JP2019014670A - 油性化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、マットな仕上がりにもかかわらず、なめらかに伸び広がり、均一性が高く、化粧持ちに優れ、うるおい感にも優れる油性化粧料の提供を目的とする。【解決手段】(A)予め油剤に分散された部分的に又は完全にビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物、(B)予め油剤に分散された部分的に又は完全にオキシエチレン基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物、(C)20℃で半固形状の油剤を10〜40質量%、(D)煙霧状無水ケイ酸および(E)平均粒子径が3〜25μであり、吸油量が80ml/100gである球状中空無機粉体中空無機粉体を含有する油性化粧料。【選択図】なし
Description
本発明は、油性化粧料に関し、更に詳しくはマットな仕上がりを得られる油性化粧料に関する。
油性化粧料は、その時節の流行により、ツヤのある仕上がりや、ツヤを抑えたマット仕上がりなど、多様な仕上がりが求められる。しかし、油性化粧料は油剤が主成分である為、ツヤ仕上がりになりやすく、マットな仕上がりにするために、種々の検討がなされてきた。
例えば、粉体を多く配合することで仕上がりをマットにする技術が知られている。しかし粉体が多くなると、うるおい感に欠け、均一性を保つことが難しく、化粧持ちにも満足のいかないのものとなってしまう。また、皮膜形成成分を用いて仕上がりをマットにする技術があるが、仕上がりはマットになるが、つけた直後はツヤがあり、乾燥するとマットになるという塗布直後と仕上がりにギャップができてしまい、さらには皮膜形成成分の収縮によるツッパリ感により負担を感じ、うるおいも感じにくいものであった。また、液体脂肪相にオキシアルキレン化基を含んでなる架橋されたエラストマー状の固体ポリオルガノシロキサン粒子を含有することでマットな仕上がりになり、その効果を持続させる技術(特許文献1)があるが、うるおい感の面で満足いくものでなく、均一性や化粧持ちも十分に有するものではなかった。
例えば、粉体を多く配合することで仕上がりをマットにする技術が知られている。しかし粉体が多くなると、うるおい感に欠け、均一性を保つことが難しく、化粧持ちにも満足のいかないのものとなってしまう。また、皮膜形成成分を用いて仕上がりをマットにする技術があるが、仕上がりはマットになるが、つけた直後はツヤがあり、乾燥するとマットになるという塗布直後と仕上がりにギャップができてしまい、さらには皮膜形成成分の収縮によるツッパリ感により負担を感じ、うるおいも感じにくいものであった。また、液体脂肪相にオキシアルキレン化基を含んでなる架橋されたエラストマー状の固体ポリオルガノシロキサン粒子を含有することでマットな仕上がりになり、その効果を持続させる技術(特許文献1)があるが、うるおい感の面で満足いくものでなく、均一性や化粧持ちも十分に有するものではなかった。
本発明は、マットな仕上がりにを有するにもかかわらず、なめらかに伸び広がり、うるおい感にも優れる油性化粧料の提供を目的とする。
かかる実情において、本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、予め油剤に分散された特定のオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物を2種、20℃で半固形状の油剤、煙霧状シリカ、および中空無機粉体を含有した油性化粧料が、塗布時にはなめらかに伸び広がり、仕上がりはマットで均一性に優れ、化粧持ちが良く、うるおい感を有することを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は次の成分(A)〜(E)を含有する油性化粧料に関する。
(A)予め油剤に分散された部分的に又は完全にビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物
(B)予め油剤に分散された部分的に又は完全にオキシエチレン基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物
(C)20℃で半固形状の油剤 10〜40質量%
(D)煙霧状無水ケイ酸
(E)平均粒子径が3〜25μであり、吸油量が80ml/100gである球状中空無機粉体中空無機粉体
(A)予め油剤に分散された部分的に又は完全にビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物
(B)予め油剤に分散された部分的に又は完全にオキシエチレン基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物
(C)20℃で半固形状の油剤 10〜40質量%
(D)煙霧状無水ケイ酸
(E)平均粒子径が3〜25μであり、吸油量が80ml/100gである球状中空無機粉体中空無機粉体
