オクチルドデシルオレエート、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ミリスチン酸ミリスチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、2−エチルヘキシルパルミテート、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸イソセチル、オレイン酸デシル、ドデシルオレエート、オレイン酸オレイル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、コハク酸2−エチルヘキシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、セバチン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン等のエステル油類;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等の鎖状シリコーン油;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン等の環状シリコーン油;トリグリセリン、フッ素変性油等が挙げられる。これら液状油分を単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。液状油分の配合量は、特に限定されないが、一般的には化粧料全量中20〜70質量%である。
本発明のスティック状固形化粧料には、上記成分の他に本発明の効果を損なわない範囲において、化粧品や医薬品等の皮膚外用剤に通常用いられる他の成分、例えば、粉末成分、界面活性剤、保湿剤、水溶性高分子、増粘剤、皮膜剤、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、低級アルコール、多価アルコール、糖、アミノ酸、有機アミン、高分子エマルジョン、pH調整剤、皮膚栄養剤、美白剤、消炎剤、ビタミン、酸化防止剤、酸化防止助剤、防腐剤、香料、水等を必要に応じて適宜配合することができる。
粉末成分としては、例えば、無水ケイ酸、疎水化無水ケイ酸、無機粉末(例えば、タルク、カオリン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等);有機粉末(例えば、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等);無機白色顔料(例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛等);無機赤色系顔料(例えば、酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等);無機褐色系顔料(例えば、γ−酸化鉄等);無機黄色系顔料(例えば、黄酸化鉄、黄土等);無機黒色系顔料(例えば、黒酸化鉄、低次酸化チタン等);無機紫色系顔料(例えば、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等);無機緑色系顔料(例えば、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等);無機青色系顔料(例えば、群青、紺青等);パール顔料(例えば、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等);金属粉末顔料(例えば、アルミニウムパウダー、カッパーパウダー等);ジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料(例えば、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号、及び青色404号などの有機顔料、赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青色1号等);天然色素(例えば、クロロフィル、β−カロチン等)等が挙げられる。
本発明のスティック状固形化粧料は、口紅、リップクリーム、アイシャドウ、チークカラー、ファンデーション、コンシーラー等に適用できる。これらの化粧料は、無色であっても有色であっても良い。
本発明について、以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。配合量は特記しない限り、組成物全体に対する質量%で示す。
(針入硬度の測定条件)
FUDOHレオメーター(レオテック社製)を用いて、針径1mm、3mm針入、上昇速度2cm/minで、25℃にて保管しておいたサンプルを測定する。針入硬度は、測定した針入深度0〜3mmでの応力値(針に加わる力)の最大値によって示される。
(スティック状固形化粧料に対する硬度測定)
スティック状固形化粧料に対する硬度測定は、次のように行なった。スティック状固形化粧料(の中皿外のある部分)を、その中心軸に垂直な面で切断し、上記の硬度の測定条件で、切断面の中心軸上に円柱形の針を鉛直方向(切断面に垂直な方向)から進入させた。ここで、測定はスティック状固形化粧料の先端部、中間部、境目部のそれぞれにて行なった。なお、「境目部」とは中皿内に位置する部分と中皿外の部分との境界の位置であり、「先端部」とはスティック状固形化粧料の最先端から境目部へ向って10mmの位置であり、「中間部」とはスティック状固形化粧料の先端部から境目部までの軸長さに対し、「先端部」から1/2の位置である。
また、以下の試験では、スティック状固形化粧料として、最先端から境目部までの長さが28mmで、境目部での径が12.5mmの略円柱形状のものを用いた。
〔対照例〕
以下に、従来のスティック状固形化粧料の基本処方を示す。
(製法)
(1)〜(16)を95℃に加熱し、溶融撹拌混合したものを棒状金型に流し込んで放冷した。
上記従来のスティック状化粧料(対照例)は、先端部の硬度が0.40N、中間部の硬度が0.40N、境目部の硬度が0.40Nであり、先端部から境目部に渡ってほぼ一定の高い硬度を有していた。
上記従来のスティック状化粧料(対照例)は、使用時に折れにくいものではあったが、なめらかな使用感が得られなかった。そこで、柔らかい性状のスティック状化粧料(比較例)を製造し、下記項目について試験して、対照例と比較した。
〔比較例〕
(製法)
(1)〜(16)を95℃に加熱し、溶融撹拌混合したものを棒状金型に流し込んで放冷した。
上記スティック状化粧料(比較例)は、先端部の硬度が0.18N、中間部の硬度が0.18N、境目部の硬度が0.18Nであり、先端部から境目部に渡ってほぼ一定の低い硬度を有していた。
(I)製品強度
20名の専門パネルにより、25℃にて保管しておいたサンプルを実際に使用した時の折れについて、以下の基準により評価した。
○:折れは認められなかった。
△:20名中、1〜4名が折れた
×:20名中、5名以上が折れた
(II)なめらかさ
20名の専門パネルにより、25℃にて保管しておいたサンプルを実際に使用した時のなめらかさ(対照例を基準±0にとる)について、以下の基準により官能試験を行い、平均スコアを算出した。
+2:なめらかに感じる
+1:ややなめらかに感じる
±0:どちらとも言えない
−1:あまりなめらかに感じない
−2:なめらかに感じない
結果を表1に示す。
(表1)
柔らかいスティック状化粧料(比較例)は、従来の硬いスティック状化粧料(対照例)よりも使用感がなめらかであったが、折れやすく、製品に必要な保型性が得られなかった。一方、従来の硬いスティック状化粧料(対照例)は、十分な製品強度を有していたが、使用感がなめらかでなかった。

