JPH0826931A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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Publication number
JPH0826931A
JPH0826931A JP15693294A JP15693294A JPH0826931A JP H0826931 A JPH0826931 A JP H0826931A JP 15693294 A JP15693294 A JP 15693294A JP 15693294 A JP15693294 A JP 15693294A JP H0826931 A JPH0826931 A JP H0826931A
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JP
Japan
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plate
titanium oxide
silicon dioxide
powder
dioxide powder
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Application number
JP15693294A
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English (en)
Inventor
Makoto Toritsuka
誠 鳥塚
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 すべりが良く、肌上での伸展性に優れ、適度
なカバ−力を有し、むらずきしないで、高いくすみ抑制
効果を有する化粧料を提供すること。 【構成】 本発明の化粧料は、微粒子酸化チタンの粒径
が10〜1000nmである微粒子酸化チタンを10〜
48重量%含有している板状二酸化ケイ素粉体を含有す
るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メーキャップ化粧料等
の粉体を含有する化粧料において、くすみを防止し化粧
塗布直後の仕上がりの色を長時間維持する効果を有する
化粧料に関する。さらに詳しくは、微粒子酸化チタン含
有の板状二酸化ケイ素粉体を配合することにより、くす
み防止効果を高め、化粧塗布直後の仕上がりの色を長時
間維持する効果を有しなおかつ塗布時ののび・肌への密
着性が良好である化粧料にに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
メーキャップ化粧料において、化粧塗布直後の仕上がり
の色は、含有されている粉体成分が皮脂に濡れることに
より、時間とともに暗くなっていく傾向があり、このこ
とを一般にくすみと呼び、メーキャップ化粧料において
は、好ましくない現象であった。また、粉体を含有する
化粧料には着色剤を希釈して程良い塗布色を得るととも
に塗布時ののびを良くし、肌への密着性を賦与する目的
で、板状の粉体(体質顔料)を配合することが知られて
いる。
【0003】このため、化粧料においてくすみ現象を防
止する目的で、皮脂に濡れた時の色変化の少ない板状の
窒化ホウ素や合成マイカを化粧料に添加することが知ら
れている(特開昭61−100508号公報、特開昭6
3−185810号公報)。しかしながら、これら皮脂
に濡れた時の色変化の少ない板状の粉体を化粧料に用い
ても、完全に色変化が発生しないというものではなく、
また同時に配合される他の体質顔料や着色剤の色変化を
防止することはできないためにくすまない化粧料として
は満足のできるものではなかった。
【0004】更に、近年、皮脂に濡れた時に白色度が増
すことによって粉体を含有する化粧料が暗くなるのを抑
え、くすみ現象を防止する粉体として酸化チタン内包の
球状シリカ粉体(カプセル化粉体)が提案されている
(特開昭61−47410号公報及び粧業日報1991
年8月1日第8485号)。しかしながら、このカプセ
ル化粉体は球状であるため転がり性は良い反面肌への密