本発明の油性化粧料は、マットな仕上がりにもかかわらず、なめらかに伸び広がり、均一性が高く、化粧持ちに優れ、うるおい感も有するものである。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の成分(A)のゲル組成物であるビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは、オルガノポリシロキサンをビニル基により架橋結合させて得られる重合物を油剤に分散させたものである。ビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは、一部に三次元架橋構造を有し、R2 2SiO単位及びR2SiO1.5単位よりなり、R2 3SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んでいても良い。式中のR2は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等などのアリール基、及びビニル基等の脂肪族不飽和基などが例示され、同種又は異なった種類であっても良く、具体的には、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーなどの部分架橋型メチルポリシロキサン、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーなどの部分架橋型メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。成分(A)は、これらを油剤に分散させて潤膨させた状態にあり、用いられる油剤としては液状であれば特に限定されないが、例えばメチルポリシロキサン、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、スクワラン、流動パラフィン、イソパラフィン、イソドデカン等の炭化水素油、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油等が挙げられる。成分(A)のゲル組成物は、ビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーを油剤に分散させて得ることができるが、ゲル組成物として市販されたものを使用することができる。市販品としては、架橋型メチルポリシロキサンとジメチルポリシロキサンの混合物として、KSG−6、KSG−15、KSG−16、架橋型メチルフェニルポリシロキサンとメチルフェニルポリシロキサンの混合物として、KSG−8、KSG−18(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。本発明の成分(A)のゲル組成物中のビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは4〜40質量%(以下、%と表す)が好ましく、より好ましくは15〜35%であり、その他に安定化剤、分散剤等を含むことができる。本発明における成分(A)の含有量は5〜25%が好ましく、更に好ましくは10〜20%である。
本発明の成分(A)のゲル組成物であるビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは、オルガノポリシロキサンをビニル基により架橋結合させて得られる重合物を油剤に分散させたものである。ビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは、一部に三次元架橋構造を有し、R2 2SiO単位及びR2SiO1.5単位よりなり、R2 3SiO0.5単位及び/又はSiO2単位を含んでいても良い。式中のR2は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基等などのアリール基、及びビニル基等の脂肪族不飽和基などが例示され、同種又は異なった種類であっても良く、具体的には、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマーなどの部分架橋型メチルポリシロキサン、(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーなどの部分架橋型メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。成分(A)は、これらを油剤に分散させて潤膨させた状態にあり、用いられる油剤としては液状であれば特に限定されないが、例えばメチルポリシロキサン、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、スクワラン、流動パラフィン、イソパラフィン、イソドデカン等の炭化水素油、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油等が挙げられる。成分(A)のゲル組成物は、ビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーを油剤に分散させて得ることができるが、ゲル組成物として市販されたものを使用することができる。市販品としては、架橋型メチルポリシロキサンとジメチルポリシロキサンの混合物として、KSG−6、KSG−15、KSG−16、架橋型メチルフェニルポリシロキサンとメチルフェニルポリシロキサンの混合物として、KSG−8、KSG−18(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。本発明の成分(A)のゲル組成物中のビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは4〜40質量%(以下、%と表す)が好ましく、より好ましくは15〜35%であり、その他に安定化剤、分散剤等を含むことができる。本発明における成分(A)の含有量は5〜25%が好ましく、更に好ましくは10〜20%である。
