JP7365193B2 - 口唇化粧料 - Google Patents

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本発明は、口唇化粧料に関する。
口唇化粧料等の油性化粧料においては、鮮やかな発色が求められ、様々な着色顔料、光輝性顔料などを用いて色調の演出がなされている。なかでも、黒色顔料としては、黒酸化鉄が用いられているが、黒酸化鉄は磁性を有するため、製造時及び経時で凝集しやすく、安定性や使用感の点で課題があった。このため、磁性を有さず、凝集しづらく、分散性及び安定性に優れた黒色顔料として、黒色酸化チタンを用いることが検討されている。
例えば、特許文献1には、チタン・酸化チタン焼結物と、融点が60~120℃である固形油分を含有する油性化粧料が、鮮やかな発色で、化粧効果や、その持続性に優れることが記載されている。
特開2001-278745号公報
しかしながら、チタン・酸化チタン焼結物を含有する従来の口唇化粧料は、鮮やかな発色を有するものの、チタン・酸化チタン焼結物が未だ凝集しやすく、分散性の点で十分満足できるものではなかった。また、塗布時の伸び広がりにおいても課題があった。
本発明者らは、黒色酸化チタン、油ゲル化剤とともに、特定融点のエステル油を組合わせた口唇化粧料が、唇に口唇化粧料の塗膜を厚く密着させることができ、滑らかな使用感が得られ、発色に優れるとともに、奥行き感のある色合いを実現することができることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)及び(C):
(A)黒色酸化チタン、
(B)油ゲル化剤 0.1~25質量%、
(C)融点が30℃以上46℃以下のエステル油 0.1~30質量%
を含有する口唇化粧料に関する。
本発明の口唇化粧料は、唇に口唇化粧料の塗膜が厚く、密着するため、滑らかな使用感が得られ、発色に優れるとともに、奥行き感のある色合いを実現することができるものである。口唇化粧料においては、顔の皮膚に比べ、角層が薄く柔らかい唇に適用するものであり、細かな縦じわがあるため、化粧料を均一に密着させることは困難であるが、本発明の口唇化粧料は、唇に細かな縦じわがあっても、均一に密着させることができ、きれいな仕上がりを得ることができる。
本発明で用いる成分(A)の黒色酸化チタンにおいて、黒色とは、黒発色のものである。また、色差計を用いて測定した場合、Lab系表色系における測色値において、L*が20以下を呈するものが好ましく、15以下がより好ましい。その場合、a*、b*の値はどんな値であっても構わない。
成分(A)の黒色酸化チタンとしては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、チタン・酸化チタン焼結物、酸窒化チタン等が挙げられる。
チタン・酸化チタン焼結物としては、例えば、チタン粉末と酸化チタンを混合し、これを減圧下で燃結することにより得られ、次式:TiO(1.0<x<2.0)で表わされる組成のものである。
また、酸窒化チタンは、アンモニアガス共存下で酸化チタンを反応させて得られる無機化合物である。
成分(A)の黒色酸化チタンは、黒色の演出の観点から、平均粒径0.02~6μmであるのが好ましく、0.15~3μmがより好ましい。
成分(A)の黒色酸化チタンは、そのまま用いられるほか、さらに、疎水化処理して用いることができる。
疎水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されず、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等を用いたシリコーン処理;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン等を用いたアルキルアルコキシシシラン処理;パーフルオロアルキルリン酸、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロポリエーテルアルキルリン酸等を用いたフッ素化合物処理;N-アシルグルタミン酸、N-アシルアスパラギン酸、N-アシルリジン等を用いたN-アシルアミノ酸処理;レシチン処理;金属石鹸処理;トリイソステアリン酸イソプロピルチタン等を用いた有機チタネート処理などが挙げられる。
これらの処理は、1種又は2種以上組み合わせて行うことができる。また、これらの疎水化処理は、通常の方法により、行うことができる。
成分(A)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、黒色の演出や口唇化粧料としての発色の向上の観点から、含有量は、全組成中に0.001質量%以上であるのが好ましく、0.01質量%以上がより好ましく、0.1質量%以上がさらに好ましく、10質量%以下が好ましく、7質量%以下がより好ましく、5質量%がさらに好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.001~10質量%であるのが好ましく、0.01~7質量%がより好ましく、0.1~5質量%がさらに好ましい。
本発明で用いる成分(B)の油ゲル化剤としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、固形のワックス、金属石鹸、有機変性粘土鉱物、ナノシリカ、デキストリン脂肪酸エステル、アミノ酸系ゲル化剤等が挙げられる。
固形のワックスとしては、融点が61℃以上のワックスが挙げられる。融点が61℃以上のワックスは、25℃において固体の性状を示す。