次に、以下の処方により硬度の異なるA相とB相の2相を用いてスティック状化粧料を製造した。
(製法)
A相及びB相の(1)〜(16)をそれぞれ95℃に加熱し、溶融撹拌混合した。
棒状金型(成形型)に上記加熱溶解したA相、B相を混合させながら流し入れ、A相の充填を先に終えて、残りはB相だけを注入し、冷却固化した。
このスティック状化粧料は、先端部の硬度が0.20N、中間部の硬度が0.27N、境目部の硬度が0.36Nであり、先端部から境目部へ向うにつれて硬度がなだらかに高くなるものであった。
上記2相型のスティック状化粧料について、上記評価基準に基づいて製品強度となめらかさを評価した。また、以下の評価基準に基づいて、使用中の違和感を評価した。
(III)使用中の違和感
20名の専門パネルにより、スティック状化粧料の先端部と境目部の中間部でカットして上部を取り除いたサンプルを、25℃にて保管し、実際に使用した時、使用中にA相とB相の硬度差による違和感を感じるかどうか(対照例を基準+0にとる)について、以下の基準により官能試験を行い、平均スコアを算出した。
+0:違和感を感じない
−1:やや違和感を感じる
−2:違和感を感じる
試験結果を以下に示す。
(I)製品強度:○
(II)なめらかさ:1.4
(III)違和感:0
上記2相型のスティック状化粧料は、使用感がなめらかで、且つ折れにくく十分な保型性を有するものであった。また、使用中に違和感を感じることもなかった。
このように、硬度の異なる組成物を組み合わせて、先端部から境目部に向って硬度が高くなるスティック状固形化粧料を製造することで、使用感がなめらかで、且つ製品強度が良好なスティック状化粧料が得られることが確認された。
次に、上述した製造方法に基き、様々な硬度の組成物を調製し、好適な硬度及び硬度差について検討した。ここで、A相、B相の硬度は、スティック状固形化粧料として成形する前の硬度である。
(表2)
(表3)
(表4)
(表5)
表2〜5より、A相の好適な硬度は0.05N〜0.35N、特に0.10N〜0.25Nであり、A相とB相の好適な硬度差は、0.05N〜0.50N、特に0.10N〜0.40Nであることがわかった。
同様に、スティック状固形化粧料の先端部の好適な硬度は0.07N〜0.38N、特に0.13N〜0.35Nであり、先端部と境目部の好適な硬度差は、0.03N〜0.31N、特に0.09N〜0.24Nであることも分かった。また、先端部と中間部の硬度差ΔN’は、先端部と境目部の硬度差ΔNの30%〜67%、特に30%〜60%が好適であることも分かった。
次に、硬度0.15NのA相と、硬度0.40NのB相とを用いて、スティック状固形化粧料を製造し、両相の好適な体積比について検討した。
(表6)
表6より、A相に対するB相の量は、体積比で0.2以上、特に0.4〜1.5であることが好ましいことがわかった。

Claims (5)

  1. 筒状の中皿内に後端を保持されるスティック状固形化粧料において、
    前記スティック状固形化粧料は、融点が45℃以上のワックスと、液状油分とを含み、
    先端部の硬度が0.07N〜0.38Nであり、
    少なくともスティック状固形化粧料の中心軸近傍で、前記中皿内に保持された部分と中皿外の部分との境界である境目部の硬度が前記先端部の硬度よりも0.03N〜0.31N高く、
    少なくともスティック状固形化粧料の中心軸近傍で、前記先端部から前記境目部に向うにつれて徐々に硬度が高くなっていることを特徴とするスティック状固形化粧料。
  2. 請求項に記載のスティック状化粧料において、
    少なくともスティック状固形化粧料の中心軸近傍で、前記先端部と前記境目部との中間にある中間部の硬度が、前記先端部の硬度以上、前記境目部の硬度以下であり、前記先端部と前記中間部との硬度差が、前記先端部と前記境目部との硬度差の30%〜67%であることを特徴とするスティック状固形化粧料。
  3. 請求項1又は2に記載のスティック状化粧料において、
    前記スティック状化粧料は、前記境目部から先端部へ向って8mmの位置での硬度が0.15N以上であり、かつ先端部よりも0.1N以上高いことを特徴とするスティック状固形化粧料。
  4. 液状油分と融点が45℃以上のワックスとを含み、硬度が0.05N〜0.35NであるA相と、液状油分と融点が45℃以上のワックスとを含み、硬度が前記A相よりも0.05N〜0.50N高い1つ又は2つ以上の相であるB相と、をそれぞれ加熱溶解する加熱溶解工程と、
    前記加熱溶解したA相とB相とを混合しながら成形型に充填する充填工程と、
    前記成形型に充填したものを冷却固化する冷却固化工程と、を備え、
    前記充填工程では、A相の前記成形型への充填をB相の前記成形型への充填よりも早く完了させ、成形されたスティック状固形化粧料が先端部から後端部に向うにつれて硬度が高くなるようにしたことを特徴とするスティック状固形化粧料の製造方法。
  5. 請求項に記載のスティック状固形化粧料の製造方法において、
    前記A相に対する前記B相の量が、体積比で0.2以上であることを特徴とするスティック状固形化粧料の製造方法。
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