JP2000229817A - 多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置 - Google Patents
多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置Info
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- JP2000229817A JP2000229817A JP11031889A JP3188999A JP2000229817A JP 2000229817 A JP2000229817 A JP 2000229817A JP 11031889 A JP11031889 A JP 11031889A JP 3188999 A JP3188999 A JP 3188999A JP 2000229817 A JP2000229817 A JP 2000229817A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の色が不均一に混在した鮮明
な模様を表面に有する多色固形化粧料を、表面にピンホ
ール等を生じることなく、効率的に、かつ簡単に製造す
る方法およびその装置を提供すること 【解決手段】 それぞれ別個のタンクに収容した
複数の単色の流動性化粧料原料を、混合管内に別々に送
り込んで合体させ、その合体物を混合管内で分割状態に
したまま回動移動させて、混合管から成型部内に流動性
化粧料原料を充填する多色固形化粧料の製造方法及び製
造装置。あるいは、単色の流動性化粧料原料を混合管内
に別々に送り込んで、混合管内で分割状態にしたまま回
動移動させて、混合管から成型部内に流動性化粧料原料
を充填する多色固形化粧料の製造方法及び製造装置。
な模様を表面に有する多色固形化粧料を、表面にピンホ
ール等を生じることなく、効率的に、かつ簡単に製造す
る方法およびその装置を提供すること 【解決手段】 それぞれ別個のタンクに収容した
複数の単色の流動性化粧料原料を、混合管内に別々に送
り込んで合体させ、その合体物を混合管内で分割状態に
したまま回動移動させて、混合管から成型部内に流動性
化粧料原料を充填する多色固形化粧料の製造方法及び製
造装置。あるいは、単色の流動性化粧料原料を混合管内
に別々に送り込んで、混合管内で分割状態にしたまま回
動移動させて、混合管から成型部内に流動性化粧料原料
を充填する多色固形化粧料の製造方法及び製造装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多色固形化粧料
の製造方法およびその製造装置に関し、さらに詳しく
は、表面に複数の色からなる不均一な模様、たとえば大
理石調模様と形容されるような模様を有する多色固形化
粧料の効率的な、しかも簡単な製造方法およびその製造
装置に関する。
の製造方法およびその製造装置に関し、さらに詳しく
は、表面に複数の色からなる不均一な模様、たとえば大
理石調模様と形容されるような模様を有する多色固形化
粧料の効率的な、しかも簡単な製造方法およびその製造
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多色固形化粧料の製造方法として
は、加熱溶解した複数色の流動性化粧料原料を成型用金
型の成型部内に単に合流させるように充填する方法があ
る。
は、加熱溶解した複数色の流動性化粧料原料を成型用金
型の成型部内に単に合流させるように充填する方法があ
る。
【0003】しかし、この方法では、成型用金型の成型
部内に最初に接触した一色の流動性化粧料原料が、他色
の流動性化粧料原料よりも先に該成型部の内面全体に広
がるので、固化した化粧料の表面はほとんど単一色にな
ってしまい、所望の模様を得ることは不可能であった。
部内に最初に接触した一色の流動性化粧料原料が、他色
の流動性化粧料原料よりも先に該成型部の内面全体に広
がるので、固化した化粧料の表面はほとんど単一色にな
ってしまい、所望の模様を得ることは不可能であった。
【0004】また、複数のタンクで溶解した単色の各流
動性化粧料原料を、複数のタンクにそれぞれ接続した導
管を介して、その下方に設定した回転ホッパー内に導入
し、この回転ホッパー内にて単色の各流動性化粧料原料
を層状に混和し、その下方に設置した成型用金型の成型
部内に成型する方法や、特開平1−90112号公報に
示される、複数のタンクで溶解した単色の各流動性化粧
料原料を、その複数のタンクにそれぞれ接続した導管を
介して充填ノズルに送り、充填ノズル内にある永久磁石
からなる攪拌棒を導管の外側から回転させ、導管内の複
数色の流動性化粧料原料を攪拌混合し、成型用金型の成
型部内に充填する方法がある。
動性化粧料原料を、複数のタンクにそれぞれ接続した導
管を介して、その下方に設定した回転ホッパー内に導入
し、この回転ホッパー内にて単色の各流動性化粧料原料
を層状に混和し、その下方に設置した成型用金型の成型
部内に成型する方法や、特開平1−90112号公報に
示される、複数のタンクで溶解した単色の各流動性化粧
料原料を、その複数のタンクにそれぞれ接続した導管を
介して充填ノズルに送り、充填ノズル内にある永久磁石
からなる攪拌棒を導管の外側から回転させ、導管内の複
数色の流動性化粧料原料を攪拌混合し、成型用金型の成
型部内に充填する方法がある。
【0005】しかし、これらの方法では、回転ホッパー
内で単色の各流動性化粧料原料を混和し、シリンジ内の
攪拌棒で混和する際、空気の巻き込みを生じて、成型さ
れた化粧料にピンホールができやすい。また、回転ホッ
パーまたはシリンジ内で層状に混和させるため、化粧料
表面に現れる模様が不鮮明であり、商品価値を損ねてし