本発明において、融点は、医薬部外品原料規格、一般試験法の第1法、第2法、又は第3法のいずれかにより、測定されるものである。いずれの方法を採用するかは、各成分について、医薬部外品原料規格において測定法の記載がある場合には、それに従う。記載がない場合には、融点を考慮して測定法を選択する。具体的には、融点が80℃を大きく超えるような高い場合には第1法、これより融点が低い固体脂には第2法、カタログ等でペースト油と呼ばれるものには第3法を用いるのが一般的であるが、測定できる方法であればいずれの方法であっても良い。
かかるワックスとしては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、オゾケライト、セレシン等の鉱物系ワックス;パラフィン、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス;フィッシャー・トロプシュワックス、ポリエチレンワックス、合成炭化水素ワックス等の合成炭化水素;カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ライスワックス、サンフラワーワックス等の植物系ワックス;ミツロウ、鯨ロウ等の動物性ワックス;シリコーンワックス、合成ミツロウ等の合成ワックスなどが挙げられる。
これらのうち、油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、パラフィン、マイクロクリスタリンワックスが好ましく、少なくともマイクロクリスタリンワックスを含むものがより好ましい。
固形のワックスは、口唇化粧料に適度な硬さを付与し、油の染み出し抑制、潤いを付与する点から、融点65℃以上、140℃以下が好ましく、70℃以上、105℃以下がより好ましい。また、ムラづきのない滑らかな使用感を付与する点から、融点が105℃を超えるワックスを含まないことが好ましい。
金属石鹸としては、例えば、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸アルミニウム、ミリスチン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩が挙げられる。
これらのうち、油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、少なくともステアリン酸亜鉛を含むものが好ましい。
有機変性粘土鉱物としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されずに用いることができる。例えば、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト、モンモリロナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム等の層状粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られるカチオン変性粘土鉱物が好ましい。
ここで、第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、下記式(1):
(式中、R1は炭素原子数10~22のアルキル基又はベンジル基を示し、R2はメチル基又は炭素原子数10~22のアルキル基を示し、R3及びR4は炭素原子数1~3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し、Xはハロゲン原子又はメチルサルフェート残基を示す)
で表されるものである。
具体的には、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリド、及び上記各化合物のクロリドに代えてブロミド化合物としたもの等、さらにジパルミチルプロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられる。
これらのうち、油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドが好ましく、少なくともジメチルジステアリルアンモニウムクロリドを含むものが好ましい。
層状粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られるカチオン変性粘土鉱物としては、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト等が好ましく、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトがより好ましい。また、市販品としては、ベントン38、ベントン38VCG、ベントン27(以上、エレメンティスジャパン社製)等が挙げられる。
有機変性粘土鉱物は、作業性向上の点、油の増粘効果に優れる点から、溶媒によって希釈された分散液として用いることもできる。
具体的には、有機変性粘土鉱物を予め溶媒に分散させたプレミックスゲルを用いることが好ましい。溶媒としては、有機変性粘土鉱物によって増粘可能であれば制限されないが、油の増粘効果の点から、オクチルドデカノール、ミネラルオイル等が好ましい。また、有機変性粘土鉱物を効率良く分散させて増粘効果を発現させる点から、炭酸プロピレン、エタノール、水、各種界面活性剤等の極性添加剤を含むことが好ましい。
プレミックスゲル中の有機変性粘土鉱物の含有量は、作業性向上の点、油の増粘効果、及び増粘した油性ゲル自体の油分離を抑制する点から、5~25質量%が好ましく、8~20質量%がより好ましく、10~18質量%がさらに好ましい。