着性が乏しくなり、くすみを防止するのに十分な量を配
合すると化粧塗布膜が粉っぽく仕上がるという欠点を有
していた。
【0005】一方、微粒子酸化チタン含有の板状二酸化
ケイ素粉末としては、紫外線防止効果の面から化粧品へ
の配合が提案されているが、くすみ防止効果を目的とし
たものでは無いために、のびや紫外線防止効果は優れて
いるものの、くすみ防止効果には優れたものではなかっ
た。例えば、特開平1−143821号公報では、微粒
子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉末中の微粒子酸
化チタンの含有率が高過ぎるために初めから過度な白色
度が出てしまい皮脂に濡れた時に白色度が増すという効
果は十分に発揮されないため、紫外線防止効果は高いも
ののくすみ防止効果は十分には発揮されていない。ま
た、特開平6−116119号公報では、微粒子酸化チ
タン含有の板状二酸化ケイ素の配合量が少なすぎるため
に、くすみ防止効果は十分には発揮されていない。
【0006】従って、本発明の目的は、すべりが良く、
肌上での伸展性に優れ、適度なカバ−力を有し、むらず
きしないで、高いくすみ抑制効果を有する化粧料を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、特定の粒径を有する微粒子酸化チタンを特定量
含有している板状二酸化ケイ素粉体を含有する化粧料
が、上記目的を達成し得ることを知見した。
【0008】本発明は、上記知見に基づきなされたもの
で、微粒子酸化チタンの粒径が10〜1000nmであ
る微粒子酸化チタンを10〜48重量%含有している板
状二酸化ケイ素粉体を含有する化粧料を提供するもので
ある。
【0009】以下、本発明の化粧料について詳述する。
【0010】本発明に用いられる微粒子酸化チタン含有
板状二酸化ケイ素粉体の形態は、微粒子酸化チタンが板
状二酸化ケイ素粉体中に分散した複合体の形態でも、微
粒子酸化チタン及び板状二酸化ケイ素粉体が均一に混合
した多成分系の形態でも良い。上記微粒子酸化チタンの
粒径を制御することで、微粒子酸化チタン表面での光散
乱を利用して、より高いくすみ抑制効果が得られるの
で、上記の複合体の形態の微粒子酸化チタン含有の板状
二酸化ケイ素粉体を用いるのが好ましい。
【0011】上記微粒子酸化チタンの粒径(平均粒径)
は、10〜1000nm、好ましくは10〜300nm
である。上記粒径が、10nm未満であると、微粒子酸
化チタンの透明性が高くなりすぎ、皮脂に濡れた時に白
色度が増す効果が不十分であり、一方、1000nmを
超えると、板状二酸化ケイ素中に均一に分散した複合体
の形態の粉体を得られにくい。
【0012】上記板状二酸化ケイ素粉体における微粒子
酸化チタンの含有量は、10〜48重量%(以下、単に
「%」で示す)、好ましくは10〜46%である。上記
含有量が、10%未満であると、くすみ抑制能力が十分
ではなく、一方、48%を超えると、皮脂に濡れる前か
ら白色度が著しく高くなり、くすみ抑制能力は逆に低下
してしまう。
【0013】また、上記微粒子酸化チタン含有の板状二
酸化ケイ素粉体中に、微粒子酸化チタン及び板状二酸化
ケイ素以外の成分を添加して、各種特性を改善しても良
いが、上記微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉
体のくすみ抑制能や安定性などの点から、微粒子酸化チ
タン及び板状二酸化ケイ素の合計量は80%以上でなけ
ればならない。上記微粒子酸化チタン含有の板状二酸化
ケイ素粉体中に添加し得る他の成分(20%未満)とし
ては、酸化鉄、アルミナ、ジルコニア等が挙げられる。
【0014】上記板状二酸化ケイ素粉体の粒径は、好ま
しくは1〜100μm、より好ましくは1〜30μm、
最も好ましくは1〜15μmである。上記粒径が、1μ
m未満であると、すべりが悪くなり肌上での伸展性が悪
化してしまい本発明の目的とする化粧料を得ることがで
きず、一方、100μmを超えると、肌へのザラザラと
した違和感を生じ、化粧料として好ましくない。
【0015】上記板状二酸化ケイ素粉体の粒子の厚み
は、好ましくは0.03〜3μm、より好ましくは0.
