JP6420052B2 - 油性固形化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、成分(a)炭化水素ワックス、成分(b)アルコキシ変性シリコーン、成分(c)分子量が400以上の25℃で液状のエステル油を含有することを特徴とする油性固形化粧料に関し、更に詳細には経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)が良好で、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)にも優れる油性固形化粧料に関する。
油性固形化粧料は、皮膚や毛髪などを柔軟にしたり、保護したりする液状油を簡便に塗布することが可能で、また携帯にも便利であるため、口紅をはじめ、ファンデーション、チーク等のメークアップ化粧料やアイクリーム、制汗剤、整髪料、練り香水等のスケンケアや頭髪等様々な化粧料に応用されている剤型である。
この油性固形化粧料は、固化剤と液状油を主体とするものが多く、その場合、固化剤が形成する構造内に液状油をとりこみ、液状油の流動性を消失させてオイルゲルと呼ばれる構造体を形成し、ずり応力を与えることにより、その構造体の一部が崩壊し液状油の流動性を取り戻し、塗布部位に塗布することができるものである。
特に、ワックスが形成するオイルゲルは、他の油ゲル化剤で形成するオイルゲルに比べ、硬いゲルを形成することが可能で、スティック状化粧料には欠かせないものである。しかし、強固なオイルゲル構造をとれば、成形性は向上するが、反対に構造体を崩壊させるのに必要なずり応力も大きくなり、化粧料を塗布する際は、感触が硬くなり、なめらかな使用感が損なわれる結果を招くことになっていた。
そこで、構造の安定性と使用感の向上を両立させる検討がなされてきた。
例えば、特定量の固形油(ワックス、ロウ)と特定量の液状油と特定量のペースト油に、ゲル化剤としてN−ラウロイル−L−グルタミン酸ジブチルアミドとN−2−エチルヘキサノイルグルタミン酸ジブチルアミドを組み合わせることで、なめらかな使用感と高温安定性を両立させた技術が提案されている。(例えば、特許文献1参照)
一方で、ワックスのオイルゲル構造に比べ弱い構造をとり、ワックスの結晶構造を壊す働きをもつデキストリン脂肪酸エステルとアルキル変性シリコーンワックスと粉体と油性基剤を含有することにより、良好な充填成形性と保形強度をもち、べたつきなくなめらかな使用性をもつ技術が提案されている。(例えば、特許文献2参照)
また、別な目的の技術として、口唇上のつやとコーヒーカップや衣類等への色移りの防止を同時に発揮し、食事後の化粧持ちを向上させた技術として、揮発性シリコーンに重合体が分散された非水系ポリマーディスパージョンと特定の構造を有するフッ素変性シリコーン又はフッ素変性メチルフェニルポリシロキサンと特定のアルコキシ変性シリコーンとを含有する技術が提案されている。(例えば、特許文献3参照)
特開2011−213677号公報 特開2007−161590号公報 特開2000−281534号公報
しかしながら、最近では、なめらかな使用感と高温安定性の両立のみならず、ツヤの向上や発色の良さについても高品質なものが求められている。そこで従来技術では、ワックスのオイルゲル構造の強度を弱くしてなめらかさを得ていたが、その場合は構造が粗い状態のまま崩れるため塗膜表面の均一性が得られず、ツヤや発色が損なわれていた。
また、ワックスのオイルゲル構造に比べ、他のゲル化剤では、スティック状にした場合に経時安定性について充分な品質が得られない場合があった。
さらに、アルキル変性シリコーンやアルコキシ変性シリコーンは、シリコーン油を用いた系においては、相溶性がよく均一にすることができるが、エステル油の中でも特にトリグリセライド等とは相溶性が悪いため、特に口唇化粧料にはあまり使用されてこなかった。
そこで、経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)という油性固形化粧料の基本品質を維持しつつ、良好な使用感(やわらかさ、なめらかなのび)と化粧効果(発色のよさ、ツヤ)をあわせもつことは非常に困難であり、これらの特徴を同時に有する油性固形化粧料の開発が望まれていた。特に、スティック形状であってもやわらかい感触がますます好まれる傾向にある。
かかる実情において、本発明者は上記課題に鑑み鋭意研究を行った結果、ワックスのオイルゲル構造に着目し、その構造に変化を与えることにより実現すると考えた。つまり、ワックスゲル中に細かく緻密な構造と、粗い構造が混在することにより、緻密な構造により経時安定性を保ち、粗い構造により、弱い応力でも崩壊し使用感を良好にして、さらに塗布面には緻密な構造から得られる表面が平滑で均一な化粧膜が形成されるため、化粧効果が発揮されると考え、(a)炭化水素ワックスと(c)特定のエステル油(分子量が400以上の25℃で液状のエステル油)により形成される形状保持性に優れる油性固形化粧料に対し、(b)アルコキシ変性シリコーンを組み合わせて含有することで経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)を損なうことなく(a)炭化水素ワックスの結晶構造を改変し、感触(やわらかさ、なめらかなのび)と化粧効果(発色のよさ、ツヤ)の向上が可能になることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、
(1)次の成分(a)〜(c);
(a)炭化水素ワックス
(b)アルコキシ変性シリコーン
(c)分子量が400以上の25℃で液状のエステル油
を含有することを特徴とする油性固形化粧料、
(2)成分(b)のアルコキシ変性シリコーンが下記一般式(1)
Figure 0006420052
(式中、R〜Rは同一でも異なっていても良く、CH-又はC2n+1O-(nは14〜22の整数である)で表されるものであり、p、qは各々0〜1500の整数、p+qは1〜2000の範囲である。但し、R〜Rの少なくとも1つはC2n+1O-(nは14〜22の整数である)のものである。)
で表される化合物であることを特徴とする前記(1)に記載の油性固形化粧料、
(3)成分(b)のアルコキシ変性シリコーンがステアロキシ変性シリコーンであることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の油性固形化粧料、
(4)成分(c)分子量が400以上の25℃で液状のエステル油が、直鎖脂肪酸または分岐脂肪酸と直鎖高級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸または分岐脂肪酸と分岐高級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸または分岐脂肪酸と多価アルコールとのエステル、ヒドロキシカルボン酸と直鎖高級アルコールまたは分岐高級アルコールとのエステル、ダイマー酸と直鎖高級アルコールまたは分岐高級アルコールとのエステルから選ばれる1種又は2種以上のエステル油であることを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれかに記載の油性固形化粧料、
