JP2003320794A - 固形糊繰出容器用のスライダー - Google Patents
固形糊繰出容器用のスライダーInfo
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- A45D40/02—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 固形糊が容器から抜け落ちないようにする。
【解決手段】 固形糊繰出容器2に用いるスライダー1
であって、ネジ杆5を貫通させる板体8における、固形
糊7を装着させる側の中央部に、ネジ杆5を螺合させる
筒状体9を設けるとともに、その筒状体9に、外方に向
けて突出する単数あるいは複数の係止突起10,11を
一体に形成してなるスライダー12,13において、下
記の式1を満足するように、前記係止突起10,11を
形成した固形糊繰出容器用のスライダーとする。 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。
であって、ネジ杆5を貫通させる板体8における、固形
糊7を装着させる側の中央部に、ネジ杆5を螺合させる
筒状体9を設けるとともに、その筒状体9に、外方に向
けて突出する単数あるいは複数の係止突起10,11を
一体に形成してなるスライダー12,13において、下
記の式1を満足するように、前記係止突起10,11を
形成した固形糊繰出容器用のスライダーとする。 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形糊繰出容器用
のスライダーに関する。
のスライダーに関する。
【0002】
【従来の技術】固形糊繰出用容器は、たとえば、特願平
11−59080号公報、特公平8−5502号公報、
実用新案登録第2534943号公報等に記載されてい
る。
11−59080号公報、特公平8−5502号公報、
実用新案登録第2534943号公報等に記載されてい
る。
【0003】これらのものは、図8に中央縦断面図を示
すように、筒体(01)の後端に装着された尾栓(02)の回動
により、尾栓(02)と一体に形成されたネジ杆(03)を筒体
(01)内で回動させることによって、該ネジ杆(03)との螺
合と、筒体(01)内周面に軸線方向に設けた案内突条(04)
による案内とによって、スライダー(05)を筒体(01)内を
昇降させる構造とし、このスライダー(05)に固形糊(06)
の後端を保持させて、その先端を筒体(01)から出没自在
としてある。なお、符号(07)は、キャップである。
すように、筒体(01)の後端に装着された尾栓(02)の回動
により、尾栓(02)と一体に形成されたネジ杆(03)を筒体
(01)内で回動させることによって、該ネジ杆(03)との螺
合と、筒体(01)内周面に軸線方向に設けた案内突条(04)
による案内とによって、スライダー(05)を筒体(01)内を
昇降させる構造とし、このスライダー(05)に固形糊(06)
の後端を保持させて、その先端を筒体(01)から出没自在
としてある。なお、符号(07)は、キャップである。
【0004】ところで、前記スライダー(05)は、ネジ杆
(03)が螺合して貫通する貫通孔を有する有底円筒形のも
のとされている。
(03)が螺合して貫通する貫通孔を有する有底円筒形のも
のとされている。
【0005】しかし、前記のようなスライダー(05)に
は、次の問題がある。 a)棒状の固形糊(06)の後端が、単に有底円筒形のスラ
イダー(05)に挿填された状態となっているため、たとえ
ば使用中に、固形糊(06)の先端が被塗布面に接着して引
張られると、固形糊(06)がスライダー(05)から抜け出し
易い。
は、次の問題がある。 a)棒状の固形糊(06)の後端が、単に有底円筒形のスラ
イダー(05)に挿填された状態となっているため、たとえ
ば使用中に、固形糊(06)の先端が被塗布面に接着して引
張られると、固形糊(06)がスライダー(05)から抜け出し
易い。
【0006】b)固形糊(06)の全長のうち、通常、15%
前後の後端部分が、有底円筒形のスライダー(05)の内部
に挿填されているが、この挿填された固形糊部分は、接
着に有効に用いることができず無駄になる。
前後の後端部分が、有底円筒形のスライダー(05)の内部
に挿填されているが、この挿填された固形糊部分は、接
着に有効に用いることができず無駄になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記現状に
鑑みて、固形糊がスライダーから離脱したり、または途
中で切断されて固形糊繰出容器から抜け落ちたりするこ
とを防止するとともに、固形糊の使用残部を少なくし
て、可及的有効に接着に供することができるようにした
スライダーを提供することを目的とする。
鑑みて、固形糊がスライダーから離脱したり、または途
中で切断されて固形糊繰出容器から抜け落ちたりするこ
とを防止するとともに、固形糊の使用残部を少なくし
て、可及的有効に接着に供することができるようにした
スライダーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によると上記課題
は、次のようにして解決される。 (1) 筒体の一端に装着された尾栓の回動により、尾栓
と一体に形成されたネジ杆を筒体内で回動させることに
よって、そのネジ杆との螺合と、筒体内周面に軸線方向
に設けた案内突条による案内とによって、筒体内を昇降
させるスライダーを備え、そのスライダーに柱状の固形
糊を装着させて、筒体より固形糊の先端を出没自在とす
るための固形糊繰出容器に用いるスライダーであって、
前記ネジ杆を貫通させる板体における、固形糊を装着さ
せる側の中央部に、ネジ杆を螺合させる筒状体を設ける
とともに、その筒状体に、外方に向けて突出する単数あ
るいは複数の係止突起を一体に形成してなるスライダー
において、下記の式1を満足するように、前記係止突起
を形成したことを特徴とする固形糊繰出容器用のスライ
ダーとする。 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。
は、次のようにして解決される。 (1) 筒体の一端に装着された尾栓の回動により、尾栓
と一体に形成されたネジ杆を筒体内で回動させることに
よって、そのネジ杆との螺合と、筒体内周面に軸線方向
に設けた案内突条による案内とによって、筒体内を昇降
させるスライダーを備え、そのスライダーに柱状の固形
糊を装着させて、筒体より固形糊の先端を出没自在とす