05〜2μm、最も好ましくは0.08〜1μmであ
る。上記粒子の厚みが、0.03μm未満であると、微
粒子酸化チタンの均一な分散が困難となり、本発明の微
粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉末を得ること
ができない。一方、3μmを超えると、板状という粒子
形状に調製することが困難となり、本発明の微粒子酸化
チタン含有の板状二酸化ケイ素粉末を得ることができな
い。
【0016】上記板状二酸化ケイ素粉体の含有量は、本
発明の化粧料全体中、好ましくは1〜95%、より好ま
しくは2〜95%、最も好ましくは3〜90%である。
上記含有量が、1%未満であると、くすみ抑制効果が発
揮されず、一方、95%を超えると、粉体成分が多くな
りすぎ化粧塗布膜が粉っぽくなり化粧料として好ましく
ない。
【0017】上記板状二酸化ケイ素粉体は、配合の対照
となる化粧料の目的に応じて適宜疎水化処理をしても構
わない。
【0018】上記疎水化処理の方法としては、メチルハ
イドロジェンポリシロキサン、高粘度シリコーンオイ
ル、シリコーン樹脂等のシリコーン化合物による処理、
アニオン活性剤、カチオン活性剤等の界面活性剤による
処理、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、ポリエチ
レン、テフロン、ポリアミノ酸等の高分子化合物による
処理、パーフルオロ基含有化合物、レシチン、コラーゲ
ン、金属石鹸、親油性ワックス、多価アルコール部分エ
ステル又は完全エステル等による処理等の方法が挙げら
れる。但し、一般に粉末の疎水化処理に適用できる方法
であれば良く、これらの方法に限定されるものではな
い。
【0019】本発明の化粧料には、前記微粒子酸化チタ
ン含有の板状二酸化ケイ素粉体の他に、通常化粧料に用
いられる他の成分を必要に応じて適宜配合することがで
きる。上記他の成分としては、例えば、タルク、カオリ
ン、セリサイト、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、リ
チア雲母、合成フッ素金雲母、バーミキュライト、炭酸
マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、ケイ酸マグ
ネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケ
イ酸バリウム、硫酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、
タングステン酸金属塩、シリカ、ヒドロキシアバタイ
ト、ゼオライト、窒化ホウ素、セラミックスパウダー等
の無機粉末、ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダ
ー、ポリスチレンパウダー、ベンゾグアナミンパウダ
ー、ポリ四弗化エチレンパウダー、ジスチレンベンゼン
ポリマーパウダー、エポキシパウダー、アクリルパウダ
ー、微結晶性セルロース等の有機粉体、酸化チタン、酸
化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、チタン
酸鉄等の無機赤色系顔料、γ酸化鉄等の無機褐色系顔
料、黄酸鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化鉄、カー
ボンブラック等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレッ
ト、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化ク
ロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系
顔料、群青、紺青等の無機青色系顔料、酸化チタン被覆
雲母、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、オキシ塩化
ビスマス、酸化チタン被覆タルク、魚鯖箔、着色酸化チ
タン被覆雲母等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401号
及び青色404号等の有機顔料、赤色3号、赤色104
号、赤色106号、赤色227号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、橙色205号、黄色4号、黄
色5号、黄色202号、黄色203号、緑色3号及び青
色1号のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレー
キ等の有機顔料、クロロフィル、β−カロチン等の天然
色素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、マイク
ロクリスタリンワックス、オゾケライト、セレシン、ミ
リスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、イソステアリン酸、セチルアルコール酸、ヘキサデ
シルアルコール、オレイルアルコール、2−エチルヘキ
サン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミ
リスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘ
キサン酸ネオペンチルグリコール、トリ−2−エチルヘ
キサン酸グリセロール、オレイン酸−2−オクチルドデ
シル、ミリスチン酸イソプロピル、トリイソステアリン
酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリセロール、トリ
−2−エチルヘキサン酸グリセロール、オレイン酸−2
−オクチルドデシル、ミリスチン酸イソプロピル、トリ
イソステアリン酸グリセロール、トリヤシ油脂肪酸グリ
セロール、オリーブ油、アボガド油、ミツロウ、ミリス
チン酸ミリスチル、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水