(5)成分(a)を1〜25%含有することを特徴とする前記(1)〜(4)のいずれかに記載の油性固形化粧料、
(6)成分(b)を0.1〜20%含有することを特徴とする前記(1)〜(5)のいずれかに記載の油性固形化粧料、
(7)成分(c)を30〜95%含有することを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれかに記載の油性固形化粧料を提供するものである。
本発明は経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)が良好で、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)や化粧効果(発色のよさ、ツヤ)にも優れる油性固形化粧料に関するものである。
本発明の詳細について以下に説明する。
本発明に用いられる成分(a)成分の炭化水素ワックスは、化粧料に用いられるものであれば、特に限定されず、合成炭化水素ワックスや天然より抽出し精製される炭化水素ワックスで、25℃で固形の形状のものである。その融点は、本発明の油性固形化粧料の高温での形状を保持する点において、40℃以上が好ましい。
尚、本発明において融点は医薬部外品原料規格記載一般試験法の融点測定法第2法に従って測定することができる。
具体的には、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー、ポリプロピレン、フィッシャートロプシュワックス、マイクロクリスタリンワックス、オゾケライトワックス、パラフィンワックス、セレシンワックスやこれらの混合物等が挙げられ、中でもポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー、フィッシャートロプシュワックスを含有するワックスが、経時安定性や使用感の点において好ましい。
市販品としてはPERFORMALENE500、PERFORMALENE655、PERFORMALENE725、PERFORMALENE850(いずれもニューフェーズテクノロジー社製)、EP−700、EP−1100(Baker Petrolite社製)、L−MODU S400(出光興産社製)、CIREBELLE108、CIREBELLE109(CIREBELLE社製)、ムルチワックスW−445(SONNEBORN社製)、OZOKERITE WAX SP−273P(STRAHL&PITSCH INC社製)、PARACERA256(PARAMENT社製)等が挙げられる。
成分(a)はその1種又は2種以上を用いることができ、成分(a)の含有量は特に制限はされないが、経時安定性や使用感の点において、化粧料中に1〜25質量%(以下、単に「%」と記す。)が好ましく、さらに3〜20%が特に好ましい。
本発明に用いられる成分(b)のアルコキシ変性シリコーンは、化粧料に用いられるものであれば、特に限定されず、使用することができる。
例えば、下記一般式(1)で表わされるものを使用することができる。
Figure 0006420052
(式中、R〜Rは同一でも異なっていても良く、CH-又はC2n+1O-(nは14〜22の整数である)で表されるものであり、p、qは各々0〜1500の整数、p+qは1〜2000の範囲である。但し、R〜Rの少なくとも1つはC2n+1O-(nは14〜22の整数である)のものである。)
更に、一般式(1)においてアルコキシ基C2n+1O-は、経時安定性や使用感、化粧効果の点において、n=14〜22が好ましく、n=16のステアロキシ基が特に好ましい。
このようなステアロキシ変性シリコーンとしては、日本化粧品工業連合会が作成した「成分表示名称リスト」に収載されている表示名称で表すと、例えば、両末端変性タイプのステアロキシジメチコン、グラフト変性タイプの(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー等が挙げられ、市販品として、ステアロキシジメチコンとしてはAbil Wax2434(エボニックデグサ社製)、ジメチコンとの混合物としてWacker−Belsil SDM 6022(Wacker-chemie社製)が挙げられ、(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマーとしてはKF−7002(信越化学工業社製)等が挙げられる。これらのアルコキシ変性シリコーンは、必要に応じ、1種又は2種以上を使用することができる。
成分(b)の含有量は特に制限はされないが、経時安定性や、使用感の点において、化粧料中に0.1〜20%が好ましく、さらに0.5〜15%が好ましい。
本発明に用いられる成分(c)の分子量が400以上の25℃で液状のエステル油は、(a)炭化水素ワックスおよび(b)アルコキシ変性シリコーンによって固化され、充分な硬さの組成物を得ることができる。
本発明において次に示す硬さが得られると、スティック状にしたときにも経時安定性が良好となり好ましい。
成分(a)と成分(b)と成分(c)を質量比10:5:85で混合し110℃で加熱溶解後、5gを直径3cm、深さ1cmのプラスチック製の丸型セルに流し込み25℃まで冷却固化した後、35℃の環境下で2時間静置し、レオメーターにより針入荷重値を測定した場合、その荷重が50g以上(測定条件:感圧軸直径3mm、針入スピード2cm/min、針入深さ1.5mm、不動工業社製レオメーター)となることが好ましい。
成分(c)は、分子量が400以上の25℃で液状のエステル油であれば特に限定されず、有機酸または無機酸のオキソ酸とアルコールまたはヒドロキシル基を含む化合物との縮合反応で得られる化合物であり、例えば、直鎖脂肪酸と低級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸と直鎖高級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸と分岐高級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸と多価アルコールとのエステル、分岐脂肪酸と低級アルコールとのエステル、分岐脂肪酸と直鎖高級アルコールとのエステル、分岐脂肪酸と分岐高級アルコールとのエステル、分岐脂肪酸と多価アルコールとのエステル、ヒドロキシカルボン酸と前記各種アルコールとのエステル、前記脂肪酸とヒドロキシ基を含む化合物とのエステル、ヒドロキシカルボン酸とヒドロキシ基を含む化合物とのエステル、ダイマー酸と前記各種アルコールとのエステル、ダイマー酸とダイマーアルコールとのエステル等が挙げられる。
この中でも、経時安定性、使用感や化粧効果の点において、直鎖脂肪酸または分岐脂肪酸と直鎖高級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸または分岐脂肪酸と分岐高級アルコールとのエステル、直鎖脂肪酸または分岐脂肪酸と多価アルコールとのエステル、ヒドロキシカルボン酸と直鎖高級アルコールまたは分岐高級アルコールとのエステル、ダイマー酸と直鎖高級アルコールまたは分岐高級アルコールとのエステルが好ましい。多価アルコールとしては、グリセリン、ポリグリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ペンチルグリコール、ネオペンチルグリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン等が挙げられる。尚、本発明において、高級アルコールは、炭素数6以上のアルコールを指す。
