JP2018070516A - 油中水型乳化化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌に薄膜感、艶感があり、肌表面が均一で綺麗な仕上がりが得られ、化粧持ちも良好な油中水型乳化化粧料を提供する。【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):(A)第四級アンモニウムイオンで置換されたカチオン変性粘土鉱物 0.01〜5質量%、(B)疎水化処理された着色顔料 0.1〜30質量%、(C)25℃で液状のフェニル変性シリコーン 0.1〜20質量%、(D)揮発性油 10〜50質量%を含有する油中水型乳化化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、油中水型乳化化粧料に関する。
従来、化粧くずれしにくい、よれにくい等のラスティング効果に優れた化粧料が検討されている。
例えば、特許文献1には、ハイドロフルオロエーテル、シリコーン系樹脂、顔料、非イオン系界面活性剤、水を含有し、有機変性粘土鉱物により増粘された油中水型ファンデーションが、塗布後の乾きが速く、優れたラスティング効果を有していながら滑らかな塗布感を有することが記載されている。
特開2005−255623号公報
本発明者は、疎水化処理された着色顔料、揮発性油を含有する油中水型乳化化粧料は、肌への密着性が悪いため、化粧持ちに劣り、綺麗な仕上がりも得られないという課題があることを見出した。
本発明者は、疎水化処理された着色顔料、揮発性油とともに、カチオン変性粘土鉱物及びフェニル変性シリコーンを特定の割合で組み合わせて用いることにより、化粧持ちを維持しつつ、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌に薄膜感、艶感があり、肌表面が均一で綺麗な仕上がりを有する油中水型乳化化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)第四級アンモニウムイオンで置換されたカチオン変性粘土鉱物 0.01〜5質量%、
(B)疎水化処理された着色顔料 0.1〜30質量%、
(C)25℃で液状のフェニル変性シリコーン 0.1〜20質量%、
(D)揮発性油 10〜50質量%
を含有する油中水型乳化化粧料に関する。
また、本発明は、前記油中水型乳化化粧料の製造方法であって、成分(A)を成分(D)の一部に分散させてプレミックスを調製し、これを、成分(C)及び残りの成分(D)を含む油性成分並びに成分(B)を含む粉体成分の混合物に加えて混合し、さらに、水相成分を混合することを特徴とする、油中水型乳化化粧料の製造方法に関する。
本発明の油中水型乳化化粧料は、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌に薄膜感があり、艶感に優れ、肌表面が均一に仕上がって見えるものであり、塗布後の肌がべたつかず、化粧持ちも良好である。
成分(A)の第四級アンモニウムイオンで置換されたカチオン変性粘土鉱物は、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されないが、ベントナイト、ラポナイト、ヘクトライト、モンモリロナイト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム等の層状粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して、層状粘土鉱物の層間のナトリウムイオンが、第四級アンモニウムイオンで置換されたカチオン変性粘土鉱物が好ましい。
ここで層状粘土鉱物としては、例えばスメクタイド属に属する層状ケイ酸塩鉱物で一般に下記式(1):
(X,Y)2-3(Si,Al)410(OH)21/3・nH2O (1)
〔式(1)中、XはAl、Fe(III)、Mn(III)又はCr(III)を示し;YはMg、Fe(II)、Ni、Zn、Li又はMn(II)を示し;ZはK、Na、1/2Ca又は1/2Mgを示す〕
で表される三層構造を有するコロイド性含水ケイ酸アルミニウム等の粘土鉱物が好ましいものとして挙げられる。
上記層状粘土鉱物を処理する第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、
下記式(2):
Figure 2018070516
〔式(2)中、R1は炭素原子数10〜22のアルキル基又はベンジル基を示し;R2はメチル基又は炭素原子数10〜22のアルキル基を示し;R3及びR4はそれぞれ独立に、炭素原子数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示し;Xはハロゲン原子又はメチルサルフェート残基を示す〕
で表される化合物である。
具体的には、ドデシルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルトリメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、セチルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ステアリルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジメチルエチルアンモニウムクロリド、ミリスチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、セチルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ステアリルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベヘニルジエチルメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルミリスチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルベヘニルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルセチルアンモニウムクロリド、ベンジルメチルエチルステアリルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ジベヘニルジヒドロキシエチルアンモニウムクロリド、および上記各化合物のクロリドに代えてブロミド化合物としたもの等、さらにジパルミチルプロピルエチルアンモニウムメチルサルフェート等が挙げられる。