素、シリコーン油、高級脂肪酸、油脂類、エステル類、
高級アルコール、ロウ類等の油性成分、アルキッド樹
脂、尿素樹脂等の樹脂、カンファ、クエン酸アセトルト
リブチル等の可塑剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、界面活性剤、保湿剤、香料、増粘剤等が挙げられ
る。
【0020】本発明の化粧料は、常法により種々の形態
で使用され、その形態には特に制限されないが、パウダ
ーファンデーション、両用パウダーファンデーション、
油性ファンデーション、パウダーアイシャドー、乳化型
ファンデーション、頬紅、おしろい、フェースパウダー
等のメイキャップ化粧料、化粧下地クリーム、サンスク
リーン乳液等として使用される。
【0021】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明の化
粧料を更に詳細に説明する。しかしながら、本発明は、
これらの実施例に限定されるものではない。
【0022】まず、本発明の化粧料(実施例1〜11)
に用いられる微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素
粉体の製造例(製造例1〜7)を示すが、上記板状二酸
化ケイ素粉体の製造方法は、これにより限定されるもの
ではない。また、比較例5、6用の板状二酸化ケイ素粉
体の製造例(製造例8、9)も示す。なお、本発明に係
る上記板状二酸化ケイ素粉体としては、日本板硝子株式
会社製のTSGフレーク30〔微粒子酸化チタン(平均
粒径44nm)30%含有の板状二酸化ケイ素粉体、平
均厚み=0.5μm、平均粒径=10μm〕が市販され
ており、該市販品を使用してもよく、また、熱分解法等
の常法でも製造可能で、これにより製造したものを使用
してもよい。
【0023】製造例1〔微粒子酸化チタン10%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕228重
量部(以下、単に「部」と略す)にエタノール500
部、0.1規定硝酸220部を混合し、これに、更に微
粒子酸化チタン(平均粒径35nm)を10部混合し、
攪拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液
に、表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス
板を浸漬し、毎分40cmの一定速度で引き上げて、製膜
した。これを大気中で5分間乾燥し、さらに100℃で
2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に
塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとな
った。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で
1000℃まで加熱し1000℃で2時間加熱処理し
た。このフレーク状物質を常温まで放冷し、粉砕し、分
級して目的の粉体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化
チタンを10%含有しており、厚みは0.6μm、平均
粒径4.5μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0024】製造例2〔微粒子酸化チタン20%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕200部
にエタノール400部、0.1規定硝酸200部を混合
し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を20部混合し、攪拌しながら40℃で20時間反
応させた。この溶液に、表面を研磨して平滑にした、厚
さ1mmのステンレス板を浸漬し、毎分40cmの一定速度
で引き上げて、製膜した。これを大気中で5分間乾燥
し、さらに100℃で2分間乾燥した。この乾燥行程に
より、ステンレス板に塗布された膜は、完全に剥離し、
フレーク状のゲルとなった。このフレーク状ゲルを毎分
100℃の昇温速度で1000℃まで加熱し1000℃
で2時間加熱処理した。これを常温まで放冷し、粉砕
し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体は、微粒
子酸化チタンを20%含有しており、厚みは0.5μ
m、平均粒径4.7μmである板状二酸化ケイ素粉体で
あった。
【0025】製造例3〔微粒子酸化チタン40%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 9 O)4 Si〕320
部にブタノール700部を混合し、これに、更に微粒子
酸化チタン(平均粒径21nm)を40部混合し、十分
に攪拌した。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、900℃で10時間加熱処理し薄膜を
得、これを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉
体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを40%
含有しており、厚みは0.15μm、平均粒径4.7μ
mである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0026】製造例4〔微粒子酸化チタン46%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 9 O)4 Si〕290
部にブタノール700部を混合し、これに、更に微粒子
酸化チタン(平均粒径21nm)を46部混合し、十分
に攪拌した。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、900℃で10時間加熱処理し薄膜を得
