JP2001278745A - 油性化粧料 - Google Patents

油性化粧料

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JP2001278745A
JP2001278745A JP2000092448A JP2000092448A JP2001278745A JP 2001278745 A JP2001278745 A JP 2001278745A JP 2000092448 A JP2000092448 A JP 2000092448A JP 2000092448 A JP2000092448 A JP 2000092448A JP 2001278745 A JP2001278745 A JP 2001278745A
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Hiroyuki Hagiwara
宏行 萩原
Masaki Okuyama
雅樹 奥山
Toru Watanabe
渡邊  徹
Masateru Kosugi
昌輝 小杉
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Kose Corp
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Kose Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鮮やかな発色を有し、使用部位を際立たせると
いった化粧効果及びその持続性に優れ、また使用性に優
れ、安全性、安定性の良好な油性化粧料に関する。 【解決手段】(a)チタン・酸化チタン焼結物0.1〜
40質量%、及び(b)融点が60〜120℃である固
形油分0.1〜30質量%を含有する油性化粧料を提供
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鮮やかな発色を有
し、使用部位を際立たせるといった化粧効果及びその持
続性に優れ、また使用性に優れ、安全性、安定性の良好
な油性化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油性化粧料は、固形油、半固形
油、液体油、及び着色顔料、光輝性顔料、体質粉体の配
合量を変えることにより様々な官能や色調を演出する試
みがなされてきた。特に色調については、明度の調整の
ために酸化チタンや黒酸化鉄、チタン・酸化チタン焼結
物、彩度の調整のためにタール系色素、更にはベンガ
ラ、群青といった無機顔料を用いることで、多種多様な
色調の演出がなされてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、黒色を
演出するために使用されている黒酸化鉄は、顔料分散性
が悪く、系によっては、顔料凝集や分散不良による色調
異常を生じてしまい、安定性の確保が難しい。また、チ
タン・酸化チタン焼結物については、顔料として黒色の
彩度、発色に優れるため、色調の改善は期待できるが、
配合量の増加に伴って分散不良による化粧持ちの悪化
や、化粧膜の剥離やにじみが生じ、更には経時での安定
性が低下するといった欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上記課題を解決するために鋭意研究した結果、(a)チ
タン・酸化チタン焼結物、及び(b)融点が60〜12
0℃である固形油分を特定量用いることにより、顔料分
散性が向上し、使用部位を際立たせ、立体感のある容姿
をつくりだすといった化粧効果を演出することができ、
更にその化粧効果が持続することを見出し、本発明を開
発するに至った。すなわち、本発明は、(a)チタン・
酸化チタン焼結物0.1〜40質量%(以下、単に
「%」で示す。)及び(b)融点が60〜120℃であ
る固形油分0.1〜30%含有することを特徴とする油
性化粧料を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に使用される成分(a)のチタン・酸化チタン焼
結物は化粧品に使用されるものであれば特に限定され
ず、例えば、チタン粉末の酸化チタンを1:5の割合で
混合し、これを減圧下で3〜5時間、900〜1000
℃で燃結したものがあげられる。成分(a)のチタン・
酸化チタン焼結物の配合量は、全組成物中0.1〜40
%であり、1〜30%がより好ましい。配合量が0.1
%未満では、黒色の演出という点において、他の黒色顔
料に対する優位性を見出すことができず、更に40%を
超えると、使用性及び化粧持ちが著しく低下するという
点で好ましくない。成分(a)のチタン・酸化チタン焼
結物の平均粒径は0.6〜2.0μmが好ましく、0.
6〜1.5μmがより好ましい。この範囲であれば、顔
料分散性が向上し、化粧効果が更に向上する。更に、こ
れらは、必要に応じて一般油剤、シリコーン化合物、フ
ッ素化合物、界面活性剤等で表面を処理したものも使用
することができる。
【0006】本発明に使用される成分(b)の融点が6
0〜120℃である固形油分としては、通常化粧品に使
用されるものであればいずれのものも使用することがで
きる。例えば、ポリエチレンワックス、エチレン・プロ
ピレン共重合体、オゾケライトワックス、マイクロクリ
スタリンワックスなどの炭化水素ワックス、カルナバワ
ックス、キャンデリラワックス等のエステルワックスが
挙げられるが、ポリエチレンワックス、エチレン・プロ
ピレン共重合体が立体感のある容姿を作り出すといった
化粧効果や、その持続の点で好ましい。市販品としては
POLYWAX500、EP−700(共にBaker
Petrolite社製)などが挙げられる。また、こ
れらは必要に応じて1種又は2種以上を用いることがで
きる。成分(b)の配合量は、全組成物中0.1〜30
%であり、更に1〜20%が好ましい。配合量が0.1
%未満では、顔料分散性、経時安定性においてほとんど
効果が得られず、30%を超えると、顔料分散性、使用
性が低下するという点で好ましくない。
【0007】本発明に使用される成分(a)のチタン・
酸化チタン焼結物と成分(b)の融点が60〜120℃
である固形油分の配合比は質量比で0.1/20〜10
/0.1が好ましく、更に0.1/10〜5/0.1が
より好ましい。この範囲であれば、顔料分散性がより向
上し、使用性や化粧効果の持続性が更に向上する。
【0008】本発明の化粧料には、本発明の効果を損な
わない程度で、必要に応じて、前記必須成分以外の各種
成分、例えば、粉体、油性成分、紫外線吸収剤、保湿
剤、皮膜形成剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美
容成分、防腐剤、香料などを各種の効果を付与するため
に適宜配合することができる。
【0009】経時安定性を確保する目的として粉体であ
れば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔
料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により
特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体
類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられ
る。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化
セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カ
ーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群
青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲
母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セ
リサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメク
タイト、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシ
ウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、
ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシ
ウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロ
キシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化
チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマ
ス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン
処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝
性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、
セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−ア
クリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子
樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有
機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等
の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色2
05号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、
橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔
料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色
205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等
のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の
有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉
等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒
子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタ
ン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪
素等の複合粉体、等が挙げられ、これら粉体はその1種
又は2種以上を用いることができ、更に複合化したもの
を用いても良い。尚、これら粉体は、フッ素系化合物、
シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レ
シチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アル
コール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1
種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良
い。
【0010】様々な感触を演出したり、経時安定性を確
保する目的で油性成分としては、動物油、植物油、合成
油等の起源、及び、融点が60〜120℃以外の固形
油、半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭
化水素類、油脂類、ロウ類、硬化油類、エステル油類、
脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素
系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げら
れる。具体的には、流動パラフィン、スクワラン、ワセ
リン、ポリイソブチレン、ポリブテン、パラフィンワッ
クス、モクロウ、モンタンワックス、フィッシャートロ
プシュワックス等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ
油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油
脂類、ミツロウ、ゲイロウ等のロウ類、セチルイソオク
タネート、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソス
テアリン酸ポリグリセリル、ロジン酸ペンタエリトリッ
トエステル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コ
レステロール脂肪酸エステル等のエステル類、ステアリ
ン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソス
テアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステアリン
酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコ
ール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソ
ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級ア
ルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合
度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチ
ルシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロ
キサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシ
ロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ
変性ポリシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、
フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフル
オロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリ
エーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリ
ン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール
等のラノリン誘導体、デキストリン脂肪酸エステル、蔗
糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、12−ヒ
ドロキシステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カル
シウム等の油性ゲル化剤類等が挙げられる。
【0011】粉体の分散性向上の目的で用いる界面活性
剤としては、化粧品一般に用いられている界面活性剤で
あればよく、非イオン界面活性剤、アニオン性界面活性
剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げら
れる。紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン
系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系、4−te
rt−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オ
キシベンゾン等、保湿剤としては、例えばタンパク質、
ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げ
られる。モイスチャー効果を付与する目的で用いる水性
成分としては、水及び水に可溶な成分であれば何れでも
よく、水の他に、例えば、プロピレングリコール、1,
3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポ
リエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、
ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、ア
ロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、
レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられ
る。酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、
アスコルビン酸等、美容成分としては、例えばビタミン
類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキ
シ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等が挙げら
れる。
【0012】本発明の油性化粧料としては、口紅、ファ
ンデーション、チークカラー、アイカラーなどが挙げら
れる。特に口紅において効果が顕著に現われる。
【0013】
【実施例】以下に実施例をあげて本説明を更に説明す
る。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0014】実施例1〜4及び比較例1〜5 口紅 表1に示す処方の口紅を調製し、分散時の顔料分散性、
使用性、化粧持ち及び経時安定性について下記の方法に
より評価を行った。その結果も併せて表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】(製法) 実施例1〜4、比較例1〜5 A.成分(1)〜(7)を均一に加熱混合した後、成分
(8)〜(11)を加え、均一に混合する。 B.Aを容器に充填して製品を得る。
【0017】下記評価項目について各々評価を行った。 (評価項目) イ.顔料分散性 ロ.使用性 ハ.化粧持ち ニ.経時安定性
【0018】イの項目の顔料分散性については、混合時
の各試料の状態を観察して下記4段階判定基準により評
価を行った。ロの項目の使用した時の感触(使用性)、
及びハの項目の化粧持ちについては、各試料について専
門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が
下記絶対評価にて7段階に評価し評点を付け、各試料ご
とにパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、
下記4段階判定規準により判定した。尚、ハの項目の化
粧持ちについては、各試料を唇に塗布し、パネルに通常
の生活をしてもらい、6時間後の化粧効果について評価
した。ニの項目の経時安定性の評価については、各試料
の40℃で一ヶ月保存の状態を観察し室温保存品と比較
して、下記4段階判定基準により評価した。
【0019】(顔料分散性評価)及び(経時安定性評
価) 非常に良好:◎ 良好 :○ やや不良 :△ 不良 :× (使用性評価)及び(化粧持ち評価) 絶対評価基準 (評点):(評価) 6:非常に良い 5:良い 4:やや良い 3:普通 2:やや悪い 1:悪い 0:非常に悪い 4段階評価基準 5点を超える :非常に良好:◎ 3点を超えて5点以下:良好 :○ 1点を超えて3点以下:やや不良 :△ 1点以下 :不良 :×
【0020】表1の結果から明らかなように、本発明の
実施例1〜4の口紅は、顔料分散性に優れ、また使用
性、化粧持ち、経時安定性に優れたものが得られた。一
方、成分(b)を過多に配合した比較例1は顔料分散性
や使用性、また、成分(a)を全く配合しない比較例2
は使用性、化粧持ち、経時安定性の項目において満足の
いく評価が得られなかった。更には、成分(a)を過多
に配合した比較例3は使用性、化粧持ち、また、成分
(a)の代わりに黒酸化鉄、カーボンブラックを使用し
た比較例4及び5では、顔料分散性の項目において満足
のいく評価が得られなかった。
【0021】 実施例5:ファンデーション (成分) (%) 1.ポリエチレンワックス(m.p.88℃) 3.0 2.セレシンワックス(m.p.80℃) 5.0 3.2−エチルへキサン酸セチル 40.0 4.トリウンデシル酸グリセリド 10.0 5.セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 6.セリサイト 16.7 7.タルク 5.0 8.マイカ 5.0 9.雲母チタン 3.0 10.チタン・酸化チタン焼結物(粒径1μm) 0.1 11.ベンガラ 2.0 12.黄酸化鉄 4.0 13.防腐剤 0.2 14.紫外線吸収剤 5.0 (製造方法) A.成分(1)〜(5)を均一に加熱混合した後、成分
(6)〜(14)を加え、均一に混合する。 B.A.を皿に充填し、製品とする。 本発明のファンデーションは、顔料分散性に優れ、良好
な使用性、化粧持ち、経時安定性を有するものであっ
た。
【0022】 実施例6:チークカラー (成分) (%) 1.エチレン・プロピレン共重合体(m.p.96℃) 3.0 2.2−エチルへキサン酸セチル 30.0 3.流動パラフィン 20.0 4.トリヤシ油脂肪酸グリセリル 5.0 5.セスキオレイン酸ソルビタン 1.0 6.セリサイト 5.8 7.窒化ホウ素 10.0 8.ナイロン粉末 7.0 9.雲母チタン 5.0 10.チタン・酸化チタン焼結物(粒径1μm) 1.0 11.酸化チタン 5.0 12.ベンガラ 4.0 13.黄酸化鉄 3.0 14.防腐剤 0.2 (製造方法) A.成分(1)〜(5)を均一に加熱混合した後、成分
(6)〜(14)を加え、均一に混合する。 B.A.を皿に充填し、製品とする。 本発明のチークカラーは、顔料分散性に優れ、良好な使
用性、化粧持ち、経時安定性を有するものであった。
【0023】 実施例7:アイカラー (成分) (%) 1.エチレン・プロピレン共重合体(m.p.96℃) 0.1 2.パラフィンワックス(m.p.50℃) 5.0 3.流動パラフィン 40.0 4.トリミリスチン酸グリセリル(m.p.48℃) 5.0 5.ワセリン 10.0 6.ポリブテン 5.0 7.セリサイト 6.7 8.窒化ホウ素 5.0 9.マイカ 5.0 10.雲母チタン 10.0 11.チタン・酸化チタン焼結物(粒径1μm) 4.0 12.黄色酸化鉄 3.0 13.ベンガラ 1.0 14.防腐剤 0.2 (製造方法) A.成分(1)〜(5)を均一に加熱混合した後、成分
(6)〜(14)を加え、均一に混合する。 B.A.を皿に充填し、製品とする。 本発明のアイカラーは、顔料分散性に優れ、良好な使用
性、化粧持ち、経時安定性を有するものであった。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の油性化粧料は顔
料分散性に優れ、更に良好な使用性、化粧持ち、経時安
定性を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小杉 昌輝 東京都北区栄町48番18号 株式会社コーセ ー研究本部内 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB132 AB152 AB232 AB241 AB242 AB432 AB442 AC012 AC022 AC352 AC392 AC422 AC442 AC792 AD021 AD022 AD072 AD512 BB12 BB26 CC01 CC12 CC13 CC14 DD30

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(a)及び(b) (a)チタン・酸化チタン焼結物 0.1〜40質量% (b)融点が60〜120℃である固形油分 0.1〜
    30質量% を含有することを特徴とする油性化粧料。
  2. 【請求項2】成分(a)のチタン・酸化チタン焼結物と
    成分(b)の融点が60〜120℃である固形油分との
    配合比が質量比で0.1/20〜10/0.1であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の油性化粧料。
  3. 【請求項3】成分(a)のチタン・酸化チタン焼結物の
    平均粒子径が0.6〜2.0μmであることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の油性化粧料。
  4. 【請求項4】成分(b)の融点が60〜120℃である
    固形油分がポリエチレンワックス及び/又はエチレン・
    プロピレン共重合体であることを特徴とする請求項1、
    2又は3記載の油性化粧料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7365193B2 (ja) 2019-10-17 2023-10-19 花王株式会社 口唇化粧料

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