なかでも、肌への付きが良く、肌に均一な薄膜を形成させる点から、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドが好ましく、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドがより好ましい。
層状粘土鉱物を第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤で処理して得られるカチオン変性粘土鉱物としては、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト、ジメチルジステアリルアンモニウムベントナイト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト等が好ましく、ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライトがより好ましい。また、市販品としては、ベントン38、ベントン38VCG、ベントン27(以上、エレメンティスジャパン社製)等が挙げられる。
成分(A)のカチオン変性粘土鉱物は、作業性向上の点、油の増粘効果に優れる点、均一な薄膜を形成させる点から、溶媒によって希釈された分散液として用いるのが好ましい。具体的には、カチオン変性粘土鉱物を予め溶媒に分散させたプレミックス組成物を用いることが好ましい。溶媒としては、カチオン変性粘土鉱物によって増粘可能であれば制限されないが、作業性向上の点から、成分(D)の揮発性油に分散させて使用することが好ましい。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、肌への付きが良く、肌に均一な薄膜を形成させる点から、含有量は、全組成中に0.01質量%以上であり、0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、5質量%以下であり、4質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.01〜5質量%であり、0.1〜4質量%が好ましく、0.3〜3質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(B)は、疎水化処理された着色顔料である。
着色顔料としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化アルミニウム、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色405号、赤色505号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色401号、青色1号、青色404号等の合成有機顔料;β−カロチン、カラメル、パプリカ色素等の天然有機色素等が挙げられ、これらの着色顔料の複合体、これらの着色顔料とパール顔料とを組み合わせた複合顔料などが挙げられる。処理されるパール顔料としては、例えば、雲母、金雲母、タルク、シリカ、セリサイト、マイカ、ガラス、カオリン、オキシ塩化ビスマス、酸化セリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、板状アルミナ粉末等の天然又は合成の無機粉体が挙げられる。複合顔料の具体例としては、酸化チタン被覆雲母、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄被覆合成金雲母、酸化クロム被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラス末、酸化鉄被覆ガラス末、酸化チタン内包ガラス末、酸化鉄内包ガラス末等が挙げられる。
これらの着色顔料の疎水化処理としては、例えば、フッ素化合物処理、シリコーン処理、アルキル処理、アルキルシラン処理、金属石鹸処理、水溶性高分子処理、アミノ酸処理、アシル化アミノ酸処理、レシチン処理、有機チタネート処理、ポリオール処理、アクリル樹脂処理、メタクリ樹脂処理、ウレタン樹脂処理等の表面処理が挙げられる。
疎水化処理としては、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌表面が均一に仕上がって見える点から、アミノ酸処理が好ましく、アシル化アミノ酸処理がより好ましい。
着色顔料を処理するアミノ酸としては、例えば、プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸等が挙げられ、これらの塩が含まれる。また、アシル化アミノ酸のアシル基を構成する脂肪酸は、炭素数1〜23の脂肪酸が好ましく、炭素数8〜20の脂肪酸がより好ましく、なかでも、ステアロイルグルタミン酸、ラウロイルアスパラギン酸、ジラウロイルグルタミン酸リシン、ラウロイルリジンがさらに好ましい。これらの塩としては、Na、Ca、Al、Mg、Zn、Zr、Ti塩が挙げられる。
具体的には、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌表面が均一に仕上がって見える点から、ステアロイルグルタミン酸2Na、ラウロイルアスパラギン酸Na等で処理されたものが好ましい。