る。このものを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的
の粉体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを4
6%含有しており、厚みは0.2μm、平均粒径9.1
μmである板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0027】製造例5〔微粒子酸化チタン30%及びベ
ンガラ5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部、0.1規定硝酸160部を混合
し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでベンガラ5部を混合し、攪
拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液に、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板を
浸漬し、毎分20cmの一定速度で引き上げて、製膜し
た。これを大気中で5分間乾燥し、さらに100℃で2
分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に塗
布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとなっ
た。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で1
000℃まで加熱し1000℃で2時間加熱処理した。
これを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を
得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを30%含有
しベンガラを5%含有しており、厚みは0.9μm、平
均粒径10.5μmである板状二酸化ケイ素粉体であっ
た。
【0028】製造例6〔微粒子酸化チタン30%及びジ
ルコニア5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部、0.1規定硝酸160部を混合
し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでジルコニア5部を混合し、
攪拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液
に、表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス
板を浸漬し、毎分30cmの一定速度で引き上げて、製膜
した。これを大気中で5分間乾燥し、さらに100℃で
2分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に
塗布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとな
った。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で
1000℃まで加熱し1000℃で2時間加熱処理し
た。これを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉
体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを30%
含有しジルコニアを5%含有しており、厚みは0.7μ
m、平均粒径11.1μmである板状二酸化ケイ素粉体
であった。
【0029】製造例7〔微粒子酸化チタン30%及びア
ルミナ5%含有の板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラメトキシシラン〔(CH3 O)4 Si〕165部
にエタノール330部、0.1規定硝酸160部を混合
し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径50n
m)を30部混合し、次いでアルミナ5部を混合し、攪
拌しながら40℃で20時間反応させた。この溶液に、
表面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板を
浸漬し、毎分30cmの一定速度で引き上げて、製膜し
た。これを大気中で5分間乾燥し、さらに100℃で2
分間乾燥した。この乾燥行程により、ステンレス板に塗
布された膜は、完全に剥離し、フレーク状のゲルとなっ
た。このフレーク状ゲルを毎分100℃の昇温速度で1
000℃まで加熱し1000℃で2時間加熱処理した。
これを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉体を
得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを30%含有
しアルミナを5%含有しており、厚みは0.8μm、平
均粒径12.8μmである板状二酸化ケイ素粉体であっ
た。
【0030】製造例8〔微粒子酸化チタン3%含有の板
状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 9 O)4 Si〕520
部にブタノール1200部を混合し、これに、更に微粒
子酸化チタン(平均粒径35nm)を3部混合し、十分
に攪拌する。この溶液を、表面を研磨して平滑にした、
厚さ1mmのステンレス板の上に塗布した後、100℃で
1時間乾燥し、900℃で10時間加熱処理し薄膜を得
る。これを常温まで放冷し、粉砕し、分級して目的の粉
体を得た。得られた粉体は、微粒子酸化チタンを3%含
有しており、厚みは0.18μm、平均粒径7.2μm
である板状二酸化ケイ素粉体であった。
【0031】製造例9〔微粒子酸化チタン55%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 9 O)4 Si〕240
