JP2002138009A - 油性化粧料 - Google Patents
油性化粧料Info
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Abstract
演出するという化粧効果を有すると共にその持続性に優
れ、また使用性が良く、安全性、安定性も良好な油性化
粧料を提供する。 【解決手段】 次の成分(a)および(b) (a)ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した、
平均厚さが0.1〜3.0μm、平均粒径が1〜700
μm、アスペクト比が5〜500である真珠光沢顔料 (b)油溶性樹脂成分 を含有することを特徴とする油性化粧料。
Description
し、更に詳細には、使用部位の質感を変化させ、魅力的
な容貌を演出するという化粧効果を有すると共にその持
続性に優れ、また使用性が良く、安全性、安定性も良好
な油性化粧料に関する。
に優れた特徴をもつものとして使用されており、その製
品剤型は使用部位によって多岐にわたるが、代表的なも
のとして口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイカラー、
アイライナー、ほほ紅、ファンデーションといったもの
が挙げられる。
分、例えばワックスやロウ類、粉体及び皮膜形成剤を中
心として構成されている。そして、化粧品としての快適
な使用性、使用感及び機能性を持たせるために、ワック
ス類、粉体、皮膜形成剤として種々の性状、性質をもつ
ものが選択されており、それらの配合検討も行われてき
た。さらに、使用部位の質感を変化させ、魅力的な容貌
をつくりだすために、パール剤やラメ剤といった光輝性
顔料の配合検討もなされてきた。
の油性化粧料において、パール剤を配合することで使用
部位の質感を変化させ、魅力的な容貌を演出することは
できるものの、十分な化粧効果を得るためには多量に配
合する必要があった。そして、パール剤を多量に配合し
た場合は、化粧料の安定性や化粧膜の持続性が低下し、
油性化粧料として満足のいくものが得られないという問
題があった。
部位の質感を変化させ、魅力的な容貌を演出するといっ
た化粧効果は得られるものの、ラメ剤自身の付着性が弱
いために時間の経過と共に剥離する傾向があり、化粧効
果の持続といった点で満足のいくものが得られなかっ
た。
記課題を解決するため鋭意研究を行った結果、光輝性顔
料として、ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆し
た一定形状の真珠光沢顔料を用い、これを油溶性樹脂成
分と組み合わせることにより、使用部位の質感を変化さ
せ、魅力的な容貌を演出するといった化粧効果に優れ、
その化粧効果の持続性が高く、良好な使用性、使用感及
び均一な化粧膜を付与する油性化粧料が得られることを
見出し、本発明を完成するに至った。
(b) (a)ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆して得
られ、平均厚さが0.1〜3.0μm、平均粒径が1〜
700μm、アスペクト比が5〜500である真珠光沢
顔料 (b)油溶性樹脂成分 を含有することを特徴とする油性化粧料を提供するもの
である。
真珠光沢顔料は、ガラスフレークを母材とし、その表面
を金属酸化物で被覆したものである。ここでいうガラス
フレークとは、シリカ(SiO2)を45〜75質量%
(以下、単に「%」で示す)程度含有するガラスフィル
ムを粉砕することにより得られるのもである。このガラ
スフレークとしては、例えば、溶融法で製造されるもの
が挙げられ、より具体的には、特公昭41−17148
号公報、特公昭45−3541号公報に記載の方法で製
造したものを例示することができる。
自由表面を持つ溶融ガラスを冷却固化するため、その表
面は非常に平滑であり、さらに非晶質でへき開性を有し
ないので、その表面にはほとんど段差を生じない。ま
た、シリカが80%以上含有されるシリカガラスに比
べ、若干の柔軟性を有するため、破砕され難く、化粧料
への配合に適している。
0μmのガラスフィルムを粉砕後分級し、平均粒径1〜
700μm、平均厚さ0.1〜3.0μm、アスペクト
比5〜500のガラスフレークを得ることができる。
は、シリカを上記した範囲で含有し、溶融成型できるも
のならどのような組成でも良く、ソーダライムガラス、
Sガラス、Eガラス、Cガラスなどが例示されるが、表
面に段差を生じにくく、かつ平滑性を得やすい点で、特
にCガラスがより好ましい。
顔料は、ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した
後の状態で、平均厚さが0.1〜3.0μm、平均粒径
が1〜700μm、アスペクト比が5〜500であるも
のである。平均厚さについては、ガラスフレークは製造
技術上0.1μmより薄くすることは困難であり、また
その一方で3.0μmより厚い場合、ざらつき感を生
じ、感触的に好ましくない。
充分な光輝性が得られず、一方700μmより大きい場
合は、ざらざら感が強くなり、光沢も強すぎて不自然に
なってしまい、これもまた不適である。
場合は、その肌上でののび感が悪くなり、一方500よ
り大きい場合は、肌へのフィット感が悪く、かつ、その
金属被覆物の外観も光沢が強すぎて、本発明としては好
ましくない。なお、「アスペクト比」とは、ガラスフレー
クの平均粒径を平均厚さで除した値を指すものである。
ることにより、外観上真珠に似た光沢を示す真珠光沢顔
料を得ることができるが、この被覆に用いられる金属酸