るための固形糊繰出容器に用いるスライダーであって、
前記ネジ杆を貫通させる板体における、固形糊を装着さ
せる側の中央部に、ネジ杆を螺合させる筒状体を設ける
とともに、その筒状体に、外方に向けて突出する単数あ
るいは複数の係止突起を一体に形成してなるスライダー
において、下記の式1を満足するように、前記係止突起
を形成したことを特徴とする固形糊繰出容器用のスライ
ダーとする。 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。
【0009】(2) 上記(1)項において、前記式1とと
もに、下記の式2を満足するように、前記係止突起を形
成する。 式2;Ca・P・(S1h1+S2h2+……+Snhn)/
{(h1+h2+……+hn)+(d1+d2+……+dn)}=
Na≧20 但し、 S0;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2……,Snのうち面積が最大のものの面積
(cm2) なお、S0,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 h1,h2,……,hn;n個の係止突起の夫々の隣接す
る係止突起間の距離(cm) d1,d2,……,dn;n個の係止突起の夫々の厚み(c
m) P;固形糊の硬度(N/cm2) Ca;定数 Na;固形糊の抜け力(N)
もに、下記の式2を満足するように、前記係止突起を形
成する。 式2;Ca・P・(S1h1+S2h2+……+Snhn)/
{(h1+h2+……+hn)+(d1+d2+……+dn)}=
Na≧20 但し、 S0;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2……,Snのうち面積が最大のものの面積
(cm2) なお、S0,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 h1,h2,……,hn;n個の係止突起の夫々の隣接す
る係止突起間の距離(cm) d1,d2,……,dn;n個の係止突起の夫々の厚み(c
m) P;固形糊の硬度(N/cm2) Ca;定数 Na;固形糊の抜け力(N)
【0010】(3) 上記(2)項において、前記定数Ca
の値をCa=11.06×105とする。
の値をCa=11.06×105とする。
【0011】(4) 上記(2)項において、前記各係止突
起の厚みが、実用上すべて無視し得るほど小さい場合
に、前記式2においてd1+d2+……+dn=0とす
る。
起の厚みが、実用上すべて無視し得るほど小さい場合
に、前記式2においてd1+d2+……+dn=0とす
る。
【0012】(5) 上記(4)項において、前記定数Ca
の値をCa=9.49×105 とする。
の値をCa=9.49×105 とする。
【0013】(6) 筒体の一端に装着された尾栓の回動
により、尾栓と一体に形成されたネジ杆を筒体内で回動
させることによって、そのネジ杆との螺合と、筒体内周
面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、
筒体内を昇降させるスライダーを備え、そのスライダー
に柱状の固形糊を装着させて、筒体より固形糊の先端を
出没自在とするための固形糊繰出容器に用いるスライダ
ーであって、前記ネジ杆を貫通させる板体の、固形糊を
装着させる側の中央部に、ネジ杆を螺合させる筒状体を
設けるとともに、その筒状体に、外方に向けて突出する
単数あるいは複数の係止突起を一体に形成してなるスラ
イダーにおいて、下記の式3と式4を同時に満足するよ
うに、前記係止突起を形成する。 式3;So−SM<S1+S2+……+Sn 式4;Cb・P・(S0−SM)=Nb≧20 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 P;固形糊の硬度(N/cm2) Cb;定数 Nb;固形糊の抜け力(N)
により、尾栓と一体に形成されたネジ杆を筒体内で回動
させることによって、そのネジ杆との螺合と、筒体内周
面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、
筒体内を昇降させるスライダーを備え、そのスライダー
に柱状の固形糊を装着させて、筒体より固形糊の先端を
出没自在とするための固形糊繰出容器に用いるスライダ
ーであって、前記ネジ杆を貫通させる板体の、固形糊を
装着させる側の中央部に、ネジ杆を螺合させる筒状体を
設けるとともに、その筒状体に、外方に向けて突出する
単数あるいは複数の係止突起を一体に形成してなるスラ
イダーにおいて、下記の式3と式4を同時に満足するよ
うに、前記係止突起を形成する。 式3;So−SM<S1+S2+……+Sn 式4;Cb・P・(S0−SM)=Nb≧20 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 P;固形糊の硬度(N/cm2) Cb;定数 Nb;固形糊の抜け力(N)
【0014】(7) 上記(6)項において、前記定数Cb
の値をCb=5.50×105 とする。
の値をCb=5.50×105 とする。
【0015】(8) 上記(1)項〜(7)項のいずれかにお
いて、前記すべての係止突起を、円板状または多角形状
の同一形状とする。
いて、前記すべての係止突起を、円板状または多角形状
の同一形状とする。
【0016】(9) 上記(8)項において、前記すべての
係止突起の夫々の下面の面積(S1,S2,……,Sn)を
同一とする。
係止突起の夫々の下面の面積(S1,S2,……,Sn)を
同一とする。
【0017】(10) 上記(1)項〜(7)項のいずれかにお
いて、前記係止突起を円板状として、前記筒状体の軸方
向に複数形成し、かつ、前記板体から遠方に離れるに従
って、順次、係止突起の径を小さく形成する。
いて、前記係止突起を円板状として、前記筒状体の軸方
向に複数形成し、かつ、前記板体から遠方に離れるに従
って、順次、係止突起の径を小さく形成する。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態のス
ライダーを備えた固形糊繰出容器の中央縦断面図、図2
は、図1におけるスライダーの上方斜視図、図3は、図
2に示すスライダーの中央縦断面図である。
ライダーを備えた固形糊繰出容器の中央縦断面図、図2
は、図1におけるスライダーの上方斜視図、図3は、図
2に示すスライダーの中央縦断面図である。