まう。さらに、永久磁石によって攪拌する方法では、黒
酸化鉄等の磁性を帯びた粉体を配合した場合、攪拌棒に
磁性粉体が付着して所望の色の化粧料が得られない。
内で単色の各流動性化粧料原料を混和し、シリンジ内の
攪拌棒で混和する際、空気の巻き込みを生じて、成型さ
れた化粧料にピンホールができやすい。また、回転ホッ
パーまたはシリンジ内で層状に混和させるため、化粧料
表面に現れる模様が不鮮明であり、商品価値を損ねてし
まう。さらに、永久磁石によって攪拌する方法では、黒
酸化鉄等の磁性を帯びた粉体を配合した場合、攪拌棒に
磁性粉体が付着して所望の色の化粧料が得られない。
【0006】その他の多色固形化粧料の製造方法として
は、特公平4−65806号公報に示される、複数のタ
ンクで溶解した単色の各流動性化粧料原料をその複数の
タンクにそれぞれ接続した導管を介して、その下方の回
転自在な成型用金型内に充填し固化させる方法がある。
は、特公平4−65806号公報に示される、複数のタ
ンクで溶解した単色の各流動性化粧料原料をその複数の
タンクにそれぞれ接続した導管を介して、その下方の回
転自在な成型用金型内に充填し固化させる方法がある。
【0007】しかし、この方法では、成型用金型を回転
させるための回転装置が必要になり、装置が複雑で、大
型になるという欠点がある。また、1個の成形部を有す
る回転自在な成型用金型が必要であるので、製造効率が
悪くなるという欠点がある。
させるための回転装置が必要になり、装置が複雑で、大
型になるという欠点がある。また、1個の成形部を有す
る回転自在な成型用金型が必要であるので、製造効率が
悪くなるという欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の方
法が有する前記欠点を解消し、複数の色が不均一に混在
した鮮明な模様を表面に有する多色固形化粧料を、表面
にピンホール等を生じることなく、効率的に、かつ簡単
に製造する方法およびその装置を提供することを目的と
する。
法が有する前記欠点を解消し、複数の色が不均一に混在
した鮮明な模様を表面に有する多色固形化粧料を、表面
にピンホール等を生じることなく、効率的に、かつ簡単
に製造する方法およびその装置を提供することを目的と
する。
【0009】この発明の他の目的は、動力機構を使用す
ることなく、複数の単色流動性化粧料原料を混合して大
理石調の模様を有する固形化粧料を製造する方法及びそ
の製造装置を提供することにある。
ることなく、複数の単色流動性化粧料原料を混合して大
理石調の模様を有する固形化粧料を製造する方法及びそ
の製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、無動力回動
手段を内蔵する混合管の一端に、二種以上の、互いに異
なる単色の流動性化粧料原料を供給し、前記混合管から
吐出される混合化粧料原料を成型することを特徴とする
多色固形化粧料の製造方法である。他の発明は、複数
の、互いに異なる単色の流動性化粧料原料を供給する原
料供給手段と、前記複数の原料供給手段から供給された
複数種の流動性化粧料原料を、回転力を付与しつつ、流
動させる無動力回動手段内蔵の混合管と、前記混合管か
ら流出する混合化粧料原料を成型する成型手段とを有す
ることを特徴とする多色固形化粧料の製造装置である。
手段を内蔵する混合管の一端に、二種以上の、互いに異
なる単色の流動性化粧料原料を供給し、前記混合管から
吐出される混合化粧料原料を成型することを特徴とする
多色固形化粧料の製造方法である。他の発明は、複数
の、互いに異なる単色の流動性化粧料原料を供給する原
料供給手段と、前記複数の原料供給手段から供給された
複数種の流動性化粧料原料を、回転力を付与しつつ、流
動させる無動力回動手段内蔵の混合管と、前記混合管か
ら流出する混合化粧料原料を成型する成型手段とを有す
ることを特徴とする多色固形化粧料の製造装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の多色固形化粧料
製造装置についての一具体例を、図面を用いて説明す
る。図1は、この発明の製造装置の一具体例である多色
固形化粧料の製造装置1(以下、多色固形化粧料製造装
置と称する。)を示す。多色固形化粧料の製造装置1
は、タンク2と、導管3と、ポンプ4と、混合管5とを
有してなる。
製造装置についての一具体例を、図面を用いて説明す
る。図1は、この発明の製造装置の一具体例である多色
固形化粧料の製造装置1(以下、多色固形化粧料製造装
置と称する。)を示す。多色固形化粧料の製造装置1
は、タンク2と、導管3と、ポンプ4と、混合管5とを
有してなる。
【0012】タンク2は、多色固形化粧料の原料である
流動性化粧料原料を収容する貯留槽である。この例の多
色固形化粧料製造装置1においては、タンク2は2個設
けられていて、それぞれ異なる色を有する流動性化粧料
原料を収容している。なお、3種類以上の流動性化粧料
原料を使用する場合等には、タンク2の数を3個以上に
増やすことができる。
流動性化粧料原料を収容する貯留槽である。この例の多
色固形化粧料製造装置1においては、タンク2は2個設
けられていて、それぞれ異なる色を有する流動性化粧料
原料を収容している。なお、3種類以上の流動性化粧料
原料を使用する場合等には、タンク2の数を3個以上に
増やすことができる。
【0013】タンク2には、それぞれその下部に導管3
が設置されている。また、タンク2には、原料の流動性
を高めることなどの必要に応じて加熱装置を設けてもよ
い。タンク2については、流動性化粧料原料を収容する
ことができれば、その材質、形状等に特に制限はなく、
目的に応じて適宜に決定することができる。
が設置されている。また、タンク2には、原料の流動性