具体的な化合物としては、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、トリエチルヘキサノイン、ミリスチン酸オクチルドデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、トリメリト酸トリトリデシル、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビスイソステアリル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)が挙げられる。
市販品としては、ジカプリン酸ネオペンチルグリコールとしてはエステモールN−01(日清オイリオグループ社製)、トリエチルヘキサノインとしてはTIO(日清オイリオグループ社製)、MYRITOL GTEH(BASF社製)、リンゴ酸ジイソステアリルとしてはコスモール 222(日清オイリオグループ社製)、エステロール DISM(ナショナル美松社製)、ハイマレート DIS(高級アルコール工業社製)、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチルとしてはサラコス5408(日清オイリオグループ社製)、CETIOL PEEH4(BASF社製)、トリメリト酸トリトリデシルとしてはLIPONATE TDTM(LIPO CHEMICALS社製)、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2としてはコスモール 43V(日清オイリオグループ社製)、リソレックス PGIS23(高級アルコール工業社製)、ノナイソステアリン酸デカグリセリルとしてはS−フェイス IS−1009P(阪本薬品工業社製)、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10としてはNIKKOL Decaglyn 10−ISV(日光ケミカルズ社製)、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチルとしてはサラコス DP−518N(日清オイリオグループ社製)、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)としてはLUSPLAN PI−DA(日本精化社製)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビスイソステアリルとしてはLUSPLAN DA−DD−IS(日本精化社製)、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物としてはLUSPLAN DD−DHR(日本精化社製)、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイルとしてはLUSPLAN DD−IS(日本精化社製)、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)としてはエルデュウ(登録商標)PS−203(味の素社製)、ラウロイルグルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)エルデュウ(登録商標)CL−202(味の素社製)が挙げられる。
成分(c)の含有量は特に制限はされないが、経時安定性、使用感、化粧効果の点において、化粧料中に30〜95%が好ましく、さらに40〜90%が好ましい。
本発明の油性固形化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記成分(a)〜(c)の他に、通常化粧料に含有される成分として、成分(a)〜(c)以外の油性成分、無機顔料、有機顔料及び体質顔料等の粉体、界面活性剤、水、多価アルコール、低級アルコール、保湿剤等の水性成分、水溶性高分子、糖類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、褪色防止剤、防腐剤、薬効成分、安定化剤、色素、香料等を各種の効果の付与のために適宜含有することができる。
油性成分としては、成分(a)〜(c)以外で、化粧料に一般に使用される動物油、植物油、合成油等の起源の固形油、半固形油、液状油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、硬化油類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類、油性ゲル化剤類等が挙げられる。
具体的には、流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素類、モクロウ等の油脂類、ミツロウ、ゲイロウ、カルナウバワックス等のロウ類、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸プロピレングリコール、乳酸イソステアリル、乳酸オクチルドデシル、乳酸オレイル、乳酸ステアリル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、水添ホホバ油、トリベヘン酸グリセリル、固体のコレステロール脂肪酸エステル、固体のフィトステロール脂肪酸エステル等のエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベヘニン酸、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、ステアリルアルコール、セチルアルコール、ラウリルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アルコール類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、トリメチルシロキシケイ酸、高重合度メチルフェニルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、架橋型ポリエーテル変性メチルポリシロキサン、メタクリル変性ポリシロキサン、ステアリル変性メチルポリシロキサン、オレイル変性メチルポリシロキサン、ベヘニル変性メチルポリシロキサン、ポリビニルピロリドン変性メチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体、オクタン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘニン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン、蔗糖脂肪酸エステル、デンプン脂肪酸エステル、イソステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸カリウム、12−ヒドロキシステアリン酸等の油性ゲル化剤類等が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