本発明の成分(B)のゲル組成物は、オルガノポリシロキサンをオキシエチレン基により架橋結合させて得られる重合物を油剤に分散させたものである。成分(A)の重合物とは架橋部位がオキシエチレン基により架橋結合させて得られる点が異なる。具体的には、(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマーなどの部分架橋型ポリエーテル変性シリコーン、(PEG−10/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、(PEG−15/ラウリルジメチコン)クロスポリマーなどの部分架橋型アルキル分岐ポリエーテル変性シリコーン、(PEG−15/ラウリルポリジメチルシロキシエチルジメチコン)クロスポリマーなどの部分架橋型アルキル・シリコーン分岐ポリエーテル変性シリコーン等が挙げられる。成分(B)は、これらを油剤に分散させて潤膨させた状態にあり、用いられる油剤としては液状であれば特に限定されないが、例えばメチルポリシロキサン、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン等のシリコーン油、スクワラン、流動パラフィン、イソパラフィン、イソドデカン等の炭化水素油、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリル等のエステル油等が挙げられる。市販品としては、架橋型ポリエーテル変性シリコーンと油剤の混合物として、KSG−210、KSG−240、架橋型アルキル・シリコーン分岐ポリエーテル変性シリコーンと油剤の混合物として、KSG−310、KSG−320、KSG−330、KSG−340、架橋型アルキル・シリコーン分岐ポリエーテル変性シリコーンと油剤の混合物としてKSG−320Z、KSG−350Z、KSG−360Z、KSG−380Z(以上、信越化学工業社製)等が挙げられる。本発明の成分(B)のゲル組成物中のオキシエチレン基により架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーは、4〜40質量%(以下、%と表す)が好ましく、より好ましくは15〜35%であり、その他に安定化剤、分散剤等を含むことができる。本発明における成分(B)の含有量は5〜25%が好ましく、更に好ましくは10〜20%である。
本発明における成分(A)と(B)の含有質量比は(A):(B)が3:1〜1:3が好ましく、更に好ましくは3:1〜1:1である。この範囲であるとマットな仕上がりと、化粧もちの点で好ましい。
本発明の成分(C)の20℃で半固形状の油剤は、通常化粧料に用いられるものであれば、特に制限はなく、これらを1種又は2種以上用いることができる。成分(C)としては、融点が30〜60℃のものが好ましく用いられる。特に限定されないが、例えばワセリン、(カプリル/カプリン/ミリスチン/ステアリン酸)トリグリセリル、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ステアリン酸硬化ヒマシ油、カカオ脂、シア脂、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステイル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/ベヘニル)、高重合メチルポリシロキサン等があげられる。
本発明における成分(C)の含有量は10〜40%であるが、好ましくは10〜35%、更に好ましくは15〜30%である。この範囲で用いると塗布時ののび広がりがなめらかで、化粧持ちにも優れ、うるおい感を有する油性化粧料が得られるため好ましい。
本発明の成分(D)の煙霧状無水ケイ酸は、平均粒子径が50nm以下の無水ケイ酸であり、マット効果を高めるとともに化粧持ちを向上させることができる。成分(D)としては、通常化粧料に使用できるものであればいずれも使用できる。成分(D)は、微細な非晶質の無水ケイ酸であり、例えば、四塩化ケイ素を水素と酸素炎中で加水分解して得られるものが挙げられる。また、前記煙霧状無水ケイ酸は、疎水化処理してもよく、その処理方法としては、例えば、トリメチルシリルクロライドやヘキサメチルジシラザンによるトリメチルシロキシ処理、オクチルシラン化処理、メチルハイドロジェンポリシロキサンを用いたコーティング焼き付け処理、金属石鹸によるコーティング等が挙げられる。市販品としては、AEROSIL 200、AEROSIL 300、AEROSIL 380、AEROSIL R−972、AEROSIL R−974、AEROSIL R−976(日本アエロジル社製)、タラノックス500(タルコ社製)、キャボジルTS−530(キャボット社製)等が挙げられ、これらを1種又は2種以上を用いることができる。またこれらの煙霧状無水ケイ酸の一次粒子の平均粒子径は、マットな仕上がりにし、化粧持ちを上げる点で5〜50nmが好ましく、5〜20nmが特に好ましい。
本発明における成分(D)の含有量は、0.5〜10%が好ましく、更に好ましくは1〜8%である。この範囲であると、マットな仕上がりにしつつ、なめらかな使用感を損なわずに化粧持ちを向上させる点において好ましい。
本発明の成分(E)の球状中空無機粉体は、外周部が無機物質からなる殻からなり中心部が中空の構造の、平均粒子径が3〜25μm、吸油量が80ml/100g以下のものである。外周部の無機物質は、特に限定されないが、例えばシリカ、硼珪酸ガラスやアルミナ珪酸塩等があげられる。成分(E)は内部に空洞を有するが、吸油量が少ない無機粒子である。吸油量が80ml/100gを超えるものであると、化粧料中の油分を吸収し、延び広がりの軽さや、着手時に滑らかな液状様なとれが得られなくなる。この点において、無孔質、もしくは比表面積50m2/g以下、更には30m2/g以下、更に好ましくは10m2/g以下のものが好適である。成分(E)は、比重が軽いものがよく、例えば、比重が0.6以下や、空隙率が70%以上であると、のび広がりのなめらかさを演出することができるため好ましい。また、吸油量は20ml/100g以上であることが好ましい。成分(E)の平均粒径は3〜25μmであるが、好ましくは5〜20μm、更に好ましくは10〜20μmである。粒子径が25μmを超えるとのび広がりが重くなり、3μm未満であると、仕上がりのマットさが得られにくい。
本発明の成分(E)は、好ましくは粒径の揃ったミクロンオーダーの粒径を有する中空シリカ粒子が好ましい。このような粒子は、ゾル―ゲル法などの周知の方法で調整することも出来るが、市販品を使用してもよい。このような市販品としては日揮触媒化成社のSILICA MICRO BEAD BA−1(平均粒子径16μm、吸油量70ml/100g、空隙率82%、比表面積2m2/g、真比重0.4)があげられる。