を高めることなどの必要に応じて加熱装置を設けてもよ
い。タンク2については、流動性化粧料原料を収容する
ことができれば、その材質、形状等に特に制限はなく、
目的に応じて適宜に決定することができる。
【0014】導管3は、前記タンク2内の流動性化粧料
原料を混合管5に移送するための原料移送手段でもあ
る。また、前記タンク2に結合された導管3のそれぞれ
には、流動性化粧料原料を定量的に圧送するポンプ4が
取り付けられている。すなわち、タンク2内に収容され
た流動性化粧料原料は、ポンプ4の作用により、導管3
を通って混合管5に送り込まれ、さらに混合管5を通過
する。
原料を混合管5に移送するための原料移送手段でもあ
る。また、前記タンク2に結合された導管3のそれぞれ
には、流動性化粧料原料を定量的に圧送するポンプ4が
取り付けられている。すなわち、タンク2内に収容され
た流動性化粧料原料は、ポンプ4の作用により、導管3
を通って混合管5に送り込まれ、さらに混合管5を通過
する。
【0015】この際、2基のタンク2内に貯留されてい
る多色固形化粧料原料の粘度が相違している場合には、
加圧ポンプで流動性化粧料原料の供給速度を調整するこ
とにより、空気の巻き込みを防ぎ、また、最終的に得ら
れる多色固形化粧料の表面に不均一で、かつ鮮明な模様
を表すことができる。したがって、このポンプ4は、流
動性化粧料原料の供給速度を可変可能な加圧ポンプとも
言える。この発明においては、ポンプは、流動性化粧料
原料を貯留する貯留槽から混合管に流動性化粧料原料を
移送し、供給させることができるように、流動性化粧料
原料を吸引吐出する能力を有している様々の吸引吐出手
段を採用することができるのであるものの、好適なポン
プとしては、図1に示されるように、シリンダーとピス
トンとを備え、ピストンを後退させるとシリンダーに設
けた吸引口からシリンダー内に流動性化粧料原料が吸引
され、シリンダーに設けた排出口に設けた弁により排出
口から空気の浸入を防ぐことにより、前記シリンダー内
に流動性化粧料原料が装填され、次いで、ピストンを前
進させると、シリンダー内の流動性化粧料原料が前記排
出口から排出され、このときシリンダーにおける吸引口
に設けられた弁により吸引口外へと逆流するのが防止さ
れ、前記排出口から排出された流動性化粧料原料が混合
管へと移送していくように形成されたポンプ4が、好適
である。
る多色固形化粧料原料の粘度が相違している場合には、
加圧ポンプで流動性化粧料原料の供給速度を調整するこ
とにより、空気の巻き込みを防ぎ、また、最終的に得ら
れる多色固形化粧料の表面に不均一で、かつ鮮明な模様
を表すことができる。したがって、このポンプ4は、流
動性化粧料原料の供給速度を可変可能な加圧ポンプとも
言える。この発明においては、ポンプは、流動性化粧料
原料を貯留する貯留槽から混合管に流動性化粧料原料を
移送し、供給させることができるように、流動性化粧料
原料を吸引吐出する能力を有している様々の吸引吐出手
段を採用することができるのであるものの、好適なポン
プとしては、図1に示されるように、シリンダーとピス
トンとを備え、ピストンを後退させるとシリンダーに設
けた吸引口からシリンダー内に流動性化粧料原料が吸引
され、シリンダーに設けた排出口に設けた弁により排出
口から空気の浸入を防ぐことにより、前記シリンダー内
に流動性化粧料原料が装填され、次いで、ピストンを前
進させると、シリンダー内の流動性化粧料原料が前記排
出口から排出され、このときシリンダーにおける吸引口
に設けられた弁により吸引口外へと逆流するのが防止さ
れ、前記排出口から排出された流動性化粧料原料が混合
管へと移送していくように形成されたポンプ4が、好適
である。
【0016】たとえば、棒状固形化粧料として口紅を製
造する場合には、流動性化粧料原料の70〜90℃にお
ける粘度が10〜1000mPa・sであるときには、
ポンプ4の充填速度は通常、10〜50g/分であるの
がよい。
造する場合には、流動性化粧料原料の70〜90℃にお
ける粘度が10〜1000mPa・sであるときには、
ポンプ4の充填速度は通常、10〜50g/分であるの
がよい。
【0017】なお、多色固形化粧料製造装置1において
は、ポンプ4を導管3の途中に設けているが、この発明
においては、定量的に、また流量を調節しながら流動性
化粧料原料を供給することができれば、必要に応じた種
々の形式、規模、容量のポンプを適宜に採用することが
できる。また、導管3にはそれぞれ、制御弁6が、ポン
プ4を挟んで2個設けられている。制御弁6は、流動性
化粧料原料の逆流を防止するための弁(逆流防止弁)で
ある。
は、ポンプ4を導管3の途中に設けているが、この発明
においては、定量的に、また流量を調節しながら流動性
化粧料原料を供給することができれば、必要に応じた種
々の形式、規模、容量のポンプを適宜に採用することが
できる。また、導管3にはそれぞれ、制御弁6が、ポン
プ4を挟んで2個設けられている。制御弁6は、流動性
化粧料原料の逆流を防止するための弁(逆流防止弁)で
ある。
【0018】この例においては、上述のように、原料供
給手段が、流動性化粧料原料を貯留する貯留槽であるタ
ンク2と、タンク2内の流動性化粧料原料を混合管5に
移送する移送路としての導管3と、前記導管3内の流動
性化粧料原料を強制移送させる吸引吐出手段としてのポ
ンプ4とを有してなる。
給手段が、流動性化粧料原料を貯留する貯留槽であるタ
ンク2と、タンク2内の流動性化粧料原料を混合管5に
移送する移送路としての導管3と、前記導管3内の流動
性化粧料原料を強制移送させる吸引吐出手段としてのポ
ンプ4とを有してなる。
【0019】前記混合管5は、縦方向に配置される。混
合管5の上端部には、前記各導管3の下端部が接続さ
れ、二色の流動性化粧料原料が同時に混合管5内に導入