【0019】図1に示すように、本発明のスライダー
(1)を備える固形糊繰出容器(2)は、筒体(3)の後端に
装着された尾栓(4)の回動により、尾栓(4)と一体に形
成されたネジ杆(5)を筒体(3)内で回動させることによ
って、そのネジ杆(5)との螺合と、筒体(3)内周面に軸
線方向に設けた案内突条(6)による案内とによって、ス
ライダー(1)を筒体(3)内で昇降させ、前記スライダー
(1)に装着させた柱状の固形糊(7)の前端(7a)を出没自
在にさせてある。
(1)を備える固形糊繰出容器(2)は、筒体(3)の後端に
装着された尾栓(4)の回動により、尾栓(4)と一体に形
成されたネジ杆(5)を筒体(3)内で回動させることによ
って、そのネジ杆(5)との螺合と、筒体(3)内周面に軸
線方向に設けた案内突条(6)による案内とによって、ス
ライダー(1)を筒体(3)内で昇降させ、前記スライダー
(1)に装着させた柱状の固形糊(7)の前端(7a)を出没自
在にさせてある。
【0020】本発明のスライダー(1)は、図2、図3に
示すように、前記ネジ杆(5)を貫通させる板体(8)にお
ける、固形糊(7)を装着させる側の中央部に、ネジ杆
(5)を螺合させる筒状体(9)を突設するとともに、この
筒状体(9)に、外方に向けて突出する単数あるいは複数
の係止突起(10)(11)を一体に設けて形成されている。
示すように、前記ネジ杆(5)を貫通させる板体(8)にお
ける、固形糊(7)を装着させる側の中央部に、ネジ杆
(5)を螺合させる筒状体(9)を突設するとともに、この
筒状体(9)に、外方に向けて突出する単数あるいは複数
の係止突起(10)(11)を一体に設けて形成されている。
【0021】かかるスライダー(1)に装着された固形糊
(7)(図3においては破線で示す)は、その後端(7b)中
央において、係止突起(10)(11)が、固形糊(7)の軸線方
向と直角方向に嵌入して係止しているため、固形糊(7)
が軸線方向の前方に引張られても、通常はスライダー
(1)から抜け落ちることはない。
(7)(図3においては破線で示す)は、その後端(7b)中
央において、係止突起(10)(11)が、固形糊(7)の軸線方
向と直角方向に嵌入して係止しているため、固形糊(7)
が軸線方向の前方に引張られても、通常はスライダー
(1)から抜け落ちることはない。
【0022】しかし、固形糊(7)が、単にスライダー
(1)から抜け落ちることを防止しただけでは、固形糊
(7)が筒体(3)から抜け落ちることを完全に防止するこ
とはできない。
(1)から抜け落ちることを防止しただけでは、固形糊
(7)が筒体(3)から抜け落ちることを完全に防止するこ
とはできない。
【0023】その理由は、スライダー(1)の係止突起(1
0)(11)の径の大きさなどによって、固形糊(7)の後端(7
b)がスライダー(1)から抜け落ちる以前に、たとえば図
3における上側の係止突起(11)の外周縁の外側に位置す
る部分Tで固形糊(7)がちぎれて、それより上部(前
部)(7c)の固形糊(7)が、筒体(3)から抜け落ちるとい
う現象が生ずるためである。このちぎれ現象は、複数の
係止突起のうち、最も下面の面積の大きい係止突起の外
周縁の外側に位置する、固形糊(7)の部分で生じ易い。
0)(11)の径の大きさなどによって、固形糊(7)の後端(7
b)がスライダー(1)から抜け落ちる以前に、たとえば図
3における上側の係止突起(11)の外周縁の外側に位置す
る部分Tで固形糊(7)がちぎれて、それより上部(前
部)(7c)の固形糊(7)が、筒体(3)から抜け落ちるとい
う現象が生ずるためである。このちぎれ現象は、複数の
係止突起のうち、最も下面の面積の大きい係止突起の外
周縁の外側に位置する、固形糊(7)の部分で生じ易い。
【0024】本発明は、かかる現象に対して、研究の結
果、下記の式1を満足するように、係止突起(10)(11)を
形成することによって、前記のように、固形糊(7)がス
ライダー(1)から抜け落ちる以前に、固形糊(7)が後端
(7b)近傍において、ちぎれを生じて、筒体(3)から抜け
落ちるという現象を防止することができることを見出し
た。すなわち、 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体(8)の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起(10)(11)の夫々の
下面の面積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体(9)
の占める部分を除く。 前記式1を満足するように係止突起(10)(11)を形成すれ
ば、係止突起(10)(11)の形状が、図2、図3に示すよう
な円板状以外、たとえば長円板状、多角形状などであっ
ても、その形状とは無関係に、前記ちぎれによる抜け落
ち現象を有効に防止することができる。
果、下記の式1を満足するように、係止突起(10)(11)を
形成することによって、前記のように、固形糊(7)がス
ライダー(1)から抜け落ちる以前に、固形糊(7)が後端
(7b)近傍において、ちぎれを生じて、筒体(3)から抜け
落ちるという現象を防止することができることを見出し
た。すなわち、 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体(8)の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起(10)(11)の夫々の
下面の面積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体(9)
の占める部分を除く。 前記式1を満足するように係止突起(10)(11)を形成すれ
ば、係止突起(10)(11)の形状が、図2、図3に示すよう
な円板状以外、たとえば長円板状、多角形状などであっ
ても、その形状とは無関係に、前記ちぎれによる抜け落
ち現象を有効に防止することができる。
【0025】さらに、前記ちぎれによる抜け落ち現象を
防止しただけでは、固形糊(7)の筒体(3)からの抜け落
ちを、完全に防止することはできない。本発明者の研究
によれば、固形糊(7)を筒体(3)から抜け落ちさせる原
因となるのは、一般に主として、下記の如くである。す
なわち、 a)使用中に、固形糊(7)の前端(7a)を紙面等の被塗布
面に強く押しつけた場合に、前記前端(7a)が拡径し、使
用後に固形糊(7)を筒体(3)内に収容する際に、前記拡
