JP7292920B2 - 油性化粧料 - Google Patents
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Description
しかし、従来の主成分が油剤である油性メイクアップ化粧料は、光沢感の高い仕上がりを与える一方、化粧膜がヨレやすく、油剤の負担を感じやすい傾向がある。一般に、粉体総量を向上させることで化粧膜のヨレは向上されるが、粉の並び方が不均一であると光が拡散し、光沢性が低下し、粉体が油を吸油することで粘土のような伸びの重さが発生しやすい問題があった。これら課題を解決するため、これまでにも種々の検討がなされてきた。
例えば、光沢性向上の技術として、(a)デキストリン脂肪酸エステルと、(b)エステルの平均置換度が3~8のショ糖脂肪酸エステルと、(c)30℃において固形である油分を5質量%以下、を含有する油性化粧料(例えば、特許文献1)がある。
また、1)粉体40乃至90質量%と、2)油性成分10乃至25質量%とを含有する化粧料であって、少なくとも2種の表面処理を施した単分散シリカであって、少なくとも2種の表面処理剤による被膜が外側に向かうほど屈折率が低いものであるシリカを含有することを特徴とする油性化粧料(例えば特許文献2)が提案されている。
さらに、化粧もち向上の技術として、(A)正又は負イオン性基を有するフッ素含有ポリマー、及び(B)成分(A)と逆電荷のイオン性基を有するシリコーンを含有する皮膜形成剤により、表面が被覆された被覆粉体、並びにこれを含有する化粧料(例えば特許文献3)の提案もなされている。
また、特許文献2による技術では、ツヤ感といった光沢感には優れるものの、パール剤は肌から剥離しやすく、化粧もちの点で満足いくものが得られなかった。
特許文献3による技術では、電荷の異なるポリマーと皮膜形成剤を組み合わせることで、化粧膜の汗や皮脂に対する撥水・撥油性が高く、使用感及び化粧もちは優れるという記載はあるものの、極端な電荷の相互作用により、かえって粉の凝集が発生しやすくなり、化粧膜の内側からにじみ出る汗や皮脂により凝集した粉が白浮きしてしまい、化粧もちの低下や白浮により光沢感が損なわれる場合があった。また、電荷がどちらかに少しでも偏ると粉と肌との吸着力が高くなりすぎてしまう場合があり、負担感のある化粧膜となり、満足のいくものが得られなかった。
[1]次の成分(A)、(B)、
(A)ポリアクリレート-44 0.1~10質量%
(B)無機非晶質板状粒子または焼成板状粘土鉱物
を含有する油性化粧料。
[2]前記成分(B)がガラス末、板状シリカ、焼成セリサイトから選ばれる1種または2種以上を含有する油性化粧料。
[3]さらに成分(C)として油剤を30~80質量%含有し、(C)中に、エステル油、シリコーン油から選ばれる1種または2種以上を含有する油性化粧料。
[4]前記成分(B)を含む全粉体を30~60質量%含有する油性化粧料。
[5]さらに成分(D)としてワックス、天然ロウ、植物脂、飽和高級アルコール、飽和高級脂肪酸、金属石鹸、デキストリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖エステル、ポリウレタン、アミノ酸系ゲル化剤 、シリコーンワックスから選ばれる1種または2種以上を含有する油性化粧料。
[6]前記成分(C)としてエステル油及びシリコーン油を各々1種または2種以上含有し、エステル油とシリコーン油の合計比率が、エステル油:シリコーン油=5:1~1:3である油性化粧料。
[7]前記成分(B)の平均粒子径が、1~60μmである油性化粧料
を提供するものである。
また、成分(B)は、板状形状であり肌との接触面が大きく、油性化粧料中における肌への付着性に富むため、上記の特性から、化粧膜の伸び広がりの良さを損なうことなく、化粧もちを向上させることができる。
この中でも、(A)成分と相溶性のある油剤が好ましく、具体的には、シリコーン骨格を有する油剤、極性を有するエステル油が好ましい。
さらに、シリコーン油とエステル油の質量比率は、特に限定されないが、化粧膜の伸び広がりと、化粧もちにより優れる等の観点から、下限としては、少なくとも0.2以上、より好ましくは0.25以上、さらに好ましくは0.28以上であり、この範囲より少ないと、なめらかな伸び広がり効果が得られない場合があり、好ましくない。上限としては、3以下であることが好ましく、より好ましくは2以下、さらに好ましくは1以下であり、この範囲より多いと、肌への親和性が低下しやすくなる場合があり好ましくない。