プレミックスゲルとしては、カチオン変性粘土鉱物を10質量%含有するベントンゲルEUGV、ベントンゲルMIOV、18質量%含有するベントンゲルVS-5 PCV、15質量%含有するベントンゲルPTM(以上、エレメンティスジャパン社製)等の市販品を用いることができる。
ナノシリカは、平均一次粒径が100nm以下のシリカ粒子のことである。油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、平均粒子径は5~100nmが好ましく、10~80nmがより好ましく、10~40nmがさらに好ましい。
また、ナノシリカは、油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、BET法による比表面積が、5m2/g以上であるのが好ましく、10m2/g以上であるのがより好ましく、450m2/g以下であるのが好ましく、420m2/g以下であるのがより好ましい。
さらに、ナノシリカは、種々の油剤との親和性を向上させる点から、その表面が疎水化処理されているのが好ましい。疎水化処理としては、シリコーン処理、金属セッケン処理、アルキル処理、フッ素処理、アミノ酸処理、樹脂ポリマー処理等が挙げられ、特にシリコーン処理、アルキル処理が好ましい。
ナノシリカの市販品としては、例えば、アエロジルOX50、同RX50、同RY50、同RY51、同RM50、同50、同NAX50、同NY50、同NA50H、同NA50Y、同90G、同NA90G、同REA90、同130、同R972、同R972CF、同R972V、同RY200S、同150、同R202、同200、同200CF、同200V、同R974、同R9200、同RX200、同R8200、同RY200、同RY200L、同RA200H、同RA200HS、同REA200、同R805、同R711,同R7200、同400、同R976、同R976S、同RX300、同R812、同R812S、同RY300、同380(以上、日本アエロジル社製)等が挙げられる。
デキストリン脂肪酸エステルとしては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、炭素数8~24の脂肪酸とデキストリンのエステルが好ましく、炭素数14~20の脂肪酸とデキストリンのエステルがより好ましい。また、デキストリンの平均重合度が3~150であるのが好ましい。
具体的には、パルミチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸・ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸・2-エチルヘキサン酸デキストリン等が挙げられる。
これらのうち、油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、パルミチン酸・2-エチルヘキサン酸デキストリンが好ましく、少なくともパルミチン酸デキストリンを含むものがより好ましい。
アミノ酸系ゲル化剤としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されずに用いることができる。具体的には、ジブチルラウロイルグルタミド、ジブチルエチルヘキサノイルグルタミドが好ましい。
これらの市販品としては、味の素社製のジブチルラウロイルグルタミド(GP-1)、ジブチルエチルヘキサノイルグルタミド(EB-21)が挙げられる。
アミノ酸系ゲル化剤は、作業性向上の点、油のゲル化に優れる点から、溶媒によって希釈溶解されたプレミックスゲルとして用いることもできる。
具体的には、アミノ酸系ゲル化剤を予め溶媒に溶解させたプレミックスゲルを用いることが好ましい。溶媒としては、アミノ酸系ゲル化剤によってゲル化可能であれば制限されないが、油のゲル化の点から、オクチルドデカノール、イソステアリン酸等が好ましい。プレミックスゲル中のアミノ酸系ゲル化剤の含有量は、作業性向上の点、油のゲル化、及びプレミックスゲル自体の油分離を抑制する点から、10~45質量%が好ましく、15~40質量%がより好ましく、20~36質量%がさらに好ましい。
プレミックスゲルとしては、アミノ酸系ゲル化剤を20質量%含有するAJK-OD2046、36質量%含有するAJK-IS3613(以上、高級アルコール社製)等の市販品を用いることができる。
成分(B)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、油成分をゲル化し、唇への密着性を向上させる観点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上であり、1質量%以上が好ましく、4質量%以上がより好ましく、25質量%以下であり、18質量%以下が好ましく、12質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に0.1~25質量%であり、1~18質量%が好ましく、4~12質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)に対する成分(B)の質量割合(B)/(A)は、黒色酸化チタンを唇上に密着させる観点から、0.2以上であるのが好ましく、0.5以上がより好ましく、1以上がさらに好ましく、200以下が好ましく、100以下がより好ましく、60以下がさらに好ましい。また、成分(A)に対する成分(B)の質量割合(B)/(A)は、0.2~200が好ましく、0.5~100がより好ましく、1~60がさらに好ましい。
本発明で用いる成分(C)は、融点が30℃以上46℃以下のエステル油である。