着色顔料を疎水化処理するには、通常の方法により、行うことができる。
成分(B)としては、疎水化処理された酸化鉄と疎水化処理された酸化チタンを組み合わせて用いるのが好ましく、アシル化アミノ酸処理された酸化鉄とアシル化アミノ酸処理された酸化チタンを組み合わせて用いるのがより好ましい。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、肌へのムラづきを抑制し、肌を綺麗なメイクアップ効果で仕上げる点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上であり、1質量%以上が好ましく、5質量%以上がより好ましく、30質量%以下であり、25質量%以下が好ましく、18質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に0.1〜30質量%であり、1〜25質量%が好ましく、5〜18質量%がより好ましい。
本発明において、成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)は、化粧持ちを維持しつつ、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌に薄膜感があり、艶感に優れ、肌表面が均一に仕上がって見える点、塗布後の肌のべたつきを抑制する点から、0.005以上が好ましく、0.01以上がより好ましく、0.02以上がさらに好ましく、0.03以上がよりさらに好ましく、2以下が好ましく、1以下がより好ましく、0.5以下がさらに好ましく、0.2以下がよりさらに好ましい。また、成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)は、0.005〜2が好ましく、0.01〜1がより好ましく、0.02〜0.5がさらに好ましく、0.03〜0.2がよりさらに好ましい。
成分(C)は、25℃で液状のフェニル変性シリコーンである。液状とは、流動性を有することで、ペースト状も含まれる。
25℃で液状のフェニル変性シリコーンとしては、例えば、フェニルトリメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、トリメチルシロキシフェニルジメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキシサン、メチルフェニルポリシロキサン等が挙げられる。
なかでも、肌への付きが良く、肌がべたつかず、艶感に優れ、肌表面が均一に仕上がって見せることができる点から、フェニルトリメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンが好ましく、フェニルトリメチコンがより好ましい。
成分(C)の25℃における粘度は、4000mm2/s以下であるのが好ましく、600mm2/s以下がより好ましく、200mm2/s以下がさらに好ましく、50mm2/s以下がよりさらに好ましい。
粘度は、B型粘度計(東機産業社:TVB−10M)で、25℃の条件下、SPINDLE No.M1を回転数6rpmの条件で、回転時間1分で測定されるものである。
成分(C)としては、フェニルトリメチコンとして、SH556(東レ・ダウコーニング社製、粘度22mm2/s)、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンとして、KF−56A(信越化学工業社製、粘度15mm2/s)、ジフェニルジメチコンとして、KF−50(信越化学工業社製)、KF−53(信越化学工業社製)、KF−54(信越化学工業社製、400mm2/s)、トリメチルシロキシフェニルジメチコンとして、PDM−1000(旭化成ワッカーシリコーン社製)、トリメチルペンタフェニルトリシロキシサンとして、PH−1555 HRI C.F.(東レ・ダウコーニング社製、175mm2/s)等の市販品を用いることができる。
成分(C)は、1種又は2種以上を用いることができ、肌への付きが良く、肌がべたつかず、艶感に優れ、肌表面が均一に仕上がって見せることができる点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上であり、0.5質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、20質量%以下であり、12質量%以下が好ましく、6質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に0.1〜20質量%であり、0.5〜12質量%が好ましく、1〜6質量%がより好ましい。
本発明において、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)は、化粧持ちを維持しつつ、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌に薄膜感があり、艶感に優れ、肌表面が均一に仕上がって見える点、塗布後の肌のべたつきを抑制する点から、0.02以上が好ましく、0.05以上がより好ましく、0.1以上がさらに好ましく、0.15以上がよりさらに好ましく、8以下が好ましく、4以下がより好ましく、1.5以下がさらに好ましく、0.8以下がよりさらに好ましい。また、成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)は、0.02〜8が好ましく、0.05〜4がより好ましく、0.1〜1.5がさらに好ましく、0.15〜0.8がよりさらに好ましい。
成分(D)の揮発性油において、揮発性とは、35〜87℃の引火点を有するものである。
揮発性油としては、揮発性シリコーン油、揮発性炭化水素油が挙げられる。