※2:KP-561P(信越化学工業社製)
※3:ハイマレートDIS(高級アルコール工業社製)
※4:シリコ-ンKF-56(信越化学工業社製)
※5:シリコーンKF-96L-2CS(信越化学工業社製)
※6:シリコーンKF-96-100CS(信越化学工業社製)
※7:レオパールKL2(千葉製粉社製)
※8:レオパールTT2(千葉製粉社製)
※9:マイクログラスシルキーフレークFT1040FY(日本板硝子社製)
※10:マイクログラスシルキーフレークFTD025FY-02(日本板硝子社製)
※11:マイクログラスシルキーフレークFTD010FY-01(日本板硝子社製)
※12:エイトパールFK-1000-S(角八魚麟箔社製)
※13:マイクログラスメタシャインMT1080RS(日本板硝子社製)
※14:マイクログラスメタシャインMT1120RS(日本板硝子社製)
※15:PDM-40L(トピー工業社製)
※16:エイトパール300S(角八魚麟箔社製)
※17:SA-PDM-10L(三好化成社製)
※18:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
A.成分3~7と成分9~14を90℃にて均一に加熱溶解する。
B.Aに成分1~2、8、15~32を加え、均一に混合分散する。
C.Bを容器に充填して油性化粧料を得た。
下記評価項目について各々下記方法により評価を行った。
(評価項目):(評価観点)
イ.光沢感:化粧膜にツヤがあるかどうか
ロ.負担感のなさ:塗付後の化粧膜が柔軟であり、負担感を感じないかどうか
ハ.化粧もち:塗付後4時間後も化粧膜が維持されるかどうか
ニ.なめらかな伸び広がり:塗付時に油剤や粉体のべたつきを感じずになめらかに伸び広がり、均一な化粧膜となるかどうか
イ~ニの項目について、各試料について専門パネル20名の評価者による使用テストを行った。評価者全員が各試料を瞼に塗布し、評価者各人が、イ~ニの各項目を評価観点について下記絶対評価基準にて7段階に評価し評点をつけ、パネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記判定基準により判定した。
(評点):(評価)
6 :非常に良い
5 :良い
4 :やや良い
3 :普通
2 :やや悪い
1 :悪い
0 :非常に悪い
(判定):(評点の平均点)
◎ :5点を超える
○ :3.5点を超え5点以下
△ :1点を超え3.5点以下
× :1点以下
一方、成分(A)のない比較例1では化粧膜がずるつき、油剤の負担感を感じやすく、系内での油剤の相溶性が良くないため化粧膜の均一性が乏しく、光沢感、負担感のなさ、化粧もち、なめらかな伸び広がりにおいて満足のいくものが得られなかった。
また、成分(A)の代わりに(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸ジメチコン)コポリマーを含有した比較例2では、高極性油との相溶性が悪く化粧膜がくすんでしまい、光沢感の点で満足いくものが得られなかった。さらに、成分(B)の変わりに合成金雲母を含有した比較例3及び成分(B)の変わりにマイカを含有した比較例4では、化粧もちが向上するものの、油剤との組み合わせで粘土様のべたつきが発生し、なめらかな伸び広がりの点で満足のいくものが得られなかった。また、成分(B)の変わりに有機板状粉体であるアクリル酸アルキル共重合体を含有した比較例5及び成分(B)の変わりにメチルポリシロキサン処理合成金雲母を含有した比較例6では、粘土様のべたつきは抑えられるが、肌への付着性に欠け、化粧もちの点で満足のいくものが得られなかった。さらに、成分(D)を含有していない比較例7では、油剤のずるつきが大きく、塗布時の化粧膜の伸び広がりがとまらず、負担感のなさ、化粧もち、なめらかな伸び広がりの点で満足のいくものが得られなかった。
(成分) (%)
1.球状多孔質セルロースパウダー(5μm) 10.0
2.球状(ジフェニルジメチコン/ビニルフェニルジメチコン
/シルセスキオキサン)クロスコポリマー 5.0
3.赤色226号 0.4
4.赤色202号 0.2
5.黄色4号 0.2
6.ベンガラ 0.2
7.黄酸化鉄 0.5
8.マイカ 残量
9.セリサイト※19 10.0
10.メチルポリシロキサン処理合成金雲母※20 5.0
11.煙霧状ジメチルシリル化シリカ※21 0.5