かかるエステル油としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル(融点45℃)、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル(融点40℃)、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル(融点37℃)、オレイン酸フィトステリル(融点33℃)、(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル(融点31℃);ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)(融点33℃)等のアミノ酸エステル油;ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)(融点34℃)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)(融点38℃)等のダイマー酸エステル油;ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2(融点39℃)、アジピン酸ジグリセリル脂肪酸エステル(融点34℃)等のアジピン酸エステル油などが挙げられる。
これらのうち、唇への厚みのある塗膜の形成、密着性の向上、滑らかな使用感、発色に優れ、奥行き感のある色合いを実現させる観点から、ダイマー酸エステル油、アミノ酸エステル油、アジピン酸エステル油が好ましく、唇への厚みのある塗膜を形成する観点から、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)(融点33℃)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)(融点34℃)、アジピン酸ジグリセリル脂肪酸エステル(融点34℃)がより好ましい。
成分(C)は、1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、含有量は、唇への厚みのある塗膜の形成、密着性の向上、滑らかな使用感、発色に優れ、奥行き感のある色合いを実現させる観点から、全組成中に0.1質量%以上であり、1質量%以上が好ましく、4質量%以上がより好ましく、30質量%以下であり、26質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に0.1~30質量%であり、1~26質量%が好ましく、4~20質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)は、唇への厚みのある塗膜の形成、密着性の向上、滑らかな使用感、発色に優れ、奥行き感のある色合いを実現させる観点から、0.2以上であるのが好ましく、0.5以上がより好ましく、1以上がさらに好ましく、200以下が好ましく、150以下がより好ましく、100以下がさらに好ましい。また、成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)は、0.2~200が好ましく、0.5~150がより好ましく、1~100がさらに好ましい。
本発明の口唇化粧料は、さらに、(D)25℃で液状の油成分を含有することができ、厚みのある塗膜を唇にきれいに伸び広げることができる。
かかる油成分は、25℃で液状であり、融点が30℃未満で、流動性のある油成分である。
かかる油成分としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、ミネラルオイル、スクワラン、α-オレフィンオリゴマー、ポリイソブチレン、ポリブテン、水添ポリイソブテン、水添ポリデセン等の直鎖又は分岐の炭化水素油;イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸トリシクロデカンメチル、イソステアリン酸エチル、イソステアリン酸イソブチル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸2-ヘキシルデシル、コハク酸ジ2-へチルヘキシル、コハク酸ビスエトキシジグリコール、ラウリン酸ヘキシル、ジ(カプリル酸/カプリン酸)プロパンジオール、ジイソノナン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸プロパンジオール、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ジグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、リンゴ酸オクチルドデシル、グリセリン脂肪酸エステル、ホホバ油、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸2-エチルヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、2-エチルヘキサン酸セチル、トリ2-ヘチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、2-エチルヘキサン酸2-ヘキシルデシル、ジ2-エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル、トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル、トリオクタン酸グリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリメリト酸トリトリデシル