本発明の油性化粧料における成分(E)の含有量は化粧料全体に対して1〜20%、好ましくは3〜18%、更には5〜15%であることが好ましい。この範囲であると、なめらかな伸び広がりとマットな仕上がりを有する。
尚、本発明における成分(E)の特性は、特に限定されないが、次のような方法で確認することができる。平均粒子径は、例えばレーザー型乾式粒度分布測定装置(セイシン企業社製PRO7000S等)を用い、体積平均粒子径(D50)として測定可能である。吸油量は、例えば顔料試験方法JIS−K5101に準拠した精製あまに油を用いた測定で求めることができる。比表面積は、例えば比表面積測定法(BET法)により求めることができる、空隙率は、例えば粒子のTEM写真を測定し、50個の粒子について粒子径を測定し、その平均値として平均粒子径を測定し、次に、粒子を1/2に破断し、50個の破断切片について空洞部の直径を測定して空洞部の平均直径を求め、計算により求めることができる。
本発明における成分(D)と(E)の含有量は合計で10〜25%が好ましく、更に好ましくは15〜22%である。この範囲であると、マットな仕上がりが得られ、うるおい感を付与できる点で好ましい。更に、本発明における成分(D)および(E)を含む粉体の配合量は10〜35%が好ましい。この範囲であると、マットな仕上がりと、うるおい感を得ることができる。
本発明の油性化粧料は上記(A)〜(E)成分の他に、油性成分、粉体、界面活性剤、水性成分、紫外線吸収剤、酸化防止剤、美容成分油防腐剤、香料等の通常油性化粧料に用いられる成分を本発明の効果を妨げない範囲で、適宜配合することができる。
油性成分としては、通常化粧料に用いられる油であれば特に制約なく使用することができ、動物油、植物油、合成油等の起源や固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、フッ素系油類等を使用することができる。具体的には、ポリエチレンワックス、フィッシャートロプシュワックス、マイクロクリスタリンワックス、パラフィンワックス、オゾケライトワックス、セレシンワックス、(エチレン/プロピレン)コポリマー、キャンデリラワックス、キャンデリラロウエステルズ、カルナバワックス、ライスワックス等のロウ類、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレンの炭化水素類、オリーブ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ホホバ油、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル類、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、デキストリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カリウム、12−ヒドロキシステアリン酸、アシル化アミノ酸アルキルアミド等の油性ゲル化剤類等、油溶性美容成分等が挙げられる。
粉体成分としては、通常化粧料に用いられる粉体であれば特に制約なく使用することができ、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末、デキストリン粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等や、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、ナイロン、ポリエステル、レーヨン、セルロース等の維等が挙げられる。これらはフッ素化合物、シリコ−ン油、粉体、油剤、ゲル化剤、エマルションポリマー、界面活性剤等で表面処理されていてもよい。これらの粉体は、1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ水等の植物抽出液が挙げられる。
水性成分としては、水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ水等の植物抽出液が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系等、例えば、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等をあげることができる。
酸化防止剤としては、例えばトコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、1,2−ペンタジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等が挙げられる。
酸化防止剤としては、例えばトコフェロール、アスコルビン酸等、美容成分としては例えばビタミン類、消炎剤、生薬等、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、1,2−ペンタジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール等が挙げられる。
本発明の油性化粧料とは、連続相が油剤である化粧料を意味し、固形状、ゲル状、液状、クリーム状が挙げられ、それらを、スティック状、2色以上を組み合わせた多層状、シート状等の形態としても良い。なお、本発明の効果が顕著に発揮される形態及び剤型は、固形状の油性化粧料である。本発明の油性化粧料は、例えばファンデーション、下地、白粉、頬紅、アイシャドウ、アイブロウ、コンシーラー、口紅、マスカラ、アイライナー等のメーキャップ化粧料等が挙げられ、なめらかな使用感やマットな仕上がりを求められる口唇化粧料に好適に使用することができる。