12.雲母チタン※20 14.0
13.ホウケイ酸(Ca/Al)※10 2.0
14.酸化亜鉛(六角板状 平均粒子径0.3μm) 0.5
15.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1
3.0
16.(ジメチコン/ポリグリセリン-3)クロスポリマー 4.0
17.セスキイソステアリン酸ソルビタン 1.0
18.トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル(IOB値:0.30)
7.0
19.流動パラフィン(10cSt) 8.0
20.ヒドロキシステアリン酸オクチルドデシル 10.0
21.メチルフェニルポリシロキサン※4 8.0
22.ジプロピレングリコール 0.1
23.セージ油 0.3
24.アーモンド油 0.3
25.(水添ポリブタジエン/グリコール/HDI)コポリマー 0.5
※19:セリサイトJS-1(ジャパンセリサイト社製)
※20:SA-PDM-20L(三好化成社製)
※21:BLONDIEE SUPER BRONZE N-2220S(CQV社製)
A.成分1~14をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.成分15~25を90℃にて均一に混合溶解する。
C.25℃でAにBを添加し万能攪拌機で均一に混合する。
D.Cをスクリューフィーダー付充填機を用いて容器に充填後に凸状にプレス成型し、チークカラーを得た。
(成分) (%)
1.ポリエチレンワックス 7.0
2.マイクロクリスタリンワックス 1.5
3.12-ヒドロキシステアリン酸 1.5
4.トリイソステアリン酸ジグリセリル(IOB値:0.26) 残量
5.t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.0
6.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 3.0
7.ジメチルポリシロキサン※22 2.0
8.オクチルドデカノール 20.0
9.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1 8.0
10.フェニルトリメチコン※23 5.0
11.ジフェニルジメチコン※24 5.0
12.イソノナン酸イソトリデシル(IOB値:0.15) 10.0
13.ジブチルヒドロキシトルエン 0.1
14.シリル化処理無水ケイ酸※25 1.0
15.多孔質無水ケイ酸(平均粒子径12μm) 1.5
16.ホウケイ酸(Ca/Al)※10 5.0
17.赤色202号 0.3
18.パーフルオロオクチルトリエトキシシラン2%処理ガラス末※9
5.0
19.トコトリエノール 0.1
20.1,2-ペンタンジオール 0.1
21.香料 0.05
22.水添レシチン 0.1
23.セラミド3 0.01
24.アスタキサンチン 0.0001
25.オレイン酸フィトステリル 0.02
※22:KF-96-10CS(信越化学工業社製)
※23:SH556 Fluid(東レダウコーニング社製)
※24:KF-54(信越化学工業社製)
※25:AEROSIL R976S(日本アエロジル社製)
A.成分1~13を100~110℃にて均一に溶解する。
B.Aに成分14~25を加え、均一に混合分散する。
C.Bを脱泡後、100℃に加熱してスティック状口紅容器に直接流し込む。
D.Cを室温に冷却後、口紅を得た。
(成分) (%)
1.カルナウバワックス(融点83℃) 1.0
2.キャンデリラワックス(融点73℃) 4.0
3.トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン(IOB値:0.16)
2.0
4.ジカプリン酸ネオペンチルグリコール(IOB値:0.25) 残量
5.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1 7.0
6.セチルPEG/PPG-10/1ジメチコン 0.5
7.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン
3.0
8.パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル(IOB値:0.28)
5.0
9.(アクリレーツ/ジメチコン)コポリマー 3.0