揮発性シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(1cs)、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、ジメチルポリシロキサン(2cs)等の直鎖状ジメチルポリシロキサン;メチルトリメチコン、トリス(トリメチルシリル)メチルシラン、テトラキス(トリメチルシリル)シラン等の分岐状シロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状ジメチルシロキサンなどが挙げられる。
これらのうち、ジメチルポリシロキサン(1cs)、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、メチルトリメチコンが好ましい。
揮発性炭化水素油としては、例えば、n−デカン、n−ウンデカン、n−ドデカン等のパラフィン系炭化水素油;イソデカン、イソドデカン、水添ポリイソブテン等のイソパラフィン系炭化水素油;シクロデカン、シクロドデカン等の環状パラフィン炭化水素油が挙げられる。これらのうち、炭素数8〜16の炭化水素油が好ましく、炭素数10〜16の炭化水素油がより好ましく、炭素数12の炭化水素油がさらに好ましい。なかでも、イソパラフィン系炭化水素油が好ましく、イソドデカン、炭素数12の水添ポリイソブテンがより好ましい。
成分(D)の揮発性油としては、肌に塗布した際の付きの良さ、伸びの良さ、塗り広げやすさの点から、揮発性シリコーン油が好ましい。
成分(D)は、1種又は2種以上を用いることができ、肌に塗布した際の付きの良さ、伸びの良さ、塗り広げやすさ、塗り広げた後の肌に薄膜感の点から、含有量は、全組成中に10質量%以上であり、20質量%以上が好ましく、25質量%以上がより好ましく、50質量%以下であり、45質量%以下が好ましく、38質量%以下がより好ましい。また、成分(D)の含有量は、全組成中に10〜50質量%であり、20〜45質量%が好ましく、25〜38質量%がより好ましい。
先述の通り、成分(D)の揮発性油は、成分(A)のカチオン変性粘土鉱物の分散液として、プレミックス組成物を構成すると、作業性を向上させることができる。
成分(D)を分散液とするプレミックス組成物中において、成分(A)のカチオン変性粘土鉱物の含有量は、作業性向上の点、油の増粘効果、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗り広げやすくする点から、6〜20質量%が好ましく、8〜18質量%がより好ましく、10〜16質量%がさらに好ましい。
プレミックス組成物には、成分(D)に加え、さらに、炭酸プロピレン、エタノール及び水から選ばれる1種以上を加えることで、プレミックス組成物中の(A)カチオン変性粘土鉱物の層間の剥離を促進し、作業性をより向上させることができる。
プレミックス組成物としては、成分(A)のカチオン変性粘土鉱物を10質量%含有するベントンゲルEUGV、ベントンゲルMIOV、ベントンゲル VS−5 PCV(以上、エレメンティスジャパン社製)等の市販品を用いることができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、窒化ホウ素を含有することができ、肌に塗布した際の付きの良さ、伸びの良さ、塗り広げやすさ、塗布後のべたつきを抑制することができる。
窒化ホウ素は、通常の化粧料に用いられるものであれば特に制限されずに使用することができる。窒化ホウ素の形態としては、六方晶、ウルツ鉱型構造、立方晶、菱面体晶、乱層構造などのいずれでも良く、使用性の点から、六方晶のものが好ましい。
窒化ホウ素は、肌に塗布した際の付きの良さの点から、平均粒子径が3〜40μmのものが好ましく、5〜30μmのものがより好ましく、12〜20μmのものがより好ましい。形状は、板状であるのが好ましい。
本発明において、窒化ホウ素の粒子径は、電子顕微鏡観察、レーザー回折/散乱法による粒度分布測定機によって、測定される。具体的には、レーザー回折/散乱法の場合、水と親水性の非イオン性界面活性剤を分散媒として、レーザー回折散乱式粒度分布測定器(例えば、マルバーン社製、マスターサイザー3000)で測定する。
窒化ホウ素としては、SHP−5(平均粒子径15.5μm)、SHP−6(平均粒子径8.5μm)、SHP−3(平均粒子径6.5μm)(以上、水島合金鉄社製)等の市販品を用いることができる。
窒化ホウ素の含有量は、肌に塗布した際の付きの良さ、伸びの良さ、塗り広げやすさ、塗布後のべたつきを抑制する点から、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.2質量%以上がより好ましく、0.5以上がさらに好ましく、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましく、3質量%以下がさらに好ましい。また、窒化ホウ素の含有量は、全組成中に0.1〜10質量%が好ましく、0.2〜5質量%がより好ましく、0.5〜3質量%がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、前記以外の任意の粉体を含有することができる。
任意の粉体としては、化粧料に通常用いられる粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず用いることができる。