粉体成分としては、化粧料に一般に使用される粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等が挙げられる。具体的に例示すれば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、チタン・酸化チタン焼結物、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、ベントナイト、スメクタイト、無水ケイ酸、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末等の光輝性粉体、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等の合成樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、ステアリン酸亜鉛、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体、等が挙げられ、これら粉体はその1種又は2種以上を用いることができ、必要に応じて、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等を用いて、公知の方法により表面処理を施したり、更に複合化したものを用いても良い。
界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であればいずれのものも使用でき、非イオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。例えば、グリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ソルビタン脂肪酸エステル及びそのアルキレングリコール付加物、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシアルキレンアルキル共変性オルガノポリシロキサン、ポリエーテル変性オルガノポリシロキサン、レシチン等が挙げられる。
水性成分としては、水の他に、例えば、エチルアルコール等のアルコール類、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系等、例えば、4−tert−ブチル−4’−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン、パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、2,4,6−トリス[4−(2−エチルへキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン等をあげることができる。
保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられ、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等が挙げられ、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等が挙げられ、防腐剤としてはパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール、1,2ペンタジオール等が挙げられる。
本発明の油性固形化粧料は、特に限定されないが、発色のよさやツヤと共に化粧持続効果にも優れることからメーキャップ化粧料に有利である。具体的には、口紅、リップグロス、口紅ベースコート、口紅オーバーコート、リップクリーム、リップトリートメント、アイライナー、アイカラー、ファンデーション、フェイスカラー、コンシーラー、化粧下地、コントロールカラー、ほほ紅等のメーキャップ化粧料、ヘアスティック、ヘアワックス、ヘアカラー等の頭髪化粧料、日焼け止め、アイクリーム、クレンジング、練り香水等の基礎化粧料等が挙げられ、その形状としては棒状(スティック状)、ケーキ状、皿やジャーポットへの流し込み型等が挙げられる。中でも、本発明品において顕著な効果である優れた経時安定性、使用感、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)は、特に口紅、リップグロス、口紅ベースコート、口紅オーバーコート、リップクリーム、リップトリートメント等の口唇用化粧料では重要な効果であるため好ましい。
本発明の油性固形化粧料は、25℃で流動性を有しないものであり、油剤を主成分とする油性、外層を油剤の連続相とする水性成分を分散させた油中水型に適用されうるが、水の含有量が1%以下である実質的に水を含まない油性が好ましい。
以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものではない。
(硬さの実験)
実施例1〜5、比較例1〜5:油性固形化粧料
成分(a)と成分(b)に対し、成分(c)の硬さへの影響を実験した。
下記、表1に示す組成の油性固形化粧料を下記の製造方法により製造した。得られた油性固形化粧料について、下記測定方法により針入荷重を測定し、硬さを比較した。
(製造方法)
成分(1)〜(12)を110℃で加熱溶解して均一に混合し、5gを直径3cm、深さ1cmのプラスチック製の丸型セルに90℃にて流し込み20℃に冷却固化後、35℃環境下に2時間放置し。試料とした。
(測定方法)
これらの試料について、不動工業社製のレオメーターを用い、35℃にて直径3mmの円形プローブが2cm/minの針入スピードで1.5mmの深さまで針入した際の最大値(g)を計測した。
Figure 0006420052
*1:EP−700(Baker Petrolite社製)
*2:Wacker−Belsil SDM 6022(Wacker−chemie社製)
*3:KLEAROL(SONNEBORN社製)
表1に示すように、実施例1〜5は、針入荷重値が50g以上となり、油性固形化粧料として経時安定性が良好となる硬さが得られるものとなった。
一方、分子量が400未満のエステル油を用いた比較例1〜3、炭化水素油を用いた比較例4、シリコーン油を用いた比較例5では、充分な硬さが得られなかった。
実施例6〜13及び比較例6〜8:油性固形口紅
表2に示す組成の油性固形口紅を下記の製造方法により製造した。得られた油性固形口紅について、以下に示す方法により、(a)経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)、使用感として(b)やわらかな感触と(c)なめらかなのび、(d)化粧効果(発色のよさ,ツヤ)について評価した。この結果も併せて表2に示す。
Figure 0006420052
*4:2503 COSMETIC WAX(東レ・ダウコーニング社製)
*5:チミロンスーパーレッド(メルク社製)5%ジメチルポリシロキサン処理