されるようになっている。この混合管5は、管体7と、
無動力回動手段としての、直列に装填された2個の、ス
タティックミキサーに使用される捻りエレメント(右捻
りエレメント又は左捻りエレメント)8とを有してな
る。ただし、この混合管5の内部には、右捻りエレメン
トと左捻りエレメントとが直列に装填されることはな
く、2個の右捻りエレメントを直列に、又は2個の左捻
りエレメントが直列に装填される。また、この混合管5
内においては、上側に配置された前記捻りエレメントの
上端と導管3の開口部との間に、二色の流動性化粧料原
料が接触する若干の空間が設けられていても、また設け
られていなくてもよい。
合管5の上端部には、前記各導管3の下端部が接続さ
れ、二色の流動性化粧料原料が同時に混合管5内に導入
されるようになっている。この混合管5は、管体7と、
無動力回動手段としての、直列に装填された2個の、ス
タティックミキサーに使用される捻りエレメント(右捻
りエレメント又は左捻りエレメント)8とを有してな
る。ただし、この混合管5の内部には、右捻りエレメン
トと左捻りエレメントとが直列に装填されることはな
く、2個の右捻りエレメントを直列に、又は2個の左捻
りエレメントが直列に装填される。また、この混合管5
内においては、上側に配置された前記捻りエレメントの
上端と導管3の開口部との間に、二色の流動性化粧料原
料が接触する若干の空間が設けられていても、また設け
られていなくてもよい。
【0020】さらに混合管5の構造の一具体例を図2お
よび図3に示す。混合管5(A)は、管体7(a)とエ
レメント8(a)とからなる。図2は混合管5(A)の
拡大図であり、図3の(a),(b),(c)は、それ
ぞれエレメント8(a)の正面図、平面図、側面図であ
る。エレメント8(a)は、1枚の板を螺旋状に成形し
てなる形状を有する。エレメント8(a)は、その外周
部を管体7の内面(正確にいうと、管体7に装着された
案内筒12)に接した状態で、管体7に固定されてい
る。
よび図3に示す。混合管5(A)は、管体7(a)とエ
レメント8(a)とからなる。図2は混合管5(A)の
拡大図であり、図3の(a),(b),(c)は、それ
ぞれエレメント8(a)の正面図、平面図、側面図であ
る。エレメント8(a)は、1枚の板を螺旋状に成形し
てなる形状を有する。エレメント8(a)は、その外周
部を管体7の内面(正確にいうと、管体7に装着された
案内筒12)に接した状態で、管体7に固定されてい
る。
【0021】エレメント8(a)は、その外周が1/2
回転するように捻られてなる。また、エレメント8
(a)の個数は、1〜10個であることが好ましい。さ
らに、流動性化粧料原料の粘度が低い場合、たとえば1
000mPa・s以下の場合には、エレメント8(a)
の個数が1〜4個であることが好ましく、流動性化粧料
原料の粘度が高い場合、たとえば1000mPa・s以
上の場合には、エレメント8(a)の個数が5〜10個
であることが好ましい。混合管5(A)の構造が前記条
件の範囲内であると、各流動性化粧料原料が不均一に、
かつ各色が濁ることなく混合され、最終的に得られる固
形化粧料の表面に模様が鮮明に現れる。たとえば、エレ
メント8(a)の個数が、前記範囲の下限値以下である
と混合が不十分になることがあり、また、前記範囲の上
限値以上であると、均一に混合されて固形化粧料が単一
色になるか、または模様が不鮮明になることがある。ま
た、混合管5への、流動性化粧料原料の供給速度として
は、10〜50g/分であることが好ましい。流動性化
粧料原料の供給速度が前記範囲の上限値以上であると、
気泡を生ずる可能性が高くなり、固形化粧料の模様が不
鮮明になる傾向がある。また、流動性化粧料原料の供給
速度が前記範囲の下限値以下であると、効率の面で好ま
しくない。なお、複数個のエレメントを採用する場合、
それら複数のエレメント同士を溶接等の一体化手段によ
り一体化してなるエレメント一体化物を使用するのが好
ましい。一体化するエレメントの好適な個数は前述した
エレメントの好適な個数と同じである。
回転するように捻られてなる。また、エレメント8
(a)の個数は、1〜10個であることが好ましい。さ
らに、流動性化粧料原料の粘度が低い場合、たとえば1
000mPa・s以下の場合には、エレメント8(a)
の個数が1〜4個であることが好ましく、流動性化粧料
原料の粘度が高い場合、たとえば1000mPa・s以
上の場合には、エレメント8(a)の個数が5〜10個
であることが好ましい。混合管5(A)の構造が前記条
件の範囲内であると、各流動性化粧料原料が不均一に、
かつ各色が濁ることなく混合され、最終的に得られる固
形化粧料の表面に模様が鮮明に現れる。たとえば、エレ
メント8(a)の個数が、前記範囲の下限値以下である
と混合が不十分になることがあり、また、前記範囲の上
限値以上であると、均一に混合されて固形化粧料が単一
色になるか、または模様が不鮮明になることがある。ま
た、混合管5への、流動性化粧料原料の供給速度として
は、10〜50g/分であることが好ましい。流動性化
粧料原料の供給速度が前記範囲の上限値以上であると、
気泡を生ずる可能性が高くなり、固形化粧料の模様が不
鮮明になる傾向がある。また、流動性化粧料原料の供給
速度が前記範囲の下限値以下であると、効率の面で好ま
しくない。なお、複数個のエレメントを採用する場合、
それら複数のエレメント同士を溶接等の一体化手段によ
り一体化してなるエレメント一体化物を使用するのが好
ましい。一体化するエレメントの好適な個数は前述した
エレメントの好適な個数と同じである。
【0022】混合管5の上部に、前記2本の導管3によ
り二色の流動性化粧料原料が供給されると、各流動性化
粧料原料は、混合管5内における上部空間で合わせら