次に実施例をあげて本発明をさらに説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
実施例1〜6及び比較例1〜5 油性口紅(固形)
表1に示す組成の油性口紅を下記方法により調整し、「なめらかな使用感」「マットな仕上がり」「膜の均一性」「化粧持ち」「うるおい感」の各項目について以下に示す評価方法及び判断基準により官能評価を行い、結果を表1に併記した。
実施例1〜6及び比較例1〜5 油性口紅(固形)
表1に示す組成の油性口紅を下記方法により調整し、「なめらかな使用感」「マットな仕上がり」「膜の均一性」「化粧持ち」「うるおい感」の各項目について以下に示す評価方法及び判断基準により官能評価を行い、結果を表1に併記した。
*2:KSG−18(85%ジフェニルシロキシ溶液:信越化学工業社製)
*3:KSG−210(75%ジメチルポリシロキサン溶液:信越化学工業社製)
*4:コスモール168AR(日清オイリオグループ社製)
*5:AEROSIIL R976S(日本アエロジル社製)
*6:TOSPERAL 150KA(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)
*7:SILICA MICROBEAD BA−1(日揮触媒化成社製)
*8:サンスフェア H−121(AGCエスアイテック社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(10)を均一に混合溶解する。
B.Aに成分(11)〜(20)を加え、均一に混合分散する。
C.Bを容器に充填する。
A.成分(1)〜(10)を均一に混合溶解する。
B.Aに成分(11)〜(20)を加え、均一に混合分散する。
C.Bを容器に充填する。
(評価方法)
化粧品専門パネル20名が表1の実施例及び比較例の油性口紅を使用して評価をおこなった。、「なめらかな使用感」は口紅の塗布時になめらかに塗れるかかどうか、「マットな仕上がり」は仕上がりがマットになっているか、「膜の均一性」は唇に塗布した際に色ムラがなくきれいに塗れるかどうか、「化粧持ち」は経時で色が落ちたり膜が崩れたりしないか、「うるおい感」は使用時および使用後に唇上で乾燥感を感じず潤って感じるかどうかについて、専門パネル各自が以下の基準に従って絶対評価を行ない、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
<評価基準>
(評点):(評価)
6点 : 非常に良好
5点 : 良好
4点 : やや良好
3点 : 普通
2点 : 悪い
1点 : 非常に悪い
<判定基準>
(判定):(評点の平均点)
◎ : 5点を超える
○ : 3点を超える5点以下
△ : 2点を超える3点以下
× : 2点以下
化粧品専門パネル20名が表1の実施例及び比較例の油性口紅を使用して評価をおこなった。、「なめらかな使用感」は口紅の塗布時になめらかに塗れるかかどうか、「マットな仕上がり」は仕上がりがマットになっているか、「膜の均一性」は唇に塗布した際に色ムラがなくきれいに塗れるかどうか、「化粧持ち」は経時で色が落ちたり膜が崩れたりしないか、「うるおい感」は使用時および使用後に唇上で乾燥感を感じず潤って感じるかどうかについて、専門パネル各自が以下の基準に従って絶対評価を行ない、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
<評価基準>
(評点):(評価)
6点 : 非常に良好
5点 : 良好
4点 : やや良好
3点 : 普通
2点 : 悪い
1点 : 非常に悪い
<判定基準>
(判定):(評点の平均点)
◎ : 5点を超える
○ : 3点を超える5点以下
△ : 2点を超える3点以下
× : 2点以下
表1の結果に示すとおり、実施例の油性口紅は、全ての項目で優れたものであった。
一方成分(A)を含有しない比較例1は、マットな仕上がり、膜の均一性、うるおい感で満足いくものでなく、成分(B)を含有しない比較例2は、特に化粧持ちで劣るものであった。成分(C)を配合しない比較例3は、特になめらかな使用感や化粧持ち、うるおい感の面で満足いくものでなかった。成分(D)を含有しない比較例4ではマットな仕上がりが得られず、成分(E)の代わりに中実の球状無機粉体を含有する比較例5は、なめらかな使用感、マットな仕上がり、化粧持ちのいずれも劣るものであった。
一方成分(A)を含有しない比較例1は、マットな仕上がり、膜の均一性、うるおい感で満足いくものでなく、成分(B)を含有しない比較例2は、特に化粧持ちで劣るものであった。成分(C)を配合しない比較例3は、特になめらかな使用感や化粧持ち、うるおい感の面で満足いくものでなかった。成分(D)を含有しない比較例4ではマットな仕上がりが得られず、成分(E)の代わりに中実の球状無機粉体を含有する比較例5は、なめらかな使用感、マットな仕上がり、化粧持ちのいずれも劣るものであった。
実施例7:油性頬紅
成分 (%)
(1)キャンデリラワックス 3
(2)セレシンワックス 2
(3)ジメチルポリシロキサン(25℃粘度:10mPa・s) 10
(4)エチルヘキサン酸セチル 残量
(5)流動パラフィン 5
(6)デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10 20
(7)ビスジグリセリルポリアシルアジペートー2
(20℃:半固形状)*9 10
(8)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *10 7.5
(9)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物 *3 7.5
(10)ジメチルシリル化シリカ *5 2
(11)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 10