10.イソドデカン 10.0
11.ジフェニルジメチコン※24 2.0
12.(水添ポリブタジエン/グリコール/HDI)コポリマー 2.0
13.球状ナイロン末(平均粒子径15μm) 8.0
14.ポリメチルシルセスキオキサン(平均粒子径0.5μm) 3.0
15.酸化亜鉛(六角板状、平均粒子径1μm) 2.0
16.トリエトキシカプリリルシラン2%処理酸化チタン 12.0
17.メチルハイドロゲンジメチコン2%処理ベンガラ 0.5
18.ジメチルポリシロキサン3%処理黒色酸化鉄 0.1
19.N-ラウロイル-L-グルタミン酸Na2%処理黄色酸化鉄 2.0
20.ホウケイ酸(Ca/Al)※10 5.0
21.ベンガラ被覆雲母チタン 3.0
22.メドウフォーム油(IOB値:0.16) 2.0
23.レシチン処理扁平セルロース 0.01
24.カルボマー 0.01
25.ローズ水 0.05
A. 成分1~11を90~100℃にて均一に溶解する。
B. Aに成分12~25を加え、均一に混合する。
C. Bを容器に90℃にて溶解して、金型に流し込む。
D. Cを室温に冷却後、金型を取り除き、容器に装填し、コンシーラーを得た。
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス 8.0
2.ステアリルジメチコン(融点40℃) 1.0
3.ミツロウ(融点65℃) 3.0
4.ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン※4 10.0
5.デカイソステアリン酸ポリグリセリル-10(IOB値:0.25)
5.0
6.パルミチン酸デキストリン※26 5.0
7.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)20.0
8.ミリスチン酸イソプロピル(IOB値:0.18) 3.0
9.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル(IOB値:0.35) 残量
10.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル) 5.0
11.ラウロイルリジン 2.0
12.ホウケイ酸(Ca/Al)※11 7.0
13.(ジフェニルジメチコン/ビニルジフェニルジメチコン
/シルセスキオキサン)クロスポリマー 1.5
14.ジプロピレングリコール 0.5
15.グリセリン 1.0
16.シア脂 0.03
17.ジメチルポリシロキサン2%処理黒色酸化鉄 5.0
18.2%トリイソステアリン酸イソプロピルチタン処理酸化チタン
(平均粒子径0.25μm) 0.5
19.レシチン3%処理黄色酸化鉄 1.0
20.ハイドロゲンジメチコン1%処理ベンガラ 0.5
21.窒化ホウ素 2.0
22.オキシ塩化ビスマス 0.5
23.パルミチン酸レチノール 0.005
24.ラベンダー油 0.02
25.アスコルビン酸 0.0002
※26:レオパールTL2(千葉製粉社製)
A.成分1~10を100℃~110℃にて加熱溶解する。
B.Aに成分11~25を加えて均一に混合する。
C.Bを脱泡後、100℃に加熱し金皿に流し込み充填する。
D.Cを室温に冷却してアイブロウを得た。
(成分) (%)
1.パルミチン酸デキストリン※7 7.0
2.(パルミチン酸/2-エチルヘキサン酸)デキストリン※8 3.0
3.ヒマワリワックス(融点76℃) 3.0
4.トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル(IOB値:0.35) 残量
5.イソステアリン酸デキストリン※27 2.0
6.(ビニルピロリドン/ヘキサデセン)コポリマー 2.0
7.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1 10.0
8.リンゴ酸ジイソステアリル(IOB値:0.28) 5.0
9.ホホバ油(IOB値:0.07) 0.1
10.トリベヘニン 0.5
11.PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 1.0
12.ラウリルポリグリセリン-3
ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 0.4