れ、無動力回動手段に送られる。この無動力回動手段で
あるエレメントは、混合管5の、エレメントの存在する
領域を螺旋状に二分割する。したがって、混合管5の上
部空間で合わせられて合体し、合体状態となった二色の
流動性化粧料原料が前記エレメントで二分割された状態
でエレメントの存在領域を螺旋状に落下流動していく。
二色の流動性化粧料原料が螺旋状に回動しつつ落下する
間に、回転力と重力とで、単色の流動性化粧料原料が相
互に一部混合し合う。しかも、攪拌機等を使用する強制
攪拌による混合ではないので、空気の巻き込みがなく、
また、各流動性化粧料原料の色が完全に混ざり合って色
が濁るということがない。
り二色の流動性化粧料原料が供給されると、各流動性化
粧料原料は、混合管5内における上部空間で合わせら
れ、無動力回動手段に送られる。この無動力回動手段で
あるエレメントは、混合管5の、エレメントの存在する
領域を螺旋状に二分割する。したがって、混合管5の上
部空間で合わせられて合体し、合体状態となった二色の
流動性化粧料原料が前記エレメントで二分割された状態
でエレメントの存在領域を螺旋状に落下流動していく。
二色の流動性化粧料原料が螺旋状に回動しつつ落下する
間に、回転力と重力とで、単色の流動性化粧料原料が相
互に一部混合し合う。しかも、攪拌機等を使用する強制
攪拌による混合ではないので、空気の巻き込みがなく、
また、各流動性化粧料原料の色が完全に混ざり合って色
が濁るということがない。
【0023】また、混合管5の下部には、混合した流動
性化粧料原料、すなわち混合化粧料原料を充填成型する
ためのノズル13が設けられている。混合管5の下端か
ら直ちに混合化粧料原料を充填成型するために吐出して
もよいが、混合管5の下端にノズル13が取り付けられ
ていると、混合化粧料原料は、このノズル13内を通過
することにより、流動方向の調整が良好に行われる。さ
らに、混合管5内における上部空間がない場合でも、単
色の各流動性化粧料原料が、混合管の内部空間がエレメ
ントによって二分割されることにより生じる2つの内部
空間にそれぞれ侵入し、各流動性化粧料原料が混合管内
を螺旋状に回動しつつ落下することにより出口で生じる
旋回流によって、ノズル13内で、流動性化粧料原料の
一部がさらに混合する。ノズル13は、そのための混合
管の役割を果たす。
性化粧料原料、すなわち混合化粧料原料を充填成型する
ためのノズル13が設けられている。混合管5の下端か
ら直ちに混合化粧料原料を充填成型するために吐出して
もよいが、混合管5の下端にノズル13が取り付けられ
ていると、混合化粧料原料は、このノズル13内を通過
することにより、流動方向の調整が良好に行われる。さ
らに、混合管5内における上部空間がない場合でも、単
色の各流動性化粧料原料が、混合管の内部空間がエレメ
ントによって二分割されることにより生じる2つの内部
空間にそれぞれ侵入し、各流動性化粧料原料が混合管内
を螺旋状に回動しつつ落下することにより出口で生じる
旋回流によって、ノズル13内で、流動性化粧料原料の
一部がさらに混合する。ノズル13は、そのための混合
管の役割を果たす。
【0024】成型手段としては、前記ノズル13から吐
出される流動性化粧料原料を受け入れて所定の形状に形
成することができるように形成された、成型部10又は
オジーブ11を有する成型用装置を挙げることができ
る。なお、この成型手段は、所定形状たとえば棒状の化
粧料たとえば口紅に成型することのできるそれ自体公知
の成型金型を有する装置を採用することができる。
出される流動性化粧料原料を受け入れて所定の形状に形
成することができるように形成された、成型部10又は
オジーブ11を有する成型用装置を挙げることができ
る。なお、この成型手段は、所定形状たとえば棒状の化
粧料たとえば口紅に成型することのできるそれ自体公知
の成型金型を有する装置を採用することができる。
【0025】次に、この発明の一例である、多色固形化
粧料の製造方法について、図1を用いて説明する。
粧料の製造方法について、図1を用いて説明する。
【0026】2個のタンク2にそれぞれに異なる色の流
動性化粧料原料を収容する。ポンプ4を作動させ、各流
動性化粧料原料を、導管3を通して、混合管5に送り込
む。混合管5に送り込まれた各流動性化粧料原料は、ポ
ンプ4の吐出作用により押されて混合管5内を通過し、
混合管5の下端部に設けられたノズル13から吐出され
る。流動性化粧料原料が混合管5を通過する間に、混合
管5の内部に設置されたエレメント8の形状に応じて、
流動性化粧料原料の不均一な混合が行われる。
動性化粧料原料を収容する。ポンプ4を作動させ、各流
動性化粧料原料を、導管3を通して、混合管5に送り込
む。混合管5に送り込まれた各流動性化粧料原料は、ポ
ンプ4の吐出作用により押されて混合管5内を通過し、
混合管5の下端部に設けられたノズル13から吐出され
る。流動性化粧料原料が混合管5を通過する間に、混合
管5の内部に設置されたエレメント8の形状に応じて、
流動性化粧料原料の不均一な混合が行われる。
【0027】ポンプ4は、定量的に流動性化粧料原料を
移送することができ、また流量を調節することができる
ので、各流動性化粧料原料の粘度等の性質、混合管5の
構造等に応じて適宜に流量を調節することにより、空気
の巻き込みを防止し、また、多色固形化粧料の表面に複
数色の不均一で鮮明な模様を表すことができる。
移送することができ、また流量を調節することができる
ので、各流動性化粧料原料の粘度等の性質、混合管5の
構造等に応じて適宜に流量を調節することにより、空気
の巻き込みを防止し、また、多色固形化粧料の表面に複
数色の不均一で鮮明な模様を表すことができる。
【0028】さらに言うと、流動性化粧料原料の粘度、