具体的には、ベンガラ、水酸化鉄、チタン酸鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、紺青、群青、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の有色顔料類;酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、スメクタイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、シリカ、水酸化アルミニウム、合成セリサイト等の白色又は体質顔料類;酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)、魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、雲母、酸化チタン被覆板状シリカ、中空板状酸化チタン、酸化鉄被覆雲母、板状酸化鉄(MIO)、アルミニウムフレーク、ステンレスフレーク、酸化チタン被覆板状アルミナ、真珠殻、金箔、金蒸着樹脂フィルム、金属蒸着樹脂フィルム等のパール顔料(光輝性粉体)類;ポリメチルシルセスキオキサン、シリコーン樹脂パウダー、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、セルロースパウダー等の有機粉体類;赤色104号、赤色102号、赤色226号、赤色201号、赤色202号、黄色4号、黒色401号等の有機タール系顔料、有機色素及びそのレーキ化物類が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
これらの粉体は、そのまま使用することができるほか、疎水化処理、親水化処理を施して使用することができる。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、さらに、非イオン界面活性剤を含有することができ、伸びが軽いので、肌に塗り広げやすく、使用感に優れる。
非イオン界面活性剤としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロースエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
これらのうち、伸びが軽いので、肌に塗り広げやすく、安定性に優れる点から、ソルビタン脂肪酸エステルが好ましい。ソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸は、直鎖又は分岐鎖の、飽和又は不飽和のいずれでも良く、炭素数8〜22が好ましく、12〜18がより好ましく、16〜18がさらに好ましく、ソルビタン脂肪酸エステルは、モノエステル、ジエステル、トリエステル等のいずれでも良い。より具体的には、モノラウリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、モノオレイン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、トリイソステアリン酸ソルビタン等が挙げられ、モノイソステアリン酸ソルビタンを少なくとも含有することが好ましい。
非イオン界面活性剤は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、伸びが軽く、肌に塗り広げやすく、使用感に優れる点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、0.5以上がさらに好ましく、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましく、3質量%以下がさらに好ましい。また、非イオン界面活性剤の含有量は、全組成中に0.1〜10質量%が好ましく、0.3〜5質量%がより好ましく、0.5〜3質量%がさらに好ましい。
本発明において、水の含有量は、全組成中に5質量%以上が好ましく、7質量%以上がより好ましく、9質量%以上がさらに好ましく、60質量%以下が好ましく、40質量%以下がより好ましく、20質量%以下がさらに好ましい。また、本発明において、水の含有量は、全組成中に5〜60質量%が好ましく、7〜40質量%がより好ましく、9〜20質量%がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、前記成分以外に、通常化粧料に用いられる成分、例えば、前記成分(C)、(D)以外の油成分、前記成分(B)以外の顔料、水溶性高分子、酸化防止剤、香料、色素、防腐剤、増粘剤、pH調整剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤、保湿剤、清涼剤等を含有することができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、通常の方法に従って製造することができる。
成分(A)のカチオン変性粘土鉱物は、予め成分(D)の一部に分散させてプレミックス組成物を調製して、混合するのが好ましい。プレミックスを調製する際には、作業性向上の点から、さらに、炭酸プロピレン、エタノール及び水から選ばれる1種以上を混合するのが好ましい。
プレミックス組成物中の(A)カチオン変性粘土鉱物の含有量は、作業性向上の点、油の増粘効果、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗り広げやすくする点から、6〜20質量%が好ましく、8〜18質量%がより好ましく、10〜16質量%がさらに好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、例えば、成分(A)を成分(D)の一部(さらに、エタノール等)に分散させてプレミックス組成物を調製し、これを、成分(C)及び残りの成分(D)を含む油性成分並びに成分(B)を含む粉体成分の混合物に加えて混合し、さらに、水相成分を混合することにより、製造することができる。
本発明の油中水型乳化化粧料は、液状、乳液液、ペースト状、クリーム状、ジェル状等の剤型にすることができ、乳液状、クリーム状が好ましい。
また、本発明の油中水型乳化化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料;スキンケア乳液、スキンケアクリーム、BBクリーム、美容液等のスキンケア化粧料などとして適用することができる。なかでも、メイクアップ化粧料が好ましく、化粧下地、リキッドファンデーション、クリームファンデーションがより好ましい。