径した部分が、筒体(3)の前端縁(3a)にひっかかり、そ
のため尾栓(4)を回動させてスライダー(1)を筒体(3)
内で後退させると、固形糊(7)がスライダー(1)から抜
け落ちたり、前記固形糊(7)のちぎれ現象を生ずる。
防止しただけでは、固形糊(7)の筒体(3)からの抜け落
ちを、完全に防止することはできない。本発明者の研究
によれば、固形糊(7)を筒体(3)から抜け落ちさせる原
因となるのは、一般に主として、下記の如くである。す
なわち、 a)使用中に、固形糊(7)の前端(7a)を紙面等の被塗布
面に強く押しつけた場合に、前記前端(7a)が拡径し、使
用後に固形糊(7)を筒体(3)内に収容する際に、前記拡
径した部分が、筒体(3)の前端縁(3a)にひっかかり、そ
のため尾栓(4)を回動させてスライダー(1)を筒体(3)
内で後退させると、固形糊(7)がスライダー(1)から抜
け落ちたり、前記固形糊(7)のちぎれ現象を生ずる。
【0026】b)同様に使用中に、固形糊(7)の前端(7
a)を紙面等の被塗布面に強く押しつけた場合に、前記前
端(7a)が被塗布面に強く接着し、前記前端(7a)を被塗布
面から引き離す際に、前記強い接着力が、固形糊(7)を
筒体(3)から抜け落ちさせたり、前記ちぎれ現象を生じ
させる方向に作用する。
a)を紙面等の被塗布面に強く押しつけた場合に、前記前
端(7a)が被塗布面に強く接着し、前記前端(7a)を被塗布
面から引き離す際に、前記強い接着力が、固形糊(7)を
筒体(3)から抜け落ちさせたり、前記ちぎれ現象を生じ
させる方向に作用する。
【0027】c)固形糊(7)の外周面と、筒体(3)の内
周面との間には相応の抵抗があり、固形糊(7)の筒体
(3)からの繰出しと収容を繰返すうちに、漸次、固形糊
(7)がスライダー(1)から抜け落ちしたり、前記ちぎれ
現象を生じる。
周面との間には相応の抵抗があり、固形糊(7)の筒体
(3)からの繰出しと収容を繰返すうちに、漸次、固形糊
(7)がスライダー(1)から抜け落ちしたり、前記ちぎれ
現象を生じる。
【0028】本発明者は、前記の種々の原因に基づく、
固形糊(7)の抜け落ちを防止するには、前記固形糊(7)
のちぎれ現象の防止とともに、固形糊(7)のスライダー
(1)への装着保持力を、20N(ニュートン)以上に保持
すれば有効であるとの新しい知見を得た。
固形糊(7)の抜け落ちを防止するには、前記固形糊(7)
のちぎれ現象の防止とともに、固形糊(7)のスライダー
(1)への装着保持力を、20N(ニュートン)以上に保持
すれば有効であるとの新しい知見を得た。
【0029】この知見に基づいて研究した結果、前記係
止突起(10)(11)を、下記の式2を満足するように形成す
ればよいことが判明した。すなわち、 式2;Ca・P・(S1h1+S2h2+……+Snhn)/
{(h1+h2+……+hn)+(d1+d2+……+dn)}=
Na≧20 但し、 S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) なお、S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占める
部分を除く。 h1,h2,……,hn;n個の係止突起の夫々の隣接す
る係止突起間の距離(cm) d1,d2,……,dn;n個の係止突起の夫々の厚み(c
m) P;固形糊の硬度(N/cm2) Ca;定数 Na;固形糊の抜け力(N) 前記定数Caは、固形糊(7)の外周面と筒体(3)の内周
面との間の摩擦抵抗、筒体(3)の長さ等によって多少変
化するが、一般には、Ca=11.06×105となる。
止突起(10)(11)を、下記の式2を満足するように形成す
ればよいことが判明した。すなわち、 式2;Ca・P・(S1h1+S2h2+……+Snhn)/
{(h1+h2+……+hn)+(d1+d2+……+dn)}=
Na≧20 但し、 S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) なお、S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占める
部分を除く。 h1,h2,……,hn;n個の係止突起の夫々の隣接す
る係止突起間の距離(cm) d1,d2,……,dn;n個の係止突起の夫々の厚み(c
m) P;固形糊の硬度(N/cm2) Ca;定数 Na;固形糊の抜け力(N) 前記定数Caは、固形糊(7)の外周面と筒体(3)の内周
面との間の摩擦抵抗、筒体(3)の長さ等によって多少変
化するが、一般には、Ca=11.06×105となる。
【0030】また、式2において、各係止突起(10)(11)
の厚さが、実用上すべて無視し得るほど小さい場合、d
1+d2+……+dn=0として計算することもできる。
通常、隣接する係止突起(10)(11)間の離間距離の5分の
1以下程度であれば、実用上係止突起(10)(11)の厚さを
無視しても支障ない。
の厚さが、実用上すべて無視し得るほど小さい場合、d
1+d2+……+dn=0として計算することもできる。
通常、隣接する係止突起(10)(11)間の離間距離の5分の
1以下程度であれば、実用上係止突起(10)(11)の厚さを
無視しても支障ない。
【0031】式2において、d1+d2+……+dn=0
とした場合の前記定数Caの値は、同じく固形糊(7)の
外周面と筒体(3)の内周面との間の摩擦抵抗等によって
多少変化するが、通常は、Ca=9.49×105として計算す
ることができる。
とした場合の前記定数Caの値は、同じく固形糊(7)の
外周面と筒体(3)の内周面との間の摩擦抵抗等によって
多少変化するが、通常は、Ca=9.49×105として計算す
ることができる。
【0032】前記したように、固形糊(7)のちぎれによ
る抜け落ち現象を防止するには、一般的には式1を満足
するように、係止突起(10)(11)を形成することが好まし
い。しかし、固形糊(7)の硬度によっては、前記式1を
満足しない場合においても、固形糊(7)のちぎれによる
抜け落ち現象が生じない場合もある。
る抜け落ち現象を防止するには、一般的には式1を満足
するように、係止突起(10)(11)を形成することが好まし
い。しかし、固形糊(7)の硬度によっては、前記式1を
満足しない場合においても、固形糊(7)のちぎれによる
抜け落ち現象が生じない場合もある。
【0033】図4、図5は、式1を満足しないスライダ
ー(12)(13)の実施形態を示し、図3に対応する図であ
る。図4に示すスライダー(12)は、上下の係止突起(14)