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット、メトキシケイヒ酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、ダイマー酸ジイソプロピル、炭酸プロピレン等のエステル油;ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール等の高級アルコール(本発明において、高級アルコールは、炭素数8~22の直鎖又は分岐鎖のアルコールを意味する。);メチルポリシロキサン、ジメチルシクロポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、高級アルコール変性オルガノポリシロキサン等のシリコーン油;フルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルエーテルシリコーン、フッ素変性シリコーン等のフッ素油;フェノキシエタノール、トコフェロールなどが挙げられる。
これらのうち、厚みのある塗膜を唇にきれいに伸び広げる観点から、炭化水素油、エステル油高級アルコールから選ばれる1種又は2種以上であることが好ましく、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、スクワラン、ポリブテン、水添ポリイソブテン、イソノナン酸イソトリデシル、イソステアリン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル、ホホバ油、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、オクチルドデカノールがより好ましく、水添ポリイソブテン、リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、メチルポリシロキサン等のシリコーン油、オクチルドデカノールがさらに好ましい。
成分(D)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、厚みのある塗膜を唇にきれいに伸び広げる観点から、含有量は、全組成中に25質量%以上であるのが好ましく、40質量%以上がより好ましく、55質量%以上がさらに好ましく、98質量%以下が好ましく、95質量%以下がより好ましく、92質量%以下がさらに好ましい。また、成分(D)の含有量は、全組成中に25~98質量%が好ましく、40~95質量%がより好ましく、55~92質量%がさらに好ましい。
本発明において、成分(A)に対する成分(C)及び(D)の合計含有量の質量割合〔(C)+(D)〕/(A)は、唇への厚みのある塗膜の形成、密着性の向上、滑らかな使用感、発色に優れ、奥行き感のある色合いを実現させる観点から、5以上であるのが好ましく、10以上がより好ましく、15以上がさらに好ましく、2000以下が好ましく、1000以下がより好ましく、500以下がさらに好ましい。また、成分(A)に対する成分(C)及び(D)の合計含有量の質量割合〔(C)+(D)〕/(A)は、5~2000が好ましく、10~1000がより好ましく、15~500がさらに好ましい。
本発明の口唇化粧料は、さらに、成分(A)以外の着色顔料を含有することができる。
かかる着色顔料としては、着色顔料及びパール顔料が含まれ、着色顔料とパール顔料を組合わせて用いることもできる。
着色顔料としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化アルミニウム、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色405号、赤色505号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色401号、青色1号、青色404号等の合成有機顔料、有機色素及びそのレーキ顔料;β-カロチン、カラメル、パプリカ色素等の天然有機色素等が挙げられ、これらの着色顔料の複合体、これらの着色顔料を硫酸バリウムやタルク等の体質顔料で希釈した混合顔料などが挙げられる。
パール顔料としては、マイカ、タルク、合成フルオロフロゴパイト、ガラス、シリカ、アルミナ等の板状粉体等の表面を酸化チタン、酸化鉄、酸化ケイ素、紺青、酸化クロム、酸化スズ、水酸化クロム、金、銀、カルミン、有機顔料等の着色剤で被覆したものなど、及びポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミ蒸着末、ポリエチレンテレフタレート・金蒸着積層末などの、フィルム原反を任意形状に断裁したものなどを用いることができる。
これらの着色顔料はそのまま用いることができ、さらに、成分(A)と同様にして、疎水化処理して用いることができる。
成分(A)以外の着色顔料は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、成分(A)と併用することで、口唇化粧料の発色に優れ、深みを与える観点から、含有量は、全組成中に0.001質量%以上であるのが好ましく、0.01質量%以上がより好ましく、0,1質量%以上がさらに好ましく、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下がさらに好ましい。また、成分(A)以外の着色顔料の含有量は、全組成中に0.001~20質量%が好ましく、0.01~15質量%がより好ましく、0.1~10質量%がさらに好ましい。