本発明の油中水型乳化化粧料は、単品のみの使用においても、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション・白粉等の粉体化粧料の重ね付けにおいても使用することができる。
実施例1〜8、比較例1〜2
表1に示す組成の油中水型乳化化粧料(ファンデーション)を製造し、肌への付きの良さ、塗り広げやすさ、肌の艶感、肌の薄膜感、肌の表面の均一さ、塗布後の肌のべたつきのなさ及び化粧もちの良さを評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
成分(A)を、成分(D)の一部とエタノールの混合物に分散させてプレミックス組成物を調製し、これを、成分(C)及び残りの成分(D)を含む油性成分並びに成分(B)を含む粉体成分の混合物に加えてディスパーで混合し、その後、水相成分を添加し、ディスパーで混合した後、さらに、ホモミキサーで撹拌することにより、油中水型乳化化粧料を得た。
(評価方法)
専門評価者5名が、各油中水型乳化化粧料をスポンジで肌に塗布したとき、肌への付きの良さ、塗り広げやすさ、肌の艶感、肌の薄膜感、肌の表面の均一さ、塗布後の肌のべたつきのなさ及び化粧もちの良さを、以下の基準で官能評価した。なお、表中の評価結果は、専門評価者5名の合計点で示した。
(1)肌への付きの良さ:
5;肌への付きがかなり良い。
4;肌への付きが良い。
3;肌への付きがやや良い。
2;肌への付きがあまり良くない。
1;肌への付きが良くない。
(2)塗り広げやすさ:
5;肌全体にかなり軽く塗り広げられる。
4;肌全体に軽く塗り広げられる。
3;肌全体にやや軽く塗り広げられる。
2;肌全体にあまり塗り広げられない。
1;肌全体に塗り広げられない。
(3)肌の艶感:
5;仕上がりに自然な艶感が強く感じられる。
4;仕上がりに自然な艶感が感じられる。
3;仕上がりに自然な艶感がやや感じられる。
2;仕上がりに自然な艶感があまり感じられない。
1;仕上がりに自然な艶感が感じられない。
(4)肌の薄膜感:
5;化粧感が程よく出ているのに、かなり自然な仕上がり。
4;化粧感が程よく出ているのに、自然な仕上がり。
3;化粧感が強く、やや不自然な仕上がり。
2;化粧感が強く、不自然な仕上がり。
1;化粧感がかなり強く、かなり不自然な仕上がり。
(5)肌の表面の均一さ:
5;肌の仕上がりがかなり均一である。
4;肌の仕上がりが均一である。
3;肌の仕上がりがやや均一である。
2;肌の仕上がりがあまり均一でない。
1;肌の仕上がりが均一でない。
(6)塗布後の肌のべたつきのなさ:
5;塗布後の肌にべたつきがない。
4;塗布後の肌にあまりべたつきがない。
3;塗布後の肌にややべたつきがある。
2;塗布後の肌にべたつきがある。
1;塗布後の肌にかなりべたつきがある。
(7)化粧もちの良さ:
5;10時間経っても化粧が崩れない。
4;10時間経っても化粧があまり崩れない。
3;10時間経つと化粧がやや崩れる。
2;10時間経つと化粧が崩れる。
1;10時間経つと化粧がかなり崩れる。
Figure 2018070516
実施例9、10
実施例1〜8と同様にして、表2及び表3に示す組成の油中水型乳化化粧料を製造した。
得られた油中水型乳化化粧料はいずれも、肌への付きが良く、伸びが軽く、塗広げやすく、肌に薄膜感があり、艶感に優れ、肌表面が均一に仕上がって見えるものであり、塗布後の肌がべたつかず、化粧持ちも良好であった。
Figure 2018070516
Figure 2018070516

Claims (9)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)第四級アンモニウムイオンで置換されたカチオン変性粘土鉱物 0.01〜5質量%、
    (B)疎水化処理された着色顔料 0.1〜30質量%、
    (C)25℃で液状のフェニル変性シリコーン 0.1〜20質量%、
    (D)揮発性油 10〜50質量%
    を含有する油中水型乳化化粧料。
  2. 成分(C)に対する成分(A)の質量割合(A)/(C)が、0.02〜8である請求項1記載の油中水型乳化化粧料。
  3. 成分(B)の着色顔料が、少なくともアミノ酸で疎水化処理されている請求項1又は2記載の油中水型乳化化粧料。
  4. 成分(B)の着色顔料が、少なくともアシル化アミノ酸で疎水化処理されている請求項1〜3のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  5. 成分(C)が、フェニルトリメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、トリメチルシロキシフェニルジメチコン及びトリメチルペンタフェニルトリシロキシサンから選ばれる1種又は2種以上を含む請求項1〜4のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  6. 成分(B)に対する成分(A)の質量割合(A)/(B)が、0.005〜2である請求項1〜5のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  7. さらに、窒化ホウ素を含有する請求項1〜6のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  8. さらに、水 5〜60質量%を含有する請求項1〜7のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載の油中水型乳化化粧料の製造方法であって、成分(A)を成分(D)の一部に分散させてプレミックス組成物を調製し、これを、成分(C)及び残りの成分(D)を含む油性成分並びに成分(B)を含む粉体成分の混合物に加えて混合し、さらに、水相成分を混合することを特徴とする、油中水型乳化化粧料の製造方法。
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