(12)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー *11 3
(13)ポリメタクリル酸メチル*12 4
(14)マイカ 3.5
(15)ベンガラ 0.3
(16)黒色酸化鉄 0.1
(17)黄色酸化鉄 1.6
(18)トリイソステアリン酸イソプロピルチタン2%処理酸化チタン 3
(19)アスコルビン酸 0.0001
(20)ローズ水 0.3
(21)香料 0.1
*9:SOFTISAN649(Sasol社製)
*10:KSG−16F(信越化学工業社製)
*11:KSP−100(球状、平均粒径5μm:信越化学工業社製)
*12:マツモトマイクロスフェア M−101(球状、平均粒径10μm:松本油脂製薬社製)
成分 (%)
(1)キャンデリラワックス 3
(2)セレシンワックス 2
(3)ジメチルポリシロキサン(25℃粘度:10mPa・s) 10
(4)エチルヘキサン酸セチル 残量
(5)流動パラフィン 5
(6)デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10 20
(7)ビスジグリセリルポリアシルアジペートー2
(20℃:半固形状)*9 10
(8)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *10 7.5
(9)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物 *3 7.5
(10)ジメチルシリル化シリカ *5 2
(11)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 10
(12)(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー *11 3
(13)ポリメタクリル酸メチル*12 4
(14)マイカ 3.5
(15)ベンガラ 0.3
(16)黒色酸化鉄 0.1
(17)黄色酸化鉄 1.6
(18)トリイソステアリン酸イソプロピルチタン2%処理酸化チタン 3
(19)アスコルビン酸 0.0001
(20)ローズ水 0.3
(21)香料 0.1
*9:SOFTISAN649(Sasol社製)
*10:KSG−16F(信越化学工業社製)
*11:KSP−100(球状、平均粒径5μm:信越化学工業社製)
*12:マツモトマイクロスフェア M−101(球状、平均粒径10μm:松本油脂製薬社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(7)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(8)〜(21)を加え、均一に分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して油性頬紅得た。
A:成分(1)〜(7)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(8)〜(21)を加え、均一に分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して油性頬紅得た。
得られた油性頬紅は、なめらかな伸び広がりを有し、マットな仕上がりで、均一性も高く、化粧持ちが良く、うるおい感に優れたものであった
実施例8:油性アイカラー
成分 (%)
(1)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *1 15
(2)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物 *3 15
(3)ポリエチレンワックス 2
(4)ダイマージリノール酸(フィトステアリル/イソステアリル/セチル
/ステアリル/ベヘニル)(20℃:半固形状)*13 15
(5)ジメチルポリシロキサン(25℃粘度:100mPa・s) 5
(6)ジメチルポリシロキサン(25℃粘度:100,000mPa・s) 3
(7)ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグルコール 10
(8)スクワラン 残量
(9)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 8
(10)球状中実シリカ(平均粒径3.5μm) 8
(11)ジメチルシリル化シリカ *5 3
(12)タルク 5
(13)赤色202 1
(14)赤色226 0.5
(15)青色404 1
(16)ベンガラ被覆雲母チタン 5
(17)1,2−ペンタンジオール 0.1
(18)香料 0.2
*13:PLANDOOL−S(日本精化社製)
成分 (%)
(1)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *1 15
(2)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物 *3 15
(3)ポリエチレンワックス 2
(4)ダイマージリノール酸(フィトステアリル/イソステアリル/セチル
/ステアリル/ベヘニル)(20℃:半固形状)*13 15
(5)ジメチルポリシロキサン(25℃粘度:100mPa・s) 5
(6)ジメチルポリシロキサン(25℃粘度:100,000mPa・s) 3
(7)ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグルコール 10
(8)スクワラン 残量
(9)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 8
(10)球状中実シリカ(平均粒径3.5μm) 8
(11)ジメチルシリル化シリカ *5 3
(12)タルク 5
(13)赤色202 1