本発明の口唇化粧料は、さらに、前記成分以外に、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、界面活性剤、低級アルコール、多価アルコール、高分子化合物、紫外線吸収剤、酸化防止剤、香料、防腐剤、pH調整剤、血行促進剤、消炎剤、冷感剤、殺菌剤、皮膚賦活剤、保湿剤、赤色218号、赤色223号、橙色201号等の油溶性染料、水等を含有することができる。
本発明の口唇化粧料は、通常の方法により、製造することができ、固形状、液状の何れにもすることができる。また、口紅、リップクリーム、リップグロス、唇用下地などとすることができる。
実施例1~7及び比較例1~3(スティック口紅)
表1に示す組成のスティック口紅(固形状)を製造した。得られた口紅について、塗布時の滑らかさ、塗膜の厚み、塗膜の密着感、発色の良さ、及び奥行き感のある色合いを評価した。結果を表1に併せて示す。
なお、本発明において、成分(A)の黒色酸化チタンのL*は、Lab系表色系での測色値におけるL*であり、以下のように測定する。
すなわち、高さ:16mm、底内径:43mmの樹脂製透明容器に、黒色酸化チタンを、高さ約7mmまで充填し、底面から、分光色差計NF555(日本電色工業社製)を用いて、プローブ径φ4mm、光源D65/10°にて測定した。
(製造方法)
全量で300gとなる量を、直径130mmの1L容器と、直径30mmのディスパー羽根(回転数は全工程で2500r/min)を用いて配合した。初めに基材原料(成分(A)を含む色材以外)を105℃に加熱し、温度を維持したまま5分間均一混合した。次に、成分(A)を含む色材を加えて、更に2分間均一混合した。脱泡した後、室温まで冷却・固化させた。この口紅バルクから、必要量を切り出し、電子レンジを用いて105℃に加熱溶解し、型に流し込み、冷却固化させ、容器に挿して抜き取り、スティック口紅を得た。
(評価方法)
(1)塗布時の滑らかさ:
専門パネラー10人が、各口紅を直接唇に塗布したとき、塗布時の滑らかさについて、以下の基準で評価した。結果は、専門パネラー10人の合計点で示した。
5;塗布時にとても滑らかに塗布できる。
4;塗布時に滑らかに塗布できる。
3;塗布時にやや滑らかに塗布できる。
2;塗布時にあまり滑らかに塗布できない。
1;塗布時に滑らかに塗布できない。
(2)塗膜の厚み:
専門パネラー10人が、各口紅を直接唇に塗布したとき、塗膜の厚みについて、以下の基準で評価した。結果は、専門パネラー10人の合計点で示した。
5;塗膜がとても厚い。
4;塗膜が厚い。
3;塗膜がやや厚い。
2;塗膜があまり厚くない。
1;塗膜が厚くない。
(3)塗膜の密着感:
専門パネラー10人が、各口紅を直接唇に塗布したとき、塗膜の密着感について、以下の基準で評価した。結果は、専門パネラー10人の合計点で示した。
5;非常に塗膜の密着感がある。
4;塗膜の密着感がある。
3;やや塗膜の密着感がある。
2;あまり塗膜の密着感がない。
1;塗膜の密着感がない。
(4)発色の良さ:
専門パネラー10人が、各口紅を直接唇に塗布したとき、発色の良さについて、以下の基準で評価した。結果は、専門パネラー10人の合計点で示した。
5;非常に発色が良い。
4;発色が良い。
3;やや発色が良い。
2;あまり発色が良くない。
1;発色が良くない。
(5)奥行き感のある色合い:
専門パネラー10人が、各口紅を直接唇に塗布したとき、奥行き感のある色合いについて、以下の基準で評価した。結果は、専門パネラー10人の合計点で示した。
5;非常に奥行き感のある色合いである。
4;奥行き感のある色合いである。
3;やや奥行き感のある色合いである。
2;あまり奥行き感のある色合いではない。
1;奥行き感のある色合いではない。
実施例8~10(リップグロス)
表2に示す組成のリップグロスを製造した。
得られたリップグロスは、塗布時に滑らかに塗布でき、塗膜に厚みがあり、塗膜の密着感があり、発色が良く、奥行き感のある色合いである。
(製造方法)
全量で300gとなる量を、直径130mmの1L容器と、直径30mmのディスパー羽根(回転数は全工程で2500r/min)を用いて配合した。初めに基材原料(成分(A)を含む色材以外)を105℃に加熱し、温度を維持したまま5分間均一混合した。次に、成分(A)を含む色材を加えて、更に2分間均一混合した。脱泡した後、室温まで冷却・固化させた。この口紅バルクから、必要量を切り出し、電子レンジを用いて105℃に加熱溶解し、透明なディッピング容器に流し込み、冷却固化させ、リップグロスを得た。なお、化粧料塗布具は、塗布部が扁平形状で表面が植毛されたものを用いた。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)、(B)及び(C):
    (A)黒色酸化チタン、
    (B)油ゲル化剤 0.1~25質量%、
    (C)融点が30℃以上46℃以下のエステル油 0.1~30質量%
    を含有する口唇化粧料。
  2. 成分(A)の含有量が、0.001~10質量%である請求項1記載の口唇化粧料。
  3. 成分(A)に対する成分(C)の質量割合(C)/(A)が、0.2~200である請求項1又は2記載の口唇化粧料。
  4. 成分(B)が、固形のワックス、金属石鹸、有機変性粘土鉱物、ナノシリカ、デキストリン脂肪酸エステル、アミノ酸系ゲル化剤から選ばれるものである、請求項1~3のいずれか1項記載の口唇化粧料。
  5. さらに、(D)25℃で液状の油成分を含有する請求項1~4のいずれか1項記載の口唇化粧料。
  6. 成分(D)の含有量が、25~98質量%である請求項1~5のいずれか1項記載の口唇化粧料。
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