(15)のうち、下側の係止突起(14)の面積S1が上側の係
止突起(15)の面積S2より大きく、板体(16)の面積S 0と
の関係で前記式1を満足しない場合である。
ー(12)(13)の実施形態を示し、図3に対応する図であ
る。図4に示すスライダー(12)は、上下の係止突起(14)
(15)のうち、下側の係止突起(14)の面積S1が上側の係
止突起(15)の面積S2より大きく、板体(16)の面積S 0と
の関係で前記式1を満足しない場合である。
【0034】図5に示すスライダー(13)は、上下の係止
突起(18)(19)のうち、上側の係止突起(19)の面積S2が
下側の係止突起(18)の面積S1より大きく、板体(20)の
面積S 0との関係で、前記式1を満足しない場合であ
る。なお、図4、図5において、符号(17)(21)は筒体を
示す。
突起(18)(19)のうち、上側の係止突起(19)の面積S2が
下側の係止突起(18)の面積S1より大きく、板体(20)の
面積S 0との関係で、前記式1を満足しない場合であ
る。なお、図4、図5において、符号(17)(21)は筒体を
示す。
【0035】図4、図5に示すように、式1を満足しな
い条件下、すなわち後記の式3を満足する条件下におい
ては、筒体(3)からの固形糊(7)の抜け落ちを防止する
ためには、下記の式4を満足するように係止突起(14)(1
5)(18)(19)を形成すればよい。すなわち、 式3;So−SM<S1+S2+……+Sn 式4;Cb・P・(S0−SM)=Nb≧20 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 P;固形糊の硬度(N/cm2) Cb;定数 Nb;固形糊の抜け力(N) 前記定数Cbは、前記定数Caの場合と同様に、固形糊
(7)の外周面と筒体(3)の内周面との間の摩擦抵抗等に
よって多少変化するが、通常は、Cb=5.50×105とすれ
ばよい。
い条件下、すなわち後記の式3を満足する条件下におい
ては、筒体(3)からの固形糊(7)の抜け落ちを防止する
ためには、下記の式4を満足するように係止突起(14)(1
5)(18)(19)を形成すればよい。すなわち、 式3;So−SM<S1+S2+……+Sn 式4;Cb・P・(S0−SM)=Nb≧20 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 P;固形糊の硬度(N/cm2) Cb;定数 Nb;固形糊の抜け力(N) 前記定数Cbは、前記定数Caの場合と同様に、固形糊
(7)の外周面と筒体(3)の内周面との間の摩擦抵抗等に
よって多少変化するが、通常は、Cb=5.50×105とすれ
ばよい。
【0036】図6,図7は、他の実施形態のスライダー
(22)(23)を示し、図3に対応する図である。図6に示す
実施形態は、上下の円板状の係止突起(24)(25)の径を板
体(26)から遠方に離れるに従って、順次、小さくしてあ
る。なお符号(27)は筒状体を示す。
(22)(23)を示し、図3に対応する図である。図6に示す
実施形態は、上下の円板状の係止突起(24)(25)の径を板
体(26)から遠方に離れるに従って、順次、小さくしてあ
る。なお符号(27)は筒状体を示す。
【0037】図7に示す実施形態で、上下の円板状の係
止突起(28)(29)の径を、板体(30)から遠方に離れるに従
って、順次、小さくするとともに、筒状体(31)を円錐状
に形成してある。
止突起(28)(29)の径を、板体(30)から遠方に離れるに従
って、順次、小さくするとともに、筒状体(31)を円錐状
に形成してある。
【0038】前記式1〜式4は、筒状体(9)(17)(21)(2
7)(31)の径が、図3〜図6に示すように、一定の場合に
良好に適用されるが、図7に示すように、円錐状である
場合も、実用上、ほぼ支障なく適応させることができ
る。
7)(31)の径が、図3〜図6に示すように、一定の場合に
良好に適用されるが、図7に示すように、円錐状である
場合も、実用上、ほぼ支障なく適応させることができ
る。
【0039】
【実施例】実施例1
図3に示すスライダー(1)について、
S0=πR0 2−πr2
S1=πR1 2−πr2,S2=πR2 2−πr2
S1=S2=SM,Ca=11.06×105とし、
式1および式2(但しNa=21Nとする)を満足するよ
うに P=0.000055N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm R1=R2=0.5cm,S0=πR0 2−πr2=1.65cm2 S1=S2=πR1 2−πr2=0.5cm2 h1=h2=0.3cm d1=d2=0.05cmとして係止突起(10)(11)を設計してス
ライダー(1)を5個製作した。この5個の各スライダー
(1)に、前記の硬度P=0.000055N/cm2の固形糊(7)
を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(1)から抜け落
ちる向きの引抜き力20Nを負荷したが、いずれも固形糊
(7)のちぎれ現象もなく、かつスライダー(1)から抜け
落ちることもなかった。
うに P=0.000055N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm R1=R2=0.5cm,S0=πR0 2−πr2=1.65cm2 S1=S2=πR1 2−πr2=0.5cm2 h1=h2=0.3cm d1=d2=0.05cmとして係止突起(10)(11)を設計してス
ライダー(1)を5個製作した。この5個の各スライダー
(1)に、前記の硬度P=0.000055N/cm2の固形糊(7)
を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(1)から抜け落
ちる向きの引抜き力20Nを負荷したが、いずれも固形糊
(7)のちぎれ現象もなく、かつスライダー(1)から抜け
落ちることもなかった。
【0040】比較例1
図3に示すスライダー(1)について、
S0=πR0 2−πr2
S1=πR1 2−πr2,S2=πR2 2−πr2
S1=S2=SM,Ca=11.06×105とし、式1のみを満足
し、式2(但しNa=16Nとする)を満足しないよう
に、 P=0.000055N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm R1=R2=0.43cm,S0=πR0 2−πr2=1.65cm2 S1=S2=πR1 2−πr2=0.31cm2 h1=h2=0.3cm d1=d2=0.05cmとして係止突起(10)(11)を設計してス