ポンプ4の吐出圧力、流動性化粧料原料がエレメント8
中を通過する際に流動性化粧料原料が受ける回転力及び
重力によって、複数の単色の流動性化粧料原料が完全な
均一な混合状態にならず、といって空気を巻き込むこと
もなく、大理石調の固形化粧料が得られるのに適した混
合状態が現出される。
ポンプ4の吐出圧力、流動性化粧料原料がエレメント8
中を通過する際に流動性化粧料原料が受ける回転力及び
重力によって、複数の単色の流動性化粧料原料が完全な
均一な混合状態にならず、といって空気を巻き込むこと
もなく、大理石調の固形化粧料が得られるのに適した混
合状態が現出される。
【0029】ノズル13から吐出された混合された流動
性化粧料原料は、成型手段により充填成型して固形化粧
料とすることができる。たとえば、流動性化粧料原料を
ノズル13から成型用金型9の成型部10またはオジー
ブ11に直接充填し、冷却固化した後、成型用金型9ま
たはオジーブ11から取り出す。
性化粧料原料は、成型手段により充填成型して固形化粧
料とすることができる。たとえば、流動性化粧料原料を
ノズル13から成型用金型9の成型部10またはオジー
ブ11に直接充填し、冷却固化した後、成型用金型9ま
たはオジーブ11から取り出す。
【0030】このようにして製造された多色固形化粧料
は、たとえば、図6に示すように、表面に2色の色が不
均一に混在した大理石調模様を有する。
は、たとえば、図6に示すように、表面に2色の色が不
均一に混在した大理石調模様を有する。
【0031】ここでは2色の固形化粧料の製造方法につ
いて述べたが、タンク2、導管3、ポンプ4等の数を増
やすことにより、同様にして3色以上の固形化粧料を製
造することができる。本発明において固形化粧料とは、
通常の使用および保存状態で流動性がないものをいい、
たとえば、口紅、固形ファンデーション、アイシャド
ー、頬紅、石鹸、固形香水等が挙げられる。
いて述べたが、タンク2、導管3、ポンプ4等の数を増
やすことにより、同様にして3色以上の固形化粧料を製
造することができる。本発明において固形化粧料とは、
通常の使用および保存状態で流動性がないものをいい、
たとえば、口紅、固形ファンデーション、アイシャド
ー、頬紅、石鹸、固形香水等が挙げられる。
【0032】ここで、単色の流動性化粧料原料は、口紅
等の棒状化粧料を製造する原料であれば、低くても70
℃において流動性を有する組成物である。この流動性化
粧料原料は、通常、油脂類、ロウ類、炭化水素類、エス
テル類、脂肪酸類、シリコーン油等の油性原料と、有機
タール系色素、酸化チタン、酸化鉄、雲母チタン等の着
色顔料と、タルク、マイカ、シリカ、ナイロンパウダー
等の体質顔料と、場合により必要に応じて香料、水、保
湿剤、紫外線吸収剤、薬剤等とを含有してなる。
等の棒状化粧料を製造する原料であれば、低くても70
℃において流動性を有する組成物である。この流動性化
粧料原料は、通常、油脂類、ロウ類、炭化水素類、エス
テル類、脂肪酸類、シリコーン油等の油性原料と、有機
タール系色素、酸化チタン、酸化鉄、雲母チタン等の着
色顔料と、タルク、マイカ、シリカ、ナイロンパウダー
等の体質顔料と、場合により必要に応じて香料、水、保
湿剤、紫外線吸収剤、薬剤等とを含有してなる。
【0033】混合管は通常の場合縦方向に配置される
が、横方向に、あるいは斜め方向に配置してもよい。
が、横方向に、あるいは斜め方向に配置してもよい。
【0034】この発明における無動力回動手段は、前記
したエレメントに限らない。混合管内に別個に供給され
た複数の、単色の流動性化粧料の合体物(この合体物
は、複数の単色の流動性化粧料原料が相互に接触して混
合管内で一体物になっているという意味で使用されてい
る。)を、複数に分割し、分割された各合体物に混合管
の軸線方向に沿った圧力及び軸線の回りに回動させよう
とする力を付与することができる仕組みを有するのであ
れば、前記エレメント以外の構造を採用することもでき
る。たとえば、無動力回動手段として、混合管の内壁に
接する縁辺部を有しつつ右回転又は左回転する螺旋状体
を備えて混合管の内部を2以上の空間に分割する螺旋状
構造体、たとえば(1)混合管の内壁に複数のピッチで螺
旋を描いて接する縁辺を有し、混合管内を複数、たとえ
ば二つの空間に分割するように設計されたスクリュウ
ー、及び(2)混合管の内壁に複数のピッチで螺旋を描い
て接する縁辺を有し、混合管内を複数の空間たとえば二
つの空間に分割するように設計された右捻りエレメント
又は左捻りエレメント等を挙げることができる。螺旋状
構造体における螺旋の周期は、1〜10であることが好
ましい。さらに、流動性化粧料原料の粘度が低い場合、
たとえば1000mPa・s以下の場合には、前記周期
は1〜4であることが好ましく、流動性化粧料原料の粘
度が高い場合、たとえば1000mPa・s以上の場合
には、前記周期は5〜10であることが好ましい。
したエレメントに限らない。混合管内に別個に供給され
た複数の、単色の流動性化粧料の合体物(この合体物
は、複数の単色の流動性化粧料原料が相互に接触して混
合管内で一体物になっているという意味で使用されてい
る。)を、複数に分割し、分割された各合体物に混合管
の軸線方向に沿った圧力及び軸線の回りに回動させよう
とする力を付与することができる仕組みを有するのであ
れば、前記エレメント以外の構造を採用することもでき
る。たとえば、無動力回動手段として、混合管の内壁に
接する縁辺部を有しつつ右回転又は左回転する螺旋状体
を備えて混合管の内部を2以上の空間に分割する螺旋状
構造体、たとえば(1)混合管の内壁に複数のピッチで螺
旋を描いて接する縁辺を有し、混合管内を複数、たとえ
ば二つの空間に分割するように設計されたスクリュウ
ー、及び(2)混合管の内壁に複数のピッチで螺旋を描い