化物としては、チタニア(TiO2)、ジルコニア(Z
rO2)、酸化鉄などの金属酸化物が挙げられる。金属
酸化物による被膜の形成方法は、公知の技術を利用すれ
ばよく、例えば、特公昭43−25644号公報、特開
昭47−34529号公報に記載されている方法等を利
用することができ、具体的には硫酸チタニル溶液または
四塩化チタン溶液にガラスフレークを懸濁させ、かかる
溶液を昇温することによりチタニアを析出させ、ガラス
フレーク上に被膜を設けることができる。ただし、この
方法に限定するものではなく、ガラスフレーク上に薄く
被膜を設けることができる方法であれば、特に制限はさ
れない。
珠光沢顔料においては、ガラスフレーク上の被膜の厚さ
を制御することにより、干渉による任意の色調を発現さ
せることが出来る。この被膜の厚さは、20〜250n
mが好ましい。厚さが20nm未満では光輝性が発現し
難く、一方250nmより厚い場合には、適度な透明感
を有する光輝的な外観が得られない場合がある。なお、
被膜はかかる微小な厚さであるため、ガラスフレークと
真珠光沢顔料の厚さは大差ないものである。また、成分
(a)は、必要に応じて、一般油剤、シリコーン系化合
物、フッ素系化合物、界面活性剤等で表面処理してから
使用することもできる。
る油溶性樹脂成分としては、特に制限されず、通常化粧
料に配合されるものであればいずれのものも使用でき
る。具体的な成分(b)の例としては、ロジン酸系樹
脂、トリメチルシロキシケイ酸、アクリル変性シリコー
ン、酢酸ビニル系樹脂、ポリビニルイソブチルエーテ
ル、ポリイソブチレン等が挙げられるが、中でも、ロジ
ン酸系樹脂、ポリイソブチレンが化粧効果の持続性とい
った点で好ましい。これらの樹脂成分は必要に応じて、
1種または2種以上を用いることができる。
成分(b)を常法に従って混合することにより製造する
ことができる。本発明油性化粧料における成分(a)の
配合量は、使用性、使用感及び剤型により異なり、特に
制限されないが、全組成物中、0.1〜50%が好まし
く、1〜20%がより好ましい。また、成分(b)の配
合量も、使用性、使用感、及び剤型により異なり、特に
制限されないが、全組成物中、固型分濃度として0.1
〜30%が好ましく、1〜20%がより好ましい。これ
ら成分の配合量が上記範囲であれば、使用部位の質感を
変化させ、魅力的な容貌を演出するといった化粧効果、
使用性、使用感の点でより良好なものが得られる。
に、本発明の目的を損なわない範囲内で、油性成分、粉
体、香料、界面活性剤、酸化防止剤、防腐剤、薬剤、保
湿剤、増粘剤、美容成分、水性成分などを各種の効果を
付与するためにに適宜配合することができる。
を演出したり、経時安定性を確保する目的で添加される
もので、本発明の油性化粧料に配合されうる成分(b)
以外の油性成分としては、例えば、流動パラフィン、ス
クワラン、ワセリン等の炭化水素類、オリーブ油、ヒマ
シ油、ホホバ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の
油脂類、ミツロウ、ゲイロウ等のロウ類、ジイソステア
リン酸ポリグリセリル、ジオクタン酸ネオペンチルグリ
コール、コレステロール脂肪酸エステル等のエステル
類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニ
ン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、12−ヒドロキ
システアリン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、
セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアル
コール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコー
ル等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシク
ロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、架橋型オルガ
ノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリ
コーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタ
ン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラ
ノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、
ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、デキストリン
脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸
エステル、12−ヒドロキシステアリン酸アルミニウ
ム、ステアリン酸カルシウム等の油性ゲル化剤類等が挙
げられる。
体は、経時安定性を確保する目的で使用されるものであ
り、本発明の油性化粧料に配合されうる成分(a)以外
の粉体としては、その例としては、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸
化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、
紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲
母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイ
ト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナ
イト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシ
ウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、
ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシ
ウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグ
ネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロ
キシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化
チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマ
ス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン
処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等の光輝
性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ
アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、
セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−ア
クリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン
系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子
樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有
機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等
の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色2
05号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、
橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔
料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色
205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等
のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の
有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉
等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒
子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタ
ン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪
素等の複合粉体等が挙げられる。これら粉体はその1種
又は2種以上を用いることができ、更に複合化したもの
を用いても良い。また、これらの粉体は、必要に応じ
て、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、
レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、
高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロ
ウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理
して使用しても良い。
目的で用いられるものであり、その例としては、化粧品
一般に用いられている界面活性剤であればよく、非イオ
ン界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面
活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
を付与する目的で用いられるものであり、水及び水に可
溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、プ
ロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグ
リコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリ
ン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼ
ル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ロー
ズ等の植物抽出液が挙げられる。
−トコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分として
は、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤として
は、例えばパラキシ安息香酸エステル、フェノキシエタ
ノール等が挙げられる。
種々の形状の油性化粧料とすることができ、例えば、口
紅、マスカラ、アイシャドウ、アイカラー、アイライナ
ー、ほほ紅、ファンデーション等として利用しうるもの
である。
更に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するも
のではない。
て、表1に示すCガラスを用い、これから以下の方法に
従ってガラスフレークを製造した。このガラスフレーク
に対し、ルチル型チタニアを加え、以下の方法によりガ
ラスフレーク表面を被覆して真珠光沢顔料1〜4を得
た。
ブロー延伸薄膜化して冷却固化することにより所定の厚
さにした。これを粉砕分級して所定の厚さ、粒度及びア
スペクト比を有する4種のガラスフレークを製造した。
した四塩化チタン溶液中に懸濁させ、この懸濁液を加熱
して1時間沸騰させて、ガラスフレーク表面にチタニア
被覆を設けた。濾過水洗後乾燥させ、その後600℃で
30分熱処理し、表2の物性の真珠光沢顔料を得た。
示す処方および下記の製造方法により、本発明品1〜4
および比較品1〜3のマスカラを調製した。得られたマ
スカラについて、以下に示す評価方法により、使用部位
の質感を変化させ、魅力的な容貌を演出するという
「イ.化粧効果」、及びその「ロ.化粧効果の持続
性」、塗布時の「ハ.化粧のしやすさ(使用性、及び使
用感)」及び「ニ.仕上がり膜の均一性」の4項目につ
いて下記の方法により官能評価を行った。その結果を表
4に示した。
(11)を加え、均一に混合する。 B. 「A.」を容器に充填して、本発明品1〜4およ
び比較品1〜3のマスカラを得た。
果の持続性」、塗布時の「ハ.化粧のしやすさ(使用
性、及び使用感)」及び「ニ.仕上がり膜の均一性」の
3項目については、各試料について10名の官能パネル
により、下記の<7段階絶対評価基準>にて評価し評点
を付け、各試料ごとにパネル全員の評点合計から、その
平均値を算出し、下記の<4段階評価基準>を用いて評
価した。また、「イ.化粧効果」については別に示す
「イ.化粧効果」の評価により判定した。
1〜4のマスカラは使用部位の質感を変化させ、魅力的
な容貌を演出するといった化粧効果及び化粧効果の持続
に優れ、使用性、使用感も良く、化粧膜の均一性にも優
れるものであった。これに対して、油溶性樹脂成分を配
合しない比較品1では、化粧効果の持続の点で、満足の
行くものが得られなかった。また、雲母チタンを配合し
た比較品2では化粧効果の点で、ポリエチレンテレフタ
レート・アルミニウム・エポキシ積層末を配合した比較
品3では化粧のしやすさ及び仕上り膜の均一性の点で満
足のいくものが得られなかった。
ャドウを製造した。
(8)を加え均一に混合する。 B. 「A.」を容器に充填して、アイシャドウを得
た。
を変化させ、魅力的な容貌を作り出すことができるとい
った化粧効果に優れたものであり、使用性、使用感も良
く、化粧膜の均一性に優れたものであった。
した。
(11)を加え均一に混合する。 B. 「A.」を容器に充填して、口紅を得た。
せ、魅力的な容貌を作り出すことができるといった化粧
効果に優れ、使用性、使用感も良く、化粧膜の均一性に
優れたものであった。
りファンデーションを製造した。
(14)を加え均一に混合する。 B.「A.」を容器に充填して、ファンデーションを得
た。
質感を変化させ、魅力的な容貌を作り出すことができる
といった化粧効果に優れ、使用性、使用感も良く、化粧
膜の均一性に優れたものであった。
イライナーを製造した。
(9)を加え均一に混合する。 B. 「A.」を容器に充填して、アイライナーを得
た。
を変化させ、魅力的な容貌を作り出すことができるとい
った化粧効果に優れ、使用性、使用感も良く、化粧膜の
均一性に優れたものであった。
セントを与え、使用部位を際立たせるといった化粧効
果、及び化粧効果の持続(にじみ防止効果)に優れ、使
用性、使用感も良く、化粧膜の均一性にも優れたもので
あり、口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイカラー、ア
イライナー、ファンデーション等として有利に利用しう
るものである。 以 上
Claims (6)
- 【請求項1】 次の成分(a)および(b) (a)ガラスフレークの表面を金属酸化物で被覆した、
平均厚さが0.1〜3.0μm、平均粒径が1〜700
μm、アスペクト比が5〜500である真珠光沢顔料 (b)油溶性樹脂成分 を含有することを特徴とする油性化粧料。 - 【請求項2】 成分(a)のガラスフレークがシリカ
(SiO2)を45〜75質量%含有するものである請
求項第1項記載の油性化粧料。 - 【請求項3】 成分(a)の金属酸化物がチタニア(T
iO2)、ジルコニア(ZrO2)または酸化鉄から選
ばれる1種または2種以上である請求項第1項又は第2
項記載の油性化粧料。 - 【請求項4】 成分(a)の含有量が0.1〜50質量
%であり、成分(b)の含有量がを0.1〜30質量%
である請求項第1項乃至第3項のいずれかに記載の油性
化粧料。 - 【請求項5】 成分(b)の油溶性樹脂成分が、ロジン
酸系樹脂及び/またはポリイソブチレンであることを特
徴とする請求項第1項または第4項のいずれかに記載の
油性化粧料。 - 【請求項6】 口紅、マスカラ、アイシャドウ、アイカ
ラー、アイライナー、ほほ紅またはファンデーションで
ある請求項第1項乃至第5項のいずれかの項記載の油性
化粧料。
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