ライダー(1)を5個製作した。この5個の各スライダー
(1)に、前記の硬度P=0.000055N/cm2の固形糊(7)
を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(1)から抜け落
ちる向きの引抜き力を負荷した。引抜き力は、10Nから
漸次増大させたところ、平均して、ほぼ17Nの負荷時点
において、固形糊(7)の、係止突起(10)(11)間、および
係止突起(10)と板体(8)間に嵌入している部分が破損し
て、固形糊(7)が、スライダー(1)から抜け落ちた。
し、式2(但しNa=16Nとする)を満足しないよう
に、 P=0.000055N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm R1=R2=0.43cm,S0=πR0 2−πr2=1.65cm2 S1=S2=πR1 2−πr2=0.31cm2 h1=h2=0.3cm d1=d2=0.05cmとして係止突起(10)(11)を設計してス
ライダー(1)を5個製作した。この5個の各スライダー
(1)に、前記の硬度P=0.000055N/cm2の固形糊(7)
を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(1)から抜け落
ちる向きの引抜き力を負荷した。引抜き力は、10Nから
漸次増大させたところ、平均して、ほぼ17Nの負荷時点
において、固形糊(7)の、係止突起(10)(11)間、および
係止突起(10)と板体(8)間に嵌入している部分が破損し
て、固形糊(7)が、スライダー(1)から抜け落ちた。
【0041】実施例2
図4に示すスライダー(12)について、
S0=πR0 2−πr2
S1=πR1 2−πr2,S2=πR2 2−πr2
S1=SM,Cb=5.50×105とし、式3および式4(但
し、Nb=21Nとする)を満足するように P=0.000065N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm, R1=0.63cm,R2=0.46cm,S0=πR0 2−πr2=1.65
cm2, S1=πR1 2−πr2=1.0cm2,S2=πR2 2−πr2=0.4
cm2, h1=h2=0.3cmとして、係止突起(14)(15)を設計して
スライダー(12)を5個製作した。この5個の各スライダ
ー(12)に、前記の硬度P=0.000065N/cm2の固形糊
(7)を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(12)から抜
け落ちる向きの引抜き力19Nを負荷したが、いずれも固
形糊(7)のちぎれ現象もなく、かつスライダー(12)から
抜け落ちることもなかった。
し、Nb=21Nとする)を満足するように P=0.000065N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm, R1=0.63cm,R2=0.46cm,S0=πR0 2−πr2=1.65
cm2, S1=πR1 2−πr2=1.0cm2,S2=πR2 2−πr2=0.4
cm2, h1=h2=0.3cmとして、係止突起(14)(15)を設計して
スライダー(12)を5個製作した。この5個の各スライダ
ー(12)に、前記の硬度P=0.000065N/cm2の固形糊
(7)を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(12)から抜
け落ちる向きの引抜き力19Nを負荷したが、いずれも固
形糊(7)のちぎれ現象もなく、かつスライダー(12)から
抜け落ちることもなかった。
【0042】実施例3
図5に示すスライダー(12)について、
S0=πR0 2−πr2
S1=πR1 2−πr2,S2=πR2 2−πr2
S2=SM,Cb=5.50×105とし、式3および式4(但
し、Nb=21Nとする)を満足するように P=0.000065N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm, R1=0.46cm,R2=0.63cm,S0=πR0 2−πr2=1.65
cm2, S1=πR1 2−πr2=0.4cm2,S2=πR2 2−πr2=1.0
cm2, h1=h2=0.3cmとして、係止突起(18)(19)を設計して
スライダー(13)を5個製作した。この5個の各スライダ
ー(13)に、前記の硬度P=0.000065N/cm2の固形糊
(7)を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(13)から抜
け落ちる向きの引抜き力19Nを負荷したが、いずれも固
形糊(7)のちぎれ現象もなく、かつスライダー(13)から
抜け落ちることもなかった。
し、Nb=21Nとする)を満足するように P=0.000065N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm, R1=0.46cm,R2=0.63cm,S0=πR0 2−πr2=1.65
cm2, S1=πR1 2−πr2=0.4cm2,S2=πR2 2−πr2=1.0
cm2, h1=h2=0.3cmとして、係止突起(18)(19)を設計して
スライダー(13)を5個製作した。この5個の各スライダ
ー(13)に、前記の硬度P=0.000065N/cm2の固形糊
(7)を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(13)から抜
け落ちる向きの引抜き力19Nを負荷したが、いずれも固
形糊(7)のちぎれ現象もなく、かつスライダー(13)から
抜け落ちることもなかった。
【0043】比較例2
図4に示すスライダー(12)について、S0=πR0 2−π
r2 S1=πR1 2−πr2,S2=πR2 2−πr2 S1=SM,Cb=5.50×105とし、式3のみを満足し、式
4を満足しないように、 P=0.000065N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm, R1=0.67cm,R2=0.43cm,S0=πR0 2−πr2=1.65
cm2, S1=πR1 2−πr2=1.15cm2,S2=πR2 2−πr2=0.