て接する縁辺を有し、混合管内を複数の空間たとえば二
つの空間に分割するように設計された右捻りエレメント
又は左捻りエレメント等を挙げることができる。螺旋状
構造体における螺旋の周期は、1〜10であることが好
ましい。さらに、流動性化粧料原料の粘度が低い場合、
たとえば1000mPa・s以下の場合には、前記周期
は1〜4であることが好ましく、流動性化粧料原料の粘
度が高い場合、たとえば1000mPa・s以上の場合
には、前記周期は5〜10であることが好ましい。
【0035】無動力回動手段として、また、混合管内を
複数の空間に分割し、分割された空間内を斜めに回動移
動するように仕組まれた複数の羽根体を有する羽根状構
造体を挙げることもできる。
複数の空間に分割し、分割された空間内を斜めに回動移
動するように仕組まれた複数の羽根体を有する羽根状構
造体を挙げることもできる。
【0036】羽根状構造体の具体例としては、図4およ
び図5に示すように、混合管5(B)の一部を形成する
管体7(b)の内部に装填されたところの、羽根体8
(b)を挙げることができる。
び図5に示すように、混合管5(B)の一部を形成する
管体7(b)の内部に装填されたところの、羽根体8
(b)を挙げることができる。
【0037】図5は羽根体8(b)の拡大図であり、図
5の(a),(b)は、それぞれ羽根体8(b)の正面
図、底面図である。羽根体8(b)は、3枚の羽根から
なり、各羽根はそれぞれ一定の間隔をおいて、互いに重
なり合うように配置されて、管体7の内面に固定されて
いる。
5の(a),(b)は、それぞれ羽根体8(b)の正面
図、底面図である。羽根体8(b)は、3枚の羽根から
なり、各羽根はそれぞれ一定の間隔をおいて、互いに重
なり合うように配置されて、管体7の内面に固定されて
いる。
【0038】混合管5(B)に導入された複数の流動性
化粧料原料は、3枚の羽根により3分割され、分割され
た流動性化粧料原料は、管体7(b)の中を、羽根体8
(b)の各羽根の間を通過しながら螺旋状に進行し、こ
のときに所定の混合が達成される。羽根体8(b)は、
流動性化粧料原料の粘度が低い場合、たとえば1000
mPa・s以下の場合に特に適している。
化粧料原料は、3枚の羽根により3分割され、分割され
た流動性化粧料原料は、管体7(b)の中を、羽根体8
(b)の各羽根の間を通過しながら螺旋状に進行し、こ
のときに所定の混合が達成される。羽根体8(b)は、
流動性化粧料原料の粘度が低い場合、たとえば1000
mPa・s以下の場合に特に適している。
【0039】また、混合管5として羽根体8(b)を用
いたときの流動性化粧料原料の供給速度としては、10
〜50g/分であることが好ましい。混合管5(B)の
構造および流動性化粧料原料の供給速度が前記条件の範
囲内であると、各流動性化粧料原料が不均一に、かつ各
色が濁ることなく混合され、最終的に得られる固形化粧
料の表面に模様が鮮明に現れる。また、前記羽根の数は
3枚に限定されることはなく、目的に応じて適宜決定す
ることができる。
いたときの流動性化粧料原料の供給速度としては、10
〜50g/分であることが好ましい。混合管5(B)の
構造および流動性化粧料原料の供給速度が前記条件の範
囲内であると、各流動性化粧料原料が不均一に、かつ各
色が濁ることなく混合され、最終的に得られる固形化粧
料の表面に模様が鮮明に現れる。また、前記羽根の数は
3枚に限定されることはなく、目的に応じて適宜決定す
ることができる。
【0040】この様な羽根体8(b)を用いたときに
も、前記エレメント8(a)を用いた場合に同じく、最
終的に得られる固形化粧料の表面に、図6に示したよう
に、鮮明な大理石調の模様が得られる。
も、前記エレメント8(a)を用いた場合に同じく、最
終的に得られる固形化粧料の表面に、図6に示したよう
に、鮮明な大理石調の模様が得られる。
【0041】以上、この発明の好適な態様について説明
したが、この発明はこの実施の態様に限定されることは
ない。この発明の多色固形化粧料の製造装置の好適な態
様を以下に列挙する。複数の、互いに異なる単色の流動
性化粧料原料を貯留する貯留槽とこの貯留槽から流動性
化粧料原料を吸引吐出するシリンダー及びピストンから
なるポンプとを備える原料供給手段と、前記原料供給手
段により供給される複数種の流動性化粧料原料を、回転
力を付与しつつ、流動させる無動力回動手段内蔵の混合
管と、前記混合管の下部に取り付けられたノズルと、こ
のノズルから流出する混合化粧料原料を成型する成型手
段とを有する多色固形化粧料の製造装置。
したが、この発明はこの実施の態様に限定されることは
ない。この発明の多色固形化粧料の製造装置の好適な態
様を以下に列挙する。複数の、互いに異なる単色の流動
性化粧料原料を貯留する貯留槽とこの貯留槽から流動性
化粧料原料を吸引吐出するシリンダー及びピストンから
なるポンプとを備える原料供給手段と、前記原料供給手
段により供給される複数種の流動性化粧料原料を、回転
力を付与しつつ、流動させる無動力回動手段内蔵の混合
管と、前記混合管の下部に取り付けられたノズルと、こ
のノズルから流出する混合化粧料原料を成型する成型手
段とを有する多色固形化粧料の製造装置。
【0042】複数の、互いに異なる単色の流動性化粧料
原料を貯留する貯留槽とこの貯留槽から流動性化粧料原
料を吸引吐出するシリンダー及びピストンからなるポン
プとを備える原料供給手段と、前記原料供給手段により
供給される複数種の流動性化粧料原料を合体させる合体
空間及びその合体空間の下部に配置された無動力回動手
段を備えてなる混合管と、前記混合管の下部に取り付け
られたノズルと、このノズルから流出する混合化粧料原
料を成型する成型手段とを有する多色固形化粧料の製造
装置。
原料を貯留する貯留槽とこの貯留槽から流動性化粧料原