(14)赤色226 0.5
(15)青色404 1
(16)ベンガラ被覆雲母チタン 5
(17)1,2−ペンタンジオール 0.1
(18)香料 0.2
*13:PLANDOOL−S(日本精化社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(8)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(9)〜(18)を加え、均一に分散する。
C:Bをジャーボトルに流し込み、油性アイカラーを得た。
A:成分(1)〜(8)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(9)〜(18)を加え、均一に分散する。
C:Bをジャーボトルに流し込み、油性アイカラーを得た。
得られたアイカラーはなめらかな伸び広がりを有し、マットな仕上がりで、均一性も高く、化粧持ちが良く、うるおい感に優れたものであった。
実施例9:油性スティック状口紅
成分 (%)
(1)(エチレン/プロピレン)コポリマー 10
(2)ポリエチレンワックス 2
(3)マイクロクリスタリンワックス 2
(4)炭酸ジアルキル 15
(5)デシルテトラデカノール 20
(6)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
(7)ワセリン (半固形状) 10
(8)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 7
(9)ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル
/ベヘニル)(20℃:半固形状) *14 5
(10)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *1 10
(11)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物*3 5
(12)ジメチルシリル化シリカ *15 8
(13)マイカ 4
(14)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 5
(15)酸化チタン 5
(16)赤色202 1
(17)フェノキシエタノール 0.3
(18)香料 0.1
*14:エルデュウPS−306(味の素社製)
*15:AEROSIL R−972(日本アエロジル社製)
成分 (%)
(1)(エチレン/プロピレン)コポリマー 10
(2)ポリエチレンワックス 2
(3)マイクロクリスタリンワックス 2
(4)炭酸ジアルキル 15
(5)デシルテトラデカノール 20
(6)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
(7)ワセリン (半固形状) 10
(8)トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 7
(9)ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル
/ベヘニル)(20℃:半固形状) *14 5
(10)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *1 10
(11)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物*3 5
(12)ジメチルシリル化シリカ *15 8
(13)マイカ 4
(14)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 5
(15)酸化チタン 5
(16)赤色202 1
(17)フェノキシエタノール 0.3
(18)香料 0.1
*14:エルデュウPS−306(味の素社製)
*15:AEROSIL R−972(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(10)〜(18)を加え、均一に分散する。
C:Bを100℃で加熱溶解し、脱泡後、スティック状容器に流し込み、冷却固化して口紅を得た。
A:成分(1)〜(9)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(10)〜(18)を加え、均一に分散する。
C:Bを100℃で加熱溶解し、脱泡後、スティック状容器に流し込み、冷却固化して口紅を得た。
得られたアイカラーはなめらかな伸び広がりを有し、マットな仕上がりで、均一性も高く、化粧持ちが良く、うるおい感に優れたものであった。
実施例10:練香水(ペースト状)
成分 (%)
(1)(エチレン/プロピレン)コポリマー 5
(2)パラフィンワックス 2
(3)ジメチルポリシロキサン(20℃粘度:10mPa・s) 5
(4)イソノナン酸イソトリデシル 20
(5)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(6)重質流動パラフィン 5
(7)ワセリン (20℃:半固形状) 7
(8)ダイマージリノール酸(フィトステアリル/イソステアリル/セチル
/ステアリル/ベヘニル)(20℃:半固形状)*13 3
(9)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *1 6
(10)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物*3 10
(11)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 15
(12)シリカ *16 4
(13)酸化チタン 1
(14)赤色202 0.5
(15)ジプロピレングリコール 0.3
(16)香料 7
*16:AEROSIL 380S(日本アエロジル社製)