重量部(以下、部と略す)にブタノール550部を混合
し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を3部混合し、十分に攪拌する。この溶液を、表面
を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板の上に
塗布した後、100℃で1時間乾燥し、900℃で10
時間加熱処理し薄膜を得る。これを常温まで放冷し、粉
砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体は、微
粒子酸化チタンを55%含有しており、厚みは0.2μ
m、平均粒径6.6μmである板状二酸化ケイ素粉体で
あった。
【0032】実施例1〜11及び比較例1〜9〔パウダ
ーファンデーション〕 下記〔表4〕及び〔表5〕に示す組成の化粧料(パウダ
ーファンデーション)についての性能を評価した。上記
化粧料の性能は、下記〔表1〕に挙げた項目について、
専門パネル15名による5段階評価で行った。また、く
すみ抑制効果については、比較例1とその他の評価サン
プルとを顔の左右に塗り分け(ハーフフェース)、塗布
後6時間経過後に比較例1との比較評価で行った。
【0033】
【表1】
【0034】評価結果は、カバー力については、下記
〔表2〕のように示し、その他の評価項目については、
下記〔表3〕の記号により示した。上記各サンプルの評
価結果は、下記〔表6〕及び〔表7〕に示す。
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】下記〔表4〕及び〔表5〕の各組成のパウ
ダーファンデーションは、次のようにして調製した。下
記成分(1)〜(20)のうち、各評価サンプルに応じ
て必要なものをヘンシェルミキサーで混合し、次いでこ
れに、下記成分(21)〜(26)を80℃にて加熱混
合したものを添加して混合する。これをパルベライザー
で粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加圧成型して
パウダーファンデーションを得た。
【0038】
【表4】
【0039】
【表5】
【0040】
【表6】
【0041】
【表7】
【0042】上記〔表6〕及び〔表7〕より次のことが
明らかである。本発明の微粒子酸化チタン含有の板状酸
化ケイ素粉体を配合してなるパウダーファンデーション
(実施例1〜11)は、高いくすみ抑制効果があり、伸
展性が良く、粉っぽい仕上がりにならないものであっ
た。一方、比較例1〜8はくすみ抑制効果は満足のいく
レベルのものではなく、比較例9でくすみ抑制効果を得
ようとした場合、粉っぽさが目立ち美しい仕上がりが得
られないものであった。
【0043】実施例12〔両用パンダーファンデーショ
ン〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合
し、次いでこれに、下記成分(9)〜(13)を80℃
にて加熱混合したものを添加して混合する。これをパル
ベライザーで粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加
圧成型して両用パウダーファンデーションを調製した。
本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状酸化ケイ素粉
体を含有してなる上記両用ファンデーションは、高いく
すみ抑制効果があり、伸展性が良く、粉っぽい仕上がり
にならない両用パウダーファンデーションであった。
【0044】 (1)フッ素化合物処理(*1)微粒子酸化チタン30%+アルミナ5%含有 二酸化ケイ素粉体(製造例7) 30% (2)フッ素化合物処理(*1)マイカ 残量 (3)フッ素化合物処理(*1)タルク 10% (4)フッ素化合物処理(*1)酸化チタン 8% (5)フッ素化合物処理(*1)酸化鉄(赤、黄、黒) 3% (6)フッ素化合物処理(*1)微粒子酸化亜鉛 2% (7)フッ素化合物処理(*2)微粒子酸化チタン(平均粒径35nm) 1% (8)フッ素化合物処理(*1)ナイロンパウダー 10% (9)ジメチルポリシロキサン 3% (10)パーフルオロポリエーテル(FOMBLIN HC-04 アウシモント社) 8% (11)硬化油(シンクロワックス) 1% (12)メトキシ桂皮酸オクチル 1% (13)防腐剤、香料 1% ──── 合計100% (*1);パーフルオロエチルリン酸エステルにて5%被覆したもの (*2);パーフルオロエチルリン酸エステルにて7%被覆したもの
【0045】実施例13〔油性ファンデーション〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合す
る。これとは別に、下記成分(9)〜(14)を90℃
にて加熱溶解し、これに、予め混合しておいた成分
(1)〜(8)を加え攪拌機で分散混合する。これを3
本ローラーで混練し、練ったものを再び加熱して溶解さ
せる。脱泡後、下記成分(15)を加え、穏やかに混合
し、85℃に加熱して中皿に流し込み充填し、冷却して
油性ファンデーションを調製した。本発明に係る微粒子
酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体を配合してなる
上記油性ファンデーションは、高いくすみ抑制効果があ
り、伸展性が良く、粉っぽい仕上がりにならない油性フ
ァンデーションであった。
【0046】 (1)シリコ−ン処理(*3)微粒子酸化チタン30%含有板状二酸化ケイ素 粉体(TSG30 日本板硝子(株)) 10% (2)シリコ−ン処理(*3)マイカ 残量 (3)シリコ−ン処理(*3)雲母チタン 3% (4)シリコ−ン処理(*3)酸化チタン 11% (5)シリコ−ン処理(*3)酸化鉄(赤、黄、黒) 4% (6)シリコ−ン処理(*3)微粒子酸化亜鉛 1% (7)シリコ−ン処理(*3)微粒子酸化チタン(平均粒径35nm) 1% (8)球状ポリメチルメタクリレート粉末(PMMA) 8% (9)ジメチルポリシロキサン 10% (10)スクワラン 30% (11)硬化油(シンクロワックス) 5% (12)キャンデリラロウ 1% (13)ジステアリン酸アルミニウム 2% (14)高純度精製ラノリン 1% (15)防腐剤、香料 1% ──── 合計100% (*3);メチルハイドロジェンポリシロキサンにて2%被覆したもの