(製造方法)
A:成分(1)〜(16)を100℃〜110℃にて加熱溶解する。
B:Aに成分(17)〜(22)を加えて、均一に混合する。
C:Bを脱泡後、90℃に加熱してスティック容器に直接流し込み、冷却後、油性固形口紅を得た。
(評価項目)
(a)経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)
(b)やわらかな感触
(c)なめらかなのび
(d)化粧効果(発色のよさ,ツヤ)
(評価方法)
1.経時安定性試験
(a)経時安定性(発汗のなさ、形状保持性)については、各試料の40℃一ヶ月保存後の状態を繰り出して表面を観察し、その後実際に口唇に塗布し、室温保管品と比較して下記絶対評価基準にて評価した。
<絶対評価基準>
(判定):(評価)
AA:変化なく良好。
A :油剤のしみ出しや硬さにわずかに変化があるが、室温に戻すと正常に戻り使用に問題ない。
B :発汗や硬さに変化があり、室温に戻しても硬さが低下し、使用に影響する。
C :性状に顕著な変化があり、繰り出すと形状保持が困難である。
2.官能評価
前記評価項目(b)〜(d)の項目について、各試料について専門パネル20名による使用テストを行った。パネル各人が各試料を口唇に塗布し、直後に下記絶対評価基準にて評点をつけ、パネル全員の評点合計から平均値を算出し、下記判定基準により総合判定した。
<絶対評価基準>
(評点):(評価)
6点:非常によい
5点:よい
4点:ややよい
3点:普通
2点:やや悪い
1点:悪い
0点:非常に悪い
<判定基準>
(判定):(評点の平均値)
AA:5点以上
A :3.5点以上5点未満
B :2点以上3.5点未満
C :2点未満
本発明においては、A以上の判定が好適であると判断する。
表2から明らかなごとく、本発明の実施例6〜13は、経時安定性、やわらかな感触、なめらかなのび、化粧効果というすべての評価項目において優れたものであった。更に塗布6時間後に化粧効果が持続しているかどうか評価したところ、全てA以上の判定となり、化粧持続効果にも優れていることが判った。
一方、成分(a)の炭化水素ワックスに替えてキャンデリラワックスを含有した比較例6では、経時安定性に劣り、成分(b)ステアロキシジメチコンの代わりにステアリルジメチコンを含有した比較例7においては、経時安定性に加えてなめらかなのびにも劣るものであった。
また成分(c)の分子量が400以上の25℃で液状のエステル油に替えて、他の油剤を含有した比較例8については、繰り出して使用するとすぐに崩れてしまい評価することもできなかった。
実施例14:油性スティック状リップグロス
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点79〜84℃) 4
2.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 3
3.ポリエチレンワックス(融点83〜92℃) 3
4.パラフィンワックス(融点56〜61℃) 2
5.ステアロキシジメチコン*6 5
6.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 30
7.トリメリト酸トリトリデシル 残量
8.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 10
9.ラウロイルグルタミン酸ジ
(フィトステリル/オクチルドデシル)*7 5
10.オクチルドデカノール 3
11.2,6−ジ−ターシャリ−ブチル−パラ−クレゾール 0.1
12.シリル化処理無水ケイ酸*8 1
13.赤色202号 0.1
14.酸化チタン被覆ホウケイ酸(Ca/Al)*9 3
15.ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・
エポキシ積層末*10 1
16.雲母チタン 3
17.酢酸トコフェロール 0.1
18.フェノキシエタノール 0.3
19.香料 0.1
*6:Abil Wax2434(エボニックデグサ社製)
*7:エルデュウPS−203(味の素社製)
*8:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
*9:メタシャイン1080RC−R(日本板硝子社製)
*10:アルミフレークシルバー0.15mm(角八魚燐箔社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を100〜110℃にて均一に溶解する。
B:Aに成分(11)〜(19)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを脱泡後、90℃に加熱して口紅容器に直接流し込み、冷却後、リップグロスを得た。
実施例14のリップグロスは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべての点で満足のいくものであった。
実施例15:金皿流し込み油性リップグロス
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点79〜84℃) 1
2.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 1
3.ポリエチレンワックス(融点83〜92℃) 1
4.マイクロクリスタリンワックス(融点76〜83℃) 2
5.ステアロキシジメチコン*6 5
6.(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー*11 5
7.ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 20
8. ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル
/フィトステリル) *12 10
9.トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
10.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル*13 5
11.重質流動イソパラフィン
(30℃:600,000mm/s) 5
12.ジメチルポリシロキサン(25℃:10mm/s) 5
13.2,6−ジ−ターシャリ−ブチル−パラ−クレゾール 0.1
14.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
15.シリル化処理無水ケイ酸*8 1
16.ナイロン粉体*14 2
17.赤色202号 0.1
18.撥水撥油性ベンガラ被覆雲母チタン*15 5
19.ローズマリーエキス 0.1
*11:KF−7002(信越化学工業社製)
*12:LUSPLAN PI−DA(日本精化社製)
*13:コスモール168ARV(日清オイリオグループ社製)
*14:オルガソール2002D(アトフィナ・ジャパン社製)
*15:クロイゾネルージュフランベ(BASF社製)2%パーフルオロオクチルトリエトキシシラン処理
(製造方法)
A:成分(1)〜(12)を100〜110℃にて均一に溶解する。