成分 (%)
(1)(エチレン/プロピレン)コポリマー 5
(2)パラフィンワックス 2
(3)ジメチルポリシロキサン(20℃粘度:10mPa・s) 5
(4)イソノナン酸イソトリデシル 20
(5)トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
(6)重質流動パラフィン 5
(7)ワセリン (20℃:半固形状) 7
(8)ダイマージリノール酸(フィトステアリル/イソステアリル/セチル
/ステアリル/ベヘニル)(20℃:半固形状)*13 3
(9)(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー混合物 *1 6
(10)(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー混合物*3 10
(11)球状中空シリカ(平均粒径18μm)*7 15
(12)シリカ *16 4
(13)酸化チタン 1
(14)赤色202 0.5
(15)ジプロピレングリコール 0.3
(16)香料 7
*16:AEROSIL 380S(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(10)〜(16)を加え、均一に分散する。
C:Bを容器に流し込み、冷却固化して練香水を得た。
A:成分(1)〜(9)を加熱し、均一溶解する。
B:Aに成分(10)〜(16)を加え、均一に分散する。
C:Bを容器に流し込み、冷却固化して練香水を得た。
得られた練香水は、なめらかな伸び広がりを有し、マットな仕上がりで、均一性も高く、化粧持ちが良く、うるおい感に優れたものであった。
Claims (3)
- 次の成分(A)〜(E);
(A)予め油剤に分散された部分的に又は完全にビニル基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物
(B)予め油剤に分散された部分的に又は完全にオキシエチレン基によって架橋されたオルガノポリシロキサンエラストマーのゲル組成物
(C)20℃で半固形状の油剤 10〜40質量%
(D)煙霧状無水ケイ酸
(E)平均粒子径が3〜25μであり、吸油量が80ml/100gである球状中空無機粉体中空無機粉体
を含有する油性化粧料 - 前記成分(D)および(E)の含有量が合計で油性化粧料中に10〜25質量%である請求項1に記載の油性化粧料。
- 前記成分(D)および(E)を含む粉体の総含有量が油性化粧料中に10〜35質量%以下である請求項1又は2に記載の油性化粧料。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017132236A JP2019014670A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 油性化粧料 |
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---|---|---|---|
JP2017132236A JP2019014670A (ja) | 2017-07-05 | 2017-07-05 | 油性化粧料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020164459A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 花王株式会社 | 液状口唇化粧料 |
JP2020536073A (ja) * | 2017-10-05 | 2020-12-10 | シャネル パフュームズ ビューテ | マットリップスティック組成物 |
JP2021031427A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | 花王株式会社 | 口唇化粧料 |
WO2022264945A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 株式会社 資生堂 | 粉末化粧料及びその製造方法 |
WO2024090223A1 (ja) * | 2022-10-26 | 2024-05-02 | 株式会社 資生堂 | 油性口唇化粧料 |
-
2017
- 2017-07-05 JP JP2017132236A patent/JP2019014670A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020536073A (ja) * | 2017-10-05 | 2020-12-10 | シャネル パフュームズ ビューテ | マットリップスティック組成物 |
JP2020164459A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 花王株式会社 | 液状口唇化粧料 |
JP7239374B2 (ja) | 2019-03-29 | 2023-03-14 | 花王株式会社 | 液状口唇化粧料 |
JP2021031427A (ja) * | 2019-08-22 | 2021-03-01 | 花王株式会社 | 口唇化粧料 |
JP7478522B2 (ja) | 2019-08-22 | 2024-05-07 | 花王株式会社 | 口唇化粧料 |
WO2022264945A1 (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-22 | 株式会社 資生堂 | 粉末化粧料及びその製造方法 |
WO2024090223A1 (ja) * | 2022-10-26 | 2024-05-02 | 株式会社 資生堂 | 油性口唇化粧料 |
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