料を吸引吐出するシリンダー及びピストンからなるポン
プとを備える原料供給手段と、前記原料供給手段により
供給される複数種の流動性化粧料原料を合体させる合体
空間及びその合体空間の下部に配置された無動力回動手
段を備えてなる混合管と、前記混合管の下部に取り付け
られたノズルと、このノズルから流出する混合化粧料原
料を成型する成型手段とを有する多色固形化粧料の製造
装置。
【0043】
【発明の効果】この発明によると、無動力回動手段を内
蔵する混合管を使用して二種以上の単色流動性化粧料原
料の混合操作を行うので、混合時に空気の巻き込みが少
なく、ピンホールができにくく、大理石調の模様を有す
る固形化粧料を製造する方法及びその装置を提供するこ
とができる。
蔵する混合管を使用して二種以上の単色流動性化粧料原
料の混合操作を行うので、混合時に空気の巻き込みが少
なく、ピンホールができにくく、大理石調の模様を有す
る固形化粧料を製造する方法及びその装置を提供するこ
とができる。
【0044】また、この発明の製造装置又は製造方法
は、動力機構を利用した混合装置あるいは攪拌装置を使
用せずに無動力回動手段を有する混合管を採用するの
で、装置構成が簡単になり、また製造操作も簡便であ
る。
は、動力機構を利用した混合装置あるいは攪拌装置を使
用せずに無動力回動手段を有する混合管を採用するの
で、装置構成が簡単になり、また製造操作も簡便であ
る。
【図1】図1は、この発明の多色固形化粧料の製造方法
およびその製造装置を説明するための説明図である。
およびその製造装置を説明するための説明図である。
【図2】図2は、混合管5の一具体例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】図3はエレメントを示す説明図であり、図3
(a)、図3(b)、図3(c)は、それぞれエレメン
ト8(a)の正面図、平面図、側面図である。
(a)、図3(b)、図3(c)は、それぞれエレメン
ト8(a)の正面図、平面図、側面図である。
【図4】図4は、混合管5の他の具体例を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】図5は羽根体を示す説明図であり、図5
(a)、図5(b)は、それぞれ羽根体8(b)の正面
図、平面図である。
(a)、図5(b)は、それぞれ羽根体8(b)の正面
図、平面図である。
【図6】図6は、この発明の多色固形化粧料の製造方法
またはその製造装置により製造されるところの、大理石
調模様を有する多色固形化粧料の一具体例を示す説明図
である。
またはその製造装置により製造されるところの、大理石
調模様を有する多色固形化粧料の一具体例を示す説明図
である。
1…多色固形化粧料製造装置、2…タンク、3…導管、
4…ポンプ、5(A),5(B)…混合管、6…制御
弁、7(a),7(b)…管体、8(a)…エレメン
ト、8(b)…羽根体、9…成型用金型、10…成型
部、11…オジーブ用容器、12…案内筒、13…ノズ
ル
4…ポンプ、5(A),5(B)…混合管、6…制御
弁、7(a),7(b)…管体、8(a)…エレメン
ト、8(b)…羽根体、9…成型用金型、10…成型
部、11…オジーブ用容器、12…案内筒、13…ノズ
ル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日比 博久 東京都港区三田5−3−13 株式会社日本 色材工業研究所内 Fターム(参考) 4C083 DD11 FF06
Claims (2)
- 【請求項1】無動力回動手段を内蔵する混合管の一端
に、二種以上の、互いに異なる単色の流動性化粧料原料
を供給し、前記混合管から吐出される混合化粧料原料を
成型することを特徴とする多色固形化粧料の製造方法。 - 【請求項2】複数の、互いに異なる単色の流動性化粧料
原料を供給する原料供給手段と、前記複数の原料供給手
段から供給された複数種の流動性化粧料原料を、回転力
を付与しつつ、流動させる無動力回動手段内蔵の混合管
と、前記混合管から流出する混合化粧料原料を成型する
成型手段とを有することを特徴とする多色固形化粧料の
製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031889A JP2000229817A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11031889A JP2000229817A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000229817A true JP2000229817A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12343611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11031889A Abandoned JP2000229817A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 多色固形化粧料の製造方法およびその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000229817A (ja) |
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-
1999
- 1999-02-09 JP JP11031889A patent/JP2000229817A/ja not_active Abandoned
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