13.(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー 4.0
14.ジメチルポリシロキサン※5 5.0
15.セスキオレイン酸ソルビタン 0.3
16.(スチレン/DVB)コポリマー※28 2.0
17.球状ポリメタクリル酸メチル(平均粒子径6.5μm) 3.0
18.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー 5.0
19.ポリメチルシルセスキオキサン(平均粒子径5μm) 8.0
20.赤色226号 0.2
21.ハイドロゲンジメチコン8%処理黄色4号 0.1
22.ジメチルポリシロキサンン2%処理合成金雲母 3.0
23.PET(平均粒子径20μm) 1.0
24.(PET/AL)ラミネート 1.0
25.ピーチエキス 0.03
※27:ユニフェイルマHVY(千葉製粉社製)
※28:ガンツパールGS-0605(アイカ工業社製)
A.成分1~13を均一に80~90℃にて溶解する。
B.Aに成分14~25を加え、均一に混合する。
C.Bを樹脂皿に90℃にて溶解充填する。
D.Cを室温に冷却固化し頬紅を得た。
(成分) (%)
1.ステアロイルグルタミン酸2Na3%処理黄色酸化鉄 2.0
2.ステアロイルグルタミン酸2Na3%処理赤色酸化鉄 0.8
3.ステアロイルグルタミン酸2Na3%処理黒色酸化鉄 0.3
4.ラウロイルリシン 2.0
5.アミノ変性シリコーン1%処理合成金雲母 5.0
6.ラウリン酸亜鉛2%処理 焼成セリサイト※12 残量
7.酸化チタン被覆合成金雲母※29 2.0
8.板状シリカ※30 4.0
9.ホウケイ酸(Ca/Al)※11 8.0
10.ジラウロイルグルタミン酸リシンNa2%処理酸化チタン※31
10.0
11.酸化亜鉛※32 3.0
12.パラメトキシケイ皮酸エチルヘキシル(IOB値:0.28) 7.0
13.ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 3.0
14.トリプロピレングリコール 3.0
15.トリメリト酸トリトリデシル(IOB値:0.28) 10.0
16.スクワラン 5.0
17.メドウフォーム油(IOB値:0.16) 3.0
18.コハク酸ジエチルヘキシル(IOB値:0.32) 8.0
19.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1 3.0
20.ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン※4 5.0
21.パルミチン酸デキストリン※7 3.0
22.セスキイソステアリン酸ソルビタン 0.2
23.リンゴ酸ジイソステアリル(IOB値:0.28) 1.0
24.ヒアルロン酸Na 0.1
25.トコフェロール 0.1
26.1,3-ブチレングリコール 0.5
27.グリセリン 1.0
28.精製水 1.0
※29:HERIOS R10R(トピー工業社製)
※30:シルリーフ(水澤化学工業社製)
※31:MP-70(テイカ社製)
※32:XZ-3000F(堺化学工業社製)
A.成分1~11をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.成分12~24を80℃にて均一に混合溶解する。
C.成分25~29を均一に混合する
D.25℃でAにBとCを添加し万能攪拌機で均一に混合する。
E.Dを、スクリューフィーダー付充填機を用いて容器に充填後、立体花形のレリーフ付きプレス成型し、ファンデーションを得た。
(成分) (%)
1.オクチルトリエトキシシラン3%処理黒酸化鉄 2.0
2.オクチルトリエトキシシラン3%処理群青 0.5
3.カーボンブラック 0.3
4.ラウリン酸亜鉛3%処理タルク 12.0
5.ミリスチン酸亜鉛2%処理マイカ 残量
6.ホウケイ酸(Ca/Al)※11 3.0
7.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1 3.0
8.イソドデカン 10.0
9.(水添ポリブタジエン/グリコール/HDI)コポリマー 3.0
10.トリメチルシロキシケイ酸の50%ジメチコン溶液※33
15.0
11.ポリメチルシルセスキオキサン※34 5.0
12.メチルトリメチコン 5.0
13.カプリリルメチコン 3.0
14.トリイソステアリン酸ジグリセリル(IOB値:0.26) 4.0