B:Aに成分(13)〜(19)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを脱泡後、90℃に加熱して金皿に流し込み、冷却後、リップグロスを得た。
実施例15のリップグロスは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべての評価項目において優れた良好なものであった。
実施例16:油性固形リップクリーム
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点91〜96℃) 3
2.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 3
3.ポリエチレンワックス(融点95〜105℃) 3
4.オゾケライトワックス(融点87〜95℃) 1
5.ポリプロピレン*16 2
6.ステアロキシジメチコン*2 5
7.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 20
8.ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
ビスイソステアリル*17 10
9.トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
10.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル
/セチル/ステアリル/ベヘニル)*18 5
11.ポリブテン(30℃:31,000mm/s) 10
12.ワセリン 5
13.イソステアリルアルコール 2
14.2,6−ジ−ターシャリ−ブチル−パラ−クレゾール 0.1
15.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
16.シリル化処理無水ケイ酸 1
17.メタクリル酸メチルクロスポリマー粉体*19 10
18.酸化亜鉛 1
19.ベンガラ 0.1
20.天然ビタミンE 0.1
21.アルニカエキス 0.1
*16:L−MODU S400(出光興産社製)
*17:LUSPLAN DA−DD−IS(日本精化社製)
*18:PLANDOOL−S(日本精化社製)
*19:マツモトマイクロスフェアーM−305(平均粒子径8μm、松本油脂製薬社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(13)を100〜110℃にて均一に溶解する。
B:Aに成分(14)〜(21)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを脱泡後、90℃に加熱して口紅容器に流し込み、冷却後、リップクリームを得た。
実施例16のリップクリームは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべての点で満足のいくものであった。
実施例17:油性固形ファンデーション
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点79〜84℃) 5
2.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 4
3.マイクロクリスタリンワックス(融点76〜83℃) 2
4.(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー*11 3
5.トリエチルヘキサノイン 残量
6.ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物*20 10
7.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 5
8.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
(シクロメチコン混合物)*21 5
9.ジメチルポリシロキサン(25℃:6mm/s) 5
10.デカメチルシクロペンタシロキサン 20
11.メタクリル変性メチルポリシロキサン溶液*22 1
12.ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチル
ジメチコン*23 2
13.ビスジグリセリルポリアシルアジペート−2*24 5
14.酸化チタン 12
15.ベンガラ 0.5
16.黄酸化鉄 2
17.黒酸化鉄 0.2
18.(スチレン/ジビニルベンゼン)コポリマー(粒径10μm) 5
19.セスキオレイン酸ソルビタン 0.2
20.ジプロピレングリコール 0.5
21.フェノキシエタノール 0.1
*20:LUSPLAN DD−DHR(日本精化社製)
*21:KSG−15(信越化学工業社製)
*22:KP−545(信越化学工業社製)
*23:KF−6038(信越化学工業社製)
*24:SOFTISAN649(SASOL社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(13)を90℃にて加熱溶解後、成分(14)〜(18)を加え均一分散する。
B:Aに成分(19)〜(21)を加え均一に混合後、脱泡して金皿に充填し、油性ファンデーションを得た。
実施例17の油性固形ファンデーションは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべて点で満足のいくものであった。
実施例18:スティック状コンシーラー
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点91〜96℃) 6
2.ポリエチレンワックス(融点95〜105℃) 5
3.ステアロキシジメチコン*6 3
4.ジカプリン酸ネオペンチルグリコール 20
5.ノナイソステアリン酸ポリグリセリル−10 残量
6.酢酸液状ラノリン 5
7.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 5
8.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
(シメチルポリシロキサン混合物)*25 2
9.N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステイル/オクチルドデシル)*7 5
10.パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 5
11.ポリメチルシルセスキオキサン*26 5
12.酸化チタン 15
13.黄酸化鉄 2
14.ベンガラ 0.5
15.黒酸化鉄 0.2
16.マイカ 7
17.フェノキシエタノール 0.1
*25:KSG−16(信越化学工業社製)
*26:トスパール2000B*(モメンティヴ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(10)を110℃にて混合溶解する。
B:Aに成分(11)〜(17)を90℃にて加え均一に混合する。
C:Bを3本ローラーにて処理する。