【0047】実施例14〔パウダーアイシャドー〕 下記成分(1)〜(8)をヘンシェルミキサーで混合
し、次いでこれに、下記成分(9)〜(13)を80℃
にて加熱混合したものを添加して混合する。これをパル
ベライザーで粉砕し、中皿に一定量とり、プレス機で加
圧成型してパウダーアイシャドーを調製した。本発明に
係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素粉体を配
合してなる上記パウダーアイシャドーは、高いくすみ抑
制効果があり、伸展性が良く、粉っぽい仕上がりになら
ないパウダーアイシャドーであった。
【0048】 (1)レシチン処理(*4)微粒子酸化チタン30%+ベンガラ5%含有二酸 化ケイ素粉体(製造例5) 35% (2)レシチン処理(*4)マイカ 残量 (3)レシチン処理(*4)雲母チタン 6% (4)シリコ−ン処理(*5)群青 8% (5)シリコ−ン処理(*5)紺青 10% (6)シリコ−ン処理(*5)酸化鉄(赤、黄、黒) 2% (7)シリコ−ン処理(*5)微粒子酸化チタン(平均粒径35nm) 1% (8)球状シリコ−ン樹脂粉体(トスパール145 東芝シリコーン(株)) 10% (9)ジメチルポリシロキサン 6% (10)スクワラン 2% (11)硬化油(シンクロワックス) 0.5% (12)ワセリン 1% (13)防腐剤、香料 1% ──── 合計100% (*4);大豆レシチンにて5%被覆したもの (*5);メチルハイドロジェンポリシロキサンにて2%被覆したもの
【0049】実施例15〔乳化型ファンデーション〕 下記成分(1)〜(5)をヘンシェルミキサーで混合す
る。これとは別に、下記成分(6)〜(9)を混合し、
これに予め混合しておいた成分(1)〜(5)を加え攪
拌機で分散混合する。これに下記成分(10)〜(1
2)の混合物を30分かけてゆっくりと攪拌しながら添
加し、さらに10分間ホモミキサーで攪拌し、脱泡して
ボトルに充填し、二層乳化型ファンデーションを調製し
た。本発明に係る微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケ
イ素粉体を含有してなる上記乳化型ファンデーション
は、高いくすみ抑制効果があり、伸展性が良く、粉っぽ
い仕上がりにならない乳化型ファンデーションであっ
た。
【0050】 (1)シリコ−ン処理(*6)微粒子酸化チタン46%含有二酸化ケイ素粉体 (製造例4) 8% (2)シリコ−ン処理(*6)酸化チタン 3% (3)シリコ−ン処理(*6)酸化鉄(赤、黄、黒) 1.5% (4)シリコ−ン処理(*6)微粒子酸化亜鉛 3% (5)ナイロンパウダー 2% (6)ジメチルシクロポリシロキサン 20% (7)ジメチルポリシロキサン 10% (8)メトキシ桂皮酸オクチル 2% (9)ジメチルシロキサン・メチルポリオキシエチレンシロキサン共重合体 1% (10)グリセリン 2% (11)エタノール 8% (12)水 残量 ──── 合計100% (*6);メチルハイドロジェンポリシロキサンにて2%被覆してもの
【0051】
【発明の効果】本発明の化粧料は、特定の微粒子酸化チ
タン含有の板状二酸化ケイ素粉体を含有することによ
り、すべりが良く、肌上での伸展性に優れ、適度なカバ
ー力を有し、むらずきしないで、高いくすみ抑制効果を
有するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】まず、本発明の化粧料(実施例1〜15
に用いられる微粒子酸化チタン含有の板状二酸化ケイ素
粉体の製造例(製造例1〜7)を示すが、上記板状二酸
化ケイ素粉体の製造方法は、これにより限定されるもの
ではない。また、比較例5、6用の板状二酸化ケイ素粉
体の製造例(製造例8、9)も示す。なお、本発明に係
る上記板状二酸化ケイ素粉体としては、日本板硝子株式
会社製のTSGフレーク30〔微粒子酸化チタン(平均
粒径44nm)30%含有の板状二酸化ケイ素粉体、平
均厚み=0.5μm、平均粒径=10μm〕が市販され
ており、該市販品を使用してもよく、また、熱分解法等
の常法でも製造可能で、これにより製造したものを使用
してもよい。
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】製造例9〔微粒子酸化チタン55%含有の
板状二酸化ケイ素粉体〕 テトラブトキシシラン〔(C4 9 O)4 Si〕240
重量部(以下、部と略す)にブタノール550部を混合
し、これに、更に微粒子酸化チタン(平均粒径35n
m)を55部混合し、十分に攪拌する。この溶液を、表
面を研磨して平滑にした、厚さ1mmのステンレス板の上
に塗布した後、100℃で1時間乾燥し、900℃で1
0時間加熱処理し薄膜を得る。これを常温まで放冷し、
粉砕し、分級して目的の粉体を得た。得られた粉体は、
微粒子酸化チタンを55%含有しており、厚みは0.2
μm、平均粒径6.6μmである板状二酸化ケイ素粉体
であった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 微粒子酸化チタンの粒径が10〜100
    0nmである微粒子酸化チタンを10〜48重量%含有
    している板状二酸化ケイ素粉体を含有する化粧料。
  2. 【請求項2】 上記微粒子酸化チタンの粒径が、10〜
    300nmである請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 上記板状二酸化ケイ素粉体の含有量が、
    化粧料全体中1〜95重量%である請求項1又は2記載
    の化粧料。
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