15.トリメリト酸トリトリデシル(IOB値:0.28) 13.0
16.カプリリルグリコール 0.3
17.香料 0.1
※33:KF-9021L(固形分50%、ジメチコン2CS溶液、信越化学工業社製)
※34:SILFORM FLEXIBLE RESIN(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
A.成分1~7をスーパーミキサーで均一に混合する。
B.成分8~17を80℃にて均一に混合溶解する。
C.25℃でAにBを添加し万能攪拌機で均一に混合する。
D.をスクリューフィーダー付充填機を用いて容器に充填後プレス成型し、アイライナーを得た。
(成分) (%)
1.軽質流動イソパラフィン 残量
2.トリメチルシロキシケイ酸※35 14.0
3.パルミチン酸デキストリン※27 5.0
4.ポリメチルシルセスキオキサン粉体※36 2.0
5.ジステアルジモニウムヘクトライト 4.0
6.ポリエチレンワックス※37 2.0
7.ミツロウ 4.0
8.カルナウバワックス 3.0
9.(エチレン/プロピレン)コポリマー※38 1.0
10.ホウケイ酸(Ca/Al)※11 1.5
11.ナイロン12繊維(5T、1mm) 1.0
12.黒酸化鉄 8.0
13.炭酸プロピレン 1.0
14.ポリアクリレート-44 (固形分30%イソドデカン溶液)※1
10.0
15.メチルパラベン 0.2
※35:KF-7312L(信越化学工業社製、固形分50%ジメチコン溶液)
※36:TOSPEARL 150KA(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアル・ジャパン社製)(平均粒子径5μm)
※37:PERFORMALENE500(ニューフェーズテクノロジー社製)
※38:EPSワックス(日本ナチュラルプロダクツ社製)
(製造方法)
A.成分1~10を100℃まで溶解し均一に分散する。
B.Aに成分11~16を加え均一に混合する。
C.Bを容器に充填して製品とする。
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス※39 5.0
2.ヒマワリ種子ロウ 10.0
3.トリメチルシロキシケイ酸※33 10.0
4.イソドデカン 残量
5.2-デシルテトラデカノール 5.0
6.フェニルグリコール 1.0
7.ポリアクリレート-44(固形分30%イソドデカン溶液)※1 9.0
8.メチルシロキサン網状重合体※40 5.0
9.カーボンブラック 10.0
10.ホウケイ酸(Ca/Al)※10 10.0
11.シリル化処理無水ケイ酸※18 1.0
12.(水添ポリブタジエン/グリコール/HDI)コポリマー 0.3
13.2-エチルヘキサン酸セチル(IOB値:1.3) 1.5
※39:合成セレシンSP-273P(日本ナチュラルプロダクツ社製)
※40:トスパール145A(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
A.成分1~4を110℃で加熱溶解する。
B.Aに成分5~13を加え、均一に混合する。
C.Bを容器に溶融充填して製品とする。
Claims (4)
- 次の成分(A)~(D)、
(A)ポリアクリレート-44 0.1~10質量%
(B)無機非晶質板状粒子または焼成板状粘土鉱物
(C)油剤 30~80質量%
(D)ワックス、天然ロウ、植物脂、飽和高級アルコール、飽和高級脂肪酸、金属石鹸、デキストリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖エステル、ポリウレタン化合物、アミノ酸系ゲル化剤、シリコーンワックスから選ばれる1種または2種以上
を含有し、(C)中に、エステル油とシリコーン油の合計比率がエステル油:シリコーン油=5:1~1:3となるように、エステル油及びシリコーン油を各々1種または2種以上含有する油性化粧料。 - 前記成分(B)がガラス末、板状シリカ、焼成セリサイトから選ばれる1種または2種以上を含有する請求項1記載の油性化粧料。
- 前記成分(B)を含む全粉体を30~60質量%含有する請求項1または2に記載の油性化粧料。
- 前記成分(B)の平均粒子径が、1~60μmである請求項1~3の何れかに記載の油性化粧料。
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