D:Cを脱泡し、85℃にてカプセルに溶解充填後、4℃にて冷却。スティック状コンシーラーを得た。
実施例18のスティック状コンシーラーは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべて点で満足のいくものであった。
実施例19:油性固形チーク
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点91〜96℃) 7
2.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 5
3.ステアロキシジメチコン*2 2
4.(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー*11 2
5.ロジン酸ペンタエリスリット*27 3
6.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 残量
7.トリメリト酸トリトリデシル 10
8.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 10
9.ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス
(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)*28 5
10.ジメチルポリシロキサン(25℃:100mm/s) 2
11.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
(ジメチルポリシロキサン混合物)*25 3
12.ポリエチレンテレフタレート粉体*29 2
13.合成金雲母(平均粒子径30μm) 0.5
14.タルク 10
15.セリサイト 15
16.ジステアルジモニウムヘクトライト 0.5
17.赤色226号 1
18.黄色4号アルミニウムレーキ 2
19.黒色酸化鉄 0.2
20.香料 0.1
21.1,2−ペンタンジオール 0.5
*27:エステルガムHP(荒川化学工業社製)
*28:PLANDOOL−G(日本精化社製)
*29:スノーリーフP(オーケン社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(11)を100℃にて均一溶解する。
B:Aに成分(12)〜(21)を加え均一に混合分散する。
C:Bを脱泡後、金皿に流し込み、冷却固化して油性固形チークを得た。
実施例19の油性固形チークは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべて点で満足のいくものであった。
実施例20:油性アイシャドウ
(成分) (%)
1.ジメチルポリシロキサン処理(3%)タルク 5
2.ジメチルポリシロキサン処理(2%)マイカ 15
3.球状シリカ(粒径12μm) 2
4.窒化ホウ素 5
5.ジメチルポリシロキサン処理(3%)
酸化チタン処理合成金雲母*30 10
6.結晶セルロース 3
7.(ビニルジメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー*31 2
8.赤色226号 0.5
9.群青 0.5
10.フィッシャートロプシュワックス(融点79〜84℃) 3
11.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 3
12.ポリエチレンワックス(融点83〜92℃) 2
13.ポリエチレンワックス(融点83〜95℃)*32 5
14.ステアロキシジメチコン*2 2
15.ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル*33 10
16.デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10 残量
17.ポリブテン(30℃:400,000mm/s) 5
18.デカメチルシクロペンタシロキサン 10
19.12−ヒドロキシステアリン酸 0.5
20.パラオキシ安息香酸メチル 0.5
*30:プロミネンスSF(日本光研社製)
*31:KSP−100(信越化学工業社製)
*32:合成ワックスP−200(日本ナチュラルプロダクツ社製)
*33:LUSPLAN DD−IS(日本精化社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を均一に混合する。
B:成分(10)〜(20)を100℃にて均一に溶解後、Aを加えて均一に混合分散する。
C:Bを容器に溶融充填して、皿流し込みの油性アイシャドウを得た。
実施例20の油性アイシャドウは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧もち、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべて点で満足のいくものであった。
実施例21:油性アイライナー(固形状)
(成分) (%)
1.シリコーン樹脂*34 5
2.トリメチルシロキシケイ酸*35 5
3.デカメチルシクロペンタシロキサン 10
4.フィッシャートロプシュワックス(融点79〜84℃) 4
5.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 6
6.マイクロクリスタリンワックス(融点76〜83℃) 3
7.ステアロキシジメチコン*2 2
8.トリエチルヘキサノイン 10
9.トリメリト酸トリトリデシル 残量
10.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 5
11.ラウロイルリシン粉末*36 3
12.ポリメチルシルセスキオキサン*37 2
13.(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
(シクロメチコン混合物)*21 5
14.(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー
(トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル混合物)*38 5
15.酸化チタン 0.4
16.黒酸化鉄 15
*34:SILFORM FLEXIBLE RESIN(モメンティヴ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
*35:SR1000(モメンティヴ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
*36:アミホープ(登録商標)LL(板状、平均粒子径:長径12μm、短径10μm、厚さ0.4μm、味の素社製)
*37:トスパール150KA(モメンティヴ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
*38:KSG−43(信越化学工業社製)
(製造方法)
A.成分(1)〜(10)を100℃まで加熱し、均一溶解する。
B.Aに成分(11)〜(16)を加え均一に分散する。