29cm2, h1=h2=0.3cmとして、係止突起(14)(15)を設計して
スライダー(12)を5個製作した。この5個の各スライダ
ー(12)に、前記の硬度P=0.000065N/cm2の固形糊
(7)を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(12)から抜
け落ちる向きの引抜き力を負荷した。引抜き力は、10N
から漸次増大させたところ、平均して、ほぼ18Nの負荷
時点において、固形糊(7)の、係止突起(14)(15)間、お
よび係止突起(14)と板体(12)間に嵌入している部分が破
損して、固形糊(7)が、スライダー(12)から抜け落ち
た。
r2 S1=πR1 2−πr2,S2=πR2 2−πr2 S1=SM,Cb=5.50×105とし、式3のみを満足し、式
4を満足しないように、 P=0.000065N/cm2,r=0.3cm,R0=0.785cm, R1=0.67cm,R2=0.43cm,S0=πR0 2−πr2=1.65
cm2, S1=πR1 2−πr2=1.15cm2,S2=πR2 2−πr2=0.
29cm2, h1=h2=0.3cmとして、係止突起(14)(15)を設計して
スライダー(12)を5個製作した。この5個の各スライダ
ー(12)に、前記の硬度P=0.000065N/cm2の固形糊
(7)を装着し、各固形糊(7)に、スライダー(12)から抜
け落ちる向きの引抜き力を負荷した。引抜き力は、10N
から漸次増大させたところ、平均して、ほぼ18Nの負荷
時点において、固形糊(7)の、係止突起(14)(15)間、お
よび係止突起(14)と板体(12)間に嵌入している部分が破
損して、固形糊(7)が、スライダー(12)から抜け落ち
た。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。 (1) 請求項1記載の発明によれば、本発明のスライダ
ーに装着された固形糊は、その後端の外周面が露出して
いるため、固形糊の使用残部を少なくして可及的有効に
接着の用に供することができるとともに、固形糊の後端
近傍がちぎれることにより、固形糊が繰出容器から抜け
落ちるという現象を防止することができる。
ることができる。 (1) 請求項1記載の発明によれば、本発明のスライダ
ーに装着された固形糊は、その後端の外周面が露出して
いるため、固形糊の使用残部を少なくして可及的有効に
接着の用に供することができるとともに、固形糊の後端
近傍がちぎれることにより、固形糊が繰出容器から抜け
落ちるという現象を防止することができる。
【0045】(2) 請求項2記載の発明によれば、固形
糊が使用中に被塗布面に強く接着した場合、あるいは、
使用後に固形糊を筒体に収容する際などに、固形糊の後
端のうち、スライダーの係止突起間または係止突起と板
体間に嵌入している部分が破壊されて、固形糊がスライ
ダーから抜け落ちることを有効に防止することができ
る。
糊が使用中に被塗布面に強く接着した場合、あるいは、
使用後に固形糊を筒体に収容する際などに、固形糊の後
端のうち、スライダーの係止突起間または係止突起と板
体間に嵌入している部分が破壊されて、固形糊がスライ
ダーから抜け落ちることを有効に防止することができ
る。
【0046】(3) 請求項3記載の発明によれば、上記
(2)項の効果を奏するスライダーを容易に設計し製作す
ることができる。
(2)項の効果を奏するスライダーを容易に設計し製作す
ることができる。
【0047】(4) 請求項4記載の発明によれば、実用
上、上記(2)項に記載の効果を奏するスライダーを、得
ることができる。
上、上記(2)項に記載の効果を奏するスライダーを、得
ることができる。
【0048】(5) 請求項5記載の発明によれば、上記
(4)項に記載の効果を奏するスライダーを容易に設計し
製作することができる。
(4)項に記載の効果を奏するスライダーを容易に設計し
製作することができる。
【0049】(6) 請求項6記載の発明によれば、上記
(2)項に記載と同様な効果を奏するスライダーを得るこ
とができる。
(2)項に記載と同様な効果を奏するスライダーを得るこ
とができる。
【0050】(7) 請求項7記載の発明によれば、上記
(6)項に記載の効果を奏するスライダーを容易に設計し
製作することができる。
(6)項に記載の効果を奏するスライダーを容易に設計し
製作することができる。
【0051】(8) 請求項8記載の発明によれば、上記
(1)項〜(7)項に記載の効果を有効に奏するスライダー
を得ることができる。
(1)項〜(7)項に記載の効果を有効に奏するスライダー
を得ることができる。
【0052】(9) 請求項9記載の発明によれば、スラ
イダーの構造が比較的簡単になり、製作が容易である。
イダーの構造が比較的簡単になり、製作が容易である。
【0053】(10) 請求項10記載の発明によれば、固
形糊の後端外周部の部分を可及的有効に接着の用に供す
ることができる。
形糊の後端外周部の部分を可及的有効に接着の用に供す
ることができる。
【図1】本発明の一実施形態のスライダーを備えた固形
糊繰出容器の中央縦断面図である。
糊繰出容器の中央縦断面図である。
【図2】図1におけるスライダーの上方斜視図である。
【図3】図2に示すスライダーの中央縦断面図である。
【図4】本発明のスライダーの別の実施形態を示す中央
縦断面図である。
縦断面図である。
【図5】同じく、本発明のスライダーの別の実施形態を
示す中央縦断面図である。
示す中央縦断面図である。
【図6】同じく、本発明のスライダーの別の実施形態を
示す中央縦断面図である。
示す中央縦断面図である。
【図7】同じく、本発明のスライダーの別の実施形態を
示す中央縦断面図である。
示す中央縦断面図である。
【図8】従来の固形糊繰出容器の中央縦断面図である。
(1)スライダー
(2)固形糊繰出容器
(3)筒体
(3a)前端縁
(4)尾栓
(5)ネジ杆
(6)案内突条
(7)固形糊
(7a)前端
(7b)後端
(7c)前部
(8)板体
(9)筒状体
(10)(11)係止突起
(12)(13)スライダー
(14)(15)係止突起
(16)板体
(17)筒状体
(18)(19)係止突起
(20)板体
(21)筒状体
(22)(23)スライダー
(24)(25)係止突起
(26)板体
(27)筒状体
(28)(29)係止突起
(30)板体
(31)筒状体
(01)筒体
(02)尾栓
(03)ネジ杆
(04)案内突条
(05)スライダー
(06)固形糊
(07)キャップ
Claims (10)
- 【請求項1】 筒体の一端に装着された尾栓の回動によ
り、尾栓と一体に形成されたネジ杆を筒体内で回動させ
ることによって、そのネジ杆との螺合と、筒体内周面に
軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、筒体
内を昇降させるスライダーを備え、そのスライダーに柱
状の固形糊を装着させて、筒体より固形糊の先端を出没
自在とするための固形糊繰出容器に用いるスライダーで
あって、前記ネジ杆を貫通させる板体における、固形糊
を装着させる側の中央部に、ネジ杆を螺合させる筒状体
を設けるとともに、その筒状体に、外方に向けて突出す
る単数あるいは複数の係止突起を一体に形成してなるス
ライダーにおいて、下記の式1を満足するように、前記
係止突起を形成したことを特徴とする固形糊繰出容器用
のスライダー。 式1;So−SM≧S1+S2+……+Sn 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 - 【請求項2】 前記式1とともに、下記の式2を満足す
るように、前記係止突起を形成したことを特徴とする請
求項1記載の固形糊繰出容器用のスライダー。 式2;Ca・P・(S1h1+S2h2+……+Snhn)/
{(h1+h2+……+hn)+(d1+d2+……+dn)}=
Na≧20 但し、 S0;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2……,Snのうち面積が最大のものの面積
(cm2) なお、S0,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 h1,h2,……,hn;n個の係止突起の夫々の隣接す
る係止突起間の距離(cm) d1,d2,……,dn;n個の係止突起の夫々の厚み(c
m) P;固形糊の硬度(N/cm2) Ca;定数 Na;固形糊の抜け力(N) - 【請求項3】 前記定数Caの値をCa=11.06×105とし
たことを特徴とする請求項2記載の固形糊繰出容器用の
スライダー。 - 【請求項4】 前記各係止突起の厚みが、実用上すべて
無視し得るほど小さい場合に、前記式2においてd1+
d2+……+dn=0とすることを特徴とする請求項2記
載の固形糊繰出容器用のスライダー。 - 【請求項5】 前記定数Caの値をCa=9.49×105 とし
たことを特徴とする請求項4記載の固形糊繰出容器用の
スライダー。 - 【請求項6】 筒体の一端に装着された尾栓の回動によ
り、尾栓と一体に形成されたネジ杆を筒体内で回動させ
ることによって、そのネジ杆との螺合と、筒体内周面に
軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、筒体
内を昇降させるスライダーを備え、そのスライダーに柱
状の固形糊を装着させて、筒体より固形糊の先端を出没
自在とするための固形糊繰出容器に用いるスライダーで
あって、前記ネジ杆を貫通させる板体の、固形糊を装着
させる側の中央部に、ネジ杆を螺合させる筒状体を設け
るとともに、その筒状体に、外方に向けて突出する単数
あるいは複数の係止突起を一体に形成してなるスライダ
ーにおいて、下記の式3と式4を同時に満足するよう
に、前記係止突起を形成したことを特徴とする固形糊繰
出容器用のスライダー。 式3;So−SM<S1+S2+……+Sn 式4;Cb・P・(S0−SM)=Nb≧20 但し、 So;板体の上面の面積(cm2) S1,S2,……,Sn;n個の係止突起の夫々の下面の面
積(cm2) SM;S1,S2,……,Snのうち面積が最大のものの面
積(cm2) なお、So,S1,S2,……,Snの面積は、筒状体の占
める部分を除く。 P;固形糊の硬度(N/cm2) Cb;定数 Nb;固形糊の抜け力(N) - 【請求項7】 前記定数Cbの値をCb=5.50×105 とし
たことを特徴とする請求項6記載の固形糊繰出容器用の
スライダー。 - 【請求項8】 前記すべての係止突起を、円板状または
多角形状の同一形状にしたことを特徴とする請求項1〜
7のいずれかに記載の固形糊繰出容器用のスライダー。 - 【請求項9】 前記すべての係止突起の夫々の下面の面
積(S1,S2,……,Sn)を同一としたことを特徴とす
る請求項8記載の固形糊繰出容器用のスライダー。 - 【請求項10】 前記係止突起を円板状として、前記筒
状体の軸方向に複数形成し、かつ、前記板体から遠方に
離れるに従って、順次、係止突起の径を小さく形成した
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の固形
糊繰出容器用のスライダー。
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