C.Bを100℃にて加熱溶解し、金皿に流し込み、冷却固化して油性アイライナーを得た。
実施例21の油性アイライナーは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(発色のよさ、ツヤ)のすべて点で満足のいくものであった。
実施例22:アイクリーム(油性固形スティック状)
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点91〜96℃) 5
2.ポリエチレンワックス(融点95〜105℃) 5
3.(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー*11 5
4.トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2 残量
5.トリメリト酸トリトリデシル 20
6.炭酸ジアルキル(C14,15) 5
7.重質流動イソパラフィン(30℃:600,000mm/s) 10
8.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル*13 10
9.α−オレフィンオリゴマー*39 3
10.N−ラウロイル−L−グルタミン酸
ジ(フィトステイル/オクチルドデシル)*7 5
11.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー
(メチルフェニルポリシロキサン混合物)*40 2
12.煙霧状シリカ*41 0.5
13.セリサイト 4
14.雲母チタン 5
15.ジプロピレングリコール 0.5
16.1,3−ブチレングリコール 1
17.香料 0.1
*39:SILKFLO364NF(LIPO CHEMICALS INC社製)
*40:KSG−18(信越化学工業社製)
*41:AEROSIL 300(日本アエロジル社製)
(製造方法)
A:成分(1)〜(11)を110℃に加温して溶解する。
B:Aに成分(12)〜(17)を加えて均一に混合する。
C:Bを脱泡後、90℃にて容器に流し込み室温まで冷却して製品とする。
実施例22のアイクリームは経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(ツヤ)のすべて点で満足のいくものであった。
実施例23:油性固形練り香水
(成分) (%)
1.フィッシャートロプシュワックス(融点91〜96℃) 5
2.(エチレン/プロピレン)コポリマー*1 5
3.マイクロクリスタリンワックス(融点76〜83℃) 2
4.(ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー*11 2
5.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 残量
6.リンゴ酸ジイソステアリル 30
7.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 10
8.ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル
/セチル/ステアリル/ベヘニル)*18 5
9.ワセリン 5
10.2,6−ジ−ターシャリ−ブチル−パラ−クレゾール 0.1
11.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
12.シリル化処理無水ケイ酸*8 1
13.球状シリカ(粒径12μm) 10
14.ベンガラ 0.1
15.赤色226号 0.3
16.疎水化処理雲母チタン*42 2
17.天然ビタミンE 0.1
18.香料 10
*42:フラメンコスパークルレッド(BASF社製)5%ジメチルポリシロキサン処理
(製造方法)
A:成分(1)〜(9)を100〜110℃にて均一に溶解する。
B:Aに成分(10)〜(18)を加え、均一に混合分散する。
C:Bを脱泡後、90℃に加熱してジャー容器に流し込み、冷却後、練り香水を得た。
実施例23の練り香水は、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(ツヤ)のすべての点で満足のいくものであった。
実施例24:ヘアワックス
(成分) (%)
1.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 10
2.トリエチルヘキサノイン 残量
3.ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル 15
4.ジステアルジモニウムヘクトライト 5
5.1,3−ブチレングリコール 2
6.防腐剤(1,2ペンタンジオール) 0.1
7.フィッシャートロプシュワックス(融点79〜84℃) 3
8.ポリエチレンワックス(融点83〜92℃) 2
9.パラフィンワックス(融点56〜61℃) 5
10.ステアロキシジメチコン*6 2
11.ワセリン 10
12.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40E.O.) 6
13.タルク 20
14.香料 0.3
(製造方法)
A:成分(1)〜(6)を均一に混合する。
B:Aに(7)〜(12)を加えて均一に溶解する。(温度100℃)
C:Bに(13)、(14)を加えてよく分散する。
D:Cを脱泡後、90℃に加熱してジャー容器に流し込み、冷却後、ヘアワックスを得た。
実施例24のヘアワックスは、経時安定性、使用感(やわらかさ、なめらかなのび)、化粧効果(ツヤ)に加えてセット力も持続して化粧持続効果のすべて点で満足のいくものであった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)〜(c);
    (a)炭化水素ワックスを3〜20%
    (b)アルコキシ変性シリコーンを0.5〜15%
    (c)分子量が400以上の25℃で液状のエステル油を40〜90%含有し、
    成分(c)が、デカイソステアリン酸ポリグリセリル−10及びトリソステアリン酸ポリグリセリル−2を含有することを特徴とする油性固形化粧料。
  2. 成分(b)のアルコキシ変性シリコーンが下記一般式(1)
    Figure 0006420052
    (式中、R〜Rは同一でも異なっていても良く、CH-又はC2n+1O-(nは14〜22の整数である)で表されるものであり、p、qは各々0〜1500の整数、p+qは1〜2000の範囲である。但し、R〜Rの少なくとも1つはC2n+1O-(nは14〜22の整数である)のものである。)
    で表される化合物であることを特徴とする請求項1に記載の油性固形化粧料。
  3. 成分(b)のアルコキシ変性シリコーンがステアロキシ変性シリコーンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の油性固形化粧料。
  4. 成分(c)が、さらにリンゴ酸ジイソステアリルを含有する請求項1〜3のいずれかの項記載の油性固形化粧料。
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